JPS6363756B2 - - Google Patents

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JPS6363756B2
JPS6363756B2 JP56041096A JP4109681A JPS6363756B2 JP S6363756 B2 JPS6363756 B2 JP S6363756B2 JP 56041096 A JP56041096 A JP 56041096A JP 4109681 A JP4109681 A JP 4109681A JP S6363756 B2 JPS6363756 B2 JP S6363756B2
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JP
Japan
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impeller
pump
fuel
range
regeneration
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Priority to US06/358,785 priority patent/US4493620A/en
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Publication of JPS6363756B2 publication Critical patent/JPS6363756B2/ja
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04DNON-POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
    • F04D5/00Pumps with circumferential or transverse flow
    • F04D5/002Regenerative pumps
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02MSUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
    • F02M37/00Apparatus or systems for feeding liquid fuel from storage containers to carburettors or fuel-injection apparatus; Arrangements for purifying liquid fuel specially adapted for, or arranged on, internal-combustion engines
    • F02M37/04Feeding by means of driven pumps
    • F02M37/048Arrangements for driving regenerative pumps, i.e. side-channel pumps

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、液体燃料を高圧で噴射することによ
り、自動車エンジンに燃料を供給する燃料噴射シ
ステム用の燃料ポンプ装置に関する。
〔従来の技術〕
機械式の往復動ポンプとキヤブレータとを使用
して自動車エンジンに燃料を供給するシステムに
代わり、より正確に燃料量を制御するために、2
〜3〔Kg/cm2〕位の比較的高い吐出圧でインジエ
クタを介して燃料を噴射するシステム、つまり電
子制御式燃料噴射装置が昭和40年代から国内で採
用されている。この燃料噴射装置用の燃料ポンプ
は高圧の吐出圧が要求されることから、従来一般
的に用いられていた遠心ポンプでは実用化できな
かつた。そして、この程度の高圧と小流量特性を
得るためには、容積型ポンプであることが必要で
あるとの認識のもとに、ローラベーンポンプが採
用されてきた。このローラベーンポンプは体格が
大きく、かつ比較的大きな作動音を有するので、
共鳴のために、燃料タンク内に設けることができ
ず、タンク外の配管の途中に設けられていた。し
かし、それでもポンプの作動音が大きく、特にエ
ンジン回転数の小さな領域では、車両後席の乗員
に不快な騒音を与えた。この騒音は、ローラベー
ンが摺動することと、容積型ポンプ故に吐出圧が
大きく脈動することに起因することが判明し、脈
動を吸収するダンパが必須のものとされた。ま
た、その後、特公昭55−36830号の如く、ポンプ
装置全体の形状を小型化し、燃料タンク外の配管
途中に直線的に設けられるように全体形状をスリ
ム化したローラベーンポンプが実用化されてき
た。しかし、これでも低騒音化には限度があつ
た。また、燃料タンク外の配管途中に燃料ポンプ
を取付けることは、スペースの問題や厳密な燃料
漏れ対策を要し、組付に多大な工数を要した。
そこで、従来の低圧の燃料ポンプ装置と同様
に、この種のポンプ装置を、燃料タンク内に収納
することが要望された。また、自動車の高級化に
伴い一層作動音の静かなポンプ装置が要求され
た。
そこで、発明者らは非容積型ポンプに着目した
が、公知の遠心ポンプや、開羽根再生ポンプでは
2〔Kg/cm2〕以上の高圧を出すことが実質不可能
であつた。
しかし、閉羽根再生ポンプの中には充分な高圧
を出すものがあることを知り、この利用を考え
た。
そこで、まずこの種の公知の再生ポンプのう
ち、比較的小型のものを用いて実験したが、圧力
は出るものの流量が出すぎることが判明した。
ところで、自動車の燃料噴射システムでは、周
知の如く、燃料ポンプ装置によつて吐出された燃
料をプレツシヤレギユレータに導き、このプレツ
シヤレギユレータから余剰燃料を燃料タンクにリ
ターンさせている。そして、プレツシヤレギユレ
ータによつて2〜3〔Kg/cm2〕の範囲の所定値に
保たれた燃料はインジエクタに導かれ、所定のタ
イミングで所定量だけエジンに噴射される。そし
て、エンジンが要求する液体燃料の量は自ずと限
度がある。この限度以上の燃料を燃料ポンプ装置
が供給しても無駄に燃料がプレツシヤレギユレー
タからリターンパイプを介して燃料タンクに戻
り、以後、循環するだけである。
このようにしても、一応使用はできるが、これ
では次のような自動車特有の問題を生じる。
第1に、貴重なバツテリ電力が無駄に燃料ポン
プによつて消費される。よつて、エンジン回転数
が低い渋滞した道路状態が続くとバツテリをいた
める。
第2に無駄な仕事をするため、ポンプ自体の見
かけの効率は良くても(30%〜40%も可能であ
る)、システム全体の効率は悪く、モータ部が大
型化し、燃料タンク内に装着しにくい。
第3に、高温高所を走行する時は、従来でも燃
料内にベイパーが発生し、ベイパーロツクにより
ポンプ機能が低下するということに悩まされてき
たが、流量が多すぎると無駄に燃料が高温のエン
ジンルーム内を循環するため、燃料の温度が上昇
し、ベイパーロツクし易い。このため、吐出圧を
高圧に保ちながら流量を制限でき、かつ効率の良
いものが望まれた。そこで、一般的にこの種のポ
ンプは、下記の如き関係を有することに着目し
た。
H∝V2 H∝D2・N2 Q∝V・A ∴V∝Q/A よつて、 H∝(D・N)・(D・N)∝(D・N) ・Q/A 但し、H:吐出圧力 V:インペラの周速度 D:インペラ径 N:回転数 Q:吐出流量 A:流路断面積 従つて、流量を抑えて圧力を高めるには、Dか
Nを大くし、Aを小とするようにすれば良いと考
えた。このうち、Nは若干上げることが可能であ
るが、通常の自動車用として使用されているもの
から無理に特殊な高速モータに変更すると、モー
タ自体の効率が悪化してしまうことから、主とし
てDを大きくしたポンプを試作して、種々の実験
を行つた。
しかし、これでは吐出圧・流量ともに満足する
が、効率が極端に低いという問題があつた。すな
わち、インペラとポンプケーシングとの間のクリ
アランスを最少となるように組付け、かつ再生ポ
ンプの長年の研究で知られた羽根溝の数等の他の
種々のパラメータを最適設計しても、効率は良く
ならなかつた。このため、閉羽根型再生ポンプの
採用は諦めざるを得なかつたが、ギヤポンプ等他
の種々の容積型ポンプでも、問題は解消されなか
つた。そして、上述の効率の低い原因を考察した
結果、インペラ径が大きいと、摩擦が大きくなる
ことが判明した。特に、この種の自動車用電動式
燃料ポンプ装置は、ポンプ流路の吐出口がモータ
部側に設けられているので、インペラ表裏の流れ
や圧力分布が表裏対称となりにくく、一層上述の
問題を大きくしている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
本発明は上述の点に鑑み、閉羽根型の再生ポン
プを採用しながら十分な圧力を出すことができ、
流量を比較的小さな値に絞ることができ、これに
よつて、ベイパーロツク等を発生しにくくすると
共に、小型化し、かつ効率を良くしてバツテリ電
力の浪費を少なくできる自動車用電動式燃料ポン
プ装置を得ることを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
そのために本発明のポンプ装置は、再生ポンプ
部と、該再生ポンプ部に連結されていて該再生ポ
ンプ部を駆動せしめるモータ部とを有し、前記再
生ポンプ部は前記モータ部の出力軸によつて駆動
され、該出力軸に対して軸方向に相対移動可能な
ように設けられたインペラと、該インペラを取り
囲むポンプケーシングとを有し、 前記インペラは周縁部において周方向に互いに
離隔して該インペラの軸方向両端面である表裏に
複数個の羽根溝を夫々有する閉羽根形であり、 前記インペラの前記表側の中央部分と前記イン
ペラの前記裏側の中央部分との間に液体燃料を流
すことにより、前記インペラの前記表裏の圧力バ
ランス調整を行う連通路が形成されており、 前記ポンプケーシングには内部に前記インペラ
を収納するポンプ室が形成され、該ポンプ室は前
記インペラの周辺に沿つて吸入口から前記ポンプ
室の前記モータ部側側壁に設けられた吐出口に向
かうポンプ流路を形成しており、 前記インペラの前記表裏の部分と前記ポンプケ
ーシングの内面との互いに摺動接触可能な部分は
前記インペラが回転可能な程度の隙間を介して相
対向しており、前記インペラは前記隙間の範囲内
で前記出力軸に対して軸方向に相対移動自在であ
り、 前記ポンプ流路の横断面積をSとし、かつ前記
羽根溝が形成されている前記インペラの前記周縁
部に沿つた断面周囲長さをlとした時、S/lで
定義される流路代表寸法が0.4〔mm〕から2〔mm〕
の範囲内にあり、前記インペラの外径が20〔mm〕
から65〔mm〕の範囲内にあり、かつ、前記再生ポ
ンプ部の前記吐出口から出た液体燃料が前記モー
タ部内を経由して、少なくとも2〔Kg/cm2〕以上
の吐出圧で40〔/hr〕ないし150〔/hr〕の範
囲内で吐出するようにした時のポンプ効率のう
ち、極大値が前記S/lを前記0.4〔mm〕から2
〔mm〕の範囲内で選んだ時に得られるようにした
ものである。
〔作用〕
上記の構成からなる本発明装置は、インペラの
外径を20〜65〔mm〕として、外径を小さめに設定
しているので、回転中のインペラが傾いても、イ
ンペラ周縁部が前記傾きでポンプ室の内面に強く
摺動することがなく、よつて摩擦ロスが小さくな
り、ポンプ効率の低下を防止できる。
また、インペラ径を小さめにすることは、イン
ペラのポンプ室内面に押付けられる面積を小さく
することになり、これによつて摩擦ロスを小さく
できるが、反面、圧力が出にくくなる。
また、インペラ表裏を連通する連通路を形成す
ると共に、インペラをモータ部の出力軸に対し
て、相対的に移動自在となしているから、インペ
ラの回転をポンプ室の中心で大きく片寄らずに行
わせることができ、小さなクリアランスの中で、
インペラを摩擦ロスの少ない状態で回転させるこ
とができる。
また、流量を絞るために、流路代表寸法S/l
を小さくしているが、こうすると圧力が出易くな
り、低流量域での効率が持ち上がろうとするが、
クリアランスを極少としなければ、効率も低下す
る。
しかしながら、インペラを小径にしたことによ
つて、圧力が出にくくなる分は、S/lを小さく
して流量を少なくし、圧力を出易くすることで補
償している。また、S/lを小さいすることによ
つて、ポンプ室とインペラとの間のクリアランス
を小さくしなければ効率が低下しクリアランスを
小さくすると摩擦ロスが増えることは、上述の如
くインペラ径を小さくし、またインペラをポンプ
室の中心から大きく片寄ることなく回転させるこ
とで補償しているので、閉羽根型の再生ポンプを
用いても充分な圧力が出て、流量を比較的小さな
値に絞りながら、効率の良い運転ができる自動車
用電動式燃料ポンプ装置を得ることができる。そ
して、流量を絞ることができるので、体格および
消費電力を小さくでき、バツテリ電力を浪費しな
い。また、余分な燃料を自動車内で無駄に循環す
ることが少ないので、燃料温度を上げることも少
なく、ベイパーロツク等の問題も発生しにくい。
また、再生ポンプは非容積型ポンプであるの
で、吐出圧の脈動が小さく音が静かである。加え
て、体格が小型であるから、このポンプ装置を燃
料タンク内に収納することができる。
〔発明の効果〕
本発明によれば、燃料噴射システムが世の中に
出て以来、ギヤポンプ、ローラベーンポンプ等の
容積型ポンプでなければ燃料の圧送が不可能とさ
れていた、高圧・小流量特性を要求される燃料ポ
ンプ装置において、非容積型の再生ポンプの実用
化が可能となり、これにより、吐出圧に脈動がほ
とんどなく、よつて、作動音が静かであるため、
燃料タンクとの共鳴による騒音の発生を心配せず
して、燃料タンク内へ燃料ポンプ装置の搭載が可
能となり、かつ、吐出圧脈動を少なくして消音す
るためのダンパが不要となる。また、この種の高
圧燃料噴射システム用の燃料ポンプとしては初め
て、燃料タンク内への搭載が可能となるので、燃
料ポンプ装置の組付けが容易となり、安全性も高
くなる。
更に、余分な燃料を吐出することが少ないの
で、燃料噴射システムとしての効率、つまりシス
テム効率が良く、かつベイパーロツク等の問題を
発生することがなく、大幅なポンプ装置の小型化
が達成できるという効果がある。
〔実施例〕
第1図には本発明による電動式燃料ポンプ装置
の全体が長手方向断面で示され、そのポンプ装置
は自動車の燃料タンク内の液体燃料に沈められて
設置されるようになつている。そのポンプ装置は
概ね円筒状のハウジング10を有し、このハウジ
ングは開口11及び12を夫々備えた軸線方向一
端壁13及び他端壁14を有している。ポンプ装
置は更に、ハウジング10の軸線方向一端壁11
に接してそのハウジング内に配備された再生ポン
プ部15と、その再生ポンプ部に隣接してハウジ
ング10内に配備された電気モータ部16とを有
し、そのモータ部16は再生ポンプ部15に作動
連結されてそのポンプ部を駆動するようになつて
いる。
再生ポンプ部15はポンプケーシングを有し、
そのポンプケーシングはハウジング10の軸線方
向一端壁13に設けられている開口11を実質的
に閉じる第1のケーシング部分17及びその第1
のケーシング部分17と協働して間にポンプ室を
画定する第2のケーシング部分18とを有してい
る。具体的には、第1のケーシング部分17は第
2のケーシング部分18に対向する内面21に形
成された円弧状凹所22を有し、また、第2のケ
ーシング部分18は第1のケーシング部分17に
対向する内面に形成された円形凹所23及びその
円形凹所23の底面の半径方向外周部に形成され
た円弧状凹所24を有している。ポンプ室は第1
のケーシング部分17の内面21、その第1のケ
ーシング部分に設けられている円弧状凹所22、
第2のケーシング部分18に設けられている円形
凹所23、及びその第2のケーシング部分に設け
られている円弧状凹所24により画定されてい
る。
出力軸25は円弧状凹所22及び24と共軸線
関係をなして延在する軸線を有している。軸25
の軸線方向一端部26は第2のケーシング18に
設けられている軸線方向中央孔27に軸受28に
よつて回転可能に支持されている。軸25の軸線
方向一端部26はポンプ室を貫通して、第1のケ
ーシング部分17の内面21に形成されている中
央凹所31内に位置する軸線方向端面を有してい
る。
概ね円板状をなすインペラ32はポンプ室内で
回転可能なように軸25に装着されている。イン
ペラ32は軸25の軸線方向一端部26が嵌合せ
られる軸線方向中郭央孔33(第2図)を有し、
その中央孔33の壁面には直径方向に対向せられ
た一対の軸線方向溝34が形成されている。断面
円形のピン36は軸25の軸線方向一端部26を
貫通して延在し、また、一対の軸線方向溝34に
夫々嵌合せられる端部を有している。こうして、
インペラ32は軸25に相対して軸線方向移動可
能に、しかしその軸25に相対して回転不可能に
その軸に装着されている。インペラ32は第1の
ケーシング部分17の内面21からわずかな間隙
W1だけ隔離せられた軸線方向一端面38及び第
2のケーシング部分18に設けられている円形凹
所23の底面からわずかな間隙W2だけ離隔せら
れた軸線方向他端面39を有している。これら間
隙W1及びW2は実際には極めて小さく、第1図に
は誇張して示されている。インペラ32の軸線方
向一端面38及び他端面39には夫々環状突起4
1及び42が一体をなして備えられ、それら環状
突起41及び42は間隙W1及びW2よりも小さい
高さを有している。
環状突起41は第1のケーシング部分17に設
けられている凹所31及び軸25の軸線方向一端
部26の外周面及び端面と協働して室43を画定
している。環状突起42は第2のケーシング部分
18に設けられている軸線方向中央孔27、軸受
け28の軸線方向端面及び軸25の軸線方向一端
部26の外周面と協働して室44を画定してい
る。
第2図に明瞭に示されるごとく、インペラ32
に設けられてる軸線方向中央孔33の壁面には直
径方向に対向せられた第2の一対の軸線方向溝4
5が形成されている。室43及び44はその第2
の一対の軸線方向溝45によつて互いに連通せら
れていて、それら室43及び44間の圧力がバラ
ンスされるようになつている。すなわち、この一
実施例における軸線方向溝45は、軸25の外周
と軸線方向中央孔33の内周との間のクリアラン
スと共に、インペラの表側の中央部分(非周辺部
分)とインペラの裏側の中央部分との間に液体燃
料を流すことにより、言い換えれば互いに連通さ
せることにより、インペラ表裏の圧力バランスを
保とうとする作用を行う連通路を形成している。
インペラ32はポンプケーシング17及び18
内に画定されたポンプ室と協働して円弧状のポン
プ流路46を画定する外周部を有し、その外周部
には軸線方向一端面38及び他端面39にインペ
ラ32の円周方向に互いに等間隔をなして離隔さ
れた複数個の半径方向羽根溝47が形成されてい
る。図示されているインペラ32はそれの軸線方
向一端面38に形成されている羽根溝47の底面
と軸線方向他端面39に形成されている羽根溝4
7の底面とが互いに交差していない、いわゆる閉
羽根形のものである。
ポンプ流路46は第1のケーシング部分17に
設けられた吸込口51を介して図示していない燃
料溜め内の液体燃料に連通され、また、第2のケ
ーシング部分18に設けられた、すなわち、ポン
プ室のモータ部側側壁に設けられた吐出口52を
介してハウジング10内の空間に連通されてい
る。
なお、吐出口52は第2図―断面である第
1図には現れないが、説明の便宜のため仮想的に
示した。
電気モータ部16は軸25と同心円関係をなし
てハウジング10内に配置された2個の約半円筒
状永久磁石61と、その永久磁石61に対し同心
円関係をなして軸25に固定して装着されたアー
マチユア62と、そのアーマチユア62に接続さ
れて軸25に固着されたコンミテータ63とを有
している。コンミテータ63にはブラシ64が摺
動接触せられている。ブラシ64は端部ブロツク
67に固着されたブラシホルダ66によつて保持
されている。その端部ブロツク67はハウジング
10の軸線方向他端壁14に設けられている開口
12を実質的に閉じるようそのハウジング内に配
備されているとともに、中央凹所71の底面に開
口する端を有している。端部ブロツク67はハウ
ジング10内空間に面する軸線方向一端面に形成
された中央凹所71及びその中央凹所の底面に形
成された第2の中央凹所72を有している。その
第2の凹所72の壁面には周方向に互いに離隔さ
れて複数個の溝73が形成され、その溝73は傾
斜した底面を有している。端部ブロツク67はそ
れの軸線方向他端面から外方に突出する中空突出
部74を有し、その中空突出部74の中空部は第
2の凹所72に連通している。その中空突出部7
4は図示していない燃料消費設備、例えばエンジ
ンへ接続されるようになつている。
軸25の軸線方向他端部81は軸受82に回転
可能に支持され、その軸受82は第2の凹所72
に面取りして形成された座83に着座せられてい
るとともに中央凹所71に配備された環状リテー
ナ85により所定の位置に保持されている。その
リテーナ85は周方向に互いに離隔して形成され
た複数個の孔86を有している。軸25は環状リ
テーナ85により所定の半径方向位置に保持され
ている。軸25は軸受82の軸線方向一端面に当
接してその軸25に装着されたスペーサ87及び
軸受28の軸線方向一端面に当接してその軸25
に装着されたスペーサ88により軸線方向所定の
位置に保持されるようになつている。
〔作動〕
以上述べた電動式燃料ポンプ装置の作動につい
て説明する。図示しない電源からの電流はブラシ
64を通つてコンミテータ63に供給されてアー
マチユア62を回転せしめる。アーマチユア62
の回転は軸25によりインペラ32に伝えられて
そのインペラを第2図中矢印で示した時計方向へ
回転せしめる。インペラ32の回転により燃料溜
め内の液体燃料は吸込口51からポンプ流路46
へ導入せられる。燃料はインペラ32の羽根溝4
7によりポンプ流路46内で昇圧され、吐出口5
2を通つてハウジング10内空間へ吐出され、永
久磁石61とアーマチユア62との間の環状間
隙、リテーナ85に設けられている孔86、端部
ブロツク67に設けられている溝73及び中空突
出部74の中空部を通つて燃料消費設備であるエ
ンジンへ送られる。
インペラ32はモータ部側(第1図中左側)の
羽根溝47の底面と反モータ部側の羽根溝47の
底面とがお互いに背中合わせに相対向しており、
結局インペラの表裏に夫々羽根溝が並んでいる閉
羽根形のものであり、これは、特公昭46−26443
号のような開羽根形のものとは異なり、高圧力を
出すのに適する。また、この種の燃料ポンプはモ
ータ部の冷却等を考慮して、モータ部のハウジン
グ10内に高圧の吐出された液体燃料が満たされ
るようになつている。また、軸受28にはわずか
な隙間が当然存在するため、インペラ32のモー
タ部側の一方面は、反モータ部側の他方面よりも
高い圧力を受けやすい。そのために、前述した如
く、インペラの表裏中央部分を互いに連通する連
通路を構成する軸線方向溝45がインペラ32の
表裏を貫通して設けられており、インペラ表裏の
圧力バランスを取るようにしている。
インペラ32には上述のような軸方向圧力のア
ンバランスのみならず、吸入口46から第2図の
ようにC字状に次第に圧力が高められて、吐出口
52に至る圧力分布があり、かつ吸入口46と吐
出口52との間のクリアランスが極少とされた周
知の仕切部を越えると、圧力分布が急変する構造
であり、かつ、閉羽根形ゆえに羽根溝47に底面
が存在すること、および吐出口52がモータ部側
に開口していることから、軸25を中心として、
第2図のインペラの平面を傾斜させようとする、
コマの歳差運動状の振動がポンプ作動中に生じる
が、本実施例ではインペラ外径を小さく設定して
いるので、インペラの周縁部が、きわめて小さく
された間隙W1,W2を通り越して凹所23や内面
21に摺接することが少ないようにされている。
このためにポンプの効率低下が少ない。
なお、間隙W1,W2の隙間量が大きいと、燃料
が高圧側から低圧側に漏れるから、可能な限り小
さく設定されることは勿論であるが、インペラ3
2の材質によるところの、そり変形や温度膨張を
考慮して適当な限度内に設計しなければならない
ことは当然である。
かくして、軸25の軸方向に移動自在に設けら
れたインペラ32は、圧力バランス作用を行う連
通路によつて片寄り圧を受けないことによつて、
実質的にW1=W2の間隙を保つて良好に回転でき
る。また、インペラの外径寸法を小さくしている
ので、インペラは摺動ロスの少ない状態で回転で
きる。なお、インペラ外形を小さくすることは、
その分、インペラ周辺長が短くなり、高速でモー
タ部を回転させない限り、高い吐出圧を出しにく
くなるが、圧力の出しにくさは、後述するS/l
を小さく設定することによつて補つている。すな
わち、インペラを小径とすることと、S/lを小
さくすることの間には相補的な関係が存在する。
ここで、この燃料ポンプ装置が用いられている
燃料噴射システムについて説明する。このシステ
ムは良く知られているように、燃料タンクから、
本件の燃料ポンプ装置によつて、自動車のエンジ
ンルーム内のエンジンへ燃料を圧送するが、燃料
圧力を調整するプレツシヤレギユレータを介し
て、エンジンが消費しない余剰の燃料は再び燃料
タンクへ戻される。そして、一般に、エンジンの
燃料消費量を考慮して、この種の燃料ポンプ装置
は、2乃至3Kg/cm2の吐出圧力で、かつ40乃至
150/hrの流量で燃料を圧送している。このよ
うな燃料ポンプ装置における再生ポンプ部を、従
来文献等で推奨されている諸元をそのまま用いて
設計すると、その再生ポンプ部の効率が低くなる
か、又は、吐出流量が多すぎて問題を生じ、実用
に適さないものとなつてしまう。
すなわち、従来、再生ポンプの特性を左右する
といわれてきたS/lで定義される流路代表寸法
は、2.5mm<S/l<13mmが好ましく、上記の範
囲を多少離れてもポンプ作用はあるが、ポンプ効
率が著しく低くなり、実用上使用できないとわれ
ているので、S/lを上記の推奨範囲内のものと
して、再生ポンプを構成していたが、吐出流量が
出すぎ、実用に適さないものとなつたのである。
これは、他のパラメータをいかようにしようとも
解決できなかつた問題であり、S/lを上記のよ
うにしたのでは、吐出側にオリフイスを入れる等
により流量を絞つても、効率が極端に落ちる等の
弊害が出る。また、従来の考え方によれば、S/
lを上述の2.5mmから13mmの間とし、流量を絞る
には、小型のポンプとすることになる。すなわ
ち、Sもlも小さな値(Ss,ls)を採用するので
あるが、このようにすると、所望の高圧力が出な
くなる。よつて圧力を出るようにするためには、
Ss,lsをそのままにして、インペラの周辺長を大
きくすることが推考できた。事実、従来技術から
は、2Kg/cm2以上の圧力を出し、かつ小流量とす
るためには、第3図に示すインペラIの外形Dは
90乃至200mmが推考された。ここで、S/l(Rn
ともいう)のうち、Sは第3図中a,b,c,
d,h,g,f,e及びaで囲まれる影の付され
たポンプ流路Pの横断面積を示し、lは第4図中
ab++で示される羽根溝断面周囲長さ、換
言すれば、羽根溝Gが形成されているインペラI
の外周部の断面周囲長さを示している。
しかしながら、インペラの径が90乃至200mmの
場合、燃料ポンプ装置全体は大きなものとなり、
特に車輛の燃料噴射システムに適用することは困
難である。
また、このように大きなインペラ径では、前述
したインペラのそり変形や傾きによる摺動ロスに
よつて効率が極端に低下し、10%を切つてしま
う。これを改善しようとして、インペラとポンプ
ケーシングとの間の間隙、つまりクリアランス
W1,W2を小さく精度よく設定しても、かえつて
逆効果である。また、この種インペラは多数の羽
根溝を加工する必要があることから、材質として
も限られ、変形量を極端に小さくすることは不可
能である。
このことからも、本発明は、従来の設計概念に
とらわれていたのでは完成できないことが判明す
る。
本発明者は、従来の固定観念を打破してS/l
を任意に選び、かつインペラの外形を90mm以下に
して、種々の実験を行つた。第5図及び第6図は
そのうちの1つの実験の結果を示す。第5図は
40φのインペラを持ち、回転数NとS/lを変え
て運転した場合の、流量対圧力及び効率ηの変化
特性図から作成したものであり、この第5図は吐
出圧力が2Kg/cm2で、かつ吐出流量が約80乃至
120/hrで運転された場合の流路代表寸法
(Rn)の値と、そのときに出しうる効率(η)と
の関係を示す。第5図から明らかなように、Rn
がほぼ1mmの時、効率が最大となつた。すなわ
ち、本発明者がこの発明の考え方に基づいて試作
したポンプ装置においては、Rnを0.4〜2〔mm〕
の中のいずれかの値としており、これらのポンプ
装置は、いずれも本発明の用途に適合する吐出圧
力・流量で運転した時、効率のもつと高い値、つ
まり極大値が第5図の如く0.4〜2mmの範囲にあ
るようにされている。そして、経済上許容され得
る最低ポンプ効率(η)は約18%であることから
(モータの効率がポンプ効率に乗算されて、ポン
プ装置の総合効率は、18%より更に悪くなること
を考率している)、使用可能なRnは0.4mmから2
mmであり、特に24%以上の効率が得られる0.6mm
から1.6mmまでのRnの範囲が好適である。第6図
はインペラの外径を変え、かつRn値と回転数を
変えてポンプを運転し、流量対圧力および効率特
性を求め、この特性において本発明ポンプの用途
に合う圧力・流量特性域において、そのインペラ
径で出し得る最高効率の変化をプロツトしたもの
である。この第6図から明らかな通り、インペラ
外形がほぼ33mmの時効率が略30%で最大となる。
そして、経済上許容され得るポンプ効率(上述の
通り約18%以上)と取付け及び製作上の困難性の
両方を考慮して、使用可能なインペラ外形は20mm
から65mmの範囲内であれば良いことが判明した。
特に効率を約24%以上とするためには、インペラ
径を25mmから45mmの範囲とし、かつRnを0.6ない
し1.6mmの範囲とすれば良いことが判明した。
以上述べたように、本発明の技術思想は、高圧
を出すためにインペラ周辺長を長くしたのでは、
高圧は出て流量も小さなものに設定できても、効
率の悪化はその他のパラメータをいかようにして
も避けられないとの新たな認識によつて、インペ
ラの外形を小型にし、かつ、閉羽根形のインペラ
が摩擦ロスなく、かつ燃料の漏れのない状態で、
ポンプケーシング内で良好に回転できるよう、圧
力バランス作用を行う連通路を設け、かつ軸方向
に移動自在としている。また、インペラ小径に伴
う圧力の出しにくさをS/lを小さくすることに
よつて、インペラ径の割には高圧を出し易くする
ことによつて解消し、加えて、小流量に制限する
ことも達成したものである。そして、S/lを従
来は実現不可能と断言されていた領域まで小さく
して、この中で効率の向上を考慮したことが、本
発明の要部であり、具体的にこの値を示せば、
S/lが0.4〔mm〕から2〔mm〕の範囲としたもの
である。なお、Rnとインペラ径以外のインペラ
の回転数、インペラの羽根溝数およびポンプ流路
の横断面積等その他のポンプ設計上の諸元は従来
推奨されている設計概念から容易に設計できる
が、本発明の用途に鑑みて圧力を2Kg/cm2以上と
し、吐出流量を40〜150/hrの範囲内でポンプ
を運転し、かつRn値を変化させた時に、最高の
ポンプ効率が出るRn値が前述の0.4〜2mmの範囲
内にあるように、ポンプ諸元を調整すれば良い。
本発明においては、インペラが小さなクリアラ
ンスの下で摩擦ロスなく回転できる構成、すなわ
ちインペラ径を小さくし、かつ圧力バランス作用
を行う連通路を設けて軸方向に移動可能としたイ
ンペラないし軸の構成によつて、摩擦ロスが小さ
くなるが、インペラ周辺長が短くなるので、圧力
が出にくいという作用をS/lを小さくすること
で補償し、一方、S/lを小さくすることによつ
て流量小となるが、効率が下がるという問題を、
上述のインペラと軸の関係が補償するのであり、
相補的な作用効果により、格別な効果を発揮でき
たものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による電動式燃料ポンプ装置の
長手方向(第2図―線)断面図、第2図は第
1図の―線断面図、第3図及び第4図は流路
代表寸法を説明するための図、第5図は実験によ
つて得られた効率と流路代表寸法との関係を示す
グラフ、及び第6図は実験によつて得られた効率
とインペラ外径との関係を示すグラフである。 10……ハウジング、11,12……開口、1
3……軸線方向一端壁、14……軸線方向他端
壁、15……再生ポンプ部、16……モータ部、
17……第1のケーシング部分、18……第2の
ケーシング部分、21……内面、22……円弧状
凹所、23……円形凹所、24……円弧状凹所、
25……軸、26……軸線方向一端部、27……
軸線方向中央孔、28……軸受、31……中央凹
所、32……インペラ、33……軸線方向中央
孔、34……軸線方向溝、36……ピン、38…
…軸線方向一端面、39……軸線方向他端面、4
1,42……環状突起、43,44……室、45
……軸線方向溝、46……ポンプ流路、47……
羽根溝、51……吸込口、52……吐出口、61
……永久磁石、62……アーマチユア、63……
コンミテータ、64……ブラシ、66……ブラシ
ホルダ、67……端部ブロツク、71……中央凹
所、72……第2の凹所、73……溝、74……
中空突出部、81……軸線方向他端部、82……
軸線受、83……座、85……環状リテーナ、8
6……孔、87,88……スペーサ、W1,W2
…間隙、D……インペラの外径、I……インペ
ラ、P……ポンプ流路、G……羽根溝。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 自動車の燃料タンク内の液体燃料を該自動車
    のエンジンへ噴射して供給する燃料噴射システム
    に用いられ、前記燃料タンク内に沈められて設置
    され、少なくとも2〔Kg/cm2〕以上の吐出圧で40
    〔/hr〕ないし150〔/hr〕の範囲内で前記液
    体燃料を吐出するポンプ装置であつて、該ポンプ
    装置は、再生ポンプ部と、該再生ポンプ部に連結
    されていて該再生ポンプ部を駆動せしめるモータ
    部とを有し、前記再生ポンプ部は前記モータ部の
    出力軸によつて駆動され、該出力軸に対して軸方
    向に相対移動可能なように設けられたインペラ
    と、該インペラを取り囲むポンプケーシングとを
    有し、 前記インペラは周縁部において周方向に互いに
    離隔して該インペラの軸方向両端面である表裏に
    複数個の羽根溝を夫々有する閉羽根形であり、 前記インペラの前記表側の中央部分と前記イン
    ペラの前記裏側の中央部分との間に前記液体燃料
    を流すことにより、前記インペラの前記表裏の圧
    力バランス調整を行う連通路が形成されており、 前記ポンプケーシングには内部に前記インペラ
    を収納するポンプ室が形成され、該ポンプ室は前
    記インペラの周辺に沿つて吸込口から前記ポンプ
    室の前記モータ部側側壁に設けられた吐出口に向
    かうポンプ流路を形成しており、 前記インペラの前記表裏の部分と前記ポンプケ
    ーシングの内面との互いに摺動接触可能な部分は
    前記インペラが回転可能な程度の隙間を介して相
    対向しており、前記インペラは前記隙間の範囲内
    で前記出力軸に対して軸方向に相対移動自在であ
    り、 前記ポンプ流路の横断面積をSとし、かつ前記
    羽根溝が形成されている前記インペラの前記周縁
    部に沿つた断面周囲長さをlとした時、S/lで
    定義される流路代表寸法が0.4〔mm〕から2〔mm〕
    の範囲内にあり、前記インペラの外径が20〔mm〕
    から65〔mm〕の範囲内にあり、かつ、前記再生ポ
    ンプ部の前記吐出口から出た前記液体燃料が前記
    モータ部内を経由して、少なくとも2〔Kg/cm2
    以上の吐出圧で40〔/hr〕ないし150〔/hr〕
    の範囲内で吐出するようにした時のポンプ効率の
    うち、極大値が前記S/lを前記0.4〔mm〕から2
    〔mm〕の範囲内で選んだ時に得られるようにした
    ことを特徴とする自動車用電動式燃料ポンプ装
    置。 2 前記流路代表寸法が0.6〔mm〕から1.6〔mm〕の
    範囲内であり、かつ前記インペラの外径が25〔mm〕
    から45〔mm〕の範囲内にあることを特徴とする特
    許請求の範囲第1項に記載の自動車用電動式燃料
    ポンプ装置。 3 前記吐出圧が2〔Kg/cm2〕ないし3〔Kg/cm2
    の範囲内であることを特徴とする特許請求の範囲
    第1項に記載の自動車用電動式燃料ポンプ装置。 4 前記再生ポンプ部の前記ポンプ効率が少なく
    とも18%以上であることを特徴とする特許請求の
    範囲第1項記載の自動車用電動式燃料ポンプ装
    置。 5 前記再生ポンプ部の前記ポンプ効率が少なく
    とも24%以上であることを特徴とする特許請求の
    範囲第2項に記載の自動車用電動式燃料ポンプ装
    置。
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