JPS6363712A - プロピレンブロツク共重合体の製造法 - Google Patents

プロピレンブロツク共重合体の製造法

Info

Publication number
JPS6363712A
JPS6363712A JP20697986A JP20697986A JPS6363712A JP S6363712 A JPS6363712 A JP S6363712A JP 20697986 A JP20697986 A JP 20697986A JP 20697986 A JP20697986 A JP 20697986A JP S6363712 A JPS6363712 A JP S6363712A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
propylene
titanium
compound
polymerization
ethylene
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP20697986A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0826108B2 (ja
Inventor
Yasuhiko Negami
根上 泰彦
Hideo Sakurai
秀雄 桜井
Takashi Niwa
丹羽 隆司
Toshihiko Sugano
利彦 菅野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Petrochemical Co Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Petrochemical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Petrochemical Co Ltd filed Critical Mitsubishi Petrochemical Co Ltd
Priority to JP20697986A priority Critical patent/JPH0826108B2/ja
Publication of JPS6363712A publication Critical patent/JPS6363712A/ja
Publication of JPH0826108B2 publication Critical patent/JPH0826108B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Polymerization Catalysts (AREA)
  • Graft Or Block Polymers (AREA)
  • Transition And Organic Metals Composition Catalysts For Addition Polymerization (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の背景〕 炎丘且1 本発明は、高剛性かつ8衝撃強度で成形性に優れたプロ
ピレンブロック共重合体の′:A造方法に関するもので
ある。
友1且盟 従来、種々のタイプの立体特異性触媒の存在下に、前段
でプロピレンの結晶性単独重合体または共重合体(IJ
、下、両者を総称して単にポリプロピレンということが
ある)を製造し、後段で該ポリプロピレンの共存下にプ
ロピレンと他のα−オレフィンとを共重合させることに
よってプロピレンのゴム状共重合体を製造すること及び
/又は池のα−オレフィンの結晶性単独重合体又は共重
合体、とりわけエチレンもしくはエチレンを主とする結
晶性!i独重重合体は共重合体を製造することが知られ
ている。そして、このような多段重合法によって、ポリ
プロピレンの有する優れた剛性を保持しつつ低温時にJ
3けるi′j4衝撃性の改良された組成物が得られるこ
とが知られている。
この組成物は、通常、各段階で製造される単独重合体も
しくは共重合体の均密な混合物となるが、一般にはブロ
ック共重合体と称せられている。このようなブロック共
重合体は、たとえばコンテナ、自動車部品、易低温ヒー
トシール性フィルム、高ft4衝撃性フイルムなどに多
く使用されている。
このようなブロック共重合体を製造する際の触媒として
は、従来三塩化チタン型の触媒が用いられているが、こ
れは触媒活性が低い為に触媒除去工程すなわら脱触工程
が必要である。
ll52触工程が不要となるまでに活性を大きく向上さ
せる方法として、担体型触媒を用いる方法が近年数多く
提案されている(特開昭52−98045号、特開昭5
3−88049号、特開++n58−83016M&公
?flW)。
しかしながら、担体型触媒は従来の三塩化チタン型触媒
に比較して後段の共重合部分の分子倒が小さい為、ブロ
ック共重合体の分子量分布が狭くなり、加工時の成形性
(スパイラルフロー)が悪化するという問題があった。
本発明者らは、既に特願昭60−59139号の発明の
ように前段重合間始口1に特殊な電子供与体を添加する
ことにより、加工時の成形性を大幅に改良できることを
見出しているが、尚一層の改良をすべく鋭意検討を行な
ってきた。
一方、重合体粒子の付着性改良を目的として、後段重合
開始時に電子供与性化合物、を添加する方法が最近提案
されている(特開昭61−69821号、61−698
22号、61−69823号各公報記載。
しかしながら、これらの添加剤ではブロック共重合体の
成形加工性を向上させ難たかった。
〔発明の概要〕
本発明は上記の問題点に解決を与えることを目的とし、
担体型触媒を使用してブロック共重合を行なうに際し、
特定の添加剤を前段m合終了時に添加することによって
、ブロック共重合体の成形性を著しく改良するものであ
る。
すなわち、本発明によるプロピレンブロック共重合体の
製造法は、(A)マグネシウム、チタン、ハロゲンおよ
び電子供与体を必須成分とする固体状チタン触媒成分と
(B)有利アルミニウム化合物とから形成されるチーグ
ラー型触媒の存在下に、前段階においてプロピレンの結
晶性単独重合体もしくは共重合体を製造し、後の段階に
おいて該単独重合体もしくは共重合体の共存下にプロど
レンとエチレンとを重合比(モル比)O/100ないし
80/20の割合で重合させることからなるプロピレン
ブロック共重合体の製造法において、後段重合を前記(
A)成分中のチタン1モル当り1〜1000モルのTi
−C結合(C結合あるいはπ結合)を有する有機チタン
化合物の存在下にに11なうこと、をVImとするもの
である。
効  果 本発明の方法でプロピレンブロック共重合体をM Ka
することにより、担体型高活性触媒を用いて、高剛性、
高衝撃強度でかつ成形性に優れたプロピレンブロック共
重合体を得ることができた。
〔発明の詳細な説明〕
触媒成分 本発明で使用する触媒は、成分(A)と成分(B)とか
ら形成されるものであって、チーグラー型触媒の筒部に
入るものである。
ここで、[成分(A)と成分(B)とから形成される」
ということは、本発明の効果を不当に損なわない第三成
分あるいはより好ましくは本発明に有利に作用する第三
成分を含む場合を排除しないという趣旨であることを理
解されたい。そのような第三成分の代表的なものは、所
謂外部ドナーとしての電子供与性化合物(成分(C))
であって、成分(A)、(B)および(C)から形成さ
れる触媒は本発明の好ましい実施態様をなすものである
そして、本発明触媒は、ブロック共重合の後段において
、所謂外部ドナーとして特定の電子供与体化合物、すな
わち有殿チタン化合物、をさらに含むものということが
できる。
成分(A) 本発明に用いられる固体状チタン触媒成分(A)は、マ
グネシウム、チタン、ハロゲンおよび電子供与体を必須
成分として含有するものである。ここで、「必須成分と
する」ということは、固体状チタン触媒成分(A)がこ
れらの特定の三成分のみからなる場合の外に、これら三
成分の組合せの効果を少なくとも維持しあるいはこれを
不当に損なわない限り、追加の成分を含んでよいことを
意味する。そのような追加の成分は、たとえば、ハロゲ
ン化ケイ素化合物である。
マグネシウムはハロゲン化マグネシウムによって、チタ
ンはハロゲン化チタンによって、ハロゲンはこれらの化
合物によって、成分(A)に導入することがふつうであ
る。
(1) ハロゲン化マグネシウム ハロゲン化マグネシウムは、ジハロゲン化マグネシウム
が好ましく、塩化マグネシウム、臭化マグネシウムおよ
びヨウ化マグネシウムを用いることができる。さらに好
ましくはこれは塩化マグネシウムであり、さらに実質的
に無水であることが望ましい。
また、ハロゲン化マグネシウムは、酸化マグネシウム、
水酸化マグネシウム、/”tイドロタルサイト、マグネ
シウムのカルボンMu、アルコキシマグネシウム、アリ
ロキシマグネシウム、アルコニFシマグネシウムハライ
ド、アリロキシマグネシウムハライド、有穀マグネシウ
ム化合物を電子供与体、ハロシラン、アルコキシシラン
、シラノール、A1化合物、ハロゲン化チタン化合物、
チタンテトラアルコキシド等で処理して得られるハロゲ
ン化マグネシウムであってもよい。
(2) ハロゲン化チタン ハロゲン化チタンとしては、王制および四価のチタンの
ハロゲン化合物が代表的である。好ましいチタンのハロ
ゲン化化合物は、−22式%式% の炭化水素残塁、Xはハロゲン)で示されるような化合
物うらn=o、1または2の四価のハロゲン化チタン化
合物である。具体的には、T1Cl  ’  Ti (
OBu)C13,4ゝ Ti(OBu)っC12などを例示することができるが
、特に好ましいのはT i CI 、sおよびTi<0
BLI)Cl3などのテトラハロゲン化チタンやモノア
ルコキシトリハロゲン化チタン化合物である。
(3) 電子供与体化合物 本発明の固体触媒成分<A>の必須成分である電子供与
体化合物は、特定の化合物(a)〜(d)の少なくとも
一種である。これらの中でも特に化合物(C)が好まし
いものである。
<a>  電子供与体化合物の一つは、多価カルボン酸
、多価アルコール及びヒドロキシ基置換カルボン酸から
なる群より選ばれる多官能性化合物のエステル(a)で
ある。これら多官能性化合物のエステルとして好適なも
のは、たとえば、下式で示されるものである。
R4=C−0COR6、″°。
ここで、R5は置換又は非買換の炭化不素基であり、R
2、R3およびR4は水素又は置換若しくは非置換の炭
化水素基であり、R6およびR7(ま水素又は置換若し
くは非置換の炭化水素基であって、好ましくはその少な
くとも一方が置換又は非置換の炭化水素基であるもの、
である。R3とR4は、互いに連結されていてもよい。
ここで置換の炭化水素基としては、ト1、OSSなどの
異原子を含むもの、例えばC−0−C,C0OR。
coo  ト1 、  OH,SO3+−1、−C−N
−C−、NH2などの基を右するものがある。
この中でとくに好ましいの4よ、R、Rの少なくとも一
つが炭素数が2以上のアルギル基であるジカルボン酸の
ジエステルである。
多価カルボン酸エステルとして好ましいものの具体例と
しては、(イ)コハク酸ジエチル、コ、IXり酸ジブチ
ル、メチルコハク酸ジエチル、α−メチルグルタル酸シ
イツブデル、メチルマロン酸ジブチル、マロン酸ジエチ
ル、エチルマロン酸ジエチル、イソプロピルマロン酸ジ
エチル、ブチルマロン酸ジエチル、フェニルマロン酸ジ
エチル、ジエチルマロン酸ジエチル、アリルマロン酸ジ
エチル、ジイソブチルマロン酸ジエチル、ジノルマルブ
チルマロン酸ジエチル、マレイン酸ジメチル、マレイン
酸モノオクチル、マレイン酸ジオクチル、マレイン酸ジ
ブチル、ブチルマレイン酸ジブチル、ブチルマレイン酸
ジエチル、β−メチルグルタル酸ジイソプロピル、エチ
ルコハク酸ジアルリル、フマル酸ジー2−エチルヘキシ
ル、イタコン酸ジエチル、イタコン酸ジブチル、シトラ
コン酸ジオクチル、シトラコン酸ジメチルなどの脂肪族
ポリカルボン酸エステル、(ロ)1,2−シクロヘキサ
ンカルボン酸ジエチル、1,2−シクロヘキサンカルボ
ン酸ジイソブチル、テトラヒドロフタル酸ジエチル、ナ
ジック酸ジエチルのような脂肪族ポリカルボン酸エステ
ル、〈ハ)フタル酸モノエチル、フタル酸ジメチル、フ
タル酸メチルエチル、フタル酸モノイソブチル、フタル
酸モノノルマルブチル、フタル酸ジエチル、フタル酸エ
チルイソブチル、フタル酸エチルノルマルブチル、フタ
ル酸ジn−プロピル、フタル酸ジイソプロピル、フタル
酸ジn−ブチル、フタル酸ジイソブチル、フタル酸ジn
−へブチル、フタル酸ジ2−エチルヘキシル、フタル酸
ジn−オクチル、フタル酸ジネオペンチル、フタル酸ジ
デシル、フタル酸ベンジルブチル、フタル酸ジフェニル
、ナフタリンジカルボン酸ジエチル、ナフタリンジカル
ボン酸ジブチル、トリメリット酸トリエチル、トリメリ
ット酸ジブチルなどの芳香族ポリカルボン酸エステル、
(ニ)3,4−フランジカルボン酸などの異炭素ポリカ
ルボン酸エステルなどをあげることができる。
また、多価ヒドロキシ化合物エステルとして好ましいも
のの具体例としては、1.2−ジアセトキシベンゼン、
1−メチル−2,3−ジアセトキシベンゼン、2,3−
ジアセトキシナフタリン、エチレングリコールジビパレ
ート、ブタンジオールピバレートなどを挙げることがで
きる。
ヒドロキシ置換カルボン酸のエステルの例としては、ベ
ンゾイルエチルサリチレート、アセチルイソブチルサリ
チレート、アセチルメチルサリチレートなどを例示する
ことができる。
チタン触媒成分中に担持させることのできる多価カルボ
ン酸エステルの他の例としては、アジピン酸ジエチル、
アジピン酸ジイソブチル、セバシン酸ジイソプロピル、
セバシン酸ジn−ブチル、セバシン酸ジn−オクチル、
セバシン酸ジー2−エチルヘキシル ル類をあげることができる。
これらの多官能性エステルの中で好ましいのは、萌述し
た一般式の骨格を有するものであり、さらに好ましくは
フタル酸、マレイン酸、置換マロン酸などと炭素数2以
上のアルコールとのエステルであり、とくに好ましいの
は、フタル酸と炭素数2以上のアルコールとのジエステ
ルである。  −(b)  固体触媒成分(A)の必須
成分である1供与体成分のさらに他の群は、R8COO
R”(R8、R9は炭素数1〜15程度のヒドロカルビ
ル基であって、少なくともいずれかが分岐鎖状(脂環状
を含む)又は環含有鎖状の基である)で示されるモノカ
ルボン酸エステルである。R8および(または)R9と
しては、たとえ、ば、(CH3)2CH−、C2H5C
H (CH3>−、(CH3)2CHCH2−、(CH
3)3C−、C  )I  C)((C)−13)CI
−12−、例示することができる。R およびR9のい
ずれか一方が上記のような分岐基であれば、他方は上記
の基であっても、あるいは他の基、例えばTJ’A状、
環状の基であってもよい。
このようなモノカルボン酸エステルとしては、α−メチ
ル酪酸、β−メチル酪酸、メタクリル酸、ベンゾイル酢
M等の各種モノエステル、イソブロパノール、イソブチ
ルアルコール、第三ブチルアルコールなどのアルコール
の各秤モノカルボン酸エステルを例示することができる
(C)  電子供与体としてはまた炭酸エステルを選択
することができる。
炭酸エステルとしては、具体的には、ジエチルカーボネ
ート、エチレンカーボネート、ジイソプロピルカーボネ
ート、フェニルエチルカーボネート、ジフェニルカーボ
ネートなどを例示できる。
(d)  電子供与体成分(d)は、下式で示される構
造部位をその分子内に有している化合物であ!11 (ここで、R10は炭素数1〜12の炭化水素残基、I または−C−0−C−構造部位を有する炭素数1〜12
のである) 上記の構造において、R10は炭素数1〜4の比較的短
鎖の非分岐炭化水素残基が好ましく、また−0−6−の
炭素は非分岐炭素原子であることが好ましい。そして、
この化合物は、一般に上記の特定の構造以外の部分にお
いてO,SおよびNのような極性原子を持たないものが
用いられる。
さらにまた、この化合物は、 ♂     ! ものであることが好ましい。
このような化合物のうちの好ましいのは、下式%式% ここで、Rは明記式のR10と同じ、Rおよ1〇  − びRbはそれぞれ炭素数1ないし12の、アルキル基、
アリール基、アルキル置換アリール基、またはアリール
置換アルキル基を示す。この式(d′)で示される化合
物のうち特に好ましいものは、低級脂肪族モノカルボン
酸(Raが炭素数1〜12程度のものまたは安息香M(
Raが〕工二ル基)のエチレンオキシドまたはプロピレ
ンオキシド付加物(1モル)のエーテル、とくに低級(
01〜Cl2)アルキルまたはフェニルないしトリルエ
ーテル、である。
このような電子供与体化合物(d)の具体例を挙げれば
、たとえば、2−メトキシエチル−アセテート(CH3
Co2CH2CH20CH3)、2−エトキシエチル−
アセテート (CH3C02Cト12 CH20C2H5)  、2
−ブトキシエチル−アセテート (CH3CO2CH2CH20C4H9)、3−メトキ
シブチル−アセテート (CH3CO2(CH2)  2 CH(OCH3)C
I−13)、 2−(2−エトキシエトキシ)エチル−アセテート(C
H3CO2CH2CH20CH2CH20C2H5)、 2−p−トリロキシエチル=アセテート(CH3CO2
(CH2) 2006H4(CH3>)、 エトキシルメチル−アセテート (CH3Co2CH20C2H5)、 3−エトキシプロピル−アセテート (CH3CO2CH2CH2CH20C2H5)、4−
エトキシブチル−アセテート (CHCO(CH2)40C2H5)、n−ブチルカル
ピトール=アセテート (CH3C02(CH2CH20) 204H9)、2
−ブトキシエチル−プロピオネート (CH3CH2CO2CH2CH20C4H9)、2−
イソブトキシエチル−プロピオネート(CH3CH2C
O2(Cト12 )  20 CH2CH(CH3)2
)、 2−エトキシエチル−n−ブチレート (C4Hg C02CH2Ct(20C2H5)、2−
エトキシエチル−イソブチレート (CH3)2CHC02CH2CH20C2H5)、 2−エトキシエチル=ペンゾエート (C6H5CO2CH2CH20C2H5)、2−イソ
プロポキシエチル−ベンゾエート(CH2CH2CH2
CH20CH (CH3)2)、 p−メトキシベンジル−アセテート (Cト13 CO2CH2−C6H40CH3)  、
4′ −エトキシフェニル−4−n−ブチルベンゾエー
ト (CH(CH2)3C6H4CO2C6H40C2ト1
4 )  、 テトラヒドロフルフリル−n−ブチレート(Cト1 3
   (CH2)   2  G  O2CH2(C4
H70)などがある。これらのうちでは2−エトキシエ
チル−アセテートや2−メトキシエチル−アセテートな
どが好ましい。
(e)  11述する成分(C)として用いられる有機
ケイ素化合物を使用することができる。
これらの電子供与体成分を固体触媒成分(A)に含有さ
せるに際しては、必ずしも出発原料としてこれらを使用
する必要はなく、固体触媒成分調製の過程でこれらに変
化させうる化合物を用いて該調製の1’AF6でこれら
化合物に変換させてもよい。
(4) 固体触媒成分(A)の調製 固体触媒成分(A)の調製にあたり、ハロゲン化マグネ
シウムは予め予備処理されたものが望ましい。この予備
処理は従来公知の各種方法により行うことができ、具体
的には下記の方法が例示できる。
(イ) ジハロゲン化マグネシウムを、あるいはジハロ
ゲン化マグネシウムとチタン、ケイ素またはアルミニウ
ムのハロゲン化合物またはハロゲン化炭化水素化合物な
どとを、粉砕する。粉砕は、ボールミルあるいは1ヱ動
ミルを用いて行うことができる。
(ロ) ジハロゲン化マグネシウムを、溶媒として炭化
水素あるいはハロゲン化炭化水素を用い、溶解促進剤に
アルコール、リン酸エステルあるいはチタンアルコキシ
ドを用いて溶解させる。次いで、溶解したジハロゲン化
マグネシウムを、この溶液に貧溶媒、無機ハロゲン化物
、エステル等の電子供与体あるいはメチルハイドロジエ
ンポリシロキサンなどのポリマーケイ素化合物などを添
加して、析出させる。
(ハ) マグネシウムのモノもしくはシアルコレートま
たはマグネシウムカルボキシレートとハロゲン化剤とを
接触反応させる。
(ニ) 酸化マグネシウムと塩素またはAlCl3とを
接触反応させる。
(ホ) MgX −nR20(×はハロゲン)とハロゲ
ン化剤またはT i C+ 4とを接触反応させる。
(へ)  MCIX  −nROH(Xはハロゲン、R
はアルキル基)とハロゲン化剤またはT i Cl 4
とを接触反応させる。
(ト) グリニヤール試薬、MgR2化合物(Rはアル
キル基)、あるい(よMgR2化合物とトリアルキルア
ルミニウム化合物との錯体を、ハロゲン化剤、例えばA
IX   AIRX    (X3’m3−m はハロゲン、Rはアルキル基である)、3iCI  ま
たはHS i Cl 3と接触反応させる。
(チ) グリニヤール試薬とシラノールとをあるいはポ
リシロキサン、R20またはシラノールとを接触反応さ
せ、その後ハロゲン化剤またはT’ i CI 、sと
接触反応させる。
ハロゲン化マグネシウムのこのような予備処理の詳細に
ついては、特公昭46−611号、同46−34092
号、同51−3514号、同56−67311号、同5
3−40632号、同56−50888号、同57−4
8565号、同52−36786号、同58−449号
、特tm昭53−115686号、同50−12659
0号、同54−31092号、同55−135102号
、同55−135103号、同56−811号、同56
−11908号、同57−180612号、同58−5
309号、同58−5310号、同58−5309号各
公報を参照することができる。
予備処理された塩化マグネシウムとハロゲン化チタンと
電子供与体化合物との接触は、ハロゲン化チタンと電子
供与体化合物との31体を形成させてからこの錯体と塩
化マグネシウムとを接触させることによっても、また塩
化マグネシウムとハロゲン化チタンとを接触させてから
、電子供与体化合物と接触させることによっても、塩化
マグネシウムと電子供与体化合物を接触させてからハロ
ゲン化チタンと接触させることによってもよい。
接触の方法としては、ボールミル、振動ミルなどの粉砕
接触でもよし、あるいはハロゲン化チタンの液相中に塩
化マグネシウムまたは塩化マグネシウムの電子供与体処
理物を添加してもよい。
三成分ないし四成分接触後、あるいは各成分接触の中間
段階で、不ζ占性溶媒による洗浄を行なってもよい。
このようにして生成した固体触媒成分<A)のハロゲン
化チタン含有岱は1〜20重子%、ハロゲン化マグネシ
ウムの含有量は50〜980〜98重子供与体化合物と
ハロゲン化チタンのモル比は0.05〜2.0程度であ
る。
区遺−し田上 本発明に成分(B)として用いられる有機アルミニウム
化合物は、一般式AlRn×3−n(ここで、Rは炭素
yi11〜12の炭化水素残基、X tよハロゲンまた
はアルコキシ基、nはQ<n≦3を示す)で表わされる
ものが好適である。
このような有機アルミニウム化合物は、具体的には、た
とえば、トリエチルアルミニウム、トリーn−プロピル
アルミニウム、トリーローブチルアルミニウム、トリイ
ソブチルアルミニウム、トリーn−ヘキシルアルミニウ
ム、トリイソヘキシルアルミニウム、トリオクチルアル
ミニウム、ジエチルアルミニウムハイドライド、ジイソ
ブチルアルミニウムハイドライド、ジエチルアルミニウ
ムモノクロライド、エチルアルミニウムセスキクロライ
ド、ジエチルアルミニウムモノエi〜キシサイドなどで
ある。勿論、これらの有+1アルミニウム化合物を2種
以上併用することもできる。
α−オレフィンのm合において用いられる有機アルミニ
ウム化合物(B)と固体触媒成分<A)の使用比率は広
範囲に変えることができるが、一般に、固体触媒成分中
に含まれるチタン原子当り1〜1000、好ましくは1
0〜500(モル比)、の割合で有遭アルミニウム化合
物を使用することができる。
成分(C) 本発明のブロック共重合体においては、必要に応じて各
種の電子供与体を用いることができる。
電子供与体としては、エーテル、パーオキシド、アミン
、有機ケイ素化合物などが好ましく用いられる。以下に
その具体例を示す。
(イ) エーテル化合物 本発明に用いられるエーテルの一例は、一般式で表わさ
れるエーテルである。式中、R11〜R13は飽和また
は不飽和の炭化水素残基であって、一般には炭素数1〜
10の、好ましくは炭素数的1〜4の、アルキルpまた
はアルケニル慕(ハロゲンまたはフェニル基で置換され
た置換誘導体を含む)、あるいは炭素数6〜12の、好
ましくは炭素数6〜10の、フェニル基(ハロゲン、ア
ルキル基(特に低級アルキル基)またはフェニル共によ
る置換誘導体を含む)である。但し、R11〜R13の
うち、1〜2個は、フェニル基(ハロゲンまたはアルキ
ル基く待に低級アルキル基)による置換誘導体を含む)
である。R14は炭化水素基である。このようなエーテ
ル化合物の具体例を挙げれば、α−クミルメチルエーテ
ル、α−クミルエチルエーテル、1.1−ジフェニルエ
チルメチルエーテル、1,1−ジフェニルエチルエチル
エーテル、α−クミル第三ブチルエーテル、ジα−クミ
ルエーテル、1.1−ジトリルエチルメチルエーテル、
1.1−ジトリルエチルエチルエーテル、ビス(1,1
−ジトリルエチル)エーテル、1−トリル−1−メチル
エチルメチルエーテルなどがある。
他に1.4−シネオール、1,8−シネオール、メクー
シネオールなどのエーテル化合st、、も用いろことが
できる。
(ロ) パーオキシド 本発明に用いられるパーオキシドは下式で表わされる化
合物である。
(式中、R15〜R18は飽和あるいは不飽和の炭化水
素基であり、R18は酸素原子分有あるいは不含の炭化
水素基である。) R15〜R18の具体例は、炭素数1〜20程度の脂肪
族または芳香族の炭化水素である。R18の具体例は、
R15〜R18の具体例として挙げたような宍化水素お
よびそこにエーテル酸素またはカルボニル酸素を導入し
たものである。
このような化合物の具体例としては、1.1−ビス(第
三ブチルパーオキシ)3.3.5−トリメチルシクロヘ
キサン、1,1−ビス(第三ブチルパーオキシ)シクロ
ヘキサン、ジー第三ブチルパーオキシド、第三ブチルク
ミルパーオキシド、ジ−クミルパーオキシド、ビス(1
,1−ジフェニルエチル)パーオキシド、2.5−ジメ
チル−2,5−ジ(第三ブチルパーオキシ)ヘキサンな
どを挙げることができる。好ましいのは、ジ−クミルパ
ーオキシドおよびビス(1,1−ジフェニルエチル)パ
ーオキシドである。
(ハ) アミン化合物 本発明で用いられるアミン化合物は、2.2゜6.6−
チトラメチルビベリジン、2.2.6゜6−チトラエチ
ルビペリジンなどの立体障害アミンである。
(ハ) 有機ケイ素化合物 本発明で用いられる有機ケイ素化合物の具体例は、ジア
ルコキシあるいはトリアルコキシシランが好ましく用い
られる。具体例を構造式で示すと以下のようになる。
CH3 (CH)  C−3i (OCH3) 3(CH3)3
C−8i(OC2H5)3 H3 (C2H5)3CS i  (OC2H5)3成分(C
)Tj子供与体と成分(8)有機アルミニウム化合物と
のモル比は、通常0.01〜1.0、好ましくは0.0
2〜0.5、である。
ブロック共重合 前記触媒の存在下に行なう本発明の重合工程は、プロピ
レンの結品性単独重合体あるいは共重合体を製造する前
段重合、および有機チタン化合物の存在下にプロピレン
とエチレンとを重合比(モル比)O/100ないし80
/20の割合で重合させる後段重合、の2段階から成る
ここで、後段重合を[有機チタン化合物の存在下に行な
う」ということは、後段重合の実質的な部分が有機チタ
ン化合物の存在下に行なわれるということを意味するの
であって、有機チタン化合物の添加操作そのものは前段
重合の後半以降、特にその実質的終了後であって後段重
合の前半まで、特に実質的終了前、に行なうことを意味
する。
立設j泊 前段重合はプロピレン単独かプロピレン/エチレン混合
物を前記触媒(A)、(B)および必要により(C)を
加えたm合糸に供給して、プロピレン単独重合体、また
はエチレン○ff171i%以下、好ましくは1.0%
以下、のプロピレン/エチレン共重合体を一段もしくは
多段に、全重合量の50〜95千M%、好ましくは60
〜90重量%、に相当する量となるように形成させる工
程である。
前段重合でプロピレン/エチレン共重合体中のエチレン
含量がこれ以上増加すると、最終共重合体の嵩密度が低
下し、低結晶性重合体のDl生量が大幅に増加する。ま
た、重合割合が上記範囲未満であっても、やはりプロピ
レン/エチレンの共重合体中のエチレン含量が多い場合
と同様な現象が起こる。一方、重合割合が上記範囲を越
すと、低結晶性重合体の副生量が減少する方向になるけ
れども、ブロック共重合の目的である耐衝撃強度が低下
するので、好ましくない。
前段重合での重合温度は30〜90℃、好ましくは50
〜80℃、程度である。重合圧力は、1〜30に9/a
i程度である。
前段重合で、最終用合体が流動性の適当なものとなるよ
うに分子邑調部剤を使用することが好ましく、分子量調
節剤としては、水素を用いることが好ましい。
石門チタン化合物の添加 後段重合に際して存在させる有機チタン化合1′−!J
は、チタン原子にσ結合あるいはπ結合した炭化水素ヰ
を右する化合物、好ましくはπ結合を有寸化合物、であ
る。アルコキシチタン化合物は本発明では用いられない
本発明に用いられる有機チタン化合物として特に好まし
いものは、シクロペンタジェニル基又は置換シクロペン
タジェニル基を有する化合物である。この41な化合1
!Itとしては例えばビス(シクロペタジェニル)チタ
ンジクロライド、ビス(シクロペンタジェニル)チタン
ジメチル、ビス(シクロペンタジェニル)チタンジフェ
ニル、ビス(シクロペンタジェニル)Ti=CH2・ At (CH3’)2C1、ビス(インデニル)チタン
ジフェニル、ビス(インデニル)チタンジクロライド、
ビス(メチルシクロペタジェニル)チタンジフェニル、
ビス(メチルシクロペンタジェニル)ジクロライド、ビ
ス(1,2−ジメチルシクロペンタジェニル)チタンジ
フェニル、ビス(フルオレニル)チタンジクロライド、
ビス(1,2−ジエチルシクロペンタジェニル)チタン
ジフェニル、ジメチルシリルジシクロペンタジェニルチ
タンジフェニル、メチルホスフィンジシクロペンタジェ
ニルチタンジクロライド、メチレンジシクロペンタジェ
ニルチタンジフェニルなどを挙げることができる。
これらのうちで好まいしのは、シクロペンタジェニル誘
導体である。なお、ここでシクロペンタジェニル誘導体
というときの[シクロペンタジェニル」は、シクロ低級
アルキル、たとえばメチルまたはエチル、によって置換
されたシクロペンタジェンを包含するものであり、また
このような低級アルキル置換または非置換シクロペンタ
ジェン部分が低級アルキレン、たとえばメチレンまたは
エチレン、で連結されたものを包有するものである。
有機チタン化合物の添加昂は、触媒(A)成分中のチタ
ン1モル当り1〜1000モルが通常用いられ、好まし
くは10〜100モルの範囲で添加される。
有機チタン化合物の添加時期は、前段重合の途中でも良
く、あるいは後段重合の途中でも良い。
好ましい添加時期は、前段重合終了時あるいは後段重合
開始時である。
後段重合 後段重合は、前段重合に引きつづいて、プロピレン/エ
チレン混合物をさらに導入して、エチレン含ff120
〜100重量%、好ましくは30〜100重量%、更に
好ましくは75〜95蛋已%、のプロピレン/エチレン
共重合体を一段または多段で得る工程である。この工程
では、全重合体是の5〜50重E%、好ましくは10〜
40重量%、に相当する予を形成させることが望ましい
後段重合の重合割合およびプロピレン/エチレン混合物
の組成が上記範囲未満では両画撃性(特に低温耐衝撃性
)が悪く、スパイラルフローの改良効果も小さい。また
、上記範囲を越すと、低結晶性重合体の副生量が大幅に
増加しかつ重合溶剤粘度の上昇が著しくなるなどの運転
上の問題が起こる。
後段重合では、少量の他のコモノマーを共存させても良
い。そのようなコモノマーとして、例えば、1−ブテン
、1−ペンテン、1−ヘキセン等のα−オレフィンを例
示することができる。
後段重合の重合温度は30〜90℃、好ましくは50〜
80℃、程度である。重合圧力は、1〜30 K9 /
 aA程度である。
前段重合から後段重合に移る際に、前段重合由来のプロ
ピレンガスまたはプロピレン/エチレン混合ガスと水素
ガスとをパージして後段重合に移ることが好ましい。
後段重合では、分子R調節剤は目的に応じて用いても用
いなくても良い。すなわち、最終重合体の耐衝撃性を上
昇させたいときには、分子量調節剤の実質的不存在下に
この工程を実施することが好ましい。
l豆互ス 本発明による共重合体の製造法は、回分式、連続式、半
回分式のいずれの方法によっても実旅可能である。この
際に、ヘプタン等の不活性炭化水素溶媒中で重合を行な
う方法、使用する単9体自身を媒質として利用する方法
、媒質を使用せずにガス状の生伍体中で重合を行なう方
法、さらにこれらを組み合わせた方法、を採用すること
ができる。前段重合と後段重合とを別個の重合槽中で行
なってもよい。
また、固体触媒を重合に供する前に、予定している重合
条件よりも温和な条件で予備重合を行なうこともできる
(特開昭55−71712号、特開昭56−57814
号公報参照)。
実  験  例 実施例−1 (1) 固体触媒成分の調製 窒素置換した500ffii!内容積のガラス製三ツロ
フラスコ(温度計、撹拌棒付き)に、75Idの精製へ
ブタン、75dのチタンテトラブトキシド、10gの無
水塩化マグネシウムを加える。その後、フラスコを90
℃に’AAし、2時間かけて塩化マグネシウムを完全に
溶解させた。次にフラスコを40℃まで冷却し、メチル
ハイドロジエンポリシロキサン15dを添加することに
より、塩化マグネシウム・チタンテトラブトキシド錯体
を析出させた。これを精製へブタンで洗浄し、灰白色の
固体を19だ。
窒素置換した300d内容積のガラス製三ツロフラスコ
(iili度計、撹拌棒付き)に、上記で冑た析出固体
209を含むヘプタンスラリー65−を導入した。次い
で、四塩化ケイ素8.7d’2含むヘプタン溶液25d
を室温で30分かけて加えて、さらに30℃で30分間
反応させた。さらに90℃で1時間反応させ、反応終了
後、精製へブタンで洗浄した。次いで、塩化フタロイル
1.6−を含むヘプタン溶液50−を加えて50℃で2
時間反応させ、この後、精製へブタンで洗浄し、さらに
四塩化チタン25dを加えて90℃で2時間反応させた
。これを精製へブタンで洗浄して、固体触媒成分を1r
′また。固体触媒成分中のチタン含量は3.22重t%
であった。
(2)重合 内容積200リツトルの撹拌式オートクレーブをプロピ
レンで充分置換した後、脱水・脱l!2素したn−へブ
タン60リツトルを導入し、トリエチルアルミニウム<
8>15.0q、前記固体組成iカ(A)3.0gおよ
びジフェニルジメトキシシラン6.4gを70℃でプロ
ピレン雰囲気下で導入した。
前段重合は、オートクレーブを75℃に昇温した後、水
素濃度を2.0%に保ちながら、プロピレンを9に3/
時間のスピードで導入することによって間9合した。
215分後、プロピレンの導入を止め、さらに重合を7
5℃で90分間継続させた。気相部プロピレンを0.2
N!F/cfflGとなるまでパージした。
次に、ビス(シクロペンタジェニル)チタンクロライド
2.5gを添加し、オートクレーブを60℃に降温した
後、後段重合をプロピレン1.519/時間、エチレン
2.35υ/時間のフィード速度で87分間フィードす
ることにより実廠した。
このようにして1ワられたスラリーを、ン濾過、乾燥し
て36.31’;gの粉末状ブロック共重合体を得た。
結果の詳細は表1に示す通りである。
前段重合と後段重合の重8比および後F2重合でのプロ
ピレンとエチレンの重量比は、フィードベースでの計算
値である。
(3) 物性測定 (イ)VFR VFRはASTM−1238に準じて測定した。
(ロ) エチレン含饋 製品中のエチレン含量は、IR吸収スペクトルから算出
した。
(ハ) 実用物性測定 各実施例および比較側で得られた粉末状重合物に下記添
加剤を配合してそれぞれ同一条件下に押出俵によりベレ
ット化し、射出成形殿により厚さ4 mrsのシートを
作成して、物1i評価を行なった。
添加剤 2.6−ジ第三ブチル フェノール          Q j○単槍?6A1
010 (チバガイギー社装)    0.05手聞%カルシウ
ムステアレート   0.10瓜量%PTBB八−A1 (シェル化学!り      0.10重a%物性測定 各種物性の測定は、以下の方法によった。
Ca)  曲げ弾性率:ASTM−D790(b)アイ
ゾツト衝撃強度(0℃): ASTM−D256 (ノツチ付) (C)スパイラルフロー測定法 各1sJ型(インラインスクリュー型)I;)1出成形
磯を用いて断面が2 am X 8 mtsの金型にて
下記条件で測定した。
成形温度: 240℃ 射出圧カニ  800Kg/lff1 射出時間: 6秒 金型温度= 40℃ 射出率:  50q/秒 眼卦しニ ブロック共重合を行なうに際し、前段重合終了時のビス
くシクロペンタジェニル)チタンジクロライド添加を行
なわないこと以外は、実施例−1を繰返した。その結果
、製品パウダー33.4に9が得られた。
結果の詳細は表1に示した。
実施例−2〜4 ブロック共重合を行なうに際し、前段重合と後段重合の
重量化および後段重合でのプロピレンとエチレンの重但
比を変えること以外は実流例−1を繰返した。結果は表
1に示した。
−5〜6 ブロック共重合を行なうに際し、前段重合終了時の添加
剤としてビス(シクロペンタジェニル)チタンジメチル
2.2!J、ごス(シクロペンタジェニル)チタンジフ
ェニル2.8!7あるいはテトラエトキシチタン2.0
gを用いること以外は実施例−1を繰返した。
結果は表1に示した。
実施例−7 ブロック共重合を行なうに際し、前段重合開始時の添加
剤をジフェニルジメトキシシランから第三ブチルメチル
ジメトキシシラン4.2gに変えること以外は実施例を
v4返した。
結果を表1に示した。
実t′II!例−8 (1) 固体触媒成分の調製 窒素置換した500d内容積のガラス製三ツロフラスコ
(温度計、撹拌捧付き)に、75m1の精製へブタン、
75dのチタンテトラブトキシド、ICIの無水塩化マ
グネシウムを加える。その後、フラスコを90℃に昇温
し、2時間かけて塩化マグネシウムを完全に溶解させた
。次にフラスコを40℃まで冷却し、メヂルハイドロジ
エンボリシロキサン15dを添加することにより、塩化
マグネシウム・チタンテトラブトキシド錯体を析出させ
た。これを精製へブタンで洗浄して、灰白色の固体をに
7た。
窒素置換した3 00 pi内容積のガラス製三ツロフ
ラスコ(温度計、撹痒棒付き)に、上記で得た析出固体
209を含むヘプタンスラリー65dを導入した。次い
で、四塩化ケイ素8.7d2を含むヘプタン溶液25m
を至温で30分かけて加えて、さらに30℃で30分間
反応させた。さらに90℃で1時間反応させ、反応終了
後、精製へブタンで洗浄した。次いで、塩化フタロイル
1.6−を含むヘプタン溶液50mを加えて50℃で2
峙間反応させ、この後、精製へブタンで洗浄し、さらに
四塩化チタン25−を加えて90℃で2時間反応させた
。これを精製へブタンで洗浄し、さらに第三ブチルメチ
ルジメトキシシラン1.09を加え30℃で2時間反応
させ固体触媒成分を得た。
固体触媒成分中のチタン含量は2.56重量%であった
(2)  重  合 内容1200リツトルの撹拌式オートクレーブをプロピ
レンで充分置換した後、脱水・脱酸素したn−へブタン
60リツトルを導入し、トリエチルアルミニウム(B)
15.0q、前記固体組成物(A)3.0gおよびジフ
ェニルジメトキシシラン6.4gを70℃でプロピレン
雰囲気下で導入した。
前段重合は、オートクレーブを75℃に4.4した後、
水素濃度を2.0%に保ちながら、プロピレンを9に9
/時間のスピードで導入することによつで開始した。
215分後、プロピレンの導入を止め、さらに重合を7
5℃で90分間継続させた。気相部プロピレンを0.2
KFI/ciGとなるまでパージした。
次にビス(シクロペンタジェニル)チタンジクロライド
2.59を添加し、オートクレーブを60℃に降温した
後、後段重合をプロピレン1.5i3/時間、エチレン
2.35λg/時間のフィード速度で87分間フィード
することにより実施した。
結果を表1に示した。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (A)マグネシウム、チタン、ハロゲンおよび電子供与
    体を必須成分とする固体状チタン触媒成分と(B)有機
    アルミニウム化合物とから形成されるチーグラー型触媒
    の存在下に、前段階においてプロピレンの結晶性単独重
    合体もしくは共重合体を製造し、後の段階において該単
    独重合体もしくは共重合体の共存下にプロピレンとエチ
    レンとを重合比(モル比)0/100ないし80/20
    の割合で重合させることからなるプロピレンブロック共
    重合体の製造法において、後段重合を前記(A)成分中
    のチタン1モル当り1〜1000モルのTi−C結合(
    σ結合あるいはπ結合)を有する有機チタン化合物の存
    在下に行なうことを特徴とする、プロピレンブロック共
    重合体の製造法。
JP20697986A 1986-09-03 1986-09-03 プロピレンブロツク共重合体の製造法 Expired - Fee Related JPH0826108B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20697986A JPH0826108B2 (ja) 1986-09-03 1986-09-03 プロピレンブロツク共重合体の製造法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20697986A JPH0826108B2 (ja) 1986-09-03 1986-09-03 プロピレンブロツク共重合体の製造法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6363712A true JPS6363712A (ja) 1988-03-22
JPH0826108B2 JPH0826108B2 (ja) 1996-03-13

Family

ID=16532162

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP20697986A Expired - Fee Related JPH0826108B2 (ja) 1986-09-03 1986-09-03 プロピレンブロツク共重合体の製造法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0826108B2 (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02305809A (ja) * 1989-05-19 1990-12-19 Mitsubishi Kasei Corp オレフィン重合体の製造方法
US5391629A (en) * 1987-01-30 1995-02-21 Exxon Chemical Patents Inc. Block copolymers from ionic catalysts
EP0513216B1 (en) * 1990-02-09 1997-10-22 Exxon Chemical Patents Inc. Block copolymers from ionic catalysts
US5733980A (en) * 1994-04-06 1998-03-31 Exxon Chemical Patents Inc. Ethylene α-olefin block copolymers and methods for production thereof
US5798420A (en) * 1994-04-06 1998-08-25 Exxon Chemical Patents, Inc. Ethylene-alpha olefin block copolymers and methods for production thereof
US5849823A (en) * 1996-09-04 1998-12-15 The Dow Chemical Company Homogeneously branched ethylene α-olefin interpolymer compositions for use in gasket applications

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5391629A (en) * 1987-01-30 1995-02-21 Exxon Chemical Patents Inc. Block copolymers from ionic catalysts
JPH02305809A (ja) * 1989-05-19 1990-12-19 Mitsubishi Kasei Corp オレフィン重合体の製造方法
EP0513216B1 (en) * 1990-02-09 1997-10-22 Exxon Chemical Patents Inc. Block copolymers from ionic catalysts
US5733980A (en) * 1994-04-06 1998-03-31 Exxon Chemical Patents Inc. Ethylene α-olefin block copolymers and methods for production thereof
US5798420A (en) * 1994-04-06 1998-08-25 Exxon Chemical Patents, Inc. Ethylene-alpha olefin block copolymers and methods for production thereof
US5849823A (en) * 1996-09-04 1998-12-15 The Dow Chemical Company Homogeneously branched ethylene α-olefin interpolymer compositions for use in gasket applications

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0826108B2 (ja) 1996-03-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS6383116A (ja) プロピレンブロツク共重合体の製造法
JP2608882B2 (ja) プロピレンブロツク共重合体の製造法
EP0559874B1 (en) A procatalyst composition containing substituted maleic of fumaric acid esters as electron donor for olefin polymerization
JP3162441B2 (ja) 高剛性プロピレン共重合体組成物
JPS6363712A (ja) プロピレンブロツク共重合体の製造法
JPH0559922B2 (ja)
JPH03265610A (ja) α―オレフィン重合用固体触媒成分の製造方法
JPH02229806A (ja) オレフィンの重合方法
JPS6211706A (ja) オレフイン重合体の製造法
JPH0410889B2 (ja)
JPH04279617A (ja) プロピレンブロック重合体
JPS63165417A (ja) プロピレンブロツク共重合体の製造法
JPH04353509A (ja) プロピレンブロック共重合体の製造方法
JPS61252218A (ja) プロピレンブロツク共重合体の製造法
JPS6354296B2 (ja)
JPS61171715A (ja) プロピレン共重合体の製造法
JPH02229805A (ja) オレフィンの重合方法およびオレフィン重合用触媒
JP3279675B2 (ja) α−オレフィン重合体の製造法
JPH05117329A (ja) オレフイン共重合体の製造方法
JPH0796573B2 (ja) プロピレン重合体の製造方法
JP2844469B2 (ja) オレフィン重合体の製造方法
JPH07238204A (ja) 飲料容器蓋用プロピレン系樹脂組成物
JPH04159312A (ja) プロピレンブロック共重合体の製造法
JP3388605B2 (ja) プロピレンブロック共重合体の製造法
JPH0243204A (ja) プロピレン重合体の製造法

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees