JPS637396A - めつき装置およびそのクランプ治具 - Google Patents

めつき装置およびそのクランプ治具

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JPS637396A
JPS637396A JP14970386A JP14970386A JPS637396A JP S637396 A JPS637396 A JP S637396A JP 14970386 A JP14970386 A JP 14970386A JP 14970386 A JP14970386 A JP 14970386A JP S637396 A JPS637396 A JP S637396A
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JP
Japan
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workpiece
plating
clamp
current
jig
Prior art date
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Pending
Application number
JP14970386A
Other languages
English (en)
Inventor
Toyomitsu Amada
天田 豊光
Toshio Abe
俊夫 阿部
Keiji Aeba
饗庭 恵司
Shigeyuki Abe
阿部 重行
Hitoshi Usuda
仁志 薄田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Toyo Giken Kogyo KK
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Toyo Giken Kogyo KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔概 要〕 プリント配線基板のような板状の被処理物を通電バーに
取付けたクランプ治具により挟持して吊下げ、被処理物
をめっき液中に浸漬してめっき処理を行なう場合、クラ
ンプ治具のクランプ先端部を、被処理物に接触する通電
部を除き樹脂コーティングする。また、被処理物の上縁
や両側縁に近接して補助極を設2する。
〔産業上の利用分野〕
本発明は、プリント配線基板のような板状の被処理物の
めっき装置及びこのめっき装置における被処理物のクラ
ンプ治具に関する。
〔従来の技術〕
従来のめっき装置におけるクランプ弐治具は、主にステ
ンレスE (SUS304材)を用いてコーティング無
しで直接被処理物の上端を5〜10+nクランプし、被
処理物周囲にはなにも補助極等は設置していなかった為
、クランプ先端部周囲(先端部より201■まで位の領
域)の被処理物表面のめっき膜厚は、クランプ先端部の
補助極効果により他の表面に比べ、2以下の膜厚しか析
出しなかった。又、被処理物上端及び両端は、各端部よ
り2011Iまで位の領域は、被処理物自体のエツジ効
果によりめっき膜厚が他の表面に比べ2〜5倍多く析出
する状態であった。この為、プリント配線基板の有効板
取り寸法が制限され、外周寸法より20mm位の内側領
域だけが有効寸法とされ、板取りにおける歩留りが悪か
った。
〔発明が解決しようとする問題点〕
本発明は、上記のようなめっき装置において、クランプ
治具自体の補助極としての効果や板状被処理物自体のエ
ツジ効果によりめっき膜厚が不均一となるのを防止し、
歩留りを向上することである。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明によれば、通電バーに取付けたクランプ治具によ
り板状の被処理物を挟持して吊下げると共に、通電バー
よりクランプ治具を介して被処理物に給電し、被処理物
をめっき液中に浸漬してめっき処理を行なうクランプ治
具において、前記クランプ治具のクランプ先端部は、被
処理物に接触する通電部を除き樹脂コーティングされて
いることを特徴とする板状被処理物のクランプ治具が提
供される。
また、本発明によれば、通電バーに複数個取付けたクラ
ンプ治具により板状の被処理物を挟持して吊下げると共
に、通電バーよりクランプ治具を介して被処理物に給電
し、該被処理物をめっき液中に浸漬してめっき処理を行
なうめっき装置において、被処理物の上縁及び/又は両
側縁に近接しかつ該上縁及び/又は両側縁に沿って延び
る帯状又は棒状の補助極を配置し、該補助極にも通電す
ることを特徴とする板状被処理物のめっき装置が提供さ
れる。
〔作 用] 本発明では、クランプ先端部の被処理物接解面(通電面
)のみを残し、他を樹脂コーティングすることにより絶
縁し、補助極効果を防止したことによりクランプ先端部
周囲のめっき厚をそれ以外の被処理物表面のめっき膜厚
と同等程度まで改善することができる。又、被処理物上
端及び/又は両側縁の被処理物自体によるエツジ効果に
よるめっき膜厚の増加を、補助極への通電により抑制す
ることができる。
〔実施例〕
第1図は持ち運び可能な水平の通電バー1に略等間隔に
複数個のクランプ治具10 (10a 、 10b)を
取付けた状態を示し、クランプ治具10はプリント配線
基板のような複数の板状の被処理物2を挟持して吊り下
げている。銅(Cu)より成る通電バー1の両端にフッ
ク部3があり、めっき槽4上部にある適切な支持部(図
示せず)に打トけることにより、被処理物2はめっき槽
4内のめっき液5に浸される。
第2図はクランプ治具10を示すもので、支点ビン11
を中心にして互いに枢動可能に取付けられた一対のクラ
ンプアーム20 、30から成り、支点ビン11の上方
に取付けたスプリング12によりクランプアーム20 
、30の先端(下端)部21,31が相互の方向に弾性
的に付勢され、クランプ部を形成するクランプアーム3
0の上端部は通電バー1に固着され、クランプ部が通電
バー1の下側になるように配置されている。
クランプアーム30の先端部31には、被処理物2の上
縁に近接しかつこの上縁に沿って延びる帯板状のステン
レスE (SUS304)等から成る補助極6が取付け
られる。この補助極6は第1図に示すように複数のクラ
ンプ治具10の全部にわたって通電バー1と平行に延び
ており、通電バー1よりクランプ治具10のクランプア
ーム30を介して通電される。第1図において、両端の
クランプ治具10a、10bは被処理物2をクランプす
るのではなく、帯板状のm (Cu)等から成る補助極
7゜8の上端をそれぞれクランプし、これらの補助極7
.8を被処理物2の両側縁に近接してかつこれらの両側
縁に沿って垂直方向に延びるように支持している。これ
らの補助極7,8は通電バー1よりクランプ治具10a
、10bを介して給電される。
帯板状の補助極6,7,8は、補助極表面に形成された
めっき膜がめつき応力又はめっき剥離応力によって剥が
れるのを防止するために、第2図に示すように直径1〜
101程度の多数の六9が形成されている。補助極のめ
っき膜は穴9の内部表面にも形成され剥がれにくくなる
第3図において、クランプ治具10のクランプ先端部2
1 、31は、被処理物2に接触する通電部を除き樹脂
コーティング22 、32により絶縁されている。第3
図の実施例では、通電部はステンレス柵(SUS304
)等で形成された通電板4oより成る。
この通電板40はその上端40aが樹脂コーティングさ
れていないクランプアーム30の部分にボルト・ナツト
41で固着され、中間部分40bがややクランプアーム
20側へ湾曲し、クランプアーム20の下端まで延びた
先端部40Cが再びクランプアーム20側へわずか変形
している。中間部分40bにはボルト・ナツト42によ
り前述の補助電極6を取付けている。通電板4oの先端
部40cの変形は、被処理物2を通電板40を挟んでク
ランプアーム20 、30間でクランプした時の通電f
& 40     ”と被処理物2との接触抵抗を小さ
くする為である。
被処理物2への給電は通電バー1よりクランプ治具10
のクランプアーム30.ボルト・ナツト41、通電板4
0を介して行なわれる。
めっき処理に際しては、第1図に示すように、被処理物
2がクランプ治具10により挟持されて吊り下げられた
状態でめっき槽4内のめっき液5に浸される。この時、
補助電極6,7,8もめっき液5に浸されている。通電
バー1よりめっき治具10.10a 、 10bを介し
て被処理物2および補助電極6,7,8に電流(例えば
500 A )が与えられる。
クランプ治具10のクランプ先端部21 、31は樹脂
コーティング22 、32により絶縁されているのでク
ランプ治具10自体が補助極として作用することはなく
、従ってクランプ治具10のクランプ先端部近傍の被処
理物2のめっき膜厚を他の部分と同程度とすることがで
きた。また、被処理物2の上端や両側端はそれに近接し
て補助極6,7,8があるため、被処理物自体のエツジ
効果による析出量増加が抑えられ、エツジ効果による膜
厚増加を上端より1〜2龍、また両側端より1〜2龍と
いうごく狭い範囲におさえることができた。これにより
、従来の板取りに比べ、板取り効率(歩留り)が約20
%向上した。
〔発明の効果〕
以上のように本発明によれば、板状の被処理物をめっき
する際、クランプ治具自体による補助極効果や被処理物
自体のエツジ効果を抑制することによりめっき品の歩留
りを改善することができる。
また、補助極6,7,8を支持するにつき、クランプ治
具10.10a 、 10b目体を使用することができ
、構造が簡単である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のめっき装置の概略図、第2図はクラン
プ治具の斜視図、第3図はクランプ治具先端に樹脂コー
ティングを施し、通電板を取付けた状態を示す図である
。 l・・・通電バー、   2・・・被処理物、5・・・
めっき液、    6,7,8・・・補助極、9・・・
穴、       10・・・クランプ治具20 、3
0・・・クランプアーム、 21 、31・・・先端クランプ部、 22 、32・・・樹脂コーティング、40・・・通電
板。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、通電バーに取付けたクランプ治具により板状の被処
    理物を挟持して吊下げると共に、通電バーよりクランプ
    治具を介して被処理物に給電し、被処理物をめっき液中
    に浸漬してめっき処理を行なう被処理物のクランプ治具
    において、前記クランプ治具のクランプ先端部は、被処
    理物に接触する通電部を除き樹脂コーティングされてい
    ることを特徴とするめっき装置における被処理物のクラ
    ンプ治具。 2、通電バーに複数個取付けたクランプ治具により板状
    の被処理物を挟持して吊下げると共に、通電バーよりク
    ランプ治具を介して被処理物に給電し、該被処理物をめ
    っき液中に浸漬してめっき処理を行なうめっき装置にお
    いて、被処理物の上縁及び/又は両側縁に近接しかつ該
    上縁及び/又は両側縁に沿って延びる帯状又は棒状の補
    助極を配置し、該補助極にも通電することを特徴とする
    板状被処理物のめっき装置。 3、被処理物の上縁に沿った補助極は複数のクランプ治
    具の先端部に取付けられる特許請求の範囲第2項記載の
    めっき装置。 4、被処理物の両側縁に沿った補助極は、被処理物を保
    持する以外の通電バーに取付けたクランプ治具により挟
    持されかつ吊下げられる特許請求の範囲第2項記載のめ
    っき装置。 5、板状の補助極には1〜10mm径の多数の穴が設け
    られている特許請求の範囲第2項記載のめっき装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011127193A (ja) * 2009-12-18 2011-06-30 Chuo Seisakusho Ltd 連続垂直搬送式めっき装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS4933U (ja) * 1972-04-05 1974-01-05
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JPS5827027U (ja) * 1981-08-14 1983-02-21 日産車体株式会社 スライド式ワ−クセツト装置
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