JPH0618044B2 - 磁気記録再生装置 - Google Patents

磁気記録再生装置

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JPH0618044B2
JPH0618044B2 JP4262886A JP4262886A JPH0618044B2 JP H0618044 B2 JPH0618044 B2 JP H0618044B2 JP 4262886 A JP4262886 A JP 4262886A JP 4262886 A JP4262886 A JP 4262886A JP H0618044 B2 JPH0618044 B2 JP H0618044B2
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JP
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recording
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magnetic
head
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JP4262886A
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JPS62200503A (ja
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一夫 伊野
良昭 清水
裕之 奥田
孝雄 山野
宏三 石原
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Sanyo Electric Co Ltd
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Sanyo Electric Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本発明は8ミリVTRとかR−DATなどのヘリキャル
スキャン方式の磁気記録再生装置に関する。
(ロ)従来の技術 ヘリキャルスキャン方式のVTRにおいて継ぎ撮りやイ
ンサート記録を円滑に行なうためには記録ヘッドがテー
プ上を走査する直前に回転消去ヘッドを走査させて1画
面ずつの消去と記録を繰り返すことができるようにする
ことが大切である。高記録密度を実現するために高抗磁
力メタルテープを用いる8ミリVTRに対応する回転消
去ヘッドとしては飽和磁束密度5000G程度のMn-Znフェラ
イトコアのギャップ突き合せ面のヘッド走査方向前方側
に飽和磁束密度10,000G程度のセンダスト膜を着けたも
のが提案されている(IEEE Transaction on Magnetics
MAG-20,p.869〜871,1984年参照)。ここでギャップ長は
3μm程度、センダスト膜厚は3μm程度である。
このような磁気ヘッドは第3図に示すように酸化物磁性
体、例えばフェライトよりなる一対のコア半体(1)(2)
と、一方のコア半体の対向面にスパッタリング等によっ
て形成されたセンダストやアモルファス等の飽和磁束密
度の高い金属磁性膜(3)と、充填されたガラス(4)と、孔
(5)および切欠き(6)(7)を介して巻装されるコイル(図
示せず)とから構成される。尚、コア半体(6)(7)はその
対接部に向けて狭小となる形をしている。斯る消去ヘッ
ド(8)は前記磁気記録再生装置において第4図に示すよ
うに矢印(10)方向に回転する回転体(9)におけるAアジ
マスの第1記録ヘッド(11)と、Bアジマスの第2記録ヘ
ッド(12)の略中間、即ち略90゜離れた点に取り付けられ
る。尚、第4図において、(13)は磁気テープ、(14)(15)
は案内ローラである。
前記消去ヘッド(8)のテープ摺動面を第1図に示す。こ
こで第1図は第1コア半体(1)の対接幅(TF)と第2コア
半体(2)の対接幅(TS)が互いにずれた形のものを示して
いるが、金属磁性膜(3)の対接幅(TS)の中に(TF)が入る
ように設計されているものがバラツキによりずれた状態
を表わしている。
従来の斯種ヘッドでは、コア半体(1)と(2)が真に対接し
ている部分の幅(T)を1フレームのトラックピッチに等
しく選んである。ここで、1フレームのトラックピッチ
とは一対の記録ヘッドによって2トラックを1組とする
フレームのピッチをいう。第5図で矢印(16)はテープ走
行方向、(17)はヘッド走査方向、(18)はBヘッド(12)が
記録したトラック、(19)(20)は消去ヘッド(8)が消去
し、続いてAヘッド(11)、Bヘッド(12)が記録すべきト
ラックを示す。
(ハ)発明が解決しようとする問題点 しかしながら、一般に斯種の消去ヘッドでは流す消去電
流が大きいので、漏れ磁束が無視できず消去幅が(T)よ
りも広がって直前にテープに記録したフレームの一部を
消去してしまい再生時における再生出力の低下や再生画
面のチラツキを招来したりする。また消去終了時におけ
る次のフレームの一部を消去したりする。
(ニ)問題点を解決するための手段 そこで、本発明ではコア半体の対接部における金属磁性
膜の幅を前記一対の記録ヘッドによって形成される2ト
ラックを1組とするフレームのピッチよりも小さくし、
好ましくは前記フレームピッチよりもギャップ長分だけ
小さくする。
(ホ)作用 実際の消去は真に対接している幅(T)でなく、金属磁性
膜の幅(TS)に依存し、その金属磁性膜の幅が1フレーム
よりも小さいので漏れ磁束が記録済のフレームを阻害し
ないし、次のフレームを阻害することもない。
(ヘ)実施例 一般に安定した消去率を得るためには大きな消去電流を
消去ヘッド(8)に流す。このような場合、実際の消去幅
が一定値になることを本発明者は各種の実験の結果発見
した。その一例を第2図に示す。この第2図は周波数5
MHzの消去電流を流して消去した場合の実際の消去幅の
広がりについて示している。この図からも分かるように
消去電流が小さいところではビデオ信号は殆ど消去され
ないが消去電流を大きくしていくに伴ない消去幅の広が
りは急激に大きくなり、300mAを越えると、消去幅の
広がりは略一定になる。尚、消去周波数をより高くして
いった場合には、少ない消去電流で同等の消去率が得ら
れることを確認できている。これらのことをもとに、本
発明では金属磁性膜(3)の幅(TS)をフレームのピッチ(P)
(第6図参照)よりも小さくしている。そして、好まし
くは、その小さくする量はギャップ長(G)の長さと等し
いものとする。例えば8ミリVTRの場合はSPモード
の場合フレームピッチ(P)は41μmであるが、消去ヘッ
ド(8)のギャップ長(G)を3μmとすれば、前記(TS)を38
μmと定めればよい。第6図は、本発明による消去ヘッ
ドの第2コア半体(2)の金属膜(3)部分とトラック(およ
びフレーム)との関係を示しており、第5図と同一部分
には同一の符号を付してある。以上においては、8ミリ
VTRを例に挙げて説明したが本発明は、これに限定さ
れるものではなく、1/2インチ型VTRや、オーディオ
を対象としたR−DATにも適用できることはいうまで
もない。
(ト)発明の効果 本発明によれば、フレームごとのきれいな消去が可能と
なり、継ぎ撮り等の動作を好適に行なうことができると
いう効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明装置において使用する消去ヘッドの要部
正面図であり、第2図はその説明図である。第3図は消
去ヘッドの外形を示す斜視図であり、第4図は本発明が
対象とする磁気記録再生装置の要部模式図である。第5
図は従来例の説明図である。第6図は本発明を説明する
ための図である。 (1)……第1コア半体、(2)……第2コア半体、(3)……
金属磁性膜、(8)……消去ヘッド、(9)は、……回転体、
(TS)……金属磁性膜の幅、(P)……フレームピッチ、(G)
……ギャップ長。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山野 孝雄 大阪府守口市京阪本通2丁目18番地 三洋 電機株式会社内 (72)発明者 石原 宏三 大阪府守口市京阪本通2丁目18番地 三洋 電機株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】少くともテープ摺動面側において作動ギャ
    ップ対接部に向けて狭小となる形をした酸化物磁性体よ
    りなる一対のコア半体の一方に高飽和磁束密度材料の金
    属磁性膜を設けてなる消去ヘッドを回転体上にアジマス
    の異なる一対の記録ヘッドと共に取り付けてなる磁気記
    録再生装置において、前記対接部における金属磁性膜の
    幅を前記一対の記録ヘッドによって形成される2トラッ
    クを1組とするフレームのビッチよりも小さくしたこと
    を特徴とするヘリキャルスキャン方式の磁気記録再生装
    置。
  2. 【請求項2】前記金属磁性膜の幅を前記フレームビッチ
    よりもギャップ長分だけ小さくしたことを特徴とする特
    許請求の範囲第1項に記載の磁気記録再生装置。
JP4262886A 1986-02-27 1986-02-27 磁気記録再生装置 Expired - Lifetime JPH0618044B2 (ja)

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JPS62200503A JPS62200503A (ja) 1987-09-04
JPH0618044B2 true JPH0618044B2 (ja) 1994-03-09

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EP2164298A1 (en) 2008-09-11 2010-03-17 Whirlpool Corporation Electric induction oven

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JPH052711A (ja) * 1991-06-27 1993-01-08 Nec Corp 消去ヘツド

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JPS62200503A (ja) 1987-09-04

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