JPH0684157A - 磁気ヘッド - Google Patents

磁気ヘッド

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Publication number
JPH0684157A
JPH0684157A JP4237095A JP23709592A JPH0684157A JP H0684157 A JPH0684157 A JP H0684157A JP 4237095 A JP4237095 A JP 4237095A JP 23709592 A JP23709592 A JP 23709592A JP H0684157 A JPH0684157 A JP H0684157A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
magnetic head
magnetic
head
ferrite
recording medium
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP4237095A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeshi Nojima
剛 野島
Atsumi Nitta
敦己 新田
Tokuaki Oki
徳昭 沖
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Alps Alpine Co Ltd
Original Assignee
Alps Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Alps Electric Co Ltd filed Critical Alps Electric Co Ltd
Priority to JP4237095A priority Critical patent/JPH0684157A/ja
Publication of JPH0684157A publication Critical patent/JPH0684157A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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  • Adjustment Of The Magnetic Head Position Track Following On Tapes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 外部の影響を受けやすい磁気ヘッドのフェラ
イトの減少を図り、外部からの電磁誘導に基づくノイズ
を拾い難くし、磁気記録媒体に対して常に適正に情報処
理を施すことのできる磁気ヘッドを提供する。 【構成】 3本のレール3を有するとともに中央のレー
ル3にヘッドコア5が配設されている磁気ヘッド9にお
いて、フェライト9aによって製せられている前記中央
のレール3の両側に非磁性体層9bをそれぞれ配設した
ことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コンピュータ等の磁気
記録装置に搭載され、磁気記録媒体に対して相対移動す
ることにより情報の記録・再生・消去等を行なう磁気ヘ
ッドに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、コンピュータ等の磁気記録装置
の磁気記録媒体であるハードディスクに情報の記録、再
生を行なうための磁気ヘッドにおいては、磁気記録媒体
を回転させることにより、前記磁気ヘッドを磁気記録媒
体より微小の隙間だけ浮上させて磁気記録媒体に対する
記録または再生を行なう浮上式の磁気ヘッドが多く用い
られている。
【0003】従来のこの種の磁気ヘッドを図3により説
明する。
【0004】図3は従来の磁気ヘッドの一般的な構成を
示す斜視図である。
【0005】図3に示すように、従来の磁気ヘッド1は
高密度フェライト等からなるスライダ2を有しており、
このスライダ2の図示しない磁気記録媒体に対向する側
に、磁気記録媒体の相対移動方向に対して平行に3本の
レール3、3が突出形成されている。これらのレール
3、3の各表面はABS(Air Bearing S
urface)面を構成する。このスライダ2の各レー
ル3の間は、磁気ヘッド1を前記磁気記録媒体に対して
浮上させるための負圧溝4とされている。そして、図中
中央の1本のレール3の側端面には、高密度フェライト
で形成したほぼコ字状のヘッドコア5が、適宜なギャッ
プ6を介して図示しないガラス等により接合されてい
る。前記ヘッドコア5とスライダ2のレール3の端部に
は、両者の幅方向中心部にトラック幅に対応した狭幅の
記録・再生部7が両者を削ることにより形成されてお
り、この削り取られた部分には図示しない補強ガラス等
を接合して、記録・再生部7が補強されている。さら
に、ヘッドコア5には磁気記録媒体の厚さ方向を中心軸
として巻回コイル8が巻回されている。
【0006】そして、この巻回コイル8に電流を流し
て、あるいは誘導電流を検出してギャップ6の部分で情
報の記録・再生を行なうようになっている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
フェライト製の磁気ヘッド1は、スライダ2およびコア
5の全体がフェライトにより形成されているために、磁
気回路のインダクタンスが大きくなり、その共振周波数
が低いものであった。これは磁気記録装置の高密度化、
高速度化を図るうえで大きな障害となるものである。す
なわち、このようなフェライト製の磁気ヘッド1を小型
の磁気記録装置に組み込んでパソコン等のシステムに搭
載した場合、周辺にある電源やRAMボードなどから発
せられる電磁波や外部磁界等をノイズとして拾いやすか
った。それは磁気記録媒体のサイズを3.5インチから
2.5インチへ小型化する場合に、磁気ヘッド1からノ
イズ源までの距離が短くなることから、より顕著なもの
となり、磁気記録媒体に対する情報の記録・再生エラー
が発生してしまうという問題点があった。
【0008】本発明は、このような従来のものにおける
問題点を克服し、外部の影響を受けやすい磁気ヘッドの
フェライトの減少を図り、外部からの電磁誘導に基づく
ノイズを拾い難くし、磁気記録媒体に対して常に適正に
情報処理を施すことのできる磁気ヘッドを提供すること
を目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、請求項1に記載の本発明の磁気ヘッドは、3本のレ
ールを有するとともに中央のレールにヘッドコアが配設
されている磁気ヘッドにおいて、フェライトによって製
せられている前記中央のレールの両側に非磁性体層をそ
れぞれ配設したことを特徴とする。
【0010】また、請求項2に記載の磁気ヘッドは、中
央のレールに配設されているヘッドコア部分のギャップ
を、磁気ヘッドのABS面のトレーリング側のエッジ部
分より内側になるように配設したことを特徴とする。
【0011】
【作用】請求項1に記載した磁気ヘッドによれば、ヘッ
ドコアと接合するフェライト部分を少なくしたことによ
りインダクタンスを小さくすることができ、よって外部
磁界や電磁波をノイズとして拾いにくくすることができ
る。
【0012】そして、請求項2に記載の磁気ヘッドによ
れば、中央のレールに配設されるギャップを、磁気ヘッ
ドのABS面のトレーリング側のエッジ部分より内側に
なるように配設したことにより、磁気ヘッドの外部ノイ
ズに対するシールド効果をより向上させることができ
る。
【0013】
【実施例】以下、本発明の実施例を図1および図2につ
いて説明する。なお、従来と同一部分には同一符号をも
って説明する。
【0014】図1は本発明の磁気ヘッドの1実施例の全
体を示す斜視図、図2は図1の磁気ヘッドの平面図であ
る。
【0015】本実施例の浮上式磁気ヘッド9は、図1お
よび図2に示すように、スライダ2を有しており、この
スライダ2の図示しない磁気記録媒体に対向する側に、
磁気記録媒体の相対移動方向に対して平行に3本のレー
ル3、3が形成されている。これらのレール3、3の各
表面はABS(Air Bearing Surfac
e)面を構成するこのスライダ2の各レール3の間は、
磁気ヘッド1を前記磁気記録媒体に対して浮上させるた
めの負圧溝4とされている。そして、図中中央の1本の
レール3の側端面には、高密度フェライトで形成したほ
ぼコ字状のヘッドコア5が、適宜なギャップ6を介して
図示しないガラス等により接合されている。前記ヘッド
コア5とスライダ2のレール3の端部には、両者の幅方
向中心部にトラック幅に対応した狭幅の記録・再生部7
が両者を削ることにより形成されており、この削り取ら
れた部分には図示しない補強ガラス等を接合して、記録
・再生部7が補強されている。さらに、ヘッドコア5に
は磁気記録媒体の厚さ方向を中心軸として巻回コイル8
が巻回されている。
【0016】さらに、本実施例においては、スライダ2
の各レール3を高密度フェライト等からなるフェライト
9aにより形成し、両負圧溝4を非磁性体9bによって
形成している。これにより本発明の磁気ヘッド9は、図
2に示すようにフェライト9a部分と非磁性体9b部分
の5層構造となり、フェライト9aからなる中央のレー
ル3の両側に非磁性体層を設け、ヘッドコア5部分の磁
気回路を構成するフェライト部分を少なくさせている。
【0017】さらに、本実施例においては、前記ヘッド
コア5がそのギャップ6とともに磁気ヘッド9のABS
面のトレーリング側のエッジ部分より内側になるように
配設されている。
【0018】つぎに、本実施例の作用について説明す
る。
【0019】本実施例の磁気ヘッド9においては、ヘッ
ドコア5、巻回コイル8等と共に磁気回路を形成するフ
ェライト9a部分を中央レール3のみに限定したため
に、当該部分における外部の影響を受けやすいフェライ
トのインダクタンスを小さくすることができ、外部磁界
や電磁波をノイズとして拾いにくくなる。
【0020】さらに、中央のレール3の両側に形成され
た負圧溝4、4を構成する非磁性体9b、9bおよび両
端のレール3、3を構成するフェライト9a、9aが、
前記磁気回路に対してシールド効果を発揮するために、
本実施例の磁気ヘッド9はより一層外部磁界等によるノ
イズの影響を受けにくくすることができる。
【0021】さらに、本実施例の磁気ヘッド9において
は、ヘッドコア5のギャップ6の位置がABS面のトレ
ーリング側のエッジ部分より内側になるように配設され
ているので、シールド効果による対ノイズ性をより向上
させることができる。
【0022】このように作用する本実施例の磁気ヘッド
9を用いることにより、ノイズに影響されない良好な記
録・再生等を行なうことができる。
【0023】なお、本発明は前記実施例に限定されるも
のではなく、必要に応じて変更することができる。例え
ば、磁気ヘッドの各レールのフェライト部分をABS面
の表面部分のみに限定して設けてもよい。
【0024】
【発明の効果】このように本発明の磁気ヘッドは構成さ
れ作用するものであるから、ヘッドコアと接合されるフ
ェライト部分を少なくしたことでインダクタンスを小さ
くすることができ、よって外部磁界等によるノイズを拾
いにくくすることができ、また、中央のレールとヘッド
コアとの間のギャップをABS面のトレーリング側のエ
ッジ部分より内側になるように配設したことで、磁気ヘ
ッドの外部ノイズに対するシールド効果をより向上させ
ることができ、磁気記録媒体に対して常に適正に情報処
理を施すことができる等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の磁気ヘッドの1実施例の全体を示す斜
視図
【図2】本発明の磁気ヘッドの1実施例の平面図
【図3】従来の磁気ヘッドの一般的な構成を示す斜視図
【符号の説明】
2 スライダ 3 レール 5 ヘッドコア 6 ギャップ 9 磁気ヘッド 9a フェライト 9b 非磁性体

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 3本のレールを有するとともに中央のレ
    ールにヘッドコアが配設されている磁気ヘッドにおい
    て、フェライトによって製せられている前記中央のレー
    ルの両側に非磁性体層をそれぞれ配設したことを特徴と
    する磁気ヘッド。
  2. 【請求項2】 中央のレールに配設されているヘッドコ
    ア部分のギャップを、磁気ヘッドのABS面のトレーリ
    ング側のエッジ部分より内側になるように配設したこと
    を特徴とする請求項1に記載の磁気ヘッド。
JP4237095A 1992-09-04 1992-09-04 磁気ヘッド Withdrawn JPH0684157A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4237095A JPH0684157A (ja) 1992-09-04 1992-09-04 磁気ヘッド

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4237095A JPH0684157A (ja) 1992-09-04 1992-09-04 磁気ヘッド

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0684157A true JPH0684157A (ja) 1994-03-25

Family

ID=17010341

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4237095A Withdrawn JPH0684157A (ja) 1992-09-04 1992-09-04 磁気ヘッド

Country Status (1)

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JP (1) JPH0684157A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10203608B2 (en) 2003-08-21 2019-02-12 Nikon Corporation Exposure apparatus and device manufacturing method having lower scanning speed to expose peripheral shot area

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Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19991130