JPH07286441A - 旋回ブームと支持フレームとを備えた作業車 - Google Patents

旋回ブームと支持フレームとを備えた作業車

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JPH07286441A
JPH07286441A JP6326502A JP32650294A JPH07286441A JP H07286441 A JPH07286441 A JP H07286441A JP 6326502 A JP6326502 A JP 6326502A JP 32650294 A JP32650294 A JP 32650294A JP H07286441 A JPH07286441 A JP H07286441A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 車両のプロフィールを大きくすることな
く、支持フレームを構成するビームを長くできるような
ガイド部材を構成し、長さや突出量の大きなブームを支
持可能にする。 【構成】 車両フレームに配置された旋回装置11上
に搭載される旋回ブーム12と、車両プロフィール内に
引き込まれるビーム19、20、21、22と、このビ
ーム19、20、21、22をガイドするために車両に
固定されたガイド部材31、32、33、34とをそな
えた支持フレーム39、43とを備えた、作業車におい
て、前記ガイド部材31、32、33、34が、所定幅
を有する前記車両プロフィールの長手方向側面部35、
36の間において延出し、かつ、前記車両フレームの長
手方向に平行な面に接する状態で配設され、かつ、前記
長手方向側面部35、36の前記長手方向の後方部35
a、36aから、前記車両フレームの中心部に向けて内
側前方に延出し、この中心部から更に、前記長手方向側
面部35、36の前方部35b、36bに向けて延出し
てなる、略同心円状の弓形形状である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両フレームに配置さ
れた旋回装置上に搭載される旋回ブームと、車両プロフ
ィール内に引き込まれるビームと、このビームをガイド
するために車両に固定されたガイド部材とを備えた支持
フレームとを備え、かつ、支持フレームと旋回ブームと
が連動可能である作業車に関する。
【0002】
【従来の技術】かかる作業車は、種々の目的のための走
行車両として構成されたものである。本発明に係る作業
車は、特に、コンクリート用ポンプを備えたものであっ
て、前記ブームは、このポンプから供給されるコンクリ
ートを排出する、コンクリート供給管を有している。
【0003】この種のハイパワーな作業車は、通常、大
きく突出するブームを備えている。コンクリートポンプ
作業車においては、走行時においてブームの突出を避け
るために、ブームを複数の可動ジョイント部に分割して
走行時に折り畳み可能にする必要がある。このようなブ
ームはかなりの高さに達し、その突出量と長さに応じた
傾動モーメントを発生する。支持フレームは、この傾動
モーメントを車両のベース部に移すことによって車両が
ブームと共に転倒することを防止する。この種の作業車
においては、作業能力をより高くすると言う需要に応じ
て、走行時における車両のプロフィールを維持しながら
も、ブームの長さ、旋回半径を増加することが求められ
ている。一方、コンクリートポンプ車において、超過幅
を有する車両において課せられる特殊輸送の規制を避け
るために、車両の幅が許容範囲を越えないように押さえ
ることが重要である。
【0004】前記支持フレームは、特にその旋回装置が
ブームの全回転旋回を許容する構成においては、一般的
に4点支持フレームとして構成される。これは、支持フ
レームにとって、車両の横方向(車両幅と平行な方向)
軸芯周りのモーメントよりも、車両の長手方向軸芯周り
のモーメントの方が問題が多いからである。その理由の
一つは、この種の作業車は、長手軸芯周りよりも、横軸
芯周りにおいて遥かに大きなモーメントを発生する構造
となっており、このモーメントによってブームの傾動モ
ーメントが相殺されるからである。これは、作業車全体
の重心位置と重量に起因するものである。
【0005】一方、本発明は、コンクリートポンプとコ
ンクリート分配用ブームとをそのシャーシに搭載した、
公知の車両をその基本構造とするものであり、前記ブー
ムの旋回装置は、通常のこの種の作業車の構成と同様
に、運転席の近傍において、シャーシ又は、シャーシの
サブフレームに取り付けられる。一方、コンクリートポ
ンプの供給ホッパは、車両の後部に取り付けられ、更
に、コンクリート供給装置を構成する部材は車両の中央
部に配置されている。この車両において、4点支持フレ
ームとして4本のビームが設けられている。そのうち、
前方の2本のビームは、車両本体に固定された複数の伸
縮部材を有し、前記ビームは、運転席と旋回装置の近傍
から、車両前方部にまで延出可能な状態に配設されてい
る。これに対して、後方の2本のビームは、直線状のテ
レスコピック構造体(伸縮構造体)内に収納されてい
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記両
ガイド部材と、その内部で移動可能なビームとは、走行
時において車両幅範囲内に納められなければならないの
で、ガイド部材は、車両走行時において、幾分収縮して
ビームの自由端部に配置された下部支持部材がその内部
に伸縮可能に納められるように構成されている。これに
よって、前方支持フレームにおいては、ビームの伸張長
さが短くなり、従って、ガイド部材の長さも短くなる。
又、車両の後部へ向かって延出するガイド部材とビーム
とが凸湾曲していることにより、支持フレームは前方へ
車両の長手方向軸芯にまで延出することになり、これに
よって支持ポイントと車両の長手方向軸芯との間の横方
向(車両幅方向と平行な方向)の距離が短くなる。従っ
て、従来の車両は、長さと突出量の大きなブームや、あ
るいは全回転式のブームを構成するには適していないと
いう問題点があった。
【0007】また、通常、旋回ギア等によりブームを旋
回させるにあたり、横軸芯周りのモーメントのみに限定
させることはできないので、その支持フレームの長さも
それに応じて長くなり、よってビームも長くなり、この
ような長いビームを走行時において車両のプロフィール
の範囲内に収納することは困難であると言う問題点もあ
った。
【0008】そこで、上記従来技術の有する問題点を解
決するため、車両のプロフィールを大きくすることな
く、より長いビームをそのプロフィール内に収納可能に
することを目的とする。従って、支持フレームの長さも
それに応じて長くして、長さと突出量の大きなブーム
や、あるいは全回転式のブームを構成可能にすることを
目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の一体式旋回ブームと支持フレームとを備え
た作業車の特徴構成は、車両フレームに配置された旋回
装置上に搭載される旋回ブームと、車両プロフィール内
に引き込まれるビームと、このビームをガイドするため
に車両に固定されたガイド部材とをそなえた支持フレー
ムとを備えた作業車であって、前記ガイド部材が、所定
幅を有する前記車両プロフィールの長手方向側面部の間
において延出し、かつ、前記車両フレームの長手方向に
平行な面に接する状態で配設され、かつ、前記長手方向
側面部の前記長手方向の後方部から、前記車両フレーム
の中心部に向けて内側前方に延出し、この中心部から更
に、前記長手方向側面部の前方部に向けて延出してなる
点である。
【0010】本発明の第2特徴構成は、上記第1特徴構
成において、前記作業車は、さらに、前記ガイド部材が
配置される中空部を備え、この中空部と前記ビームとが
テレスコピック構造体を形成している点である。本発明
の第3特徴構成は、上記第1、又は第2特徴構成におい
て、前記支持フレームの前記ガイド部材は、前記旋回装
置の近傍から円弧状に延出する第1ガイド部材と、車両
の後部の領域から延出する第2ガイド部材を備えてなる
点である。本発明の第4特徴構成は、上記第1〜第3特
徴構成において、前記支持フレームは、前方支持フレー
ムと後方支持フレームとからなり、前記前方支持フレー
ムは一対のビームを備え、前記後方支持フレームは一対
のビームを備え、これら一対のビームがそれぞれ車両の
前記長手方向側面部の間においてガイドされるべく構成
される点である。
【0011】本発明の第5特徴構成は、上記第1〜第4
特徴構成において、前記ガイド部材は、弓状に形成さ
れ、かつ、一つの共通の水平面において同心円状に配設
されている点である。本発明の第6特徴構成は、上記第
1〜第4特徴構成において、前記ガイド部材は、弓状に
形成され、かつ、複数の水平面において同心円上に配設
されている点である。本発明の第7特徴構成は、上記第
1〜第3特徴構成において、前記支持フレームが互いに
異なった形状である、前方支持フレームと後方支持フレ
ームとからなり、前記前方支持フレームのガイド部材
が、前記旋回装置に連動するべく構成されてなる点であ
る。
【0012】本発明の第8特徴構成は、上記第7特徴構
成において、前記後方支持フレームが、回動可能なロッ
カとして形成されたビームを有し、前記ロッカの回動支
軸である接続部材が、前記旋回装置の近傍に設けられて
いる点である。本発明の第9特徴構成は、上記第8特徴
構成において、前記ロッカの前記接続部材は、前記ビー
ムがガイドされる前記ガイド部材の端部の側方に配設さ
れている点である。本発明の第10特徴構成は、上記第
2〜第9特徴構成において、前記ガイド部材が配置され
る中空部と前記ビームとにより、テレスコピック構造体
を構成し、このテレスコピック構造体は前記車両に固定
された駆動装置を備えると共に、前記ビームによって、
押し込みテレスコピック構造体が形成されている点であ
る。
【0013】本発明の第11特徴構成は、上記第10特
徴構成において、前記駆動装置が、前記車両のシャーシ
に固定されたモータと、押しだしテレスコピック構造体
である固定された歯付きラックと、この歯付きラックに
係合するモータピニオンとを備えてなる点である。本発
明の第12特徴構成は、上記第10特徴構成において、
前記駆動装置が、前記車両のシャーシに固定されたウイ
ンチロープを有し、このウインチロープが前記テレスコ
ピック構造体の外側弓状側方部に位置するように案内さ
れるとともに、前記シャーシに固定されたモータによっ
て駆動される点である。本発明の第13特徴構成は、上
記第10特徴構成において、前記駆動装置が、前記車両
のシャーシに固定された、中間ギアを介してチェーンス
プロケットを駆動するモータを備え、前記チェーンスプ
ロケットによって係合された少なくとも一つのチェーン
が前記ビームに接続されてなる点である。
【0014】本発明の第14特徴構成は、上記第1〜第
13特徴構成において、前記テレスコピック構造体の前
記ガイド部材のプロフィールが箱型矩形形状に構成され
てなる点である。本発明の第15特徴構成は、上記第9
〜第13特徴構成において、前記テレスコピック構造体
の前記ガイド部材のプロフィールが、筒状に形成されて
なる点である。本発明の第16特徴構成は、上記第1〜
第15特徴構成において、前記テレスコピック構造体は
摺動案内構造に構成されてなる点である。本発明の第1
7特徴構成は、上記第1〜第15特徴構成において、前
記テレスコピック構造体は、ローラアセンブリ内で案内
されるべく構成されてなる点である。
【0015】
【作用】上記の本発明の特徴構成によれば、以下の作用
・効果を有する。即ち、ガイド部材とビームとが車両長
手方向軸芯に平行な平面に接する方向に向けて弓状に形
成されることによって、支持フレームは車両の側方部に
向けて更に延出することができ、これによって車両の長
手軸芯方向の一側方又は両側方周りでの傾動モーメント
を効果的に相殺、又は実害のない程度に軽減することが
できる。前記ガイド部材は、その二つの端部ともに、車
両の特定のプロフィール側方部に近づくので、必要な旋
回延出幅に基づく長さを有し、かつ、走行時において車
両のプロフィール内に納まるビームを構成することがで
きる。
【0016】又、本発明の特徴構成によれば、少なくと
も前方支持フレームが前述のように構成される。これ
は、ブームの旋回装置の配置を車両の長手方向中心部か
ら前方部へと変位させる時に、前方支持フレームの横幅
が大きくすることが重要だからである。つまり、旋回装
置を前方部へ移動するにともない、かかる横幅を大きく
する必要がある。特に、コンクリートポンプ車において
は、そのコンクリートポンプが車両フレームに収納され
ているので重要である。尚、コンクリートポンプは車両
の後尾に取り付けられているので、配置構成の点からみ
れば、ブームは前方に突出するのが好ましい。
【0017】さらに、前記支持フレームの第1ガイド部
材は旋回装置の近傍から延出した円弧状に配置し、第2
ガイド部材は車両の後部の領域から延出しているので、
構造が簡単となる。さらに、前記ガイド部材の曲線を車
両の中心部へ更に変位させることが可能である。また、
ビームの長さとガイド部材の長さの最適化をも達成する
ことが出来る。本発明においては、車両の前方のみなら
ず、更に、後方にも支持フレームが設けられ、これによ
って、車両の負荷(傾動モーメント)を受ける側が更に
後方においても支持されることになる。この後方支持フ
レームに必要なガイド部材は、最適な支持幅を達成する
ために、車両の後尾の領域から延出することが望まし
い。
【0018】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、車両の
プロフィールを従来構造に比べて大きくすることなく、
より長いビームをそのプロフィール内に収納可能にする
ことができた。従って、支持フレームの長さもそれに応
じて長くして、長さと突出量の大きなブームや、あるい
は全回転式のブームを構成することが可能になった。
【0019】
【実施例】まず、本発明に係る第1実施例を図1及び図
2に基づいて説明する。トラックシャーシ1は、運転席
2と、その前部に設けられたシングルタイヤ式操縦アセ
ンブリ3、4と、シャーシビーム5とを有し、このシャ
ーシビーム5には、ダブルタイヤ式後輪車軸6、7、
8、9が懸架されている。本実施例においては、前記シ
ャーシビーム5にコンクリートポンプが搭載されてお
り、ミキサーからこのコンクリートポンプにコンクリー
トを供給する供給ホッパ10が車両の後尾部に配置され
ている。
【0020】運転席2の後方には、コンクリート分配用
ブーム12の旋回装置11が設けられている。この旋回
装置11は、フレーム14に取り付けられ、このフレー
ム14は、サブフレーム15を介してシャーシフレーム
5に取り付けられている。ブーム12は、水平作動接続
部材16を介して枢支されるとともに、複数の部分に分
割され、これら複数部分が複数の接続部材(図示せず)
によって相互に連結されている。これによって、このブ
ーム2を図2の参照番号17に示すように折り畳むこと
ができる。反対に展開することによってこのブーム2を
伸張することが出来るがその状態は特に図示されていな
い。ブーム12の旋回装置は、公知の駆動手段により、
車両の前後方向に移動可能な構成をとることもできる。
【0021】その全体を参照番号18によって示す保持
フレームが、サブフレーム15上に取り付けられてい
る。図1及び図2の実施例は、4本のビーム19、2
0、21、22を使用した4点支持構造に関するもので
あり、このビーム19〜22は、それぞれその自由端部
には支持部材23、24、25、26が設けられてい
る。これらの支持部材23〜26は実質的に同一の構成
でありテレスコピック構造(入れ子構造)になってい
る。外側テレスコピック部材27がビーム19〜22に
取り付けられ、一方、内側テレスコピック部材28は、
支持圧力を支持面30に伝えるベースプレート29を備
えている。内側テレスコピック部材28は、外側テレス
コピック部材27に対して相対的に伸縮可能に移動す
る。
【0022】図2において、前記支持部材23〜26の
車両走行時における状態が実線によって示されている。
一方、図2の右側の運転席2の領域において、一点鎖線
で示しているが、図1において一点鎖線によって示す領
域において、前記支持部材23〜26の引き出された状
態が一点鎖線によって示されている。この状態では、内
側テレスコピック部材28は、外側テレスコピック部材
27に対して延びており、ベースプレート29により車
両が支持面30上で持ち上げられる。また、フレーム
5、ビーム19〜22及び支持部材23〜26から成る
耐トーション構造体がブーム12からの力を支持面30
へと移動させている状態が示されている。
【0023】前記ビーム19〜22は、図2に示す、一
つの水平面44においてガイド部材31〜34とそれぞ
れ連動している。これらガイド部材31〜34は、ほ
ぼ、車両プロフィールの長手方向両側面部35、36の
間に位置し、かつ、この車両の長手方向軸芯に平行な平
面に接する状態に配置される。長手方向右側面部35と
左手方向左側面部36の車両幅方向の寸法Wは、コンク
リートポンプ車等に要求される許容範囲を越えない所定
幅に設定される。ガイド部材31は、車両プロフィール
の長手両側面部35の長手方向の後方35aから、シャ
ーシビーム5によって構成される車両の長手方向中心線
に向かって(図1に示す、ほぼDの方向に向かって)内
側前方に延出し、更に、そこから車両プロフィールの長
手方向側面部35の前方35bへ向かって外方に延出し
ている。
【0024】ガイド部材32もガイド部材31とほぼ同
様の形態に延出している。ただし、図1のように、ガイ
ド部材32はガイド部材31に対して、車両の幅方向か
らみて内側に配置されている。ガイド部材31、32は
共に車両の内側に突出した弓型形状、又は、略円弧形状
をしている。いずれの形状にせよ、ガイド部材31、3
2は同一の形状にしておく方が、部品数の削減やコスト
低減の点から好ましい。また、円弧形状に構成する場合
には、ガイド部材31、32の形状を同心円状にしてお
けば、スペースの有効利用の面から好ましいが、ガイド
部材31、32の形状は少し異なる形状になる。従っ
て、部品数の削減の点を優先するのであれば、円弧形状
にする場合にも、ガイド部材31、32を同一形状にす
ることは好ましい。ガイド部材34とガイド部材31、
ガイド部材33とガイド部材32とは、それぞれシャー
シビーム5に対して、即ち、車両の長手方向に対し、線
対称な構成である。
【0025】これらのビーム19〜22は、ガイド部材
31〜34の湾曲の頂部を車両の軸芯方向(長手方向)
により近づけるほど長くすることができる。どの程度近
づけられるかは、例えば、コンクリートポンプ用の供給
装置等の、車両の長手方向中心部に収納されなければな
らない他の構造体の配置構造によってのみ、限定され
る。ビーム19〜22を長くすれば、前方支持フレーム
39の横幅方向の長さY1及び後方支持フレーム43の
長さY2することが出来るので、安定した支持構造を達
成できる。しかも、車両幅方向の寸法Wを所定の許容寸
法内に押さえることもできる。
【0026】支持フレームは図1の一点鎖線で示すよう
な、略矩形の支持フレームを構成し、前方支持フレーム
39と、後方支持フレーム43とを有している。前記一
対の支持フレーム39、43は、それぞれ、一対のビー
ム20、21又は19、22を有し、これらビーム対2
0、21又は19、22のいずれか一方のビーム対は、
前記車両プロフィール35又は36によって決まるいず
れかの車両側方部に配置されている。この4点支持構造
の利点は、図1において一点鎖線によって示されている
ように、前記ビーム19〜22がそれぞれのガイド部材
31〜34から車両の外方へ出て、支持部材23〜26
が出された状態において、即時に車両全体を持ち上げる
ことが出来ることである。なお、前方支持フレーム39
を構成する、一対のビーム20、21を第1ビーム、ガ
イド部材32、33を第1ガイド部材といい、後方支持
フレーム43を構成する、一対のビーム19、22を第
2ビーム、ガイド部材31、34を第2ガイド部材と言
う。
【0027】前記ガイド部材31〜34は、中空部37
内に収納される。これらガイド部材31〜34を、ビー
ム19〜22を確実に回転案内するようなスライド式ガ
イド部材に構成してもよい。又、ビーム19〜22が中
空部37内でスムースに移動できるように、これらガイ
ド部材の一部又は全部をローラ部材(ローラアセンブ
リ)から構成してもよい。これら中空部37とビーム1
9〜22とが、図2においてその全体を参照番号38に
よって示すテレスコピック構造体38(入れ子構造)を
構成するのである。つまり、ビーム19〜22は押し込
みテレスコピック構造体を構成する。また、このビーム
19〜2を駆動するラック等が押しだしテレスコピック
構造体を構成する。なお、駆動手段の詳細は後述する。
【0028】なお、本実施例においては、特に旋回装置
11が車両の中心部から前方支持フレーム39の方向で
ある前方に向けて変位されるタイプの車両についても、
応用できる。かかる実施態様についても、前方支持フレ
ーム39の形状を後方支持フレーム43にも適用するこ
とが好ましい。このような車両は、後方支持ポイント2
3、26も車両側方部に変位させることができ、これに
よって車両のその長手軸芯周りでの傾動モーメントをよ
り効果的に相殺、又は、実害のない程度に軽減できると
いう利点を有する。
【0029】また、支持フレーム39、43と旋回ブー
ム12とが連動可能な構成であることが好ましい。例え
ば、旋回ブーム12が旋回する前に、あらかじめ、ビー
ム19〜22を伸張させて支持フレーム39、43を構
成し、その後に旋回ブーム12を旋回させる構成であ
る。あるいは、旋回ブームの動きに連動してビーム19
〜22を連動して作動する構成でもよい。かかる構成に
すれば、効率よく支持フレーム39、43をセッティン
グすることができる。連動させる具体的な構成として
は、例えば、旋回装置11の駆動機構とビーム19〜2
2とを機械的に連動させるものがあげられる。この駆動
機構に設けられたモーターに連動するギアによって、ビ
ーム19〜22を駆動するものがあげられる。
【0030】(第2実施例)図3に示す第2実施例にお
いては、支持部材24、25をそれぞれ備えた前方支持
フレーム39を構成するガイド部材32、33が、旋回
装置11の近傍の領域のポイント位置40、41から、
円弧状に延出している。前方支持フレーム39は、更
に、車両の後尾部に取り付けられた別の支持フレーム4
3によって補足され、そのガイド部材31、34は、後
尾部の近傍のポイント位置41a、42から延出してい
る。この延出開始部とは、前記ガイド部材31〜34の
テレスコピック構造体38の反対側の端部のことであ
る。
【0031】図1及び2の第1実施例においては、すべ
てのガイド部材31〜34が弓状であり、かつ、前述し
た状態に配置されている。第1実施例と図3、4の第2
実施例との唯一の相違点は、第1実施例においては図
1、図2に示されているように、ガイド部材31〜34
が、矢印44で示される共通の水平面内において同心円
状に配置されていることにあるのに対して、第2実施例
においては、ガイド部材31〜34は、図4において矢
印45、46によって示される異なった平行な水平面に
おいて互いに上下に配置されている。つまり、図3に示
すように、ガイド部材31と32は車両上面からみてほ
ぼ重なった状態に配置される。ガイド部材33と34も
同様である。かかる構成により、車両の幅方向寸法Wを
第1実施例に比べて小さくすることも可能となる。
【0032】ガイド部材31〜34を、一つの共通水平
面内に同心円状に配置する場合には、車両のその水平面
の上方及び下方に更に自由空間が得られる。この空間を
利用して、必要な部材の配置をすることも出来る。これ
に対して、前記ガイド部材が異なった水平面上に配置さ
れる第2実施例においては、ガイド部材31〜34の長
さを最適化することができ、これらガイド部材31〜3
4を車両のプロフィールの範囲内に納めることが出来る
とともに、その車両の高さ方向において、利用可能な空
間をガイド部材31〜34を収納することに利用するこ
とが可能となる。
【0033】(第3実施例)次に、図5〜図10の第
3、第4、第5実施例においては、前方支持フレーム3
9と後方支持フレーム43とは互いに異なった形状に構
成されている。すべての実施例の共通点は、前方支持フ
レーム39が弓状ガイド部材32、33を有し、これら
ガイド部材32、33がそれに対応する湾曲形状のビー
ム20、21を備えていることである。これによって、
図1及び図3の第1、第2実施例に示されているよう
に、運転席2の高さにおける車両1の側方延出幅Y1を
最大にすることが可能である。
【0034】図5〜図8の第3、第4実施例において、
前方支持フレーム39と異なった形状に構成された後方
支持フレーム43は、ロッカ47、48を使用してお
り、これらロッカ47、48の延出幅Y2は、前記ビー
ム20、21の延出幅Y1よりも短い。これによって、
図3及び図4の、第2実施例の支持部材23〜26がコ
ーナーに配置された矩形構成のフレームとは異なり、前
記コンクリートポンプの供給ホッパ10を備えた車両後
部側に短辺を有する台形状のフレーム構成が提供され
る。
【0035】ロッカ47、48の接続部材は、ガイド部
材32、33の内側端部49、50の側方部もしくは近
傍に配設されている、接続部材51と52とにおいて回
動可能に枢支されている。これによって、車両の走行時
においてこれらロッカ47、48の全長を、車両プロフ
ィールの両側面部35、36の間に確実に納めることが
出来る。ちなみに、図5の実線がロッカ47、48の収
納状態であり、一点鎖線がロッカ47、48を引き出し
た状態である。ロッカ47、48の収納状態では、その
一側面部47a,48aは、車両側面部35、36と一
致、又は、ほぼ一致する。かかる構成により、車両の幅
方向寸法Wを所定の幅に納めることが出来る。接続部材
51、52は、第1ガイド部材32、33の端部49、
50の側方に配設されている。端部49、50は、第1
ビーム20、21が収納された場合におけるストッパ的
役割を果たすものである。なお同様に、第1、第2実施
例における第2ガイド部材31、34についても第2ビ
ーム19、22のストッパ的役割を果たす端部が設けら
れている。
【0036】(第4実施例)図5及び図6の第3実施例
に対して、図7及び図8の第4実施例のロッカ接続部材
53、54は、旋回装置11の近傍に同様に配設され
る。ロッカ47、48は、ロッカ接続部材に枢支され、
その周りに回動可能に支持される。これによって、車両
の走行時においてこれらロッカ47、48の全長を、車
両プロフィールの両側面部35、36の間に確実に納め
ることが出来る。ちなみに、図7の実線がロッカ47、
48の収納状態であり、一点鎖線がロッカ47、48を
引き出した状態である。ロッカ47、48の収納状態で
は、その一側面部47a、48aは、車両側面部35、
36と一致、又は、ほぼ一致する。かかる構成により、
車両の幅方向寸法Wを所定の幅に納めることが出来る。
ロッカ47、48の先端に設けられる支持部材23、2
6の自由端部が、車両走行時において、即ち、ロッカ4
7、48の収納状態において、固定車軸として設けられ
た両後輪車軸55、56の間に位置するように構成され
ている。一方、図5及び図6の第4実施例においては、
支持部材23、26は前方支持部材24、25の側方に
移動する。
【0037】上記のように、必要に応じて、後方支持フ
レーム43を前方支持フレーム39とは異なった形状に
形成することができる。かかる構成により、必要な構造
の細部に関して十分な設計上の自由を提供することがで
きる。これによって、後方支持フレーム43に、ガイド
部材をこの支持フレームに接続するための接続部材5
3、54を備えさせることが出来る。この接続部材5
3、54は、旋回装置11の近傍の領域に配設されて、
車両のプロフィールの長さ方向の空間をフルに利用する
ことを可能にすることができる。また、このような接続
部材は、第3実施例のように、車両の後尾部に向けて更
に変位した位置に配置することも可能であり、これによ
って、通常、後方支持フレーム43の延出幅Y2を最適
化することもできる。
【0038】(第5実施例)図9及び図10の第5実施
例においても、前方支持フレーム39の構成は、前述の
すべての実施例と同じ構成である。しかし、その後方支
持フレーム43は、ロッカではなく、後方固定車軸55
の後方でかつ、コンクリートポンプの供給容器10の前
方に配置される引出し横ビーム58、59により構成さ
れる。従って、車両走行時において、支持部材23、2
4を、車両の長手方向プロフィールの両側面部35、3
6の間に位置させることが可能である。
【0039】テレスコピック構造体38の詳細な構造は
特に図示されていないが、機械式駆動によって、ビーム
19〜22は、弓状テレスコピック構造体の湾曲形状に
対応して湾曲された歯付きラックに係合し、かつ、車両
シャーシに固定配置されたモータによって駆動させるモ
ータピニオンを介する伝動力によって、出入り駆動され
る。このテレスコピック構造体38の円弧もしくは弓形
形状は、特に図1及び図2の実施例に示されている。こ
のテレスコピック構造体の半径及び位置は、図1に示す
ように、点A、B、C、Dによって決まる。点A
(A’)は、ビーム20、21の伸張状態における支持
部材24または25の位置によつて決まる。そして、こ
の位置は、ブーム2の傾動モーメントに対する反力によ
って設定される。点B(B’)は、ビーム20、21が
出入りする際に通過する点であり、この点B(B’)
は、車両の走行時、即ち、ビーム20、21の収納状態
における支持部材24、25の位置に対応する。そし
て、この点の側方には、該テレスコピック構造体の線対
称側端部が位置する。
【0040】点C(C’)は、車両の長手方向両側方部
35、36のいずれか一方上に位置するとともに、前記
テレスコピック構造体38の端部、即ち、ビーム20、
21が車両プロフィールから外方へ突出する前にカバー
することが可能な軌跡を構成する。車両の中心に向けて
最も内方に突出した点D(D’)と、前記二つのガイド
部材32、33との間の距離が、この車両のシャーシの
中心部に搭載される部材配置用の自由空間に対応する。
【0041】このように前記テレスコピック構造体38
は、安定性のよい箱型フレーム構造として形成されるの
で、ビーム20、21を正確な弓形形状にすることは必
ずしも必要ではない。これらの場合、前記駆動手段とし
て、テレスコピック構造体38の外側弓状側方部に位置
するべくガイドされるロープと、シャーシに固定配置さ
れたモータによって駆動されるウィンチとから構成して
もよい。更に、シャーシに固定配置されたモータによっ
てチェーンスプロケットを介して駆動されるチェーンホ
イスト装置を駆動手段として使用することも可能であ
る。
【0042】前記ビーム19〜22をテレスコピック構
造体38に収納する本発明の実施例によれば、更に、支
持フレーム39、43の取扱いを大幅に簡略化すること
ができる。その理由は、長さと負荷が大きな大重量のビ
ーム19〜22を、手動によって動かす必要がなく、こ
れらビーム19〜22を専用の駆動装置によって自動で
動かすことが出来るからである。このように構成するこ
とによって、前記専用駆動装置は、ビーム19〜22の
移動する範囲を全自動で制御できるように構成されるの
で、安全性の面でも有利である。
【0043】通常、車両プロフィール部に箱状矩形形状
を与えることによって、箱型矩形断面形状のテレスコピ
ックガイド構造体38を提供することが出来る。このよ
うにプロフィールを構成することによって、自動的に、
ビームの軸芯周りにおける高い強度を得ることができ
る。また、車両プロフィール部あるいはテレスコピック
構造体38の断面を筒状に構成することも可能である。
【0044】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構造に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係る平面図
【図2】本発明の第1実施例に係る側面図
【図3】本発明の第2実施例に係る平面図
【図4】本発明の第2実施例に係る側面図
【図5】本発明の第3実施例に係る平面図
【図6】本発明の第3実施例に係る側面図
【図7】本発明の第4実施例に係る平面図
【図8】本発明の第4実施例に係る側面図
【図9】本発明の第5実施例に係る平面図
【図10】本発明の第5実施例に係る側面図
【符号の説明】
11 旋回装置 12 旋回ブーム 19、20、21、22 ビーム 31、32、33、34 ガイド部材 35、36 長手方向側面部 39 前方支持フレーム 43 後方支持フレーム

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両フレームに配置された旋回装置(1
    1)上に搭載される旋回ブーム(12)と、車両プロフ
    ィール内に引き込まれるビーム(19、20、21、2
    2)と、このビーム(19、20、21、22)をガイ
    ドするために車両に固定されたガイド部材(31、3
    2、33、34)とをそなえた支持フレーム(39、4
    3)とを備えた、作業車であって、前記ガイド部材(3
    1、32、33、34)が、所定幅を有する前記車両プ
    ロフィールの長手方向側面部(35、36)の間におい
    て延出し、かつ、前記車両フレームの長手方向に平行な
    面に接する状態で配設され、かつ、前記長手方向側面部
    (35、36)の前記長手方向の後方部(35a、36
    a)から、前記車両フレームの中心部に向けて内側前方
    に延出し、この中心部から更に、前記長手方向側面部
    (35、36)の前方部(35b、36b)に向けて延
    出してなる、旋回ブームと支持フレームとを備えた作業
    車。
  2. 【請求項2】 前記作業車は、さらに、前記ガイド部材
    (31、32、33、34)が配置される中空部(3
    7)を備え、この中空部(37)と前記ビーム(19、
    20、21、22)とがテレスコピック構造体(38)
    を形成している、請求項1に記載の作業車。
  3. 【請求項3】 前記支持フレーム(39、43)の前記
    ガイド部材(31、32、33、34)は、前記旋回装
    置(11)の近傍から円弧状に延出する第1ガイド部材
    (32、33)と、車両の後部の領域から延出する第2
    ガイド部材(31、34)を備えてなる、請求項1又は
    2に記載の作業車。
  4. 【請求項4】 前記支持フレーム(39、43)は、前
    方支持フレーム(39)と後方支持フレーム(43)と
    からなり、前記前方支持フレーム(39)は一対のビー
    ム(20、21)を備え、前記後方支持フレーム(4
    3)は一対のビーム(19、22)を備え、これら一対
    のビーム(19、20、21、22)がそれぞれ車両の
    前記長手方向側面部(35、36)の間においてガイド
    されるべく構成される、請求項1〜3いずれか1項に記
    載の作業車。
  5. 【請求項5】 前記ガイド部材(31、32、33、3
    4)は、弓状に形成され、かつ、一つの共通の水平面
    (44)において同心円状に配設されている、請求項1
    〜4いずれか1項に記載の作業車。
  6. 【請求項6】 前記ガイド部材(31、32、33、3
    4)は、弓状に形成され、かつ、複数の水平面(45,
    46)において同心円上に配設されている、請求項1〜
    4いずれか1項に記載の作業車。
  7. 【請求項7】 前記支持フレーム(39、43)が互い
    に異なった形状である、前方支持フレーム(39)と後
    方支持フレーム(43)とからなり、前記前方支持フレ
    ーム(39)のガイド部材(32、33)が、前記旋回
    装置(11)に連動するべく構成されてなる、請求項1
    〜3いずれか1項に記載の作業車。
  8. 【請求項8】 前記後方支持フレーム(43)が、回動
    可能なロッカ(47、48)として形成されたビームを
    有し、前記ロッカ(47、48)の回動支軸である接続
    部材(53、54)が、前記旋回装置(11)の近傍に
    設けられている、請求項7に記載の作業車。
  9. 【請求項9】 前記ロッカ(47、48)の前記接続部
    材(51、52)は、前記ビーム(20、21)がガイ
    ドされる前記ガイド部材(32、33)の端部(49、
    50)の側方に配設されている、請求項8に記載の作業
    車。
  10. 【請求項10】 前記ガイド部材(31、32、33、
    34)が配置される中空部(37)と前記ビーム(1
    9、20、21、22)とにより、テレスコピック構造
    体(38)を構成し、このテレスコピック構造体(3
    8)は前記車両に固定された駆動装置を備えると共に、
    前記ビーム(19、20、21、22)によって、押し
    込みテレスコピック構造体が形成されている、請求項2
    〜9いずれか1項に記載の作業車。
  11. 【請求項11】 前記駆動装置が、前記車両のシャーシ
    に固定されたモータと、押しだしテレスコピック構造体
    である固定された歯付きラックと、この歯付きラックに
    係合するモータピニオンとを備えてなる、請求項10に
    記載の作業車。
  12. 【請求項12】 前記駆動装置が、前記車両のシャーシ
    に固定されたウインチロープを有し、このウインチロー
    プが前記テレスコピック構造体(38)の外側弓状側方
    部に位置するように案内されるとともに、前記シャーシ
    に固定されたモータによって駆動される、請求項10に
    記載の作業車。
  13. 【請求項13】 前記駆動装置が、前記車両のシャーシ
    に固定された、中間ギアを介してチェーンスプロケット
    を駆動するモータを備え、前記チェーンスプロケットに
    よって係合された少なくとも一つのチェーンが前記ビー
    ム(19、20、21、22)に接続されてなる、請求
    項10に記載の作業車。
  14. 【請求項14】 前記テレスコピック構造体(38)の
    前記ガイド部材(31、32、33、34)のプロフィ
    ールが箱型矩形形状に構成されてなる、請求項1〜13
    いずれか1項に記載の作業車。
  15. 【請求項15】 前記テレスコピック構造体(38)の
    前記ガイド部材(31、32、33、34)のプロフィ
    ールが、筒状に形成されてなる、請求項9〜13いずれ
    か1項に記載の作業車。
  16. 【請求項16】 前記テレスコピック構造体(38)は
    摺動案内構造に構成されてなる、請求項1〜15いずれ
    か1項に記載の作業車。
  17. 【請求項17】 前記テレスコピック構造体(38)
    は、ローラアセンブリ内で案内されるべく構成されてな
    る、請求項1〜15いずれか1項に記載の作業車。
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