JPS6365906A - アミノ酸水溶液の濃縮法 - Google Patents

アミノ酸水溶液の濃縮法

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JPS6365906A
JPS6365906A JP61209621A JP20962186A JPS6365906A JP S6365906 A JPS6365906 A JP S6365906A JP 61209621 A JP61209621 A JP 61209621A JP 20962186 A JP20962186 A JP 20962186A JP S6365906 A JPS6365906 A JP S6365906A
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    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D209/00Heterocyclic compounds containing five-membered rings, condensed with other rings, with one nitrogen atom as the only ring hetero atom
    • C07D209/02Heterocyclic compounds containing five-membered rings, condensed with other rings, with one nitrogen atom as the only ring hetero atom condensed with one carbocyclic ring
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、等電点における水への溶解期が小さいアミノ
酸を半透膜を用いて濃縮する方法に関する。
〔従来の技術〕
逆浸透膜(以下、「RO膜」と略記することがある。)
は、溶液中の目的物質の回収・濃縮において相変化f:
伴なわないで室温近傍の温度で濃縮が可能である。省エ
ネルギーである等々の多くの利点を有する濃縮技術とし
て、近年注目されると共に応用分野が拡大しつつある。
特K、近年に訃いては、従来の無機塩に代表される極低
分子1吻質の分離用途のみならず、耐熱・耐溶媒性分有
する複合膜や極低分子tの排除率が小さく限外濾過膜に
近い所關ルーズRO膜等特徴を有する膜の開発・市販が
進み、様々な用途への適用が展開されている。
一方、化学合成法や発酵法、酵素合成法により製造され
るアミノ酸は、一般に希薄水溶液であることが多く、こ
れらの分離精製には、晶析法やイオン交換法、電気透析
法、溶剤抽出法等が知られているが、RO膜による濃縮
が適用できれば、省エネルギーの濃縮法として期待が大
きい。10膜は、その原理により処理対象が懸濁固体を
含まない溶液系に制限されるため、プロリン、アルギニ
ン、リジン、グルタミン酸ナトリウム、セリン。
グリシン等の水への溶解度の高いアミノ酸を含む水溶液
では、該アミノ酸の等電点においても、飽和溶解度の範
囲内で高濃度にまでRO膜を用いた濃縮が期待でき、実
施例も報告されている。(特開昭59−152355) しかしながら、トリプトファン、チロシン、フェニルア
ラニン等の芳容族環を有するアミノ酸やシスチン、メチ
オニン等の金儲アミノ酸は、等f!点における水への溶
解度が小さく、等電点水M液のRO膜による高いと1陥
度の達成は、飽和に伴なう結晶析出による膜面の閉塞全
きたし、困難であるのが現状である。
ところでアミノ酸は、同一分子内にカルポキンルgi(
−COOH)とアミノ基(−NH2)を有する両性電解
質であり、酸解離平衡足数に1及び塩基M離平衡定数に
2を、該アミノ酸に固有の定数として有する。このため
、アミノ酸を含む水溶液のpH’r 、等電点からpK
、もしくはpK2に調整してゆくにつれてアミノ酸の解
離が進行し、これに伴ない溶解度が増大することは良く
知られている。とりわけ、pK、値以下もしくはpK2
以上の〆(範囲では、該アミノ酸の飽和溶解度は飛躍的
に増大する。
しかしながら、先に記述した水への溶解度の小さいアミ
ノ酸は中性アミノ酸であり、停電点の■J(は5〜6で
ある。このため、声を該アミノ酸のpK、以下もしくは
pK2以上に調整した場合、水溶液のμ■は強酸性もし
くは強アルカリ性を呈し、Royの許容−1範囲を逸脱
し、膜の耐久性ならびにROfi縮に付する装置の耐腐
食性における問題を生じる。
このため′lA度を昇げることにより飽和溶解度を高く
することによる解決が考えられるが、アミノ酸の熱安定
性は高くないため、温度を高めることには制限がある。
また、例えば、トリプトファンの場合では、60℃まで
温度を扁めても溶解度は高々2%程度であり、高い濃縮
度は期待できない。
さらに、近年耐熱性を有するRO膜の開発が進んではい
るものの、実用に供し得るRO膜の使用可能温度範囲は
、多くは50℃未満でめ9、これを超えた温度で使用し
た場合には、膜素材の変質等をきたす可能性があり、膜
の使用耐久性が著しく損なわれる。したがって、温度上
昇げることによりアミノ酸の溶解度を高めてRO膜に付
することも問題の充分な解決とはならな1ハ。
〔発明が解決しようとする問題点〕
本発明者らは、等電点における水への溶解度が小さいア
ミノ酸の逆浸透膜ならびに限外濾過膜による高濃度の濃
縮を達成することを目的として、上記問題点の解決に取
り組み、鋭意研究した結果、等電点における水への溶解
度が小さいアミノ酸が ”分子内に疎水性基を有してい
ることに着目し、適当量の水溶性有機溶媒の存在下で声
を調整して溶解度を増大させることにより、逆浸透膜な
らびに限外濾過膜による高濃度濃縮が達成できることを
見出し、本発明を完成するに到った。
〔問題点を解決するための手段〕
すなわち本発明は、等゛電点における水への溶解度の小
さいアミノ酸を含む水溶液を半透膜を用いて濃縮するに
際し、水溶性有機溶媒の存在下で)111行なうことを
特徴とするアミノ酸水溶液の葭縮法である。
以下に本発明を詳述する。
本発明で対象とする等゛I工点での水へのS 7ff度
の小さいアミノ酸は、トリプトファン、チロシン。
フェニルアラニン等の分子内に芳香族環の如き疎水基を
有するアミノ酸である。これら疎水基金有するアミノ酸
は、側頼のカルゲキシル基、アミノ基の如き親水基の影
響が該疎水基の存在により弱められるため、水への溶解
度が著しく小さい。しかし、疎水基の存在は、逆に親油
性の増加を意味し、易水溶性のグリシン、アラニン、セ
リ/の如き脂肪族アミノ酸は、その水溶液中に含まれる
アルコールの如き溶媒量が増加するに伴ない、溶解度は
減少するのとは反対に疎水基を有するアミノ酸において
は、適当量の水溶性有機溶媒の存在によυ、溶解度を高
くすることが可能である。
ここで水溶液中に共存させる溶媒としては、水と均一相
を形成し得る水溶性を有し、かつ、共存により該アミノ
酸の分解・変質等を生じない溶媒であればよい。なお半
透膜、とりわけ逆浸透膜による濃縮に2いては、水溶液
の浸透圧増大を抑制することが、膜の単位時間、単位面
積当りの透過液量を大きくするために好ましい。このた
め、水溶液中に共存させる溶媒量が少い量で溶解度を増
大できることが望ましく、また、該溶媒の有する炭素数
が多くないか、もしくは置換基のTaft数が小さくな
いことが望ましい。これらの事由により溶媒としては、
脂肪族系の低級アルコールが好ましく、より好ましくは
、炭素数1乃至4の低級アルコール、スなわちメタノー
ル、エタノール、n−グロノ9ノール、 1so−グロ
ノせノール、 tert−ブチルアルコール等が望まし
い。これらの低級アルコールの中で、濃縮に供する逆浸
透膜もしくは限外濾過膜の膜素材の変質、膨潤等の影響
が無いか、実用上無視し得る溶媒を選択すればよい。
共存せしめる溶媒の址には特に制限はない。該アミノ酸
の溶解度と膜による排除率′t−最適にする溶媒量は、
該アミノ酸の種類と該溶媒の種類ならびに濃縮に供する
逆浸透膜もしくは限外濾過膜の膜素材によって異なるが
、好ましくは、容量部60%以下であることが望ましい
本発明で開示した水浴性溶媒の共存により、芳香族環の
如き疎水基金有するアミノ酸の水溶液中への溶解度を増
大せしめることが可能となるが、溶解度の更なる向上に
は、該溶媒の共存下、水浴液のPl(f:等′d点以上
もしくは以下に調整するととがより効果的である。この
場合、所望の溶解度を与えるPHIま、溶媒共存による
溶解度増大の効果の故に、該溶媒が何ら存在しない場合
に比べ、より等電点に近い−1にて達成することが可能
となシ、必ずしもpK、以下もしくはpK2以上の−1
を必要としない。熱論、膜の許容範囲内であれば、PH
全pK、以下もしくはpK2以上に調整踵より高い溶解
度を実現して濃縮することに何ら制限はない。
上記の如く、水溶性有機溶媒の存在下、μm1を調整す
ることによシ水溶液中での該アミノ酸の溶解度の増大が
実現するが、該アミノ酸を逆浸透膜もしくは限外濾過膜
を用いて濃縮に付するためには、膜を介しての該アミノ
酸の透過排除率ならびに透過散散が高いことが望ましい
。逆浸透膜の場片、共存せしめる溶媒に対する耐性を具
備するものであれば、濃縮に供する膜に特に制限はない
が、従来脱塩の目的に供されている食塩排除率が90%
を超えるRO膜では、本発明で開示した水溶性溶媒て対
しても、80%を超える排除率を与える場合が多□ハ。
このため、濃縮に伴ない該アミノ1¥lのみならず該溶
媒も濃縮を受け、前述の如く、水溶液の浸透圧が増大し
、透過e、陸の著しい低下が生ずると共に、運転圧力の
増大が必要となる事態をきたす。これを回避し、低い運
転圧力で透過液量を増加するためには、該アミノ酸の排
除率が高く、かつ、該液媒の排除率が適度に低いlζO
膜の使用が好ましい。好ましくは、該アミノ酸の排除率
が80%以上、該溶媒の排除率が50%以下が望ましい
。かくの如き特性を具備するRO膜は一般に1oose
−o膜と呼ばれる。1ooseはRO,1lfiの定義
は明確ではないが、食塩に対する排除率が90%以下で
あるRO膜が概ねこれに相当する。市販されているRO
膜としては、ポリアミド複合114(Fi1mTec社
製NF40HF)、芳香族ポリアミド複合膜(Film
 Tec社製NF40.NF’50.NF70)、ポリ
ビニルアルコール系複合膜(日東電工製NTR−725
0)ポリスルホン複合膜(三菱レーヨンエンジニアリン
グ製bmG −5)、ポリスルホン俵合膜(Desal
 1natlon社製U 90− G 5、架+1(ポ
リアミド系複合膜(東し製UTC20、UTC40)が
概ねこれに相当するが、勿論これらに限定されるもので
はない。
一方、半透膜として限外p過膜(以下rUFiJと略記
することがある。)を用いた場合、逆浸透膜に比べ分画
分子1が大きいため、溶媒は殆んどUF膜を透過し、前
述の如き溶媒の検線による浸透圧の増大は生じない。但
し、UF膜では該アミノ酸程度の分子it有する溶質も
、分子篩い効果による排除を受けず、大部分が膜全透過
し、a縮効果は期待できない。このため該アミノ酸の排
除率を高めるためには、濃縮に付する水溶液の−を等電
点からずらし、該アミノ酸を酸または塩基としてイオン
に解離せしめた上、UF膜表面に正または負に荷電した
固定電荷を有するUF膜を使用することにより、該アミ
ノ酸イオンとUF膜表面電荷との静電反発作用を利用す
ることが必要である。すなわち、正に荷電した固定電荷
を有するUF膜を−1を等電点以下に調整した該アミノ
酸水溶液の濃縮に供するか、負に荷電した固定電荷を有
するUF’膜をpHを等電点以下に調整した該アミノ酸
水溶液の濃縮に供する。表面に負に荷電した固定電荷を
有するUFgとしては、ポリスルホン。
ポリスチレンスルホン酸、ポリサッカライド等を素材と
する膜がこれに対応する。一方、正に荷電した固定電荷
を有するUF膜としては、芳香族ポリアミド等を素材と
するか、4級アンモニウム基を導入した膜がこれに対応
する。かくの如き、荷電を有するUP膜においても、該
アミノ酸の濃縮に供するには、分画分子量が1000以
下の膜であることが好ましい。
勿論、1oose ’i RO膜においても荷電を有す
るRO膜を該溶媒の共存下、荷電に応じ−■を該アミノ
酸の等定点以上もしくは以下に調整して公、縮に供する
ことにより、より高い濃縮度が達成されることは言うま
でもない。
〔実施例〕
以下に本発明の実施例及び本発明の説明のための参考例
を示すが、本発明がこれら実施例に限定されるものでは
ないことは言うまでもない。
参考例1 例 分子内に芳香族のインドール環を有するL−)リゾトフ
ァンのエタノール水溶液中への溶解度を常法に順い、2
0℃から75℃の範囲で測定した例を第1図に示す。こ
こに水溶液のpi(は等電点(5,89)に調整し、水
は蒸留水を、エタノールは試薬特級を使用した。第1図
においてaは、エタノールO容量部、蒸留水100容量
部の水溶液中へのL + ト17プトフアンの溶解度曲
線を表わしb 、′よ、エタノール30容蓄部、蒸留水
70容量部の場合、Cは、エタノール50容せ部、蒸留
水50容黛部の場合、dは、エタノール70答量部、蒸
留水30容量部の場合を各々表わす。水溶液中にエタノ
ールを50容(せ部までの範囲内で共存せしめることに
よジ、20℃〜75℃の温度範囲内で、L−11ノドフ
アンの溶解度は増大した。
参考例2 実施例1 1・温度40℃において、pHを2から9.5の範囲で
調整したイソプロピルアルコール水溶液中ヘノL−トリ
プトファン(PK、 =2.3 s 、 PK2=9.
39 、 p x =5.89)の溶解度を常法に順っ
て測定した例を第2図に示す。イソプロピルアルコール
は試薬特級を、水は蒸留水を使用し、水浴液のPI(は
試薬特級の塩酸およびアンモニア水溶液にて調整した。
第2図においてaは、インプロビルアルコール50容景
部、蒸留水50容清部の場合の溶解度全示し、bは、イ
ソグロビルアルコールO容量部、蒸留水100容清部の
場合の溶解度を示す。(pK、 =2.38゜pK2=
9.39 、 p I =5.89 )実施例1 イソプロピルアルコールを15重i部、L−トリプトフ
ァンを1重−11部含み、試薬特級の塩酸にてpH=3
.Qに調整した温度40℃の水溶液61をFl1mTa
c社製芳香族ポリアミド複合膜である逆浸透膜HR9B
(平膜、有効膜面fi0.07m 、 0.24NaC
1水溶液における食塩排除率99.3%)に、圧力40
に97cm  、 ’Q度40℃の条件下で接触せしめ
、濃縮液と透過液双方を供給液に循環させる全循環方式
で透過を夜−獣と溶質排除率の測定を実施した。
透過液量は単位膜面積、単位時間当り4.167m −
hr。
L−)リプトファンの排除率98.5%、イソプロピル
アルコールの排除率79.0%であった。同−条件下で
、Fi1mTec社製ポリアミド複合膜である逆浸透膜
NF40HF(平膜、有効膜面積0.07m  。
0.2チNaC4水溶液における食塩排除率58.7’
J)を用いて同様の測定を行;よった結果、透過液量4
8.3 A’/m’hr 、 L −トリブト777の
排除率87.7チ、イソプロピルアルコールの排除率1
9.6%を得た。
実施例2 イソプロピルアルコールを15重置部、L−トリプトフ
ァンを11吐部含み、試薬特級の塩酸にて、…=2.5
に調整した温度40℃の水溶液20gを、Film T
ea社製ポリアミド複合膜である逆浸透、HNF4oa
F’(平成、膜有効面積0.108rn  )を使用し
、圧力40 kg/an2.温度40℃の争注下で回分
法により濃縮を行ない、9時間後濃縮液(L−トリグト
ファン6.0重量部、イノゾロビルアルコール21.5
重−せ部)2.9A、透過液(L−トリプトファン0.
43重j部、イソゾロビルアルコール1465重:止部
) 17.1 A ’!i−得た。
実施例3 イソプロピルアルコールを15重糞iL  L −)リ
ゾトファンを1重着部含み、試薬特級のアンモニウム水
にて−(=9.5に調整した温度40℃の水溶液61を
、Fl1mTec社製芳香族ポリアミド複合膜NF70
(平膜、有効膜面積0.07 m 、 0.24 Na
C6水溶液における食塩排除率84.1%)に、圧力1
5 kg/cJ 、温度40℃の条件下で接触せしめ、
濃縮液と透過液双方を供給液に循環させる全循猿方式で
透過液量と溶質排除率の測定を実施した。透過液量は単
位膜面積、単位時間車り10.41/m −hr。
L−)リゾトファンの排除率90.6%、イソプロピル
アルコールの排除率16.Oチであった。
〔発明の効果〕
従来、分子内に芳香族環の如き疎水基を有し、等1点に
おける水への溶解度が小さいアミノ酸?含む水溶液を半
透膜により濃縮する場合は、その溶解度の低さ故に、適
用例が殆んど見当らず、また公知の知見では、高温で濃
縮に付するか、水溶液のpi(をpK、もしくはpK2
前後にFA整して濃縮に何する等、半透膜の耐久性やア
ミノ酸の安定性から必ずしも好ましくない濃縮法を採用
せざるを得なかった。しかしながら、本発明によれば、
適当量の水溶性溶媒の共存により、水浴液のpi(を等
電点から他端にずらすことなく該アミノ酸の高い濃縮度
が半透膜を用いて達成することができ、室温近涛の温度
で相変化を伴なわず省エネルギー性である半透膜濃縮自
体の有する長所を、疎水基を有するアミノ酸に対しても
充分に適用でき、工業上の利用価値は極めて高いと考え
られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、溶媒組成を変化させたエタノール水溶液中へ
のL + ) リゾトファンの溶解度の温度に対する依
存性を表わすグラフ図であり、第2図は、水及び50容
−1%イソゾロビルアルコール水溶液中へのL −) 
’Jブトファンの溶解度の、水溶液の戸に対する依存性
を表わすグラフ図である。 第1図 温X (’c) 第2図 ・−P 糸売 ネ市 −tE  ?Eン昭和61年11
月1 Or、1 特許庁長官  黒 [H明 雄 殿 1、jバ件の表示 特願昭61−209621号 2、発明の名称 アミノ酩水溶液のe縮性 3、補正をする者 dj件との関係   特許出願人 名 称    (312)三井東圧化学株式会社4、代
理人 住所 東京都港区虎ノ門五丁目13番1号虎ノ門40森
ビル明細書の発明の詳細な説明の欄 (411,受。 6、補正の内容 (1)  明細書の第4頁9〜lO行の[酸解離平衡定
数に1及び塩基解#モ衡定数に2を、。 を「酸解離平衡定数に1及びに2を、」に訂正する。 (2)  明細書の第6頁13行のrpHJの次に「を
調整して」を挿入する。 (3)  明細−)の第8頁1行の「小さくないことが
望ましい、」を「小さすぎないことが望ましい、」に訂
正する。 (4)  明細書の第10頁io行のr ) oose
はRO膜と呼ばれる。100SeはRO膜の定義lをr
 l ooseなRO膜と呼ばれる。l oaseなR
O膜の定義」に訂正する。 (5)  明細書の第12頁20行の「例」を削除する
。 (6)  明細書の第13頁17行の「実施例」を削除
する。 (7)  明細書第14頁17行の「接触せしめ、」を
「供給せしめ、」に訂正する。 方で 1 、.4.    、 (8)  明細書の第16行9行の「接触せしめ。 を「供給せしめ、」に訂正する。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)等電点における水への溶解度の小さいアミノ酸を
    含む水溶液の半透膜による濃縮において、濃縮系に水溶
    性有機溶媒を共存させることを特徴とするアミノ酸水溶
    液の濃縮法。
  2. (2)水溶液のpHを、半透膜が機能を維持する範囲で
    該アミノ酸の等電点pHより高いpHもしくは低いpH
    に調整して行なうことを特徴とする特許請求の範囲第1
    項記載の方法。
  3. (3)半透膜が逆浸透膜もしくは限外濾過膜であること
    を特徴とする特許請求の範囲第1項記載の方法。
  4. (4)水溶性溶媒が炭素数1乃至4の脂肪族アルコール
    であることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の方
    法。
  5. (5)アミノ酸が芳香族環を有するアミノ酸であること
    を特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の方法。
  6. (6)逆浸透膜が、濃縮されるアミノ酸についてその排
    除率が80%以上でありかつ水溶性有機溶媒の排除率が
    50%以下であることを特徴とする特許請求の範囲第3
    項に記載の方法。
  7. (7)半透膜が正もしくは負の荷電を有することを特徴
    とする特許請求の範囲第2項記載の方法。
JP61209621A 1986-09-08 1986-09-08 アミノ酸水溶液の濃縮法 Expired - Lifetime JPH0747109B2 (ja)

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