JPS63166321A - 移動無線システムにおけるデ−タ収集方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、基地局と複数の移動局からなる移動無線シス
テムにおけるデータ収集方式に関する。

従来の技術 従来より、移動無線システムがタクシ−等に用いられて
いるが、そのシステムの一つにＡＶＭ（八ｕｔｏ　Ｖｅ
ｈｉｃｌｅ　Ｍｏｄｕｌａｔｉｏｎ　）システムと呼ば
れるシステムがある。このシステムは、例えば第５図に
示すようにタクシ−等に搭載された複数の移動局Ａ、〜
Ａｎと、タクシ−の配車センター等に設置された基地局
ｌから構成され、タクシ−等の現在位置や、実車状況（
乗客の有無）を基地局１で一括管理しようとするシステ
ムである。

このようなＡＶＭシステムの内、簡易な半自動方式ＡＶ
Ｍシステムでは、基地局１からの音声等による呼出に従
って移動局Ａ１〜Ａｎの操作者が自らデータ送信のキー
操作を行いデータを基地局１に送信するように構成され
ている。第６図は、この方式のＡＶＭシステムの動作を
しめずタイムチャートである。基地局１からの呼出（例
えば「０００方面の車両・・・・・・」）に応じて、対
応する移動局Ａ１〜Ａ５の操作者がデータ送信のキー操
作をタイミングＴ１〜Ｔ５で行うと、その結果各移動局
Ａｌ−Ａ３のデータがキー操作の終了後に基地局１に送
信される。しかし、この場合、期間しでは複数の移動局
よりデータが送信されているため、混信が起こり基地局
ｌではデータを受信できない、このため、第６図に示し
た例では対応する移動局Ａｌ−Ａ３が５局であるにもか
かわらず、基地局ｌではたった１局のデータしか受信す
ることが出来ない。

この問題を解決する方式としては、第７図のタイムチャ
ートで示すような方式がある。基地局１は、呼出を行っ
てから一定時間後にポーリング信号Ｐを送信するように
し、移動局Ａ１〜Ａｎはポーリング信号を受信すると自
局に割り当てられたタイムスロットＳ１”Ｓｎでデータ
を送信する方式である。

発明が解決しようとする問題点 しかし、上記従来の方式では予め全移動局Ａ１〜Ａｎに
タイムスロットＳｌ〜Ｓｎが割り当てられているため、
基地局ｌが呼出を行いデータを集める場合、データが必
要な移動局のタイムスロットだけでなく、関係のない移
動局のタイムスロン）（Ｓ２，３４）の時間も必要とな
る。従って、関係のない移動局のタイムスロット（Ｓ２
．Ｓ４）分だけデータ収集に時間がかかり、データ収集
効率が悪いと言う問題がある。

問題点を解決するための手段 本発明は、上記従来技術の問題点を解決するもので、基
地局と複数の移動局とから構成され、各移動局は該移動
局における操作者のデータ送信１桑作によりデータを基
地局に送信するように構成された移動無線システムにお
いて、 基地局は、移動局へ呼出信号を送信してから一定時間経
過後にポーリング信号を送信すると共に、該ポーリング
信号送信後は所定時間間隔で分割されたタイムスロット
で各移動局のデータを受信し、各移動局は該移動局にお
ける操作者のデータ送信操作によりランダムに前記タイ
ムスロットを選択し、前記ポーリング信号受信後、選択
したタイムスロットの期間にデータを送信することを特
徴と−するものである。

作　　　用 上記手段により、基地局の呼出に応じた移動局だけが、
予め定められた数のタイムスロットからランダムにタイ
ムスロットを選択し、該タイムスロットの期間に基地局
へデータを送信することとなる。

発明の実施例 以下、図面を用いて本発明の一実施例を説明する。

第１図は本発明の一実施例を示す無線装置の構成を示す
図で、（ａｌは基地局、伽）は移動局を示している。基
地局２は移動局からの信号を受信する受信装置３と、受
信装置３で受信された音声信号を再生するスピーカ４と
、移動局へ信号を送信する送信装置５と、音声を電気信
号に変換して送信装置５に供給するマイクロと、移動局
２の制御を行うマイクロコンピュータ７と、マイクロコ
ンビエータ７と受信装置３及び送信装置５を接続する入
出力装置８と、車番等の移動局の情報や、マイクロコン
ピュータ７が実行するプログラム等を記憶しマイクロコ
ンピュータ７に供給するメモリ９とマイクロコンピュー
タ７に接続され基地局２を操作する命令を操作者が入力
するための操作装置１０と、マイクロコンピュータ７か
らの信号により基地局２の状Ｓ（受信状態・送信状態）
を切り喚える切換装置１１と、移動局等の状態等を表示
するディスプレイ１２と、信号を送受信するアンテナ１
３から構成されている。動作を簡単に説明すると、送信
時はマイクロコンピュータ７からの制御信号により切換
装置１１が送信ｖＬｉｌｉ！５側に切り換わりマイクロ
からの音声信号もしくはマイクロコンピュータ７からの
各種データ信号がアンテナ１３から移動局に送信される
。受信時はマイクロコンビエータ７からの制御信号によ
り、切換装置１１が受信装置３側に切り替わり移動局か
らの信号が受信される。

移動局からの信号は音声信号とデータ信号があるが、マ
イクロコンピュータ７が移動局からの信号中に含まれる
データ判別信号を検出して、その区別を行う。そしてデ
ータ信号の場合、マイクロコンピュータ７は受信装置３
を制御して（例えばミュート回路を動作させる。）スピ
ーカ４からデータ信号が再生されないようにし、またそ
のデータ信号を処理しメモリ９への記録、ディスプレイ
１２への表示を行う。

移動局２２も基地局２と略同様の構成で、基地局２と異
なる点はディスプレイ１２がない点である。

尚、基地局２と同様の部分には同一の符号を付している
。また、その動作も基地局２と同様であるので説明は省
略する。

次に、基地局２、及び移動局２２のマイクロコンピュー
タ７が実行するプログラムについて説明する。第２図ｆ
ａｔ、　（ｂｌはそれぞれ基地局２、及び移動局２２の
マイクロコンピュータ７が実行するプログラムのフロー
チャートである。

通常、基地局２は移動局２２からの信号を受信するため
受信状態になっている。ステップＦ１において操作者に
より呼出操作がなされたかどうかを判断し、呼出操作が
なされるまで受信状態のままでそのステップＦ１を繰り
返す。呼出操作がなされると、ステップＦ２に移り基地
局２を送信状態にする。そしてステップＦ３で操作者、
もしくはマイクロコンピュータ７による呼出動作が終わ
ったかどうかが判断され、終わったと判断すればステッ
プＦ４に移る。ステップＦ４はタイマで一定時間経過す
ればステップＦ５に移り基地局２はポーリング信号を送
信する。ポーリング信号の送信が終わるとステップＦ６
に移り、基地局２を受信状態にする。そして、ステップ
Ｆ７で予め定められたタイムスロットに応じて移動局か
らの信号を受信する。

移動局２２もまた基地局２と同様、通常は受信状態とな
っている。ステップＦＩＯではデータ送信操作が行われ
ているかどうかを判断する。基地局２からの呼出により
、移動局２２の操作者がデータ送信操作を行うとステッ
プＦＩＯからステップＦｉｌに移りマイクロコンピュー
タ７がランダムにタイムスロットを選択する。ステップ
Ｆ１２ではデータ送信操作が行われてから一定時間が経
過したかどうかを判断する。これは、データ送信操作が
行われてから一定時間が経過するまでにポーリング信号
を受信しなければデータ送信操作を誤操作によるものと
判断して無効にするためのものである。ステ・７プＦ１
３は基地局２からのポーリング信号を受信したかどうか
判断するステップで、ポーリング信号を受信したらステ
ップＦ１４に移り、ステップＦ　ｌ’ｌで決められたタ
イムスロットでデータを送信する。データの送信が終わ
ればステップＦ１５に移り、移動局２２を受信状態にす
る。

第３図は第２図（ｂｌにおけるランダムにタイムスロッ
トを選択する方法を詳細に示したフローチャートであり
、第２図（ｂｌにおけるステップＦｉｌとステップＦ１
４の部分の詳細を示している。ステップＦｉｌに対応す
るステップに１ではマイクロコンピュータ７内で乱数Ｒ
ＮＤ　（ＲＮＤ＝　１〜ｎ　：　ｎは最大タイムスロッ
ト番号で予め定められた値である。）を発生させてタイ
ムスロット番号とし変数ＴＳに代入している。ステップ
Ｆ１４に対応するのはステップに２．に３．に４．に５
であり、ステップに２ではＴＳ＝１、即ち選択したタイ
ムスロットの期間になったかどうか判断し、選択したタ
イムスロットの期間になればステップに５に移りデータ
を基地局２に送信する。ステップに３はタイマで１つの
タイムスロット分の時間が経過すればステップに４に処
理を移す。そしてステップに４でＴＳ＝ＴＳ−１とした
のちステップに２に移り選択したタイムスロットの期間
になったかどうか判断する。マイクロコンピュータ７に
よるこれらの処理により、選択したタイムスロットでデ
ータが移動局２２から基地局２に送信される。

第４図は、本発明の一実施例に従った基地局２及び移動
局Ａ１〜Ａ５の動作を示すタイムチャートであり、以下
にこのタイムチャートを用いて基地局２及び移動局Ａ１
〜Ａ５の動作を説明する。

尚、このタイムチャートではタイムスロットの数を１０
としている。基地局２からの呼出Ｙ（例えば「○○○方
面の車両・・・・・・」）に応じて、対応する移動局Ａ
１〜Ａ５の操作者がデータ送信のキー操作をタイミング
Ｔ１〜Ｔ５で行ったとする。その結果、各移動局Ａ１〜
Ａ５はそれぞれランダムにタイムスロットを選択する（
Ａｌ：タイムスロットＳ３．Ａ２：タイムスロットＳ５
．Ａ３：タイムスロットＳ１．Ａ４：タイムスロットＳ
４．Ａ５：タイムスロットＳ７を選択）。そして、それ
ぞれの移動局Ａｌ〜Ａ５は基地局２からのポーリング信
号Ｐを受信してから、選択したタイムスロットに対応し
た時間が経過した後、即ち（ＴＳ−１）（選択したタイ
ムスロット番号・−１）ＸＴＯ（一つのタイムスロット
の期間）時間経過後にデータを基地局２に送信する。

以上のように、従来の全移動局にタイムスロットを割り
当てた方式では、データを収集するのにＮ（全移動局数
）ＸＴＯ（１つのタイムスロットの時間）の時間がかか
っていたが、本実施例によればＴｏＸｌｏの時間で必要
な移動局のデータを収集できる。また、本実施例におい
ては一部の移動局のタイムスロットが同じになり、混信
する可能性もあるが、全移動局に対してタイムスロット
の数を適切に選択すればその影響は少なくなる。また、
混信する可能性はどの移動局も同じであるので、タクシ
−の配車に用いる場合などでは公平な配車が行えるので
、この混信は実際には問題とならない。

発明の効果 以上詳細に説明したように、本発明によれば移動局がラ
ンダムにタイムスロットを選択しそのタイムスロットの
期間にデータを送信するようにしたので、混信の可能性
の低いデータ送信を少ないタイムスロットで実現出来、
移動無線システムにおけるデータ収集を効率よく行える
。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明の一実施例をしめず構成図、第２図、
及び第３図は第１図で示したマイクロコンピュータ７の
処理を示すフローチャート、第４図は本発明の一実施例
に従う基地局２、移動局Ａ１〜Ａ５の動作を示すタイム
チャートであり、第５図は移動無線システムを示す構成
図、第６図、及び第７図は従来の移動無線システムにお
ける基地局、及び移動局の動作を示すタイムチャートで
ある。 図中、１．２は基地局、３は受信装置、５は送信装置、
７はマイクロコンピュータ、ｌＯは操作装置、１１は切
換装置である。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 基地局と複数の移動局とから構成され、各移動局は該移
   動局における操作者のデータ送信操作によりデータを基
   地局に送信するように構成された移動無線システムであ
   って、 基地局は、移動局へ呼出信号を送信してから一定時間経
   過後にポーリング信号を送信すると共に、該ポーリング
   信号送信後は所定時間間隔で分割されたタイムスロット
   で各移動局のデータを受信し各移動局は、該移動局にお
   ける操作者のデータ送信操作によりランダムに前記タイ
   ムスロットを選択し、前記ポーリング信号受信後、選択
   したタイムスロットの期間にデータを送信することを特
   徴とする移動無線システムにおけるデータ収集方式。