JPS636700A - Ａｖｍシステム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［発明の技術分野］ この発明は、基地局から複数の地区に分散して配車され
る複数の車両にそれぞれ搭載された複数の移動局をポー
リング方式で基地局から順次呼び出し、各移動局から情
報を収集するＡＶＭシステムに関する。

［発明の技術的背景およびその問題点］中央の基地局か
ら複数の地区に分散して配車される複数の車両、例えば
宅配型やタクシ−等を基地局から監視するために各車両
に無線装置を搭載して移動局とし、基地局から各車両の
無線装置をポーリング方式で呼び出し、この呼び出され
た移動局から基地局に対して情報を返送することにより
各８動局の情報を基地局で収集するＡＶＭシステムが種
々開発されている（例えば特開昭５８−２１９３２＠）
。

このようなＡＶＭシステムにおいては、全地区の８動局
を順次自動的にポーリング方式で呼び出して情報を収集
する以外に、特定の地区をマニアルで指定して該指定地
区の移動局をポーリングで呼び出し情報を収集すること
がある。

ところが、このようにマニアルで特定の地区を指定し、
該指定地区の移動局を呼び出す場合において該指定地区
にｇＩ動局が存在しない場合があるが、このような場合
には該特定地区の周辺の他の地区を同様に呼び出すため
に該周辺の他の地区に対して同様なマニアル操作を再度
繰返すことが従来必要である。このため、このマニアル
操作を行なうだめのオペレータの負担が大きくなり、全
体的な能率が低下するという問題がある。

［発明の目的］ この発明は、上記に鑑みてなされたもので、その目的と
するところは、指定地区に移動局が存在しない場合の周
辺地区へのポーリング操作を容易にして操作効率を向上
したＡＶＭシステムを提供することにある。

［発明の概要］ 上記目的を達成するため、基地局から複数の地区に分散
して配車される複数の車両にそれぞれ搭載された複数の
移動局をポーリング方式で基地局から順次呼び出して各
移動局から情報を収集するＡＶＭシステムにおいて、こ
の発明は、第１図に示すように、所望の地区を指定し該
指定ｌ！１区に存在する移動局に対してポーリングを行
なう指定地区ポーリング手段１と、該指定地区ポーリン
グ手段１による該指定地区に対してポーリングの結果、
所望の移動局を検出できなかったとき該指定地区周辺の
他の地区に対してポーリングを行なうポーリング地区変
更手段３とを有するを要旨とする。

［発明の実施例コ 以下、図面を用いてこの発明の詳細な説明する。

第２図はこの発明の一実施例に係わるＡＶＭシステムに
使用される基地局装置のブロック図である。同図に示す
基地局装置は、例えばタクシ−または宅配用の複数の車
両の各々に搭載された無線装置からなる移動局（図示せ
ず）を監視する装置であるが、この場合各車両が配車さ
れる地域は複数の地区に分割され、車両は各地区に分散
して配車されるようになっている。この基地局装置は、
アンテナ１１を有し、このアンテナ１１を使用して複数
の移動局をポーリング方式で順次呼び出し、各移動局か
ら種々の情報、例えば車両の現在位置情報等を収集する
ものである。アンテナ１１は空中線共用器１３を介して
送信機１５および受信機１７に接続されている。空中線
共用器１３は電波の送信と受信とでアンテナ１１を共用
するための切替器である。送信機１５は本基地局から各
移動局に対してポーリング信号を送信し、受信１１７は
移動局からの送信信号を受信する。送信機１５および受
信機１７は変復調器１９を介して伝送制御２１１装置２
１に接続されている。伝送制御装置１１２１は本塁＠局
装置の送受信の全体動作を制御するものであり、変復調
器１９は伝送制御装置２１からの信号を送信機１５の信
号形式に変換するとともに、受信機１７からの信号を伝
送制御装置２１の信号形式に変換する装置である。伝送
制御装置２１は入出力（Ｉｌｏ）制御装！２３を介して
表示器２５および入力装置２７に接続され、表示器２５
への表示制御および入力装置２７からの入力信号等を処
理している。

また、伝送制御Ｉ装置２１にはポーリング順設定装置２
９が接続されている。このポーリング順設定装置２つは
へＶＭシステムが自動的にポーリングを行なう場合のポ
ーリング類を設定したり、またはマニアル操作で指定し
た地区にポーリングを行なった場合において該指定地区
に移動局または空車が存在しないような時に該指定地区
の周辺の他の地区に再ポーリングを行なうための周辺地
区に対するポーリング類を設定する橢能を有する装置で
あり、この場合の設定されるポーリング類は入力装置２
７を使用して入力される。そして、入力装置２７から入
力されたポーリング類は■／○１ＩＩＪ１１１装置２３
からポーリング順設定装置２９に供給されるようになっ
ている。

従って、入力装置２７はポーリング動作を自動的（オー
ト）に行なうか、またはマニアルで行なうかを指定する
オート／マニアル切替スイッチ、マニアル時のポーリン
グ類を入力する入力スイッチ、その他ＡＶＭシステムに
必要なスイッチ群等を有している。

更に、基地局装置は音声通信用のマイクプレススイッチ
を有したマイク３３およびスピーカ３７を有し、これら
のマイク３３およびスピーカ３７はそれぞれオーディオ
バススイッチ３１．３５を介して変復調機１９および受
信機１７に接続され、各オーディオバススイッチ３１．
３５は伝送制御装置２１によって制御されるようになっ
ており、これによって伝送制御装置２１の制御に基づい
て音声により各移動局と通信できるようになっている。

次に、第３図の処理フローに従い第２図の基地局装置を
有するＡＶＭシステムの作用について説明する。

第３図において、まず本装置は電源投入されることによ
り処理を開始し、最初に以下の処理に必要な初期値を設
定する（ステップ２００．２０１＞第３図に示す処理は
基地局から各移動局を順次ポーリング方式で呼び出す処
理を自動的に行なう場合とマニアルで行なう場合につい
て示しているものである。そして、この場合のポーリン
グ類については既にポーリング順設定装置２９に設定さ
れているものである。

そこで、まず上述したように初期設定を行なった後は、
既に設定されているポーリング類に対して設定の変更が
あるか否かを入力装置２７からの信号によりチエツクす
る（ステップ２０２）。ポーリング類に変更がない場合
にはステップ２０３に進み、自動車ポーリングかマニア
ル操作によるポーリングかを入力装置２７からの信号に
よりチエツクし、マニアル操作によるポーリングの場合
には、マニアル操作でポーリングをしたい指定地区番号
を入力装置２７から入力し、ポーリング順設定メモリに
記憶する（ステップ２０４）。このようにポーリングし
たい指定地区番号を記憶した後、およびステップ２０３
のチエツクの結果自動ポーリングの場合には、ステップ
２０５に進み、設定されているポーリング類で各地区の
移動局を順次ポーリングして呼び出し、各移動局からデ
ータを受信しくステップ２０５，２０６）、それから音
声送受信処理を行なう（ステップ２０７）。

この場合、マニアル操作によるポーリングの場合には、
ステップ２０４で入力された指定地区からポーリングを
開始する。

また、上記ステップ２０２におけるチエツクの結果、ポ
ーリング類の設定に変更がある場合にはステップ２０８
に進み、ここでポーリング類の設定変更に当り自動ポー
リング類を設定変更するのか、またはマニアル操作によ
る周辺地区へのポーリング類を設定変更するのかをチエ
ツクする。マニアル操作による周辺地区へのポーリング
類の設定変更の場合には、ステップ２０９に進み、マニ
アル操作でポーリングしたい指定地区番号を入力＠置２
７から入力し、続いてステップ２１０で周辺地区へのポ
ーリング類の番号を入力する（ステップ２１０）。入力
した番号に変更がある場合には同じステップ２０９．２
１０を繰返すが、変更がない場合には伝送制御装置２１
に金入力したポーリング順番のデータを設定し、ステッ
プ２０２に戻って同じ動作を繰返す（ステップ２１４）
。

ステップ２０８のチエツク結果、自動ポーリング類を設
定変更する場合には、入力装置２７から入力されるポー
リング類で自動ポーリング用の順番情報を入力し、この
入力に変更がないかどうかをチエツクする（ステップ２
１２．２１３）。変更がある場合にはステップ２１２を
繰返すが、変更がない場合にはステップ２１４に進み、
伝送制御装置２１に金入力したポーリング順番のデータ
を設定し、ステップ２０２に戻って同じ動作を繰返す（
ステップ２１４）。

第４図はこの発明の他の実施例の作用を示すフローチャ
ートである。この実施例におけるハードウェア構成は第
２図に示す構成と同じであり、伝送制御装置２１および
ポーリング順設定装置２９におけるソフトウェア的に処
理される作用が異なるのみである。

この実施例においては、指定地区のポーリングをマニア
ル操作で行なった場合において、ポーリングを行なった
指定地区に移動局または空車が存在しなかった時に行な
う指定地区周辺の他の地区への再ポーリングを周辺地区
の中で空車台数の多い順に行なうようにしたものであり
、このために周辺地区の中で空車台数の多い順を検出し
、この順にポーリング類を設定するようにしているもの
である。

まず電源投入することにより第４図の処理は起動され、
最初に以下の処理に必要な初期値が設定される（ステッ
プ３００．３０１＞。初期値が設定されると、既に設定
されているポーリング類に対して設定の変更がないか否
かを入力装置２７からの信号によりチエツクする（ステ
ップ３０２）。

ポーリング類に変更がない場合にはステップ３０３に進
み、自動ポーリングかマニアル操作によるポーリングか
を入力装置２７からの信号によりチエツクし、マニアル
操作によるポーリングの場合には、マニアル操作でポー
リングをしたい指定地区番号を入力装置２７から入力す
るとともに（ステップ３０４）　、該指定地区の周辺地
区における空車台数に基づいてポーリング順番を設定し
、この設定したポーリング順番データを伝送制御装置２
１に供給して設定する（ステップ３０５，３０６）。こ
のように周辺地区の順番を設定した後、およびステップ
３０３のチエツクの結果自動ポーリングの場合には、ス
テップ３０７に進み、設定されているポーリング類で各
地区の移動局を順次ポーリングして呼び出し、各移動局
からデータを受信する（ステップ３０８．３０９）。そ
れから、自動ポーリングかマニアル操作によるポーリン
グかを再度チエツクし、マニアル操作によるポーリング
の場合には空車があるか否かをチエツクし、空車がない
場合にはステップ３０７に戻り、設定したポーリング類
に従って次のポーリングを同様に実施する（ステップ３
０９．３１０）。空車がある場合、および自動ポーリン
グの場合には、音声送受信処理を行ない（ステップ２０
７）　、ステップ３０２に戻って同じ処理を繰返す。

また、前記ステップ３０２におけるチエツクの結果、ポ
ーリング類に変更がある場合、ステップ３１２に進み、
自動ポーリング用のポーリング類を入力装置２７から入
力し、この入力したポーリング順番データを伝送制御装
置２１に供給して設定しくステップ３１３）、ステップ
３０２に戻って上記動作を繰返す。

［発明の効果］ 以上説明したように、この発明によれば、所望の地区を
指定してポーリングを行なって所望の移動局、例えば空
車を検出できなかった場合には該指定地区周辺の他の地
区に対してポーリングを行なうようになっているので、
指定地区における移動局の不検出時に再度マニアル操作
をオペレータが行なう手間が省けるため、オペレータの
負担が軽くなり、能率を向上することができる。また、
指定地区周辺の他の地区に対するポーリングの順番も自
在に設定できるので、地域差に対して柔軟に対応でき、
効率的である。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明のクレーム対応図、第２図はこの発明
の一実施例を示すＡＶＭシステムの基地局装置のブロッ
ク図、第３図は第２図の装置の作用を示すフローチャー
ト、第４図はこの発明の他の実施例の作用を示すフロー
チャートである。

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. （１）基地局から複数の地区に分散して配車される複数
   の車両にそれぞれ搭載された複数の移動局をポーリング
   方式で基地局から順次呼び出して各移動局から情報を収
   集するＡＶＭシステムにおいて、所望の地区を指定し該
   指定地区に存在する移動局に対してポーリングを行なう
   指定地区ポーリング手段と、該指定地区ポーリング手段
   による該指定地区に対してポーリングの結果、所望の移
   動局を検出できなかつたとき該指定地区周辺の他の地区
   に対してポーリングを行なうポーリング地区変更手段と
   を有することを特徴とするＡＶＭシステム。
2. （２）前記ポーリング地区変更手段は前記指定地区周辺
   の他の地区に対してポーリングを行なう場合の周辺地区
   の順番を指定するポーリング順設定手段を有することを
   特徴とする特許請求の範囲第１項記載のＡＶＭシステム
   。
3. （３）前記ポーリング順設定手段は前記周辺地区におけ
   る所望の移動局の台数の多い順をポーリング順番として
   設定する台数依存ポーリング順設定手段を有することを
   特徴とする特許請求の範囲第２項記載のＡＶＭシステム
   。