JPS6365705A - 電子部品の製造方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 この発明は、−例として振動電極を設けたエネルギー閉
じ込め型圧電フィル゛ターのような電子部品を２枚の素
子板の貼り合せにより製造する製造方法に関するもので
ある。

〈従来の技術〉 例えば、特開昭５９−１１５６０９号公報に開示されて
いるような、所定の電極を設けた２枚の磁器素子板を貼
り合せて圧電フィルターの電子部品を製造する場合、所
定のパターンを設けたポリエステル材からなるメツシュ
パターン２とスキージ３を用いて、所定の磁器素子板１
の上にスキージ印刷を施している。

このメツシュパターン２は、第７図のようにパターン枠
４内に張設したポリエステルフィルム５に所定のパター
ンのメツシュ部６を設けたもので、第５図、第６図のよ
うに、メツシュパターン２上に塗布しようとするペース
ト状の接着剤８を盛り上げてスキージ３によりこれをメ
ツシュ部６にこすり付けることにより、該接着剤８がメ
ツシュ部６を透過して所定の形状のパターンが磁器素子
板１上に形成される。

〈発明が解決しようとする問題点〉 上記のような従来方法で磁器素子板１上に形成されたパ
ターン９は最初は第８図点線ａのように中央が低くなり
、周囲が高くなった形状をしているが、接着剤の粘度と
チクソ性のため、一定時間ｔ１１置しておくと、実線す
のように周囲が低くなった山形になる。

上記のように、磁器素子板１上に形成したパターン９が
山形になると、この磁器素子板１を第３図及び第４図の
ように磁器素子板１同志を密着性よく接着することがで
きないという問題があった。

く問題点を解決するための手段〉 この発明は、上記のような問題点を解決するためになさ
れたものであって、２枚の素子板の接着剤の所定の部分
を囲むように予め接着剤等を硬化させて突出部を形成し
、この各素子板の突出部内に、ポリエステル材のメツシ
ュパターンを用いるスキージ印刷法により接着剤を塗布
し、この接着剤により２枚の磁器素子板を接着するもの
である。

〈実施例〉 第１図において１１は２枚の磁器素子板で、その所定の
部分を囲む突出部１５を接着剤を塗り、硬化させて形成
する。そして、前記の第５図、第６図と同様にスキージ
印刷法により接着剤１６を該突出部１５内に塗布する。

上記のように、各磁器素子板１１に所定のパターンの接
着剤１６を塗布した後、この２枚の磁器素子板１１を接
着剤１６が一致するように貼り合せる。

く効果〉 この発明は、上記のように２枚の素子板を所定厚の接着
剤層を介して貼り合せる製造方法において、各素子板の
所定の部分を囲むように接着剤等による突出部を形成し
、この各素子板の突出部内にポリエステル材のメツシュ
パターンを用いるスキージ印刷法により接着剤を塗布す
るものであるから、突出部を形成せずに接着剤を塗布す
る従来方法に比較して接着剤が極めて均一に塗布される
。

従って、この接着剤により２枚の素子板を接着すると画
素子板は広い接着面積で均一に接着される。従って、画
素子板を均一厚で接着しなければならない時や、接着剤
によって内部を密封しなければならない時に役立つ発明
である。

【図面の簡単な説明】

図面はこの発明の一実施例を示すもので、第１図は接着
剤を塗布した状態の上下の磁器素子板の縦断側面図、第
２図は同上の貼り合せ状態を示す縦断側面図、第３図は
従来の磁器素子板への接着剤の塗布状態を示す縦断側面
図、第４図は同上の貼り合せ状態を示す縦断側面図、第
５図、第６図はスキージ印刷法による接着剤塗布状態を
示す縦断側面図、第７図はスキージ印刷に用いるメツシ
ュパターンの平面図、第８図は従来方法によって塗布し
た接着剤の拡大縦断側面図である。 １１・・・磁器素子板　　　　　１５・・・突出部１６
・・・接着剤 出願人代理人　　弁理士　　和　１）昭第１図　　　　
　　　第２図 第５図　　　　　　　第６図 第７図　　　　　　　第８図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. ２枚の素子板を所定厚の接着剤層を介して貼り合せた貼
   り合せ型の電子部品において、それぞれの素子板の接着
   剤の所定の部分を囲むように接着剤等による突出部を形
   成し、この各素子板の突出部内に、ポリエステル材のメ
   ッシュパターンを用いるスキージ印刷法により接着剤を
   塗布し、この接着剤により２枚の素子板を接着すること
   を特徴とする電子部品の製造方法。