JPH03276412A - 磁気ヘッド - Google Patents
磁気ヘッドInfo
- Publication number
- JPH03276412A JPH03276412A JP7346190A JP7346190A JPH03276412A JP H03276412 A JPH03276412 A JP H03276412A JP 7346190 A JP7346190 A JP 7346190A JP 7346190 A JP7346190 A JP 7346190A JP H03276412 A JPH03276412 A JP H03276412A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- gap
- magnetic
- recording
- erasing
- erase
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 239000000696 magnetic material Substances 0.000 claims abstract description 15
- 230000004907 flux Effects 0.000 claims description 13
- 238000004804 winding Methods 0.000 abstract description 3
- 238000012856 packing Methods 0.000 abstract 1
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 4
- 239000010409 thin film Substances 0.000 description 4
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 3
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 2
- 239000000463 material Substances 0.000 description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 229910000859 α-Fe Inorganic materials 0.000 description 2
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 1
- 239000002131 composite material Substances 0.000 description 1
- 230000008878 coupling Effects 0.000 description 1
- 238000010168 coupling process Methods 0.000 description 1
- 238000005859 coupling reaction Methods 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 229910000702 sendust Inorganic materials 0.000 description 1
- 238000009333 weeding Methods 0.000 description 1
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[発明の目的]
(産業上の利用分野)
本発明はVTR等の磁気記録再生装置に使用される磁気
ヘッドに関する。
ヘッドに関する。
(従来の技術)
近年、高精細VTR及び現行テレビジョン方式ディジタ
ルVTR等の広帯域、高伝送レートのVTRが開発され
、実用化されている。これらのVTRでは、1つの磁気
ヘッドの帯域には限界がある為、帯域分割をし、かなり
多くの磁気ヘッドを使用する。最近は10数個のヘッド
を搭載することも普通となってきており、回転ドラム上
にそれらのヘッドをどう配置するかが、大きな問題とな
っている。又、この場合、回転トランスのチャンネル数
は切り換え等の手段によらないかぎり回転ドラムに搭載
された磁気ヘッド分の数が必要となる。しかし多チャン
ネルになるほど回転トランスは大きくかつ複雑になり、
この為各部の機械精度が悪くなる。
ルVTR等の広帯域、高伝送レートのVTRが開発され
、実用化されている。これらのVTRでは、1つの磁気
ヘッドの帯域には限界がある為、帯域分割をし、かなり
多くの磁気ヘッドを使用する。最近は10数個のヘッド
を搭載することも普通となってきており、回転ドラム上
にそれらのヘッドをどう配置するかが、大きな問題とな
っている。又、この場合、回転トランスのチャンネル数
は切り換え等の手段によらないかぎり回転ドラムに搭載
された磁気ヘッド分の数が必要となる。しかし多チャン
ネルになるほど回転トランスは大きくかつ複雑になり、
この為各部の機械精度が悪くなる。
又、従来のVTRで問題とされなかった回転トランスの
インダクタンスや浮遊容量、さらには回転トランスと磁
気ヘッドとの結合ケーブル容量が問題になってきた。即
ち、磁気記録における電磁変換系の伝送特性は、記録系
では磁気ヘッド及び回転トランスのインダクタンスと再
生回路の入力容量及びその他の浮遊容量とによる共振周
波数から決定され、再生系では磁気ヘッドのインダクタ
ンスと回転トランスのインダクタンスと再生回路の入力
容量及びその他の浮遊容量とによる共振周波数から決定
される。従って、広帯域、高伝送し一トのVTRを実現
するには、磁気ヘッドと記録回路及び再生回路の間に回
転トランスを介在させないようにすることが望まれる。
インダクタンスや浮遊容量、さらには回転トランスと磁
気ヘッドとの結合ケーブル容量が問題になってきた。即
ち、磁気記録における電磁変換系の伝送特性は、記録系
では磁気ヘッド及び回転トランスのインダクタンスと再
生回路の入力容量及びその他の浮遊容量とによる共振周
波数から決定され、再生系では磁気ヘッドのインダクタ
ンスと回転トランスのインダクタンスと再生回路の入力
容量及びその他の浮遊容量とによる共振周波数から決定
される。従って、広帯域、高伝送し一トのVTRを実現
するには、磁気ヘッドと記録回路及び再生回路の間に回
転トランスを介在させないようにすることが望まれる。
そこで、この種のVTRでは記録回路及び再生回路を回
転ドラム内に搭載し、回転トランスを介さずに直接磁気
ヘッドと記録回路及び再生回路とを接続することにより
記録再生の広帯域化を図ることがなされている。このよ
うな記録回路あるいは再生回路も磁気ヘッド分の数だけ
必要になる。回路をIC化することにより小形、軽量化
が図れるが、回転トランスは広帯域、チャンネル間の低
クロストークが要求され、小形化にも限界がある。
転ドラム内に搭載し、回転トランスを介さずに直接磁気
ヘッドと記録回路及び再生回路とを接続することにより
記録再生の広帯域化を図ることがなされている。このよ
うな記録回路あるいは再生回路も磁気ヘッド分の数だけ
必要になる。回路をIC化することにより小形、軽量化
が図れるが、回転トランスは広帯域、チャンネル間の低
クロストークが要求され、小形化にも限界がある。
さらに、繁ぎ取り等を行う為に、回転消去ヘッドが搭載
される。しかし、上記のように記録再生回路で回転ドラ
ム内が一杯の状態で、さらに回転消去ヘッドを搭載する
と、当然、ヘッドの数は増加し、回転トランスはさらに
多チャンネル化し、さらに記録回路あるいは再生回路の
間に、新たにドライブ回路が必要になって来る。
される。しかし、上記のように記録再生回路で回転ドラ
ム内が一杯の状態で、さらに回転消去ヘッドを搭載する
と、当然、ヘッドの数は増加し、回転トランスはさらに
多チャンネル化し、さらに記録回路あるいは再生回路の
間に、新たにドライブ回路が必要になって来る。
この様な事情から、最近はディジタルVTR等に於いて
は消去ヘッドを省略し、記録ヘッドのオーバーライドに
て、消去も行ってしまうようなことが行われている。こ
の場合低域に消し残しが生じるが、低域が余り必要のな
い変調コード使用することにより、ある程度、問題を解
決しているがやはり問題ではる。
は消去ヘッドを省略し、記録ヘッドのオーバーライドに
て、消去も行ってしまうようなことが行われている。こ
の場合低域に消し残しが生じるが、低域が余り必要のな
い変調コード使用することにより、ある程度、問題を解
決しているがやはり問題ではる。
他の解決策として、第8図のような、消去ヘッドと記録
ヘッドのダブルアジマスヘッドが考えられている。この
場合、回転ドラム上に配置されるヘッドの数を減らすこ
とは出来るが、回転トランスのチャンネル数は従来のま
まであり、消去ドライブ回路も必要な為、回転ドラム内
の回路数も減少しない。
ヘッドのダブルアジマスヘッドが考えられている。この
場合、回転ドラム上に配置されるヘッドの数を減らすこ
とは出来るが、回転トランスのチャンネル数は従来のま
まであり、消去ドライブ回路も必要な為、回転ドラム内
の回路数も減少しない。
又、第9図及び第10図のような消去ヘッドと記録ヘッ
ドの複合ヘッドも考案されている。この場合、第9図の
ように消去ヘッドと記録ヘッドを、磁気的には独立させ
、夫々にコイルを巻く方法と、第10図のようにセンタ
ーコアに巻線を巻く方法とがある。しかし、前者の場合
、上記ダブルアジマスヘッドと同様の問題があり、後者
の場合、記録ヘッドで最適に記録出来るように、コイル
に電流をかけると、消去ヘッドに発生する磁場は、記録
ヘッドに発生する磁場よりも弱くなってしまい、従って
、十分な消去特性が得られない。
ドの複合ヘッドも考案されている。この場合、第9図の
ように消去ヘッドと記録ヘッドを、磁気的には独立させ
、夫々にコイルを巻く方法と、第10図のようにセンタ
ーコアに巻線を巻く方法とがある。しかし、前者の場合
、上記ダブルアジマスヘッドと同様の問題があり、後者
の場合、記録ヘッドで最適に記録出来るように、コイル
に電流をかけると、消去ヘッドに発生する磁場は、記録
ヘッドに発生する磁場よりも弱くなってしまい、従って
、十分な消去特性が得られない。
このように、ヘッドの実装面積の増加、回転トランスの
チャンネル数の増加、及び、回転ドラム内の回路の増加
なしに、十分な消去特性を得る方法がなかった。
チャンネル数の増加、及び、回転ドラム内の回路の増加
なしに、十分な消去特性を得る方法がなかった。
(発明が解決しようとする課題)
上述したように、広帯域、高伝送レートのVTRに於い
ては、1つの磁気ヘッドの帯域には限界がある為、帯域
分割をし、かなり多くの磁気ヘッドを使用しており、そ
れに伴い多チャンネルの回転トランスが使用され、回転
ドラム内には、多くの回路が実装されている。従って、
さらに消去ヘッドを含む消去回路を実装することは困難
となりつつある。
ては、1つの磁気ヘッドの帯域には限界がある為、帯域
分割をし、かなり多くの磁気ヘッドを使用しており、そ
れに伴い多チャンネルの回転トランスが使用され、回転
ドラム内には、多くの回路が実装されている。従って、
さらに消去ヘッドを含む消去回路を実装することは困難
となりつつある。
本発明は、磁気ヘッドの実装面積、回転トランスのチャ
ンネル数、及び回転ドラム内の回路の実装面積を増やす
ことなく、良好な消去特性が得られる磁気ヘッドを提供
することを目的とする。
ンネル数、及び回転ドラム内の回路の実装面積を増やす
ことなく、良好な消去特性が得られる磁気ヘッドを提供
することを目的とする。
[発明の構成]
(課題を解決するための手段)
本発明は前記事情に鑑みてなされたもので、消去ギャッ
プと記録ギャップのダブルギャップ構造を有する磁気ヘ
ッドに於いて、前記消去ギャップと記録ギャップを同一
の磁路に直列に形成することにより、磁気ヘッドの実装
面積、回転トランスのチャンネル数、及び、回転ドラム
内の回路の実装面積を増やすことなく、良好な消去特性
が得られるようにした磁気ヘッドである。
プと記録ギャップのダブルギャップ構造を有する磁気ヘ
ッドに於いて、前記消去ギャップと記録ギャップを同一
の磁路に直列に形成することにより、磁気ヘッドの実装
面積、回転トランスのチャンネル数、及び、回転ドラム
内の回路の実装面積を増やすことなく、良好な消去特性
が得られるようにした磁気ヘッドである。
(作 用)
消去ギャップと記録ギャップを同一の磁路に直列に形成
することにより、消去ギャップに発生する磁場を記録ギ
ャップに発生する磁場に対して強く出来るため良好な消
去特性が得られる。しかも、記録信号と消失信号を、同
一の回路で供給出来る為、回転トランスのチャンネル数
、及び、回転ドラム内の回路の実装面積を増やす必要は
なくなり、又、ヘッドの個数も増加させることがないの
で、ヘッドの実装面積も増加しない。
することにより、消去ギャップに発生する磁場を記録ギ
ャップに発生する磁場に対して強く出来るため良好な消
去特性が得られる。しかも、記録信号と消失信号を、同
一の回路で供給出来る為、回転トランスのチャンネル数
、及び、回転ドラム内の回路の実装面積を増やす必要は
なくなり、又、ヘッドの個数も増加させることがないの
で、ヘッドの実装面積も増加しない。
(実施例)
以下、図面を参照して本発明の詳細な説明する。
第1図は本発明による磁気ヘッドの一実施例の側面図で
ある。磁気ヘッドの回転方向4に対し消去ギャップ1、
記録ギャップ2はコア8に設けられ消去ギャップ1と記
録ギャップ2間に磁性体9が設けられている。又、消去
ギャップ1及び記録ギャップ2は同一の磁路に直列に形
成されている。
ある。磁気ヘッドの回転方向4に対し消去ギャップ1、
記録ギャップ2はコア8に設けられ消去ギャップ1と記
録ギャップ2間に磁性体9が設けられている。又、消去
ギャップ1及び記録ギャップ2は同一の磁路に直列に形
成されている。
この場合、記録ギャップ2のギャップ長g2は目的とす
る記録をするのに最適に設定される。一方、消去ギャッ
プ1のギャップ長g1は、記録ギャップ2のギャップ長
g2より長く設定することにより、記録ギャップ2より
強い磁場を発生することが出来る。この場合巻線3に流
す電流が、記録ギャップ2で最適な記録が出来るような
磁場が発生するように設定されていれば、消去ギャップ
1に発生する磁場はテープの奥まで浸透し、かつ、ギャ
ップ長が−長い為何度か反復され、消去に適した条件が
満たされ消去能力は向上する。しかそ、そのギャップ長
は、電流が供給出来る限りは長いほど消去能力が良くな
るのではあるが、一方で記録ギャップ2の記録能力が低
下するという問題が生じる。従って、供給可能電流をも
考慮しながら、最適の記録特性が得られるように設定す
る必要がある。システムによって異なるが、一般には、
記録ギャップ2のギャップ長の、3〜5倍が適当である
と思われる。
る記録をするのに最適に設定される。一方、消去ギャッ
プ1のギャップ長g1は、記録ギャップ2のギャップ長
g2より長く設定することにより、記録ギャップ2より
強い磁場を発生することが出来る。この場合巻線3に流
す電流が、記録ギャップ2で最適な記録が出来るような
磁場が発生するように設定されていれば、消去ギャップ
1に発生する磁場はテープの奥まで浸透し、かつ、ギャ
ップ長が−長い為何度か反復され、消去に適した条件が
満たされ消去能力は向上する。しかそ、そのギャップ長
は、電流が供給出来る限りは長いほど消去能力が良くな
るのではあるが、一方で記録ギャップ2の記録能力が低
下するという問題が生じる。従って、供給可能電流をも
考慮しながら、最適の記録特性が得られるように設定す
る必要がある。システムによって異なるが、一般には、
記録ギャップ2のギャップ長の、3〜5倍が適当である
と思われる。
尚、この場合記録ギャップ2と消去ギャップ1との間の
磁性体9の材質がコア8の材質と同一であるかどうかは
特に限定しない。これは、以下に述べる他の実施例につ
いても同様である。
磁性体9の材質がコア8の材質と同一であるかどうかは
特に限定しない。これは、以下に述べる他の実施例につ
いても同様である。
第2図は本発明による磁気ヘッドの他の一実施例の側面
図である。この例では、消去ギャップ1は、ヘッドの回
転する方向を4とすると、対向面の先行する側に後行す
る側の磁性体9より高飽和磁束密度を有する磁性体5を
形成している。このようにすると、テープが消去ギャッ
プ1を通過する際、磁場は第5図のように急俊に立ち上
がり、なだらかに低下する。これは、消去に適している
。
図である。この例では、消去ギャップ1は、ヘッドの回
転する方向を4とすると、対向面の先行する側に後行す
る側の磁性体9より高飽和磁束密度を有する磁性体5を
形成している。このようにすると、テープが消去ギャッ
プ1を通過する際、磁場は第5図のように急俊に立ち上
がり、なだらかに低下する。これは、消去に適している
。
具体例として、メタルテープに相対速度21.4m/S
で記録されたI M Hzの信号をギャップ長4μmの
フェライトのコアを使用しセンダストの薄膜がギャップ
の片側のみ形成されているシングルギャップ回転消去ヘ
ッドで40MHzの信号を使用し消去してみたところ、
磁性薄膜を有しているコア側を先行させた場合、磁性薄
膜を有していない側を先行させた場合に比べ消去能力が
約10dB勝っていた。
で記録されたI M Hzの信号をギャップ長4μmの
フェライトのコアを使用しセンダストの薄膜がギャップ
の片側のみ形成されているシングルギャップ回転消去ヘ
ッドで40MHzの信号を使用し消去してみたところ、
磁性薄膜を有しているコア側を先行させた場合、磁性薄
膜を有していない側を先行させた場合に比べ消去能力が
約10dB勝っていた。
第3図は本発明による磁気ヘッドのさらに他の一実施例
の側面図である。この例では、消去ギャップ1は、ヘッ
ドの回転する方向を4とすると、対向面の先行する側に
後行する側の磁性体9より高飽和磁束密度を有する磁性
体5を形成しているのに対し、記録ギャップ2は、対向
面の両側に高飽和磁束密度を有する磁性体6を形成して
いる。
の側面図である。この例では、消去ギャップ1は、ヘッ
ドの回転する方向を4とすると、対向面の先行する側に
後行する側の磁性体9より高飽和磁束密度を有する磁性
体5を形成しているのに対し、記録ギャップ2は、対向
面の両側に高飽和磁束密度を有する磁性体6を形成して
いる。
これにより、コア8にメタルテープに十分書き込み能力
のないフェライトのような磁性体を使用していてもメタ
ルテープ等の、高抗磁力テープにも十分な記録が出来る
。
のないフェライトのような磁性体を使用していてもメタ
ルテープ等の、高抗磁力テープにも十分な記録が出来る
。
第4図は本発明による磁気ヘッドのさらに他の一実施例
の側面図である。この例では、消去ギャップ1は、ヘッ
ド回転する方向を4とすると、対向面の先行する側に後
行する側の磁性体9より高飽和磁束密度を有する磁性体
5を形成しているのに対し、記録ギャップ2は、対向面
の後行する側に先行する側の磁性体9より高飽和磁束密
度を有する磁性体7を形成している。このようにすると
、テープが記録ギャップ2を通過する際、磁場は第6図
のように、なだらかに上昇し、急俊に下がる。
の側面図である。この例では、消去ギャップ1は、ヘッ
ド回転する方向を4とすると、対向面の先行する側に後
行する側の磁性体9より高飽和磁束密度を有する磁性体
5を形成しているのに対し、記録ギャップ2は、対向面
の後行する側に先行する側の磁性体9より高飽和磁束密
度を有する磁性体7を形成している。このようにすると
、テープが記録ギャップ2を通過する際、磁場は第6図
のように、なだらかに上昇し、急俊に下がる。
これは、記録に適した条件である。
第7図は本発明による磁気ヘッドで、消去ギャップ1と
記録ギャップ2とのアジマスを変えた場合をヘッド摺動
面側から見た例を示した正面図である。消去信号は記録
信号と同一な為、普通の回転消去ヘッドのように単一信
号で消す場合と違い、低周波成分も含んでおり、テープ
上に残る可能性がある。その対策とじ−で消去ギャップ
1のアジマスθ1と記録ギャップ2とのアジマスθ2と
を違えである。するとアジマスロスにより、消去で残っ
た成分が再生しにくくなり、消去特性をさらに向上させ
ることが出来る。
記録ギャップ2とのアジマスを変えた場合をヘッド摺動
面側から見た例を示した正面図である。消去信号は記録
信号と同一な為、普通の回転消去ヘッドのように単一信
号で消す場合と違い、低周波成分も含んでおり、テープ
上に残る可能性がある。その対策とじ−で消去ギャップ
1のアジマスθ1と記録ギャップ2とのアジマスθ2と
を違えである。するとアジマスロスにより、消去で残っ
た成分が再生しにくくなり、消去特性をさらに向上させ
ることが出来る。
尚、第7図は、第1図の実施例の場合の正面図を示した
が、第2図〜第4図の実施例に関しても同様に適用され
る。
が、第2図〜第4図の実施例に関しても同様に適用され
る。
[発明の効果コ
本発明によれば、消去ギャップに発生する磁場を記録ギ
ャップに発生する磁場に対して強く出来、良好な消去特
性が得られる。しかも、記録信号と消去信号を、同一の
回路で供給出来る為、回転トランスのチャンネル数、及
び、回転ドラム内の回路の実装面積を増やす必要はなく
なる。又、ヘッドの個数も増加しないので、ヘッドの実
装面積も増加しない。
ャップに発生する磁場に対して強く出来、良好な消去特
性が得られる。しかも、記録信号と消去信号を、同一の
回路で供給出来る為、回転トランスのチャンネル数、及
び、回転ドラム内の回路の実装面積を増やす必要はなく
なる。又、ヘッドの個数も増加しないので、ヘッドの実
装面積も増加しない。
ラドの側面図、第5図はギャップの対向面の先行する側
に後行する側より高飽和磁束密度を有する磁性体を形成
した場合の、テープの受ける磁場の変化を示した図、第
6図はギャップの対向面の後行する側に先行する側より
高飽和磁束密度を有する磁性体を形成した場合の、テー
プの受ける磁場の変化を示した図、第7図は消去ギャッ
プと記録1・・・消去ギャップ、2・・・記録ギャップ
、3・・・巻線、4・・・ヘッド回転方向、5,6.7
・・・磁性薄膜、8・・・コア、9・・・消去ギャップ
と記録ギャップとの間の磁性体、10・・・磁気シール
ド、gl・・・消去ギャップのギャップ長、g2・・・
記録ギャップのギャップ長、θ1・・・消去ギャップの
アジマス角、θ2・・・記録ギャップのアジマス角。
に後行する側より高飽和磁束密度を有する磁性体を形成
した場合の、テープの受ける磁場の変化を示した図、第
6図はギャップの対向面の後行する側に先行する側より
高飽和磁束密度を有する磁性体を形成した場合の、テー
プの受ける磁場の変化を示した図、第7図は消去ギャッ
プと記録1・・・消去ギャップ、2・・・記録ギャップ
、3・・・巻線、4・・・ヘッド回転方向、5,6.7
・・・磁性薄膜、8・・・コア、9・・・消去ギャップ
と記録ギャップとの間の磁性体、10・・・磁気シール
ド、gl・・・消去ギャップのギャップ長、g2・・・
記録ギャップのギャップ長、θ1・・・消去ギャップの
アジマス角、θ2・・・記録ギャップのアジマス角。
Claims (5)
- (1)消失ギャップと記録ギャップのダブルギャップ構
造を有する磁気ヘッドに於いて、前記消去ギャップと記
録ギャップが同一の磁路に直列に形成されることを特徴
とする磁気ヘッド。 - (2)消去ギャップのみ対向面の先行する側に後行する
磁性体より高飽和磁束密度を有する磁性体を形成するこ
とを特徴とする請求項1記載の磁気ヘッド。 - (3)消去ギャップは対向面の先行する側に後行する側
の磁性体より高飽和磁束密度を有する磁性体を形成し、
記録ギャップは対向面の両側にコアを構成する磁性体よ
り高飽和磁束密度を有する磁性体を形成することを特徴
とする請求項1記載の磁気ヘッド。 - (4)消去ギャップは対向面の先行する側に後行する側
磁性体より高飽和磁束密度を有する磁性体を形成し、記
録ギャップは対向面の後行する側に先行する側の磁性体
より高飽和磁束密度を有する磁性体を形成することを特
徴とする請求項1記載の磁気ヘッド。 - (5)消去ギャップのアジマス角と記録ギャップのアジ
マス角を変えることにより消去信号が記録信号と干渉し
にくくしたことを特徴とする請求項1記載の磁気ヘッド
。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7346190A JPH03276412A (ja) | 1990-03-26 | 1990-03-26 | 磁気ヘッド |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7346190A JPH03276412A (ja) | 1990-03-26 | 1990-03-26 | 磁気ヘッド |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03276412A true JPH03276412A (ja) | 1991-12-06 |
Family
ID=13518920
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7346190A Pending JPH03276412A (ja) | 1990-03-26 | 1990-03-26 | 磁気ヘッド |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH03276412A (ja) |
-
1990
- 1990-03-26 JP JP7346190A patent/JPH03276412A/ja active Pending
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4251842A (en) | Magnetic recording and reproducing device | |
JPS5891B2 (ja) | 磁気記録媒体 | |
JP3083218B2 (ja) | 薄膜磁気ヘッド | |
US4622614A (en) | Magnetic erasing head | |
US4786991A (en) | Magnetic recording/reproduction apparatus | |
JP2941886B2 (ja) | 磁気ヘッド | |
JPH03276412A (ja) | 磁気ヘッド | |
JPS5979416A (ja) | 磁気記録装置 | |
JPS5996517A (ja) | 磁気記録再生装置 | |
US5067038A (en) | Rotary magnetic head device having two different kinds of heads | |
JP2509073Y2 (ja) | 磁気ヘッド | |
JPS61150113A (ja) | Vtrにおけるダブルアジマスヘツド | |
JPH04214271A (ja) | 薄膜磁気ヘッド及び記録再生方法 | |
JPS6235163B2 (ja) | ||
JP2792290B2 (ja) | 磁気消去ヘッドの駆動方法 | |
JPS5939307Y2 (ja) | 磁気ヘツド | |
JPH05101310A (ja) | 磁気記録方法 | |
JPS6227442B2 (ja) | ||
Speliotis | Double-layer particulate magnetic recording media | |
JPS595427A (ja) | 磁気記録媒体 | |
JPH02201721A (ja) | 回転消去ヘッド | |
JPH05128452A (ja) | 磁気記録再生装置 | |
JPH04271003A (ja) | 磁気ヘッド | |
JPH01229412A (ja) | 磁気ヘッド | |
JPH0682443B2 (ja) | 磁気記録方法 |