JPS5912663Y2 - 変速機の操作機構 - Google Patents

変速機の操作機構

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Publication number
JPS5912663Y2
JPS5912663Y2 JP6450679U JP6450679U JPS5912663Y2 JP S5912663 Y2 JPS5912663 Y2 JP S5912663Y2 JP 6450679 U JP6450679 U JP 6450679U JP 6450679 U JP6450679 U JP 6450679U JP S5912663 Y2 JPS5912663 Y2 JP S5912663Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shift
reverse
box
rod
gear
Prior art date
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Expired
Application number
JP6450679U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS55165322U (ja
Inventor
健一 今泉
Original Assignee
いすゞ自動車株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by いすゞ自動車株式会社 filed Critical いすゞ自動車株式会社
Priority to JP6450679U priority Critical patent/JPS5912663Y2/ja
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  • Arrangement Or Mounting Of Control Devices For Change-Speed Gearing (AREA)
  • Gear-Shifting Mechanisms (AREA)
  • Control Of Transmission Device (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は車輌用変速機の操作機構の改良に関するもので
ある。
例えば、5段変速の変速機において、第5速とリバース
の変速歯車が隣接して配置されていない場合、一般は第
7図a, l)に示すようなシフトパターンとなる。
しかしながら、第7図aに示すようなシフトパターンに
すると、セレクト量を最小にすることができるが、車輛
の走行中に第5速から他の変速段へ切り換える場合、シ
フトレバーを第5速位置から中立位置に戻す操作により
無意識にリバース位置にシフトすることがあり、このた
め所謂ギヤ鳴りとともにクラッチスリーブおよびドッグ
歯を破損したり、または逆転による急激な制動力が作用
して非常に危険である。
また、第7図bに示されたシフトパターンでは、第5速
からリバースへミスシフトすることはないが、セレクト
量が大きくチェンジレバーの操作量が増大するため、乗
員の居住性を損なうという不具合がある。
本考案は上記の点に鑑み案出されたもので、以下、図示
の実施例に基づいて説明する。
第1図および第2図に示すものは前進5段後進1段の変
速機の変速操作機構における第5速とリバースの操作機
構を示すものである。
図において、1および2は変速機のケース或はコードラ
ントボックス3に各々摺動可能に支持された第5速用シ
フトロツドおよびリバース用シフトロツドで、各々対向
する端部は直径面1aおよび2aに沿って各々所定の長
さ欠除されており、該直径面1aと2aとが互いに対向
して配設されている。
該シフトロツド1および2の端部における円弧状背面に
は各々凹溝1bおよび2bが形或されており、また、各
々反対側端部には■溝1C,1dおよび2C,2dが設
けられている。
4は前記シフトロッド1および2の端部に嵌合されたシ
フトブロックで、前記凹溝1bおよび2bに選択的に係
合する係合部4aおよび4bを備えている。
5は該シフトブロック4を包囲し前記シフトロツド1お
よび2の端部に摺動可能に嵌合されたコ字状のシフトブ
ロックで、その背板5aには孔51aが設けられており
、該孔51 aに摺動可能に嵌合されその先端が前記シ
フトボックス4の係合部4aに当接するプランジャ6お
よび該プランジャ6を常に図において上方に押圧すべく
付勢しているリターンスプリング7とからなる押圧手段
が配該されている。
8および9は前記シフトロッド1および2に各々取付け
られたシフトアームで、その先端は図示しないクラッチ
スリーブに各々係合されている。
10 aおよび11 aは前記シフトロツド1および2
に設けられた■溝1C,1dおよび2C,2dと係合す
るデイテントボール、11 aおよび1l bは該デイ
テントボール10 aおよび11 aを常に図において
下方に押圧すべく付勢しているリターンスプリングであ
る。
なお、図中12および13は図示しない第1速−第2速
用シフトロツドおよび第3速一第4速用シフトロツドに
各々取付けられたシフトブロック、14は該各シフトブ
ロック12.13および5と選択的に係合するシフトレ
バーである。
本考案は以上のように構威されており、゛以下その作用
について述べる。
第1図および第2図はシフトレバー14がシフトボック
ス4の保合部4bに当按するまで図において下方に移動
された第5速セレクト状態で、シフトボックス4はリタ
ーンスプリング7によって押圧されているプランジャ6
により図において上方に押され、その係合部4aが第5
速用シフトロツド1の凹溝1bに係合している。
この状態でシフトレバー14を第1図において左方にシ
フトすると、その操作力はシフトブロック5、シフトボ
ックス4およびその係合部4aを介して第5速用シフト
ロツド1に作用し、該ロツド1に作用し、該ロツド1を
第3図に示すように左方に摺動せしめて、第5速へのシ
フトを行うことができる。
このようにしてシフトロツド1が第5速シフト位置に達
すると、該シフトロツド1に設けられたV溝1dにデイ
テントボール10 aが係合して第5速へのシフト操作
が完了する。
なお、上記作動中リバース用シフトロツド2は、これに
取付けられているシフトアーム9がコードラントボック
ス3に当接してその移動が規制されているので、前記シ
フトブロック5は該シフトロツド2の端部を左方に摺動
することになる。
第3図に示す第5速シフト状態から他の変速段?変速す
る場合は、シフトレバー14を右方に移動するとその操
作力はシフトブロック5、シフトボックス4およびその
係合部4aを介して第5速用シフトロツド1に作用し、
該ロッド1を右方に移動せしめて第1図に示す第5速セ
レクト位置に戻すことができ、この状態からシフトレバ
ー14を図において上方に移動することにより他の変速
段へセレクトすることができる。
なお、上記作動中リバース用シフトロッド2は、そのV
溝2Cに係合しているデイテントボール10Cによって
、その移動が抑止されており、右方へ摺動することはな
く、シフトブロック5は該シフトロツド2の端部を右方
に摺動することになる。
また、第1図の状態に戻された後に誤ってシフトレバー
14を更に右方に移動しようとしても、第5連用シフト
ロツドはこれに取付けられているシフトアーム8がコー
ドラントボックス3に当接してその移動が規制されるの
で、これ以上移動させることができない。
次に、リバースにシフトする場合を第4図乃至第6図に
基づいて説明する。
第4図および第5図に示すようにシフトレバー14を前
記第5速セレクト位置よりも若干下方に移動すると、シ
フトボックス4はリターンスプリング7の力に抗して下
方に移動せしめられ、保合部4aと第5連用シフトロッ
ドに設けられた凹溝1bとの保合が外れて、保合部4b
がリバース用シフトロツドに設けられた凹溝2bに係合
して、シフトレバー14をリバース位置にセレクトする
ことができる。
この状態でシフトレバー14を図において右方にシフト
すると、その操作力はシフトブロック5、シフトボック
ス4およびその係合部4bを介してリバース用シフトロ
ツド2に作用し、該ロツド2を第6図に示すように右方
に摺動せしめて、リバースへのシフトを行うことができ
る。
このようにしてシフトロツド2がリバース位置に達する
と、該シフトロツド2に設けられたV溝2dにデイテン
トボール10 bが係合してリバースへのシフト操作が
完了する。
なお、上記作動中第5速用シフトロツド1は、これに取
付けられているシフトアーム3がコードラントボックス
3に当接してその移動が規制されているので、前記シフ
トブロック5は該シフトロツド1の端部を右方に摺動す
ることになる。
第6図に示すリバースへのシフト状態から他の変速段へ
変速する場合は、シフトレバー14を左方に移動すると
その操作力はシフトブロック5、シフトボックス4およ
びその係合部4bを介してリバース用シフトロツド2に
作用し、該ロツド2を左方に移動せしめて第4図に示す
リバースセレクト位置に戻すことができ、この状態から
シフトレバー14を図において上方に移動することによ
り他の変速段へセレクトすることができる。
なお、上記作動中第5速用シフトロツド1は、その■溝
1Cに係合しているデイテントボール10 aによって
その移動が抑止されており、左方へ移動することはなく
、シフトブロック5は該シフトロツド1の端部を左方に
移動することになる。
以上のように本考案によれば、第5速へのシフト状態か
ら他の変速段へ変速操作する場合、誤ってシフトレバー
14をリバース側ヘシフトしようとしても、中立位置に
戻った後はリバースセレクト位置へシフトレバー14を
若干移動させない限りリバースへのシフトは規制される
ので、第5速から直接リバースシフトされることはなく
、ミスシフトによる上記不具合を未然に防止することが
できる。
また、本考案による操作機構によれば前進5段後進1段
の変速機においては第8図aに示すようなシフトパター
ンとすることができ、また、前進3段後進1段の変速機
の場合は第8図bに示すシフトパターンとすることがで
きるため、上記第7図bに示された従来のものと比べチ
ェンジレバーのセレクト量を大幅に減少することができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案による操作機構の第5速セレクト状態を
示す断面図、第2図は第1図におけるIIII線断面図
、第3図は第5速シフト状態を示す断面図、第4図は本
案操作機構のリバースセレクト状態を示す断面図、第5
図は第4図における■■線断面図、第6図はリバースシ
フト状態を示す断面図、第7図a, t)は従来の操
作機構によるシフトパターンを示す図、第8図a,
1)は本案操作機構によるシフトパターンを示す図であ
る。 1・・・・・・第5速用シフトロツド、1a・・・・・
・直径面、1b・・・・・・凹溝、2・・・・・・リバ
ース用シフトロツド、2a・・・・・・直径面、2b・
・・・・・凹溝、4・・・・・・シフトボックス、4a
,4b・・・・・・係合部、5・・・・・・シフトブロ
ック、6・・・・・・プランジャ、7・・・・・・リタ
ーンスプリング、8,9・・・・・・シフトアーム、1
4・・・・・・シフトレノくー

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 端部を直径面に沿って各々半分を所定の長さ欠除すると
    ともに、該端部の円弧状背面に各々凹溝を備えた一対の
    シフトロツドを、前記直径面を互いに対向して配設する
    とともに摺動可能に支持し、該一対のシフトロツドの凹
    溝に選択的に係合する2つの保合部を備えたシフトボッ
    クスをシフトロツドの端部に嵌合せしめ、前記シフトロ
    ツドの端部にシフトレバーと選択的に係合するコ字状の
    シフトブロックを前記シフトボックスを包囲して摺動可
    能に嵌合するとともに、該シフトブロックに前記シフト
    ボックスの一方の係合部が前記シフトロツドの一方に形
    或された凹溝と係合すべく押圧する押圧手段を配設した
    ことを特徴とする変速機の操作機構。
JP6450679U 1979-05-15 1979-05-15 変速機の操作機構 Expired JPS5912663Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6450679U JPS5912663Y2 (ja) 1979-05-15 1979-05-15 変速機の操作機構

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6450679U JPS5912663Y2 (ja) 1979-05-15 1979-05-15 変速機の操作機構

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS55165322U JPS55165322U (ja) 1980-11-27
JPS5912663Y2 true JPS5912663Y2 (ja) 1984-04-16

Family

ID=29298537

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6450679U Expired JPS5912663Y2 (ja) 1979-05-15 1979-05-15 変速機の操作機構

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JPS55165322U (ja) 1980-11-27

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