JPS6366229A - 液晶ポリマ− - Google Patents

液晶ポリマ−

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JPS6366229A
JPS6366229A JP62158788A JP15878887A JPS6366229A JP S6366229 A JPS6366229 A JP S6366229A JP 62158788 A JP62158788 A JP 62158788A JP 15878887 A JP15878887 A JP 15878887A JP S6366229 A JPS6366229 A JP S6366229A
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JP
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liquid crystal
tables
polymer
formulas
chemical formulas
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Application number
JP62158788A
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English (en)
Inventor
ジヨージ ウイリアム グレイ
ガレイ ネスター
デイビツド レイシイ
カイアラン バーナード マツカーデル
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General Electric Co PLC
Original Assignee
General Electric Co PLC
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Publication date
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C09DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • C09KMATERIALS FOR MISCELLANEOUS APPLICATIONS, NOT PROVIDED FOR ELSEWHERE
    • C09K19/00Liquid crystal materials
    • C09K19/04Liquid crystal materials characterised by the chemical structure of the liquid crystal components, e.g. by a specific unit
    • C09K19/40Liquid crystal materials characterised by the chemical structure of the liquid crystal components, e.g. by a specific unit containing elements other than carbon, hydrogen, halogen, oxygen, nitrogen or sulfur, e.g. silicon, metals
    • C09K19/406Liquid crystal materials characterised by the chemical structure of the liquid crystal components, e.g. by a specific unit containing elements other than carbon, hydrogen, halogen, oxygen, nitrogen or sulfur, e.g. silicon, metals containing silicon
    • C09K19/408Polysiloxanes

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  • Crystallography & Structural Chemistry (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Liquid Crystal Substances (AREA)
  • Polyesters Or Polycarbonates (AREA)
  • Silicon Polymers (AREA)
  • Optical Record Carriers And Manufacture Thereof (AREA)
  • Liquid Crystal (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の分野] 本発明は側鎖液晶ポリマー及びこれを使用した電気光学
的装置に関する。
[従来の技術及びその問題点] 液晶ポリマーは、例えば500未満の区分子□量(LM
M)液晶の電気光学特性と、ポリマーの粘弾性特性を兼
備している。LMM液晶と同様に、 液晶ポリマーはネ
マチック(N)、コレステリックcch>及びスメクチ
ック(S)i”J相を示すが、低い温度に冷却すると、
固体結晶状態というよりは、粘稠状態又はガラス状態に
転移する。LMM液晶とは対照的に、LMM液晶一固体
結晶転移は液体結晶秩序を破壊するが、粘稠状態又はガ
ラス状態への転移はこれを記憶する。
液晶側鎖ポリマーは、メソジェニックな側基が突き出る
ポリマー主鎖からなる。通常、主鎖は、側鎖が液晶状態
の秩序に従うことができるようにフレキシブルである。
また、主鎖は完全に有機質、例えばポリアクリレート又
はポリメタクリレートであってもよく、あるいは有機ケ
イ素鎖質、例えばポリシロキサン鎖であってもよい。L
MM液晶と同様に、メソジェニック側基には各種広範な
構造、例えば適当に結合されたフェニル、シクロヘキシ
ルやヘテロ環式リングなどの環式基序列が考えられる。
例えば、下記の文献には、幾つかの代表的な液晶ポリマ
ー構造が記載されている。
1、 Anal、 Chem、 (1985)、 57
.651−6582、 Po1yner (1985)
、 26.18(it−18063、Po1yn+er
 Comn+unications、(J983)、 
24゜4、 Makromol、 Chem (198
5)、186.2639−26475、 Po1yi、
 Sci、 Technol (1985)、 28.
345−6、 Makromol CheWIRapi
d Comnun (1985)、 6゜?、 Mak
roIIlol Chei Rapid Comnun
 (1985)、 3゜8、 Faraday Dis
cuss、 Chem、 Soc、 (1985)。
79 ])aller 10 9、英国特許第2146786A号公開公報10、 M
o1. Cryst、 Liq、 Cryst、 (1
985) 122.、□電気光学的装置では、様々な方
法で液晶ポリマーを使用することできる。その簡単な説
明は文献8に記載されている。液晶ポリマーはLMMモ
ノマー液晶物質への単なる添加剤として使用できるが、
その主な重要性は、局部加熱によってアドレス領域にお
いて液晶状態へ転移させることによって液晶状態に、例
えば装置に符号化した情報を長時間記憶できることであ
る。
LMM液晶物質に光学的に記憶することは公知である。
B D H社(英国)から市販されているスメクチック
液晶物質S2は優れた光学的記憶媒体であり、現在液晶
光学的記憶の標準物質として使用されている。但し、光
学的記憶に関する限り、S2及びLMM品物質には一般
に多数の欠点がある。
10機械的応力によって記憶情報が簡単に失われること
が多い。
2、しばしば、液晶転移温度がフレキシブルではない。
=7− 3−2トホメオトロピ力ル整合が容易なため、走査線を
与えるというよりは、物質がその整合状態に戻るため、
微細な線の書き込みが問題になり(線収縮)、所定の書
き込み速度では、解像が限られてくる。
4、グレースケーリングが困難なことが多い。
明らかに、S2さえにも改善の余地があり、これに対し
て幾つかの対策が取られている。例えば、Bierck
i等の5PIE Proceedings420.19
83年3月、p194 (文献11)を参照。
液晶ポリマーでは、情報記憶は数多くの方法で実施する
ことができる。例えば、米国特許第4,239,435
号公報には、液晶ポリマーのコレステリック組織に情報
を符号化し、モしてポリマーをそのガラス転移温度(T
g)未満に冷却することによって情報を記憶する装置が
記載されている。この装置には、Tgを通常の周囲温度
(Ta、20℃以上)よりも高くし、そしてポリマーを
Taよりもはるかに高い100℃に加熱して、情報を記
憶しなければないという欠点がある。
英国特許第214.678 A号公開公報には、異なる
効果を利用し、Tg以上の粘稠状態でポリマーに情報を
記憶し、そしてTa範囲においては持続する装置が記載
されている。(Ta以上の)温度Tfでは、異方性では
あるが、不透明な状態から複屈折性が高く、従って光透
過性であり、そしてLMM液晶と同じように、適当な電
場によって整合する流動性の強い状態に組織変化が生じ
る。光の透過度は、温度が等吉相の現れる始めるTbに
なるまで、この流動領域で温度と共に上昇する。この後
、該透過度は複屈折構造の最後が消えるクリアリング温
度Tcに達するまで、低下する。
ポリマーをTb付近に加熱すると、光の透過状態が生じ
、この状態は、温度がTf以下に低下すると、“凍結(
frozen in)”され、かつ記憶される。このよ
うなポリマーを使用する装置では、Tgはそれ程重要で
なく、T1未満でよい。また、ポリマーの必要加熱量は
少なくてずむ。
このような装置は、N、Ch又はS液晶相の電場整合性
を利用して記憶することができるが、一般には、コント
ラストを強<シフ、また秩序をよりよくするためには、
スメクヂックボリマーが好ましい。ディスブL/ −7
1”及び記憶レヴエルは、例えば多色性染料の配合、レ
ーザーアドレンング(1aser addressin
g)や、クロス配列した偏光器を用いた複屈折効果によ
って改善することができる1、このような方法の幾つか
は文献1.2に記載さtlでいる。
液晶ポリマーとLMM液晶物質の混合物を製造する試み
は幾つかある。例えば、ネマチック液晶ポリマーとL 
MMKfL晶物質の混和性研究に関してRingsdo
+4等が提出した報告、Makroa+ol Chen
 Rapid Co1a+un、(1932)、t、7
45(文献12)。混和性問題が提出されているが、′
Fbにおける二相発生についてはなにも述べられていな
い。このような混合物は、その応答性がLMMネマチッ
ク物質よりも低く、ネマチックポリマーに比較して、わ
ずかに有利なだけである。同じような研究ではあるが、
かなり徹底性にかIJる研究が文献8に報告されている
。ここでは、このような混合物のネマチックな非記憶適
用が議論されている。
[発明の要約1 本発明の目的は、光学的記憶用途に主に(但し1、これ
には限られない)使用する新規液晶ポリマー、新規な光
学的記憶用液晶混合物、及びこれらを組込んだ装置に関
する。
従来、製造されてきた液晶ポリシロキサンの大半は下記
の構造に基礎を置いていた。
e 構造式中、Xは0−アルキル又はCOO−アルキルであ
る。これには多くの理由があり、なかでも、この種の構
造がネマトジエニックになりやすく、またX7!I<C
Nのときに、架橋が起こりやすいことが歴史的な理由で
ある。従って、初期には、ネマチック物質の高速切換え
ディスプレー装置への適用に性徴が向けられていた。上
記の耐久性記憶装置にスメクヂソク物質を適用しようと
する傾向は、ごく最近のことである。
Janini等(文献6)及びGeflnel等(文献
10)は、液晶ポリマーの性質に影響を及ぼす化学的フ
ァクターの幾つかについて、例えば上記構造式における
層の変化、換3ずれば“スペーサー”長さの変化、ある
いけポリマー鎖のメソンエニックセグメントを非メソノ
エニックセグメントで希釈することによる重合性と液晶
性の相対変の変化について議論している。そして、幾つ
かの傾向は認められるが、有用な液晶ポリマー化合物を
同定するには、依然としてかなりの実験が必要であると
結論してしご、る。
即ち、本発明は一般式■: (CHt)n   o−x 」式」− [但12、Xは一般構造式: (リング−A −及び−B −は、メチル、フルオロ又
はクロロ側置換基を有していてに<、フェニル、トラン
ス−シクロヘキシル、ピリジル、ピリミジル、ジオキサ
ニル及びビシクロ−(2,2,2)オクチルから選択さ
れ; YはCOO10OC又はCH,CH,であり:CはO又
は1であり; RはF、CF、、CN、R’、OR’又はC0OR’ 
(但し R1はアルキルである)であ;そして、 (L)はメチル又はフルオロ側基が存在してもよいこと
を示す)メソジェニック基であり、nは4〜9の整数で
あり、 Meはメチルであり、 RがCN、 YがCooで、n−5及びcdの時以外は
、L−C1+3であり、そして 比b:aは3未満で0以上(但し、0は含まない)であ
る]で表せる新規液晶ポリマーを提供するものである。
平均重合度DPは好ましくは10〜100の範囲、特に
lO〜40範囲にある。
一般式Iの液晶ポリマーでは、ジメチルシロキサン及び
メチルシロキサン−(CIlt)n−0−X単位は、ポ
リマー組織にランダムに、あるいは実質的にランダムに
分布している。従って、一般式Iはブロック共重合体を
示しているというよりは、概略的のものである。
ニルである。
Rは好ましくは炭素原子数が1〜5のn−アルキル、特
にメチル、又は炭素原子数が4〜8のキラルアルキル、
特に2−メチルブチル又は1−メチルヘプチルである。
基Xの好ましい構造の幾つかを第1表に示す。
紅 b:aの比は、例えば1.4:1〜1:1.4などのよ
うに1=1の付近に設定するのが好ましい。、二の比は
ポリマー性に寄与するセグメントの結晶性に寄与するセ
グメントに対する比である。
ポリジメチルシロキサン鎖は回転に対して実質的にエネ
ルギー障壁をもたなく、そして知られている最もフレキ
シブル性の高いポリマー主鎖の一つである。従って、b
・a比を高くすると、ポリマー主鎖のフレキシブル性が
高くなり、粘度及びTgが低下する。また、baa比が
高くなると、ポリマーの液晶性が低下する。
b=a比をさらに高くすると、液晶相が不安定になり、
TCが低下する。
nの好ましい範囲は4〜8である。“スペーサー”の長
さは、メソジェニック側基とポリマー鎖が相互作用しな
い程度、即ちデカップリング度を決定する主ファクター
の一つである。
また、これはポリマー性と結晶性のバランス、そして液
晶ポリマーにおけるスメクチック相の外観にも影響を与
える。スペーサー長さが増し、そして一般にTcが上昇
し、かつTgが低下すると、場合によっては系の秩序が
よくなる傾向は認められるけれども、主鎖とメソジェニ
ック基の運動をデカップリングする不活性構造としてス
ペーサを単純に見なすことは不可能であるが、その化学
的性質が液晶相の側基の密度、従って準相範囲及び安定
性に影響をもつことを示す強い証拠がある。
また、メソジェニック基Xの性質も液晶ポリマーの性質
に影響を与える。一般的には、XがCNである基はスメ
クチック相の発生に有利である。基Xの複雑度、即ち兵
役度が増すと、液晶相の熱安定性が増す傾向がある。一
般に、基Xの長さ:幅比を大きくする末端置換基RはT
c上昇させる。Xにメチル側置換基(Me)が存在する
と、短いスペーサー、即ち小さいnは液晶相を不安定に
する傾向を示すことがある。さらに、しばしば、液晶ポ
リマーによって示される液晶相と、同じメソジェニック
基を有するLMM液晶物質によって示される液晶相との
間には必ずしも相互関係がないことが認められている。
平均重合度nは一般式Iのポリマー鎖中におけるケイ素
原子の平均数、即ちa柿の平均値である。通常、ポリマ
ーサンプルでは、DPには範囲があり、好ましい範囲は
10〜40である。
本発明の液晶ポリマーの性質に影響を及ぼす重要なファ
クターは多分散度(Z)である3、これは液晶ポリマー
のバルクサンプルにお1するポリマー鎖長さ分布の一つ
の尺度である。2を定義すれば、次の通りである。
Z=Mw/Mn 但し、匹は重量平均分子量、モしてnは数5V均分子m
である。
Sr(閉)M’、dm i・□−□ S f(M)M、dm これは、例えば濁り度の測定によって実験的に決定でき
る。
S f(M)M”、da+     重量■・□ ・ S f(M)M、d+n   サンプル中のモル数これ
らまた実験的に、例えば、末端基数の分析、及び浸透圧
法、凝固点法や沸点法に、Lつて決定で八る。
Zはa及び1)の絶対値及びサンプルにおけるこれらの
範囲に関係がある1、Zは転移温度及び温度変化と共に
転移が生じる鋭さく傾き)に影響する。というのは、僕
なる液晶ポリマーフラクションは約50個未満のシロキ
サン単位を含むサンプル中において異なる温度で相転移
を示すからである。一般に、分子量の低いフラクション
は、分子量の高いフラクションよりも低い温度で相転移
する。上記装置などの情報記憶用途に使用するためには
、Zは1以上約20未満であるのが好ましく、また2が
約2のサンプルが好適である。
本発明の液晶ポリマーの一般的な製造方法は、適当な触
媒の存在下で生じる適当なポリ(ハイドロジエンメチル
/ジメチル)シロキサンビP(IIM/DM)S”]と
メソジェニック末端アルケンとの反応による。これを図
式的に示せば、次の通りである。
[余白コ =19− この反応において、主鎖の全ケイ素鎖構造、及びb=a
比、DP%Zなどの変数は出発P(IIM/DM)Sの
それらであると考えればよい。この反応を使用して、一
般式■のポリマーを製造する場合には、従って、目的ポ
リマーの性質を測定するよりも、出発P(HM/DM)
Sのこれら変数を測定した方が便利である。
多数のP(H11/Dlll)S物質が、例えばIcI
、Dotwや米国のPetrarchから市販されてい
る。但し、これらパラメータは各メーカーの規格に従っ
てぃる。し詠・シ、一般式Iの製品ポリマーのパラメー
ターを正確に知るためには、下記の方法でヂエツクした
方がよい。
2fISi nmrを用いれば、ポリマー内のSi環境
に関する情報を得ることができる。また!l13inm
rによる末端基分析によれば、末端−SiMe、の数、
従ってサンプルの分子数、即ち6を求めることかできる
。さらに、非末端Siの19Si共鳴の分割を用いれば
、ポリマーが実際に十分なランダム状態にあるかどうか
を確認することでき、また異なるSi(HMe)及びS
iMe2環境によってbaa比を求めることができる。
’Hnmrを用いれば、出発H−Me比を求めることが
可能である。
叶は粘度によって、好ましくは出発P (HM / D
 M )SのGPC分析によって求めればよい。P()
IM/DM)Sのiを決定するためには、光散乱法を適
用すればよい。
当業者には明らかなように、他の公知方法を使用しても
、評、■及びbを求めることができる。
従って、本発明の液晶ポリマーの液晶性とポリマー性と
のバランスを決定するさいには、上記ファクター総てを
考慮する必要がある。
本明細書で定義する本発明の範囲には、情報記憶に好適
な性質を備えた構造的種類の液晶ポリマーが含まれる。
本発明の液晶ポリマーは前に説明した方法のいずれでも
使用できる。
例えば、IjJM液晶物質の添加剤として使用すること
ができる。このように使用すると、バルクLMM物質の
弾性定数を変更できるので有利である。また、側基の誘
電性はLMM物質のバルク誘電性を変えるものである。
これら混合物には、誘電異方性を変えるために、融点又
は粘度を低くするために、又は混合物のマルヂブレキシ
ビリティ又はクリアリングポイントを改善するために、
公知化合物を添加することができる。このように使用す
る場合には、同一な又は極めて近いメソジェニック基を
もつ少なくともの1種の化合物を1MM液晶物質に添加
するのが好ましい。例えば、一般式Iにおいて、ならば
、好適な1MM液晶物質は英国特許第1433130号
公報に記載されている化合物、例えば−アルコキンであ
る)で表される化合物を含むものである。一般式I+の
化合物は広く利用されているIJM液晶物質であり、基
Xが一般式Iで定義した構造のいずれかである液晶ポリ
マーと共にこのように使用するために好適な化合物であ
る。
この種の混合物も、一般式■のポリマーを含んでいる限
り、本発明の要旨を構成するものである。これら混合物
は、同様な液晶相を示す特定1、MM物質を利用する公
知タイプの液晶装置に使用することができる。
[余白コ 23一 本発明による液晶ポリマーの主な用途は、前に説明した
形式の電気光学的情報記憶装置、特にUSP42394
35やUKP^2146787Aに記載されているよう
な熱アドレス式又は電場アドレス式装置である。
特に、本発明の液晶ポリマーはIJKP^214687
Aに記載されている形式の装置に好適である。
というのは、上記装置のほとんどが温度」二昇と共に、
連続的な転移Tg−Tf−Tb−TCを示し、Tg/J
<Ta未満であるからである。多くの場合、これら転移
は、例えば合焦したレーザー光又は白熱光による熱アド
レスに便利な温度で生じる。
本発明のポリマーをこのような装置に使用すると、即ち
液晶ポリマーをバルク成分として配合すると、熱アドレ
ス工程においてTb−Tc領域、即ち等方性領域ではな
く、T c以上の領域にポリマーを昇温するのが好まし
い。Tc以上の加熱は情報の記憶期間をかなり改善する
ものである。
このような装置に使用する場合、本発明のポリマーは単
独で使用することができる。あるいは、特にT f−T
gを変えるために、性質を有利に変更することも可能で
ある。これは下記の手段によって達成することができる
(i)低分子量のポリマーの選択。但し、平均分子量が
約300未満ならば、粘稠状態の粘度低下が生じる。
(ii)多分散度の変更。これは転移の鋭さく傾き)を
も改善する。
(iii)b : a% n、x、DP又はZの異なる
一般式■のポリマーの混合物の使用。
(iv)ポリマー又はポリマー混合物と、1MM液晶物
質(好ましくは、メソジェニック基が同一である)、溶
剤又は染料、例えば多色性染料の混合。このような小分
子の添加は、他の転移温度に影響を与えずに、Tgを実
質的に低下させることができる。
好ましい多色性染料はアントラキノン染料で、特にE 
D IJ社から純粋染料I)16々して例えばD102
として市販されているものが可溶で、はとんど結晶化傾
向を示さない。他の適当な多色性染料には、例えばUK
特許第2155845号公報に記載されている染料や、
次に示すアゾ及びアントラキノン染料がある。
ポリマーへの染料の濃度はほぼ2〜4屯M%あれば、十
分である。
別な、特に好ましい用途では、一般式IのポリマーとL
 M Mスメクヂック液晶光学的記憶物質を混合して、
ポリマー及びLMM物質両者の性質が改善された混合物
を得るようにする。本発明のこの態様によれば、光学的
記憶媒体として使用するのに好適な物質は少なくとも二
成分の混合物からなり、少なくとも一成分がスメクチッ
ク相を示すLMM液晶物質で、そして少なくとも他方の
成分が一般式Iのポリマーである。
このようなL M M液晶物質は多数知られている。
本発明のこの態様の物質に使用するのに好適な一般式1
のポリマーは、上記に光学的記憶に一般的に適当である
としたポリマー、特に一般式Iの好適なポリマー、そし
て特にスメクチック相を示す、例えばXがxbの構造を
示すポリマーである。
スメクヂックLMM液晶物質は化合物単味かまたは化合
物の混合物であればよい。一般に好ましい化合物は、n
がO又は1で、モしてR”が炭素原子数か8〜12のn
−アルキル又はn−アルコキンである一般式IIによっ
て表される化合物である。この種の化合物、例えば下記
組成の82の混合物の好ましい。
−27= スメクチック物質はそれ自体が光学的記憶特性を示すも
のか、又は一般式Iのポリマーと混合された時にのみこ
のような特性を示すものであればよい。
混合物にはまたその性質を変えるために、他の公知添加
剤、例えば前記染料などの多色性染料、他のLMM液晶
物質、例えばB D II社製のに24、K27、K2
O、K33、K36、Sl、S3、S4及びS5などを
配合することができ、また他の液晶ポリマー、例えば一
般式Iの液晶ポリマーを配合することができる。
本発明のこの態様による混合物は、多くの場合、全組成
範囲にわたってポリマーとLMM液晶物質との間に混和
性問題が現れないとい・)予期しない性質を示し、そし
てこの性質か全組成範囲にわたって認められる。従って
、混合物は、添加剤が存在する場合にそれを含めて全重
量を100%とするなら、ポリマー及び1.、 M M
スメクチック物質のいずれかを1〜99重量%含んでい
ればよい。例えば、多色性染料は約5%以下、代表的に
は約3%存在させることができる。
一般式IのポリマーとLMMスメクチック物質の割合を
変えることによって、しばしば、広い温度範囲にわたっ
て、例えばS2/ポリマ一混合物の場合には48〜I 
00 ’Cに二相領域、即ちTbを発生させることが可
能である。このようにして、アドレス熱源、例えばレー
ザービームに対して各種感度を示す光学的記憶物質を得
ることができる。
一般式IのポリマーとLMMスメクチック物質の割合を
変えると、混合物の粘度に影響を与える。即ち、ポリマ
ーが可塑化し、LMM物質の粘度が増す。このため、L
MM物質上りら機械的応力に対する感度が小さく、そし
て粘度が混合物の装置への充填を容易にするポリマーよ
りも低い、光学的記憶液晶物質の製造が可能になる。
液晶ポリマーとLMM物質の電気抵抗挙動は異なってい
る。即ち、ポリマーの抵抗は温度の上昇と共に、最大に
達した後、周囲温度における抵抗値よりもはるかに低い
値まで低下するが、LMM物質の抵抗は、スメクチック
範囲間で温度が上昇する共に、徐々に低下し、S−N転
移でさらに低下した後、ネマチック領域で急激に低下す
る。従って、混合物のポリマー及びLMMスメクチック
成分の妥当な選択により、有利な電気抵抗を6つ物質を
得ることができる。また、物質を劣化させずに、光学的
記憶における高速選択及びバルク消去に強い電場を適用
することができ、抵抗率の高い物質によって連続動作に
よる疲労を緩和でき、またポリマー液晶記憶物質だけで
は製造できなかった大形装置を製造できまた、このよう
な混合物の使用によって、LMM液晶記憶物質の線収縮
問題をある程度まで緩和できる。
本発明のこの態様による混合物は、LMM液晶光学的記
憶物質を使用できた、公知形式の液晶光学的情報記憶装
置のいずれにも使用することできる。従って、本発明は
、さらに別な態様によれば、一般式■のポリマーを使用
する電気光学的液晶情報記憶装置を提供するものである
以下、本発明を例示のみを目的として添付図面について
説明する。
第1図は、本発明の液晶ポリマーについての代表的な熱
−光学的分析(TOA) トレースであり、 第2図は、本発明の液晶ポリマーについての代表的な示
差走査熱量分析(DSC)トレースであり、 第3〜7図は、一般式■のポリマーと液晶物質S2の混
合物、S2単独及びポリマー単独についてのDSC)レ
ースであり、そして第8図は、本発明の液晶ポリマーを
使用するのに好適な電気光学的情報記憶装置の横断面図
である。
第1図及び第2図について説明すると、本発明のポリマ
一温度を変えたさいの光学的・熱的効果を示すトレース
である。
図中の各符号の意味は次の通りである。
Tg−ガラス転移温度 Tm−融解温度 Tf−流動状態の開始温度 Tb=等方相が現れ始める、二相状態の開始温度 Tc=クリアリング温度 Tp−1−相から等方性液体状態への転移に関するDS
Cトレースに現れた最 大温度。T r 、 T tはそれぞれこの転移の開始
及び終了であり、T。
−T1は転移の傾きを示す。’rp −1はスメクチック状態から等方 性液棒状態への転移を示す等価項 である。
液晶ポリマーの製造 使用した出発物質P (HM/DM)Sは市販のもので
あり、それぞれPeLrarch社(米国)のPSI2
2.5及びICI  pie(英国)社製のものであっ
た。PS122.5は50〜55%ヒドロメチル及び4
5〜55%ジメヂルーシメチサン単位(つまり、b:a
の名目比は5,0:50)を含んでいると説明されてい
た。使用前に、メーカー側の規格通りであるかをサンプ
ルのn m r分析によって調べた。同様に調べた、他
のP (HM/DM)S出発物質は下記の通りである。
メーカー   (名目)a:b Petrarch     50 : 50ICI  
    42:58 PeLrarch    85 : 15(i)トルエ
ン溶液、PLゲル30cmカラム、  10μm充填(
10’ 〜10’人)、周囲温度、流量1mff/分の
条件で行うGPC分析[較正はボリスヂレン等分子量を
与える三次多項式に基づいて行った]、及び(ii)’
Hnmr、平均5積分、末端基分析を使用して、出発ポ
リマーPS122.5の性質を測定した。
−(iと π  M n   M w /四(−Z)(j i) 四  ■下(−1+b)a:b 1100   13±2    1:1.I7メソノエ
ニツク末端アルケンを次のようにして製造した。
[余白] 所要b=a比のP (HM/DM)S [0゜6g、4
.5mmo l (S i −1−1) ]と側鎖アル
ケン[4,95mmo I、] O%過剰]の、無水ト
ルエン(60m l )混合物に、触媒■1yPtcl
a(Speier触媒)のトルエン溶液を添加し、Pt
:アルケン比をl:103〜106にした(Mは使用し
たメソジェニック側基に依存する)。全操作を窒素雰囲
気内で行った。
還流下、約18時間、又はサンプルのIR=35− スペクトル分析によってSi−51−11(2140’
)が検出されなくなるまで、混合物を加熱した。(最初
の5i−II濃度に基づいて)2モル過剰で、オクテン
−■を反応混合物に添加して、5t−1−1を“−掃(
mop−up)”し、そして最終段階における架橋を防
止した。
次に、メタノール析出後、遠心分離によってポリマーを
単離した。メタノール添加によってジクロロメタンから
数回ポリマーを析出させて、ポリマーを精製した。
このようにして精製したポリマーは、微…のメソジェニ
ック末端アルケンを除去するのが非常に望ましいことが
判った。一般に、このためにはジクロロメタンから6〜
10回析出させれば、十分であることが判った。
ポリマーを等方性メルトとして真空(0゜5 m m 
Hg未満)乾燥し、残っている微量の溶剤をすべて除去
した。一定の転移温度が認められた時に、乾燥は完全に
なったとした。
一般に、ポリマーの収率は約40〜50徂量=36= %であった。
このようにして製造したポリマーの幾つかの特性を以下
に示す。
ホ0リマ一 藷ト来2.(ホIIlマー1へ゛て P5
+22Nだら侍↑ユ)χ          !! L
」 ぜ引(パラ−CM        51.17+1
 1−〇−〇〇〇@−0CI(、6、、5 DSCデータ TOAデータ (℃、 T碧=Tc[顕微鏡測定]) 注: ・すべてのrTJ値の単位は℃。
・すべての「△H」値の単位はJg−1゜a 隣接ピー
クの重なりのため正確な値は出なかった。
b 転移の重なりのため正確な値は出なかった。
T1 ・  、」は融点単位に依存する冷却速度。
T2 ・  。」 は通常の融点である。
・「S」値の単位はJ g−’ K−’ X 10’。
これらポリマーは流動状態でスメクチック相を示し、 
Tf−Tgはほぼ100℃で、TcはTbに極めて近く
、Ts−1転移はかなり鋭い。Tcは適当な低い温度に
あるので、通常のセルの通常の手段によってポリマーの
温度をTc以上にすることができ、従って温度がTf未
満になると、光学的な情報記憶が生じる。
第3図、第4図、第5図、第6図及び第7図は、それぞ
れS2単味、S2と20重量%ポリマー2との混合物、
S2と50重重量ポリマー2との混合物、S2と70重
量%ポリマー2との混合物、及びポリマー2単味につい
てのDSCトレースである。DSC走査速度は1096
7分であった。これら混合物はLMMスメクチック液晶
物質と一般式Iのポリマーとの混合物の例であり、そし
て等方性相から冷却されると、書込み領域に形成した走
査スメクチック円錐曲線が、混合物温度がS−1転移未
満になるに従って、記憶される点において光学的記憶性
を示す。これら混合物の粘度及びその他のバルク性質は
S2とポリマーとの中間にあった。
第3〜7図から明らかなように、混合物のS−1転移温
度は組成と共に、スムーズに変化し、従って、アドレス
熱源に対する感度も対応してスムーズに変化する。ポリ
マーが70%までならば、ΔH,’4は6.38Jg−
’であった。
これらDSCトレースから得られた他のデータを下記の
表に示す。
S2/ポリマ一2混合物のDSCデータ(単位:℃及び
J / g m ) S2wt$  ビーク開始(’C)  ΔII、IJg
−’0    49.5      7.6120  
  52.6      7.3150    63.
1      6.387o     74.9   
   6.38100    79.8      3
.43注:S2単味の転移温度: に−3−I  S  −N  48  N−149に一
固体結晶 第8図は、本発明の液晶ポリマー及び、これを含み、そ
して光学的記憶性を有する混合物を使用するのに好適な
電気光学的装置を示す図である。内面に酸化インジウム
/スズの導電膜83を付着した2つのガラスプレート8
2によって形成したセル内に、ポリマー又は混合物を薄
膜81として設ける。スペーサー84により、約lO〜
30μの膜厚にし、セル孔に公知幅のガラス繊維(図示
せず)を挿入して、これを補強する。ガラスプレート8
2に全内面に均一に導電膜83を被覆してもよいし、あ
るいは導電膜83に適当なパターンにエツチングを施す
、例えばドツト又は7セグメントからなるディスプレー
を施してらよい。レーザー87から合焦ビーム86によ
って膜の領域85を熱的にアドレスしてもよい。適当な
光学及びビーム指向系(図示せず)によってビーム86
を移動させ、膜81のL記以外の領域に合焦させて、情
報を書込む。
本発明の液晶ポリマーを使用4゛るさい、ビーム86に
にってポリマー85の領域をT c以−Lの温度に加熱
する場合には、1分な強さの電場を導電膜83を介しで
印加すると、ポリマーの領域85の電場誘導アラインメ
ント(整合)が生じる。4:′のアラインメントは冷却
しても持続するが、Tf〜1゛c範囲に加熱することに
よって有効アラインメント及び持続性を低減することも
可能である。
Tf未満の温度で印加電場を取り除くと、領域85の整
合組織を記憶することができる。未整合状態では、ポリ
マー81は不透明で、最小の光の透過を与えるが、電場
整合記憶組織は光学的には等方性であり、透明になる。
あるいは、整合電場の存在−1・加熱1−ですることに
よって、ポリマー81を整合し、そして冷却1.て全ポ
リマーに透明な組織を記憶させてもよい。そして、整合
電場を存(i:さUずに、1゛c以上の温度に加熱する
ことによって不透明な未整合組織に持続的に書込むこと
ができる。
記憶組織は、ポリマ−81全体をTc以上に加熱し、そ
して整合電場の存在下において冷却するか、あるいは電
場のパラメーター、例えば、周波数、方向又はこれらの
組合せを変更するかのいずれかによって消去することが
できる。
上記のように構成し、かつ使用する代表的な装置では、
ポリマー2を多色性染料と共に使用した。また、適当な
合焦・指向光学系とJ(に、633 nmのHe N 
eレーザー作動連続波を使用した。書き込みに必要な電
力及びサンプル面において測定された電力は室温で例え
ば5〜10mwである。そしてほぼ12nJj1m−’
のサンプル感度が算出された。
非走査実験に使用した一つのアドレシングモードでは、
甲レーザー源を使用して、書込み、読取り、選択、消去
、グレースケール、qV。
バルク消去及び疲労試験に関する全情報を収集した。こ
のモードでは、アナ[1グ音響光学的モジユレータを使
用1.て、読取りのために低(準書込みスレスホールド
)十杏ビーノ、を発生し、そ1.て書き込みのためによ
り高いエネルギーパルスを発生する。陽=1ントラスト
書込み(即ち、クリアな背景に対j7て不透明な散乱組
織)では、100−300μspY込みパルスを使用す
るスポット形成では、読取り信号ヂャネルを75〜80
%低減できた。
読取りレヴエルは、電場と共に同じパルス幅及びレーザ
ーパワーを使用する選択的消去によって回復する。また
、バルク消去、叩ら占込み情報を消去することにのみ電
場を使用できることも室温・高温の両者で確認された。
ポリマーを溶融状態から電場と共に冷却ケる場合には、
厚みが10μmのサンプルを整合するのににり十分な電
場は3 K +−1z正弦波において60−100 V
 r m s以Fであった。これら電場は文献8で報告
されている電場よりも低かった。
装置及びポリマー2を使用して、可視線を30〜90m
m7zs−’の書込み速度で書込むことが可能であった
。得られた線の幅は5〜20μmで、書込み・読取りサ
イクルを数回繰り返しても、装置の劣化はなかった。
単レーザー源から低走査ビームを用いて、上記のように
して連続的に書込み、消去及びモニターした静止ザンブ
ルからデジタル・アイ・パターンを観察する方法を使用
して、液晶ポリマー及びLMM液晶物質に生じる再現性
及び疲労を試験した。
これら試験により、同じ方法によって試験したS2サン
プルに比較して、ポリマー2は書込み状態及び消去状態
をより鮮明に判別できることが判った。ポリマー2など
のポリマーは5000回の書込み・消去サイクルまで試
験できたが、S2は500回の書込み・消去サイクルで
破損した。さらに、ポリマーはS2に比較して、長時間
試験において優れたグレースケールを示した。
本発明のポリマーとLMMスメクチック物質の混合物を
使用した装置も本質的に同じ方法で使用できる。動作モ
ードは、S2単味を光学的記憶媒体とし、て使用できる
公知装置と同じである。
以上説明してきた装置では、グレースケーリングは陽コ
ントラストモードで達成できる。即ら、領域85をTc
以上の温度に加熱し、そしてアドレス領域を完全整合さ
せるのには不十分であるが、部分整合させるのには十分
である電場の存在下でこれを冷却することによって整合
した透明な組織の背景に未整合の不透明組織を書込むこ
とができる。あるいは、一定エネルギーの短い書込みパ
ルスか又は所要長さをもつが、エネルギーは低いレーザ
ーパルスを用いてグレースケーリングを書込み工程で実
施できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の液晶ポリマーについての代表的な熱
−光学的分析(TOA))レースであり、 第2図は、本発明の液晶ポリマーについての代表的な示
差走査熱量分析(DSC))レースであり、 第3〜7図は、一般式■のポリマーと液晶物質S2の混
合物、S2単独及びポリマー単独についてのDSC)レ
ースであり、そして第8図は、本発明の液晶ポリマーを
使用するのに好適な電気光学的情報記憶装置の横断面図
である。 第8図中、81は薄膜、82はガラスプレート、83は
導電膜、84はスペーサ、85は領域、86はビーム、
そして87はレーザーである。 /lj″ (4/′:l+(1ミ) rr軍 ・ら (4に乙r1ミ)R1 工I勲■ギ q車 (つD 57JU OU、I )  fr]!。 φ (・1乙乙r1ミ)rrη↓ (4,<乙6>)#’!!。

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)一般式 I : ▲数式、化学式、表等があります▼ 一般式 I [但し、Xは一般構造式: ▲数式、化学式、表等があります▼ (リング▲数式、化学式、表等があります▼及び▲数式
    、化学式、表等があります▼は、メチル、フルオロ又は
    クロロ側置換基を有していてよく、フェニル、トランス
    −シクロヘキシル、ピリジル、ピリミジル、ジオキザニ
    ル及びビシクロー(2,2,2)オクチルから選択され
    ; YはCOO、OOC又はCH_2CH_2であり;cは
    0又は1であり; RはF、CF_3、CN、R’、OR’又はCOOR’
    (但し、R’はアルキルである)であり;そして、 (L)はメチル又はフルオロ側基が存在してもよいこと
    を示す)メソジェニック基であり、nは4〜9の整数で
    あり、 Meはメチルであり、 RがCN、YがCOOで、n=5及びc=1の時以外は
    、L=CH_3であり、そして 比b:aは3未満で0以上(但し、0は含まない)であ
    る]で示される、ランダム又は実質的にランダムな液晶
    ポリマー。
  2. (2)Xが下記の構造(Xa)〜(Xi):▲数式、化
    学式、表等があります▼(Xa)▲数式、化学式、表等
    があります▼(Xf) ▲数式、化学式、表等があります▼(Xb)▲数式、化
    学式、表等があります▼(Xg)▲数式、化学式、表等
    があります▼(Xc)▲数式、化学式、表等があります
    ▼(Xh)▲数式、化学式、表等があります▼(Xd)
    ▲数式、化学式、表等があります▼(Xi)▲数式、化
    学式、表等があります▼(Xe) から選択される特許請求の範囲第1項に記載の液晶ポリ
    マー。
  3. (3)b:aが1.4:1〜1:1.4に範囲ある特許
    請求の範囲第2項に記載の液晶ポリマー。
  4. (4)平均重合度(DP)が10〜100の範囲にある
    特許請求の範囲第2項に記載の液晶ポリマー。
  5. (5)多分散度(Z)が1〜20に範囲ある特許請求の
    範囲第2項に記載の液晶ポリマー。
  6. (6)少なくとも2種類の化合物の混合物からなり、少
    なくとも一方の化合物が特許請求の範囲第1項に記載の
    ポリマーであり、そして少なくとも他方の化合物が分子
    量が500未満の液晶物質(LMM液晶物質)である、
    液晶物質。
  7. (7)該物質が光学的記憶に使用でき、そして該LMM
    液晶物質がスメクチック相を示す特許請求の範囲第6項
    に記載の物質。
  8. (8)LMM液晶物質が下記の式: ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、R″は0又は1であり、R″は炭素原子数が8
    〜12のn−アルキル又はn−アルコキシである)で示
    される化合物少なくとも1種含む特許請求の範囲第7項
    に記載の物質。
  9. (9)LMM液晶物質が、 ▲数式、化学式、表等があります▼及び ▲数式、化学式、表等があります▼ を含む特許請求の範囲第8項に記載の物質。
  10. (10)該ポリマーのXを(Xa)〜(Xg)から選択
    し、そしてb:aを1.4:1〜1:1.4の範囲にし
    た特許請求の範囲第6〜9項のいずれか1項に記載の物
    質。
  11. (11)Xが構造(Xb)である特許請求の範囲第10
    項に記載の物質。
  12. (12)多色性染料を含む特許請求の範囲第10項に記
    載の物質。
  13. (13)多色性染料が適当なアントラキノン染料である
    特許請求の範囲第12項に記載の物質。
  14. (14)光学的記憶媒体として特許請求の範囲第1〜5
    項のいずれか1項に記載のポリマーを使用した、電気光
    学的情報記憶装置。
  15. (15)光学的記憶媒体として特許請求の範囲第6〜9
    項のいずれか1項に記載の物質を使用した、電気光学的
    情報記憶装置。
  16. (16)光学的記憶媒体として特許請求の範囲第10項
    に記載した物質を使用した、電気光学的情報記憶装置。
  17. (17)光学的記憶媒体として特許請求の範囲第11項
    に記載の物質を使用した、電気光学的情報記憶装置。
JP62158788A 1986-06-25 1987-06-25 液晶ポリマ− Pending JPS6366229A (ja)

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