JP2002291458A - 包皮食品の成形装置及び成形方法 - Google Patents

包皮食品の成形装置及び成形方法

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JP2002291458A
JP2002291458A JP2001100560A JP2001100560A JP2002291458A JP 2002291458 A JP2002291458 A JP 2002291458A JP 2001100560 A JP2001100560 A JP 2001100560A JP 2001100560 A JP2001100560 A JP 2001100560A JP 2002291458 A JP2002291458 A JP 2002291458A
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molding
base
filling
foreskin
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Shigehira Uda
茂平 宇田
Hiroshi Takahashi
弘 高橋
Kenichi Nagashima
賢一 永島
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 焼売等の包皮食品のサイズを少ない部品
点数を交換することで容易に変更することができ、ま
た、具材が練り潰されることなく充填することができ、
さらに、定量性がよい包皮食品の成形装置を提供する。 【解決手段】 台座11に成形ホール12を覆うように
して定寸に裁断した麺皮aを配置する。ステッピングモ
ータ45を動作させてノズル27を下降させ、麺皮aを
成形ホール12内へ押し込み、ノズル27の吐出口が取
り出し用ピストン13すれすれの位置になった時、一旦
停止させる。ノズル27を上昇させるとともに、具材b
を原料ホッパー21からスネークポンプ23により送り
出し、ノズル27から成形ホール12内に吐出させる。
この時、ノズル27は、その吐出口が具材の上面と一致
するように上昇させる。具材bの充填が終了後、ノズル
27を具材b上面に接触させたまま一時停止させる。こ
の状態でノズル27を急速上昇させると、具材bはノズ
ル27から容易に切り離され、具材bの充填が終了す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ターンテーブル式
自動焼売成形装置、コンベア式自動焼売成形装置等に関
し、特に、具材の充填重量を任意に変更することができ
る包皮食品の成形装置及び成形方法に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、焼売等の成形装置は、成形ホール
を有するターンテーブル又はトレーからなる具材充填部
の上方に、原料ホッパー、ギヤポンプ、計量コック、具
充填用ピストン等からなる具材送出し部が設けられ、成
形ホール又はトレーに麺皮を供給するとともに、原料ホ
ッパー内の具材を、ギヤポンプ、計量コックを経由させ
て具充填用ピストン内に一定量溜め込み、具充填用ピス
トン及びシリンダの上下往復運動によって麺皮の上方か
ら、成形ホール内に具材を充填させる方式ものや(特開
昭49−66873号公報、特開昭49−71178号
公報)、又はトレー内に具材を充填させる方式ものがあ
った(特開昭50−6759号公報)。
【0003】また、成形ホールを用いない方式として、
具材充填部の台座に設けられた放射線状のアームが起立
して成形を行うものがあった(特開昭61−12887
2号公報)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の成形装置には多々問題点があった。以下、従来
の成形装置の問題点に関して説明する。
【0005】近年、焼売等の包皮食品の製造において
は、製造対象となる製品のサイズや種類に応じて常に適
量の具材を麺皮に供給充填し、成形できることが要求さ
れている。しかしながら、上述した従来の成形装置で
は、焼売のサイズを変更する場合、ターンテーブル、ピ
ストン等の交換しなければならない部品が多く、交換に
時間がかかり生産性が悪いものであった。また、様々な
サイズの焼売を製造する場合、それぞれに応じた型及び
成形装置を購入する必要があった。工場の中でも、ブー
ムが去ったサイズの焼売成形装置はスペースを取ったま
ま放置されていたり、新たな重量用に改造を施すために
改造費がかかったりと非経済的なものであった。
【0006】これらの問題を解決するために、具材の充
填量を具充填用ピストンのストロークと具充填用ピスト
ン手前に設けられた弁の開閉によって制御する方式(特
開平2−60573号公報)が提案されているが、具充
填用ピストンを使用しているため、焼売の直径サイズを
変更する場合、ピストンを交換しなければならず、短時
間のサイズ変更が不可能であった。
【0007】また、従来の焼売等の成形装置では、具材
を原料ホッパー内から成形ホール内又はトレー内へ充填
する間に、ギヤポンプ、計量コック及び具充填用ピスト
ン内において粒状物の具材が練り潰されるために、品質
が低下してしまうものであった。ギヤポンプを省いた成
形装置も提案されているが(特開昭56−21581号
公報)、計量コック及び具充填用ピストンの交換となる
ため、短時間のサイズ変更が不可能であった。また、こ
れを解決するために、餃子、焼売等の具材の送り出し装
置として、スネークポンプと具充填用ピストンとを組み
合わせた成形装置も提案されているが(実公昭63−2
9895号公報)、この成形装置においては、具充填用
ピストンを交換するために短時間のサイズ変更が不可能
であった。
【0008】さらに、具材を具充填用ピストンの上下往
復運動によって成形ホール又はトレー内に充填する装置
においては、具材を押し出す時、具材が具充填用ピスト
ンに付着するため、定量性が出ない場合があった。これ
を解決するために、エアー押しを行う方式が提案されて
いるが(特開2000−83566号公報)、機構が複
雑であり、また、サイズの変更に費用が掛かること、具
材が練り潰される問題に関しては以前として解決するこ
とができていないものであった。
【0009】本発明は、以上の問題点を解決し、少ない
部品点数を交換することで包皮食品のサイズを容易に変
更することができ、また、具材が練り潰されることなく
充填することができ、さらに、定量性がよい包皮食品の
成形装置及び成形方法を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明による包皮食品の
成形装置は、具材が充填される成形ホールが形成され着
脱自在に設けられた基体と、前記基体の上方に設けられ
成形ホールに具材を充填するノズルと、このノズルに連
結されたポンプと、このポンプに連結された原料ホッパ
ーとを有し、前記ノズル及び/又は基体が上下動自在に
設けられ、ノズル及び/又は基体の上下動の距離及び速
度並びに具材の充填量を制御する制御部が設けられてい
ることを特徴として構成されている。
【0011】本発明による包皮食品の成形装置において
は、成形ホールが形成された基体が着脱自在となってい
るので、所定の成形ホールが形成された基体に変更する
だけで、サイズの異なる包皮食品を成形することができ
る。また、具材は、原料ホッパーから、ギヤポンプ、計
量コック、ピストンを通過することなく、成形ホールに
充填されるので、充填されるまでに練り潰されることが
ない。
【0012】本発明による包皮食品の成形方法は、上述
した包皮食品の成形装置を用い、ノズル及び/又は基体
を近づけるように移動させてノズルの吐出口が成形ホー
ルの底面すれすれの位置に移動したときノズル及び/又
は基体を停止させ、次に、ノズルの吐出口が充填した具
材の上面と略一致するようにノズルを上昇及び/又は基
体を下降させつつ具材を充填し、具材の充填終了時にノ
ズル及び/又は基体を一旦停止させ、その後ノズル及び
/又は基体を離れる方向に急速に移動させて具材を切り
離すことを特徴として構成されている。
【0013】本発明による包皮食品の成形方法において
は、ノズルの吐出口が充填された具材の上面と略同一面
にあるので、ノズルの側面に具材が付着することがな
く、また、充填終了後、ノズルと基体は急速に離れるの
で、吐出口の開口面において具材が良好に切り離され、
余分な具材がノズルに付着することがない。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明の包皮食品の成形装置にお
いては、具材が充填される成形ホールが形成され着脱自
在に設けられた基体と、前記基体の上方に設けられ成形
ホールに具材を充填するノズルと、このノズルに連結さ
れたポンプと、このポンプに連結された原料ホッパーと
を有し、前記ノズル及び基体の少なくとも一方が上下動
自在に設けられ、ノズル及び/又は基体の上下動の距離
及び速度並びに具材の充填量を制御する制御部が設けら
れている。
【0015】前記基体は、ターンテーブルに装着される
台座と、トレーとの2種類の形態がある。台座は、異な
るサイズ及び重量の包皮食品を成形できるように、異な
るサイズの成形ホールが形成された数種類が用意されて
おり、目的の包皮食品に対応した台座をターンテーブル
に装着することにより、包皮食品のサイズを変更するこ
とができる。トレーも台座と同様に異なるサイズの成形
ホールが形成された数種類が用意されており、適宜交換
することにより包皮食品のサイズを変更することができ
る。各種直径の穴を持つ成形ホールを取り換えて充填量
を変える方法もとりうる。また、台座には、充填した包
皮食品を容易に取り出せるように、取り出し用ピストン
を設けることが好ましい。
【0016】また、成形ホールは、そのサイズを自由に
変更できるように構成してもよく、例えばカメラの絞り
のような構造にすることができる。このように成形ホー
ルをサイズを変更できる構成にした場合、上述したよう
にサイズに応じて台座又はトレーを交換する必要がな
い。
【0017】本発明の包皮食品の成形装置においては、
ノズル及び基体の少なくとも一方が上下動自在に構成さ
れている。ノズルを上下動自在にした場合、ノズルとポ
ンプ間をたわみ管で連結し、たわみ管のたわみによりノ
ズルが上下動できるようにすることが好ましい。また、
ノズルからポンプ間の少なくとも一部にたわみ管が配置
されていれば、他の部分には通常の配管を用いることが
できる。
【0018】たわみ管を設けた場合、ポンプからノズル
まではたわみ管、(配管が設けられたときは)配管等で
連結されているが、ポンプ吐出口からノズルまでの長さ
を500mm以内とすることが好ましく、300mm以
下とすることがより好ましい。500mm以内とするこ
とにより、具材をより潰さずに搬送することができる。
たわみ管としては、金属管、ゴム管、ビニル管等、各種
素材のたわみ管を用いることができる。
【0019】前記ノズル及び/又は基体にサーボモータ
又はステッピングモータが連結され、このサーボモータ
又はステッピングモータにより上下動させることが好ま
しい。このようなモータを用いることにより、ノズル及
び/又は基体の上下動の距離及び速度を的確に制御する
ことができる。
【0020】前記ポンプは、具材を押しつぶすような動
作をしないものであれば特に限定されず、例えば、スネ
ークポンプ、容積型ベーンポンプ等を用いることができ
る。これらの中で、具材を殆ど傷めないのでスネークポ
ンプが好ましい。また、ポンプにサーボモータが連結さ
れ、このサーボモータにより具材の充填量を調整するこ
とが好ましい。この具材の充填量及び前記ノズル及び/
又は基体の上下動の距離を調整することにより、任意の
サイズの包皮食品の成形を行うことができる。
【0021】また、原料ホッパーには、ポンプへの具材
の供給を円滑に行うため、押込みスクリューを設けるこ
とが好ましい。
【0022】本発明の包皮食品の成形方法においては、
上述した包皮食品の成形装置を用い、ノズル及び基体の
一方又は両方を近づけるように移動させてノズルの吐出
口が成形ホールの底面すれすれの位置に移動したときノ
ズル及び/又は基体を停止させ、次に、ノズルの吐出口
が充填した具材の上面と略一致するようにノズルを上昇
及び/又は基体を下降させつつ具材を充填し、具材の充
填終了時にノズル及び/又は基体を一旦停止させ、その
後ノズル及び基体の一方又は両方を離れる方向に急速に
移動させて具材を切り離すようにしている。
【0023】すなわち、ノズルの吐出口を充填した具材
の上面と略一致するように、ノズルを上昇させたり、基
体を下降させたり、又はノズルを上昇させると共に基体
を下降させ、具材がノズルの吐出口の周辺に付着するの
を防止している。この時、ノズルと基体との離れる速度
が遅いと、ノズルの吐出口が充填した具材の中に埋も
れ、ノズルに具材が付着することになり、また、ノズル
と基体との離れる速度がが速いと、ノズルの吐出口と充
填した具材の上面との距離が長くなり、成形ホールの隅
に空隙が生ずることとなる。また、充填終了後、一時停
止し、その後ノズルと台座とを急速に離れさせているの
で、具材を確実に切り離すことができ、定量性が良好と
なっている。
【0024】また、ノズルの先端には、具材ダレを防止
するためのカット機構を設けてもよく、さらに、ノズル
を回転させることにより、具材の切り離しをより確実に
することができる。
【0025】本発明における包皮食品としては、焼売、
餃子、各種包子等がある。焼売の重量は、10〜80g
の範囲が好ましく、10〜50gの範囲がより好まし
い。
【0026】以下、本発明による包皮食品の成形装置及
び成形方法の一実施形態を図面を参照して説明する。
【0027】図1は包皮食品の成形装置の概略図、図2
〜図7は成形作業の各過程を示す概略図である。
【0028】図1において、10は具材が充填される具
材充填部で、この具材充填部10には、台座11が設け
られ、この台座11には具材が充填される成形ホール1
2が円筒状に貫通して形成されている。そして、この成
形ホール12内には、成形ホール12の内径とすり合わ
せになっている円筒状の取り出し用ピストン13が上下
動自在に設けられ、成形ホール12に充填された具材を
排出することができるようになっている。
【0029】具材充填部10の上方には、具材充填部1
0に具材を送り出す具材送出し部20が設けられて降
り、この具材送出し部20には、原料ホッパー21が設
けられ、この原料ホッパー21は内部に押し込みスクリ
ュー22が設けられるとともに、スネークポンプ(兵神
装備製,2NVDL15−G15)23に連結されてい
る。スネークポンプ23は、エルボ配管24、たわみ管
としてのホース25、エルボ配管26を介してノズル2
7に連結されている。このノズル27は、前記成形ホー
ル12の略中心に配置され、かつ、ホース25の撓みに
より成形ホール12の略中心において上下方向に移動自
在となっている。また、28はサーボモータで、スクリ
ュー22及びスネークポンプ23に連結され、スクリュ
ー22及びスネークポンプ23を回転させることによ
り、具材をノズル27方向へ搬送するものである。
【0030】前記原料ホッパー21はフレーム29に上
下動自在に取り付けられており、フレーム29に設けた
ハンドル30で、上下に移動させて洗浄の便宜を図るこ
とができるようになっている。
【0031】前記ノズル27の近傍には、ノズル27を
上下動させるためのノズル駆動部40が設けられてい
る。このノズル駆動部40は、フレーム41にスライダ
42が固定されており、このスライダ42は上下動部4
3とこの上下動部43に固定された滑子44とで構成さ
れ、上下動部43にステッピングモータ(オリエンタル
モータ製,SPF60B10−1SMD)45が連結さ
れるとともに、滑子44に連結片46を介してノズル2
7が連結されている。
【0032】また、50は制御部としてのパーソナルコ
ンピュータで、このパーソナルコンピュータ50は前記
サーボモータ28及びステッピングモータ45を制御す
るものである。すなわち、各種成形ホールのサイズ(す
なわち、成形する包皮食品のサイズ)に応じて、サーボ
モータ28の回転速度がプログラミングされ、ノズル2
7からの吐出量を制御するものであり、また、ステッピ
ングモータ45の回転量、回転速度、回転のオン、オフ
がプログラミングされ、ノズル27の上下動の距離、上
下動の速度、移動又は停止を制御するものである。この
ようなパーソナルコンピュータ50は、制御盤51及び
制御部52を介してサーボモータ28に電気的に接続さ
れるとともに、制御盤51を介してステッピングモータ
45に電気的に接続され、制御信号を送信している。
【0033】次に、以上のような包皮食品の成形装置を
用いて具材を充填する方法について説明する。
【0034】まず、図2に示すように、台座11に成形
ホール12を覆うようにして定寸に裁断した麺皮aを配
置する。そして、図3に示すように、ステッピングモー
タ45を動作させてノズル27を下降させ、麺皮aを成
形ホール12内へ押し込み、図4に示すように、ノズル
27の吐出口が取り出し用ピストン13すれすれの位置
になった時、一旦停止させる。そして、図5に示すよう
に、ノズル27を上昇させるとともに、具材bを原料ホ
ッパー21からスネークポンプ23により送り出し、圧
力を掛けながらノズル27から成形ホール12内に吐出
させる。この時、ノズル27は、その吐出口が具材の上
面と一致するように上昇させる。したがって、ノズル2
7の側面に具材bが付着しない。
【0035】こうして具材bの充填が終了後、図6に示
すように、ノズル27を具材b上面に接触させたまま一
時停止させる。そして、この状態でノズル27を急速上
昇させると、図7に示すように、具材bはノズル27か
ら容易に切り離され、具材bの充填が終了する。
【0036】以上のようなノズル27の上下動及び具材
の充填動作は、パーソナルコンピュータ50により制御
され、自動的に行われている。
【0037】次に、異なるサイズの焼売を成形する場合
は、まず、該当する成形ホール12が形成された台座1
1に交換するとともに、パーソナルコンピュータ50に
よる制御を予めプログラミングされているものに変更
し、上述した動作と同一の動作により行う。
【0038】なお、上述した例では、ノズルで麺皮を成
形ホール内に押し込んだが、麺皮成形用ノズルを設け、
この麺皮成形用ノズルで麺皮を押し込んで成形した後、
麺皮成形用ノズルを取り出した後直ちに具材充填用のノ
ズルを挿入するようにしてもよい。
【0039】
【実施例】図1に示す包皮商品の成形装置を用い、15
gの焼売を成形した。成形の動作及びその条件を表1に
示す。
【0040】
【表1】
【0041】上記表1の条件で具材を充填した後、取り
出し用ピストンを上昇させて包皮食品及び麺皮を成形ホ
ールより取り出した。
【0042】次に、台座を交換して30gの焼売を成形
した。成形の動作及びその条件を表2に示す。
【0043】
【表2】
【0044】上記表2の条件で具材を充填した後、取り
出し用ピストンを上昇させて具材及び麺皮を成形ホール
より取り出した。
【0045】[結果]成形ホールより取り出した具材の
エビを観察後、官能評価した。その結果、従来の成形装
置で成形した具材のエビと比較して千切が少なく、ま
た、エビの食感が良好であった。
【0046】また、15gの焼売の成形から30gの焼
売の成形に切り替えるのに、台座を交換するだけでよ
く、極めて簡単であった。
【0047】さらに、充填精度が向上した。すなわち、
従来の成形装置においては、±2g程度のバラツキがあ
ったが、この実施例においては±1g程度のバラツキで
あった。
【0048】
【発明の効果】本発明は、包皮食品を成形する際、各種
サイズの包皮食品を簡単かつ経済的に成形することがで
き、また、具材を潰すことなく搬送充填することができ
るので、食感が良好な包皮食品を製造することができ
る。さらに、具材の切れがよいので、具材を精度よく充
填することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明による包皮食品の一実施形態の成形装
置の概略図である。
【図2】 本発明による包皮食品の成形装置で焼売を成
形する過程を示す概略図である。
【図3】 本発明による包皮食品の成形装置で焼売を成
形する過程を示す概略図である。
【図4】 本発明による包皮食品の成形装置で焼売を成
形する過程を示す概略図である。
【図5】 本発明による包皮食品の成形装置で焼売を成
形する過程を示す概略図である。
【図6】 本発明による包皮食品の成形装置で焼売を成
形する過程を示す概略図である。
【図7】 本発明による包皮食品の成形装置で焼売を成
形する過程を示す概略図である。
【符号の説明】
10…具材充填部 11…台座 12…成形ホール 13…取り出し用ピストン 20…具材送り出し部 21…原料ホッパー 22…スクリュー 23…スネークポンプ 25…ホース(たわみ管) 27…ノズル 28…サーボモーター 40…ノズル駆動部 50…パーソナルコンピュータ 51…制御盤
フロントページの続き (72)発明者 永島 賢一 神奈川県川崎市川崎区鈴木町1−1 味の 素株式会社生産技術開発センター内 Fターム(参考) 4B036 LF11 LP14 LT14 LT25 4B048 PE12 PL06 PL12 PM05 PM12 PP01

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 具材が充填される成形ホールが形成され
    着脱自在に設けられた基体と、前記基体の上方に設けら
    れ成形ホールに具材を充填するノズルと、このノズルに
    連結されたポンプと、このポンプに連結された原料ホッ
    パーとを有し、前記ノズル及び/又は基体が上下動自在
    に設けられ、ノズル及び/又は基体の上下動の距離及び
    速度並びに具材の充填量を制御する制御部が設けられて
    いることを特徴とする包皮食品の成形装置。
  2. 【請求項2】 前記ノズルが上下動自在に設けられ、ノ
    ズルとポンプとがたわみ管で連結されている請求項1に
    記載の包皮食品の成形装置。
  3. 【請求項3】 前記ノズル及び/又は基体にサーボモー
    タ又はステッピングモータが連結され、このサーボモー
    タ又はステッピングモータにより上下動させている請求
    項1に記載の包皮食品の成形装置。
  4. 【請求項4】 前記ポンプがスネークポンプである請求
    項1に記載の包皮食品の成形装置。
  5. 【請求項5】 前記基体がターンテーブルに装着される
    台座である請求項1に記載の包皮食品の成形装置。
  6. 【請求項6】 前記台座に成形ホールから充填された包
    皮食品を取り出す取り出し用ピストンが設けられている
    請求項5記載の包皮食品の成形装置。
  7. 【請求項7】 前記基体がトレーである請求項1に記載
    の包皮食品の成形装置。
  8. 【請求項8】 請求項1に記載の包皮食品の成形装置を
    用い、ノズル及び/又は基体を近づけるように移動させ
    てノズルの吐出口が成形ホールの底面すれすれの位置に
    移動したときノズル及び/又は基体を停止させ、次に、
    ノズルの吐出口が充填した具材の上面と略一致するよう
    にノズルを上昇及び/又は基体を下降させつつ具材を充
    填し、具材の充填終了時にノズル及び/又は基体を一旦
    停止させ、その後ノズル及び/又は基体を離れる方向に
    急速に移動させて具材を切り離すことを特徴とする包皮
    食品の成形方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011078378A (ja) * 2009-10-09 2011-04-21 Toa Kogyo Kk 生餃子とその製造装置
JP2014082970A (ja) * 2012-10-22 2014-05-12 Suzumo Machinery Co Ltd 米飯成形機構および米飯成形方法
KR20180010501A (ko) * 2016-07-21 2018-01-31 채형원 포피식품을 제조하기 위한 소주입장치

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