JPS636531Y2 - - Google Patents

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JPS636531Y2
JPS636531Y2 JP1985060709U JP6070985U JPS636531Y2 JP S636531 Y2 JPS636531 Y2 JP S636531Y2 JP 1985060709 U JP1985060709 U JP 1985060709U JP 6070985 U JP6070985 U JP 6070985U JP S636531 Y2 JPS636531 Y2 JP S636531Y2
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JP
Japan
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shift
gear
speed
interlock
rod
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JP1985060709U
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JPS61175660U (ja
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  • Gear-Shifting Mechanisms (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、例えば自動車の変速機歯車選択シ
フト装置のように、シフトロツド相互間にあつて
一方のシフトロツドが作動状態にあるときは他の
シフトロツドの動きを阻止するインターロツクピ
ンを備えた車両の変速操作機構に関する。
(従来技術) 従来、上述例のインターロツクピンを有する機
構は、例えば実開昭58−122066号公報に開示され
ている。
このようなインターロツクピンを有する機構に
おいて、例えば第4図に示す如きシフトパターン
を備えている場合、斜め方向のシフトとしては2
速、3速相互間の斜めシフト、4速、5速相互間
の斜めシフト、1速、4速相互間の斜めシフト、
3速リバース相互間の斜めシフトが考えられる。
上述の斜めシフトのうち、1速、4速相互間の
斜めシフトおよび3速、リバース相互間の斜めシ
フトが迅速に行なわれる可能性は皆無に等しい。
しかし、前述の斜めシフトのうち、2速、3速
相互間の斜めシフトおよび4速、5速相互間の斜
めシフトの操作頻度は高く、この斜めシフト時に
シフト不能が生じたり或いは引掛り現象が生ずる
問題点を有していた。
以下、この点について詳述すると、第5図にお
いて、インターロツクピン51を有する従来の変
速操作機構は、シフトロツドエンド52をもつた
3速、4速のシフトロツド53と、シフトロツド
エンド54をもつた5速、リバース用のシフトロ
ツド55とをミツシヨンケースの一部で形成した
ピン支持ブロツク56の両側に平行に配設し、こ
のピン支持ブロツク56に上述のインターロツク
ピン51を摺動可能に設けると共に、前述のシフ
トロツド53,55の対応位置にはインターロツ
ク溝57,58をそれぞれ形成している。
そこで、例えば4速から5速にシフトアツプす
る場合、主変速シフトレバー(図外)を第4図の
シフトパターンに沿つて略Z字状に正確に操作す
ることなく同シフトレバーを第4図に点線で示し
た如く斜め方向に操作すると、セレクト量が不充
分になるため上述の主変速シフトレバーに連動す
るコントロールロツド先端のシフトアーム59
は、前述の両シフトロツドエンド52,54に同
時に係合し、これら2つのシフトロツドエンド5
2,54を3速、5速方向へ同時押圧する。
しかし、前述のインターロツクピン51が2本
のシフトロツド53,55のインターロツク溝5
7,58に係入していて、このインターロツクピ
ン51による一方のシフトロツド53の3速方向
への阻止力と、他方のシフトロツド55の5速方
向への阻止力とが共に等しいので、被シフト側の
シフトロツド55の5速方向への摺動下手側とな
る同シフトロツド55のインターロツク溝58の
エツジ58aが上述のインターロツクピン51に
引掛り、斜めシフト中途段階においてシフト不能
となる。
このことは、5速から4速にシフトダウンする
際にも同様であり、また2速、3速相互間の斜め
シフト操作時においても同様であつて、このよう
に従来の変速操作機構においては、上述の斜めシ
フト時にシフト不能が生ずる問題点を有してい
た。
(考案の目的) この考案は、上述の如く斜め方向へのシフトチ
エンジ時に、引掛りが生じたりシフト不能が発生
するのを防止することができ、変速操作を円滑に
行なうことができる車両の変速操作機構の提供を
目的とする。
(考案の構成) この考案は、トランスミツシヨンのハウジング
に変速操作部材と選択的に係合可能な係合部を有
し、軸方向一方側への移動により奇数変速段が選
択され、他方側への移動により偶数変速段が選択
される複数のシフトロツドが平行に配設され、か
つ、上記係合部は低速用係合部から高速用係合部
へと順次配置され、これら複数のシフトロツドの
対応する位置で、上記ハウジングに、シフトロツ
ドの軸方向と直交する方向に摺動可能なインター
ロツクピンが設けられ、上記シフトロツドには該
インターロツクピンと係合可能なインターロツク
溝が形成され、該インターロツク溝は、互に隣り
合うシフトロツドにそれぞれ対向して設けられて
いる変速操作機構において、互いに隣り合せて配
置され、かつ変速段が1段異なる両シフトロツド
に設けられている互いに対向した上記インターロ
ツク溝の、低速段側シフトロツドの奇数段側およ
び高速段側シフトロツドの非奇数段側には互に対
向する傾斜面が形成されている車両の変速操作機
構であることを特徴とする。
(考案の効果) この考案によれば、インターロツク溝の上述し
た所定側を傾斜面となしているので、主変速シフ
トレバーを斜め方向に操作しても、インターロツ
ク溝のエツジがインターロツクピンに何等引掛る
ことなく、上述の傾斜面でインターロツクピンを
被シフト側のシフトロツドにおけるインターロツ
ク溝内へ押しやつて、円滑に変速操作を行なうこ
とができ、斜めシフト時のシフト不能をなくすこ
とができる効果がある。
実施例 この考案の一実施例を以下図面に基づいて詳述
する。
図面は車両の変速操作機構を示し、第1図にお
いて、トランスミツシヨン1のハウジング2にお
ける内部上方には主変速シフトレバー(図外)と
連動するコントロールロツド3を配設し、このコ
ントロールロツド3の先端には変速操作部材とし
てのシフトアーム4を嵌合している。
このシフトアーム4と係合可能な位置に、それ
ぞれの係合部としてのシフトロツドエンド5,
6,7を嵌合した5速、リバース用のシフトロツ
ド8、3速、4速用のシフトロツド9、1速、2
速用のシフトロツド10を平行に配設し、これら
合計3本のシフトロツド8,9,10を第2図に
示す如く上述のハウジング2に駆動可能に設けて
いる。
ここで、上述のシフトロツド8,9,10は第
3図に示すように、一方側への移動により奇数変
速段(5速、3速、1速)が選択され、他方側へ
の移動により偶数変速段(リバース、4速、2
速)が選択される。
また上述の係合部としてのシフトロツドエンド
7,6,5は第1図からも明らかなように低速用
係合部から高速用係合部へと順次配置されてい
る。
さらに、上述の合計3本のシフトロツド8,
9,10のそれぞれ対応する位置には第3図に示
す如くインターロツク溝11,12,13,14
を形成すると共に、前述のハウジング2に一体形
成した、ピン支持ブロツク15,15のピン孔に
は、シフトロツド8,9,10の軸方向と直交す
る方向に摺動可能で、かつ適宜上述のインターロ
ツク溝11,12,13,14に係合するインタ
ーロツクピン16,17を設けている。
上述のインターロツク溝11〜14は、互に隣
り合うシフトロツド8,9、9,10にそれぞれ
対向して形成し、これら両インターロツク溝1
1,12,13,14の対向シフトロツド相互つ
まりシフトロツド8,9相互およびシフトロツド
9,10相互における互いに隣り合つた変速段へ
のシフトチエンジ時、すなわち、5速、4速相互
のシフトチエンジ時および3速、2速相互のシフ
トチエンジ時において該シフト側のシフトロツド
の摺動方向の下手側を傾斜面11a,12a,1
3a,14aに形成している。
すなわち、互いに隣り合わせて配置され、かつ
変速段が1段異なる両シフトロツド8,9,10
に設けられている互いに対向した上述のインター
ロツク溝11,12,13,14の低速段側シフ
トロツド(たとえば3速、4速用シフトロツド9
に対しては1速、2速用シフトロツド10が低速
段側となる)の奇数段側および高速段側シフトロ
ツド(たとえば3速、4速用シフトロツド9に対
しては5速、リバース用シフトロツド8が高速段
側となる)の非奇数段側には、互いに対向する傾
斜面11a,12a,13a,14aを形成した
ものである。
この点について更に詳述すると、4速から5速
にシフトアツプする時、被シフト側となるシフト
ロツド8の5速方向への摺動に対して下手側とな
るインターロツク溝11の所定側を傾斜面11a
とし、 以下同様にして、 5速から4速にシフトダウンする時、被シフト
側となるシフトロツド9の4速方向への摺動に対
して下手側となるインターロツク溝12の所定側
を傾斜面12aとし、 2速から3速にシフトアツプする時、被シフト
側となるシフトロツド9の3速方向への摺動に対
して下手側となるインターロツク溝13の所定側
を傾斜面と13aとし、 3速から2速にシフトダウンする時、被シフト
側となるシフトロツド10の2速方向への摺動に
対して下手側となるインターロツク溝14の所定
側を傾斜面14aとなしている。
また上述の各シフトロツド8,9,10には同
ロツド8,9,10のノーマルポジシヨンおよび
シフトポジシヨンのそれぞれの位置決めを行なう
各3箇の凹部18,19,20を形成し、 さらに、これら各凹部18,19,20に係入
するバネ付勢された係入ボール21,22,23
を設けて、上述の各シフトロツド8,9,10の
ノーマル位置、シフト位置の位置規制を行なうよ
うに構成している。なお、図中、24はシフトフ
オークである。
図示実施例は上記の如く構成するものにして、
以下作用を説明する。
例えば4速から5速にシフトアツプする場合、
主変速シフトレバー(図示)をシフトパターンに
沿つて略Z字状に正確に操作することなく、この
主変速シフトレバーを斜め方向に操作すると、セ
レクト量が不充分になる。
このため、上述の主変速シフトレバーに連動す
るコントロールロツド3先端のシフトアーム4は
2つのシフトロツドエンド5,6に同時に係合
し、シフトロツド8,9を5速、3速方向け同時
押圧することになる。
ここで上述のシフトアツプ時の頭初においては
既に4速側にシフトされていたシフトロツド9の
みがノーマル位置までシフト(第3図の図面上、
上方向にシフト)され、次にシフトロツド8のイ
ンターロツク溝11とシフトロツド9の傾斜面1
2aとの双方にインターロツクピン16が係合す
ると、これら両シフトロツド8,9は共に5速段
方向へと移動を開始する。
この両シフトロツド8,9の5速段方向への共
移動時に、上述のインターロツクピン16はイン
ターロツク溝11の傾斜面11aとインターロツ
ク溝12の傾斜面12aとの共移動に案内され
て、第3図上、右方のインターロツク溝12内へ
押しやられる。
そして、このインターロツクピン16がシフト
ロツド9のインターロツク溝12に完全係合した
後は、シフトロツド8のみが5速段方向に移動す
る。
このようにして、シフトロツド8を5速方向へ
円滑に摺動させることができる。
このことは5速から4速へのシフトダウン時に
おいても、また3速、2速相互間のシフトチエン
ジ時においても同様であつて、上述のインターロ
ツク溝11の所定側に傾斜面11a〜14aを形
成したことにより、斜め方向へのシフトチエンジ
時に、引掛りが生じたり、シフト不能が発生した
りするのを防止することができ、この結果、変速
操作を円滑に行なうことができる効果がある。
この考案の構成と、上述の実施例との対応にお
いて、 この考案の変速操作部材は、実施例のシフトア
ーム4に対応し、 以下同様に、 係合部は、シフトロツドエンド5,6,7に対
応するも、 この考案は、上述の実施例の構成のみに限定さ
れるものではない。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の一実施例を示し、第1図は変
速操作機構を備えたミツシヨンケース後位の断面
図、第2図は変速操作機構を備えたミヨンケース
前位の断面図、第3図は第2図の−線に沿う
要部拡大図、第4図はシフトパターンの説明図、
第5図は従来の変速操作機構の説明図である。 1……トランスミツシヨン、2……ハウジン
グ、4……シフトアーム、5,6,7……シフト
ロツドエンド、8,9,10……シフトロツド、
11,12,13,14……インターロツク溝、
11a,12a,13a,14a……傾斜面、1
6,17……インターロツクピン。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 トランスミツシヨンのハウジングに変速操作部
    材と選択的に係合可能な係合部を有し、軸方向一
    方向側への移動により奇数変速段が選択され、他
    方側への移動により偶数変速段が選択される複数
    のシフトロツドが平行に配設され、 かつ、上記係合部は低速用係合部から高速用係
    合部へと順次配置され、 これら複数のシフトロツドの対応する位置で、
    上記ハウジングに、シフトロツドの軸方向と直交
    する方向に摺動可能なインターロツクピンが設け
    られ、 上記シフトロツドには該インターロツクピンと
    係合可能なインターロツク溝が形成され、 該インターロツク溝は、互に隣り合うシフトロ
    ツドにそれぞれ対向して設けられている変速操作
    機構において、 互いに隣り合せて配置され、かつ変速段が1段
    異なる両シフトロツドに設けられている互いに対
    向した上記インターロツク溝の、低速段側シフト
    ロツドの奇数段側および高速段側シフトロツドの
    非奇数段側には互に対向する傾斜面が形成されて
    いることを特徴とする 車両の変速操作機構。
JP1985060709U 1985-04-22 1985-04-22 Expired JPS636531Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1985060709U JPS636531Y2 (ja) 1985-04-22 1985-04-22

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JP1985060709U JPS636531Y2 (ja) 1985-04-22 1985-04-22

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Publication Number Publication Date
JPS61175660U JPS61175660U (ja) 1986-11-01
JPS636531Y2 true JPS636531Y2 (ja) 1988-02-24

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JP1985060709U Expired JPS636531Y2 (ja) 1985-04-22 1985-04-22

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57224A (en) * 1980-05-30 1982-01-05 Sakuyoshi Izumi Protection work of slope and modified ruler used therefor

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57224A (en) * 1980-05-30 1982-01-05 Sakuyoshi Izumi Protection work of slope and modified ruler used therefor

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JPS61175660U (ja) 1986-11-01

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