JPS6373290A - アクテイブマトリクス用素子 - Google Patents

アクテイブマトリクス用素子

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JPS6373290A
JPS6373290A JP61217046A JP21704686A JPS6373290A JP S6373290 A JPS6373290 A JP S6373290A JP 61217046 A JP61217046 A JP 61217046A JP 21704686 A JP21704686 A JP 21704686A JP S6373290 A JPS6373290 A JP S6373290A
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electrode layer
semiconductor layer
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liquid crystal
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JP61217046A
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English (en)
Inventor
浩志 小林
佐藤 拓生
校條 浩
眞一 西
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Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、液晶、エレクトロルミネセンス(EL)、エ
レクトロクロミズム(EC)等の表示要素からなるマト
リクス型表示装71において、当該表示要素を駆動する
ために用いられるアクティブマトリクス用素子に関する
ものである。
〔発明の背景〕
液晶、EL、EC等の表示要素からなるマトリクス型表
示装置においては、解像度が高く精細な画像を得るため
には、高密度のマトリクス構成が必要とされる。このよ
うな要請に答える技術として、近年においては、各表示
素子をスイッチング素子によって直接的に駆動する、い
わゆるアクティブマトリクス表示が注目されている。
斯かるスイッチング素子としては、従来、薄膜トランジ
スタ等の3端子素子、あるいは薄膜ダイオード、バリス
タ、MIM(金属層と絶縁体層と金属層との積層体)等
の2端子素子を用いることが提案されている。
しかして、バリスタ、MIM等の素子は、しきい値電圧
(電流が急激に増大するときの電圧)が相当高いため大
きな駆動電圧を必要とし、その結果アクティブマトリク
ス表示のスイッチング素子として用いる場合には、消費
電力が増大する問題点がある。また、薄膜トランジスタ
は、薄膜ダイオードに比して、製造に手間を要する等の
難点がある。
これに対して、薄膜ダイオードは、 (1)素子の構成が簡易で微細なマトリクス構造を有す
る表示装置を高い歩留まりで製造することができること
、 (2)表示品質が良好なこと、 等の優れた点を有し、アクティブマトリクス表示に用い
るスイッチング素子として好適である。
薄膜ダイオードをアクティブマトリクス表示におけるス
イッチング素子として用いた例としては、例えば[ジャ
パンディスプレイ ”83J (N、5zydlo。
et al、+ Japan Display ’83
. Proc、 IDRC,、第416〜418頁(1
983) )  に記載されているように、ショットキ
ーダイオードを直列かつ逆方向に接続(バック・トウ・
バンク・ダイオード)した例、特開昭59−57273
号公報に記載されているように、PINダイオードある
いはショットキーダイオードを並列かつ逆方向に接続(
リングダイオード)した例等が知られている。
斯かる従来のバック・トウ・バック・ダイオードを用い
て構成された液晶セルの一例を第4図に示す、同図にお
いて、81は上基板、82は下基板、83は対向電極層
、84は画素電極層、85および86は配向層、87は
液晶層、88はパッシベーション層、90はバック・ト
ウ・バンク・ダイオードよりなるアクティブマトリクス
用素子である。このアクティブマトリクス用素子90に
おいて、91はn9型半導体よりなる導電層、92は半
導体層、93.94はそれぞれショットキーバリアを形
成するための金属層、95は走査電極層、96は画素電
極層と一体的に形成された電極層である。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、上記構成のアクティブマトリクス用素子
90においては、製造工程において必要とされるマスク
の数が多く、シかもパッシベーション層88を形成する
という手間を要し、さらには当該パッシベーション層8
8に走査電極層95および電極層96を形成するための
開口部を形成しなければならず、結局製造工程数が多く
て歩留まりが低下する問題点がある。またアクティブマ
トリクス用素子の形態が凹凸の顕著なものであるため、
当該素子を構成する各層の剥離あるいは断線等の損傷が
生じやすく、この点からも歩留まりが低下する問題点が
あり、また液晶セルを構成する場合において配向角の均
一な配向層を形成することが困難となり、その結果配向
不良が生ずる問題点がある。
〔発明の目的〕
本発明は、以上の如き事情に基いてなされたものであっ
て、その目的は、製造工程数が少なくて高い歩留まりで
製造することができる構造を有し、しかも凹凸の少ない
平坦な形態を有するアクティブマトリクス用素子を提供
することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明のアクティブマトリクス用素子は、直列かつ逆方
向に接続された一対の薄膜ダイオードよりなるアクティ
ブマトリクス用素子において、前記一対の薄膜ダイオー
ドは、基板上に互いに離間して形成された2つの第1電
極層と、これらの第1電極層上にそれぞれ積層された半
導体層と、これらの半導体層上に一体的に積層され、か
つ前記半導体層のそれぞれとの間においてショットキー
バリアが形成される第2T!1極層とを有してなること
を特徴とする。
〔発明の作用効果〕
本発明めアクティブマトリクス用素子によれば、2つの
第1電極層が基板上に直接形成される構造であるため、
当該第1電極層を極めて平坦な形態とすることができ、
しかも容易に均一な厚さの層とすることができ、その結
果第1電掻層の基板に対する接着性が格段に向上し、剥
離、断線等の発生を十分に防止することができる。
そしてこれらの第1電極層のそれぞれに半導体層を積層
し、さらにこれらの半導体層上に一体的に第2電極層を
積層する構造であるため、素子の全体が極めて平坦な形
態となり、従って素子を構成する各層の剥離あるいは断
線等の損傷を十分に防止することができて信頌性の高い
素子を形成することができ、しかも当該素子を例えば液
晶セルの駆動用スイッチング素子として用いる場合には
配向角の均一性の高い配同層を容易に形成することが可
能となる。
またバンシベーション層を必要としない簡華な層構成で
あるので、素子の製造工程数が少なく、また必要とされ
るマスクの数も少な(て済み、その結果高い歩留まりで
アクティブマトリクス用素子を製造することができ、生
産性が格段に向上する。
〔発明の具体的構成〕
本発明においては、基本的には、基板上に2つの第1電
極層を互いに離間する状態に形成し、これらの2つの第
1電極層のそれぞれのとに半導体層を積層する。そして
これら2つの半導体層の上に、当該半導体層のそれぞれ
との間においてショットキーバリアが形成される第2電
極層を一体的にすなわち一対の薄膜ダイオードに共通と
なるよう積層し、もって直列かつ逆方向に接続された一
対の薄膜ダイオードよりなるアクティブマトリクス用素
子を構成する。
前記基板としては、特に限定されないが、例えば溶融石
英、ホウケイ酸ガラス、r 7059ガラス」(コーニ
ンク社製)、「テンパックスガラス」 (イエナー社製
)等を好ましく用いることができる。
前記第11a極層を形成する材料としては、当該第1電
極層とこれに積層された半導体層との間でオーミンク接
触が可能な材料、あるいは当該第1電極層とこれに積層
された半導体層との間に形成されるショットキーバリア
の大きさが、この半導体層とこれに積層された第2電極
層との間に形成されるショットキーバリアの大きさより
低いものであれば特に限定されず、種々の導電性材料を
用いて、種々の薄膜形成方法、例えば真空蒸着法、電子
ビーム蒸着法、スパッタリング法、プラズマCVD法等
により形成することができる。具体的には、例えばクロ
ム(Cr) 、ニッケル(Ni)、ニクロム(Ni −
Cr) 、アルミニウム(A1)、モリブデン団0)、
マグネシウム(Mg)等の金属材料を用いて真空蒸着法
、電子ビーム蒸着法、スパッタリング法等により第1電
極層を形成してもよいし、あるいは例えば5iHe(シ
ラン)に対してPHff(ホスフィン)を1体積%以上
含んだ5IHaとPHsとの混合ガスを主成分ガスとし
て用いてプラズマCVD法により第1!極層を形成して
もよい。この第1!極層の厚さは、特に限定されないが
、例えば1000人〜1n程度であることが好ましく、
特に好ましくは1000〜3000人程度である。
前記半導体層を構成する材料は特に限定されるものでは
ないが、例えば不純物を含まないアモルファスシリコン
(a −Sl : H) 、リン(P)あるいはヒ素(
AS)等を不純物として含むアモルファスシリコン(a
 −3i : H) 、フッ素化アモルファスシリコン
(a−5i: F : H) 、ポリシリコン(pol
y  St)、アモルファスシリコンカーバイド(a 
−5iC: H)、アモルファス窒化シリコン(a−3
iN : H) 、アモルファスシリコンゲルマニウム
(a −3iGe : H) 、テルル(Te) 、セ
レン(Se)等を用いることができる。また半導体層の
構成は特に限定されず、例えば1型半導体層よりなる単
層構造であってもよいし、またn型半導体層もしくはn
型半導体層とn型半導体層とを組合せた多層構造であっ
てもよい。
また半導体層の形成方法としては各種の薄膜形成方法を
用いることができる。具体的には、例えばプラズマCV
D (化学的気相成長)法、熱CVD(化学的気相成長
)法、真空蒸着法、スパッタリング法、イオンブレーテ
ィング法等の方法を好ましく用いることができる。
例えばプラズマCVD法により半導体層を形成する場合
には、シリコン原子、水素原子、リン原子等を含む、S
iHa 、P Hx等のガスを主成分とし、あるいは必
要に応じてさらに窒素原子またはフッ素原子を含む、N
Z 、NH3,5iF4等のガスを加えたものを主成分
とし、これらにアルゴン、H2等の希釈ガスを加えてな
るガスを用いることができる。
この半導体層の厚さは、特に限定されないが、例えば1
000人〜2μ程度であることが好ましく、特に好まし
くは5000人〜1μ程度である。
前記第2電極層は、半導体層上に積層されて当該半導体
層との間にショットキーバリアが形成されるものであり
、当該第2電極層を構成する材料としては、例えば白金
(Pt)、金(Au)、パラジウム(Pd)、タングス
テン(W)、ロジウム(Rh)、チタン(Ti)、モリ
ブデン(MO)、イリジウム(Ir)、クロム(Cr)
、ニッケル(Nt)、ニクロム(Ni−Cr)等を用い
ることができる。またこれらの材料には、多少の不純物
が含まれていてもよい。
当該第2電極層は、具体的には各種の薄膜形成手段によ
り形成することができ、その形成手段は特に限定されな
いが、例えば真空蒸着法、電子ビーム蒸着法、スパッタ
リング法等の方法を好ましく用いることができる。
この第2電極層の厚さは、特に限定されないが、例えば
50〜5000人程度であることが好ましく、特に好ま
しくは100〜500人程度である。
第1図(イ)および(ロ)は、本発明のアクティブマト
リクス用素子を液晶セルに適用する場合の具体的構成の
第1の例を示す。同図において、11および12は第1
電極層、21および22は半導体層、30ハ第2I!極
層、41は1基i、42 ハ下M 板、43ハ対向電極
層、44は画素電極層、45および46は配向層、47
は液晶層である。
この例においては、下基板42上に、走査電極とされる
帯状の一方の第1’[極層11が形成され、この一方の
第り電極層11とは離間した位置において、画素電極N
44との接続用の電極とされる小さな方形の他方の第1
電極層12が形成されている。
一方の第1電極N11の上には一方の半導体層21が積
層され、他方の第1電極層12の上には他方の半導体層
22が積層されている。これらの半導体層21および2
2は互いに分離されており、そして第1電極層11およ
び12における相対向する側部をも覆うよう屈曲して伸
びている。
一方の半導体1i21および他方の半導体層22の両面
を覆うようこれらの上に第21!極層30が一体的に積
層されている。すなわち、第2電極層30は一端側が一
方の半導体層21上に積層され、他端側か他方の半導体
層22上に積層され、そして中央は屈曲された半導体層
部分を覆いかつ下基板42にも直接接触するよう積層さ
れている。
第2図(イ)および(ロ)は、本発明のアクティブマト
リクス用素子を液晶セルに適用する場合の具体的構成の
第2の例を示す。この例は、第1図の例において他方の
第1電極層12と画素電極層44とを共通の層としたう
え、半導体層21および22として2層構成の構造とし
たほかは同様の構成である。
すなわちこの例においては、下基板42上に、走査電極
とされる帯状の一方の第1電極Fillが形成され、こ
の一方の第1電極層11とは離間した位置において、画
素電極層と兼用される大きな方形状の他方の第1電極層
12が形成されている。
一方の第1電極111の上には一方の半導体層21が積
層され、他方の第1電極層12の上には他方の半導体層
22が積層され、そしてこれらの半導体層21および2
2は、それぞれ第1電極J’illおよび12とのオー
ミック接触を得るためのサブ半導体層21aおよび22
aと、これらのサブ半導体層21aおよび22a上にそ
れぞれ積層されたメイン半導体層21bおよび22bと
により構成されている。
第3図は、本発明のアクティブマトリクス用素子を液晶
セルに適用する場合の具体的構成の第3の例を示す、こ
の例は、第1図の例において他方の第1電極層12と画
素電極層44とを共通の層とし、そして一方の半導体層
および他方の半導体層を一体的な層構成としたほかは同
様の構成である。
すなわちこの例においては、下基板42上に、走査電極
とされる帯状の一方の第1電極Nllが形成され、この
一方の第1iit極層11とは離間した位置において、
画素電極層と兼用される大きな方形状の他方の第1電極
層12が形成されている。
そして一方の第1電極層11の上に積層された一方の半
導体N21と、他方の第1電極Ji12の上に積層され
た他方の半導体層22とが連続した一体的な層構成とさ
れている。
液晶N47の構成材料としては、特に限定されず、例え
ばネマティック液晶、カイラルネマテインク液晶、コレ
ステリンク液晶、スメクテインク液晶、カイラルスメク
テインク液晶、その他公知の液晶を用いることができ、
またこれらを組合せて用いることもできる、そして表示
モードとしては、ツイストネマティック(TN)型モー
ド、ゲスト・ホス) (GH)型モード、電圧制御複屈
折(ECB)型モード、コレステリックーネマテインク
型相転移モード、動的散乱(DS)型モード等のいずれ
のモードをも用いることができる。
対向電極層43および画素電極Jli44の構成材料と
しては、例えばITO(スズとインジウムの酸化物)等
を好ましく用いることができる。
配向11i45および46は、従来から知られている種
々の方法で形成することができる0例えば、Sin。
MgO,?1gF、等の蒸着物質を基板表面に斜めの角
度から蒸着して配向層を形成する方法、例えばポリイミ
ド系、ポリアミド系、ポリビニルアルコール系、フェノ
キシ系等の高分子物質の被膜を基板表面に形成し、この
被膜の表面を綿布、ビニロン布、テトロン布、脱脂綿等
によって擦り、基板の表面に一定方向の溝を形成するラ
ビング法により配向層を形成する方法、例えば基板の表
面にカルボン酸クロム錯体、有機シラン化合物等を塗布
あるいはプラズマ重合法等により被着して、化学的吸着
により液晶分子を基板に配向させる配向層を形成する方
法、その他の方法を用いることができる。
本発明のアクティブマトリクス用素子は、液晶セルに好
ましく用いられるほか、その他EL、EC等の表示要素
からなるマトリクス型表示装置にも好適に用いることが
できる。
〔具体的実施例〕
以下、本発明の具体的実施例を説明するが、本発明がこ
れらの実施例に限定されるものではない。
〈実施例1〉 下記(1)乃至(6)の工程を経て、第1図の構成に基
いて、本発明に係るアクティブマトリクス用素子を有し
てなる液晶セルを合計1000個作製した。
(1)第11!極層の形成 ガラス製の基板上に、スパッタリング法により、クロム
(Cr)よりなる厚さ3000人の薄膜を形成し、次い
で第1マスクを用いてテーバエツチングによりバターニ
ング処理し、もって幅が40μで帯状の一方の第111
極層と、500u x 500μの方形状の他方の第1
電極層とを形成した。
(2)画素電極層の形成 ガラス製の基板上に、スパッタリング法により、TTO
(スズとインジウムの酸化物)よりなる厚さ3000人
の薄膜を形成し、次いで第2マスクを用いてフォトレジ
ストによりバターニング処理し、もって500u X 
500nの方形状の画素電極を形成した。
(3)半導体層の形成 プラズマCVD法により、下記条件に基いて、上記一方
の第1電極層および他方の第1電極層上にそれぞれリン
含有アモルファスシリコンよりなる厚さ8000人の半
導体の薄膜を形成し、次いで第3マスクを用いてバター
ニング処理し、もって一方の半導体層および他方の半導
体層を形成した。
条孔 0ガス圧: 0.3Torr O基板温度:220℃ o RF (13,56M)Iz)電カニ10W0反応
ガスおよび供給量 0PHsとSiH,との混合ガス    10secm
105eの5iHnに対する濃度 P H3/ St Ha ! 200ppm (体積比
))o Ar                90s
ecm(4)第2電極層の形成 電子ビーム蒸着法により、前記一方の半導体層および他
方の半導体層の上に、白金(Pt)よりなる厚さ500
人の金属薄膜を形成し、次いで第3マスクを用いてリフ
トオフ法によりバターニング処理し、もって第2電極層
を形成した。
(5)熱処理工程 以上の工程(1)乃至(4)を経由して作製された素子
を、5 X 10−’Torr程度の真空中において温
度200℃で30分間にわたり熱処理した。
(6)配向層の形成 SiOを蒸着材料として用いて斜め蒸着法により平均厚
さ2000人の莫着膜よりなる配向層を形成した。
以上の工程を経由して、作製された合計1000個の液
晶セルをそれぞれ用いて実際に液晶表示装置を構成し、
これらを実際に駆動する試験を行うことにより、液晶セ
ルの不良品の割合を調べた。なお、コントラスト比およ
び配向角の均一性が実用上十分であるものを良品とし、
コントラスト比が実用上不十分であるもの、配向角の不
均一に起因すると考えられる画像ムラが生じたもの、あ
るいはアクティブマトリクス用素子を構成する各層の剥
離もしくは断線に起因する欠陥画素が生じたものは、い
ずれも不良品とした。
実験の結果不良品の割合は80%であり、本発明の構成
を採用することにより極めて簡単にしかも高い歩留まり
でアクティブマトリクス用素子を形成することができる
ことが確認できた。
〈実施例2〉 下記(1)乃至(5)の工程を経て、第2図の構成に基
いて、本発明に係るアクティブマトリクス用素子を有し
てなる液晶セルを合計1000個作製した。
(1)第1電極層の形成 ガラス製の基板上に、スパッタリング法により、ITO
(スズとインジウムの酸化物)よりなる厚さ3000人
の薄膜を形成し、次いで第1マスクを用いてフォトレジ
スト法を用いテーバエツチングによりバターニング処理
し、もって幅が4oμで帯状の一方の第1電極層と、5
00n X 500nの方形状で画素電極を兼ねる他方
の第1電極層とを形成した。
(2)半導体層の形成 ■サブ半導体層の形成 プラズマCVD法により、下記条件に基いて、上記一方
の第1電極層および他方の第1電極層上にそれぞれリン
含有アモルファスシリコンのn9型半導体よりなるより
なる厚さ500人のサブ半導体層の薄膜を形成した。
条註 0ガス圧: 0.3Torr O基板温度:220℃ o RF (13,56MHz)74力ニ10WO反応
ガスおよび供給量 0PH3と5iHaとの混合ガス    10seca
(PHsの5tHnに対する濃度 PHs/5iHa: 1%(体積比))o Ar   
             90sce+w■メイン半
導体層の形成 プラズマCVD法により、下記条件に基いて、上記サブ
半導体層の薄膜上にそれぞれリン含有アモルファスシリ
コンよりなる厚さ5ooo人のメイン半導体層の薄膜を
形成した。
条孔 0ガス圧: Q、3Torr O基板温度:220℃ 0反応ガスおよび供給量 0PHffと5iHaとの混合ガス    10sec
m105eのSiH4に対する濃度 P Hs/Si Ha : 200ppm (体積比)
)o Ar                90sc
cm■パターニング処理 以上のサブ半導体層およびメイン半導体層の薄膜を第2
マスクを用いてバターニング処理し、もってそれぞれ独
立した2層構成の一方の半導体層および他方の半5体層
を形成した。
(3)第2iit極層の形成 電子ビーム蒸着法により、前記一方の半導体層および他
方の半導体層の上に、白金(Pt)よりなる厚さ300
人の金属薄膜を形成し、次いで第3マスクを用いてリフ
トオフ法によりパターニング処理し、もって第2電極層
を形成した。
(4)熱処理工程 以上の工程(1)乃至(3)を経由して作製された素子
を、5 X 10−”Torr程度の真空中において温
度200℃で30分間にわたり熱処理した。
(5)配向層の形成 SiOを蒸着材料として用いて斜め蒸着法により平均厚
さ2000人の蒸着膜よりなる配向層を形成した。
以上の工程を経由して、作製された合計1000個の液
晶セルをそれぞれ用いて実際に液晶表示装置を構成し、
実施例1と同様にして液晶セルの不良品の割合を調べた
実験の結果不良品の割合は85%であり、本発明の構成
を採用することにより極めて簡単にしかも高い歩留まり
でアクティブマトリクス用素子を形成することができる
ことが確認できた。
〈実施例3〉 下記(1)乃至(5)の工程を経て、第3図の構成に基
いて、本発明に係るアクティブマトリクス用素子を有し
てなる液晶セルを合計1000個作製レム。
(1)第1電極層の形成 ガラス製の基板上に、スパッタリング法により、ITO
(スズとインジウムの酸化物)よりなる厚さ3000人
のipを形成し、次いで第1マスクを用いてフォトレジ
スト法を用いテーパエツチングによりパターニング処理
し、もって幅が40μで帯状の一方の第1電極層と、5
00IrmX 500μの方形状で画素電極を兼ねる他
方の第11!極層とを形成した。
(2)半導体層の形成 プラズマCVD法により、下記条件に基いて、上記一方
の第1’を極層および他方の第1電極層上に一体的に連
続したアモルファスシリコンよりなる厚さ8000人の
半導体の薄膜を形成した。
免許 0ガス圧: 0.3Torr O基板温度:220℃ o RF (13,56MHz) titカニ10WO
反応ガスおよび供給量 o Si Ha              10SC
C+10Ar90SCC+1 (3)第2を極層の形成 電子ビーム蒸着法により、前記半導体層の上に、クロム
(Cr)よりなる厚さ1ooo人の金属薄膜を形成した
(4)パターニング処理 前記半導体層および第2電極層の薄膜を、第2マスクを
用いて連続的なエツチングによりパターニング処理し、
もって所定の形状の半導体層および第2電極層とした。
(5)配向層の形成 510を蒸着材料として用いて斜め蒸着法により平均厚
さ2000人の蒸着膜よりなる配向層を形成した。
以上の工程を経由して、作製された合計1000個の液
晶セルをそれぞれ用いて実際に液晶表示装置を構成し、
実施例1と同様にして液晶セルの不良品の割合を調べた
実験の結果不良品の割合は70%であり、本発明の構成
を採用することにより極めて簡単にしかも高い歩留まり
でアクティブマトリクス用素子を形成することができる
ことが確認できた。
く比較例1〉 下記(1)乃至(8)の工程を経て、第4図の構成に基
いて、比較用のアクティブマトリクス用素子を存してな
る液晶セルを合計1000個作製レム。
(1)導電層の形成 プラズマCVD法により、下記条件に基いて、ガラス製
の基板上に、リン含有アモルファスシリコンのn′型半
導体よりなる厚さ3000人の4電層の薄膜を形成した
条■ Oガス圧: 0.3Torr 0基板温度:220℃ ORF (13,56MHz)titカニl0WO反応
ガスおよび供給量 0PH3とSiH4との混合ガス    10s105
c P HsのSiH4に対する濃度 PHs/5tHa: 1%(体積比))o Ar   
             90secm(2)半導体
層の形成 プラズマCVD法により、下記条件に基いて、上記導電
層上にリン含有アモルファスシリコンよりなる厚さ80
00人の半導体層の薄膜を形成した。
条孔 Oガス圧: 0.3Torr O基板温度:220℃ o RF (13,56MHz)電カニ10WO反応ガ
スおよび供給量 OPH,と5iHaとの混合ガス    103ccl
ll(PH2のSiH4に対する濃度 P Hs/ St Ha : 200ppm (体積比
))o Ar                90s
ecm(3)ショットキーバリアを形成するための金属
層の形成 電子ビーム蒸着法により、前記半導体層の上に、白金(
Pt)よりなる厚さ500人の金属薄膜を形成し、次い
で第1マスクを用いてリフトオフ法によりパターニング
処理し、もって一対のショットキーバリアを形成するた
めの金属層を形成した。
(4)熱処理工程 以上の工程(1)乃至(3)を経由して作製された素子
を、5 X 10−’Torr程度の真空中において温
度200℃で30分間にわたり熱処理した。
(5)パターニング処理 以上の導電層および半導体層の薄膜を第2マスクを用い
てパターニング処理し、もって所定の大きさの導電層お
よび半導体層を形成した。
(6)パフシベーシッン層の形成 プラズマCVD法により、下記条件に基いて、上記半導
体層および基板上にアモルファス窒化シリコンよりなる
厚さ3000人の薄膜を形成した。
魚註 0ガス圧=2TOrr O基板温度:250℃ ORF (13,56MHz)電カニ 200WO反応
ガスおよび供給量 o SI Ha              350s
ccmON Hs             3000
sccm以上の薄膜を第3マスクを用いてパターニング
処理し、もって所定の大きさのパンシベーション層を形
成した。
(7)走査電極層および画素電極層の形成前記金属層お
よびパフシベーシッン層の上に、スパッタリング法によ
り、ITO(スズとインジウムの酸化物)よりなる厚さ
3000人の薄膜を形成し、次いで第4マスクを用いて
パターニング処理し、もって走査電極層および画素電極
層を形成した。
(8)配向層の形成 SiOを蒸着材料として用いて斜め蒸着法により平均厚
さ2000人の蒸着膜よりなる配向層を形成した。
以上の工程を経由して、作製された合計1000個の比
較用の液晶セルをそれぞれ用いて実際に液晶表示装置を
構成し、実施例1と同様にして液晶セルの不良品の割合
を調べた。
実験の結果不良品の割合は50%と大きく、歩留まりの
低いものであった。
このように従来の構成のアクティブマトリクス用素子に
おいては、工程数が多くて製造に手間を要するうえ、当
該素子の形態が凹凸の著しいものであるため、配向層の
形成不良に起因する画像ムラが生じやすく、また当該素
子を構成する各層の剥離もしくは断線に起因すると考え
られる画素の欠陥が生じやすいものである。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第3図はそれぞれ本発明のアクティブマトリ
クス用素子を用いて液晶セルを構成する場合の具体的構
成例を示す説明図、第4図は従来のアクティブマトリク
ス用素子を用いて液晶セルを構成する場合の具体的構成
例を示す説明図であ11.12・・・第11!掻層  
21,22・・・半導体層30・・・第2電極層 21a、22a・・・サブ半導体層 21b、22b・・・メイン半導体層 41・・・上基板      42・・・下基板43・
・・対向電極FIN     44・・・画素電極層4
5.46・・・配向層    47・・・液晶層81・
・・上基板      82・・・下基板83・・・対
向電極層    84・・・画素電極層85.86・・
・配向層    87・・・液晶層88・・・パフシベ
ーシッン層 90・・・アクティブマトリクス用素子91・・・導電
層      92・・・半導体層93.94・・・金
属層    95・・・走査電極層96・・・電極層 乍1図(,4) 1年 1 図 (ロ) 手続補正書く自発) 昭和61年9月22日 特許庁長官 黒 1)明 雄 殿 1、事件の表示 アクティブマトリクス用素子 3、補正をする者 事件との関係  特許出願人 住 所 東京都新宿区西新宿1丁目26番2号名 称 
(127)小西六写真工業株式会社明細書の発明の詳細
な説明の欄 訂正する。 (2)同第22真下から第1行中「85%」を「15%
」と訂正する。 (3)同第25頁第6行中「70%」を「30%」と訂
正する。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)直列かつ逆方向に接続された一対の薄膜ダイオード
    よりなるアクティブマトリクス用素子において、 前記一対の薄膜ダイオードは、基板上に互いに離間して
    形成された2つの第1電極層と、これらの第1電極層上
    にそれぞれ積層された半導体層と、これらの半導体層上
    に一体的に積層され、かつ前記半導体層のそれぞれとの
    間においてショットキーバリアが形成される第2電極層
    とを有してなることを特徴とするアクティブマトリクス
    用素子。
JP61217046A 1986-09-17 1986-09-17 アクテイブマトリクス用素子 Pending JPS6373290A (ja)

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US07/096,520 US4907040A (en) 1986-09-17 1987-09-15 Thin film Schottky barrier device
EP87113535A EP0260673A3 (en) 1986-09-17 1987-09-16 Active matrix element and method of manufacturing the same

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020115531A (ja) * 2019-01-18 2020-07-30 グローバルウェーハズ・ジャパン株式会社 Dlts測定用電極の作製方法

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57100770A (en) * 1980-12-16 1982-06-23 Seiko Epson Corp Switching element

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