JPS6362178B2 - - Google Patents

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JPS6362178B2
JPS6362178B2 JP58104228A JP10422883A JPS6362178B2 JP S6362178 B2 JPS6362178 B2 JP S6362178B2 JP 58104228 A JP58104228 A JP 58104228A JP 10422883 A JP10422883 A JP 10422883A JP S6362178 B2 JPS6362178 B2 JP S6362178B2
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JP
Japan
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food
rod
forming
holding
molding
Prior art date
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JP58104228A
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English (en)
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JPS59232081A (ja
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Priority to JP58104228A priority Critical patent/JPS59232081A/ja
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  • Cereal-Derived Products (AREA)
  • Formation And Processing Of Food Products (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、食品特に米飯を主材料として成形さ
れる食品、例えば寿司やおにぎり等原則として人
手によつて成形される食品を機械的に連続して成
形しうる食品成形装置に関するものである。
従来、手造りの米飯食品例えば握り寿司は熟練
した職人の手によつて握られたものでなければ本
来の寿司としての価値がないとされてきた。
これは寿司の味覚が新鮮なたね、良質の米飯お
よび握り方によつて決まるものであり、従来から
提供されている単なる型押し器での詰込み押圧成
形では寿司の握り方と異なるものであつた。握り
工程においては、人の手による場合は、原材料で
ある米飯を外側周囲から押圧して握り締めるが、
型押し器による場合は型の中に米飯を投入しこれ
を上側の一部から押圧するものであり、かなりの
力で押圧する必要があること、このため押圧力が
多くかかる部分の米飯の粒を潰してしまうもので
あり、また、寿司を人の手で成形する場合には米
飯をある程度握り締めた後、山葵を塗着せしめな
がら更に握り締めることが行なわれているが、こ
れは、その後から寿司たねを載置した場合、該山
葵の層により米飯とたねが分離するのを防止し寿
司独特の味覚を持たせるためであるが、型押し器
による場合はこれにより米飯を固めた後に次の工
程で山葵付けを行なうものであり、この場合には
米飯上に山葵の層が単に載置形成されるものであ
つた。従つて、所定の形状に米飯を固めた後に山
葵を載せる場合には次の工程に移動する際に落下
してしまうこともあつた。これを防止するため、
人手により山葵付けしたのち、再度握り締めを必
要としていた。
本発明はこのような欠点を除去するために提案
されたもので、その目的は、食品を一定の形状に
成形する際にその食品に必要な調味料等の添加物
を供給せしめ人の手によつて成形される食品と同
様に成形できると共に、添加物供給工程を別の工
程ですることなく同時に行なうことにより、食品
が完成されるまでに要する時間、装置の要するス
ペースを省略できる食品成形装置を提供すること
にある。
本発明は軸心方向に沿つて上下動されるロツド
の先端に原材料を抱持成形するための抱持成形機
構を備え、該抱持成形機構内面に添加物供給機構
の排出部を臨ましめることにより、材料を抱持成
形するとともに添加物を供給しうるように構成し
たことを特徴とする食品成形装置である。
以下、本発明を図面に示す実施例に基づいて説
明することとする。
第1図には本発明による食品成形装置を採用し
た寿司成形機1が示されている。原材料である米
飯は基台ケーシング2の上方に配備されたホツパ
3に投入される。ホツパ3に投入された米飯はコ
ンベアベルト4により材料供給装置5に搬送され
るが、ホツパ3内にある間は撹拌装置6により撹
拌される。材料供給装置5は米飯を一定量大略的
に固めながら間歇的に駆動して大コンベアベルト
7に搬送する。
大コンベアベルト7に一定量の米飯を載置する
ためこの装置では材料供給装置5の排出口8の下
方にカツター9を配備し、米飯の所定量が大コン
ベアベルト7上に排出するところで該カツター9
により材料を切断すると共に排出口8を塞ぎ後続
の米飯落下を阻止する。大コンベアベルト7は間
歇に移動し米飯を矢印A方向に移送せしめる。而
して米飯が食品成形装置10の下方に位置すると
該食品成形装置は下降せしめられ抱持成形機構1
1により米飯を所定の形状に成形する。この成形
工程が終わると食品成形装置が上昇し、後続の米
飯が下方に位置すると再び下降して成形工程を行
なう。この動作を順次繰り返し行なうことによ
り、寿司を自動的に成形する。
食品成形装置は第2図に示すように正逆回転駆
動されるピニオン13に噛合するラツク14を備
えたロツド15がピニオン13の回転によりその
軸心方向に沿つて上下動するように設定され、そ
の下端に抱持成形機構11が設けられている。抱
持成形機構11は前記ロツド15の下端部に取付
けられたブラケツト16に成形部材17,17が
開閉回転可能にその上端に突設した支持アーム1
8,18を回転自在に軸止して配備されている。
ブラケツト16の下方にはロツド15に対して
その軸心方向に沿つて摺動可能なスライダ19が
配備され、このスライダ19と支持アーム18,
18に両端がそれぞれ回転可能に軸止されたリン
ク部材20,20が跨設されている。成形部材1
7,17の内側面は両成形部材が相互に近接閉成
した際に、食品を成形すべき特定の形状が構成さ
れるようになつている。ロツド15の内側には添
加物供給用の管状体21が配備されており、該管
状体21の先端部は抱持成形機構11内面に至
り、その排出部22が成形部材17,17が閉成
した際に形成される食品成形室23に臨まされて
いる。この排出部22は管状体21の先端に連設
されかつ1又は複数の排出孔が設けられている。
而して、食品成形装置が成形部材17,17を離
間して開放状態で下降して大コンベアベルト7に
接する寸前まで来ると該動作が停止し、スライダ
19のみが下降する。このスライダ19のみの下
降によつて成形部材17,17がリンク部材2
0,20に引つ張られて近接閉成せしめられ、大
コンベアベルト7上の米飯を所定の形状に抱持成
形する。この抱持成形工程を行なつているときに
山葵が管状体21の排出部22から該米飯上に供
給される。
上記の実施例ではブラケツト16をロツド15
に固定し、スライダ19をロツド15に対して摺
動自在に設けているが、スライダ19をロツド1
5に固定しブラケツト16を摺動するように構成
して成形部材17,17の開閉を行なうようにし
てもよい。
ピニオン13、成形部材17,17の駆動は大
コンベアベルト7の駆動装置に連結して1つの駆
動源により作動せしめても良いが、それぞれ別個
の駆動機によつて電気的な信号等により、スイツ
チのON―OFFを行ないそれぞれの作動・停止を
行なえるように構成してもよい。
また上記の実施例においては成形部材を2個設
けた場合であるが、それ以上を設けるようにして
も良い。更に添加物供給用の管状体21はロツド
15内に設定するのみに限らず外側に配備するこ
とも可能である。
スライダ19の駆動としては、ブラケツト16
に油圧又は空気圧シリンダーを設定しこのシリン
ダーにより上下動せしめるように構成したり、駆
動用モータをブラケツト16に固定し、該モータ
の駆動軸に雄ネジ棒を連結しこの雄ネジ棒に螺合
する雌ネジ体をスライダ19に設け、モータの正
逆回転によりスライダ19を上下動せしめるよう
に構成する。あるいは、ブラケツト16をロツド
15に該ロツドにその周方向に対して回転自在に
固定し、該ロツド15の先端部にネジを形成し、
該ネジにスライダ19を螺合せしめ、前記ロツド
をその周方向に正逆回転せしめてスライダ19の
上下動を行なうようにする。なおこの場合にはブ
ラケツト16がロツド15の回転によつて回転し
ないようにすること勿論であり、またラチエツト
14を第3図図示のように周囲に設ける。
第4図は成形部材17,17の開閉装置の他の
実施例を示すものであり、ロツド15の先端に添
加物供給用管状体21の先端部が挿入固定される
と共に成形部材17,17が回転自在に軸止され
る固定板24を設定し、成形部材17,17の上
端にはそれぞれが上方向に向かつて間隙幅が広く
なるように押圧用突片25,25を設けている。
一方ロツド15には摺動体26を該ロツドに摺動
自在に設け、この摺動体26にフランジ27を介
してローラ28′が設けられている。而して摺動
体26がロツド15に対して下方向に移動すると
押圧用突片25をローラ28′,28′が押圧し、
成形部材17,17を閉成せしめる。また逆に該
摺動体26がロツド15に対して上方向に移動す
ると該突片25への押圧が解除され成形部材1
7,17の開放が行なわれる。なおこの場合成形
部材17,17はバネ等により常態において開放
方向に付勢せしめておくこと勿論である。
第5図はロツド15の先端に固定した固定板2
4に回転開閉自在に軸止された扇動体17′,1
7′の外側壁に押圧用ローラ27′,27′を設定
し該ローラ27′,27′はロツド15に摺動自在
に取付けた摺動体28に固定したアーム29,2
9に取付けられている。扇動体17′,17′の上
端にはローラ27′,27′によつて押圧される突
片30,30が設けられており、該ローラ27′,
27′が扇動体17′,17′に対して上昇した際
該突片30,30を押圧して扇動体17′,1
7′の開放を行なえるように構成している。
第5図図示例では、添加物供給用管状体21と
ロツド15の内側壁との間に流体通路31を設
け、扇動体17′,17′によつて形成される材料
抱持部内に流体圧によつて変形可能な可撓皮膜か
らなる内壁32を配備している。
この内壁32は成形される食品の形状が構成さ
れる形成部33と扇動体17′…の内側壁に接触
して設けられる係止部34とから構成され、この
係止部34が締結部材35とロツド15の先端に
固定された固定板24とにより挾持固定され流体
通路31と気密に連通されている。同図において
36は締結部材35に穿設した通気孔であり、3
7は食品抱持成形用圧力室である。この図示例で
は内壁32の形成部33に添加物供給用排出部2
2が設けられている。而して流体通路31を通つ
て圧力室37内に流体を圧送して食品成形を行な
う際、該排出部22から添加物を供給できるよう
に構成している。このように流体圧によつて原材
料を抱持成形する場合には、該原材料の外側周囲
から均一の圧力でもつて押圧できる利点がある。
第4図、第5図に示す食品成形装置の上下動並び
に摺動体26,28の駆動は第2図、第3図にお
いて述べた機構によりまたは、他の公知の機構に
より行なうものとする。
このように構成した食品成形装置によれば、原
材料を外側面全体から押圧して人の手による場合
と同様に成形できると共に、この成形工程におい
て調味料等の添加物を供給することができ、該添
加物が原材料に入り込み味覚の良い食品を提供で
きる。
また、食品成形工程と同時に必要な添加物の供
給が行なわれるので別個に添加物供給工程が不要
となり、食品成形を迅速にかつ食品成形装置に要
するスペースを省略することができ、また、形
状、味覚等品質の一定した食品の提供が自動的に
量産できるものである。
なお、実施例においては寿司を成形する場合に
ついて述べたが、本発明はこれに限らずおにぎ
り、ハンバーグ等種々の食品についても採用でき
ること勿論である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の食品成形装置を寿司成形機に
実施した概略構成図、第2図は食品成形装置の一
実施例を示す縦断面図、第3図はその正面図、第
4図、第5図は他の実施例を示す縦断面図であ
る。 15…ロツド、16…ブラケツト、17…成形
部材、19…スライダ、20…リンク部材、21
…管状体、22…排出部、23…食品成形室。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 軸心方向に沿つて上下動されるロツドの先端
    に原材料を抱持成形するための抱持成形機構を備
    え、該抱持成形機構内面に添加物供給機構の排出
    部を臨ましめることにより、材料を抱持成形する
    とともに添加物を供給しうるように構成したこと
    を特徴とする食品成形装置。 2 添加物供給機構が、前記ロツド内に配備され
    た管状体と、その先端に連設されかつ複数の排出
    孔が設けられた排出部を備えてなる前記特許請求
    の範囲第1項記載の食品成形装置。 3 前記抱持成形機構が、ロツドの先端部に取付
    けられた固定部材と、該固定部材に回転自在に軸
    止された複数の成形部材と、該成形部材を回動開
    閉せしめるための開閉機構とから構成されたもの
    である前記特許請求の範囲第1項記載の食品成形
    装置。 4 前記抱持成形機構が、流体圧によつて変形可
    能な可撓皮膜からなる内壁を有してなる前記特許
    請求の範囲第1項又は第3項記載の食品成形装
    置。
JP58104228A 1983-06-13 1983-06-13 食品成形装置 Granted JPS59232081A (ja)

Priority Applications (1)

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JP58104228A JPS59232081A (ja) 1983-06-13 1983-06-13 食品成形装置

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JP58104228A JPS59232081A (ja) 1983-06-13 1983-06-13 食品成形装置

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Publication Number Publication Date
JPS59232081A JPS59232081A (ja) 1984-12-26
JPS6362178B2 true JPS6362178B2 (ja) 1988-12-01

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ID=14375101

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JP58104228A Granted JPS59232081A (ja) 1983-06-13 1983-06-13 食品成形装置

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