JPS6366598A - 多重音声合成方法 - Google Patents

多重音声合成方法

Info

Publication number
JPS6366598A
JPS6366598A JP21231186A JP21231186A JPS6366598A JP S6366598 A JPS6366598 A JP S6366598A JP 21231186 A JP21231186 A JP 21231186A JP 21231186 A JP21231186 A JP 21231186A JP S6366598 A JPS6366598 A JP S6366598A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
audio
audio data
synthesis control
speech synthesis
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP21231186A
Other languages
English (en)
Inventor
延久 小林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP21231186A priority Critical patent/JPS6366598A/ja
Publication of JPS6366598A publication Critical patent/JPS6366598A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ディジタルコード化された音声データを格納
している音声データメモリを複数の音声合成制御部に共
有させ、これら各音声合成制御部に対応した出力部から
原音声信号を出力する多重音声合成方法に関する。
〔従来の技術〕
従来の多重音声合成方法は、特開昭56−85154号
公報に記載されているように、複数の音声合成制御部が
音声データをメモリから読み出す場合。
複数の音声合成制御部全体を制御する読み出しタイミン
グ信号を作る必要があった。
〔発明が解決しようとする問題点〕
このような、従来の多重音声合成方法は、音声出力数が
読み出しタイミングを発生するタイミング制御部の構造
により決定され、音声出力数の変更に対して柔軟性を欠
くものとなっていた0例えば、音声出力数が1つの場合
であっても、タイミング制御部が音声出力数8用に作ら
れていると、タイミング制御部は複数な構造と冗長な機
構を有するものとなる。また、音声出力数が10必要で
ある場合、音声出力数8用のタイミング制御回路ではこ
れに対応することができない、このため。
従来の多重音声合成方法は、装置全体としてのコストパ
フォーマンスが悪く、音声出力数の拡張性に問題があっ
た。
本発明は、前記従来技術の欠点を解消するためになされ
たもので、音声出力数の増減に容易に対応することので
きる多重音声合成方法を提供することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は、記憶部に格納されているディジタルコード化
した音声データを、複数の音声合成制御部により読み出
し、これら各音声合成制御部に対応した出力部により、
前記読み出した音声データを原音声信号に変換して出力
する多重音声合成方法において、前記各音声合成制御部
に前記音声データの読み出しタイミングを作成させ、前
記各音声合成制御部に読み出し順序を与えて、順次時分
割に前記音声データを読み出させるとともに、前記各音
声合成制御部の専有している音声データの読み出し可能
時間のうち、前記記憶部を専有しない時間を設け、この
時間を前記いずれの音声合成制御部も前記記憶部を専有
しない緩和時間帯とし、前記各音声合成制御部の読み出
しタイミングの衝突の発生を防止したことを特徴とする
多重音声合成方法である。
〔作用〕
上記のごとく構成した本発明においては、音声出力数を
増減する場合、記憶部から音声データを読み出す音声合
成制御部を増減し、その順序と読み出し周期を変更する
ことにより容易に対応することができ、また、緩衝時間
帯を設けることにより、読み出しタイミングの衝突の発
生が防止でき、従来必要としていた全音声合成制御部の
同期化回路が不要となる。
〔実施例〕
本発明に係る多重音声合成方法の好ましい実施例を、添
付図面に従って説明する。
第2図は、本発明に係る多重音声合成方法を実施するた
めの多重音声合成装置の実施例を示すブロック図である
第2図において、符号1は、音声信号波形をディジタル
コード化して記憶している音声データメモリである。音
声データメモリ1は、音声データ信号線121〜123
を介して音声合成制御部11〜14と音声出力部21〜
24とに接続されている。そして、音声出力部21〜2
4は、音声合成制御部11〜14のそれぞれに対応して
設けられ、音声合成制御部11〜14と音声出力部21
〜24とは読み出し・書き込み用信号線124〜127
により接続されている。また、各音声合成制御部11〜
14は、それぞれデータバス信号線101、アドレスバ
ス信号線102、制御信号線103に接続しである。こ
れら各信号線101〜103には、主制御部2.制御プ
ログラムメモリ3、制御データメモリ4が接続されてお
り、音声合成制御部11〜14が主制御部2により制御
される。
主制御部2は、マイクロコンピュータ等によって構成さ
れ、制御データメモリ4に格納しである制御データに基
づき、制御プログラムメモリ3に格納しである制御プロ
グラムを実行する。
主制御部2は、識別信号線111〜114を介して音声
合成制御部11〜14に与える識別信号により、各音声
制御部11〜14の識別をし、データバス信号線101
.アドレス信号線102、制御信号線103を介して音
声合成制御部11〜14に指令を発する。音声合成制御
部11〜14は、主制御部2からの指令を受け、音声デ
ータメモリ1内のデータの読み出しおよび音声データメ
モリ1へのデータの書き込みを行うとともに、音声出力
部21〜24に対し、読み出し・書き込み用信号線12
4〜127を介してデータの読み出しと書き込みとを行
う、そして、音声出力部21〜24は、音声合成制御部
11〜14により音声データメモリ1から転送されてき
たデータを原音声信号に変換し、アナログ音声出力信号
線131〜134から原音声信号を出力する。なお、第
2図に示した符号135〜138は、それぞれ検査信号
等を入力する信号線である。
主制御部2と音声合成制御部11〜14と音声出力部2
1〜24と音声データメモリ1との間における信号線の
接続関係は、音声制御部11、音声出力部21を代表し
て示すごとく、第3図に示すごとくなっている。
主制御部2から音声合成制御部11に向けている符号1
04は、基本動作タイミング信号であり。
メモリ、レジスタ等の読み出し、書き込みタイミングの
全てが、この基本動作タイミング104に基づいて行わ
れる。そして、各音声合成制御部は。
この基本動作タイミング104により動作制御指令を受
け、基本動作タイミング信号104に基づいて音声デー
タメモリ2の読み出しのための時分割時間を作製し、デ
ータの読み出し、書き込みを行う。
符号105は、主制御部2の状態が音声合成制御部11
内のレジスタ、メモリ等に対して読み出し状態にあるの
か、書き込み状態にあるのかを示す状態信号である。そ
して、符号I 06 +’、!、音声合成制御部11か
ら主制御部2への割り込み要求信号である。
符号107,108は、Wt別信号線111により与え
られる識別信号であって、この識別信号107.108
により主制御部2が音声合成制御部11を認識し、音声
合成制御部11に対し、音声データメモリからの読み出
し、音声データメモリへの書き込み順序を指定する。
第3図に示した符号141〜146は、音声合成制御部
11と音声出力部21とのインターフェース信号である
。このうち、符号141は、音声合成制御部11から音
声出力部21への読み出し、書き込み動作が有効である
ことを示す信号である。
また、符号142は、音声合成制御部11による音声出
力部21内のレジスタ等の選択信号である。
符号143は、音声合成制御部11から音声出力部21
へのデータの読み出しタイミングを与える信号であり、
符号144は、音声合成制御部11から音声出力部21
へのデータ書き込みタイミングを与える信号線である。
符号145は、音声出力部21から音声合成制御部11
への音声データ読み出し要求信号である。符号146は
、音声データ書き込み要求信号である。
符号147〜149は、音声合成制御部11と音声デー
タメモリ1との間のインターフェース信号であって、符
号147が音声合成制御部11が発する音声データメモ
リ1のデータ領域を選択する選択信号線である。また、
符号148は、音声合成制御部11から音声データメモ
リ1へのデータ読み出しタイミングを与える信号線であ
り、符号149は、同じくデータ書き込みタイミングを
与える信号線である。
各音声合成制御部11〜14は、第4図に音声合成制御
部11を例にとって示したごとく構成されており、入/
出力バツファ201.入力バッファ202,203a、
出力バッファ203bを介して主制御部2に接続されて
いる。すなわち、入/出力バッファ201は、データバ
ス信号線101を介して主制御部2に接続され、入力バ
ッファ202は、アドレスバス信号線102を介して主
制御部2に接続されており、入力バッファ203aおよ
び出力バッファ203bが制御信号線103を介して主
制御部2に接続されている。
データバス信号線101によって入/出力バッファ20
1に入ってくる信号は、アドレスバス信号の一部とデー
タバス信号とが時分割に多重化されている。入/出力バ
ッファ201は、データバス信号線101からの信号を
アドレス/データバス多重化信号302としてラッチ回
路205に送出7ねるとともに、レジスタ208,21
0〜213に送出V、斡看 ラッチ回路205に到達したデータ/アドレス多重化信
号302は、入力バッファ203aを介して主制御部2
から入力された信号分離信号301により、データ信号
とアドレス信号とに分離され、レジスタ209、選択回
路206、出力バッファ203bに送られる。
アドレスバス信号線102からのアドレスバスは、入力
バッファ202を介して上位信号304をレジスタ20
9へ、下位信号303を選択回路206に送る0選択回
路206は、音声合成制御部11内のレジスタおよび音
声データメモリ1内のエリアを選択する選択回路である
。音声データメモリ1は、アドレス空間の容量が主制御
部のアドレス空間容量よりかなり広くなっており、主制
御部2が音声データメモリ1に対してデータの読み出し
、書き込みを行う場合、音声データメモリ1のある一定
の大きさの領域毎に分割して読み出し、書き込みを行う
、この分割した領域をページとよび、ページには順次番
号をつけてアドレスが付しである。
第3図に示した主制御部2からの基本動作タイミング信
号104は、入力バッファ203aに入り、選択回路2
06に送られるとともに、基本動作タイミング信号30
5として音声データメモリ読み出しタイミング発生回路
207に送出される。
音声データメモリ読み出しタイミング発生回路207は
、基本動作タイミング信号305を受けると、この信号
に基づき音声データメモリ1の時分割読み出しタイミン
グを内部動作制御信号307に乗せて出力する。また1
選択回路206は、入力バッファ203aからの信号を
受けると、主制御部2が音声データメモリ1のページの
容量と同一の容量の一定領域(後述する窓空間)を介し
て、音声データメモリ1をページ単位に取り込み、デー
タの読み出しまたは書き込みを行っていることを示す信
号306を、音声データメモリ読み出しタイミング発生
回路207に出力する。さらに、選択回路206は、入
力バッファ203aから信号を受けると、音声合成制御
部11内のレジスタ208〜213を選択する選択信号
308を出力する。
レジスタ208は、主制御部2が音声合成制御部11を
介して、音声データメモリに対するデータの読み出し、
書き込みを行うためのインターフェース用のデータレジ
スタであり、音声データメモリ書き込みデータバス信号
316、音声データメモリ読み出しデータバス信号31
7を介して双方向バッファ217に接続しであるととも
に、読み出し信号313を介して信号選択回路204に
接続しである。双方向バッファ217は、音声データメ
モリ1と音声出力部21との間のデータバス信号用の双
方向バッファであり、データバス121を介して音声出
力部21に接続しである。
また、信号選択回路204は、音声合成制御部11内の
レジスタの内容を読み出すためのものであり、レジスタ
208内の内容を読み出し信号313を介して取り込む
ようになっているとともに、読み出し信号309,31
1,312を介してレジスタ213,211,210の
内容を読み出し、入/出力バッファ201に出力する。
レジスタ209,210は、主制御部2が音声データメ
モリ1に対する読み出し、書き込みを行う際の音声デー
タメモリ1内のアドレス情報をもつレジスタである。そ
して、レジスタ210は、音声データメモリ1のページ
を指定するものであり、入/出力バッファ201を介し
て受けたページアドレスを、アドレスバス信号315を
介して選択回路215に出力する。また、レジスタ20
9は、ページ内アドレスを指定するためのものであり、
入力バッファ202を介して受けたアドレスを、アドレ
スバス信号315を介して選択回路215に出力する。
なお、レジスタ209が選択回路215に出力する信号
は、主制御部2が音声データメモリ1に対して信号の読
み出し動作を行うのか、書き込み動作を行うのかを指定
する信号が含まれる。
レジスタ211は、主制御部2が音声合成制御部11の
回路状態を制御するためのレジスタであり、入/出力バ
ッファ201からの信号と主制御部2が与える制御信号
318により制御される。
レジスタ212は、音声合成制御部11より音声データ
メモリ1を自動的に読み出し、音声を再生する場合の音
声データ読み出しアドレスを設定するためのアドレスレ
ジスタであり、読み出すアドレスをアドレスバス信号3
14を介して選択回路215に送出するとともに、音声
データの読み出しバイト数をレジスタ213に入力する
。レジスタ213は、入/出力バッファ201からの信
号により、音声合成制御部11が音声データメモリ1内
の音声データを読み出し、音声を再生する場合の読み出
しバイト数が設定され、レジスタ212からの読み出し
バイト数212をカウントして、音声再生終了信号31
9をレジスタ211に出力する。
選択回路215は、アドレスバス信号314゜315を
介してレジスタ209,210,212から与えられた
アドレス信号に基づき、音声データメモリ1のアドレス
を選択する回路であり、音声データメモリアドレス信号
をバッファ219を介して音声デニタメモリ1に与える
とともに、音声データメモリ1に出力した音声データメ
モリアドレス信号321をメモリチップ選択回路214
に送出する。メモリチップ選択回路214は、メモリチ
ップ選択信号324と音声データメモリアドレス信号3
21とを受け、メモリチップ選択信号322を出力バッ
ファ218に送出する。出力バッファ218は、メモリ
チップ選択信号322をインターフェース信号149に
乗せ、音声データメモリ1に送出する。
第4図に示した符号216は、音声出力部21よりの音
声データ書き込み要求信号を取り込み、音声データメモ
リ1の音声データを読み出し、音声出力部21へ読み出
したデータを書き込むタイミングを作成する音声データ
転送タイミング回路である。この音声データ転送タイミ
ング回路216は、制御同期タイミング信号320によ
り、制御信号入出力バッファ220との間の音声データ
転送制御信号323を制御し、音声データバス123を
介して音声データメモリ1から音声データを取り込み、
読み出し・書き込み用信号線127を介して出力部21
に対するデータの読み出しと書き込みとを行う。
音声合成制御部11のレジスタ208〜213等は、主
制御部2内のアドレス空間内に他と重複することなく割
り付けられている。この音声合成制御部のレジスタ等が
割り付けられている主制御部2のアドレス空間は1例え
ば第5図のごとく・なっている。
第51!1に示した主制御部2のアドレス空間は、空間
領域401が各音声制御部(本実施例の場合4つの音声
制御部11〜14)が占めるアドレス空間領域であり、
空間領域404が主制御部2の音声データメモリについ
てのデータ読み出し、書き込み中継領域となる名、空間
である。そして、空間領域401のうち1割付中間40
2は、各音声合成制御部11〜14に共通するレジスタ
が割り付けられ、この割付空間402と、主制御部2に
よる音声データメモリ操作のための窓空間404とが、
全ての音声合成制御部11〜14の共通部となる。また
、空間領域401のうち、領域405が各音声合成制御
部毎に異なる制御レジスタの割付空間となっており、例
えば領域403には音声合成制御部11の制御レジスタ
が割り付けられ、領域406には音声合成制御部12の
制御レジスタが割り付けられる等である。この領域40
3゜406〜408には、各音声合成制御部11〜14
に対応して設けた音声出力部21〜24の制御レジスタ
が割り付けられ、第3図に示した主制御部2からの識別
信号107,108により各領域に重複のないように割
り付けられる。
各音声合成制御部11〜14に共通な領域402と窓空
間404とは、全ての音声合成制御部11〜14に実装
され、機能を保っているか、各音声合成制御部が出力す
る動作タイミング信号により、任意の時刻においては特
定の1つの音声合成制御部に設けたものしか作動せず、
制御信号も出力しない。
このような空間割り付は制御方法をとることにより、主
制御部2から複数の音声合成制御部を見た場合、各音声
合成制御部は共通な構造をもち。
かつ独立した複数の音声合成制御部が、あたかも1つの
有機的な結合をもったものとして扱うことができる。
各音声合成制御部11〜14に共通したレジスタ等を割
り付ける領域402には、さらにアドレス410〜41
7が設けられ、これらのアドレス410〜417に第4
図に示したレジスタ210の内容、すなわち音声データ
メモリ1のページ等が割り付けられる。また、音声合成
制御部11が専有する領域403内のレジスタ420〜
427には、音声出力部21の制御レジスタ、第4図に
おける音声データメモリアドレスのためのレジスタ21
2、音声再生データのカウント用レジスタ213等が割
り付けられる。そして、領域406゜407.408内
の各レジスタには、音声合成制御部12〜14のレジス
タ等が領域403と同様に割り付けられる。
多重音声出力の動作タイミングは、第6図に示すごとく
行われる。すなわち、第3図に示した主制御部2が発す
る基本動作タイミング信号104は、第6図に示した信
号500のごとく、一定の周期をもつパルス状の信号で
ある。そして、主制御部2は、タイミング信号の一周期
内において、音声データメモリ1に対する信号の読み出
しまたは書き込み動作を行う。
タイミング信号501〜505は、各音声合成制御部1
1〜14のそれぞれが作成するタイミング信号であり、
第4図に示した音声データメモリ読み出しタイミング発
生回路207が基本動作タイミング信号305(信号5
00と同一の信号)を受けて作成する。タイミング信号
501は、信号500の172分周信号であり、タイミ
ング信号501のローレベル領域において、主制御部2
が音声データメモリ1の操作指令を実行し、ハイレベル
領域において、音声合成制御部が音声再生出力のための
音声データメモリ1のデータ読み出しを実行する。
各音声合成制御部11〜14のそれぞれが作成している
タイミング信号502〜505は、ハイレベルの領域に
おいて、音声データメモリ1と音声出力部21〜24と
に対するデータの読み取り、書き込みを行う、そして、
主制御部2は、第3図に示した識別信号107,108
により、各音声合成制御部11〜14のデータ読み出し
順序を指定し、時分割に各音声合成制御部を介して音声
データメモリ1と音声出力部とを制御する。したがって
、主制御部2は、タイミング信号502がハイレベル領
域にあり、かつタイミング信号501がローレベル領域
にあるとき、例えば音声合成制御部11を介して音声デ
ータメモリ1の操作指令を実行する。また、音声合成制
御部11は、タイミング信号502がハイレベル領域に
あり、タイミング信号501がハイレベル領域にあると
き、音声再生出力のための音声データメモリの読み出し
を実行する。このため、各音声合成制御部11〜14は
、タイミング信号502〜505により時分割された時
間を音声データメモリ1と音声出力部21との操作のた
めの専有時間としているが。
タイミング信号501のローレベル領域で規定される専
有時間の半分は、主制御部による音声データメモリと音
声出力部の操作が行われる。なお、タイミング信号50
2〜505の時分割のための同期化は、音声合成装置の
電源立ち上げ時におけるリセット信号、および各音声合
成制御部11〜14に共通なアドレスの割り付けが行わ
れるレジスタ211による全音声合成制御部の同時リセ
ットにより行う。
ところで、主制御部2に1つしか音声合成制御部が接続
されていない場合、音声合成制御部は、タイミング信号
502〜505のいずれか1つがハイレベル領域であり
、かつタイミング信号501のハイレベル領域において
、音声データメモリからの音声データの読み出しと、音
声出力部へのデータの書き込みとを同時に行い、また主
制御部2は、タイミング信号501のローレベル領域に
おいて音声データメモリと音声出力部へのデータの読み
出し、書き込み操作を行う。したがって、タイミング信
号502〜503を作成している回路は1つであるため
、誤動作の心配がない、しかし、主制御部に複数の音声
合成制御部が接続されている場合には、これら複数の音
声合成制御部がそれぞれタイミング信号502〜505
を作成しており、各音声合成制御部における素子の信号
伝播遅延速度のばらつき等により、主制御部2が音声デ
ータメモリまたは音声出力部を操作している最中に、音
声合成制御部による音声データメモリからの音声出力部
への音声データの転送が開始されたりして、データの読
み出しや書き込み処理に誤勅作が生ずる可能性がある。
第1図はこのような誤動作を防止量るため、音声データ
メモリ1に接続されるアドレスバス、データバスの使用
方法を説明する図である。
第1図において、信号500は、前記した基本動作タイ
ミング信号であり、通常、そのローレベル領域がアドレ
スバス信号600の安定化領域とされ、実際のデータの
読み出しまたは書き込みをハイレベル領域Z・・行って
いる。すなわち、アドレスバス信号600は、通常、破
線に示すごとく信号500のローレベル領域から出力さ
れ、信号500のハイレベル領域においてアドレスバス
信号600が確立しているときに、対象のメモリチップ
またはレジスタ等の選択を開始する。
また、符号601は、アドレスバス信号600から作ら
れるメモリまたはレジスタを選択する選択信号であり、
符号602はデータバス信号、符号603は読み出しま
たは書き込みを行うタイミング信号である。
このように1本実施例においては、音声合成制御部から
のアドレスバス信号600の出力のうち。
信号500のハイレベル領域のみにおいてデータの読み
出しまたは書き込みを行うようにしており。
信号500のローレベル領域を音声データメモリに何も
接続しない緩衝時間帯としている。これにより、先に述
べた主制御部による音声データメモリまたは音声出力部
の操作と、音声合成制御部による音声データの転送とが
衝突することを防止できる。
このような信号500の半サイクルの時間帯においての
みデータの読み出しと書き込みとを行うことは、音声デ
ータメモリの一モリチップ、音声出力部のレジスタに対
するデータ読み出し時、データ出力遅延時間または書き
込み時、データ準備時間が、信号500の半サイクル以
下のものを使用することにより実現することができる。
なお、音声合成制御部内においては、アドレスバス信号
を予めもっているため、メモリチップまたはレジスタ等
を選択する信号を作成する回路に、アドレスバス信号6
00を予め与えておくことにより、メモリチップ、レジ
スタ等の選択信号の立ち上げを早くすることができる。
第7図は、主制御部2による音声データメモリと音声出
力部とに対するデータ読み出しまたは書き込みタイミン
グを示す説明図である。
信号500は、主制御部2の基本動作タイミング信号で
あり、これはまた音声合成制御部の基本動作タイミング
信号と同一である。したがって。
主制御部2が音声データメモリ1または音声出力部に対
しデータの読み出しまたは書き込みを行う場合、音声デ
ータメモリ1が接続しであるバスを。
いずれかの音声合成制御部が使用している可能性がある
。そこで、主制御部2が音声データメモリまたは音声出
力部に対するデータの読み出し、書き込みを行う場合、
主制御部2の要求を音声合成制御部のレジスタ208,
209,210に記憶させ、音声合成制御部によってバ
スの時分割時間の同期をとり、音声合成制御部を介して
間接的に行う。
すなわち、各音声合成制御部11〜14は、主制御部2
から読み出し・書き込み要求信号700る。そして、こ
の主制御部要求実行サイクル信号701のハイレベル領
域であって、かつ信号500のハイレベル領域において
、アドレスバス信号702が確立しているときに、読み
出し・書き込み制御信号703と音声データメモリチッ
プ選択信号704とを出力する。なお、第7図に示した
符号705はデータバス信号である。
この主制御部2による音声データメモリ、音声出力部に
対するデータの読み出し、書き込み処理は、音声合成制
御部を介して間接的に行うため、書き込み処理について
は主制御部2からの1回の命令の実行により行うことが
できるが、読み出し処理については2回の命令の実行が
必要となる。
第8図は、音声再生出力のための音声合成制御部による
。音声データメモリから音声出力部へのデータ転送タイ
ミングを示す説明図である。
音声再生出力をする場合、主制御部2は、再生すべき音
声に対応する音声データを格納している音声データメモ
リ1のアドレスを、第4図に示したレジスタ212に設
定するとともに、再生音声データバイト数をレジスタ2
13に設定し、音声出力部を音声出力可能状態とする。
そして、音声出力部が第3図に示したごとく音声合成制
御部に音声データ書き込み要求信号145を送出すると
音声合成制御部は音声データ書き込み要求信号145が
あるごとに、その要求信号を人出力バツファ220を介
して音声データ転送タイミング回路216に取り込み、
音声データメモリ1からの音声データの読み出しと、音
声出力部への音声データの書き込みタイミングとを作成
し、音声データメモリ1から音声データを読み出すと同
時に、この読み出した音声データを音声凪力部に自動的
に書き込む、これにより、音声出力部は書き込まれた音
声データを原音声信号に変換し、音声再生信号として出
力する。
すなわち、第8図に示すように、音声合成制御部は、主
制御部2が出力する基本動作タイミング信号としての信
号500に基づき、タイミング信号501を作成すると
ともに、主制御部2により選択された時分割を示すタイ
ミング信号800により音声データメモリ1に接続され
、この間に音声出力部から書き込み要求信号801を受
けると。
タイミング信号501,800のいずれもがハイレベル
領域にあり、かつ信号500が立ち上がるときに、音声
データ読み出し信号802.音声データメモリチップ選
択信号803、音声データ書き込み信号804を出力し
、音声データメモリ1からの音声データの読み出しと、
音声出力部への音声データの書き込みとを同時に行う、
なお、第8図に示した符号805は、音声出力部選択信
号であり、符号806はデータバス信号である。
このように、本実施例によれば、主制御部2から送出さ
れる基本動作タイミング信号に基づいて、各音声合成制
御部11〜14が時分割に音声データメモリより音声デ
ータを読み出す読み出しタイミングを作成し、この読み
出しタイミングに従って順吹時分割に音声データを読み
出すようにしており、他の装置と独立して動作可能であ
るため。
音声出力数の増減に対しては、音声合成制御部の増減に
より容易に対処することができる。また、各音声合成制
御部11〜14の作動時間は、音声データメモリを専有
できる時分割時間のうち、前半の半分の時間を音声デー
タメモリの読み出しに使用していないため、各音声合成
制御部のいずれもが音声データメモリを使用しない時間
が生じ。
各音声合成制御部内における読み出しタイミング ・作
成回路構成素子の信号伝播時間のばらつき等によるデー
タの読み出し、書き込みタイミングのずれがあっても、
重複して音声データメモリに信号が入ることがなく、各
音声合成制御部の誤動作を防止することができる。そし
て、上記の方法により、複数の音声合成制御部を統括的
に制御するタイミング制御部が不要となる。なお、前記
実施例においては、各音声合成制御部に時分割に与えら
れたタイミング信号の前半をto 11時間としたが、
後半の半分を松衝時間としてもよい。
〔発明の効果〕
以上に説明したごとく、本発明によれば、多重の音声再
生出力が要求される音声合成装置において、全く同一な
構造を有する音声合成制御部を増設するのみで簡単に音
声出力を増設でき、音声出力数の拡張性を向上すること
ができ、また同一構造の音声合成制御部を用いるため、
部品数の低減が図れ、音声合成装置の製作コスト、保守
コストを低減することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る多重音声合成方法における音声デ
ータメモリからの音声データ読み出しタイミングの実施
例を示す説明図、第2図は本発明に係る多重音声合成方
法を適用する多重音声合成装置の全体構成ブロック図、
第3図は第1図に示した多重音声合成装置の主要部にお
ける信号線接続図、第4図は第1図に示した多重音声合
成制御部の構成ブロック図、第5図は主制御部のアドレ
ス空間内におけるレジスタ等の割れ付けの実施例を示す
図、第6図は主制御部が出力する基本動作タイミング信
号と各音声合成制御部が出力するりイミング信号との説
明図、第7図は主制御部による音声データメモリに対す
るデータの読み出しタイミングを示す説明図、第8図は
音声合成制御部による音声データメモリから音声出力部
への音声データの運転タイミングを示す説明図である。 1・・・音声データメモリ、2・・・主fFNII部、
11〜14・・・音声合成制御部、21〜24・・・音
声出力部。 500・・・信号(基本動作タイミング信号) 、50
1〜505・・・タイミング信号、600・・・アドレ
スバス信号、601・・・選択信号、602・・・デー
タバス信号、603・・・タイミング信号。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、記憶部に格納されているディジタルコード化した音
    声データを、複数の音声合成制御部により読み出し、こ
    れら各音声合成制御部に対応した出力部により、前記読
    み出した音声データを原音声信号に変換して出力する多
    重音声合成方法において、前記各音声合成制御部に前記
    音声データの読み出しタイミングを作成させ、前記各音
    声合成制御部に読み出し順序を与えて、順次時分割に前
    記音声データを読み出させるとともに、前記各音声合成
    制御部の専有している音声データの読み出し可能時間の
    うち、前記記憶部を専有しない時間を設け、この時間を
    前記いずれの音声合成制御部も前記記憶部を専有しない
    緩和時間帯とし、前記各音声合成制御部の読み出しタイ
    ミングの衝突の発生を防止したことを特徴とする多重音
    声合成方法。
JP21231186A 1986-09-09 1986-09-09 多重音声合成方法 Pending JPS6366598A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21231186A JPS6366598A (ja) 1986-09-09 1986-09-09 多重音声合成方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21231186A JPS6366598A (ja) 1986-09-09 1986-09-09 多重音声合成方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS6366598A true JPS6366598A (ja) 1988-03-25

Family

ID=16620457

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP21231186A Pending JPS6366598A (ja) 1986-09-09 1986-09-09 多重音声合成方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6366598A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008170752A (ja) * 2007-01-12 2008-07-24 Yamaha Corp 音源回路

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008170752A (ja) * 2007-01-12 2008-07-24 Yamaha Corp 音源回路

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4897840A (en) Method and apparatus for controlling the error correction within a data transmission controller given data read from moving peripheral storages, particularly disk storages, of a data processing system
JPS5924456B2 (ja) デ−タ転送制御装置
JPS6366598A (ja) 多重音声合成方法
JPS6242306B2 (ja)
JPS598845B2 (ja) チヤンネル制御方式
JPS633392B2 (ja)
JPS6336428Y2 (ja)
JP2616490B2 (ja) 共有データ蓄積方式
JPH0251724A (ja) ディスク制御装置
JPS6057095B2 (ja) 記憶装置
JPH0370052A (ja) アドレス変換回路、メモリコントロール装置、情報処理装置、および、記録装置
JPH0312867A (ja) 複数チャネル並列転送方式によるディスク装置
KR970007156Y1 (ko) 데이타 입출력장치의 엑세스 시간 제어회로
JP2845009B2 (ja) データ収集装置
JPS59156097A (ja) 時分割スイツチの出力制御方式
JP3138597B2 (ja) バースト信号送出管理用メモリを用いたダイナミックポーリング方式
JPH0256697B2 (ja)
JPH05143283A (ja) データ速度変換装置
JPH02148122A (ja) 磁気ディスク制御装置
JPS6068461A (ja) メモリ多重アクセス装置
JPH0259551B2 (ja)
JP2002008317A (ja) メモリ制御装置およびメモリ制御方法
JPH034938B2 (ja)
JPS5831459A (ja) 磁気バブルメモリ装置
JPS6186859A (ja) バス選択装置