JPS636291B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS636291B2 JPS636291B2 JP54138116A JP13811679A JPS636291B2 JP S636291 B2 JPS636291 B2 JP S636291B2 JP 54138116 A JP54138116 A JP 54138116A JP 13811679 A JP13811679 A JP 13811679A JP S636291 B2 JPS636291 B2 JP S636291B2
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- JP
- Japan
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- punch
- stroke
- oil
- parts
- die
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- Expired
Links
- 238000000034 method Methods 0.000 description 7
- 239000000463 material Substances 0.000 description 3
- 238000004080 punching Methods 0.000 description 2
- 239000007779 soft material Substances 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000004744 fabric Substances 0.000 description 1
- -1 felt Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Punching Or Piercing (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はプレスした部品を真空吸着力を利用し
直下部の所定の位置に搬送・位置決めするプレス
装置に関するものである。
直下部の所定の位置に搬送・位置決めするプレス
装置に関するものである。
一般に、自動組立装置において分離、整列、供
給の難しいものとして、フエルト、布、紙等軟か
い材質の部品がある。これらの軟かい材質の部品
はフープ状(帯状のコイル状)のままにして貯蔵
しておき、組立時点で所定の形状に加工して用い
る。
給の難しいものとして、フエルト、布、紙等軟か
い材質の部品がある。これらの軟かい材質の部品
はフープ状(帯状のコイル状)のままにして貯蔵
しておき、組立時点で所定の形状に加工して用い
る。
本発明は上記のような場合に、加工すると同時
にそのままの姿で他へ移し替えることなく、半組
立品又は受け具の所定の位置へ供給位置決めする
ことにより加工と搬送・位置決めをともに行うも
のであり、所定の位置に対して位置ずれを最小限
にすることが可能なプレス装置を提供することを
目的とするものである。
にそのままの姿で他へ移し替えることなく、半組
立品又は受け具の所定の位置へ供給位置決めする
ことにより加工と搬送・位置決めをともに行うも
のであり、所定の位置に対して位置ずれを最小限
にすることが可能なプレス装置を提供することを
目的とするものである。
以下、本発明に係る部品加工と搬送・位置決め
をともに行うプレス装置の構成及び作用を図面に
基づき説明する。第1図において、1は頭部に真
空吸着部を持つた打ち抜き用パンチで、取り扱う
材質によつては図示のように真空吸着部にシール
2を必要とする場合もある。3はダイ、4は真空
発生装置としてのベンチユリー管、5は第1電磁
バルブ、6は第2電磁バルブ、7はホルダー又は
前工程までに組立てられた部品、Wは加工素材で
ある。パンチ1は別の駆動源に駆動され、パンチ
1とダイ3間に挿入された加工素材Wを打ち抜
き、打ち抜き部品がほとんどすべて素材より分離
された時点で、第1電磁バルブ5を動作させ空気
Aをベンチユリー管4に導き、ベンチユリー管4
で発生した真空により打ち抜き部品をパンチ1の
頭部の吸着部で吸着する。パンチ1のストローク
はダイ3を通り抜けた位置よりも長くとつてお
き、パンチプレス加工としては不必要な長ストロ
ークを与え、丁度ストローク端が部品の供給位置
になるよう配置する。パンチ1がストローク端に
達したとき、吸着していた部品を釈放すれば、図
示のように部品Pはパンチ1より離れ、ホルダー
又は半組立品7の所定の位置に搬送され、位置決
めされたことになる。部品Pはダイ3よりストロ
ーク端すなわち部品供給位置まで搬送され、スト
ローク端すなわち部品供給位置で釈放され位置決
めされるので、搬送と位置決めとがともに行われ
る。つまり、打ち抜き部品Pはダイ3より部品供
給位置に的確に搬送されるとともに、位置決めの
ための特別の装置を必要とせずに精度よく位置決
めされる。油の付着等によりパンチより部品が離
れにくい場合は、第2電磁バルブ6を開いて吸着
部へ空気を供給し強制釈放してやればよい。な
お、上記例では真空発生装置としてベンチユリー
管を用いたが、真空ポンプを用いてもよい。
をともに行うプレス装置の構成及び作用を図面に
基づき説明する。第1図において、1は頭部に真
空吸着部を持つた打ち抜き用パンチで、取り扱う
材質によつては図示のように真空吸着部にシール
2を必要とする場合もある。3はダイ、4は真空
発生装置としてのベンチユリー管、5は第1電磁
バルブ、6は第2電磁バルブ、7はホルダー又は
前工程までに組立てられた部品、Wは加工素材で
ある。パンチ1は別の駆動源に駆動され、パンチ
1とダイ3間に挿入された加工素材Wを打ち抜
き、打ち抜き部品がほとんどすべて素材より分離
された時点で、第1電磁バルブ5を動作させ空気
Aをベンチユリー管4に導き、ベンチユリー管4
で発生した真空により打ち抜き部品をパンチ1の
頭部の吸着部で吸着する。パンチ1のストローク
はダイ3を通り抜けた位置よりも長くとつてお
き、パンチプレス加工としては不必要な長ストロ
ークを与え、丁度ストローク端が部品の供給位置
になるよう配置する。パンチ1がストローク端に
達したとき、吸着していた部品を釈放すれば、図
示のように部品Pはパンチ1より離れ、ホルダー
又は半組立品7の所定の位置に搬送され、位置決
めされたことになる。部品Pはダイ3よりストロ
ーク端すなわち部品供給位置まで搬送され、スト
ローク端すなわち部品供給位置で釈放され位置決
めされるので、搬送と位置決めとがともに行われ
る。つまり、打ち抜き部品Pはダイ3より部品供
給位置に的確に搬送されるとともに、位置決めの
ための特別の装置を必要とせずに精度よく位置決
めされる。油の付着等によりパンチより部品が離
れにくい場合は、第2電磁バルブ6を開いて吸着
部へ空気を供給し強制釈放してやればよい。な
お、上記例では真空発生装置としてベンチユリー
管を用いたが、真空ポンプを用いてもよい。
次に上記のような構成の本発明の一実施例とし
て小形回転電機の軸受部を組立てる場合について
説明する。軸受部構造は第2図に示すように、ハ
ウジング8、オイルレスベアリング9、含油フエ
ルトリング10、ロツクワツシヤ11、押え板1
2よりなり、この順序に組立てる。含油フエルト
リング10は3番目に供給されるが、組立工程で
は、まだリング状に加工されておらず、フープ状
であり、含油フエルトリングを組付ける工程でリ
ング状に加工される。通常はプレスで打ち抜か
れ、そのまま下方へ落すか、又は掴み工具を設け
所定の位置へ供給する。下方へ落す場合、一瞬拘
束するものがなくなり、わずかな風圧振動で傾
き、第3図示のように含油フエルトリングP1が
P2のようにハウジングの穴端部に引つかかるこ
とがある。そこで本発明装置では第4図示のよう
にプレスのパンチに真空吸着部を設けることによ
り、パンチの中心と組付け時のハウジングの中心
を合わせておけば、打ち抜かれた中心からずれる
ことなく含油フエルトリングP3をP4のように所
定の位置まで搬送し、その点で釈放し精度良く含
油フエルトリングを供給位置決めするものであ
る。この実施例の含油フエルトリングの場合、パ
ンチの真空吸着部にはシールは不必要であつた。
また、第4図には含油フエルトリングの外径を打
ち抜く最終工程のみ示してあるが、その前工程で
第5図示のように内径を打ち抜き、プレス工程を
2工程に分けて加工することになる。
て小形回転電機の軸受部を組立てる場合について
説明する。軸受部構造は第2図に示すように、ハ
ウジング8、オイルレスベアリング9、含油フエ
ルトリング10、ロツクワツシヤ11、押え板1
2よりなり、この順序に組立てる。含油フエルト
リング10は3番目に供給されるが、組立工程で
は、まだリング状に加工されておらず、フープ状
であり、含油フエルトリングを組付ける工程でリ
ング状に加工される。通常はプレスで打ち抜か
れ、そのまま下方へ落すか、又は掴み工具を設け
所定の位置へ供給する。下方へ落す場合、一瞬拘
束するものがなくなり、わずかな風圧振動で傾
き、第3図示のように含油フエルトリングP1が
P2のようにハウジングの穴端部に引つかかるこ
とがある。そこで本発明装置では第4図示のよう
にプレスのパンチに真空吸着部を設けることによ
り、パンチの中心と組付け時のハウジングの中心
を合わせておけば、打ち抜かれた中心からずれる
ことなく含油フエルトリングP3をP4のように所
定の位置まで搬送し、その点で釈放し精度良く含
油フエルトリングを供給位置決めするものであ
る。この実施例の含油フエルトリングの場合、パ
ンチの真空吸着部にはシールは不必要であつた。
また、第4図には含油フエルトリングの外径を打
ち抜く最終工程のみ示してあるが、その前工程で
第5図示のように内径を打ち抜き、プレス工程を
2工程に分けて加工することになる。
以上述べたように、従来のプレス装置において
はパンチで打ち抜いた打ち抜き部品をダイの下へ
落せば位置ずれの可能性が大であるが、本発明の
プレス装置によれば、パンチに真空吸着部を設け
て打ち抜き、打ち抜いた部品を吸着しパンチのス
トロークの最下端で釈放するようにしたので、位
置ずれが小になり、組立装置全体の稼動率が向上
する。また、位置ずれを防ぐための特別のガイド
とか別の掴み搬送装置を必要としない。さらに部
品を自然落下させるのでなく強制的に所定の位置
まで搬送するため信頼性も極めて大きいという優
れた効果を発揮するものである。
はパンチで打ち抜いた打ち抜き部品をダイの下へ
落せば位置ずれの可能性が大であるが、本発明の
プレス装置によれば、パンチに真空吸着部を設け
て打ち抜き、打ち抜いた部品を吸着しパンチのス
トロークの最下端で釈放するようにしたので、位
置ずれが小になり、組立装置全体の稼動率が向上
する。また、位置ずれを防ぐための特別のガイド
とか別の掴み搬送装置を必要としない。さらに部
品を自然落下させるのでなく強制的に所定の位置
まで搬送するため信頼性も極めて大きいという優
れた効果を発揮するものである。
第1図は本発明に係るプレス装置の構成を示す
一部断面正面図、第2図は小形回転電機の軸受部
の断面正面図、第3図は従来のプレス装置による
含油フエルトリングのプレス状況を示す断面正面
図、第4図は本発明に係るプレス装置による含油
フエルトリングのプレス状況を示す断面正面図、
第5図は含油フエルトリングのプレス工程を示す
斜視図である。 1:パンチ、3:ダイ、W:加工素材。
一部断面正面図、第2図は小形回転電機の軸受部
の断面正面図、第3図は従来のプレス装置による
含油フエルトリングのプレス状況を示す断面正面
図、第4図は本発明に係るプレス装置による含油
フエルトリングのプレス状況を示す断面正面図、
第5図は含油フエルトリングのプレス工程を示す
斜視図である。 1:パンチ、3:ダイ、W:加工素材。
Claims (1)
- 1 パンチ1の頭部に真空吸着部を具備するとと
もに、該真空吸着部を真空ならしめる真空装置を
備え、パンチ1のストロークはダイ3を通り抜け
た位置より長くとつておき丁度ストローク端が部
品の供給位置になるよう配置し、打抜き部品Pを
パンチ1の頭部で吸着し、該部品Pをダイ3より
ストローク端すなわち部品供給位置まで搬送し、
ストローク端で吸着していた部品Pを釈放し、ス
トローク端すなわち部品供給位置に位置決めする
ようにしたことを特徴とする部品加工と搬送・位
置決めをともに行うプレス装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13811679A JPS5662626A (en) | 1979-10-25 | 1979-10-25 | Pressing device simultaneously performing part working and conveying and positioning |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13811679A JPS5662626A (en) | 1979-10-25 | 1979-10-25 | Pressing device simultaneously performing part working and conveying and positioning |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5662626A JPS5662626A (en) | 1981-05-28 |
JPS636291B2 true JPS636291B2 (ja) | 1988-02-09 |
Family
ID=15214327
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13811679A Granted JPS5662626A (en) | 1979-10-25 | 1979-10-25 | Pressing device simultaneously performing part working and conveying and positioning |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5662626A (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5823232U (ja) * | 1981-08-04 | 1983-02-14 | シ−ケ−デイ株式会社 | 容器の蓋の供給装置 |
JPS60111730A (ja) * | 1983-11-24 | 1985-06-18 | Fuji Photo Film Co Ltd | 打抜プレスにおける加工物の移送装置 |
JP5137138B2 (ja) * | 2006-03-31 | 2013-02-06 | 榮蔵 上野 | ワーク周壁における貫通孔の穿設方法及び穿設装置 |
CN105195639A (zh) * | 2015-10-29 | 2015-12-30 | 安徽江淮汽车股份有限公司 | 气动排废料装置 |
CN114981024A (zh) * | 2020-12-23 | 2022-08-30 | 东芝三菱电机产业系统株式会社 | 冲压加工装置 |
-
1979
- 1979-10-25 JP JP13811679A patent/JPS5662626A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5662626A (en) | 1981-05-28 |
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