JPH0248737B2 - Pisuton - Google Patents
PisutonInfo
- Publication number
- JPH0248737B2 JPH0248737B2 JP5078582A JP5078582A JPH0248737B2 JP H0248737 B2 JPH0248737 B2 JP H0248737B2 JP 5078582 A JP5078582 A JP 5078582A JP 5078582 A JP5078582 A JP 5078582A JP H0248737 B2 JPH0248737 B2 JP H0248737B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ring
- piston
- gas
- gas tight
- land
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 239000007789 gas Substances 0.000 description 31
- 239000000567 combustion gas Substances 0.000 description 4
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 description 1
- 230000006866 deterioration Effects 0.000 description 1
- 230000013011 mating Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16J—PISTONS; CYLINDERS; SEALINGS
- F16J9/00—Piston-rings, e.g. non-metallic piston-rings, seats therefor; Ring sealings of similar construction
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Pistons, Piston Rings, And Cylinders (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は往復動機関用ピストン殊に大型デイー
ゼル機関用ピストンに関する。
ゼル機関用ピストンに関する。
近年、大型デイーゼル機関用ピストンにおいて
は、いわゆるガスタイトリングが使用されるよう
になつた。このガスタイトリング11は、第2図
に示すように、上下の合せ面11a,11bを密
着させて合い口部からガスが濡れないように形成
したものである。
は、いわゆるガスタイトリングが使用されるよう
になつた。このガスタイトリング11は、第2図
に示すように、上下の合せ面11a,11bを密
着させて合い口部からガスが濡れないように形成
したものである。
第1図はこの種ガスタイトリング11を使用し
た大型デイーゼル機関用ピストンの1例を示し、
同図において1はピストン、2はシリンダライ
ナ、11はガスタイトリングである。
た大型デイーゼル機関用ピストンの1例を示し、
同図において1はピストン、2はシリンダライ
ナ、11はガスタイトリングである。
かかる機関においては、ガスタイトリング11
に合い口すきまがないため、燃焼ガスが最上段の
ガスタイトリング11でシールされて最上段のリ
ング溝3内の背圧pが高くなり、リング11の摺
動性が悪化すると共に、摺動面の摩耗等により耐
久性が低下するという問題点があつた。
に合い口すきまがないため、燃焼ガスが最上段の
ガスタイトリング11でシールされて最上段のリ
ング溝3内の背圧pが高くなり、リング11の摺
動性が悪化すると共に、摺動面の摩耗等により耐
久性が低下するという問題点があつた。
本発明は上記に鑑みなされたものであり、リン
グの背圧を低下せしめることによりピストンリン
グの摺動性を良化すると共に耐久性を向上するこ
とを目的とする。
グの背圧を低下せしめることによりピストンリン
グの摺動性を良化すると共に耐久性を向上するこ
とを目的とする。
以下第4図及び第2図、第3図を参照して本発
明の1実施例につき説明する。
明の1実施例につき説明する。
第4図は本発明を舶用大型デイーゼル機関に適
用した1例を示し、同図において1はピストン、
2はシリンダライナである。ピストン1のリング
溝31〜34の全てには第2図に示すようなガス
タイトリング11が挿入されている。5は各リン
グランド41,42,43内に穿設されたガス通
路である。上記ガス通路5は最下段のリング溝3
4の下側のリングランド44を除くリングランド
41〜43に形成され、上段側リング溝(例えば
31)の背部空所と下段側リング溝(例えば3
2)の上部空所とを連通する。
用した1例を示し、同図において1はピストン、
2はシリンダライナである。ピストン1のリング
溝31〜34の全てには第2図に示すようなガス
タイトリング11が挿入されている。5は各リン
グランド41,42,43内に穿設されたガス通
路である。上記ガス通路5は最下段のリング溝3
4の下側のリングランド44を除くリングランド
41〜43に形成され、上段側リング溝(例えば
31)の背部空所と下段側リング溝(例えば3
2)の上部空所とを連通する。
上記ピストン1を具えたデイーゼル機関を運転
する際において、リングの摺動面6はガスタイト
リング11により完全にシールされる。一方第1
リング溝31内に流入した燃焼ガスはガス通路5
内を第2リング溝32、第3,第4リング溝3
3,34へと流れ、第4リング溝(最終段リング
溝)34にて止まる。従つて各ピストンリング1
1の背部には均等に燃焼ガスの圧力が掛ることと
なり、従来のもののように第1リング(最上段リ
ング)に過大なガス背圧が掛ることはない。
する際において、リングの摺動面6はガスタイト
リング11により完全にシールされる。一方第1
リング溝31内に流入した燃焼ガスはガス通路5
内を第2リング溝32、第3,第4リング溝3
3,34へと流れ、第4リング溝(最終段リング
溝)34にて止まる。従つて各ピストンリング1
1の背部には均等に燃焼ガスの圧力が掛ることと
なり、従来のもののように第1リング(最上段リ
ング)に過大なガス背圧が掛ることはない。
また最下段はガスタイトリング11であり、か
つリングランド34にはガス通路5が形成されて
いないので、最下段リング11にてガスは完全に
シールされガスの吹き抜けはない。
つリングランド34にはガス通路5が形成されて
いないので、最下段リング11にてガスは完全に
シールされガスの吹き抜けはない。
第5図は本発明の他の実施例を示し、この場合
は、最上段リングと最下段リングにガスタイトリ
ング11を用い、中間のリングは第3図に示すよ
うな合い口すきま7を有する通常のピストンリン
グ12を用いる。またガス通路5は最上段のリン
グランド41にのみ穿設する。
は、最上段リングと最下段リングにガスタイトリ
ング11を用い、中間のリングは第3図に示すよ
うな合い口すきま7を有する通常のピストンリン
グ12を用いる。またガス通路5は最上段のリン
グランド41にのみ穿設する。
尚、上記ガス通路5は、第6図に示すように、
円周方向等間隔に複数個設けてもよい。こうすれ
ばピストンリング11,12の背面に掛るガス圧
力の分布が均一になり、ガス圧力の不等分布によ
る側圧の発生を防止することができる。
円周方向等間隔に複数個設けてもよい。こうすれ
ばピストンリング11,12の背面に掛るガス圧
力の分布が均一になり、ガス圧力の不等分布によ
る側圧の発生を防止することができる。
要するに本発明においては、少なくとも最上段
と最下段にガスタイトリング11を用い、ガスタ
イトリング11を用いたリング溝の下側のリング
ランドの中最下段のリングランド44を除くリン
グランドにガス通路を設ければよく、中間のリン
グ溝には合い口すきま7を有する通常のピストン
リング12とガスタイトリング11を適宜選択使
用することができる。
と最下段にガスタイトリング11を用い、ガスタ
イトリング11を用いたリング溝の下側のリング
ランドの中最下段のリングランド44を除くリン
グランドにガス通路を設ければよく、中間のリン
グ溝には合い口すきま7を有する通常のピストン
リング12とガスタイトリング11を適宜選択使
用することができる。
本発明は以上のように構成されており、本発明
によれば、全てのピストンリングに燃焼ガス圧力
が均一に分布することとなり、最上段のピストン
リングに掛る背圧が低減され、摺動性の悪化、摺
動面の摩耗等の発生を防止することができる。
によれば、全てのピストンリングに燃焼ガス圧力
が均一に分布することとなり、最上段のピストン
リングに掛る背圧が低減され、摺動性の悪化、摺
動面の摩耗等の発生を防止することができる。
また、最下段のピストンリングにはガスタイト
リングを使用しているので、ピストンの裏側への
ガスの漏洩はない。
リングを使用しているので、ピストンの裏側への
ガスの漏洩はない。
第1図は従来のピストンの1例を示す要部断面
図、第2図及び第3図は夫々ガスタイトリング、
及び通常のピストンリングの1例を示す要部外観
図である。第4図及び第5図は本発明の2つの実
施例を示す第1図に応当する図、第6図は第5図
の−線に沿う断面図である。 1……ピストン、5……ガス通路、11……ガ
スタイトリング、12……ピストンリング、31
〜34……リング溝、41〜44……リングラン
ド。
図、第2図及び第3図は夫々ガスタイトリング、
及び通常のピストンリングの1例を示す要部外観
図である。第4図及び第5図は本発明の2つの実
施例を示す第1図に応当する図、第6図は第5図
の−線に沿う断面図である。 1……ピストン、5……ガス通路、11……ガ
スタイトリング、12……ピストンリング、31
〜34……リング溝、41〜44……リングラン
ド。
Claims (1)
- 1 複数個のピストンリングを有するピストンに
おいて、少くとも第1段と最下段のピストンリン
グをガスタイトリングとなし、最下段のリングラ
ンドを除くガスタイトリングが挿入されたリング
溝の下側のリングランドに各リング溝内の空所間
を連通するガス通路を形成したことを特徴とする
ピストン。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5078582A JPH0248737B2 (ja) | 1982-03-29 | 1982-03-29 | Pisuton |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5078582A JPH0248737B2 (ja) | 1982-03-29 | 1982-03-29 | Pisuton |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58167850A JPS58167850A (ja) | 1983-10-04 |
JPH0248737B2 true JPH0248737B2 (ja) | 1990-10-26 |
Family
ID=12868467
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5078582A Expired - Lifetime JPH0248737B2 (ja) | 1982-03-29 | 1982-03-29 | Pisuton |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0248737B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0735935U (ja) * | 1993-11-26 | 1995-07-04 | 悦郎 小林 | 焼き肉等用の照明具付排煙装置 |
DE102010020491A1 (de) | 2010-05-14 | 2011-11-17 | Man Diesel & Turbo, Filial Af Man Diesel & Turbo Se, Tyskland | Verfahren zum Betrieb einer Hubkolbenbrennkraftmaschine und Kolben für eine Hubkolbenbrennkraftmaschine |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE19514918C2 (de) * | 1995-04-22 | 1999-01-07 | Mtu Friedrichshafen Gmbh | Kolben für Brennkraftmaschine |
DK28697A (da) * | 1997-03-14 | 1998-09-15 | Man B & W Diesel As | Stempel til en forbrænmdingsmotor, navnlig en totakts krydshovedmotor af dieseltypen |
DE102010020490B4 (de) * | 2010-05-14 | 2014-02-13 | Man Diesel & Turbo, Filial Af Man Diesel & Turbo Se, Tyskland | Verfahren zur Optimierung der Funktion eines Kolbenringpakets sowie hierfür geeignetes Kolbenringpaket |
DE102014214673B3 (de) * | 2014-07-25 | 2016-01-21 | Federal-Mogul Nürnberg GmbH | Kolben für einen Verbrennungsmotor |
-
1982
- 1982-03-29 JP JP5078582A patent/JPH0248737B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0735935U (ja) * | 1993-11-26 | 1995-07-04 | 悦郎 小林 | 焼き肉等用の照明具付排煙装置 |
DE102010020491A1 (de) | 2010-05-14 | 2011-11-17 | Man Diesel & Turbo, Filial Af Man Diesel & Turbo Se, Tyskland | Verfahren zum Betrieb einer Hubkolbenbrennkraftmaschine und Kolben für eine Hubkolbenbrennkraftmaschine |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS58167850A (ja) | 1983-10-04 |
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