JPS6368755A - ピストンのリング溝及びこのリング溝を有するピストン - Google Patents
ピストンのリング溝及びこのリング溝を有するピストンInfo
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- JPS6368755A JPS6368755A JP21070986A JP21070986A JPS6368755A JP S6368755 A JPS6368755 A JP S6368755A JP 21070986 A JP21070986 A JP 21070986A JP 21070986 A JP21070986 A JP 21070986A JP S6368755 A JPS6368755 A JP S6368755A
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-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16J—PISTONS; CYLINDERS; SEALINGS
- F16J9/00—Piston-rings, e.g. non-metallic piston-rings, seats therefor; Ring sealings of similar construction
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明はピストンのリング溝及びこのリング溝を有す
るピストンに係り、特に加工工程の簡略化を図り製作を
容易に果し得るとともに、潤滑油消費量及びブローバイ
ガス発生量を低減し得るピストンのリング溝及びこのリ
ング溝を有するピストンに関する。
るピストンに係り、特に加工工程の簡略化を図り製作を
容易に果し得るとともに、潤滑油消費量及びブローバイ
ガス発生量を低減し得るピストンのリング溝及びこのリ
ング溝を有するピストンに関する。
内燃機関のピストンは、シリンダ内に組込まれ混合気の
燃焼ガス圧力を直接受けて往復運動に変え、連接棒を介
してクランク軸を回転させている。
燃焼ガス圧力を直接受けて往復運動に変え、連接棒を介
してクランク軸を回転させている。
ピストンはヘッド部、リング部そしてスカート部を有し
、リング部の夫々リング溝にはピストンリングである圧
力リング及び油かきリングが装着されている。圧力リン
グは、主として燃焼室とクランク室との気密を保持しブ
ローバイの防止を果すとともにピストンの熱をシリンダ
側に伝導する機能を有している。また、油かきリングは
、主としてシリンダの内壁面に油膜を生成するとともに
余分な潤滑油をかき落して潤滑油量を調整し、しかもピ
ストンの熱をシリンダ側に伝導する機能を有している。
、リング部の夫々リング溝にはピストンリングである圧
力リング及び油かきリングが装着されている。圧力リン
グは、主として燃焼室とクランク室との気密を保持しブ
ローバイの防止を果すとともにピストンの熱をシリンダ
側に伝導する機能を有している。また、油かきリングは
、主としてシリンダの内壁面に油膜を生成するとともに
余分な潤滑油をかき落して潤滑油量を調整し、しかもピ
ストンの熱をシリンダ側に伝導する機能を有している。
ピストンの構造としては、例えば特開昭55−3750
5号公報に開示されている。この公報に記載のピストン
は、油かきリング溝とこの油かきリング導直上のピスト
ンリング溝間のランド部の外表面からピストンの内壁面
まで貫通する潤滑油の逃し孔を存し、機関低回転時にお
いてランド部とシリンダの内壁面間にガス圧が生じても
逃し孔から速やかに排出させて逆止弁効果を維持せしめ
るとともに、機関高回転時においてはランド部とシリン
ダの内壁面間に侵入した・潤滑油を逃し孔から速やかに
排出させて潤滑油消費量を低減している。
5号公報に開示されている。この公報に記載のピストン
は、油かきリング溝とこの油かきリング導直上のピスト
ンリング溝間のランド部の外表面からピストンの内壁面
まで貫通する潤滑油の逃し孔を存し、機関低回転時にお
いてランド部とシリンダの内壁面間にガス圧が生じても
逃し孔から速やかに排出させて逆止弁効果を維持せしめ
るとともに、機関高回転時においてはランド部とシリン
ダの内壁面間に侵入した・潤滑油を逃し孔から速やかに
排出させて潤滑油消費量を低減している。
また、ピストンの構造としては、例えば、第7図に示す
如く、2本の第1、第2圧力リング70.72及びスリ
ーピース型の組合せ油かきリング74を設け、また油か
きリング溝76の深奥部76bに連通ずるとともに内壁
面78bに開口する逃し溝80(「逃し孔」という場合
もある)を設ケたピストン78がある。スリーピース型
0組合せ油かきリング74は、潤滑油のかき落し性能が
良い等の要因で潤滑油消費量を効果的に低減している。
如く、2本の第1、第2圧力リング70.72及びスリ
ーピース型の組合せ油かきリング74を設け、また油か
きリング溝76の深奥部76bに連通ずるとともに内壁
面78bに開口する逃し溝80(「逃し孔」という場合
もある)を設ケたピストン78がある。スリーピース型
0組合せ油かきリング74は、潤滑油のかき落し性能が
良い等の要因で潤滑油消費量を効果的に低減している。
また、第8図に示す如く、油かきリング溝82にワンピ
ース型のテーバ状油かきリング84を設けたピストン8
6においては、ブローバイガス発生量を効果的に低減し
ている。このピストン86には、前記第7図に示す油か
きリング溝76よりも小なる開口面積の油かきリング溝
82に第7図に示す逃し溝80よりも小なる開口面積の
逃し溝88が同様に形成されている。
ース型のテーバ状油かきリング84を設けたピストン8
6においては、ブローバイガス発生量を効果的に低減し
ている。このピストン86には、前記第7図に示す油か
きリング溝76よりも小なる開口面積の油かきリング溝
82に第7図に示す逃し溝80よりも小なる開口面積の
逃し溝88が同様に形成されている。
ところで、従来、ピストンの製作に際し、ピストンの外
壁面から圧力リングを装着するリング溝及び油かきリン
グを装着する油かきリング溝を形成し、またこの油かき
リング溝にはピストンの内壁面に開口する逃し溝を連通
して形成していた。
壁面から圧力リングを装着するリング溝及び油かきリン
グを装着する油かきリング溝を形成し、またこの油かき
リング溝にはピストンの内壁面に開口する逃し溝を連通
して形成していた。
更に、上述公報に記載のものにおいては、ランド部の外
表面からピストンの内壁面に逃し孔を形成していた。こ
のため、逃し溝や逃し孔の加工において、油かきリング
溝を加工した後に逃し溝や逃し孔を加工する必要があり
、作業工程が増加するとともに、特に逃し溝の加工に際
しては制約を受けて加工作業が面倒になり、この結果製
作が困難になるという不都合があった。また、前述の如
く逃し溝の加工に際しては制約を受けるので、油かきリ
ング溝に対し径の大なる逃し溝を形成し得ず、このため
開口面積の大なる油かきリング溝と開口面積の小なる逃
し溝間には段差が生ずるとともに、潤滑油を積極的に戻
すことができる充分な逃し溝の開口通路面積を形成し得
ず、結果として潤滑油消費量が増加する不都合が生じた
。また、油かきリング溝と略同形状の逃し溝をピストン
の内壁面に開口して形成した場合には、油かきリング溝
の深奥部全体が内壁面に開口してしまうので、潤滑油消
費量を低減し得るが、ブローバイガス発生量が増加する
不都合を招いた。
表面からピストンの内壁面に逃し孔を形成していた。こ
のため、逃し溝や逃し孔の加工において、油かきリング
溝を加工した後に逃し溝や逃し孔を加工する必要があり
、作業工程が増加するとともに、特に逃し溝の加工に際
しては制約を受けて加工作業が面倒になり、この結果製
作が困難になるという不都合があった。また、前述の如
く逃し溝の加工に際しては制約を受けるので、油かきリ
ング溝に対し径の大なる逃し溝を形成し得ず、このため
開口面積の大なる油かきリング溝と開口面積の小なる逃
し溝間には段差が生ずるとともに、潤滑油を積極的に戻
すことができる充分な逃し溝の開口通路面積を形成し得
ず、結果として潤滑油消費量が増加する不都合が生じた
。また、油かきリング溝と略同形状の逃し溝をピストン
の内壁面に開口して形成した場合には、油かきリング溝
の深奥部全体が内壁面に開口してしまうので、潤滑油消
費量を低減し得るが、ブローバイガス発生量が増加する
不都合を招いた。
そこでこの発明の目的は、上述の不都合を除去し、層下
部位のリング溝の下面部の一部及び深奥部の一部の切欠
によりピストンの内壁面に連通ずる逃し開口部を形成し
たことにより、従来の逃し溝の加工を不要として加工工
程の簡略化を図るとともに加工に際しては制約を受けな
いので、製作を容易に果し得て、また、潤滑油消費量及
びブローバイガス発生量を低減し得るピストンのリング
溝及びこのリング溝を有するピストンを実現するにある
。
部位のリング溝の下面部の一部及び深奥部の一部の切欠
によりピストンの内壁面に連通ずる逃し開口部を形成し
たことにより、従来の逃し溝の加工を不要として加工工
程の簡略化を図るとともに加工に際しては制約を受けな
いので、製作を容易に果し得て、また、潤滑油消費量及
びブローバイガス発生量を低減し得るピストンのリング
溝及びこのリング溝を有するピストンを実現するにある
。
この目的を達成するためにこの発明は、ピストン外壁面
に設けた複数のリング溝の層下部位のリング溝に該リン
グ溝の下面部の一部及び深奥部の一部の切欠により前記
ピストン内壁面に連通ずる逃し開口部を形成したことを
特徴とする。
に設けた複数のリング溝の層下部位のリング溝に該リン
グ溝の下面部の一部及び深奥部の一部の切欠により前記
ピストン内壁面に連通ずる逃し開口部を形成したことを
特徴とする。
また、ピストン外壁面に設けた複数のリング溝の層下部
位のリング溝に該リング溝の下面部の一部及び深奥部の
一部の切欠により前記ピストン内壁面に連通ずる逃し開
口部を形成し、前記層下部位のリング溝には潤滑油を前
記逃し開口部から戻すとともに燃焼ガスの漏洩を阻止す
る油かき及びブローバイ防止ピストンリングを設け、前
記リング溝の残余のものには燃焼ガスの漏洩を阻止する
ピストンリングを設けたことを特徴とする。
位のリング溝に該リング溝の下面部の一部及び深奥部の
一部の切欠により前記ピストン内壁面に連通ずる逃し開
口部を形成し、前記層下部位のリング溝には潤滑油を前
記逃し開口部から戻すとともに燃焼ガスの漏洩を阻止す
る油かき及びブローバイ防止ピストンリングを設け、前
記リング溝の残余のものには燃焼ガスの漏洩を阻止する
ピストンリングを設けたことを特徴とする。
この発明の構成によれば、層下部位のリング溝の下面部
の一部及び深奥部の一部の切欠によりピストンの内壁面
に連通ずる逃し開口部を形成することにより、従来の逃
し溝の加工を不要とし加工工程の簡略化を図るとともに
加工に際しては制約を受けないので、製作を容易に果し
得る。また、逃し開口部が層下部位のリング溝の下面部
の一部及び深奥部の一部の切欠により形成されているの
で、かき落された潤滑油が下面部を円滑に流れて積極的
に戻り、また、油かきリング溝の深奥部の他部である上
部が閉塞されているので、潤滑油消費量及びブローバイ
ガス発生量が低減される。
の一部及び深奥部の一部の切欠によりピストンの内壁面
に連通ずる逃し開口部を形成することにより、従来の逃
し溝の加工を不要とし加工工程の簡略化を図るとともに
加工に際しては制約を受けないので、製作を容易に果し
得る。また、逃し開口部が層下部位のリング溝の下面部
の一部及び深奥部の一部の切欠により形成されているの
で、かき落された潤滑油が下面部を円滑に流れて積極的
に戻り、また、油かきリング溝の深奥部の他部である上
部が閉塞されているので、潤滑油消費量及びブローバイ
ガス発生量が低減される。
以下図面に基づいてこの発明の実施例を詳細且つ具体的
に説明する。
に説明する。
第1.2図はこの発明の第1実施例を示すものである。
図において、2は内燃機関(図示せず)のシリンダ、4
はピストンである。ピストン4は、ヘッド部6、リング
部8そしてスカート部10を有している。リング部8に
は、3本のリング溝、つまり上方から順次に第1リング
溝12、第2リング溝14そして油かきリング溝16が
形成されている。即ち、ピストン4の外壁面4aにおい
ては、第1リング溝12がトップランド18と第2ラン
ド20間に形成され、第2リング溝14が第2ランド2
0と第3ランド22間に形成され、層下部位の油かきリ
ング溝16が第3ランド22とスカート部10間に形成
されている。そして、第1リング′a12には第1圧力
リング24が装着され、第2リング溝14には第2圧力
リング26が装着され、油かきリング溝16にはスリー
ピース型の組合せ油かきリング28が装着される。っま
り、燃焼ガスの漏洩を防止する油かき及びブローバイピ
ストンリングである組合せ油かきリング28を油かきリ
ング溝16に設け、リング溝の残余の第1、第2リング
溝12.14には主に燃焼ガスの漏洩を阻止する第1、
第2圧力リング24.26を設けでいる。第1圧力リン
グ24は、シリンダ2の内壁面2aに接触する表面が平
坦に形成されたプレーン状ピストンリングであり、主に
燃焼ガスの漏洩を防止し、最も過酷な条件下で使用され
るため耐摩耗性部材で形成され、気密性及び熱伝導性に
優れている。第2圧力リング26は、シリンダ2の内壁
面2aに接触する表面に勾配を形成したテーパ状ピスト
ンリングであり、シリンダ2の内壁面2aに線接触する
ので、馴染み易く、気密性及び油かき性に優れている。
はピストンである。ピストン4は、ヘッド部6、リング
部8そしてスカート部10を有している。リング部8に
は、3本のリング溝、つまり上方から順次に第1リング
溝12、第2リング溝14そして油かきリング溝16が
形成されている。即ち、ピストン4の外壁面4aにおい
ては、第1リング溝12がトップランド18と第2ラン
ド20間に形成され、第2リング溝14が第2ランド2
0と第3ランド22間に形成され、層下部位の油かきリ
ング溝16が第3ランド22とスカート部10間に形成
されている。そして、第1リング′a12には第1圧力
リング24が装着され、第2リング溝14には第2圧力
リング26が装着され、油かきリング溝16にはスリー
ピース型の組合せ油かきリング28が装着される。っま
り、燃焼ガスの漏洩を防止する油かき及びブローバイピ
ストンリングである組合せ油かきリング28を油かきリ
ング溝16に設け、リング溝の残余の第1、第2リング
溝12.14には主に燃焼ガスの漏洩を阻止する第1、
第2圧力リング24.26を設けでいる。第1圧力リン
グ24は、シリンダ2の内壁面2aに接触する表面が平
坦に形成されたプレーン状ピストンリングであり、主に
燃焼ガスの漏洩を防止し、最も過酷な条件下で使用され
るため耐摩耗性部材で形成され、気密性及び熱伝導性に
優れている。第2圧力リング26は、シリンダ2の内壁
面2aに接触する表面に勾配を形成したテーパ状ピスト
ンリングであり、シリンダ2の内壁面2aに線接触する
ので、馴染み易く、気密性及び油かき性に優れている。
組合せ油かきリング28は、スリーピース型であり、潤
滑油の油かき性及びシール性に優れ、油かき及びブロー
バイ防止を果している。また、スカート部10には、一
端がピストン4の外壁面4aに開口するとともに他端が
ピストン4の内壁面、4 bに開口する潤滑油の油逃し
用孔30が形成されている。
滑油の油かき性及びシール性に優れ、油かき及びブロー
バイ防止を果している。また、スカート部10には、一
端がピストン4の外壁面4aに開口するとともに他端が
ピストン4の内壁面、4 bに開口する潤滑油の油逃し
用孔30が形成されている。
前記ピストン4のリング部8部位のピストン4の内壁面
4bには、油かきリング溝16の下面部16aの一部及
び深奥部16bの一部を連通ずるように凹所32が鋳抜
き、あるいはエンドミルによるミーリング加工によって
形成される(第1図の2点鎖線で示す)。即ち、第2図
に示す如く、例えば、直径りのエンドミル(底フライス
)によってピストン4の内壁面4bをA−A間において
切欠き、凹所32を形成するものである。そして、ピス
トン4の外壁面4aに対し直角に油かきリング溝16を
ピストン4の中心方向に加工すると、油かきリング溝1
6の下面部16aの一部及び深奥部16bの一部がピス
トン4の内壁面4bの凹所32に開口し、この開口を逃
し開口部34とする。従って、逃し開口部34は、従来
の逃し溝としての機能を里すとともに、潤滑油を戻す開
口通路面積が従来のし 溝の開口通路面積に比し略4倍
となり、しかも油かきリング溝16の加工のみによって
形成されるものである。また、油かきリング溝16の深
奥部16bの他部である上部が閉塞されているので、ブ
ローバイガスの侵入を極力阻止することができ、ブロー
バイガス発生量を抑制しつつ潤滑油消費量を低減するも
のである。
4bには、油かきリング溝16の下面部16aの一部及
び深奥部16bの一部を連通ずるように凹所32が鋳抜
き、あるいはエンドミルによるミーリング加工によって
形成される(第1図の2点鎖線で示す)。即ち、第2図
に示す如く、例えば、直径りのエンドミル(底フライス
)によってピストン4の内壁面4bをA−A間において
切欠き、凹所32を形成するものである。そして、ピス
トン4の外壁面4aに対し直角に油かきリング溝16を
ピストン4の中心方向に加工すると、油かきリング溝1
6の下面部16aの一部及び深奥部16bの一部がピス
トン4の内壁面4bの凹所32に開口し、この開口を逃
し開口部34とする。従って、逃し開口部34は、従来
の逃し溝としての機能を里すとともに、潤滑油を戻す開
口通路面積が従来のし 溝の開口通路面積に比し略4倍
となり、しかも油かきリング溝16の加工のみによって
形成されるものである。また、油かきリング溝16の深
奥部16bの他部である上部が閉塞されているので、ブ
ローバイガスの侵入を極力阻止することができ、ブロー
バイガス発生量を抑制しつつ潤滑油消費量を低減するも
のである。
以下、この第1実施例の作用を説明する。
ピストン4の製作に際し、先ず第1、第2リング溝12
.14を形成するとともに、ピストン4の内壁面4bに
は油かきリング溝16の下面部16aの一部及び深奥部
16bの一部に連通ずるように凹所32を形成し、次い
でピストン4の外壁面4aから油かきリング溝16をピ
ストン4の中心方向に加工すると、油かきリング溝16
の下面部16aの一部及び深奥部16bの一部が凹所3
4に連通し逃し開口部34が形成される。
.14を形成するとともに、ピストン4の内壁面4bに
は油かきリング溝16の下面部16aの一部及び深奥部
16bの一部に連通ずるように凹所32を形成し、次い
でピストン4の外壁面4aから油かきリング溝16をピ
ストン4の中心方向に加工すると、油かきリング溝16
の下面部16aの一部及び深奥部16bの一部が凹所3
4に連通し逃し開口部34が形成される。
この結果、従来の逃し溝の加工を省略することができる
ので、加工工程の簡略化を図るとともに溝の加工に際し
ては制約を受けないので、ピストン4の製作を容易に果
し得る。また、逃し開口部34が油かきリング溝16の
下面部16aの一部及び深奥部16bの一部により形成
されているので、潤滑油が戻る開口通路面積を大きくす
ることができるとともに、バッククリアランスLが従来
のクリアランスj2(第7図に示す)に比し、大きくす
ることができる。即ち、かき落された潤滑油は、下面部
16aに沿って急速に流れ、逃し開口部34から積極的
に戻される。また、°油かきリング溝16の深奥部16
bの上部が閉塞され、ブローバイガスの侵入が極力阻止
される。これにより、第5図の潤滑油消費量と負荷との
関係を示すグラフ図に示す如く、この第1実施例による
組合せ油かきリング28を有する構成のピストン4を使
用した場合の潤滑油消費!(第5図のa線で示す)は、
第7図における構成の従来のピストン78を使用した場
合の潤滑油消費量(第5図のX線で示す)に比し、低減
される。また、第6図のブローバイガス発生量と機関回
転数との関係を示すグラフ図に示す如く、第1実施例に
よる構成のピストン4を使用した場合のブローバイガス
発生量(第6図のa線で示す)は、上述のピストン78
を使用した場合のブローバイガス発生量(第6図のX線
で示す)よりも、低減される。従って、ブローバイガス
発生量を抑制しつつ潤滑油消費量を低減させることがで
き、内燃機関に与える悪影響を効果的に防止し、内燃機
関の機能を良好に維持し得る。
ので、加工工程の簡略化を図るとともに溝の加工に際し
ては制約を受けないので、ピストン4の製作を容易に果
し得る。また、逃し開口部34が油かきリング溝16の
下面部16aの一部及び深奥部16bの一部により形成
されているので、潤滑油が戻る開口通路面積を大きくす
ることができるとともに、バッククリアランスLが従来
のクリアランスj2(第7図に示す)に比し、大きくす
ることができる。即ち、かき落された潤滑油は、下面部
16aに沿って急速に流れ、逃し開口部34から積極的
に戻される。また、°油かきリング溝16の深奥部16
bの上部が閉塞され、ブローバイガスの侵入が極力阻止
される。これにより、第5図の潤滑油消費量と負荷との
関係を示すグラフ図に示す如く、この第1実施例による
組合せ油かきリング28を有する構成のピストン4を使
用した場合の潤滑油消費!(第5図のa線で示す)は、
第7図における構成の従来のピストン78を使用した場
合の潤滑油消費量(第5図のX線で示す)に比し、低減
される。また、第6図のブローバイガス発生量と機関回
転数との関係を示すグラフ図に示す如く、第1実施例に
よる構成のピストン4を使用した場合のブローバイガス
発生量(第6図のa線で示す)は、上述のピストン78
を使用した場合のブローバイガス発生量(第6図のX線
で示す)よりも、低減される。従って、ブローバイガス
発生量を抑制しつつ潤滑油消費量を低減させることがで
き、内燃機関に与える悪影響を効果的に防止し、内燃機
関の機能を良好に維持し得る。
第3図はこの発明の第2実施例を示すものである。以下
の実施例においては、上述の第1実施例と同一機能を果
す箇所には同一符号を付して説明する。
の実施例においては、上述の第1実施例と同一機能を果
す箇所には同一符号を付して説明する。
この第2実施例の特徴とするところは、以下の点にある
。即ち、ピストン4は、下面部42aの一部及び深奥部
42bの一部の切欠により逃し開口部34を形成した小
なる油かきリング溝42にシリンダ2の内壁面2aに接
触する表面に勾配を形成したワンピース型のテーパ状油
かきリング44を装着し、残余の第1、第2圧力リング
溝12.14には上述第1実施例と同様の第1、第2圧
力リング24.26を装着して構成される。
。即ち、ピストン4は、下面部42aの一部及び深奥部
42bの一部の切欠により逃し開口部34を形成した小
なる油かきリング溝42にシリンダ2の内壁面2aに接
触する表面に勾配を形成したワンピース型のテーパ状油
かきリング44を装着し、残余の第1、第2圧力リング
溝12.14には上述第1実施例と同様の第1、第2圧
力リング24.26を装着して構成される。
テーパ状油かきリング44は、シリンダ2の内壁面2a
に線接触してシール面圧が高く、〜11染み易(、しか
も気密性が良く、ブローバイガス発生量を効果的に低減
するものである。
に線接触してシール面圧が高く、〜11染み易(、しか
も気密性が良く、ブローバイガス発生量を効果的に低減
するものである。
この第2実施例の構成によれば、ワンピース型のテーパ
状油かきリング44を装着する小なる油リング溝42に
も潤滑油が戻る開口通路面積を大きく形成することがで
きるとともに、潤滑油が下面部42aに沿って急速に流
れる。これにより、第5図に示す如く、この第2実施例
における構成のピストン4を使用した場合の潤滑油消費
量(第5図のb線で示す)は、第8図における構成の従
来のピストン86を使用した場合の潤滑油消費量(第5
図のy線で示す)に比し、大幅に低減されることが明白
である。また、第6図に示す如く、この第2実施例によ
る構成のピストン4を使用した場合のブローバイガス発
生量(第6図のb線で示す)は、上述のピストン86を
使用した場合のブローバイガス発生N(第6図のy線で
示す)に比し、低減される。更に、構成の複雑なスリー
ピース型の組合せ油かきリングを不要とし、構成の簡単
なワンピース型のテーパ状油かきリング44を利用する
ことができるので、廉価とし得る。
状油かきリング44を装着する小なる油リング溝42に
も潤滑油が戻る開口通路面積を大きく形成することがで
きるとともに、潤滑油が下面部42aに沿って急速に流
れる。これにより、第5図に示す如く、この第2実施例
における構成のピストン4を使用した場合の潤滑油消費
量(第5図のb線で示す)は、第8図における構成の従
来のピストン86を使用した場合の潤滑油消費量(第5
図のy線で示す)に比し、大幅に低減されることが明白
である。また、第6図に示す如く、この第2実施例によ
る構成のピストン4を使用した場合のブローバイガス発
生量(第6図のb線で示す)は、上述のピストン86を
使用した場合のブローバイガス発生N(第6図のy線で
示す)に比し、低減される。更に、構成の複雑なスリー
ピース型の組合せ油かきリングを不要とし、構成の簡単
なワンピース型のテーパ状油かきリング44を利用する
ことができるので、廉価とし得る。
第4図はこの発明の第3実施例を示すものである。
この第3実施例の特徴とするところは、以下の点にある
。即ち、ピストン4は、1本のリング溝52と1本の油
かきリング溝54とを有し、リング溝52に圧力リング
56を装着し、また油かきリング溝54には酸油かきリ
ング溝54の下面部54aの一部及び深奥部54bの一
部の切欠、っまり凹所58によりピストン4の内壁面4
bに連通ずる逃し開口部60を形成し、前記油がきリン
グ溝54にワンピース型のテーバ状油かきリング62を
装着して構成される。つまり、この第3実施例による構
成のピストン4は、油かきリング溝54の下面部54a
の一部及び深奥部54bの一部の切欠により逃し開口部
60を形成したことにより、かき落された潤滑油が下面
部54aに沿って急速に流れて積極的に戻される性質を
利用することと、ワンピース型のテーパ状油かきリング
62がブローバイガス発生量を大幅に低減するとともに
潤滑油のかき落し機能が良いことに鑑み、圧力リング5
6及びテーパ状油かきリング62のみを設けた構成であ
る。
。即ち、ピストン4は、1本のリング溝52と1本の油
かきリング溝54とを有し、リング溝52に圧力リング
56を装着し、また油かきリング溝54には酸油かきリ
ング溝54の下面部54aの一部及び深奥部54bの一
部の切欠、っまり凹所58によりピストン4の内壁面4
bに連通ずる逃し開口部60を形成し、前記油がきリン
グ溝54にワンピース型のテーバ状油かきリング62を
装着して構成される。つまり、この第3実施例による構
成のピストン4は、油かきリング溝54の下面部54a
の一部及び深奥部54bの一部の切欠により逃し開口部
60を形成したことにより、かき落された潤滑油が下面
部54aに沿って急速に流れて積極的に戻される性質を
利用することと、ワンピース型のテーパ状油かきリング
62がブローバイガス発生量を大幅に低減するとともに
潤滑油のかき落し機能が良いことに鑑み、圧力リング5
6及びテーパ状油かきリング62のみを設けた構成であ
る。
この第3実施例の構成によれば、ピストンリングとして
は圧力リング56とテーバ状油かきリング62との2本
だけなので、シリンダ2の内壁面2aとピストンリング
との接触総面積を少な(する等の要因で、摩擦抵抗を減
少させ、燃費や機関出力の向上を図り得る。また、第5
図に示す如く、この第3実施例の構成によるピストン4
を使用した場合の潤滑油消費量(第5図のC線で示す)
は、第8図の構成における従来のピストン86を使用し
た場合の潤滑油消費量(第5図のy線で示す)に比し、
大幅に低減される。また、第2リング溝の加工が省略さ
れるので、更に加工工程の簡略化を図り得るとともに、
第2圧力リングを不要として部品点数を低減し、廉価と
し得る。更に、リング部8の高さを低くし、もってピス
トン4全体の高さを低減してピストンの小型化を図り得
る。
は圧力リング56とテーバ状油かきリング62との2本
だけなので、シリンダ2の内壁面2aとピストンリング
との接触総面積を少な(する等の要因で、摩擦抵抗を減
少させ、燃費や機関出力の向上を図り得る。また、第5
図に示す如く、この第3実施例の構成によるピストン4
を使用した場合の潤滑油消費量(第5図のC線で示す)
は、第8図の構成における従来のピストン86を使用し
た場合の潤滑油消費量(第5図のy線で示す)に比し、
大幅に低減される。また、第2リング溝の加工が省略さ
れるので、更に加工工程の簡略化を図り得るとともに、
第2圧力リングを不要として部品点数を低減し、廉価と
し得る。更に、リング部8の高さを低くし、もってピス
トン4全体の高さを低減してピストンの小型化を図り得
る。
なお、この発明は上述の実施例に限定されず種々応用改
変が可能であることは勿論である。
変が可能であることは勿論である。
例えば、上述の実施例においては、下面部の一部及び深
奥部の一部を切欠すべく凹所を形成した後に油かきリン
グ溝を形成したが、先に油かきリング溝を形成し、次い
でこの油がきリング溝の下面部の一部及び深奥部の一部
を切欠すべく凹所を形成することも可能である。
奥部の一部を切欠すべく凹所を形成した後に油かきリン
グ溝を形成したが、先に油かきリング溝を形成し、次い
でこの油がきリング溝の下面部の一部及び深奥部の一部
を切欠すべく凹所を形成することも可能である。
以上詳細な説明から明らかなようにこの発明によれば、
層下部位のリング溝の下面部の一部及び深奥部の一部の
切欠によりピストンの内壁面に連通ずる逃し開口部を形
成したことにより、従来の逃し溝の加工を不要として加
工工程の簡略化を図るとともに加工に際しては制約を受
けないので、ピストンの製作を容易に果し得る。
層下部位のリング溝の下面部の一部及び深奥部の一部の
切欠によりピストンの内壁面に連通ずる逃し開口部を形
成したことにより、従来の逃し溝の加工を不要として加
工工程の簡略化を図るとともに加工に際しては制約を受
けないので、ピストンの製作を容易に果し得る。
また、逃し開口部がリング溝の下面部の一部及び深奥部
の一部の切欠によりピストンの内壁面に形成されている
ので、潤滑油の戻りを積極的に果すとともにブローバイ
ガスの侵入を極力阻止して潤滑油消費量及びブローバイ
ガス発生量を低減し得る。
の一部の切欠によりピストンの内壁面に形成されている
ので、潤滑油の戻りを積極的に果すとともにブローバイ
ガスの侵入を極力阻止して潤滑油消費量及びブローバイ
ガス発生量を低減し得る。
更に、スリーピース型の組合せ油かきリングを有するピ
ストンを使用すれば、潤滑油消費量を効果的に低減しつ
つブローバイガス発生量をも低減し得る。
ストンを使用すれば、潤滑油消費量を効果的に低減しつ
つブローバイガス発生量をも低減し得る。
更にまた、ワンピース型のテーパ状油かきリングを有す
るピストンを使用すれば、ブローバイガス発生量を効果
的に低減しつつ潤滑油消費量をも低減し得る。
るピストンを使用すれば、ブローバイガス発生量を効果
的に低減しつつ潤滑油消費量をも低減し得る。
また、1本の圧力リングと1本の油かきリングとを有す
るピストンを使用すれば、摩擦抵抗を減少させて燃費や
機関出力の向上を図るとともに、リング部の高さを低く
してピストンの小型化を図り得る。
るピストンを使用すれば、摩擦抵抗を減少させて燃費や
機関出力の向上を図るとともに、リング部の高さを低く
してピストンの小型化を図り得る。
第1.2図はこの発明の第1実施例を示し、第1図はシ
リンダとピストンとの一部断面図、第2図はピストンの
水平方向の断面図である。 第3図はこの発明の第2実施例を示し、シリンダとピス
トンとの一部断面図である。 第4図はこの発明の第3実施例を示し、シリンダとピス
トンとの一部断面図である。 第5図は潤滑油消費量と負荷との関係を示すグラフ図で
ある。 第6図はブローバイガス発生量と機関回転数との関係を
示すグラフ図である。 第7図は従来の−のピストンとシリンダとを示す一部断
面図である。 第8図は従来の他のピストンとシリンダとを示す一部断
面図である。 図において、2はシリンダ、2aはシリンダの内壁面、
4はピストン、4aはピストンの外壁面、4bはピスト
ンの内壁面、6はヘッド部、8はリング部、10はスカ
ート部、12は第1リング溝、14は第2リング溝、1
6は油かきリング溝、16aは油かきリング溝の下面部
、16bは油かきリング溝の深奥部、24は第1圧力リ
ング、26は第2圧力リング、28は組合せ油かきリン
グ、32は凹所、そして34は逃し開口部である。 (o CD 。 一−i 第3図 第5図 第6図 携関回転牧 第7図 第8図 手製にネ甫正書 (方式) %式% 1、事件の表示 特願昭61−210709号 2、発明の名称 ピストンのリング溝及びこのリング溝を有するピストン 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 住 所 静岡県浜名郡可美村高塚300番地名 称
(208)鈴木自動車工業株式会社代表者 鈴 木
修 4、代 理 人 〒105 Tn 03−438−
2241 (代表)住 所 東京都港区虎ノ門3丁
目4番17号・6.補正の対象 図面
リンダとピストンとの一部断面図、第2図はピストンの
水平方向の断面図である。 第3図はこの発明の第2実施例を示し、シリンダとピス
トンとの一部断面図である。 第4図はこの発明の第3実施例を示し、シリンダとピス
トンとの一部断面図である。 第5図は潤滑油消費量と負荷との関係を示すグラフ図で
ある。 第6図はブローバイガス発生量と機関回転数との関係を
示すグラフ図である。 第7図は従来の−のピストンとシリンダとを示す一部断
面図である。 第8図は従来の他のピストンとシリンダとを示す一部断
面図である。 図において、2はシリンダ、2aはシリンダの内壁面、
4はピストン、4aはピストンの外壁面、4bはピスト
ンの内壁面、6はヘッド部、8はリング部、10はスカ
ート部、12は第1リング溝、14は第2リング溝、1
6は油かきリング溝、16aは油かきリング溝の下面部
、16bは油かきリング溝の深奥部、24は第1圧力リ
ング、26は第2圧力リング、28は組合せ油かきリン
グ、32は凹所、そして34は逃し開口部である。 (o CD 。 一−i 第3図 第5図 第6図 携関回転牧 第7図 第8図 手製にネ甫正書 (方式) %式% 1、事件の表示 特願昭61−210709号 2、発明の名称 ピストンのリング溝及びこのリング溝を有するピストン 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 住 所 静岡県浜名郡可美村高塚300番地名 称
(208)鈴木自動車工業株式会社代表者 鈴 木
修 4、代 理 人 〒105 Tn 03−438−
2241 (代表)住 所 東京都港区虎ノ門3丁
目4番17号・6.補正の対象 図面
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、ピストン外壁面に設けた複数のリング溝の最下部位
のリング溝に該リング溝の下面部の一部及び深奥部の一
部の切欠により前記ピストン内壁面に連通する逃し開口
部を形成したことを特徴とするピストンのリング溝。 2、ピストン外壁面に設けた複数のリング溝の層下部位
のリング溝に該リング溝の下面部の一部及び深奥部の一
部の切欠により前記ピストン内壁面に連通する逃し開口
部を形成し、前記層下部位のリング溝には潤滑油を前記
逃し開口部から戻すとともに燃焼ガスの漏洩を阻止する
油かき及びブローバイ防止ピストンリングを設け、前記
リング溝の残余のものには燃焼ガスの漏洩を阻止するピ
ストンリングを設けたことを特徴とするリング溝を有す
るピストン。 3、前記ピストンは、3本のリング溝を有し、前記逃し
開口部を形成した最下部位のリング溝に前記油かき及び
ブローバイ防止ピストンリングであるスリーピース型の
組合せ油かきリングを設け、前記リング溝の残余のもの
には前記燃焼ガスの漏洩を阻止するピストンリングであ
る圧力リングを夫々設けたピストンである特許請求の範
囲第2項記載のリング溝を有するピストン。 4、前記ピストンは、3本のリング溝を有し、前記逃し
開口部を形成した最下部位のリング溝に前記油かき及び
ブローバイ防止ピストンリングであるワンピース型のテ
ーパ状油かきリングを設け、前記リング溝の残余のもの
には前記燃焼ガスの漏洩を阻止するピストンリングであ
る圧力リングを夫々設けたピストンである特許請求の範
囲第2項記載のリング溝を有するピストン。 5、前記ピストンは、2本のリング溝を有し、前記逃し
開口部を形成した最下部位のリング溝に前記油かき及び
ブローバイ防止ピストンリングであるワンピース型のテ
ーパ状油かきリングを設け、前記残余の1本のリング溝
には前記燃焼ガスの漏洩を阻止するピストンリングであ
る圧力リングを設けたピストンである特許請求の範囲第
2項記載のリング溝を有するピストン。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21070986A JPS6368755A (ja) | 1986-09-09 | 1986-09-09 | ピストンのリング溝及びこのリング溝を有するピストン |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21070986A JPS6368755A (ja) | 1986-09-09 | 1986-09-09 | ピストンのリング溝及びこのリング溝を有するピストン |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6368755A true JPS6368755A (ja) | 1988-03-28 |
Family
ID=16593801
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21070986A Pending JPS6368755A (ja) | 1986-09-09 | 1986-09-09 | ピストンのリング溝及びこのリング溝を有するピストン |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6368755A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02173474A (ja) * | 1988-11-04 | 1990-07-04 | Borgo Nova Spa | ピストンリング |
KR100303242B1 (ko) * | 1998-08-06 | 2001-10-19 | 유아사 히로시 | 엔진의피스톤 |
EP1264980A3 (de) * | 2001-06-05 | 2003-07-30 | Federal-Mogul Nürnberg GmbH | Kolben für einen Verbrennungsmotor |
JP2006183654A (ja) * | 2004-11-30 | 2006-07-13 | Toyota Motor Corp | 合計リング張力の設定方法及び軽油等燃料潤滑式内燃機関 |
JP2008199913A (ja) * | 2007-02-16 | 2008-09-04 | Okinawa Jushi Kagaku Kogyo Kk | 果実用日覆い |
JP2021516746A (ja) * | 2019-02-07 | 2021-07-08 | サムヨン マシナリー シーオー., エルティーディー.Samyoung Machinery Co., Ltd. | 内燃機関用オイルリングおよびこれを含むピストン結合体 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS554315A (en) * | 1978-06-23 | 1980-01-12 | Nippon Zeon Co Ltd | Purification of 2-butyne |
JPS59174451A (ja) * | 1983-03-17 | 1984-10-02 | サントリー株式会社 | 回転可能な把手つきビ−ル容器 |
-
1986
- 1986-09-09 JP JP21070986A patent/JPS6368755A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS554315A (en) * | 1978-06-23 | 1980-01-12 | Nippon Zeon Co Ltd | Purification of 2-butyne |
JPS59174451A (ja) * | 1983-03-17 | 1984-10-02 | サントリー株式会社 | 回転可能な把手つきビ−ル容器 |
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JP2021516746A (ja) * | 2019-02-07 | 2021-07-08 | サムヨン マシナリー シーオー., エルティーディー.Samyoung Machinery Co., Ltd. | 内燃機関用オイルリングおよびこれを含むピストン結合体 |
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