JPH04214271A - 薄膜磁気ヘッド及び記録再生方法 - Google Patents

薄膜磁気ヘッド及び記録再生方法

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Publication number
JPH04214271A
JPH04214271A JP40126490A JP40126490A JPH04214271A JP H04214271 A JPH04214271 A JP H04214271A JP 40126490 A JP40126490 A JP 40126490A JP 40126490 A JP40126490 A JP 40126490A JP H04214271 A JPH04214271 A JP H04214271A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
floating
magnetic head
width
floating rail
rail
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP40126490A
Other languages
English (en)
Inventor
Atsushi Ibaraki
茨木 淳
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Alps Alpine Co Ltd
Original Assignee
Alps Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Alps Electric Co Ltd filed Critical Alps Electric Co Ltd
Priority to JP40126490A priority Critical patent/JPH04214271A/ja
Publication of JPH04214271A publication Critical patent/JPH04214271A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、磁気ディスク等の磁
気媒体に微少の隙間をもって相対移動しながら記録また
は再生を行う浮動式磁気ヘッドに使用される薄膜磁気ヘ
ッド及びその記録再生方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、回転中の磁気ディスク等の磁気記
録媒体に対し、その磁気記録面から離間して浮上しつつ
信号の書き込みと読み出しを行う浮動式磁気ヘッドが知
られている。図2と図3にこの浮動式磁気ヘッドに使用
される従来例の薄膜磁気ヘッドを示す。尚、図3は薄膜
磁気ヘッドのその媒体対向面側上方からの斜視図であり
、図2は薄膜磁気ヘッドの側面図である。この薄膜磁気
ヘッドは、スライダ21の媒体対向面側に一対の内側浮
上レール22と外側浮上レール24が形成され、スライ
ダ21の一側端面に、内側浮上レール22の媒体対向面
に磁気ギャップ27を露出した内側エレメント26が形
成されるとともに、外側浮上レール24の媒体対向面に
磁気ギャップ29を露出した外側エレメント28が形成
されて概略構成される。この従来の薄膜磁気ヘッドにお
いては、磁気媒体との記録再生は、磁性体と磁気ギャッ
プ27とコイルからなる一方のエレメント26でのみで
行なわれていた。そして、この従来の薄膜磁気ヘッドの
内側浮上レール幅W3と外側浮上レール幅W4は等しい
ものであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】浮動式磁気ヘッドにお
いて、磁気ディスクの中心に近い内周側と外周側とでは
発生する風速が異なり、磁気ディスクの内周側から外周
側になるにつれて、風速が高まり、磁気ヘッドの浮上量
が変化し、浮上状態が不安定になるものであった。さら
に、風速の高まりは磁気ヘッドの浮上量を大きくすると
ともに磁束変化を大きくし、出力も大きくするものであ
った。この出力変化の問題に対しては、従来はアンプゲ
インで対応していたが、その調整は難しいものであった
。また、ゾーンビット法等を使用すると、磁気ディスク
の外周側では磁気信号が高周波に偏り、外側の転送レー
トが上がり、コイルの巻き数の多いエレメントではイン
ダクタンスLの値が大きくなりすぎて、使用困難であっ
た。さらに、磁気ディスクの外周側時に浮上量を下げる
ために外側浮上レール幅W4を小さくしてしまうと、エ
レメント28を形成することができなくってしまうもの
であった。
【0004】本発明は前記課題を解決するためになされ
たもので、外側と内側の浮上レール幅およびエレメント
の大きさを調整し、磁気ディスクの内周側と外周側とで
使用するエレメントを使い分けることで、磁気ディスク
の浮上量を安定にし、出力を安定化させる薄膜磁気ヘッ
ド及びその記録再生方法を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は前記課題を解決
するために、請求項1記載の薄膜磁気ヘッドは、スライ
ダの媒体対向面に内側浮上レールと外側浮上レールから
なる一対の浮上レールが形成され、スライダの一部には
、前記内側浮上レールの媒体対向面に磁気ギャップを露
出した内側エレメントが形成されるとともに、前記外側
浮上レールの媒体対向面に磁気ギャップを露出した外側
エレメントが形成されてなる薄膜磁気ヘッドにおいて、
前記外側浮上レールの幅が前記内側浮上レールの幅より
小さく、前記外側エレメントは前記内側エレメントより
小さいことを特徴としたものである。
【0006】請求項2記載の記録再生方法は、請求項1
記載の薄膜磁気ヘッドを使用する記録再生方法において
、磁気ディスクの内周側では内側エレメントを使用し、
磁気ディスクの外周側では外側エレメントを使用して磁
気情報の記録再生を行うことを特徴としたものである。
【0007】
【作用】本発明の薄膜磁気ヘッドでは、外側の浮上レー
ル幅を内側の浮上レール幅よりも狭くすることで、磁気
ディスクの外周側の風速の高いところを浮上する磁気ヘ
ッドの浮上量を低く押さえることができ、浮上状態を安
定させるとともに、安定した出力を得ることができる。
【0008】さらに外側エレメントを小さくすることで
、小さな浮上レールにも形成可能としたばかりでなく、
コイルの巻き数を少なくし、低インダクタンスLを可能
としたものである。
【0009】また、本発明の記録再生方法によれば、磁
気ディスクの内周側においては、低周波に適している高
インダクタンスLのコイルの巻き数の多い大きなエレメ
ントを使用し、外周側においては、高周波に適している
低インダクタンスLのコイルの巻き数の少ない小さなエ
レメントに切り換えて使用するので、安定した出力信号
を得ることのできるものである。
【0010】
【実施例】図1は、本発明の一実施例を示す薄膜磁気ヘ
ッドの側面図である。本実施例の薄膜磁気ヘッドは略直
方体のスライダ11の媒体対向面側に内側浮上レール1
2と外側浮上レール14が形成され、スライダ11の一
側端面には内側エレメント16と外側エレメント18が
形成されている。
【0011】本実施例の薄膜磁気ヘッドの特徴は、内側
浮上レールの幅W1よりも外側浮上レールの幅W2を小
さくし、また、外側エレメント18を内側エレメント1
6よりも小さくしたことにある。磁気ヘッドの浮上量は
浮上レールの幅に支配されるもので、浮上レール幅を大
きくすることで浮上量を高めることができる。本実施例
の薄膜磁気ヘッドは、回転する磁気ディスクに発生する
中心に近い内周側の弱い風速による浮上量と外周側の強
い風速の浮上量に対しても常に安定して磁気ヘッドを浮
上させるために、外側の浮上レールの幅W2を内側の浮
上レールの幅W1よりも小さくしたものである。外側浮
上レールの幅W2を内側浮上レールの幅W1よりも小さ
くすることで安定した浮上を保つ磁気ヘッドとすること
ができる。さらに、外側浮上レールW2に形成するエレ
メント18のコイル巻き数を少なくし、エレメント18
を小さく形成することで、エレメント18を幅小な外側
浮上レール14に形成可能とするばかりでなく、高周波
に適応する低インダクタンスLとすることができる。
【0012】そして本発明の記録再生方法によれば、磁
気ディスクの内周側の低周波領域においては、高インダ
クタンスLの内側エレメント16を使用し、磁気ディス
ク外周側の高周波領域においては、低インダクタンスL
の外側エレメント18に切り換えて使用することで、安
定した出力を得ることのできるものである。
【0013】
【発明の効果】以上説明したように本発明の薄膜磁気ヘ
ッドは、外側の浮上レール幅を内側の浮上レール幅より
も狭くすることで、磁気ディスクの外周側の風速の高い
ところの浮上量を低く押さえることができ、浮上状態を
安定させるとともに、安定した出力を得ることができる
【0014】さらに外側エレメントを小さくしたことで
、小さな浮上レールにも形成可能としたばかりでなく、
コイルの巻き数を少なくし、低インダクタンスLを可能
としたものである。
【0015】また、本発明の記録再生方法によれば、磁
気ディスクの内周側においては、低周波に適している高
インダクタンスLのコイルの巻き数の多い大きなエレメ
ントを使用し、外周側においては、高周波に適している
低インダクタンスLのコイルの巻き数の少ない小さなエ
レメントを使用するので、安定した出力信号を得ること
のできるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の薄膜磁気ヘッドを示す側面図である。
【図2】従来例の薄膜磁気ヘッドを示す側面図である。
【図3】従来例の薄膜磁気ヘッドを示す斜視図である。
【符号の説明】
11  スライダ 12  内側浮上レール 14  外側浮上レール 16  内側エレメント 17  磁気ギャップ 18  外側エレメント 19  磁気ギャップ 22  内側浮上レール 24  外側浮上レール 26  内側エレメント 27  磁気ギャップ 28  外側エレメント 29  磁気ギャップ W1   内側浮上レール幅 W2   外側浮上レール幅

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  スライダの媒体対向面に内側浮上レー
    ルと外側浮上レールからなる一対の浮上レールが形成さ
    れ、スライダの一部には、前記内側浮上レールの媒体対
    向面に磁気ギャップを露出した内側エレメントが形成さ
    れるとともに、前記外側浮上レールの媒体対向面に磁気
    ギャップを露出した外側エレメントが形成されてなる薄
    膜磁気ヘッドにおいて、前記外側浮上レールの幅が前記
    内側浮上レールの幅より小さく、前記外側エレメントが
    前記内側エレメントより小さいことを特徴とする薄膜磁
    気ヘッド。
  2. 【請求項2】  請求項1記載の薄膜磁気ヘッドを使用
    する記録再生方法において、磁気ディスクの内周側では
    内側エレメントを使用し、磁気ディスクの外周側では外
    側エレメントを使用して磁気情報の記録再生を行うこと
    を特徴とする記録再生方法。
JP40126490A 1990-12-11 1990-12-11 薄膜磁気ヘッド及び記録再生方法 Withdrawn JPH04214271A (ja)

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JPH04214271A true JPH04214271A (ja) 1992-08-05

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ID=18511105

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JP40126490A Withdrawn JPH04214271A (ja) 1990-12-11 1990-12-11 薄膜磁気ヘッド及び記録再生方法

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JP (1) JPH04214271A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5737151A (en) * 1993-05-28 1998-04-07 International Business Machines Corporation Roll insensitive air bearing slider
EP0866457A1 (en) * 1997-03-18 1998-09-23 Fujitsu Limited Levitation type head for accessing a zone-texture storage medium and a disk apparatus having the levitation type head
US6118635A (en) * 1994-10-20 2000-09-12 Hitachi, Ltd. Magnetic storage apparatus having a head with sliding pads

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US6118635A (en) * 1994-10-20 2000-09-12 Hitachi, Ltd. Magnetic storage apparatus having a head with sliding pads
EP0866457A1 (en) * 1997-03-18 1998-09-23 Fujitsu Limited Levitation type head for accessing a zone-texture storage medium and a disk apparatus having the levitation type head

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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19980312