JPS6370655A - 画像読取り装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 夜権公互 この発明は画像読取り装置に関する。

従来技術 一般、原稿画像やマイクロフィルムの画像を入力するた
めに光学画像読取り装置等の各種の画像読取り装置が使
用される。

ところが、このような画像読取り装置において、画像読
取り時に原稿やマイクロフィル等の画像を形成した画像
媒体が振動したり装置自体が振動したようなときには、
読取る画像にその振動の影響が生じて正確に画像を読取
れないことがある。

１−旌 この発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、画像
読取り精度を向上することを目的とする。

構成 この発明は上記の目的を達成するため、読取り結果に影
響を与える部位の振動の検出結果に基づいて同一画像の
再読取りを制御するようにしたものである。

以下、この発明の一実施例に基づいて具体的に説明する
。

第１図はこの発明の一実施例を示すブロック図である。

この画像読取り装置は、振動が読取り結果に影響を与え
る部位としての装置本体の機構部及び制御部等を収納す
る筐体１に、この筐体１の振動を検知する振動センサ２
を取付け、この振動センサ２の検知信号（衝撃パルス）
を振動検出回路３に入力している。

この振動検出回路３は、画像読取り制御部５からの画像
読取り中を示す信号が入力されている間、振動センサ２
からの検知信号のレベルをスレッショルドレベル設定部
４によって画像に影響を与えない値に設定されたスレッ
ショルドレベルと比較して、振動センサ２からの検知信
号のレベルがスレッショルドレベル以上になったときに
振動発生を示す振動検知信号を画像読取り制御部５に出
力する。

この画像読取り制御部５は、画像読取り部６に対して画
像読取り開始信号（走査タイミング信号）を出力して画
像走査を行なわせ、読取り終了後振動検出回路３からの
振動検知信号が入力されていなければ画像データ出力指
示信号を出力し、振動検出回路３から振動検知信号が入
力されていれば画像データ出力指示信号を出力しないで
再度画像読取り部６に走査タイミング信号を出力して同
一画像の再読取りを行なわせる。

画像読取り部６は、画像読取り制御部５からの走査タイ
ミング信号が入力されたときに画像の読取りを開始し、
この読取り画像に応じた信号をＡ／Ｄ変換した後二値化
して画像データ（デジタルビデオデータ）を生成し、画
像読取り制御部５からの画像データ出力指示信号が入力
されたときに生成した画像データを出力する。なお、こ
の画像読取り部６からの画像データは例えばフレームメ
モリに格納される等して種々のアプリケーションにて使
用される。

次に、このように構成したこの実施例の作用について説
明する。

まず、画像読取り制御部５は、この画像読取り装置が端
末であるときにはホスト（パーソナルコピュータ、ワー
ドプロセッサ、データプロセッサ。

ワークステーション、画像処理装置等）から画像読リス
タート指示を受けたとき、また単体であるときにはスイ
ッチ等によって画像読取りスタートが指示されたときに
第２図に示す画像読取り処理を開始する。

この画像読取り処理では、まず画像読取り部６に対して
走査タイミング信号を出力して画像の読取りを開始させ
、このとき振動検出回路乙に対し＝３− て画像読取り中を示す信号を出力して、画像読取り終了
になるまで待機する。

そして、画像読取りが終了したときには振動検出回路３
から振動検知信号が入力されているか否かをチェックし
て画像読取り中に読取り結果（画像データ）に影響を与
える振動が発生したか否かを判別し、読取り結果（画像
データ）に影響を与える振動が発生したときには再度画
像読取り部６に対して走査タイミング信号を出力して画
像を読取らせる処理に戻る。

このようにして、読取り結果（画像データ）に影響を与
える振動が発生しない状態で画像読取りが終了したとき
には、画像読取り部６に対して画像データ出力指示信号
を与えて読取った画像の画像データを出力させる。

なお、画像の再読取りに際しては、図示しないが例えば
マイクロフィルムを読取る場合であれば走行させたマイ
クロフィルムを逆転して戻す処理を行ない、またシート
原稿をスキャナを移動して読取る場合であればスキャナ
を戻す処理をすることになり、これ等の場合画像の再読
取りはすべての画像の読取りが終了した後行なっもよい
し、また駒単位あるいはライン単位で行なってもよい。

このように、この画像読取り装置においては、読取り情
報に影響を与える部位の振動の検出結果に基づいて同一
画像の再読取りを制御するようにしたので、画像読取り
精度が向上する。

第３図はこの発明の他の実施例を示すブロック図である
。

ローラ１１はマイクロフィルに振動が生じたときに回転
するローラである。つまり、例えば第４図に示すように
、マイクロフィルム２１を巻回したサプライフィルムリ
ール２２をリール軸２３に回転自在に装着する一方、こ
のサプライフィルムリール２２に巻回されたマイクロフ
ィルム２１を巻取るティクアップフィルムリール２４を
リール軸２５に回転自在に装着して、サプライフィルム
リール２２から引出したマイクロフィルム２１をガイド
ローラ２６及びローラ１１を介してティクアップフィル
ムリール２４に導入している。

そして、第５図に示すように、このローラ１１は回転に
応じてパルスを出力する回転パルスエンコーダ１２の軸
１２．に装着し、またローラ１１の表面には溝１１ａを
形成してマイクロフィルム２１の移動に確実に追従して
回転するようにしている。

振動検出回路１３は画像読取り制御部１５からの画像読
取り中を示す信号が入力されているときに、回転パルス
エンコーダ１２からのパルス入力に基づいてマイクロフ
ィルム２１に振動が生じたか否かを検知し、振動が生じ
たときに振動発生を示す振動検知信号を画像読取り制御
部１５に出力する。

この振動検出回路１３は、例えば第６図に示すように、
回転パルスエンコーダ１２からの回転パルスをイクスク
ルーシブオア回路３１の一方に入力し、回転パルスエン
コーダ１２からの回転パルスを抵抗Ｒ及びコンデンサＣ
からなる積分回路３２で積分した積分信号をインバータ
３３で反転してイクスクルーシブオア回路３１の他方に
入力して、このイクスクルーシブオア回路３１の出力を
フリップフロップ（Ｆ　Ｆ）回路３４の入力端子Ｔに入
力する。

このＦＦ回路３４はリセット端子Ｒに画像読取り制御部
１５からの画像読取り生信号（画像読取り時に１″）を
反転入力して画像読取り開始時にリセットされ、入力端
子Ｔに入力されるイクスクルーシブオア回路３１の出力
が１″になったときにＱ出力を１″にする。

そして、このＦＦ回路３４のＱ出力を反転してアンド回
路３５の一方の反転入力端子に入力すると共に、イクス
クルーシブオア回路３１の出力をアンド回路３５の他方
の反転入力端子に入力し、このアンド回路３５の出力を
振動検知信号として出力する。

したがって、この振動検出回路１３は画像読取り時に回
転パルスエンコーダ１２から回転パルスが２個以上出力
されたときに振動発生を示す振動検知信号を出力する。

これは、マイクロフィルム２１の停止時の回転パルスエ
ンコーダ１２の停止角度がクリチカルになって出力がオ
ン／オフして回転パルスが出力されることがあるため、
２個以上の回転パルスが出力されたときに振動発生と判
断することによって振動検出を正確に行なえるようにし
たものである。

画像読取り制御部、１５は、画像読取り部１日に対して
画像読取り開始信号（走査タイミング信号）を出力して
画像走査を行なわせ、画像読取り中に振動検出回路１３
からの振動発生を示す振動検知信号が入力されていなけ
れば画像データ出力指示信号を出力し、振動検出回路３
から振動検知信号が入力されれば画像データ出力指示信
号を出力しないで再度画像読取り制御部１６に走査タイ
ミング信号を出力して同一画像の再読りを行なわせる。

画像読取り部１日は、画像読取り制御部１５からの走査
タイミング信号が入力されたときに画像の読取りを開始
し、この読取り画像に応じた信号をＡ／Ｄ変換した後二
値化して画像データ（デジタルビデオデータ）を生成し
、画像読取り制御部１５からの画像データ出力指示信号
が入力されたときに生成した画像データを出力する。

このように構成したので、マイクロフィルム２１を送っ
て停止した状態でマイクロフィルム２１の画像の読取り
を行なったときに、マイクロフィルム２１が振動すると
ローラ１１が回転して回転パルスエンコーダ１２が回転
し、回転パルスエンコーダ１２から回転パルスが出力さ
れ、振動検出回路１３から振動発生を示す振動検知信号
が画像読取り制御部１５に出力され、画像読取り制御部
１５は画像読取り部１６を制御して再度同一画像の読取
りを行なわせる。

それによって、マイクロフィルム２１の振動による乱れ
た画像の読取り結果（画像データ）は出力されず、良好
な画像データのみが出力される。

効果 以上説明したように、この発明によれば、画像読取り精
度を向上することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例を示すブロック図、第２図
は同じくその作用説明に供するフロー図、第３図はこの
発明の他の実施例を示すブロック図、第４図、第５図及
び第６図は同じくその説明に供する説明図、斜視図及び
回路図である。 １・・・筐体　　　　　　２・・・振動センサ３．１３
・・・振動検出回路 ５．１５・・・画像読取り制御部 ６．１日・・・画像読取り部 １１・・・ローラ　　　１２・・・回転パルスエンコー
ダ２１・・・マイクロフイルム

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １　振動が読取り結果に影響を与える部位の振動を検出
   する振動検出手段と、該振動検出手段の検出結果に基づ
   いて同一画像の再読取りを制御する読取り制御手段とを
   備えたことを特徴とする画像読取り装置。