JPS6362801B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6362801B2 JPS6362801B2 JP55014559A JP1455980A JPS6362801B2 JP S6362801 B2 JPS6362801 B2 JP S6362801B2 JP 55014559 A JP55014559 A JP 55014559A JP 1455980 A JP1455980 A JP 1455980A JP S6362801 B2 JPS6362801 B2 JP S6362801B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- magnetic
- magnetic head
- recording
- gap
- magnetic tape
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000005415 magnetization Effects 0.000 description 7
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 5
- 230000004907 flux Effects 0.000 description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 1
- 239000000696 magnetic material Substances 0.000 description 1
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B5/00—Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
Landscapes
- Recording Or Reproducing By Magnetic Means (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は磁気記録媒体と磁気ヘツドを用いて信
号を記録/再生する磁気記録再生装置に関するも
のである。
号を記録/再生する磁気記録再生装置に関するも
のである。
従来、ビデオテープレコーダなどの磁気記録再
生装置においては、磁気記録媒体として磁気テー
プを用い、磁気ヘツドあるいは磁気テープを上記
磁気ヘツドのギヤツプ方向に対し、ほぼ直角ある
いは数度のアジマス角をもつて走行させることに
より、記録/再生を行なつている。このため、記
録波長は1μm程度の短波長記録が可能であるが、
記録トラツク幅は20μm程度必要であるため、磁
気記録はレーザーあるいは容量検出方式を用いた
ビデオデイスクに較べて面記録密度において約1
桁記録密度が低いという問題があつた。
生装置においては、磁気記録媒体として磁気テー
プを用い、磁気ヘツドあるいは磁気テープを上記
磁気ヘツドのギヤツプ方向に対し、ほぼ直角ある
いは数度のアジマス角をもつて走行させることに
より、記録/再生を行なつている。このため、記
録波長は1μm程度の短波長記録が可能であるが、
記録トラツク幅は20μm程度必要であるため、磁
気記録はレーザーあるいは容量検出方式を用いた
ビデオデイスクに較べて面記録密度において約1
桁記録密度が低いという問題があつた。
また、従来、磁気ヘツドのギヤツプ方向と磁気
テープの走行方向をほぼ同一にする試みも提案さ
れているが、これは、磁気ヘツドの底面全体と磁
気テープの表面を接触する構成であり、この場合
にはギヤツプ長と再生周波数との関係で再生可能
な周波数領域が低周波領域に限定され、高周波領
域の記録信号を再生する能力が低かつた。
テープの走行方向をほぼ同一にする試みも提案さ
れているが、これは、磁気ヘツドの底面全体と磁
気テープの表面を接触する構成であり、この場合
にはギヤツプ長と再生周波数との関係で再生可能
な周波数領域が低周波領域に限定され、高周波領
域の記録信号を再生する能力が低かつた。
本発明は、磁気記録媒体と磁気ヘツドとの相対
移動方向を上記磁気ヘツドのギヤツプ方向とし、
その記録再生方式を改善することにより、前記従
来の場合と比較して磁気テープへの記録密度を低
下させることなく、高周波領域における再生能力
の向上を目的としたものである。以下、本発明を
図示の実施例に基いて説明する。第1図は本発明
の概念を示した要部構成図であり、磁気ヘツド
1、磁気テープ2および磁気ヘツド支持体4で構
成されている。Gは上記磁気ヘツド1のギヤツプ
部を示しており、矢印3は磁気ヘツド1の進行方
向を示している。磁気ヘツド1と磁気テープ2の
位置関係を更に詳しく説明した図を第2図に示
す。第2図は磁気ヘツド1のギヤツプ部Gと磁気
テープ2との実効距離dが、磁気ヘツドの進行方
向3に対して徐々に増加していることを示してい
る。このような装置において、第3図に示すよう
な記録電流を磁気ヘツド1の巻線に流した場合の
磁気テープ2に記録される磁化パターンは第4図
のようになる。第4図において、5は記録トラツ
クを示し、Wは記録トラツク5の幅を示し、記録
トラツク5内の矢印6は磁化ベクトルを示してい
る。なお、上記磁化パターンは磁気ヘツド1の進
行方向に対してギヤツプ部Gの後端部で決定され
る。すなわち、トラツク幅Wはギヤツプ幅Gとほ
ぼ同一になるため、ギヤツプ幅Gを通常のビデオ
ヘツドと同程度とすると、たとえばトラツク幅W
=0.5μm、記録波長1μmの信号が磁気テープ2に
記録され、記録密度は磁気ヘツドの底面全体と磁
気テープの表面を接触させ、磁気ヘツドのギヤツ
プ方向と磁気テープの走行方向をほぼ同一にした
場合と同等になる。
移動方向を上記磁気ヘツドのギヤツプ方向とし、
その記録再生方式を改善することにより、前記従
来の場合と比較して磁気テープへの記録密度を低
下させることなく、高周波領域における再生能力
の向上を目的としたものである。以下、本発明を
図示の実施例に基いて説明する。第1図は本発明
の概念を示した要部構成図であり、磁気ヘツド
1、磁気テープ2および磁気ヘツド支持体4で構
成されている。Gは上記磁気ヘツド1のギヤツプ
部を示しており、矢印3は磁気ヘツド1の進行方
向を示している。磁気ヘツド1と磁気テープ2の
位置関係を更に詳しく説明した図を第2図に示
す。第2図は磁気ヘツド1のギヤツプ部Gと磁気
テープ2との実効距離dが、磁気ヘツドの進行方
向3に対して徐々に増加していることを示してい
る。このような装置において、第3図に示すよう
な記録電流を磁気ヘツド1の巻線に流した場合の
磁気テープ2に記録される磁化パターンは第4図
のようになる。第4図において、5は記録トラツ
クを示し、Wは記録トラツク5の幅を示し、記録
トラツク5内の矢印6は磁化ベクトルを示してい
る。なお、上記磁化パターンは磁気ヘツド1の進
行方向に対してギヤツプ部Gの後端部で決定され
る。すなわち、トラツク幅Wはギヤツプ幅Gとほ
ぼ同一になるため、ギヤツプ幅Gを通常のビデオ
ヘツドと同程度とすると、たとえばトラツク幅W
=0.5μm、記録波長1μmの信号が磁気テープ2に
記録され、記録密度は磁気ヘツドの底面全体と磁
気テープの表面を接触させ、磁気ヘツドのギヤツ
プ方向と磁気テープの走行方向をほぼ同一にした
場合と同等になる。
一方、再生能力は以下のように向上する。
すなわち、再生時においては、第4図に示すよ
うに、磁気ヘツド1のギヤツプ部Gと磁気テープ
2との距離dが磁気ヘツドの進行方向3に対し、
徐々に増加する構成の磁気ヘツド1を用いること
により、磁気ヘツド1に誘起される磁束は記録時
と同様にギヤツプ部Gの後端部で決定されるた
め、上述した磁化パターンはギヤツプ部Gの長さ
にほとんど影響されずに高周波領域まで再生能力
が向上する。
うに、磁気ヘツド1のギヤツプ部Gと磁気テープ
2との距離dが磁気ヘツドの進行方向3に対し、
徐々に増加する構成の磁気ヘツド1を用いること
により、磁気ヘツド1に誘起される磁束は記録時
と同様にギヤツプ部Gの後端部で決定されるた
め、上述した磁化パターンはギヤツプ部Gの長さ
にほとんど影響されずに高周波領域まで再生能力
が向上する。
すなわち、従来のように、ギヤツプ部がその全
長にわたつて磁気テープ2と接触するような構成
である場合、たとえばギヤツプ部Gの長さが10μ
mであるとすると、再生周波数特性において実用
的に再生できる領域は10μm程度の周波数までで
ある。
長にわたつて磁気テープ2と接触するような構成
である場合、たとえばギヤツプ部Gの長さが10μ
mであるとすると、再生周波数特性において実用
的に再生できる領域は10μm程度の周波数までで
ある。
一方、本発明によれば、上述したようにギヤツ
プ部Gが一端で磁気テープ2に接触するように
し、他端では磁気テープ2から離れるように構成
しているため、ギヤツプ部Gの長さが10μmであ
つても、再生周波数の10μmに相当する周波数領
域でも再生能力があまり低下せず、記録された記
録波長が1μmの高周波領域まで再生できる。
プ部Gが一端で磁気テープ2に接触するように
し、他端では磁気テープ2から離れるように構成
しているため、ギヤツプ部Gの長さが10μmであ
つても、再生周波数の10μmに相当する周波数領
域でも再生能力があまり低下せず、記録された記
録波長が1μmの高周波領域まで再生できる。
このように、本発明では、零周波数付近から記
録可能な周波数(上記の例では1μmに相当する
周波数)まで再生でき再生能力が向上する。
録可能な周波数(上記の例では1μmに相当する
周波数)まで再生でき再生能力が向上する。
また、磁化ベクトルの方向は第4図に示すよう
に、磁気ヘツド1と磁気テープ2との相対移動方
向に対し、ほぼ直角の方向である。このことから
磁気テープ2のオリエンテーシヨン方向を上記相
対移動方向に対し、ほぼ直角の方向に設定するこ
とは、磁化ベクトルの大きさ、すなわち再生信号
レベルの増大という点で有効である。なお、オリ
エンテーシヨンの方向とは、磁気テープ上に塗布
あるいは蒸着やスパツタリングされる磁性材料
(図示せず)の磁気容易軸の方向を言うものとす
る。
に、磁気ヘツド1と磁気テープ2との相対移動方
向に対し、ほぼ直角の方向である。このことから
磁気テープ2のオリエンテーシヨン方向を上記相
対移動方向に対し、ほぼ直角の方向に設定するこ
とは、磁化ベクトルの大きさ、すなわち再生信号
レベルの増大という点で有効である。なお、オリ
エンテーシヨンの方向とは、磁気テープ上に塗布
あるいは蒸着やスパツタリングされる磁性材料
(図示せず)の磁気容易軸の方向を言うものとす
る。
なお、以上の説明では磁気ヘツド1と磁気テー
プ2との相対関係において、磁気ヘツド1が磁気
テープ2に対して移動すると記述したが、逆に磁
気テープ2が磁気ヘツド1に対して移動しても、
さらには両者が相対的に移動しても全く等価であ
り、いずれの場合も本発明に含まれることは、い
うまでもない。このように本発明は、垂直磁化方
式のように特殊な磁気媒体や補助磁極あるいはバ
イアス源などの複雑な構成を必要とせず、簡単な
構成でもつて極めて高密度な記録再生ができると
いう効果がある。
プ2との相対関係において、磁気ヘツド1が磁気
テープ2に対して移動すると記述したが、逆に磁
気テープ2が磁気ヘツド1に対して移動しても、
さらには両者が相対的に移動しても全く等価であ
り、いずれの場合も本発明に含まれることは、い
うまでもない。このように本発明は、垂直磁化方
式のように特殊な磁気媒体や補助磁極あるいはバ
イアス源などの複雑な構成を必要とせず、簡単な
構成でもつて極めて高密度な記録再生ができると
いう効果がある。
第1図は本発明の一実施例の概略構成図、第2
図は第1図の細部説明図、第3図は記録信号波形
の一例を示した図、第4図は本発明の実施例によ
る磁化パターンの一例を示した図である。 1……磁気ヘツド、2……磁気テープ、G……
ギヤツプ部、W……記録トラツク幅、d……実効
距離。
図は第1図の細部説明図、第3図は記録信号波形
の一例を示した図、第4図は本発明の実施例によ
る磁化パターンの一例を示した図である。 1……磁気ヘツド、2……磁気テープ、G……
ギヤツプ部、W……記録トラツク幅、d……実効
距離。
Claims (1)
- 1 磁気記録媒体と磁気ヘツドおよび、それらの
相対位置を移動させる移動装置を含み、かつ、前
記磁気ヘツドのギヤツプ方向を、前記相対位置を
移動させる方向と同一方向とする磁気記録再生装
置であつて、前記磁気ヘツドのギヤツプ部と前記
磁気記録媒体との実効距離が、前記磁気ヘツドの
等価進行方向に対して徐々に増加するように構成
しかつ前記磁気記録媒体のオリエンテーシヨンの
方向を前記相対移動方向に対して、ほぼ直角の方
向としたことを特徴とする磁気記録再生装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1455980A JPS56111108A (en) | 1980-02-07 | 1980-02-07 | Magnetic recording and reproducing device |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1455980A JPS56111108A (en) | 1980-02-07 | 1980-02-07 | Magnetic recording and reproducing device |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS56111108A JPS56111108A (en) | 1981-09-02 |
JPS6362801B2 true JPS6362801B2 (ja) | 1988-12-05 |
Family
ID=11864502
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1455980A Granted JPS56111108A (en) | 1980-02-07 | 1980-02-07 | Magnetic recording and reproducing device |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS56111108A (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5081505A (ja) * | 1973-11-20 | 1975-07-02 | ||
JPS5459108A (en) * | 1977-10-20 | 1979-05-12 | Tdk Corp | Magnetic recording medium |
-
1980
- 1980-02-07 JP JP1455980A patent/JPS56111108A/ja active Granted
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5081505A (ja) * | 1973-11-20 | 1975-07-02 | ||
JPS5459108A (en) * | 1977-10-20 | 1979-05-12 | Tdk Corp | Magnetic recording medium |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS56111108A (en) | 1981-09-02 |
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