JPS6370274A - カラー原稿走査のための移動光学系の制御装置 - Google Patents

カラー原稿走査のための移動光学系の制御装置

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JPS6370274A
JPS6370274A JP61214601A JP21460186A JPS6370274A JP S6370274 A JPS6370274 A JP S6370274A JP 61214601 A JP61214601 A JP 61214601A JP 21460186 A JP21460186 A JP 21460186A JP S6370274 A JPS6370274 A JP S6370274A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、感光体に静電潜像を形成した後これを現像し
、その像を記録紙に転写する複写機の制御装置に関する
ものである。
[従来の技術] 周知のように、この種の複写機では、 ■感光体に帯電させて感光性を与える。
■感光体を光像で露光して静電潜像を作る。
■静電潜像をトナーで現像する。
■現像された像を記録紙に転写する。
■感光体をクリーニングする。
というような一連の工程を実行することにより、原稿か
ら読取った像を記録紙に記録する。
また、多色複写機では、原稿の像を色分解し、各色分解
像毎に上記のような帯電、露光、現像。
転写、クリーニングの一連の工程を反復実行し、各分解
色の像を同一の記録紙上に重畳形成することにより、原
稿の像と同じ多色プリントを得るようにしている。
このような単色あるいは多色の複写機において、原稿画
像と複写画像との位置関係、あるいは各色の位置関係を
一致させるためには、原稿画像面に沿って移動させる光
学走査機構の画像走査開始タイミングと感光体への静電
潜像形成開始位置および記録紙への転写開始位置とを正
確に一致させることが必要である。
そこで、この種の複写機においては、光源、可動ミラー
、感光ドラムおよび転写ドラム等は、所定のタイミング
にしたがって正確に駆動して画像を形成する必要がある
ため、側力状態におけるこれらの位置関係を制御する制
御装置が設けられる。
ここで、第24図は、従来の多色複写機の構成を示す概
略構成図である。図において、本体101の上面には原
稿台102が設けられており、このFi m 台102
の下方にスキャンユニット103が設けられている。ス
キャンユニット103は、ランプ104、第1.第2ミ
ラー105,106、フィルタ・レンズユニット107
、第3.第4ミラー108,109等から成っており、
ランプ104と第1ミラー105とが一体化されて図面
A。
B方向に移動自在に構成されている。また、第2ミラー
106は、ランプ104、第1ミラー105の移動に対
応して、これらの1/2の速度で移動されるように構成
されている。
そして、複写を行う場合には、まず、ランプ104およ
び第1ミラー105が矢印A方向に移動されると、時計
方向に回転駆動される感光ドラム111の表面に光学像
が照射される。この場合、フィルタ・レンズユニット1
07はイエロー色以外の光を透過するように切換られて
おり、また、感光ドラム111は予め帯電器112によ
って帯電されているので、上記光学像は感光ドラム11
1の表面において原稿のイエロー色に対応する静電潜像
となる。そして、この静電潜像に現像部113によって
イエロートナーが付着され、これにより、感光ドラム1
11上には、イエロー色のトナー像が形成される。
一方、用紙カセット114から送り出された用紙は、反
時計方向に回転する転写ドラム115に巻き付けられて
感光ドラム111と転写ドラム115との間に搬送され
、これにより、上記イエロートナー像が転写ドラム11
5上の用紙に転写される。そして、感光ドラム111の
表面は、転写終了した部分から順次クリーニング装置1
16によってクリーニングされる。
以上のようにして、イエロートナー像の転写が終了する
と、次に、フィルタ・レンズユニット1O7がマゼンタ
色以外を透過するように切換られるとともに、マゼンタ
用の現像部117が選択されて、上記と同様の転写動作
が行なわれ、その後にフィルタ・レンズユニット107
がシアン色以外を透過するように切換られるとともに、
シアン用の現像部118が選択されて同様の転写動作が
行なわれる。そして、このようにして3原色の転写が終
了すると、転写ドラム115上の用紙の表面には、イエ
ロー、マゼンタ、シアンの各色の合成像が形成される。
次に、転写ドラム115上の用紙は、ベルト121によ
って定着装置122に搬送され、この定着装置122に
よって用紙表面に形成されたカラー像が、用紙に対して
確実に定着される。そして、定着が終了した用紙がトレ
イ123に排出され、これにより、一連のカラーコピー
動作が終了する。
第25図は、上述した慢写機内の各可動部の位置制御機
構の概略を示す斜視図である。図に示す131は、モー
タ(図示略)の駆動力が伝達されるチェーンであり、ス
プロケット133とかみ合っている。132は、スプロ
ケット133、ギア134が軸心を共通にして取り付け
られているシャフトであり、135は、転写ドラム11
5、ギア136が取り付けられているシャフトである。
上記構成において、スプロケット133が回転すると、
ギア134、および感光ドラム111が回転するととも
に、ギア134にかみ合っているギア136が回転して
シャフト135が回転し、これにより転写ドラム115
が回転する。この場合、ギア134,136のピッチ径
は同一に構成されており、この結果、感光ドラム111
と転写ドラム115とは、互いに逆方向に、同一速度で
、且つ、同期して回転する。また、転写ドラム115上
には、用巻き付は位置を規制するための爪137によっ
て用紙の巻き付は位置が常に一定に制御される。
一方、シャフト132には、ベアリング141を介して
プーリ142が軸支されている。そして、ソレノイド等
によって駆動される可動爪(図示略)がプーリ142側
に設けられており、この爪が駆動されてスプロケット1
33に設けられたビン143に係合すると、シャフト1
32の回転がプーリ142に伝達され、これによってプ
ーリ142が感光ドラム111と所定の関係を持って同
期回転するようになっている。そして、プーリ142の
回転は、ワイヤ144を介してプーリ1481:伝達さ
れ、このブー9148の回転が、軸、プーリ、ワイヤ等
を介してスキャンユニット103に伝達されるようにな
っている。この結果、プーリ142が回転すると、ラン
プ104等が感光ドラム111の回転に対応して矢印A
方向に移動する。
なお、ピン143から駆動爪が外れると、図示せぬバネ
の付勢力によって、ランプ104等が矢印B方向に戻さ
れるようになっている。
上述した構成によれば、スキャンユニット103と感光
ドラム111とが、各々機械的に連動しているので、感
光ドラム111上に形成される静電潜像の位置が一定と
なり、また、感光ドラム111と転写ドラム115とが
互いに逆方向に同期回転し、かつ、転写ドラム115上
における用紙の巻き付は位置が一定であるから、用紙上
に転写される各色の像の位置が一致し、これにより、通
常は色ずれを起こすことなく、多色刷りによるカラー複
写が行なわれる。
ところが、用紙上に転写される各色の像の位置がずれる
と、色ずれが生じるため仕上りが見づらくなってしまう
。したがって、スキャンユニット103、感光ドラム1
11および転写ドラム115の駆動位置関係は、極めて
正確に制御する必要がある。
しかしながら、上述した制御装置においては、可動部分
の連動が全て機械的に行なわれるため、経年変化等によ
って可動部各部の初期位置が変動することがあり、この
結果、静電潜像の形成位置等がずれて色ずれが発生する
という欠点があった。
そこでこのような色ずれ等を防止するために、所定の直
線軌道に対し移動自在に設けられるスキャン部と、この
スキャン部の動きに対し所定の関係をもって回転する感
光ドラムと、この感光ドラムに対し所定の関係をもって
回転する転写ドラムとに対してそれぞれ駆動モータを設
け、前記スキャン部、前記感光ドラムおよび前記転写ド
ラムを該駆動モータによって個別に駆動するように(を
成し、かつ、前記各駆動モータに対してその回転量を検
出するパルスエンコーダをそれぞれ設け、このパルスエ
ンコーダの出力にもとづき前記各駆動モータをそれぞれ
制御するようにした装置が提案されている。
かかる装置によれば確実に色ずれの発生を防止できると
ともに、スキャン部、感光ドラム、転写ドラムは電気的
タイミングによって連動されているので、これらの位置
関係に経年変化等が発生せず、また複雑な機械機構を必
要とせずして容易に原稿の縮小拡大複写が可能となり、
またショートスキャンなどの採用により複写能率の向上
を図ることができる等の利点がある。
[発明が解決しようとする問題点] ところが、従来においては光学走査機構を停止位置に戻
す際の制御として、バネの付勢力のみに依存していたた
め、動力伝達機(14等の状態変力によって光学操作機
構の停止位置が1コピーサイクル毎にずれてしまい、再
度コピー開始を行った時に光学走査機構の助走時間が異
なったものとなり、原稿画像と複写画像との位置関係、
あるいは各色の位置関係が一致しなくなり、多色複写機
においては色すれとなって現れ、画質が低下してしまう
という問題があった。
本発明は、このような問題点に鑑みなされたもので、色
ずれや位置ずれのない良好な画質を得ることができる複
写機の制御装置を提供することを目的としている。
[問題点を解決するための手段] 本発明は、光学走査機構の停止位置から原稿画像の走査
方向に向かって所定距離隔てた位置に配置され、光学走
査機構が原稿画像の読取り走査のために往復動するたび
に作動するスイッチ手段と、前記光学走査機構を駆動す
る電動機の回転軸と結合し、前記スイッチ手段の作動位
置と前記停止位置との間で基桑信号を発生する基準信号
発生手段と、前記光学走査機構を駆動する電動機の回転
軸と結合し、所定回転角毎にパルスを発生する回転パル
ス発生手段と、前記スイッチ手段の作動タイミングから
前記基準信号の発生タイミングまでの時間を前記パルス
をカウントすることによって計測する計測手段と、この
計測手段の計測値に基づいて前記光学走査機構の停止位
置を制御する制御手段とを設けたものである。
[作用] 光学走査機構が停止位置に戻る際に、スイッチ手段の作
動タイミングから基帛信号の発生タイミングまでの時間
が計測手段よって計測され、この計測値によって光学操
作機構が規定位置に停止するように制御させる。
[実施例] 以下、本発明を実施例に基づいて詳細に説明する。
第1図は本発明を適用した3色分解式多色複写機の全体
構成図である。同図において、1は軸2を中心に矢印方
向に周速度Vで回転駆動されるドラム型電子写真感光体
(以下、感光ドラムという)、3は感光ドラム1に感光
性を付与する帯電器、4は露光部、5Y、5M、5Cは
分解光に対応する色トナー現像器で、この実施例の場合
はそれぞれイエロー、マゼンタ、シアンの色トナー現像
器である。6は転写ドラム、7は感光ドラムクリーナで
ある。
8は原稿載置台であり、原稿Gはその台8上に画像面を
下向きにして載置される。9は感光ドラム1を露光する
原稿走査光学系であり、原稿載置台8の下方において、
下面に沿って台左方から台右方へ感光ドラム1の周速度
Vと同速度で露光光源としての原稿照明ランプ10と一
緒に往復動して台8上の下向き原稿面を台8を通して走
査する第1移動ミラー11と、感光ドラム1の周速度の
1/2の速度で往復動する第2および第3ミラー12.
13と、固定ミラー14とから成り、プリントスタート
釦(図示せず)を押すと、移動光学系10.11が往復
動じて原稿画像が台8を通して左方から右方に順次に走
査され、その走査光りが第1ミラー11−第2ミラー1
2→第3ミラー13−第4ミラー14の経路で回転駆動
状態の感光ドラム1面の露光部4により順次に結像され
るようになっている。
15は色分解フィルタ装置であり、その回転軸に対して
青光線透過フィルタ15B1緑光線透過フイルタ15G
1赤光線透過フイルタ15R1ニユートラルフイルタ1
5Nの4枚のフィルタを90度間隔で放射状に取付は保
持させてあり、回転軸を90度ずつ回転駆動することに
より、各フィルタが走査光りの光路中に位置する関係に
なっている。また、このフィルタ装置15と各色現像器
5Y、5M、5Cとは関連しており、青フィルタ15B
が走査光りの光路中に切換え位置しているときはイエロ
ートナー現像器5Yが、また緑フィルタ15Gのときは
マゼンタトナー現像器5Mが、赤フィルタ15Rのとき
はシアントナー現像器5cがそれぞれ作動する関係にな
っている。
一方、転写ドラム6は、*d+16を中心に矢印方向に
感光ドラム1と同じ周速度で回転駆動され、そのドラム
6に対して給紙部(図示せず)から送り出された転写紙
がグリッパ17に保持されて、ドラム6の周面に巻付い
た状態でドラム6と共に回転する。
従って、原稿Gを台8上にセットしてプリントスタート
釦を押すと、原稿の色分解像毎に帯電・露光・現像・転
写・クリーニングの一連の画像形成プロセスが反復実行
されてカラープリントが作成される。
この場合、最初の色分解像についてはプリントスタート
釦によってその画像形成プロセスが開始されるが、第2
色目と第3色目についてはその前のプロセスが終了した
時点でプリント再スタート信号が内部回路で発生される
ことによって画像形成プロセスが開始される。
すなわち、色分解が青・緑・赤の順で行なわれるものと
すれば、第1回目の画像形成時は青フィルタ15Bが露
光光路中に介入し、またイエロートナー現像器5Yが働
くことにより、原稿像の青色成分像が青色と補色の関係
にあるイエロートナー像として感光ドラム面に形成され
、そのイエロートナー像が転写ドラム6の周面に巻付い
ている転写紙面に転写される。
第2回目の画像形成時は、緑フィルタ15Gが露光光路
中に介入し、またマゼンタトナー現像器5Mが働くこと
により、原稿像の緑色成分像が緑色と補色の関係にある
マゼンタトナー像として感光ドラム面に形成され、その
マゼンタトナー像が先にイエロートナー像を転写処理さ
れ、かつ引き続きドラム6に巻付き状態にある転写紙面
に重畳転写される。
第3回目の画像形成時は、赤フィルタ15Rが感光光路
中に介入し、またシアントナー現像器5Cが働くことに
より原稿像の赤色成分像が赤色と補色関係にあるシアン
トナー像としてドラム1面に形成され、そのシアントナ
ー像がさらに上記既にイエローおよびマゼンタトナー像
を転写した転写紙面に重畳転写される。
このようにして、上記各色トナーの重畳転写により転写
紙面には原稿像と同じ多色像が合成形成される。そして
、上記反復転写処理が終了した後そのドラム6に保持さ
れている転写紙はドラム6より離れて搬送装置(図示せ
ず)により定着器(図示せず)に送られて定着処理され
、多色プリントとして排紙トレイから排出される。
以上述べた移動光学系および感光ドラム1.転写ドラム
6はそれぞれ独立したモータによって移動または回転の
ための動力が与えられる。すなわち、移動光学系10.
11の動力源はモータ18(以下、CRGモータ18と
言う)によってプーリ19およびワイヤ20を介して与
えられる。また、感光ドラム1および転写ドラム6の動
力源はモータ21 (以下、PRモータ21)およびモ
ータ22(以下、TRモータ22)によってそれぞれ与
えられる。そして、これらCRGモータ18゜PRモー
タ21.TRモータ22はサーボコントローラ23によ
って制御される。サーボコントローラ23はさらにその
上位制御手段としてのマスクコントローラ24によって
制御される。マスクコントローラ24は、後述する信号
IMS、PRZ信号等をサーボコントローラ23から受
け、複写サイクルの全体の制−御と異常診断処理等を実
行する。なお、サーボコントローラ23とマスクコント
ローラ24とは上記各信号線の他にシリアルデータライ
ン25によって結合されている。
一方、CRGモータ18.PRモータ21.TRモータ
22の各回転軸には各モータの回転に同期したパルス信
号を発生するパルス発生器26゜27.28がそれぞれ
取付けられている。すなわち、CRGモータ18の回転
軸には第2図にその詳細を示すように、該モータ18が
1回転したことを示す回転パルス信号CRZを発生する
ロークリエンコーダ26Aと、CRZモータ18の所定
回転角毎に1個のパルス信号CRBを発生するロータリ
エンコーダ26Bと、前記信号CRBと位相が90度異
なるパルス信号CRAを発生するロークリエンコーダ2
6Cとから成るパルス発生器26が取付けられている。
同様に、PRモータ21の回転軸には第3図にその詳細
を示すように1、感光ドラム1が1回転したことを示す
回転パルス信号PRZを発生するロークリエンコーダ2
7Aと、PRモータ21の所定回転角毎に1個のパルス
信号FRBを発生するロータリエンコーダ27Bと、前
記信号PRBと位相が90度異なるパルス信号PRAを
発生するロータリエンコーダ27Cとから成るパルス発
生器27が取付けられている。この場合、第3図の感光
ドラム1のPROは該ドラム1の回転開始点であり、信
号PRZはこの回転開始点PROにほぼ対応した回転タ
イミングで発生するようにエンコーダ27Aが取付けら
れている。また、IMOは静電潜像の形成開始点であり
、PROからα度だけずれた位置にある。
さらにTRモータ22の回転軸には第4図にその詳細を
示すように、該モータ22の1回転当り1個(但し、T
Rモータ22と転写ドラム6との間には減速機構がある
ため、転写ドラム6の1回転当り6個)のパルス信号T
RZを等間隔で出力するロークリエンコーダ28Aと、
TRモータ22の所定回転角毎に1個のパルス信号TR
Bを発生するロータリエンコーダ28Bと、前記信号T
RBと位相が90度異なるパルス信号TRBを発生ずる
ロータリエンコーダ28Cとから成るパルス発生器28
が取付けられている。さらにTRモータ22で駆動され
る転写ドラム6の内周面にはグリッパ17の位置に対応
した部分に突設したアクチュエータ6Aが設けられ、フ
レームに固定されたセンサ6Bを作動させることにより
、転写紙のグリップタイミング信号TR3を取り出すよ
うに構成されている。
なお、以下ではアクチュエータ6Aとセンサ6Bとから
成るパルス発生器をTRセンサ60と言う。 サーボコ
ントローラ23はこのTRセンサ60の出力信号TRS
を基準としてエンコーダ28Bまたは28Cの出力信号
をカウントすることにより、転写紙のグリップタイミン
グを予測し、さらに予測したタイミングでのグリップ位
置が実際に転写開始点POに到達するまでの時間(距離
または時間)を計算し、潜像形成開始点I M Oと転
写開始点POが一致するようにTRモータモータ22の
速度を加速または減速制御する。
なお、第1図において、移動光学系10.11のホーム
ポジションから操作方向に向かって所定距離隔てた位置
に設けられているスイッチ29は、画像の走査開始タイ
ミングを検出するもので、このスイッチ(以下、REG
センサと言う)29の作動タイミングが走査開始タイミ
ングとして用いられる。
第5図はサーボコントローラ23の詳細構成を示すブロ
ック図であり、大別すると、CRGモータ18.PRモ
ータ21.TRモータ22の回転状態を目標の回転状態
にそれぞれ独立して制御する3系統の同期サーボ回路3
0.31.32と、これらを所定の同期関係で制御する
制御回路33とから構成されている。
各同期サーボ回路30〜32は、CRGモータ18の同
期サーボ回路30について代表して説明すると、方向判
別器300.オアゲート301および302.FV変換
器303.同期補償器304、FV変換器305.誤差
増幅器306.方向判別器307.過電流検知器308
.PWMチョッパ309とから構成されており、その制
御回路側の入力には制御回路33の速度指令発生器33
0から出力される位相差が90度異なる人相とB相の信
号で構成された速度指令パルスSCPと、制御回路33
の位置指令発生器331から出力されるUP信号とDO
WN信号で構成された位置パルスpcpと、P W M
チェツバ309の出力ゲートを遮断させるゲートオフパ
ルスGOFFとが入力されている。また、制御回路側へ
の出力としては過電流検知器309の過電流検知信号、
方向判別器307で検出したCRGモータ18の回転方
向が正転(U P)または逆転方向(DOWN’)のい
ずれであるかを示す回転方向検出信号RPU。
RPDが出力されている。また、パルス発生器26Aの
出力信号C’RZがそのまま制御回路33側に出力され
ている。これらの信号RPU、RPD。
CRZは制御回路33の光学系位置検出器332に入力
されることにより、移動光学系10.11の画像走査位
置が検出されるようになっている。
また、過電流検知信号OCは制御回路33のオアゲート
333を介してマイクロプロセッサ(CPU)334の
割込み信号として入力され、CRGモータ13に過電流
が流れた場合には、CPU334の割込み処理によって
CRGモータ18の緊急停止制御が行なわれるようにな
っている。なお、オアゲート333にはPRモータ21
.TRモータ22の過電流検知信号も同様に人力されて
いる。
この場合、PRモータ21については、位置制御を行な
わず速度制御のみ行っているため、同期サーボ回路31
には位置制御パルスは入力されておらず、速度指令5C
P(P)のみが速度指令発生器から入力されている。ま
た、TRモータ22については、後述するように転写開
始点を潜像形成開始点に一致させるためにTRモータ2
2の加減速制御を行う必要がある関係上、速度指令パル
ス5CP(T)と位置指令パルスPCP(T)は加減速
指令発生器336から人力されている。
また、この場合の加減速制御を行うめにTRモータ22
の回転方向検出信号RPU、PPDおよびパルス発生器
28Aの出力信号TRZは転写ドラム回転角検出器33
7に入力され、これらの信号によつてTRドラム6の現
在の回転角が検出される。そして、その回転角検出信号
によってCPU334が転写開始点と潜像形成開始点と
が一致するように加減速指令パルスを発生器336から
発生させるように構成されている。
制御回路33はCPU334によって基本的な動作が制
御されているが、このCPU334はROM335,3
36あるいはRAM337に記憶された制御プログラム
や制御パラメータに基づいて制御動作を遂行する。この
場合、コピ一枚数、用紙サイズ、縮小/拡大倍率等の周
知のコピーモードを設定するスイッチおよびコピースタ
ートスイッチ、異常表示ランプ、保守点検のための診断
用コマンドを設定するスイッチ等を配設した操作パネル
はマスクコントローラ24に接続されているため、これ
らの各種スイッチ情報はシリアルデータ入出力ポート3
38を介してマスクコントローラ24との間で送受する
ようになっている。
ここでCRGモータ18の同期サーボ回路の動作を代表
して説明すると、次のようである。
まず、位置指令パルスPCP (C)を与えずに速度指
令パルスSCP (C)のみを入力したとすると、該パ
ルスSCP (C)のA相とB相との位相差によって方
向判別器300が回転指令方向を判別し、その指令方向
に対応した指令パルスSPAを発生する。すなわち、正
転方向の場合には速度指令パルスで指令された目標速度
に対応した周期のSPAを出力し、逆転方向の場合には
同目標速度に対応した周期のSPBを出力する。
このうち信号SPAはオアゲート301を介して同期補
償器304に入力されると共に、FV変換器303に入
力される。また、信号SPBはオアゲート302を介し
て同期補償器304に入力されると共に、FV変換器3
03に入力される。
FV変換器303i、[号S P A マフ’: ハS
 P B I)<入力されると、その周期に対応した電
圧信号に変換し、該電圧信号を誤差増幅器306に対し
て速度指令として入力する。
一方、同期補償器304はアップダウンカウンタとその
カウント値をアナログ信号に変換した後ルートアンプを
用いて非線形変換し、該アナログ信号を同期誤差信号と
して誤差増幅器304に入力するように構成されており
、オアゲート301の出力信号は前記アップダウンカウ
ンタのアップカウント入力に、またオアゲート302の
出力信号はダウンカウント入力に入力されている。
従って、目標速度に対応して速度指令パルスSCP (
C)が人力されると、このパルス5CP(C)の周期に
対応した電圧の速度指令と同期誤差信号が誤差増幅器3
06に入力されることになる。そこで1、誤差増幅器3
06はこれらの入力信号によってPWMチョッパ309
の通流角を制御し、CRGモータ18に対して目標速度
に対応した電流を印加させる。これによってCRGモー
タ18が回転し始めると、パルス発生器26A、26B
からその回転速度に比例した周期の信号CRA、CRB
が人力されるようになる。
すると、方向判別器307はこれらの信号CRA、CR
Bの位相の遅れ進みによってCRGモータ18の現在の
回転方向に対応し、かつ回転速度に比例した周期のパル
ス信号RPUまたはRPDを出力するようになる。この
信号RPU、RPDはFV変換器305に入力されてそ
の周期に対応した電圧信号に変換され、誤差増幅器30
6に速度フィードバック信号として入力される。これに
よって、速度指令の電圧信号と速度フィードバック信号
との偏差が誤差増幅器306で検出され、その偏差が零
になるようにPWMチョッパ309の出力電流が制御さ
れる。一方、方向判別器307の出力信号RPUはオア
ゲート302に入力され、RPDはオアゲート301に
入力される。これによって、CRGモータ18が正転方
向に回転し始めた場合には、信号RPUが同期補償器3
04のダウンカウント入力に入力されるようになる。
逆に、逆転方向に回転し始めた場合には信号RPDがア
ップカウント入力に入力されるようになる。
このため、同期補償器304ではCRGモータ18が回
転するに従ってカウント値が漸次小さくなって行くがそ
のカウント値のアナログ変換電圧が同期誤差信号として
誤差増幅器306に入力されるので、PW〜1チョッパ
309の出力電流はこの同期誤差信号によっても可変さ
れる。このような制御の結果、CRGモータ18は速度
指令パルSCP (C)に同期した位相で、かつ指令速
度に対応した速度で回転するようになる。
一方、位相指令パルスPCP (C)を入力した場合は
、該パルスPCP(C)の位相と方向判別器307の出
力パルスRPUまたはRPDの位相との偏差に対応した
誤差電圧が同期補償器304から出力され、その誤差電
圧が零になるようにCRGモータ18への出力電流が可
変されることにより、移動光学系の位置が目標位置に制
御される。
以上のような構成においては概路次のような工程一連の
複写サイクルが実行される。すなわち、第6図はCRG
モータ18.PRモータ21.TRモータ22の各回転
角度θCRG 、  θPI?、  θTl?とその同
期関係を示すタイムチャートであり、横軸は時間、縦軸
は回転角度を表している。
まず最初に、PRモータ21が起動されて信号PRZが
発生したならば、を時間後にCRGモータ18が起動さ
れる。そして、移動光学系がREGセンサ29の位置に
達し、該センサ29から走査開始タイミング信号5NS
Rが出力されると、この信号の発生タイミングで規定さ
れる感光ドラム1の静電潜像形成開始位置IMOから順
次に静電潜像が形成される。一方、転写ドラム6の動力
源であるT Rモータ22はPRモータ21とほぼ同時
に起動されているが、信号5NSRが出力されたタイミ
ングTにおいて、転写紙のグリップタイミング信号TR
8が発生されるまでの時間が予測計算され、その予測値
から判断して転写ドラム6の回転速度VFRが潜像形成
開始点IMOと転写点POとが一致するような速度であ
れば、速度変化線iで示すように、そのままの加速状態
で加速される。しかし、速度変化線111で示すように
信号TR3までの時間が正常値より短くなっていると判
断した場合、すなわち転写紙のグリップタイミングが早
過ぎてしまうと判断した場合、正常タイミングに一致さ
せるべくtp時間後にモータ22の速度を減速させる制
御が開始される。逆に、速度変化線11で示すように信
号TR3までの時間が正常値より長くなっている場合、
正常タイミングに一致させるべくTRモータ22の加速
制御がtp時間後に開始される。この加減速制御は、第
5図の加減速指令発生器336から出力する加減速指令
パルスの周期を可変することによって行なわれる。
これによって、潜像形成開始点I M Oと転写開始点
POとが一致し、色ずれのない画像が転写形成される。
多色複写においてはこのような工程か3回繰返されるこ
とにより、多色プリントが形成される。
次に、色ずれのない多色プリントを形成するためには、
上記のようにTRモータ22の加減速制御による転写開
始点の位置制御の他に、PRモータ21とCRGモータ
18との同期制御、移動光学系の移動を正規のホームポ
ジションから開始させるための位置制御、潜像形成開始
点IMOと走査開始タイミングを一致させるためのPR
モータ21とTRモータ22の起動位置の制御、さらに
は信号PRZやTRZ等が出力されなくなった場合等の
異常状態発生時の制御を行う必要がある。
以下、制御項目別にその制御内容を詳細に説明する。
(1)移動光学系の位置制御 上記のように移動光学系はワイヤやプーリを介して移動
のための動力が伝達される。従って、移動光学系を停止
位置(複写開始時の起動位置)に戻す際に、動力伝達機
構等の状態変動によって移動光学系の停止位置が1コピ
ーサイクル毎にずれてしまい、再度コピー開始を行った
時に移動光学系の助走距離が異なったものとなり、原稿
画像と複写画像との位置関係、あるいは各色や位置関係
が一致しなくなり、多色複写機においては色ずれとなっ
て現れる。従って、このような色ずれを防止するために
は、移動光学系の停止位置を常に正規の停止位置に制御
する必要がある。
このため、第1図の実施例では、REGセンサ29の作
動タイミングから移動光学系の停止までの時間を回転パ
ルス信号CRBまたはCRAをカウントすることによっ
て計測する計測手段がサーボコントローラ23の内部に
設けられている。具体的にはCPU334の制御プログ
ラムに組込まれている。そして、この計測手段を用いた
計測は、第1枚目の複写開始直前、あるいは一連の複写
サイクルに移る直前などの所定の時期毎に実施している
具体的には、上記のいずれかの時期において移動光学系
10.11を原稿画像の走査方向に動力し、該光学系が
停止位置に戻る際に作動したREGセンサ29の出力信
号5NSRの発生タイミングを基準とし、第7図に示す
ように、この基準タイミングから基準信号CRZの発生
タイミングまでの時間NDを計測する。
そして、光学系10.11が停止位置に戻る際に、基準
信号CRZが発生してから NS寵C−ND・・・(1) となる時間を回転パルスCRAまたはCRBによって計
測し、信号CRZの発生後NS時間後にCRGモータ1
8を停止させる。
これによって、REGセンサ29が作動する位置と光学
系10.11の停止位置との距離は常にNS +ND 
−Cとなる関係に位置制御される。
この結果、移動光学系を移動させるワイヤ20などの動
力伝達機構に状態変動があっても、光学系10.11の
起動位置は常に同じ位置となり、複写画像の位置ずれあ
るいは色ずれはなくなる。
(2)PRモータとTRモータの起動位置の制御 転写ドラム6の周面には、第4図で示すように転写紙を
静電気によって吸着するためのプラスチック網61が転
写紙の最大長さに対応した長さだけ形成されている。と
ころで、感光ドラム1の画像形成エリアがこのプラスチ
ック網61の部分で停止すると転写時に転写異常、いわ
ゆるディレッションが生じる。このため感光ドラム1の
静電潜像形成エリアとプラスチック網61とが合致しな
いようにPRモータ21とTRモータ22を停止制御す
る必要がある。また、この関係は紙詰まりを起こして両
者の関係がずれた時にも正常な位置関係に戻す必要があ
る。
そこで、この実施例では一連の複写サイクルの開始前と
終了時点でPRモータ21とTRモータ22を起動し、
信号PRZとTR5をそれぞれ基準として信号PRA 
(またはFRB)および信号TRA (またはTRB)
をカウントし、静電層1象形成エリアとプラスチック網
61とが重ならないような位置関係になった時にPRモ
ータ21とTRモータ22を停止させることにより、両
モータの起動位置関係を制御している。
すなわち、PRモータ21については第8図のタイムチ
ャートに示すように、信号PRZをM ?Aとして信号
PRA (またはFRB)をカウントし、そのカウント
値が所定値N stPになった時点でPRモータ21を
停止させ、さらにTRモータ22については第9図のタ
イムチャートに示すように、信号TRSの立上がり後に
最初に現れる信号TRZの発生タイミングから信号TR
A (またはTRB)をカウントし、グリッパ17が転
写点Poを通過するカウント値NPOに達した後、PR
モータ21を停止させるときのカウント値N STPを
加えたカウント値rNPO+N5TPJになった時点で
TRモータ22を停止させるように制御している。
これにより、感光ドラム1と転写ドラム6とは静電潜像
形成エリアとプラスチック網61の部分が重ならないよ
うな位置関係に制御される。そして、この位置制御は一
連の複写サイクルの直前と終了時に実施される。
このため、紙詰まり等が発生して感光ドラム1と転写ド
ラム6との位置関係がずれても紙詰まりの除去後は正常
な位置関係に制御されて良好な画質の多色複写画像が形
成される。
(3)移動光学系と感光ドラムとの起動同期制御 移動光学系と感光ドラム1の起動タイミングの同期関係
がずれた場合、露光点IMOがずれるので静電潜像形成
エリア内での感光ドラム面の疲労度合が部分的に異なっ
てくるため、濃度ムラが発生し、画質が低下する。従来
は、移動光学系の起動開始タイミングを始点として時間
を計測し、その計測時間が次の色の複写開始時刻になっ
たら再び移動光学系を起動して次の色の静電潜像を形成
するように感光ドラム1を起動させていたが、この場合
には感光ドラム1の回転周期ムラや計時用のソフトタイ
マの精度によって移動光学系と感光ドラム1の同期関係
が各色の複写サイクル毎にずれて行き、そのずれが累積
されて色毎の濃度ムラが一層大きくなるという問題点が
あった。
そこで、本実施例では、信号PRZを基準角度として信
号PRAまたはPRBをカウントするカウンタをサーボ
コントローラ23の内部に設け、第10図のタイムチャ
ートに示すように、このカウンタのカウント値で示され
る感光ドラム1の回転角θBが一定回転角度L1に達す
るたびに移動光学系を起動させるようにしている。
このようにすれば、感光ドラム1の回転周期ムラが生じ
ても、信号PRZの発生位置と潜像形成開始点IMOと
が第3図に示したようにα度の関係で保持されている限
り、移動光学系と感光ドラム1との同期関係は常に一定
した関係に保たれ、濃度ムラのない複写画像を得ること
ができる。
(4)転写開始位置制御 転写ドラム6は前述したように該ドラム6の1回転につ
き6個出力される信号TR3とREGセンサ29の出力
信号5NSRを基準として転写開始点POと潜像形成開
始点IMOとが一致するように加減速制御されるもので
あるが、信号TR3を発生するTRセンサ60は精度が
低く、かつTRモータ22と転写ドラム6との間には1
:6のギアが介在している。このため、ギアが1歯ずれ
ただけでも転写開始点POと潜像形成開始点IMOとが
ずれてしまう。
そこで、この実施例では第11図に示すように信号TR
8の発生後に最初に現れる信号TRZを基準に信号TR
AまたはTRBをカウントし、そのカウント値が正規の
転写点POに対応する値に達した時点が転写点POであ
ると判定し、転写開始位置を制御するようにしている。
これによって、潜像形成開始点IMOと転写開始点とは
高精度で一致する。
(5)転写ドラムの加減速制御 転写紙はその先端位置が転写開始点Poにおいて潜像形
成開始点IMOと一致するように転写ドラム6のグリッ
パ17によって保持されて搬送されることが必要である
。従って、画像の走査開始に際してはグリッパ17の現
在位置を検出し、その位置が転写点POにおいて潜像形
成開始点I MOと一致するように転写ドラム6の回転
速度を加減速制御する必要がある。従来は、画像の走査
開始タイミングにおいてグリッパ17の位置誤差を険出
し、この位置誤差に基づいて直ちに転写ドラム6の加減
速制御を実行するようにしていた。しかし、この場合に
は転写紙のグリップ動作直前で転写ドラム6の回転速度
が変化するため、ミスグリップを起こすという問題があ
った。
そこで、本実施例では、第6図で説明したように、走査
開始タイミングにおいてグリッパ位置誤差を検出した後
、実際にグリップ動作が終了する時刻より後のtp時間
後から転写ドラム6の加減速制御を実行し、転写点PO
に到達する前までに終了するようにしている。これは、
サーボコントローラ23の内部にtp待時間計測するソ
フトタイマを設けることによって実現される。
この結果、ミスグリップが生じることなく転写ドラムの
加減速制御を行うことが可能となる。
(6)異常対策 前述のように本実施例では感光ドラム1.転写ドラム6
および移動光学系をそれぞれ独立したモータとそのサー
ボループによって制御しているため、複写サイクルの開
始前にはそれぞれの関係を正常位置に合せる位置制御が
必要となる。しかし、この位置制御は各モータの回転に
同期したパルス信号(PRZ、TRZ等)を基に実行さ
れている。
従って、これらのパルス信号あるいはその信号経路に異
常が発生すると位置合せが不能となるばかりか、規定位
置を過ぎてもモータが加速状態のままになるという事態
が生じ、モータ巻線および駆動回路の焼損といった重大
事故につながる恐れがある。
これらPRドラムおよびTRドラムのパルス信号系の異
常原因としては、第12図〜第13図の異常状態系統図
に示すようなものがある。
すなわち、PRドラム1の系統については第12図(a
)と(b)で示すようにロータリエンコーダの分解能不
良、PRモータ21の不良、直流電源電圧LVの上昇、
同期サーボ回路31の故障等によって信号PRA、FR
B、PRZのドラム1回転当りのパルス数が多くなった
り、ロータリエンコーダの光センサに対する入力電圧異
常や接続不良、PRモータ21の回転機構系に対する機
械的過負荷、同期サーボ回路31の故障等によってドラ
ム1回転当りのパルス数が少なくなる異常現象がある。
また、TRドラム6の系統についても第13図(a)〜
(C)に示すように、ロークリエンコーダの分解能不良
、TRモータ22の不良、直流電源電圧の上昇、同期サ
ーボ回路32の故障等によって信号TRA、TRB、T
RZのドラム1回転当たりのパルス数が多くなったり、
TRモータ22に対する機械的過負荷、同期サーボ回路
32の故障、ロークリエンコーダの光センサの電圧異常
や接続不良等によってドラム1回転当りのパルス数が少
なくなる異常現象がある。また、移動光学系を第7図の
rC−NS −ND Jの位置で停止させる場合に、ノ
イズの混入によってNSの位置を過ぎてストッパ側に異
常に接近した位置で停止したり、またはストッパに衝突
し、その後も動力源としての電動機が加速状態に制御さ
れるという事態が生じ、電動機巻線の焼損やその駆動回
路の焼損を招いてしまう恐れがある。
そこで、本実施例では次のような状態が生じたならば、
異常事態と判定し、複写動作を直ちに停止させると共に
、操作パネルの表示器(図示せず)に異常の内容に対応
した表示(例えば第12図および第13図に示すU−1
、U−2、U−3)を行うようにしている。これにより
異常が発生した場合はどのような原因で異常が発生した
かを容易に推察することができ、これに対する的確な対
応が可能となる。
(6−1)複写サイクルの終了時点になっても感光ドラ
ム1あるいは転写ドラム6 が停止しない場合 (イ)通常複写サイクル 第14図(a)に示すように、CRGモータ18が移動
光学系をホームポジションに復帰させる回転方向に切替
わる直前のタイミングt1で発生される信号PRZを計
時開始点とし、PRモータ21およびTRモータ22が
停止するまでの時間teを所定周波数のクロック信号に
基づいて計測し、teが例えば17.2秒以上であった
ならば位置制御のための信号PRZ、PRA、TRZ。
TRA等に異常が発生したものと判定し、強制的にこれ
らのモータ21,22を停止し、その後の複写動作を停
止させる。
この異常検出処理は一連の複写サイクルが終了する毎に
行う。
(ロ)ポジショニング動作時 保守員によって診断モードが設定され、第14図(b)
に示すようにCRGモータ18による移動光学系の1往
復動作による原点合せ指令が入力された時、あるいは一
連の複写サイクルの前の原点合せ時に、移動光学系がホ
ームポジションに復帰してもPRモータ21.TRモー
タ22が走査開始タイミングt1からTe時間(約9秒
)以上経過しても停止しない場合、上記と同様に異常事
態が生じたものと判定し、その後の複写動作を停止する
(6−2)信号PRZの周期異常 信号PRZは潜像形成開始点IMOを正確に合わせる上
で重要である。そこで、第15図に示すように、PRモ
ータ21の起動後において信号PRZの1周期の長さT
Bを所定周波数のクロック信号に基づいて計測し、上限
値と下限値の範囲内になければ異常と判定し、その後の
複写動作を停止させる。
この場合、第16図のタイムチャートに示すように、3
色の複写サイクルの直前には予め感光ドラム1と転写ド
ラム6の原点位置合せ制御が実施される。この原点位置
合せ制御の時の最初に現れる信号PRZはPRモータ2
1の起動タイミン゛グから計時するとその後に現れる信
号PRZの周期より短くなっている。従って、この最初
の信号PRZについては上限値を越えている時のみ異常
と判定する。
第17図(a)には、この信号PRZの周期異常を検出
するCPU334の処理をフローチャートで示している
。なお、最初のステップの「モード0」とは同図(b)
に示すようにPRモータ21の速度が零の時のモードで
あることを示し、このフローチャートの処理はPRモー
タ21が回転状態にある時の「モード1」の時のみ実行
され、下限l<TB<上限値の関係になければ同期サー
ボ回路31内のPWMチョッパのゲートオフ信号が発せ
られてPRモータ21の回転が直ちに停止されると共に
、信号PRZに異常が生じたことの異常情報がマスタコ
ントコーラ24に送信される。
(6−3)TRSとTRZとの同期異常信号TR8とT
RZは潜像形成開始点I M Oと転写点POとを正確
に合わせる上で重要である。
これらの信号の異常はエンコーダの異常やモータ電圧の
過不足によって発生する。
そこで、第18図に示すように、信号TR8が一度立上
ってから立下り、この直後に最初に現れる信号TRZと
の時間間隔TCIを所定周波数のクロック信号に基づい
て計測し、上限値と下限値との範囲外であれば信号TR
8とTRZの同期関係か正常な関係になっていないもの
と判定し、その後の複写動作を停止する。
同様に、Tel後に新たな信号TRSが現われるまでの
信号TRZの時間間隔TC2を前記クロック信号によっ
て計測し、上限値と下限値の範囲内になければ異常と判
定する。
第19図にこのような異常状態を検出するCPU334
の処理をフローチャートで示している。
なお、最初のステップの「モード0」とはTRモータ2
2の速度が零であることを示し、このフローチャートの
処理はTRモータ22が回転状態にある時の「モード1
」の時のみ実行され、TCl。
Te3が異常の式は同期サーボ回路32内のPWN1チ
ョッパのゲートオフ信号が発せられてTRモータ22の
回転が直ちに停止されると共に、信号TRSとTRZの
同期異常の情報がマスクコントローラ24に送信される
(6−4)TRモータのロック 上述したCRGモータ1g、PRモータ21゜TRモー
タ22はサーボコントローラ23内に設けられた第20
図に示すような同期補償器230によってモータ電流が
調整されて加減速制御される。すなわち、回転速度の目
標値に対応する制御回路33からの指令パルス列が入力
されると、アップダウンカウンタ231はこの指令パル
ス列をアップカウントする。カウンタ231のカウント
値が増加すると、該カウンタ231のカウント値をアナ
ログ電圧に変換するDA変換器232の出力電圧も上昇
する。DA変換器232の出力電圧は増幅器233を介
して例えばTRモータ22に印加されるので、TRモー
タ22は起動し、順次に加速される。TRモータ22が
起動すると、その回転軸に結合したパルス発生器22か
ら信号TRA(又はTRB)が発生されるようになる。
この信号TRAはカウンタ231のダウンカウント入力
に入力されるので、TRモータ22の回転量が指令パル
ス列に対応した回転量になった時にカウンタ231のカ
ウント値が零となり、TRモータ22は停止する。
サーボコントローラ23ではこのような同期補償器によ
り各モータの回転を目標値に到達させているか、転写ド
ラム6には転写紙をグリップするグリッパ17が周面に
取付けられており、また転写を終えた転写紙を剥離する
リリースカム(図示せず)が周面を臨むように配置され
ている。従って、何等かの原因でグリッパ17とリリー
スカムとが噛み合ったり、グリッパ17がフレームの他
の突起部分に噛み合ったりすると、TRモータ22の回
転がロック状態となる。すると、信号TRAまたはTR
Bが出力されないので、アップダウンカウンタ231の
カウント値は全く減少しなくなり、TRモータ22の印
加電圧は加速状態を継続したままとなり、巻線や駆動回
路の焼損といった事故を引き起す。
そこで、本実施例では第21図のフローチャートに示す
ように、TRモータ22が機械的にロックした状態で次
の指令パルス列をカウンタ231に入力すると、該カウ
ンタ231が直ちにオーバーフローすることを利用し、
オーバーフロー出力が生じた場合には直ちにTRモータ
22への電圧を遮断すると共に、その後の複写動作を停
止させるようにしている。
これにより、TRモータ22やその駆動回路の焼損とい
った事故を未然に防止することができる。
(7)移動光学系の停止位置異常 前述のように、移動光学系を第7図のrC−NS−ND
Jの位置で停止させる場合に、ノイズの混入によってN
Sの位置を過ぎてストッパ側に異常に接近した位置で停
止したり、またはストッパに衝突し、その後も動力源と
しての電動機が加速状態に制御されるという事態が生じ
、電動機巻線の焼損やその駆動回路の焼損を招いてしま
う恐れがある。
そこで本実施例においては、REGセンサ29の作動後
、移動光学系の停止位置までの距離をパルス信号CRA
およびCRBをカウントすることによって計測する計測
手段が制御回路33のCPU334に設けられている。
そこで、計測手段はパルス信号CRAとCRBとその位
相が90度異なるので、いずれの位相が進んでいるか否
かによって移動光学系の移動方向を判別し、停止位置に
向って移動しているならば、REGセンサ29の作動タ
イミングを計測スタート時点としてパルス信号CRAま
たはCRBをカウントし、停止位置までの距離を計測す
る。そして、その計測値を次の計測時期まで記憶する。
CPU334は当該複写機の電源投入時、第1枚目の複
写開始直前、あるいは一連の複写サイクルに移る直前な
どの時期に計測手段の計測値を読み取り、所定値と比較
する。
例えば、移動光学系10.11を支持するアクチュエー
タ90とストッパ91との距離Bは、正規の停止位置で
は第22図に示すように例えばB−5n+mになるよう
に設計されており、アクチュエータ90が走査終了位置
から停止位置に戻る際にはREGセンサ29の作動後、
NSだけ進んだ距離で停止し、B −5ma+となるよ
うにCPU334によって移動光学系10.11の位置
制御が行なわれる。
しかし、パルス信号CRAまたはCRBの読取りミスや
ノイズ等が発生すると、正規の停止位置を通り過ぎてス
トッパ91に衝突した状態てCRGモータ18が未だ加
速制御されるという事態が生じる。そこで、CPU33
4は一連の複写サイクルの直前等に計41手段の計測値
θ1を読み取り、ストッパ91の位置θSとの差の絶対
値1θl−θs 1が例えば3.5mm以上または以下
であるか否かを比較し、3.5mm以上または以下であ
れば、パルス信号CRA、CRBの発生機構または読取
り機構等に異常が生じたものとして以後の複写動作を停
止させると共に、このことを保守員に知らせるべく異常
表示を行う。
これによって、電動機巻線やその駆動回路の焼損という
重大事故が未然のうちに防止される。この計測は、当該
複写機の電源投入時、第1枚目の複写開始直前、あるい
は一連の複写サイクルに移る直前などの所定の時期毎に
実施される。
(8)複写モードと診断モード 以上説明した位置合わせ制御や異常処理はサーボコント
ローラ23によって実行される。
従って、合計3個のモータに対するサーボループのいず
れかに異常が発生すると、その診断が困難になる。そこ
で、本実施例では診断モードと複写モードをマスクコン
トローラ24に設け、診断モードを選択し、かつ診断用
の指令を与えると、該指令に対応した動作をサーボコン
トローラ23に実行させ、その結果を診断可能なように
してい。
る。
第23図は本実施例の動作状態の遷移を示す状態遷移図
であり、初期化ステートの後の図の右側が複写モード、
左側が診断モードの状態遷移であることを示している。
1夏写モードにおいては、定着器の温度が所定温度にな
るなどの1gが完了するまで準備状態であるが、準備状
態が終わると、感光ドラムのクリーニングとシステムイ
ニシャライズが行なわれる。
この後、各サーボループの状態がシリアルデータライン
25を通じてマスクコントローラ24に読込まれ、正常
状態であれば、システムレディ状態となり、コピースタ
ート指令の入力により、各色別のコピーサイクルが順次
に行なわれ、金色のコピー動作が終了するとサイクル終
了となり、システムレディ状態に戻る。しかし、各サー
ボループのいずれかに異常があれば、その異常検出信号
によって異常停止状態となる。
一方、診断モードでは、診断指令待ちで待機しており、
CRGモータ18.PRモータ21.TRモータ22お
よび移動光学系の位置合わせ用の診断指令が人力される
と、入力された診断指令に基づいて位置合わせ動作を実
行する。また、ロークリエンコーダ等のパルス発生器や
センサの診断指令が入力された場合には、該当するモー
タを回転させ、これに結合されたパルス発生器等の信号
の正否を診断をサーボコントローラ23に行なわせ、そ
の結果の情報をますたコントローラ24に返信させる。
例えば、各ドラムのパルス発生器等との間の入出力信号
を診断するP1モードでは、移動光学系およびPRドラ
ム1.TRドラム6を回転させ、REGセンサ29の出
力信号5NSRおよびPRZXTRセンサ60の出力信
号TR8の立上りまたは立下りタイミングを検出させ、
その時点で検知情報をマスクコントローラ24に返信さ
せる。
また、移動光学系、PRドラム1.TRドラム6の回転
状態および位置合わせ動作を診断するP2゜P4モード
では移動光学系の位置合わせ動作(P4モード)を操作
パネルから停止指令または緊急停止指令が入力されるま
で実行させる。またPRドラム1.TRドラム6を操作
パネルから停止指令または緊急停止指令が入力されるま
で実行させる。
従って、特別の測定器を用いることなく、操作パネルか
らの診断指令の入力楳作みので装置全体の診断と異常発
生時の故障部位の追跡を行うことができる。
なお、この実施例の複写機は、移動光学系の移動速度を
感光ドラムおよび転写ドラムの回転速度より相対的に遅
くすることにより、拡大倍率の複写が可能であり、逆の
場合には縮小倍率の複写か可能である。
[発明の効果コ 以上説明したように本発明は、光学走査機構の停止位置
から原稿画像の走査方向に向かって所定距離隔てた位置
に配置され、光学走査機(tが原稿画像の読取り走査の
ために往復動するたびに作動するスイッチ手段と、光学
走査機構を駆動する電動機の回転軸と結合し、前記スイ
ッチ手段の作動位置と前記停止位置との間で基準信号を
発生する基準信号発生手段と、光学走査機構を駆動する
電動機の回転軸と結合し、所定回転角毎にパルスを発生
するパルス発生手段と、前記スイッチ手段の作動タイミ
ングから前記基準信号の発生タイミングまでの時間を前
記パルスをカウントすることによって計測する計測手段
と、この計測手段の計測値に基づいて光学走査機構の停
止位置を制御する制御手段とを設けたため、光学系を移
動させるベルトなどの動力伝達機構に状態変動があって
も、色ずれや位置ずれのない良好な画質を得ることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す全体ブロック図、第2
図〜第4図はCRGモータ、PRモータ。 TRモータの回転に同期してパルスを発生するパルス発
生器の詳細構成図、第5図はサーボコントローラの詳細
構成図、第6図は1複写サイクルの動作を説明するため
のタイムチャート、第7図は移動光学系の原点位置合わ
せ制御を説明するためのタイムチャート、第8図は感光
ドラムの起動位置合わせ制御を説明するためのタイムチ
ャート、第9図は転写ドラムの起動位置合わせ制御を説
明するためのタイムチャート、第10図は移動光学系と
感光ドラムの起動同期制御を説明するためのタイムチャ
ート、第11図は転写ドラムの転写開始点制御を説明す
るためのタイムチャート、第12図〜第13図はPRモ
ータ系およびTRモータ系のパルス発生器の異常現象と
その原因を示す異常現象系統図、第14図はPRモータ
とTRモータの異常検出動作を説明するためのタイムチ
ャート、第15図は感光ドラムの回転に同期した信号の
異常検出動作を説明するためのタイムチャート、第16
図は多色複写サイクルの全区間の動作を説明するための
タイムチャート、第17図は第15図の異常検出動作を
行うためのフローチャート、第18図は転写ドラムの回
転に同期した信号の異常検出動作を説明するためのタイ
ムチャート、第19図は第18図の異常検出動作を行う
ためのフローチャート、第20図はモータの同期補償器
の構成を示す回路図、第21図はモータが機械的にロッ
クした時の異常検出動作を説明するためのタイムチャー
1・、第22図は光学走査機構とストッパの位置関係を
示す断面図、第23図は複写モードと診断モードの状態
遷移を示す状態遷移図、第24図は従来の慢耳桟の構成
を示す概略(1力成図、第25図は従来の複写機におけ
る可動部位置制御機構の構成を示す斜視図である。 1・・・感光ドラム、3・・・帯電器、4・・・露光部
、5C。 5Y、5M・・・現像機、6・・・転写ドラム、8・・
・原稿載置台、9・・・原稿走査光学系、11〜14・
・・ミラー、15・・・色分解フィルタ装置、17・・
・グリッパ、18・・・CRGモータ、19・・・プー
リ、20・・・ベルト、21・・・PRモータ、22・
・・TRモータ、23・・・サーボコントローラ、24
・・・マスクコントローラ、25・・・シリアルデータ
ライン、26〜28・・・パルス発生器、29・・・R
EGセンサ、30〜31・・同期サーボ回路、PO・・
・転写点、IMO・・・潜像形成開始点、60・・・T
Rセンサ、230・・・同期補償器、231・・・アッ
プダウンカウンタ、334・・・マイクロプロセッサ、
338・・・シリアルデータ入出力ポート。 誤差挟圧 第6図 第7図 第8図 第9図 第10図 第11図 第15図 第12図(b) 第17図(b) TRA−=−−−−−=−−− 第18図 第21図 第24図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)原稿画像面を走査する光学走査機構と、この光学
    走査機構の走査に同期して回動し、前記原稿画像に対応
    した静電潜像が形成される感光体と、 前記静電潜像を現像する現像手段と、 前記現像手段により現像された像を記録紙に転写する手
    段と を具えた複写機の制御装置において、 前記光学走査機構の停止位置から原稿画像の走査方向に
    向かって所定距離隔てた位置に配置され、前記光学走査
    機構が原稿画像の読取り走査のために往復動するたびに
    作動するスイッチ手段と、前記光学走査機構を駆動する
    電動機の回転軸と結合し、前記スイッチ手段の作動位置
    と前記停止位置との間で基準信号を発生する基準信号発
    生手段と、 前記光学走査機構を駆動する電動機の回転軸と結合し、
    所定回転角毎にパルスを発生するパルス発生手段と、 前記スイッチ手段の作動タイミングから前記基準信号の
    発生タイミングまでの時間を前記パルスをカウントする
    ことによって計測する計測手段と、この計測手段の計測
    値に基づいて前記光学走査機構の停止位置を制御する制
    御手段と を備える複写機の制御装置。
JP61214601A 1986-09-11 1986-09-11 カラー原稿走査のための移動光学系の制御装置 Expired - Lifetime JPH0827566B2 (ja)

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JP61214601A JPH0827566B2 (ja) 1986-09-11 1986-09-11 カラー原稿走査のための移動光学系の制御装置
US07/094,132 US4975741A (en) 1986-09-11 1987-09-04 Control unit for a copying machine including automatic shutdown
EP87113122A EP0259839B1 (en) 1986-09-11 1987-09-08 Control unit of copying machines
DE87113122T DE3788478T2 (de) 1986-09-11 1987-09-08 Steuereinrichtung für Kopiermaschinen.
KR1019870010074A KR880004355A (ko) 1986-09-11 1987-09-11 복사기의 제어장치
KR1019870010074D KR900006363B1 (ko) 1986-09-11 1987-09-11 복사기의 제어장치
US07/581,949 US5130748A (en) 1986-09-11 1990-09-13 Control unit of copying machines

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JPH0827566B2 JPH0827566B2 (ja) 1996-03-21

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003018804A (ja) * 2001-06-27 2003-01-17 Matsushita Seiko Co Ltd Dcモータおよびそれを搭載した電気機器

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KR900006363B1 (ko) 1990-08-28
JPH0827566B2 (ja) 1996-03-21
KR880004355A (ko) 1988-06-07

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