JPS599410Y2 - 磁気ヘツド - Google Patents
磁気ヘツドInfo
- Publication number
- JPS599410Y2 JPS599410Y2 JP2295778U JP2295778U JPS599410Y2 JP S599410 Y2 JPS599410 Y2 JP S599410Y2 JP 2295778 U JP2295778 U JP 2295778U JP 2295778 U JP2295778 U JP 2295778U JP S599410 Y2 JPS599410 Y2 JP S599410Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- magnetic
- magnetic head
- head
- core
- resistance
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Magnetic Heads (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、高抗磁性記録媒体に高城信号を記録するに適
した磁気ヘッドに関する。
した磁気ヘッドに関する。
−高城信号より或るビデオ信号を記録する回転磁気ヘ
ッドは、硬度が高く特に耐摩耗性に優れたフエライト等
の酸化物磁性材料をコアとし、ガンマヘマタイトを記録
媒体とする磁気テープに磁気記録を為している。
ッドは、硬度が高く特に耐摩耗性に優れたフエライト等
の酸化物磁性材料をコアとし、ガンマヘマタイトを記録
媒体とする磁気テープに磁気記録を為している。
磁気テープの記録媒体としては、ガンマヘマタイトの他
の酸化クロームに代表される高抗磁性媒体があり、後者
は、高抗磁性故に前者に比しノイズが少なく周波数特性
にも優れており高密度記録に適している。
の酸化クロームに代表される高抗磁性媒体があり、後者
は、高抗磁性故に前者に比しノイズが少なく周波数特性
にも優れており高密度記録に適している。
そこでビデオ信号等の高城信号は、高抗磁性記録媒体よ
り或る磁気テープに記録する方が望ましいことになるが
、フエライト材より戒る回転磁気ヘッドは、低い磁束密
度で飽和状態となり、高抗磁性記録媒体の有する特性を
十分発揮し得ないという不都合を招来する。
り或る磁気テープに記録する方が望ましいことになるが
、フエライト材より戒る回転磁気ヘッドは、低い磁束密
度で飽和状態となり、高抗磁性記録媒体の有する特性を
十分発揮し得ないという不都合を招来する。
従って高抗磁性記録媒体より或るテープに高城信号を記
録するためには飽和磁束密度の高い金属性磁性材料を磁
気コアとして用いた磁気ヘッドが必要となる。
録するためには飽和磁束密度の高い金属性磁性材料を磁
気コアとして用いた磁気ヘッドが必要となる。
しかし金属性磁性材料は電気的抵抗が低いため、例えば
磁気コアの厚さを３０μｍ迄薄くしてもＦＭ変調した映
像信号等の高城信号を記録する場合には渦電流損失が無
視できなくなる。
磁気コアの厚さを３０μｍ迄薄くしてもＦＭ変調した映
像信号等の高城信号を記録する場合には渦電流損失が無
視できなくなる。
そこで渦電流解消のため磁気コアを更に分割して有機接
着材等で重ね合わせることも考えられるが、薄い磁気コ
ア用のウエーハーを単独で更に薄くすることは困難を極
め、特にセンダスト、パーマロイ等の軟質の金属材料で
は、通常の加工限度を遥かに上回ることになるばかりか
、仮に加工して重ね合わせることができたとしても耐摩
耗性の点で強度的な保証が得られず実用には適さない。
着材等で重ね合わせることも考えられるが、薄い磁気コ
ア用のウエーハーを単独で更に薄くすることは困難を極
め、特にセンダスト、パーマロイ等の軟質の金属材料で
は、通常の加工限度を遥かに上回ることになるばかりか
、仮に加工して重ね合わせることができたとしても耐摩
耗性の点で強度的な保証が得られず実用には適さない。
そこで、本件出願人は、上述の点に鑑み、第１図に図示
せる如き構或の磁気ヘッドを先に提案した。
せる如き構或の磁気ヘッドを先に提案した。
該磁気ヘッドは、非磁性板１の両面に金属性磁性板２ａ
，２ｂを配して磁気コアを形或し、コイル巻線を施した
ことを特徴とするものである。
，２ｂを配して磁気コアを形或し、コイル巻線を施した
ことを特徴とするものである。
従って該磁気ヘッドは、加工の点に関して、磁性板を加
工限度を越して薄く研摩できる利点があり、構或の点に
関して、磁路が２分割されているため電気抵抗が増加し
て渦電流損が軽減されると云う利点もあり、更に軟質の
金属磁性材に対しては、非磁性板が強度的な保証をする
ため耐摩耗性に優れると云う利点もある。
工限度を越して薄く研摩できる利点があり、構或の点に
関して、磁路が２分割されているため電気抵抗が増加し
て渦電流損が軽減されると云う利点もあり、更に軟質の
金属磁性材に対しては、非磁性板が強度的な保証をする
ため耐摩耗性に優れると云う利点もある。
しかし、斯る磁気ヘッドも、磁性板が薄型であるため磁
気抵抗が高く、特に再生効率が劣ると云う欠点を有して
いる。
気抵抗が高く、特に再生効率が劣ると云う欠点を有して
いる。
よって本考案は上述の点に鑑み電気的抵抗を増加せしめ
ることなく磁気抵抗を減ずる新規な磁気ヘッドを提案す
るものである。
ることなく磁気抵抗を減ずる新規な磁気ヘッドを提案す
るものである。
以下本考案を図示せる一実施例に従い説明する。
本実施例は、先願に係る磁気ヘッドの非磁性板をＵ字状
の酸化磁性材で置換したことを特徴とするものである。
の酸化磁性材で置換したことを特徴とするものである。
即ち本実施例に係る磁気ヘッドは第２図に図示せる如く
、まずフエライトより戊る磁性ブロックに溝１ａ′を切
削して該溝１ａ′の上部に溶融ガラスを橋渡して固化せ
しめ非磁性のテープ当接ブロックｌ’ｂを形或した後、
該磁性ブロックを所定厚に切断して鏡面研摩を施して支
持コア１′を形威し、（第２図ａ参照）次に、ヘッドギ
ャップ２１ ａ， ２ｌ ｂを形或したパーマロイより
戒る磁性板２ａ，２ｂを前記支持コア１′の両面に有機
接着材にて貼着して該両磁性板２ａ，２ｂにコイル巻線
孔２２ａ，２２ｂを穿設すると共にヘッドギャップ２１
ａ， ２１ ｂのギャップ幅が所定値になる迄外表面
を研摩しテープ当接面を丸く加工して磁気コアを形或し
、最後にコイル巻線３を施している。
、まずフエライトより戊る磁性ブロックに溝１ａ′を切
削して該溝１ａ′の上部に溶融ガラスを橋渡して固化せ
しめ非磁性のテープ当接ブロックｌ’ｂを形或した後、
該磁性ブロックを所定厚に切断して鏡面研摩を施して支
持コア１′を形威し、（第２図ａ参照）次に、ヘッドギ
ャップ２１ ａ， ２ｌ ｂを形或したパーマロイより
戒る磁性板２ａ，２ｂを前記支持コア１′の両面に有機
接着材にて貼着して該両磁性板２ａ，２ｂにコイル巻線
孔２２ａ，２２ｂを穿設すると共にヘッドギャップ２１
ａ， ２１ ｂのギャップ幅が所定値になる迄外表面
を研摩しテープ当接面を丸く加工して磁気コアを形或し
、最後にコイル巻線３を施している。
従って本実施例の磁気ヘッドは、ヘッドギャップ当接部
を除き前記支持コア１′を磁気抵抗が低く、電気抵抗の
高いフエライトで構或するため、再生時の再生効率が高
くなる。
を除き前記支持コア１′を磁気抵抗が低く、電気抵抗の
高いフエライトで構或するため、再生時の再生効率が高
くなる。
本実施例の磁気ヘッドは、ヘッドギャップ２１ａ，２１
ｂを一対擁している関係上一度に離間せる２本の磁気ト
ラックを形或する。
ｂを一対擁している関係上一度に離間せる２本の磁気ト
ラックを形或する。
そこで以下本実施例に係る磁気ヘッドを２ヘッドヘリ力
ルスキャン方式のビデオテープレコーダに採用する場合
の走査方式に付いて説明する。
ルスキャン方式のビデオテープレコーダに採用する場合
の走査方式に付いて説明する。
本実施例では、２個のヘッドギャップ２１ａ，２１ｂの
間隔、即ち前記支持コア１′の厚さをガードバンド３本
と磁気トラツク２本の和に相当する幅に選定している。
間隔、即ち前記支持コア１′の厚さをガードバンド３本
と磁気トラツク２本の和に相当する幅に選定している。
よって走査時には、一方の磁気ヘッドが前後して走査さ
れる磁気トラックを２本跨いで他方の磁気ヘッドが走査
することになる。
れる磁気トラックを２本跨いで他方の磁気ヘッドが走査
することになる。
即ち一方の磁気ヘッドがトラックｉａ，ｊｂを走査した
後、他方の磁気ヘッドがトラック１ｂを跨いでトラック
ｉｉａ，ｉｉｂを走査し、続いて再び一方の磁気ヘッド
がトラック＊ｚｉ ｂを跨いでトラック；＊ｉ ａ，
ｍ ｂを走査し、更に続いて再び他方の磁気ヘッドが
トラック１１１ｂを跨いでトラックＩＶａ， ＩＶｂ
を走査することになる。
後、他方の磁気ヘッドがトラック１ｂを跨いでトラック
ｉｉａ，ｉｉｂを走査し、続いて再び一方の磁気ヘッド
がトラック＊ｚｉ ｂを跨いでトラック；＊ｉ ａ，
ｍ ｂを走査し、更に続いて再び他方の磁気ヘッドが
トラック１１１ｂを跨いでトラックＩＶａ， ＩＶｂ
を走査することになる。
上述の如く本考案によれば再生効率の優れた磁気ヘッド
を提供することができその効果は大である。
を提供することができその効果は大である。
尚本実施例では、ヘッドギャップ２１ ａ， ２ｌ ｂ
を形或した磁性板の摩耗を軽減するために非磁性の前記
テープ当接ブロックｌ’ｂを配したが硬質のアモルファ
ス磁性体等を磁性板として採用することにより強度的保
証が得られる場合にはテープ当接ブロックを省略しても
良い。
を形或した磁性板の摩耗を軽減するために非磁性の前記
テープ当接ブロックｌ’ｂを配したが硬質のアモルファ
ス磁性体等を磁性板として採用することにより強度的保
証が得られる場合にはテープ当接ブロックを省略しても
良い。
第１図は先願に係る磁気ヘッドの斜視図、第２図ａは、
本考案の一実施例に係る磁気ヘッドの途中の製造工程を
示す斜視図、第２図ｂは本実施例に係る磁気ヘッドの斜
視図、第３図は本実施例に係る磁気ヘッドの走査順序を
示す説明図。 主な図番の説明、２ａ，２ｂ・・・・・・磁性板、５１
′・・・・・・支持板（支持コア）、３・・・・・・コ
イル巻線。
本考案の一実施例に係る磁気ヘッドの途中の製造工程を
示す斜視図、第２図ｂは本実施例に係る磁気ヘッドの斜
視図、第３図は本実施例に係る磁気ヘッドの走査順序を
示す説明図。 主な図番の説明、２ａ，２ｂ・・・・・・磁性板、５１
′・・・・・・支持板（支持コア）、３・・・・・・コ
イル巻線。
Claims (1)
- 磁気抵抗の低い磁性材よりなるコ字状の支持板と、該支
持板の開放端と共に形或した面一のテープ当接部に対し
幅方向２位置にヘッドギャップを設け且つ前記支持板の
板面を扶持する２枚の金属磁性板とにより磁気コアを形
或し、該磁気コアに一体的にコイル巻線を施すことを特
徴とする磁気ヘッド。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2295778U JPS599410Y2 (ja) | 1978-02-22 | 1978-02-22 | 磁気ヘツド |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2295778U JPS599410Y2 (ja) | 1978-02-22 | 1978-02-22 | 磁気ヘツド |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS54125614U JPS54125614U (ja) | 1979-09-01 |
| JPS599410Y2 true JPS599410Y2 (ja) | 1984-03-24 |
Family
ID=28858662
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2295778U Expired JPS599410Y2 (ja) | 1978-02-22 | 1978-02-22 | 磁気ヘツド |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS599410Y2 (ja) |
-
1978
- 1978-02-22 JP JP2295778U patent/JPS599410Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS54125614U (ja) | 1979-09-01 |
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