JPS636964B2 - - Google Patents
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- JPS636964B2 JPS636964B2 JP55099722A JP9972280A JPS636964B2 JP S636964 B2 JPS636964 B2 JP S636964B2 JP 55099722 A JP55099722 A JP 55099722A JP 9972280 A JP9972280 A JP 9972280A JP S636964 B2 JPS636964 B2 JP S636964B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- plastic tape
- tape
- foil conductor
- window
- plastic
- Prior art date
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- Expired
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- 229920003023 plastic Polymers 0.000 claims description 62
- 239000004033 plastic Substances 0.000 claims description 62
- 239000004020 conductor Substances 0.000 claims description 36
- 239000011888 foil Substances 0.000 claims description 29
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- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 6
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 claims description 5
- 238000007789 sealing Methods 0.000 claims description 2
- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 description 6
- 238000005520 cutting process Methods 0.000 description 2
- 230000001771 impaired effect Effects 0.000 description 2
- 239000004698 Polyethylene Substances 0.000 description 1
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- -1 polyethylene Polymers 0.000 description 1
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Landscapes
- Manufacturing Of Electric Cables (AREA)
- Insulated Conductors (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、箔導体テープ電線の製造方法の改良
に関する。
に関する。
従来公知の箔導体テープ電線は、第1図に示す
ように、複数条併列された箔導体1,1,…1の
両側にポリエチレンテープのようなプラスチツク
テープ2,2を沿わせ、これらを加熱融着一体化
させた構成とされている。
ように、複数条併列された箔導体1,1,…1の
両側にポリエチレンテープのようなプラスチツク
テープ2,2を沿わせ、これらを加熱融着一体化
させた構成とされている。
このような箔導体テープ電線は、導体の厚さが
きわめて薄いため、導体のみをコネクターへ挿入
して接続することは不可能であり、このため、第
2図に示すように、箔導体1からプラスチツクテ
ープ2に跨つて補強フイルム3を貼着することが
行なわれていた。
きわめて薄いため、導体のみをコネクターへ挿入
して接続することは不可能であり、このため、第
2図に示すように、箔導体1からプラスチツクテ
ープ2に跨つて補強フイルム3を貼着することが
行なわれていた。
しかしながら、このような方法では箔導体1と
プラスチツクテープ2間に段差があるためプラス
チツクテープ2と補強フイルム3との接着を充分
に行なうようにすると、導体1と補強フイルム3
との接着が不充分になり、逆に導体1と補強フイ
ルム3との接着を充分に行なおうとすると、プラ
スチツクテープ2と補強フイルム3との接着が不
充分になるという欠点があつた。更にプラスチツ
クテープ2の一方を硬質のものとし、導体1の先
端まで延長させて導体1の補強を行なうことも考
えられるがこの場合電線全体の可撓性が損なわれ
るという問題があつた。
プラスチツクテープ2間に段差があるためプラス
チツクテープ2と補強フイルム3との接着を充分
に行なうようにすると、導体1と補強フイルム3
との接着が不充分になり、逆に導体1と補強フイ
ルム3との接着を充分に行なおうとすると、プラ
スチツクテープ2と補強フイルム3との接着が不
充分になるという欠点があつた。更にプラスチツ
クテープ2の一方を硬質のものとし、導体1の先
端まで延長させて導体1の補強を行なうことも考
えられるがこの場合電線全体の可撓性が損なわれ
るという問題があつた。
本発明は、かかる従来の欠点を解消すべくなさ
れたもので、任意間隔で矩形状の独立した窓を繰
り返し穿設した第1のプラスチツクテープの片面
へ、前記窓の横巾内で、併列させた複数条の箔導
体を沿わせ、更にこの箔導体をはさんで、窓を有
しない第2のプラスチツクテープを沿わせてこれ
らを一体に加熱融着するにあたり、第1のプラス
チツクテープの窓に対応して横枠が形成されるよ
う矩形状の独立した窓を繰り返し穿設した第3の
プラスチツクテープを、この対応関係を保持した
状態で第2のプラスチツクテープの箔導体と反対
側の面上へ沿わせて一体に加熱融着させ、しかる
後第1のプラスチツクテープおよび第3のプラス
チツクテープの両側枠を切断除去すると共に第1
のプラスチツクテープの各窓部で巾方向に切断す
ることにより、叙上の欠点のない箔導体テープ電
線を提供しようとするものである。
れたもので、任意間隔で矩形状の独立した窓を繰
り返し穿設した第1のプラスチツクテープの片面
へ、前記窓の横巾内で、併列させた複数条の箔導
体を沿わせ、更にこの箔導体をはさんで、窓を有
しない第2のプラスチツクテープを沿わせてこれ
らを一体に加熱融着するにあたり、第1のプラス
チツクテープの窓に対応して横枠が形成されるよ
う矩形状の独立した窓を繰り返し穿設した第3の
プラスチツクテープを、この対応関係を保持した
状態で第2のプラスチツクテープの箔導体と反対
側の面上へ沿わせて一体に加熱融着させ、しかる
後第1のプラスチツクテープおよび第3のプラス
チツクテープの両側枠を切断除去すると共に第1
のプラスチツクテープの各窓部で巾方向に切断す
ることにより、叙上の欠点のない箔導体テープ電
線を提供しようとするものである。
以下図面に示す一実施例につき説明する。
第3図は、本発明の実施状況を示す説明図であ
る。
る。
図において、本発明に使用される箔導体テープ
電線装置は、回転軸を互いに平行にして上下に配
置された2対の加熱圧着ロール5a,5bと、そ
の下方に順に配置されたトリムロール6、カツタ
ー7により構成されている。
電線装置は、回転軸を互いに平行にして上下に配
置された2対の加熱圧着ロール5a,5bと、そ
の下方に順に配置されたトリムロール6、カツタ
ー7により構成されている。
上方から下方に向けて併列状態で給送される複
数条の箔導体8,8,…8は、その両側に、例え
ばそれぞれポリエチレンのような電気絶縁性の良
好な熱可塑性プラスチツクから成る窓あきの第1
のプラスチツクテープ9と窓を有しない第2のプ
ラスチツクテープ10とが沿わされ、上段の加熱
圧着ロール5aにより一体に加熱融着される。第
1のプラスチツクテープ9の窓11は、ほぼ矩形
状をなしており、複数条の箔導体8,8,…8
は、この窓11の横巾W内に位置するように案内
される。第1のプラスチツクテープ9と、第2の
プラスチツクテープ10とが加熱融着された後第
2のプラスチツクテープ10の外側、すなわち箔
導体8,8,…8と反対側の面には、窓あきの第
3のプラスチツクテープ12が沿わされ、第2の
加熱圧着ロール5bにより一体に加熱融着され
る。第3のプラスチツクテープ12は、第2のプ
ラスチツクテープ10と熱融着性の良好な、例え
ば同質のプラスチツクから成つている。またその
窓13は、ほぼ矩形状をなしており、その大きさ
および各窓間の間隔は、横巾w内に箔導体8,
8,…8が配置され、かつ長さl2が第1のプラス
チツクテープ9の横枠9aの長さL2に対してl2≦
L2となる関係を有し、かつ各窓間の横枠12a
の巾は、第1のプラスチツクテープ9と第3のプ
ラスチツクテープ13とを沿わせたとき第1のプ
ラスチツクテープ9の横枠9aの位置に、第3の
プラスチツクテープ12の窓13の位置がそれぞ
れ対応するような巾とする。
数条の箔導体8,8,…8は、その両側に、例え
ばそれぞれポリエチレンのような電気絶縁性の良
好な熱可塑性プラスチツクから成る窓あきの第1
のプラスチツクテープ9と窓を有しない第2のプ
ラスチツクテープ10とが沿わされ、上段の加熱
圧着ロール5aにより一体に加熱融着される。第
1のプラスチツクテープ9の窓11は、ほぼ矩形
状をなしており、複数条の箔導体8,8,…8
は、この窓11の横巾W内に位置するように案内
される。第1のプラスチツクテープ9と、第2の
プラスチツクテープ10とが加熱融着された後第
2のプラスチツクテープ10の外側、すなわち箔
導体8,8,…8と反対側の面には、窓あきの第
3のプラスチツクテープ12が沿わされ、第2の
加熱圧着ロール5bにより一体に加熱融着され
る。第3のプラスチツクテープ12は、第2のプ
ラスチツクテープ10と熱融着性の良好な、例え
ば同質のプラスチツクから成つている。またその
窓13は、ほぼ矩形状をなしており、その大きさ
および各窓間の間隔は、横巾w内に箔導体8,
8,…8が配置され、かつ長さl2が第1のプラス
チツクテープ9の横枠9aの長さL2に対してl2≦
L2となる関係を有し、かつ各窓間の横枠12a
の巾は、第1のプラスチツクテープ9と第3のプ
ラスチツクテープ13とを沿わせたとき第1のプ
ラスチツクテープ9の横枠9aの位置に、第3の
プラスチツクテープ12の窓13の位置がそれぞ
れ対応するような巾とする。
第2の加熱圧着ロール5bにより、第3のプラ
スチツクテープ12を圧着させる場合には、上記
関係が保持されるように例えば機械的手段により
第1のプラスチツクテープ9と第3のプラスチツ
クテープ12との位置関係を調整して第2の加熱
圧着ロール5bに送り込むようにする。
スチツクテープ12を圧着させる場合には、上記
関係が保持されるように例えば機械的手段により
第1のプラスチツクテープ9と第3のプラスチツ
クテープ12との位置関係を調整して第2の加熱
圧着ロール5bに送り込むようにする。
このようにして第1のプラスチツクテープ9、
箔導体8,8,…8および第3のプラスチツクテ
ープ12を一体に熱融着させた後トリムロール6
により第1のプラスチツクテープ9および第3の
プラスチツクテープ12の窓の側枠14を切断除
去し、次いで、カツター7により、第1のプラス
チツクテープ9の各窓11,11,…11におい
て巾方向に切断すれば、第4図に示すような箔導
体テープ電線15が得られる。
箔導体8,8,…8および第3のプラスチツクテ
ープ12を一体に熱融着させた後トリムロール6
により第1のプラスチツクテープ9および第3の
プラスチツクテープ12の窓の側枠14を切断除
去し、次いで、カツター7により、第1のプラス
チツクテープ9の各窓11,11,…11におい
て巾方向に切断すれば、第4図に示すような箔導
体テープ電線15が得られる。
このようにして得られた箔導体テープ電線15
は、箔導体1,1,…1の片側に第2のプラスチ
ツクテープ10が装着され、更に第2のプラスチ
ツクテープ10の裏面には、補強テープとして第
3のプラスチツクテープ12が接着されているの
で、これをコネクターで接続する場合の操作を容
易に行なうことができる。
は、箔導体1,1,…1の片側に第2のプラスチ
ツクテープ10が装着され、更に第2のプラスチ
ツクテープ10の裏面には、補強テープとして第
3のプラスチツクテープ12が接着されているの
で、これをコネクターで接続する場合の操作を容
易に行なうことができる。
また、補強テープの接着まで一連の工程で行な
うことが可能であるから、製造コストも安くする
ことが可能である。
うことが可能であるから、製造コストも安くする
ことが可能である。
また更に、箔導体1,1,…1の補強は、第3
のプラスチツクテープ12により行なわれるから
第1のプラスチツクテープ9および第2のプラス
チツクテープ10としては軟質のものを使用する
ことができ電線全体の可撓性が損なわれるおそれ
も生じない。
のプラスチツクテープ12により行なわれるから
第1のプラスチツクテープ9および第2のプラス
チツクテープ10としては軟質のものを使用する
ことができ電線全体の可撓性が損なわれるおそれ
も生じない。
第1図および第2図は、それぞれ従来の箔導体
テープ電線を示す斜視図、第3図は本発明の製造
方法を示す説明図、第4図は本発明により得られ
た箔導体テープ電線を示す斜視図である。 8……箔導体、9……第1のプラスチツクテー
プ、10……第2プラスチツクテープ、11,1
3……窓、12……第3のプラスチツクテープ、
15……箔導体テープ電線。
テープ電線を示す斜視図、第3図は本発明の製造
方法を示す説明図、第4図は本発明により得られ
た箔導体テープ電線を示す斜視図である。 8……箔導体、9……第1のプラスチツクテー
プ、10……第2プラスチツクテープ、11,1
3……窓、12……第3のプラスチツクテープ、
15……箔導体テープ電線。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 任意間隔で矩形状の独立した窓を繰り返し穿
設した第1のプラスチツクテープの片面へ、前記
窓の横巾内で、併列させた複数条の箔導体を沿わ
せ、更にこの箔導体をはさんで、窓を有しない第
2のプラスチツクテープを沿わせてこれらを一体
に加熱融着するにあたり、第1のプラスチツクテ
ープの窓に対応して横枠が形成されるよう矩形状
の独立した窓を繰り返し穿設した第3のプラスチ
ツクテープを、この対応関係を保持した状態で第
2のプラスチツクテープの箔導体と反対側の面上
へ沿わせて一体に加熱融着させ、しかる後第1の
プラスチツクテープおよび第3のプラスチツクテ
ープの両側枠を切断除去すると共に第1のプラス
チツクテープの各窓部で巾方向に切断することを
特徴とする箔導体ケーブルの製造方法。 2 窓は、同一サイズの矩形状をなしている特許
請求の範囲第1項記載の箔導体ケーブルの製造方
法。 3 各プラスチツクテープは、加熱ロールにより
加圧融着される特許請求の範囲第1項又は第2項
記載の箔導体ケーブルの製造方法。 4 第3のプラスチツクテープは、第1のプラス
チツクテープと第2のプラスチツクテープとを一
体に加熱融着させた後第2のプラスチツクテープ
へ一体に加熱融着される特許請求の範囲第1項な
いし第3項のいずれか1項記載の箔導体テープ電
線の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9972280A JPS5725608A (en) | 1980-07-21 | 1980-07-21 | Method of producing foil conductor tape wire |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9972280A JPS5725608A (en) | 1980-07-21 | 1980-07-21 | Method of producing foil conductor tape wire |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5725608A JPS5725608A (en) | 1982-02-10 |
JPS636964B2 true JPS636964B2 (ja) | 1988-02-15 |
Family
ID=14254960
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9972280A Granted JPS5725608A (en) | 1980-07-21 | 1980-07-21 | Method of producing foil conductor tape wire |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5725608A (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5943813A (ja) * | 1982-09-04 | 1984-03-12 | Seiki Kinzoku Kako Kk | 鋼浴中脱酸処理装置 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5170474A (en) * | 1974-12-17 | 1976-06-18 | Sumitomo Electric Industries | Teepujodensenno seizohoho |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5397392U (ja) * | 1977-01-10 | 1978-08-08 |
-
1980
- 1980-07-21 JP JP9972280A patent/JPS5725608A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5170474A (en) * | 1974-12-17 | 1976-06-18 | Sumitomo Electric Industries | Teepujodensenno seizohoho |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5725608A (en) | 1982-02-10 |
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