JPH02201721A - 回転消去ヘッド - Google Patents

回転消去ヘッド

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Publication number
JPH02201721A
JPH02201721A JP2108989A JP2108989A JPH02201721A JP H02201721 A JPH02201721 A JP H02201721A JP 2108989 A JP2108989 A JP 2108989A JP 2108989 A JP2108989 A JP 2108989A JP H02201721 A JPH02201721 A JP H02201721A
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JP
Japan
Prior art keywords
magnetic
erasing
center core
core
head
Prior art date
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Pending
Application number
JP2108989A
Other languages
English (en)
Inventor
Takaki Furusawa
古澤 隆紀
Kenji Tsunoda
健二 角田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP2108989A priority Critical patent/JPH02201721A/ja
Publication of JPH02201721A publication Critical patent/JPH02201721A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的1 (産業上の利用分野) 本発明はヘリカルスキャンVTRのような回転ヘッド型
磁気記録再生装置に使用される回転消去ヘッドに関する
(従来の技術) 磁気テープに記録された信号を固定されたヘッドで消去
する固定消去ヘッドにおいては、消去能力を高めるため
に消去用ギャップを磁気テープの相対移動方向に沿って
二つ設けたダブルギャップ構造にすることが一般に行な
われている。
第3図(a) (b)はダブルギャップ構造の消去ヘッ
ドの従来例を示す平面図及び側面図であり、センターコ
ア31の磁気テープの相対移動方向(矢印Bで示す)両
側にサイドコア32,33をそれぞれ設け、センターコ
ア31とサイドコア32゜33との間にそれぞれギャッ
プ34.35を形成している。
一方、ヘリカルスキャンVTRをはじめとする回転ヘッ
ド型磁気記録再生装置においては、編集機能を高める目
的で固定消去ヘッドに代えて、または固定消去ヘッドに
加えて、回転消去ヘッドが搭載される。回転消去ヘッド
は映像信号等の記録再生用ヘッドと同様に回転ドラムに
搭載され、磁気テープに記録されている信号をトラック
単位で消去するものである。
しかしながら、回転消去ヘッドは固定消去ヘッドに比べ
て磁気テープに対向する面(摺動面)が狭いことから、
ダブルギャップ構造にすると二つのギャップ間の距離を
十分に大きくすることができないため、それぞれのギャ
ップからの発生磁界が互いに干渉してしまう。このため
回転消去ヘッドでは、シングルギャップ構造が一般的と
なっている。
また、近年では高記録密度化のために磁気テプとしてメ
タルテープをはじめとする高抗磁カテプが使用され始め
ている。メタルテープは従来より酸化鉄系テープに対し
て用いられた来たフェライト系の回転消去ヘッドでは、
飽和磁束密度が足りず、十分な消去能力が得られない。
そこで、メタルテープのような高抗磁力テープに対して
は、高透磁率で且つ高飽和磁束密度を有する磁性薄膜を
ギャップ面に形成した、いわゆるMIG (メタル・イ
ン・ギャップ)ヘッドが回転消去ヘッドとして使用され
るようになっている。
ところが、ディジタルVTRや高品位テレビジョン用V
TR等のように記録信号を広帯域化・高周波化する場合
には、記録信号との干渉を防ぐために消去ヘッドに供給
する消去信号も高周波化しなければならず、またヘッド
とテープとの相対速度も高くなるため、記録信号の低周
波成分を十分に消去することが難しくなってくる。
(発明が解決しようとする課題) 」二連したように従来の回転消去ヘッドでは、メタルテ
ープのような高抗磁力テープに記録された広帯域・高周
波の信号を高周波の消去信号によリヘッド・テープ間の
高い相対速度で消去しようとすると、特に記録信号の低
周波成分が十分に消去されないという問題があった。
本発明は、高抗磁力テープに記録された広帯域・高周波
の記録信号を高周波の消去信号によって低周波成分まで
十分に高い相対速度で消去することができる回転消去ヘ
ッドを提供することを目的とする。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) 本発明に係る回転消去ヘッドは、センターコアと、その
ヘッド回転方向後方側及び前方側にそれぞれ設けられた
第1及び第2のサイドコアとの間に第1及び第2のギャ
ップをそれぞれ有するダブルギャップ構造の回転消去ヘ
ッドにおいて、センターコアのヘッド回転方向中央部に
磁気シールド部祠を設けたことを特徴とする。
また、本発明においてはMIG構造にする場合、センタ
ーコアの第1のサイドコアに対向する面及び第2のサイ
ドコアのセンタコアに対向する面に、コアを構成する磁
性体よりも高透磁率且つ高飽和磁束密度を有する第1及
び第2の磁性薄膜をそれぞれ形成することを特徴とする
(作 用) 回転消去ヘッドは固定消去ヘッドと異なり摺動面を広く
とれないので、ダブルギャップ構造にする場合、二つの
ギャップ間の距離を大きくとることができない。センタ
ーコアのヘッド回転方向中央部に磁気シールド部材を挿
入すると、両ギャップをそれぞれ含む磁気回路が互いに
分離されるため、それぞれのギャップから発生する磁界
が干渉しにくくなり、回転消去ヘッドにダブルギャップ
構造を適用した場合の問題が解決される。ダブルギャッ
プ構造にすると、磁気テープ上の同じ部分に対して二度
にわたり消去磁界が作用するので、シングルギャップ構
造に比較して消去能力が増大し、シングルギャップ構造
の回転消去ヘッドでは消去が困難な状況下でも、良好な
消去が可能となる。
また、センターコアの第1のサイドコアに対向する面及
び第2のサイドコアのセンタコアに対向する面に、コア
の磁性体よりも高透磁率且つ高飽和磁束密度の磁性体か
らなる第1及び第2の磁性薄膜を形成すると、第1及び
第2のギャップのいずれにおいてもヘッド回転方向前方
側、すなわち磁気テープ上で先行する側に高透磁率且つ
高飽和磁束密度の磁性薄膜が位置することになり、両ギ
ャップによる消去能力は同等且つ最大となる。
(実施例) 以下、図面を参照して本発明の詳細な説明する。
第1図(a) (b)は本発明の一実施例に係る回転消
去ヘッドの平面図及び側面図である。同図に示すように
、フェライト等の軟磁性体ブロックからなるセンターコ
ア1のヘッド回転方向(矢印Aて示す)の両側(後方側
及び前方側)に、センターコア1と同様な軟磁性体ブロ
ックからなる第1及び第2のサイドコア2,3がそれぞ
れ設けられ、センターコア1と第1のサイドコア2との
間及びセンターコア1と第2のサイドコア3との間に、
第1及び第2のギャップ4.5が形成されている。
コア1,2の間及びコア1,3の間のギャップ4゜5の
両側の部分には、接着ガラス6.7が充填されている。
サイドコア2,3のギャップ4,5の底部より基端側に
寄った位置に巻線穴8,9が形成され、この巻線穴8,
9を通してセンターコア1に巻線10が巻かれている。
この巻線10に高周波の消去信号を供給して高周波電流
を流すことによって、ギャップ4.5から消去磁界HL
H2が発生され、これが図示しない磁気テープに作用す
ることによって、磁気テープ上に記録されている信号が
消去される。
センターコア1のヘッド回転方向中央部には、例えば銅
板よりなる磁気シールド部材11が設けられている。こ
の磁気シールド部材11を設けることによって、センタ
ーコア1とギャップ4及びサイドコア2からなる第1の
磁気回路と、センタコア1とギャップ5及びサイドコア
3からなる第2の磁気回路とは磁気的に分離される。従
って、ギャップ4,5間の距離りを、回転ドラムに搭載
される回転消去ヘッドの摺動面のヘッド回転方向の長さ
より短くしても、両ギャップ4,5から発生される消去
磁界Hl、H2が互いに干渉することは少なくなる。
また、本実施例ではセンターコア1のサイドコア2に対
向する面と、サイドコア3のセンタコア1に対向する面
、すなわちギャップ4,5から見てヘッド回転方向の前
方側(磁気テープ上で先行する側)に、第1及び第2の
磁性薄膜12.13が形成されている。これらの磁性薄
膜12.13はコア1,2.3を構成する磁性体よりも
高透磁率且つ高飽和磁束密度の磁性体、例えばセンダス
トからなる。
このように磁性薄膜12.13を設けることにより、ギ
ャップ4,5から発生される消去磁界Hl、H2の強度
分布は第1図(a)中に示されるよウニ、磁性薄膜12
.13のヘッド回転方向前方側端で最大となり、ここか
らヘッド回転方向後方側に向けて徐々に強度が減少する
分布となる。従って、磁気テープ上の各部に印加される
消去磁界の強度変化は、磁性薄膜12.13がない場合
に比較して急峻となり、極めて高い消去作用が得られる
第2図(a) (b)は本発明の他の実施例に係る回転
消去ヘッドの平面図及び側面図であり、第1の磁性薄膜
12が第2のサイドコア2のセンターコア1に対向した
面に形成されている点が第1図の実施例と異なっている
。この実施例においても、磁性薄膜12.13を有しな
いダブルギャップ構造の回転消去ヘッドに比較して、高
い消去能力が得られる。
第1図の実施例と第2図の実施例とを比較すると、第1
図の実施例の方が消去能力が高い。すなわち、第2図の
実施例では第1の磁性薄膜12が対応するギャップ4よ
りヘッド回転方向後方側(磁気テープ上でギャップ4よ
り後行する側)に設けられているため、ギャップ4から
の消去磁界の強度分布が第1図の場合と逆になって、ギ
ャップ4による消去能力がギャップ5に比較して劣る。
これに対し、第1図の実施例では磁性薄膜12゜13が
いずれも対応するギャップ4,5よりヘッド回転方向前
方側(磁気テープ上でギャップ4゜5より先行する側)
に設けられていることにより、ギャップ4,5からの消
去磁界の強度分布がヘッド回転方向に関して後方側に向
けて徐々に減少する同方向の分布となる。従って、磁気
テープ上の各部の信号は全く同じ消去能力の二つの消去
ヘッドによって二回消去作用を受けることになり、それ
だけ高い消去効果が得られるのである。
実際、メタルテープに相対速度21.4m / see
で記録されたI MHzの信号を、ギャップ長4μmの
フェライトコアを有し、ギャップの片側にのみ高透磁率
・高飽和磁束密度の磁性薄膜であるセンダスト薄膜を形
成したシングルギャップ構造の回転消去ヘッドを用いて
、40MHzの消去信号により消去したところ、センダ
スト薄膜を有しているコア側を先行させた場合、センダ
スト薄膜を有していない側を先行させた場合に比べ、消
去能力が1OdB勝っていることが確認された。これよ
り第1図の実施例の構造の回転消去ヘッドの有用性が明
らかである。
また、上述した第1図及び第2図の実施例によれば、巻
線10が巻線穴8,9を通してセンターコア1のみに巻
かれていることにより、単に二つの消去ヘッドを並べた
場合に比べて消費電力が少なくて済む。また、言替えれ
ばシングルギャップ構造の回転消去ヘッドと比較すると
、より少ない消費電力で同等の消去能力が得られる。
[発明の効果] 本発明によれば、磁気テープに摺動する面の面積が大き
くとれない回転消去ヘッドでありながら、二つのギャッ
プから発生される消去磁界の相互干渉がないダブルギャ
ップ構造をとることができ、極めて高い消去能力が得ら
れる。
従って、本発明の回転消去ヘッドを用いれば、メタルテ
ープのような高抗磁力テープに高い相対速度で記録され
た広帯域・高周波の信号を高周波の消去信号によって、
低周波成分まで確実に消去することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)(b)は本発明の一実施例に係る回転消去
ヘッドの平面図及び側面図、第2図(a)(b)は本発
明の他の実施例に係る回転消去ヘッドの平面図及び側面
図、第3図(a) (b)は従来のダブルギャップ構造
の消去ヘッドの平面図及び側面図である。 1・・・センターコア、2,3・・・第1及び第2のサ
イドコア、4,5・・・第1及び第2のギャップ、6゜
7・・・接着ガラス、8.9・・・巻線穴、10・・・
巻線、11・・・磁気シールド部材、12.13・・・
第1及び第2の磁性薄膜、A・・・ヘッド回転方向、L
・・・ギャップ間距離、Hl、H2・・・消去磁界。 出願人代理人 弁理士 鈴江武彦 第1図 1、事件の表示 特願平1−21089号 2、発明の名称 回転消去へ ド 3゜ 補正をする者 4、代理人 東京都千代田区霞が関3丁目7番2号 平成1年4月25日 6、補正の対象 図    面 方式 7、補正の内容 (1)図面第3図を別紙の通り補正する。(内容に変更
なし)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)センターコアと、このセンターコアのヘッド回転
    方向後方側及び前方側にそれぞれ設けられた第1及び第
    2のサイドコアとを備え、センターコアと第1及び第2
    のサイドコアとの間に第1及び第2のギャップをそれぞ
    れ有する回転消去ヘッドにおいて、 センターコアのヘッド回転方向中央部に磁気シールド部
    材を設けたことを特徴とする回転消去ヘッド。
  2. (2)センターコアと、このセンターコアのヘッド回転
    方向後方側及び前方側にそれぞれ設けられた第1及び第
    2のサイドコアとを備え、センターコアと第1及び第2
    のサイドコアとの間に第1及び第2のギャップをそれぞ
    れ有する回転消去ヘッドにおいて、 センターコアのヘッド回転方向中央部に磁気シールド部
    材を設けるとともに、センターコアの第1のサイドコア
    に対向する面及び第2のサイドコアのセンタコアに対向
    する面に、コアを構成する磁性体よりも高透磁率且つ高
    飽和磁束密度を有する第1及び第2の磁性薄膜をそれぞ
    れ形成したことを特徴とする回転消去ヘッド。
JP2108989A 1989-01-31 1989-01-31 回転消去ヘッド Pending JPH02201721A (ja)

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