JPH0451689B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0451689B2 JPH0451689B2 JP59127727A JP12772784A JPH0451689B2 JP H0451689 B2 JPH0451689 B2 JP H0451689B2 JP 59127727 A JP59127727 A JP 59127727A JP 12772784 A JP12772784 A JP 12772784A JP H0451689 B2 JPH0451689 B2 JP H0451689B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- clutch
- drive
- drive device
- housing
- piston
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 239000012530 fluid Substances 0.000 claims description 4
- 239000000314 lubricant Substances 0.000 claims description 2
- 239000000446 fuel Substances 0.000 description 2
- 230000002411 adverse Effects 0.000 description 1
- 239000010687 lubricating oil Substances 0.000 description 1
- 238000007789 sealing Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16D—COUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
- F16D25/00—Fluid-actuated clutches
- F16D25/08—Fluid-actuated clutches with fluid-actuated member not rotating with a clutching member
- F16D25/082—Fluid-actuated clutches with fluid-actuated member not rotating with a clutching member the line of action of the fluid-actuated members co-inciding with the axis of rotation
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、大気空気を圧縮して圧縮空気を例え
ば車両のブレーキ装置に供給するエアコンプレツ
サと車両のエンジンとの駆動的連結を制御する駆
動装置に関する。
ば車両のブレーキ装置に供給するエアコンプレツ
サと車両のエンジンとの駆動的連結を制御する駆
動装置に関する。
多年に亘り、大型商用車には圧縮空気によつて
駆動されるブレーキ装置が装備されれている。こ
のような車両のブレーキ装置を作動するのに用い
られる圧縮空気は、車両のエンジンによつて駆動
される車両用エアコンプレツサにより供給される
ようになつている。商用車は屡々、ブレーキ作動
を必要とすることなしに、長時間走行することが
あるので、相当長い時間エアコンプレツサの作動
が不要である。従つて、最近の車両用エアコンプ
レツサは、車両のリザーバが所定圧力レベルまで
充填された時にはエアコンプレツサを本質的に
「フリーホイール」にさせるアンロード装置を装
備している。エアコンプレツサが無負荷状態にあ
る時でもエンジンの動力はエアコンプレツサによ
つて幾分消費されるが、エアコンプレツサが無負
荷状態にあつて仕事をしていない時に消費される
動力は、エアコンプレツサが空気を圧縮して車両
のリザーバを充填する時に消費されるよりも遥か
に少ない。
駆動されるブレーキ装置が装備されれている。こ
のような車両のブレーキ装置を作動するのに用い
られる圧縮空気は、車両のエンジンによつて駆動
される車両用エアコンプレツサにより供給される
ようになつている。商用車は屡々、ブレーキ作動
を必要とすることなしに、長時間走行することが
あるので、相当長い時間エアコンプレツサの作動
が不要である。従つて、最近の車両用エアコンプ
レツサは、車両のリザーバが所定圧力レベルまで
充填された時にはエアコンプレツサを本質的に
「フリーホイール」にさせるアンロード装置を装
備している。エアコンプレツサが無負荷状態にあ
る時でもエンジンの動力はエアコンプレツサによ
つて幾分消費されるが、エアコンプレツサが無負
荷状態にあつて仕事をしていない時に消費される
動力は、エアコンプレツサが空気を圧縮して車両
のリザーバを充填する時に消費されるよりも遥か
に少ない。
従来の車両用エアコンプレツサにおける問題点
の1つは、エアコンプレツサが無負荷状態の時で
も車両のエンジンから切り離されていないことで
ある。従つて、エアコンプレツサは不必要に摩耗
され、エアコンプレツサがエンジンから切り離さ
れる場合よりも潤滑油を早計に浪費させることと
なり得る。更に、たとえ無負荷状態でもエアコン
プレツサを作動させることはエネルギを必要と
し、その結果燃料消費量が増大することとなる。
従つて、エアコンプレツサを切り離す駆動装置
は、比較的少ない量でではあるが、燃料を有益に
節約することができるのである。米国特許第
2684742号に開示されているようなコンパクトな
駆動装置は従来より公知であるが、この種のクラ
ツチ又は駆動装置は、コンプレツサの駆動に用い
るのに適する程十分コンパクトなものではない。
の1つは、エアコンプレツサが無負荷状態の時で
も車両のエンジンから切り離されていないことで
ある。従つて、エアコンプレツサは不必要に摩耗
され、エアコンプレツサがエンジンから切り離さ
れる場合よりも潤滑油を早計に浪費させることと
なり得る。更に、たとえ無負荷状態でもエアコン
プレツサを作動させることはエネルギを必要と
し、その結果燃料消費量が増大することとなる。
従つて、エアコンプレツサを切り離す駆動装置
は、比較的少ない量でではあるが、燃料を有益に
節約することができるのである。米国特許第
2684742号に開示されているようなコンパクトな
駆動装置は従来より公知であるが、この種のクラ
ツチ又は駆動装置は、コンプレツサの駆動に用い
るのに適する程十分コンパクトなものではない。
本発明の目的は、圧縮空気を必要としない時に
はエアコンプレツサをエンジンとの駆動的係合か
ら断つよう作動する駆動装置を、車両のエンジン
と車両用エアコンプレツサとの間に配設すること
により、従来装置における上述した問題点を解消
することにある。以下に詳述する特定の設計は駆
動装置としての車両のエンジンとエアコンプレツ
サとの間で用いられるものを意図しているが、こ
のような駆動装置は自動車あるいは他の装置等に
おいて多様に有益的に適用できることが理解でき
よう。
はエアコンプレツサをエンジンとの駆動的係合か
ら断つよう作動する駆動装置を、車両のエンジン
と車両用エアコンプレツサとの間に配設すること
により、従来装置における上述した問題点を解消
することにある。以下に詳述する特定の設計は駆
動装置としての車両のエンジンとエアコンプレツ
サとの間で用いられるものを意図しているが、こ
のような駆動装置は自動車あるいは他の装置等に
おいて多様に有益的に適用できることが理解でき
よう。
従つて、上記目的を達成するため、本発明は、
内部に孔を具えたハウジングと、上記ハウジング
に回転自在に支持され出力駆動連結部を具えた出
力駆動装置と、入力駆動連結部を具えた入力駆動
装置と、係合時入力駆動装置と出力駆動装置とを
駆動的に連結し、非係合時上記駆動的連結を断つ
クラツチ装置と、上記クラツチ装置を弾性的に係
合させる弾性装置と、上記クラツチ装置を作動さ
せるクラツチ作動装置と、流体圧力を上記クラツ
チ作動装置に連通させる手段とを備え、上記クラ
ツチ装置が、上記入力及び出力駆動装置に摺動自
在に装架されたクラツチデイスクと、クラツチデ
イスクと係合するように上記入力及び出力駆動装
置の一方に支持された当接装置とを有し、上記弾
性装置が上記クラツチデイスクを互いに対してま
た上記当接装置に駆動的に係合させて上記入力及
び出力駆動装置間で駆動的連結を行わせ、上記ク
ラツチ作動装置が、上記孔内に摺動自在に嵌装さ
れ流体圧力に応動して上記弾性装置を制御するこ
とによりクラツチデイスクを係合及び切離させる
ピストン装置と、上記クラツチデイスクが回転で
きる一方、上記ピストン装置が回転を禁止される
ように、クラツチデイスクとピストン装置とを相
対回転可能に連結する第1ベアリング装置と、上
記一方の駆動装置と上記ハウジングとの間に配設
され上記弾性装置によつてクラツチデイスクを介
し上記一方の弾性装置に生起された負荷を上記ハ
ウジングに伝達する第2ベアリング装置とを備え
て成る駆動装置を提案するものである。
内部に孔を具えたハウジングと、上記ハウジング
に回転自在に支持され出力駆動連結部を具えた出
力駆動装置と、入力駆動連結部を具えた入力駆動
装置と、係合時入力駆動装置と出力駆動装置とを
駆動的に連結し、非係合時上記駆動的連結を断つ
クラツチ装置と、上記クラツチ装置を弾性的に係
合させる弾性装置と、上記クラツチ装置を作動さ
せるクラツチ作動装置と、流体圧力を上記クラツ
チ作動装置に連通させる手段とを備え、上記クラ
ツチ装置が、上記入力及び出力駆動装置に摺動自
在に装架されたクラツチデイスクと、クラツチデ
イスクと係合するように上記入力及び出力駆動装
置の一方に支持された当接装置とを有し、上記弾
性装置が上記クラツチデイスクを互いに対してま
た上記当接装置に駆動的に係合させて上記入力及
び出力駆動装置間で駆動的連結を行わせ、上記ク
ラツチ作動装置が、上記孔内に摺動自在に嵌装さ
れ流体圧力に応動して上記弾性装置を制御するこ
とによりクラツチデイスクを係合及び切離させる
ピストン装置と、上記クラツチデイスクが回転で
きる一方、上記ピストン装置が回転を禁止される
ように、クラツチデイスクとピストン装置とを相
対回転可能に連結する第1ベアリング装置と、上
記一方の駆動装置と上記ハウジングとの間に配設
され上記弾性装置によつてクラツチデイスクを介
し上記一方の弾性装置に生起された負荷を上記ハ
ウジングに伝達する第2ベアリング装置とを備え
て成る駆動装置を提案するものである。
本発明の上記及び他の特徴及び利点は、添付図
面を参照して行う好適な実施例の下記説明から明
白となるであろう。
面を参照して行う好適な実施例の下記説明から明
白となるであろう。
第1図において、総括的に符号10で示す空気
作動のクラツチ駆動装置は、車両のエンジン12
と符号14で概略的に示す車両用エアコンプレツ
サとを駆動的に連結する。コンプレツサ14の吐
出空気はエアライン16を経て連通されてリザー
バ18を充填する。普通のアンロード装置20が
リザーバ18内の圧力レベルに応答する。アンロ
ード装置20は、リザーバ18内の圧力レベルが
所定レベルに達した時に圧力信号を圧力ライン2
2を経て駆動装置10の入口24に連通するよう
になつている。
作動のクラツチ駆動装置は、車両のエンジン12
と符号14で概略的に示す車両用エアコンプレツ
サとを駆動的に連結する。コンプレツサ14の吐
出空気はエアライン16を経て連通されてリザー
バ18を充填する。普通のアンロード装置20が
リザーバ18内の圧力レベルに応答する。アンロ
ード装置20は、リザーバ18内の圧力レベルが
所定レベルに達した時に圧力信号を圧力ライン2
2を経て駆動装置10の入口24に連通するよう
になつている。
第2図に示されているように、クラツチ駆動装
置10は、入口24に連通する孔28を内部に具
えたハウジング26を含む。孔28の一端部はウ
エブ30によつて限定され、開口32がこのウエ
ブを貫通して延びている。開口32はベアリング
34を支持し、同ベアリングは出力駆動装置又は
スピンドル36を支持している。出力駆動スピン
ドル36は、エアコンプレツサ14のクランクシ
ヤフトに駆動的に連結されるスプライン38を具
えている。スピンドル36は、エンジンからの潤
滑油をコンプレツサ14、ベアリング34及び他
の駆動要素に連通させる通路40を具えている。
置10は、入口24に連通する孔28を内部に具
えたハウジング26を含む。孔28の一端部はウ
エブ30によつて限定され、開口32がこのウエ
ブを貫通して延びている。開口32はベアリング
34を支持し、同ベアリングは出力駆動装置又は
スピンドル36を支持している。出力駆動スピン
ドル36は、エアコンプレツサ14のクランクシ
ヤフトに駆動的に連結されるスプライン38を具
えている。スピンドル36は、エンジンからの潤
滑油をコンプレツサ14、ベアリング34及び他
の駆動要素に連通させる通路40を具えている。
スプライン38を具えている出力駆動スピンド
ル36の端部は段付けられて肩部42を形成し、
同肩部は総括的に符号46で示すスラストベアリ
ングのベアリングレース44に係合している。ス
ラストベアリング46は更に、ウエブ30に係合
しベアリングレース44内のローラケージ49と
協働して円周方向に間隔を離れたローラ50を保
持する他のベアリングレース48を含む。
ル36の端部は段付けられて肩部42を形成し、
同肩部は総括的に符号46で示すスラストベアリ
ングのベアリングレース44に係合している。ス
ラストベアリング46は更に、ウエブ30に係合
しベアリングレース44内のローラケージ49と
協働して円周方向に間隔を離れたローラ50を保
持する他のベアリングレース48を含む。
環状のピストン52が孔28内に摺動自在に嵌
装され、出力駆動スピンドル36及び開口32と
共軸的に延びた軸線方向延長部54を具えてい
る。孔28内には、円周方向に延びた環状保持部
材56がピストン52及び出力駆動スピンドル3
6と共軸的に収蔵されて、入口24に連通する圧
力室を形成している。シール58が環状保持部材
56の外周部と孔28の壁との間を密封的に連結
し、又他のシール60が環状保持部材56の内周
部とピストン52の軸線方向延長部54との間を
密封的且つ摺動的に連結する。環状保持部材56
は、円周方向に間隔を離れた複数のスプリング6
4のためのスプリングリテーナ又はシートとして
働く凹部62を具えている。弾性装置を構成する
複数のスプリング64は総括的に符号68で示す
スラストベアリングのベアリングレース66に当
接する。スラストベアリング68は更に、同ベア
リング68に隣接する板又はデイスク84に回転
可能に係合されている円周方向に延びたベアリン
グレース70を含み、同レースにはローラ72が
係合している。ローラケージ73及びローラ72
は、ベアリングレース66の外径部に支持された
リテーナ74によつてベアリングレース66に対
して保持され、リテーナ74はローラケージ73
の外径部の周りを囲むリツプ76を具えていて、
後述するように、スラストベアリング68の軸線
方向移動中ローラケージ73をベアリングレース
66と共に確実に移動できるようにしている。
装され、出力駆動スピンドル36及び開口32と
共軸的に延びた軸線方向延長部54を具えてい
る。孔28内には、円周方向に延びた環状保持部
材56がピストン52及び出力駆動スピンドル3
6と共軸的に収蔵されて、入口24に連通する圧
力室を形成している。シール58が環状保持部材
56の外周部と孔28の壁との間を密封的に連結
し、又他のシール60が環状保持部材56の内周
部とピストン52の軸線方向延長部54との間を
密封的且つ摺動的に連結する。環状保持部材56
は、円周方向に間隔を離れた複数のスプリング6
4のためのスプリングリテーナ又はシートとして
働く凹部62を具えている。弾性装置を構成する
複数のスプリング64は総括的に符号68で示す
スラストベアリングのベアリングレース66に当
接する。スラストベアリング68は更に、同ベア
リング68に隣接する板又はデイスク84に回転
可能に係合されている円周方向に延びたベアリン
グレース70を含み、同レースにはローラ72が
係合している。ローラケージ73及びローラ72
は、ベアリングレース66の外径部に支持された
リテーナ74によつてベアリングレース66に対
して保持され、リテーナ74はローラケージ73
の外径部の周りを囲むリツプ76を具えていて、
後述するように、スラストベアリング68の軸線
方向移動中ローラケージ73をベアリングレース
66と共に確実に移動できるようにしている。
クラツチ駆動装置10は更に総括的に符号78
で示す入力駆動装置又は歯車を含み、同装置は、
車両用エンジン12の補機駆動装置の歯と駆動的
に噛合する内歯80を具えている。入力駆動装置
又は歯車78は総括的に符号82で示すクラツチ
装置又はデイスク積重体を介して出力駆動スピン
ドル36に連結されている。デイスク積重体82
は、出力駆動スピンドル36に形成されたスプラ
イン85上を同スピンドルに沿つて軸線方向に移
動できるように装架されたクラツチデイスク84
を含む。デイスク積重体82は更に、入力駆動装
置又は歯車78のスプライン88上に軸線方向に
移動できるように支持されたクラツチデイスク8
6を含む。デイスク端板90がスプライン85上
に装架され、保持リング92によつて定位置に保
持され、シム94を取付けられてデイスク積重体
82の適正な係合を確保している。
で示す入力駆動装置又は歯車を含み、同装置は、
車両用エンジン12の補機駆動装置の歯と駆動的
に噛合する内歯80を具えている。入力駆動装置
又は歯車78は総括的に符号82で示すクラツチ
装置又はデイスク積重体を介して出力駆動スピン
ドル36に連結されている。デイスク積重体82
は、出力駆動スピンドル36に形成されたスプラ
イン85上を同スピンドルに沿つて軸線方向に移
動できるように装架されたクラツチデイスク84
を含む。デイスク積重体82は更に、入力駆動装
置又は歯車78のスプライン88上に軸線方向に
移動できるように支持されたクラツチデイスク8
6を含む。デイスク端板90がスプライン85上
に装架され、保持リング92によつて定位置に保
持され、シム94を取付けられてデイスク積重体
82の適正な係合を確保している。
作動において、当業技術者には良く知られてい
る普通のアンロード装置20は、リザーバ18内
の圧力レベルが所定レベルを超えている間は、エ
アライン22内に圧力信号を保持する。エアライ
ン22内の圧力信号は入口24を経て孔28の圧
力室内に連通され、ピストン52に作用して同ピ
ストンを図示の位置へ第2図右方に押圧する。第
2図右方へのピストン52の移動は、スプリング
64を圧縮しながら、スラストベアリング68を
クラツチ装置又はデイスク積重体82から離隔さ
せるように携行する。デイスク積重体82から力
又は負荷が解放されると、クラツチデイスク86
はクラツチデイスク84に対して回転することが
できるので、入力駆動装置又は歯車78と出力駆
動スピンドル36との間の駆動的連結が断たれ
る。リザーバ18内の圧力レベルが所定レベル以
下に低下すると、アンロード装置20が圧力ライ
ン22を抽気し、孔28内の流体圧力を排出す
る。ピストン52に作用している孔28内の圧力
が排出されると、スプリング64がスラストベア
リング68を第2図左方に弾性的に押圧して、ク
ラツチデイスク84をクラツチデイスク86に駆
動的に係合せしめる。従つて、スプリング64は
はクラツチ端板90に向けてデイスク積重体82
を押圧する負荷を保持して、入力駆動装置又は歯
車78が出力駆動スピンドル36及びスプライン
38での連結部を介してエアコンプレツサ14を
駆動できるようになる。
る普通のアンロード装置20は、リザーバ18内
の圧力レベルが所定レベルを超えている間は、エ
アライン22内に圧力信号を保持する。エアライ
ン22内の圧力信号は入口24を経て孔28の圧
力室内に連通され、ピストン52に作用して同ピ
ストンを図示の位置へ第2図右方に押圧する。第
2図右方へのピストン52の移動は、スプリング
64を圧縮しながら、スラストベアリング68を
クラツチ装置又はデイスク積重体82から離隔さ
せるように携行する。デイスク積重体82から力
又は負荷が解放されると、クラツチデイスク86
はクラツチデイスク84に対して回転することが
できるので、入力駆動装置又は歯車78と出力駆
動スピンドル36との間の駆動的連結が断たれ
る。リザーバ18内の圧力レベルが所定レベル以
下に低下すると、アンロード装置20が圧力ライ
ン22を抽気し、孔28内の流体圧力を排出す
る。ピストン52に作用している孔28内の圧力
が排出されると、スプリング64がスラストベア
リング68を第2図左方に弾性的に押圧して、ク
ラツチデイスク84をクラツチデイスク86に駆
動的に係合せしめる。従つて、スプリング64は
はクラツチ端板90に向けてデイスク積重体82
を押圧する負荷を保持して、入力駆動装置又は歯
車78が出力駆動スピンドル36及びスプライン
38での連結部を介してエアコンプレツサ14を
駆動できるようになる。
クラツチ係合時、スラストベアリング68及び
デイスク積重体82を介して作用するスプリング
64は出力駆動スピンドル36に相当量の軸線方
向の負荷を加える。この軸線方向の負荷はスラス
トベアリング46及びウエブ30を介してハウジ
ング36に伝達される。もし軸線方向の負荷がエ
アコンプレツサ14の駆動機構に伝達されると、
この負荷がコンプレツサのベアリング及び他の駆
動要素の摩耗に悪影響を及ぼすので、エアコンプ
レツサの耐久性に影響することとなる。しかし、
スラストベアリング46が設けられているため、
この軸線方向の負荷はハウジング26によつて担
持されるのである。又、クラツチ駆動装置10内
に必要なシールはいずれも回転せず、スラストベ
アリング46と68の要素がクラツチ係合時にの
み回転するだけであるので、これら部品の寿命が
延びる利点がある。
デイスク積重体82を介して作用するスプリング
64は出力駆動スピンドル36に相当量の軸線方
向の負荷を加える。この軸線方向の負荷はスラス
トベアリング46及びウエブ30を介してハウジ
ング36に伝達される。もし軸線方向の負荷がエ
アコンプレツサ14の駆動機構に伝達されると、
この負荷がコンプレツサのベアリング及び他の駆
動要素の摩耗に悪影響を及ぼすので、エアコンプ
レツサの耐久性に影響することとなる。しかし、
スラストベアリング46が設けられているため、
この軸線方向の負荷はハウジング26によつて担
持されるのである。又、クラツチ駆動装置10内
に必要なシールはいずれも回転せず、スラストベ
アリング46と68の要素がクラツチ係合時にの
み回転するだけであるので、これら部品の寿命が
延びる利点がある。
第1図はコンプレツサ、車両用エンジン、駆動
装置、アンロード装置及びリザーバ間の接続状態
を示す概略図、第2図は本発明による駆動装置の
断面図である。 10…クラツチ駆動装置、24…入口、26…
ハウジング、28…孔、30…ウエブ、32……
開口、34…ベアリング、36…出力駆動スピン
ドル、40…通路、46,68…スラストベアリ
ング、52…ピストン、54…軸線方向延長部、
56…環状保持部材、64…スプリング、78…
入力駆動装置、82…デイスク積重体、84,8
6…クラツチデイスク。
装置、アンロード装置及びリザーバ間の接続状態
を示す概略図、第2図は本発明による駆動装置の
断面図である。 10…クラツチ駆動装置、24…入口、26…
ハウジング、28…孔、30…ウエブ、32……
開口、34…ベアリング、36…出力駆動スピン
ドル、40…通路、46,68…スラストベアリ
ング、52…ピストン、54…軸線方向延長部、
56…環状保持部材、64…スプリング、78…
入力駆動装置、82…デイスク積重体、84,8
6…クラツチデイスク。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 内部に孔28を具えたハウジング26と、上
記ハウジング26に回転自在に支持され出力駆動
連結部を具えた出力駆動装置36と、入力駆動連
結部を具えた入力駆動装置78と、係合時入力駆
動装置78と出力駆動装置36とを駆動的に連結
し、非係合時上記駆動的連結を断つクラツチ装置
82と、上記クラツチ装置を弾性的に係合させる
弾性装置64と、上記クラツチ装置を作動させる
クラツチ作動装置52,68,46と、流体圧力
を上記クラツチ作動装置52,68,46に連通
させる手段24とを備え、上記クラツチ装置82
が、上記入力及び出力駆動装置に摺動自在に装架
されたクラツチデイスク84,86と、クラツチ
デイスクと係合するように上記入力及び出力駆動
装置の一方36に支持された当接装置90とを有
し、上記弾性装置64が上記クラツチデイスクを
互いに対してまた上記当接装置に駆動的に係合さ
せて上記入力及び出力駆動装置間で駆動的連結を
行わせ、上記クラツチ作動装置が、上記孔内に摺
動自在に嵌装され流体圧力に応動して上記弾性装
置64を制御することによりクラツチデイスク8
4,86を係合及び切離させるピストン装置52
と、上記クラツチデイスク84,86が回転でき
る一方、上記ピストン装置52が回転を禁止され
るように、クラツチデイスクとピストン装置とを
相対回転可能に連結する第1ベアリング装置68
と、上記一方の駆動装置36と上記ハウジング2
6との間に配設され上記弾性装置64によつてク
ラツチデイスク84,86を介し上記一方の駆動
装置36に生起された負荷を上記ハウジング26
に伝達する第2ベアリング装置46とを備えて成
る駆動装置。 2 ピストン装置52及び出力駆動装置36が共
軸的に配置されている特許請求の範囲第1項記載
の駆動装置。 3 ピストン装置52、出力駆動装置36及び孔
28が共軸的に配置され、ハウジング26が、孔
28と共軸的で且つ上記ハウジング26を貫通し
て延びて出力駆動装置36を受容する開口32
と、上記出力駆動装置を上記開口内に回転自在に
支持する回転支持手段34とを具えている特許請
求の範囲第1項記載の駆動装置。 4 ハウジング26に支持された環状部材56が
孔を閉鎖してピストン装置52と同環状部材56
の一方の側面との間に圧力室を形成し、環状部材
の反対側面が弾性装置64のためのシートを形成
している特許請求の範囲第3項記載の駆動装置。 5 第1ベアリング装置がクラツチ装置82と環
状部材56との間に配置されたスラストベアリン
グ68であり、弾性装置64が環状部材とスラス
トベアリングとの間に配設されている特許請求の
範囲第4項記載の駆動装置。 6 ピストン装置52が出力駆動装置36と共軸
の軸線方向延長部54を含み、環状部材56がピ
ストン装置52の軸線方向延長部54に密封的に
係合する内周部を具え、第1ベアリング装置68
が上記ピストン装置52の軸線方向延長部54上
に支持されている特許請求の範囲第5項記載の駆
動装置。 7 ハウジング26が孔28の一端部を限定する
ウエブ30を含み、開口32が上記ウエブ30を
貫通して延び、第2ベアリング装置が、出力駆動
装置36に支持され同出力駆動装置と上記ウエブ
30とを相対回転可能に連結してスラストを出力
駆動装置36から上記ウエブ30に伝達するスラ
ストベアリング46である特許請求の範囲第1項
記載の駆動装置。 8 出力駆動装置36が、潤滑剤をクラツチ装置
82、第1及び第2ベアリング装置68,46及
び回転支持手段34へ連通させる通路手段40を
具えている特許請求の範囲第3項記載の駆動装
置。
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