JPS6364480B2 - - Google Patents

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JPS6364480B2
JPS6364480B2 JP54172982A JP17298279A JPS6364480B2 JP S6364480 B2 JPS6364480 B2 JP S6364480B2 JP 54172982 A JP54172982 A JP 54172982A JP 17298279 A JP17298279 A JP 17298279A JP S6364480 B2 JPS6364480 B2 JP S6364480B2
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JP
Japan
Prior art keywords
curing
sealant
hydroxylamine
silicone sealant
cured
Prior art date
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Expired
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JP54172982A
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English (en)
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JPS5695976A (en
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Publication date
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Publication of JPS5695976A publication Critical patent/JPS5695976A/ja
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  • Building Environments (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、2成分型シリコーンシーリング材の
施工方法に関するものである。 従来、建築・土木においてワーキングジヨイン
トのシール材として、室温硬化型弾性シーリング
材が使用されている。中でも、硬化時にヒドロキ
シルアミンを放出する2成分型低モジユラスシリ
コーンシーリング材は高伸度、低モジユラスとい
う特性に加えて、すぐれた耐侯性を持つているた
め、非常に信頼度の高いシール材として使用され
ている。 しかしながら、この2成分型低モジユラスシリ
コーンシーリング材を他のシール材と同じ方法で
施工すると、夏期および直射日光などによる高温
雰囲気下におかれた時に、硬化が不完全になるこ
とが明らかになつてきた。これを改良するため、
シーリング材にある種の金属塩を添加する方法
(特公昭53−981号公報)、吸着能を有する酸化物
微粉末を添加する方法(特開昭54−32564号公報)
などが提案されている。しかし、これらの方法で
は、効果が不完全なばかりか、シーリング材の特
性を低下させることさえある。 本発明者は検討の結果、シーリング材の組成を
全く変更しないでも、単にバツクアツプ材を変え
ることで、高温雰囲気下でもシリコーンシーリン
グ材が通常と同様に硬化するようになることを見
出した。 本発明による施工方法は、ヒドロキシルアミン
を放出して硬化する2成分型シリコーンシーリン
グ材を施工する際、施工目地底部に連続気泡を有
するプラスチツクフオームをバツクアツプ材とし
て使用することを特徴とする2成分型シリコーン
シーリング材の施工方法に関するものである。 特に、硬化の際ヒドロキシルアミンを放出する
2成分型モジユラスシリコーンシーリング材は、
使用時にシーリングベースに硬化剤を添加、混合
することにより硬化するため、深部まで均一に硬
化させることができるタイプのものであるが、こ
のような2成分型低モジユラスシリコーンシーリ
ング材が高温雰囲気下で硬化不良をおこすのは、
硬化時に副生するヒドロキシルアミンが、ベース
ポリマーであるポリシロキサン鎮を切断する反応
が、高温雰囲気下で急激に加速されるためである
と考えられる。 本発明による施工方法、即ち、バツクアツプ材
として例えば連続気泡を有するポリウレタンフオ
ームを使用して、硬化の際ヒドロキシルアミンを
放出する2成分型低モジユラスシリコーンシーリ
ング材を施工すると、硬化途上で高温雰囲気下に
おかれても、シーリング材は良好に硬化するよう
になる。これは硬化時に副生するヒドロキシルア
ミンが表面だけでなく、バツクアツプ材と接触し
て表面積の広がつた目地底部からも容易にぬける
ため、その揮発速度が倍加されるので、ベースポ
リマーの切断が実質的に抑えられるためと考えら
れる。 なお、目地変形時に、硬化したシーリング材と
バツクアツプ材は剪断変形を受けることになる
が、この場合、両者はわずかの力で剥離するかま
たはバツクアツプ材表面層が切れるため、容易に
2面接着となり、3面接着による拘束を受けるこ
とがないので、本来の特性を十分に発揮すること
ができる。 従来、バツクアツプ材としてはシーリング材と
の離型性を上げるため、ポリエチレンフオームが
使用されていた。しかし、従来市販されているポ
リエチレンフオームはすべて独立気泡であるた
め、ヒドロキシルアミンが底部からほとんどぬけ
ない。このため、高温雰囲気下ではベースポリマ
ーの切断がおこり、硬化阻害をおこすか、または
硬化しても十分な物性が得られない。 このような欠点は連続気泡を有するプラスチツ
クフオーム、特にポリウレタンフオームをバツク
アツプ材として使用することにより、2成分型低
モジユラスシリコーンシーリング材を高温雰囲気
下で施工しても、硬化阻害を全くおこさず、物性
のすぐれた弾性硬化体とすることができる。 本発明に使用できる連続気泡を有するプラスチ
ツクフオームとしては、例えばポリウレタンフオ
ーム、ポリ塩化ビニルフオーム、ポリイミドフオ
ーム、ポリビニルホルマール発泡体、尿素樹脂発
泡体、ラバーフオームなどがあげられるが、この
例示に限定されるものではなく、連続気泡を有す
るものであれば如何なる種類のものも使用可能で
ある。また、全気泡中の連続気泡率が少なくとも
30%以上であれば本発明に使用できるが、好まし
くは連続気泡率が少なくとも50%以上有するもの
である。最も好適に使用されるのは連続気泡率が
50%以上有するポリウレタンフオームである。 以下、本発明の実施例を示す。 実施例 1 50×50×厚さ5mmのアルミニウム板を12mm間隔
で向い合わせて立て、上面から12mmの深さに12×
12×長さ50mmの100%連続気泡を有するポリウレ
タンフオームをバツクアツプ材としてセツトし
た。その上方の空間を形成する12×12×50mmのア
ルミニウム内壁部分にプライマーを塗布した後、
硬化時ヒドロキシルアミンを放出する2成分型低
モジユラスシリコーンシーリング材(トーレ・シ
リコーン(株)製SH792)を充てんした。充てん直後
から、試験体を50℃の温度雰囲気下で28日間硬化
させ、その後50mm/分の変形速度で引張テストを
行なつた。また、全く同じ条件で温度雰囲気を25
℃に変えて28日間硬化させたものについても引張
テストを行なつた。 比較例として、連続気泡のポリウレタンフオー
ムの代りに独立気泡のポリエチレンフオームをバ
ツクアツプ材として使用した以外は上記条件と全
く同じにし、50℃および25℃の2種類について28
日間硬化させたものについて引張テストを行なつ
た。これらの結果を第1表に示す。 100%連続気泡のポリウレタンフオームをバツ
クアツプ材として使用した試験体は、硬化の際50
℃の温度雰囲気下でも全く硬化阻害をおこさず、
十分な物性のものが得られたが、独立気泡のポリ
エチレンフオームを使用した場合は50℃の温度雰
囲気下では十分な物性のものが得られず、硬化阻
害がおきていることが確認された。 【表】

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 ヒドロキシルアミンを放出して硬化する2成
    分型シリコーンシーリング材を施工する際、施工
    目地底部に連続気泡を有するプラスチツクフオー
    ムをバツクアツプ材として使用することを特徴と
    する、ヒドロキシルアミンを放出して硬化する2
    成分型シリコーンシーリング材の施工方法。
JP17298279A 1979-12-28 1979-12-28 Application of two_component silicone sealant Granted JPS5695976A (en)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17298279A JPS5695976A (en) 1979-12-28 1979-12-28 Application of two_component silicone sealant

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JP17298279A JPS5695976A (en) 1979-12-28 1979-12-28 Application of two_component silicone sealant

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Publication Number Publication Date
JPS5695976A JPS5695976A (en) 1981-08-03
JPS6364480B2 true JPS6364480B2 (ja) 1988-12-12

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ID=15951965

Family Applications (1)

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JP17298279A Granted JPS5695976A (en) 1979-12-28 1979-12-28 Application of two_component silicone sealant

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JP2007023716A (ja) * 2005-07-21 2007-02-01 Shimizu Corp シーリング構造
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JPS5695976A (en) 1981-08-03

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