JPS636233A - ブレ−キ装置付き流体圧力クラツチ - Google Patents
ブレ−キ装置付き流体圧力クラツチInfo
- Publication number
- JPS636233A JPS636233A JP14797786A JP14797786A JPS636233A JP S636233 A JPS636233 A JP S636233A JP 14797786 A JP14797786 A JP 14797786A JP 14797786 A JP14797786 A JP 14797786A JP S636233 A JPS636233 A JP S636233A
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- brake
- fluid pressure
- output shaft
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- 239000012530 fluid Substances 0.000 title claims abstract description 32
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 claims abstract description 68
- 239000010687 lubricating oil Substances 0.000 claims description 9
- 238000007789 sealing Methods 0.000 claims description 2
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 abstract description 17
- 239000003921 oil Substances 0.000 description 18
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 7
- 230000001050 lubricating effect Effects 0.000 description 2
- 230000000994 depressogenic effect Effects 0.000 description 1
- 230000009977 dual effect Effects 0.000 description 1
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- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、自動車等に使用される流体圧が式クラッチに
関し、特にクラッチ遮断時に出力軸に制動力を及ぼすよ
うにしたブレーキ装置付き流体圧カフラッチに関する。
関し、特にクラッチ遮断時に出力軸に制動力を及ぼすよ
うにしたブレーキ装置付き流体圧カフラッチに関する。
(従来の技術)
この種のクラッチの一例は特開昭60−23634号等
に記載されている。この出願の構造によると、エアーシ
リンダをプレッシャプレートに併設し、エアーシリンダ
に圧力を供給することにより、プレッシャプレートがク
ラッチディスクの摩擦フェーシングをフライホイールに
押付け、それによりクラッチが接続するようになってい
る。
に記載されている。この出願の構造によると、エアーシ
リンダをプレッシャプレートに併設し、エアーシリンダ
に圧力を供給することにより、プレッシャプレートがク
ラッチディスクの摩擦フェーシングをフライホイールに
押付け、それによりクラッチが接続するようになってい
る。
−方、−般に車両用クラッチの出力軸はトランスミッシ
ョンの入力部に連結されるので、トランスミッションに
シンクロナイザが設けられていない場合、クラッチの出
力部にイナーシャブレーキを併設し、変速操作時(クラ
ッチを遮断時)にイナーシャブレーキによりクラッチ出
力軸やトランスミッションの入力部に制動力を及ぼすと
、変速操作(ギヤの切換)を容易に行える。
ョンの入力部に連結されるので、トランスミッションに
シンクロナイザが設けられていない場合、クラッチの出
力部にイナーシャブレーキを併設し、変速操作時(クラ
ッチを遮断時)にイナーシャブレーキによりクラッチ出
力軸やトランスミッションの入力部に制動力を及ぼすと
、変速操作(ギヤの切換)を容易に行える。
(発明が解決しようとする問題点)
ところが現在まで、流体圧力クラッチにイナーシャブレ
ーキを併設した適当な構造、すなわち簡単かつコンバク
とで信頼性及び耐久性の高い構造、は提案されていない
。
ーキを併設した適当な構造、すなわち簡単かつコンバク
とで信頼性及び耐久性の高い構造、は提案されていない
。
本発明は上記条件を満たしたイナーシャブレーキ装置付
き流体圧力クラッチを提供することを目的としている。
き流体圧力クラッチを提供することを目的としている。
(問題点を解決するための手段)
上記問題を解決するために、本発明は、クラッチハウジ
ング内に、回転力入力部と、出力軸と、出力軸に連結す
るクラッチディスクと、クラッチディスクを回転力入力
部に接続するためのクラッチ用シリンダ機構とを設け、
クラッチハウジング外に流体圧力制m+機構を設け、上
記シリンダ機構と流体圧力制m+機構とをクラッチ用流
体通路を介して接続し、上記出力軸にブレーキ機構を併
設し、該ブレーキ機構に、出力軸に設けられる被制動部
と、被制動部に制動力を及ぼすためのブレーキ用シリン
ダ機構とを設け、プレー−1−用シリンダ機構をブレー
キ用流体通路を介して上記流体圧力制御機構に接続し、
流体圧力制御機構により、該機構がクラッチ用シリンダ
機構の圧力をクラッチ遮断状態に設定した時にのみ、ブ
レーキ用シリンダ機構の圧力を上記制動力発生状態に設
定するようにしたことを特徴としている。
ング内に、回転力入力部と、出力軸と、出力軸に連結す
るクラッチディスクと、クラッチディスクを回転力入力
部に接続するためのクラッチ用シリンダ機構とを設け、
クラッチハウジング外に流体圧力制m+機構を設け、上
記シリンダ機構と流体圧力制m+機構とをクラッチ用流
体通路を介して接続し、上記出力軸にブレーキ機構を併
設し、該ブレーキ機構に、出力軸に設けられる被制動部
と、被制動部に制動力を及ぼすためのブレーキ用シリン
ダ機構とを設け、プレー−1−用シリンダ機構をブレー
キ用流体通路を介して上記流体圧力制御機構に接続し、
流体圧力制御機構により、該機構がクラッチ用シリンダ
機構の圧力をクラッチ遮断状態に設定した時にのみ、ブ
レーキ用シリンダ機構の圧力を上記制動力発生状態に設
定するようにしたことを特徴としている。
(作用)
上記構成によると、流体圧力制御機構m構がクラッチ用
シリンダの圧力をクラッチ遮断状態に設定するとく例え
ば圧力を解放すると)、ブレーキ用シリンダ機構の圧力
がブレーキ作動状態に設定され、ブレーキ用シリンダ機
構から被制動部を介して出力軸に制動力が及ぼされる。
シリンダの圧力をクラッチ遮断状態に設定するとく例え
ば圧力を解放すると)、ブレーキ用シリンダ機構の圧力
がブレーキ作動状態に設定され、ブレーキ用シリンダ機
構から被制動部を介して出力軸に制動力が及ぼされる。
(実施例)
第1図に示すクラッチはデュアルクラッチで、フライホ
イール1の回転力を2個のクラッチディスク2を介して
出力軸3に伝えるようになっている。フライホイール1
は外周部に軸方向延長部材4を備え、延長部材4の先端
にクラッチカバー5が固定されている。クラッチカバー
5にはプレッシャプレート6が連結されている。上記2
個のクラッチディスク2は内周部が出力@3に連結して
おり、外周部に設けた摩擦フェーシング7が、中間プレ
ート8を挟んだ状態で、フライホイール1とプレッシャ
プレート6の間に位置している。クラッチカバー5には
環状のシリンダ機構10と複数のスプリング11が組込
まれている。スプリング11とシリンダ機構10のピス
トン12とはプレッシャプレート6の背面に連結してい
る。
イール1の回転力を2個のクラッチディスク2を介して
出力軸3に伝えるようになっている。フライホイール1
は外周部に軸方向延長部材4を備え、延長部材4の先端
にクラッチカバー5が固定されている。クラッチカバー
5にはプレッシャプレート6が連結されている。上記2
個のクラッチディスク2は内周部が出力@3に連結して
おり、外周部に設けた摩擦フェーシング7が、中間プレ
ート8を挟んだ状態で、フライホイール1とプレッシャ
プレート6の間に位置している。クラッチカバー5には
環状のシリンダ機構10と複数のスプリング11が組込
まれている。スプリング11とシリンダ機構10のピス
トン12とはプレッシャプレート6の背面に連結してい
る。
上記各部はクラッチハウジング15の内部に収容されて
いる。クラッチハウジング15はトランスミッションケ
ースの端壁16に取付けである。
いる。クラッチハウジング15はトランスミッションケ
ースの端壁16に取付けである。
前記出力軸3は軸受17.18を介してフライホイール
1及び端壁16により支持されている。出力軸3の一端
部はトランスミッションケースの内部に突出しており、
その突出端部にトランスミッションの入力ギヤ19が取
付けである。
1及び端壁16により支持されている。出力軸3の一端
部はトランスミッションケースの内部に突出しており、
その突出端部にトランスミッションの入力ギヤ19が取
付けである。
端壁16とクラッチカバー5の間において、出力軸3の
周囲には回転継手20が設けてあり、回転継手20によ
りクラッチ用流体通路機構21の回転通路22と静止通
路23が接続されている。
周囲には回転継手20が設けてあり、回転継手20によ
りクラッチ用流体通路機構21の回転通路22と静止通
路23が接続されている。
回転通路22はクラッチカバー5の内部に設けてあり、
シリンダ機構10の加圧室24に接続している。静止通
路23はクラッチハウジング15の外部まで延びて圧力
制御機構25に接続している。
シリンダ機構10の加圧室24に接続している。静止通
路23はクラッチハウジング15の外部まで延びて圧力
制御機構25に接続している。
圧力制御In構25はクラッチペダル26等に連動する
圧力制御バルブ27と、制御バルブ27の入口に接続す
る空気圧力源28等を備えている。
圧力制御バルブ27と、制御バルブ27の入口に接続す
る空気圧力源28等を備えている。
上記回転継手20は環状の静止ボディ30(組立体)を
備えている。ボディ30は一端部がクラッチハウジング
15及びトランスミッションケースの端壁16に嵌合固
定されている。ボディ30の内周には筒状の回転軸部3
1が相対回転自在に嵌合している。軸部31はボディ3
0からクラッチカバー5側へ突出しており、その突出端
部がクラッチカバー5の内周に嵌合して回転不能に固定
されている。
備えている。ボディ30は一端部がクラッチハウジング
15及びトランスミッションケースの端壁16に嵌合固
定されている。ボディ30の内周には筒状の回転軸部3
1が相対回転自在に嵌合している。軸部31はボディ3
0からクラッチカバー5側へ突出しており、その突出端
部がクラッチカバー5の内周に嵌合して回転不能に固定
されている。
前記回転通路22は軸部31の内部通路32に接続して
いる。前記静止通路23はボディ30の内部通路33(
2点鎖線で示す)に接続している。
いる。前記静止通路23はボディ30の内部通路33(
2点鎖線で示す)に接続している。
通路32と通路33は環状溝35において互いに接続し
ている。環状溝35の両側にはシール36.37が設け
である。更に回転継手20には、シール36.37の両
側にシール38.39が設けである。上記シール36.
37.38はボディ3゜と軸部31の間に介装されてい
る。シール38はクラッチカバー5に近い位置にあり、
シール38とそれに隣接するシール36との間において
ボディ30の内周面に油路4oの出口が開口している。
ている。環状溝35の両側にはシール36.37が設け
である。更に回転継手20には、シール36.37の両
側にシール38.39が設けである。上記シール36.
37.38はボディ3゜と軸部31の間に介装されてい
る。シール38はクラッチカバー5に近い位置にあり、
シール38とそれに隣接するシール36との間において
ボディ30の内周面に油路4oの出口が開口している。
油路40はボディ30の上部に設けた浦溜め41に接続
している。油溜め41の入口孔はバイブ42に連通して
いる。バイブ42は端壁16やボディ30の端部に水平
に組込まれており、トランスミッションケース(端壁1
6)の内部に突出している。バイブ42の上記突出部分
の上部には油受は用の切欠き43が設けである。
している。油溜め41の入口孔はバイブ42に連通して
いる。バイブ42は端壁16やボディ30の端部に水平
に組込まれており、トランスミッションケース(端壁1
6)の内部に突出している。バイブ42の上記突出部分
の上部には油受は用の切欠き43が設けである。
第2図の如く、前記シール39はシール37と前記出力
軸用軸受18との間に設けてあり、軸部31の大径端部
45と出力軸3との間に介装されている。端部45の外
周面とそれを囲むボディ30の内周部分46との間には
ブツシュ47が介装されている。部分46の内周面には
軸方向に延びる油溝48が設けである。油溝48はボデ
ィ3゜に設けた油路49(2点鎖線で示す)を介して前
記油路40に接続している。
軸用軸受18との間に設けてあり、軸部31の大径端部
45と出力軸3との間に介装されている。端部45の外
周面とそれを囲むボディ30の内周部分46との間には
ブツシュ47が介装されている。部分46の内周面には
軸方向に延びる油溝48が設けである。油溝48はボデ
ィ3゜に設けた油路49(2点鎖線で示す)を介して前
記油路40に接続している。
ボディ30には更にブレーキ閤構50が組込まれている
。ブレーキ機構50は環状板から成る被制動部51と、
シリンダ機構52とを備えている。
。ブレーキ機構50は環状板から成る被制動部51と、
シリンダ機構52とを備えている。
被制動部51はシール39と軸受18の間に位置してお
り、内周が出力軸3に回転不能に連結している。シリン
ダ機構52は上記ボディ30に設けた環状の切欠き53
と、切欠き53にシール54.55を介して嵌め込んだ
環状のピストン56とで構成されている。切欠き53は
前記ブツシュ支持部分46の半径方向外側に形成してあ
り、被制動部51に向かって開口している。ピストン5
6は被制動部51の外周側部分に対向している。被制動
部51と軸受18の間にはボディ30の一部分により内
向きフラ・ンジ状のバックアップ部57が形成されてい
る。
り、内周が出力軸3に回転不能に連結している。シリン
ダ機構52は上記ボディ30に設けた環状の切欠き53
と、切欠き53にシール54.55を介して嵌め込んだ
環状のピストン56とで構成されている。切欠き53は
前記ブツシュ支持部分46の半径方向外側に形成してあ
り、被制動部51に向かって開口している。ピストン5
6は被制動部51の外周側部分に対向している。被制動
部51と軸受18の間にはボディ30の一部分により内
向きフラ・ンジ状のバックアップ部57が形成されてい
る。
シリンダ機構52の加圧室59は切欠き53の底部(被
制動部51から最も遠い部分)とピストン56との間に
形成されており、ボディ30に形成した通路60を介し
て通路61に接続している。
制動部51から最も遠い部分)とピストン56との間に
形成されており、ボディ30に形成した通路60を介し
て通路61に接続している。
第1図の如く、通路61はクラッチハウジング15の外
部まで延びて圧力制御機構25の制御バルブ27に接続
している。制御バルブ27は通路61への供給圧力を、
後述する如く、クラッチ用通路23への供給圧力とは逆
に制御するようになっている。
部まで延びて圧力制御機構25の制御バルブ27に接続
している。制御バルブ27は通路61への供給圧力を、
後述する如く、クラッチ用通路23への供給圧力とは逆
に制御するようになっている。
次に各部の作動を説明する。
クラッチペダル26を解放した状態では、圧力υIt[
1機構25が通路機構21へ圧力を供給する。
1機構25が通路機構21へ圧力を供給する。
従ってシリンダ機構10の加圧室24が加圧されてピス
トン12がプレッシャプレート6を押し、プレッシャプ
レート6が7エーシング7をフライホイール1に押付け
る。これによりクラッチは接続される。
トン12がプレッシャプレート6を押し、プレッシャプ
レート6が7エーシング7をフライホイール1に押付け
る。これによりクラッチは接続される。
この接続状態では、圧力制御機構25が通路61の圧力
を解放する。従ってシリンダ機構52の加圧室59は減
圧状態に保たれ、ピストン56は被制動部51に圧接し
ない。すなわらブレーキ殿構50は解放状態に維持され
る。
を解放する。従ってシリンダ機構52の加圧室59は減
圧状態に保たれ、ピストン56は被制動部51に圧接し
ない。すなわらブレーキ殿構50は解放状態に維持され
る。
クラッチペダル26を踏込むと、圧力制御機構25が通
路機構21を介して加圧室24の圧力を解放する。これ
によりスプリング11がプレッシャプレート6を後退さ
せてせてフェーシング7から離し、フライホイール1か
らフェーシング7が離れてクラッチが遮断される。
路機構21を介して加圧室24の圧力を解放する。これ
によりスプリング11がプレッシャプレート6を後退さ
せてせてフェーシング7から離し、フライホイール1か
らフェーシング7が離れてクラッチが遮断される。
このクラッチ遮断状態では、圧力制御機構25が通路6
1へ圧力を供給する。従って加圧室59は加圧状態とな
り、ピストン56は被制動部51に圧接する。これによ
り被制動部51から出力軸3へ制動力が及ぼされる。こ
のようにして出力軸3の慣性力による回転が阻止又は規
制されるので、トランスミッション内部のギヤの切換を
容易に行うことができる。
1へ圧力を供給する。従って加圧室59は加圧状態とな
り、ピストン56は被制動部51に圧接する。これによ
り被制動部51から出力軸3へ制動力が及ぼされる。こ
のようにして出力軸3の慣性力による回転が阻止又は規
制されるので、トランスミッション内部のギヤの切換を
容易に行うことができる。
上記クラッチ接続状態及び遮断状態のいずれでも、軸部
31はシール36〜38の内周リップに対して摺動しな
がらクラッチカバー5と共に回転する。又クラッチ遮断
状態では、上述の如く出力軸3が停止又は減速されるの
で、出力軸3に固定したシール39の外周リップ上を軸
部31が摺動する。これらのシール36〜38の摺動部
は、トランスミッション内部の潤滑油飛沫により、以下
の如く潤滑される。
31はシール36〜38の内周リップに対して摺動しな
がらクラッチカバー5と共に回転する。又クラッチ遮断
状態では、上述の如く出力軸3が停止又は減速されるの
で、出力軸3に固定したシール39の外周リップ上を軸
部31が摺動する。これらのシール36〜38の摺動部
は、トランスミッション内部の潤滑油飛沫により、以下
の如く潤滑される。
第2図において、トランスミッション内部の潤滑油飛沫
の一部は切欠き43からバイブ42へ流入し、バイブ4
2から油溜め41、油路40を経てシール36.38の
摺動部に逼する。又油路40内のTA潤滑油一部は油路
49へ流入し、その−部はシール37の内周に達する。
の一部は切欠き43からバイブ42へ流入し、バイブ4
2から油溜め41、油路40を経てシール36.38の
摺動部に逼する。又油路40内のTA潤滑油一部は油路
49へ流入し、その−部はシール37の内周に達する。
又油路49から油P48へ流入した潤滑油は、ブツシュ
47を潤滑するとともに、−部が端部45と被制動部5
1の間を通過してシール39の外周摺動部に達する。
47を潤滑するとともに、−部が端部45と被制動部5
1の間を通過してシール39の外周摺動部に達する。
油溝48内のrIi滑油の残りの部分は、ブレーキ解放
時に、ピストン56と被制動部51の間、被制動部51
の外周の隙間、被制動部51とバックアップ部57の間
の隙間、バックアップ部57の内周側の隙間、軸受18
の内部の隙間を通ってトランスミッションケースの内部
に戻り、上記経路を通過する間に、被制動部51やピス
トン56、バックアップ部57を潤滑する。
時に、ピストン56と被制動部51の間、被制動部51
の外周の隙間、被制動部51とバックアップ部57の間
の隙間、バックアップ部57の内周側の隙間、軸受18
の内部の隙間を通ってトランスミッションケースの内部
に戻り、上記経路を通過する間に、被制動部51やピス
トン56、バックアップ部57を潤滑する。
〈発明の効果)
以上説明したように本発明では、流体圧力式クラッチに
イナーシャブレーキ機構50を組込み、クラッチ遮断時
に出力軸3を停止又は減速させるようにしている。従っ
て本発明のクラッチをトランスミッションと組合せるこ
とにより、トランスミッションにシンクロナイザが設け
られていない場合でも、ギヤの切換を容易に行うことが
できる。
イナーシャブレーキ機構50を組込み、クラッチ遮断時
に出力軸3を停止又は減速させるようにしている。従っ
て本発明のクラッチをトランスミッションと組合せるこ
とにより、トランスミッションにシンクロナイザが設け
られていない場合でも、ギヤの切換を容易に行うことが
できる。
しかもブレーキ機構50の作動流体としてクラッチのシ
リンダ機構10と同じ作動流体を使用しているので、流
体経路や圧力側m+i構の構造を簡単小形化し、製造コ
ストを低減できる。又クラッチの接続遮断動作に正確に
対応させてブレーキを作動させることかできるので、ブ
レーキ動作の信頼性は高い。
リンダ機構10と同じ作動流体を使用しているので、流
体経路や圧力側m+i構の構造を簡単小形化し、製造コ
ストを低減できる。又クラッチの接続遮断動作に正確に
対応させてブレーキを作動させることかできるので、ブ
レーキ動作の信頼性は高い。
図示の実施例では、ブレーキ機構50を回転継手20に
組込んでいるので、クラッチ全体を特に簡単かつコンパ
クトに構成することができる。
組込んでいるので、クラッチ全体を特に簡単かつコンパ
クトに構成することができる。
更に回転継手20のシール用潤滑油路を利用してブレー
キ機構50の各部を潤滑しているので、ブレーキ機構5
0を確実に潤滑して耐久性を高めるとともに、ブレーキ
機構50用の潤滑装置の構造も簡単化できる。
キ機構50の各部を潤滑しているので、ブレーキ機構5
0を確実に潤滑して耐久性を高めるとともに、ブレーキ
機構50用の潤滑装置の構造も簡単化できる。
(別の実施例)
作動流体としてオイルを使用する型式のクラッチに本発
明を採用することもできる。
明を採用することもできる。
Claims (3)
- (1)クラッチハウジング内に、回転力入力部と、出力
軸と、出力軸に連結するクラッチディスクと、クラッチ
ディスクを回転力入力部に接続するためのクラッチ用シ
リンダ機構とを設け、クラッチハウジング外に流体圧力
制御機構を設け、上記シリンダ機構と流体圧力制御機構
とをクラッチ用流体通路を介して接続し、上記出力軸に
ブレーキ機構を併設し、該ブレーキ機構に、出力軸に設
けられる被制動部と、被制動部に制動力を及ぼすための
ブレーキ用シリンダ機構とを設け、ブレーキ用シリンダ
機構をブレーキ用流体通路を介して上記流体圧力制御機
構に接続し、流体圧力制御機構により、該機構がクラッ
チ用シリンダ機構の圧力をクラッチ遮断状態に設定した
時にのみ、ブレーキ用シリンダ機構の圧力を上記制動力
発生状態に設定するようにしたことを特徴とするブレー
キ装置付き流体圧力クラッチ。 - (2)上記クラッチ用流体通路に、流体圧力制御機構に
接続する静止通路と、回転力入力部とともに回転してク
ラッチ用シリンダ機構に接続する回転通路と、上記静止
通路と回転通路とを接続する回転継手とを設け、上記回
転継手に上記ブレーキ用シリンダ機構を組込んだ特許請
求の範囲第1項に記載の流体圧力クラッチ。 - (3)上記両シリンダ機構の作動流体が空気であり、上
記回転継手の静止部と回転部との間に作動流体通路密封
用のシールが設けてあり、上記回転継手に、シールに潤
滑油を供給するための潤滑油通路と、該潤滑油通路から
分岐してブレーキ機構まで延びる潤滑油通路とを設けた
特許請求の範囲第2項に記載の流体圧力クラッチ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14797786A JPS636233A (ja) | 1986-06-23 | 1986-06-23 | ブレ−キ装置付き流体圧力クラツチ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14797786A JPS636233A (ja) | 1986-06-23 | 1986-06-23 | ブレ−キ装置付き流体圧力クラツチ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS636233A true JPS636233A (ja) | 1988-01-12 |
Family
ID=15442377
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14797786A Pending JPS636233A (ja) | 1986-06-23 | 1986-06-23 | ブレ−キ装置付き流体圧力クラツチ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS636233A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0571563A (ja) * | 1991-09-17 | 1993-03-23 | Hino Motors Ltd | クラツチブレーキ装置及びその制御方法 |
CN113108000A (zh) * | 2021-04-13 | 2021-07-13 | 山推工程机械股份有限公司 | 一种机械推土机主离合器系统 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5294958A (en) * | 1976-02-04 | 1977-08-10 | Akio Makino | Automatic clutch with retarder |
-
1986
- 1986-06-23 JP JP14797786A patent/JPS636233A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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