JP3113584B2 - 米飯成形装置 - Google Patents

米飯成形装置

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JP3113584B2
JP3113584B2 JP08219442A JP21944296A JP3113584B2 JP 3113584 B2 JP3113584 B2 JP 3113584B2 JP 08219442 A JP08219442 A JP 08219442A JP 21944296 A JP21944296 A JP 21944296A JP 3113584 B2 JP3113584 B2 JP 3113584B2
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喜作 鈴木
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば握り寿司等
を握る際に、酢等で味付けした米飯を所定の大きさ、形
状に成形(握り固める)するための自動化された米飯成
形装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、上記握り寿司の米飯成形装置に
は、図9に示したように、ターンテーブルaに凹設した
成形型b内に所定量の米飯cを供給し、これを成形型b
内でプレスヘッドdにてプレスして成形する装置と、図
10に示したように、ターンテーブルaに上下方向へ貫
通して形成した成形型b′内に下型eを挿入した状態に
て当該成形型b′内に所定量の米飯cを供給し、これを
上型fと下型eにて上下両方向からプレスして成形する
装置が知られている。
【0003】即ち、上記した両装置によれば、米飯cを
プレスヘッドdによって上方から一回圧縮し、また上下
両型f、eにて上下両方向から一回圧縮して各々成形を
行なっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし乍ら、上記した
従来の成形装置においては、米飯の成形を一回の圧縮操
作によって行なうものであるから、米飯を所定の形状
に、かつ崩れないように成形するには圧縮力を大きくし
なければならないが、これでは米飯が圧迫され過ぎて固
くなったり、成形米飯の表部と内部とでは米飯圧縮密度
が相違し、均一米飯密度の成形品が得難くなり、その結
果、商品価値が低下することになる。
【0005】本発明は、上記従来の技術の有するこのよ
うな問題点に鑑みてなされたもので、ターンテーブルの
成形型内の米飯を、上型と下型とで同時に、かつ複数回
の成形動作によって成形するようにしたことにより、圧
縮力を比較的小さくしても、一定の形状で崩れることが
なく、かつ恰も職人が手で握るのと同様にソフトで食
感、味の良い高品質の成形米飯を容易、確実に成形でき
るようにした米飯成形装置を提供することを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の米飯成形装置は、周方向へ一定の間隔をお
いて複数の成形型を上下方向へ貫通して設けた間欠回転
するターンテーブルと、前記ターンテーブルの上方へ配
置され、成形型内へ米飯を一定量ずつ供給する米飯供給
機構と、前記ターンテーブルの各成形型内へ配置された
下型と、米飯が供給された成形型の上方に配置された上
型と、前記上型を複数回昇降動作する上型連続昇降機構
と、前記下型を上型と同時に複数回昇降動作する下型連
続昇降機構とを具備してなることを特徴とする。
【0007】また、本発明の米飯成形装置は、周方向へ
一定の間隔をおいて複数の成形型を上下方向へ貫通して
設けた間欠回転するターンテーブルと、前記ターンテー
ブルの上方へ配置され、成形型内へ米飯を一定量ずつ供
給する米飯供給機構と、前記ターンテーブルの各成形型
内へ配置した昇降動作する下型と、米飯が供給された成
形型の上方に配置した、昇降動作する上型と、信号カム
をセンサーにて検知して所定角度正転、逆転する駆動軸
にクランク機構を介在して連結され、前記上型を複数回
昇降動作する昇降軸を装備した上型連続昇降機構と、前
記昇降軸により上下方向へ揺動され、前記下型を上型と
同時に対向及び対称方向へ複数回昇降動作する下型連続
昇降機構と、前記ターンテーブルの下部に配置され、上
型、下型にて米飯を成形後、成形米飯を上方へ脱型すべ
く下型を上昇するための傾斜上昇部と、成形米飯脱型
後、下型を下降するための傾斜下降部とを上部水平板部
の周方向両端部に有する下型ガイドレールとを具備して
なることを特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る米飯成形装置
の一実施形態につき図面を参照して説明する。図1は、
ターンテーブルの成形型内に一定量の米飯を供給した状
態と、成形した米飯をターンテーブル上へ押し上げ脱型
した状態の一部断面した全体の正面図を示し、図2は、
全体の平面図を示し、図3は、米飯成形状態の一部断面
した全体の正面図を示し、図4は、上型、下型の駆動機
構の側面図を示し、図5は、駆動軸に固定した信号カム
と、そのセンサ及びクランク機構の正面図を示し、図6
(A)〜(D)は、信号カムの回転状態の各正面図を示
し、図7(A)、(B)は、上型と下型の成形動作の説
明図を示し、図8は、成形米飯を例示した斜視図であ
る。
【0009】図1ないし図3において、1は基板、2は
これの上面に水平にして回転自在に軸支されているター
ンテーブルを示し、該ターンテーブル2は、回転円盤3
上から立設した中心軸4と、周辺部の2本の固定用ピン
5、5に挿通し、固定用ネジ6にて中心軸4に固定する
ことで上記回転円盤3上へ脱着自在に固定されている。
【0010】上記基板1上に搭載したギヤボックス7の
図示しない駆動軸に、上記した回転円盤3は固定され、
該駆動軸は、図示しないギヤ減速伝動機構のギヤ軸8と
運動連結され、該ギヤ軸8は、基板1上に搭載した駆動
源たるモータ9の、その軸9aと巻掛け伝動機構10に
て連動連結され、これによって、上記したターンテーブ
ル2は図2に矢印イで示した反時計回り方向へ間欠回転
される。
【0011】上記ターンテーブル2は、同一円周線上
に、複数(図示例では6個)の成形型11、11a、1
1b、11c、11d、11e・・・を、周方向へ一定
の間隔をおいて上下方向へ貫通して形成させてある。
【0012】ターンテーブル2の上部、つまり上記した
成形型11の上方部に位置して米飯供給機構12を背板
13に固定して配置させてある。この米飯供給機構12
は、米飯ホッパー12aと、この下部に連設した米飯供
給部12bと、この下部に配置した左右方向へ開閉自在
なシャッター12cとで形成され、米飯ホッパー12a
は、米飯を下方へ掻き出すための対向回転する一対の撹
拌バー(図示しない)を下部に具備してなる。上記米飯
供給部12bは、米飯を下方へ送り出すための対向回転
する複数個のローラー12d、12d・・・を軸支して
形成され、上記した一対の撹拌バー及び複数個のローラ
ー12d・・・は、図示しない駆動源(モータ等)にて
回転される。
【0013】上記米飯供給機構12は、ターンテーブル
2の間欠回転に対応して米飯を一定ずつ供給し、図2に
おいて、定量米飯を成形型11、11e、11d、11
c、11b、11aの順で供給する。
【0014】ターンテーブル2の各成形型11〜11e
内には下型14を昇降動自在に各々挿入させてあり、該
下型14は、下端にガイドローラー14aをピン14b
にて回転自在に支持して形成されている。
【0015】ターンテーブル2の一側上部、つまり図2
において成形型11aの上方部には上型15を昇降動自
在に配設させてある。この上型15は、図1及び図3並
びに図4に示したように、取付ベース16にビス17・
・・止めして、該取付ベース16上から立設したボルト
16aを図2に示した如く、平面略くの字形状とした取
付アーム18の先端に挿通し、上記ボルト16aに螺合
した上下2個のナット16b、16cにて取付アーム1
8を上下両側から締着することで、上下方向へ位置調整
自在に吊持されている。
【0016】また、上型15は、その上面一側にガイ孔
15aを凹設して、上記取付アーム18の下面から垂設
した位置決め用ピン19を摺動自在に挿入してあり、こ
れによって、当該上型15は、ターンテーブル2の各成
形型11〜11e内へ下降挿入できるよう位置決めされ
る。
【0017】図1ないし図5に示したように、背板13
の前面には軸受20をボルト21、21にて固定してあ
り、該軸受20には、ストップリング22にて固定され
たブッシュ23を介して昇降軸24を上下方向へ摺動自
在に支承させてある。
【0018】上記昇降軸24の上端には、アーム取付板
25をボルト26にて水平に固定してあり、該アーム取
付板25を、図1及び図4に示した如く、上記した取付
アーム18の基端下面に形成した凹部18aへ嵌合さ
せ、一端をノブ付ボルト27にて取付アーム18に固定
することで、上記した上型15は昇降軸24に固定され
ている。
【0019】上記した背板13の下部背面には、図2及
び図4に示したように、ギヤボックス28と、インダク
ションモータ29をボルト30、30にて固定してあ
り、図示しないモータ軸と、ギヤボックス28内の図示
しないギヤ減速伝動機構を介して連動連結されている駆
動軸31は、上記背板13から前面へ突出され、その突
出端部に信号カム32と、リンク33aの一端を止めネ
ジ34、35にて各々固定させてある。
【0020】上記したリンク33aの他端と、上記した
昇降軸24の下端一側へ一端をボルト36にて回転自在
に枢着させてあるリンク33bの他端とをボルト37に
て回転自在に固定することでリンク機構33を形成して
ある。このことによって、上記駆動軸31の回転によ
り、リンク機構33、昇降軸24、取付アーム18、取
付ベース16を装備する上型連続昇降機構60を介して
上型15は所定ストローク昇降動作される。
【0021】上記した信号カム32は、図5及び図6に
明示したように、一半を半径Rが大きい半円形状に、他
半を半径rが小さい半円形状とした円板状にして、外周
の対称位置に段差部32a、32aを各々設けて形成さ
せてあり、当該信号カム32が図5及び図6(A)に示
した向きにおいて、背板13の前面に、正面略逆ハの字
形状となるように各々固設したフォトマイクロセンサ3
8、39にて信号カム32を検知し、上記した上型15
が、図1及び図4に示した上昇限にあるよう設定させて
ある。
【0022】上記した昇降軸24と、ターンテーブル2
における成形型11aの下方部位には、図1及び図3並
びに図4に示したように、下型連続昇降機構40を装備
させてある。
【0023】上記下型昇降機構40は次のように構成さ
れている。図1及び図3並びに図4に示したように、上
記した昇降軸24の下端には上下駆動板42が、その基
端をボルト41止めすることで水平に固定させてあり、
その先端に曲成した垂直板部42aにベアリング43を
ボルト44にて回転自在に支持し、該ベアリング43
を、底板45上へ立設した回り止め板46に縦設した長
孔46a内へ回動自在に係嵌させてあり、これによっ
て、上記上下駆動板42は定位置にて、かつ水平状態の
まゝ正確に昇降動作される。
【0024】上記上下駆動板42の水平板部42bに
は、上下駆動ボルト47をナット48止めにて固定垂設
させてあり、該上下駆動ボルト47を、側面略半クラン
ク形状に曲成した上下動板49の垂直板部49a上端か
ら後方へ傾斜上昇して形成した基板部49bの取付孔5
1へ挿通させてあり、この上下駆動ボルト47には圧縮
バネ52を外装して、一端を同駆動ボルト47に固定し
たバネ受け53に、他端を上記基板部49b上面に各々
突き合わせてある。従って、上記上下駆動板42の下降
力は圧縮バネ52を介して上記上下動板49の基板部4
9bへ押し下げ力として伝達される。
【0025】上記上下動板49は、図1及び図3、図4
に示したように、その垂直板部49aの下端から前方へ
傾斜下降して形成した先端部49cを有し、該先端部4
9cの基部左右両側へ立設した側板49dを、正面略U
型に形成した軸受54に支軸55にて軸支することでシ
ーソー状に揺動するよう支持されている。
【0026】上記軸受54は、既述した基板1に重合固
定した底板45上にビス56止めにて固定して、上記上
下動板49を、その先端部49d上へ既述下型14が、
図1に示した如く載置されるように支承させてある。
【0027】上記ターンテーブル2の下部には、図1な
いし図3に示したように下型ガイドレール57を配設さ
せてある。この下型ガイドレール57は同上各図に示し
た如く、既述各成形型11〜11eに挿入した各下型1
4・・・の回転移動軌跡に沿った一部切欠した平面略環
状に、上部水平板部57aと、一端から上部水平板部5
7aへ傾斜上昇する下型14の傾斜上昇部57bと上部
水平板部57aから他端へ傾斜下降する下型14の傾斜
下降部57cと、この傾斜下降部57cの端部へ連設し
た下部水平板部57dとで形成され、上記傾斜上昇部5
7bと下部水平板部57d間を一定間隔だけ欠除させて
ある。
【0028】上記下型ガイドレール57は、図2に示し
たように、その傾斜上昇部57bの端部を、上記した上
下動板49における先端部49cの一側近くに、また下
端水平板部57dの先端部は、上記した上下動板49の
先端部49c他側近くに各々位置させて図1及び図3に
示した如く複数の支持板58・・・にて基板1上に固定
させてある。
【0029】従って、成形型11内に米飯が供給される
時は下型14は下降しており、米飯が供給されると、タ
ーンテーブル2の間欠回転で下型14は、その下端のガ
イドローラー14aが下部水平板部57d上を転動して
移動して行き、既述上下動板49の先端部49c上に載
って停止する。尚、図7(A)、(B)において、Cは
上型15の昇降移動軌跡、Dは下型14の昇降移動軌跡
を各々示す。
【0030】次に、図示した実施形態による米飯の成形
動作を説明する。信号カム32が図6(A)に示した状
態で、図1に示した如く上型15は上昇限に、下型14
は下降限に各々あるように予め設定してある。
【0031】既述インダクションモータ29に通電さ
れ、同モータ29が回転すると、図示しないギヤ減速伝
動機構を介して駆動軸31が回転されることで信号カム
32は図6(A)に示した位置から矢印ロが示す時計回
り方向へ180°回転されて同図(B)に示した位置へ
停止する。これによって、駆動軸31の回転はクランク
機構33を介して、昇降軸24へ伝達され、該昇降軸2
4は図1に示した位置から一定ストロークだけ下降し、
上型15は一定ストロークだけ成形型11a内へ押し込
まれる。これと同時に下型14は下型連続昇降機構40
によって成形型11a内へ一定ストロークだけ押し込ま
れるので、図3に示した如く、成形型11a内の定量米
飯Aは、上型15と下型14とによって上下両方向から
同時に圧迫される。
【0032】このように、成形動作が行なわれると直ち
にインダクションモータ29が逆転されて信号カム32
は図6(B)の位置から矢印ハが示す反時計回り方向へ
約40°反転され、同図(C)に示す位置で停止する。
これによって昇降軸24は上昇されるので、上型15は
上昇し、同時に下型14は下降するが、この時の駆動軸
31の回転角度は約40°で、昇降軸24の上昇ストロ
ークは、下降ストロークよりも小さいため、上型15と
下型14の成形動作を示した図7(A)、(B)のよう
に、上型15の戻りストローク、つまり上昇ストローク
(ホ)は、下降ストローク(ヘ)よりも小さくなる。一
方、下型14は昇降軸24と直結されてなく、圧縮バネ
52を介して上下動板49を作動させる構成であるた
め、昇降軸24の上昇ストロークと下降ストロークの差
は圧縮バネ52の伸縮によって吸収されるので、図7
(B)に示した如く、下型14の戻りストローク、つま
り下降ストローク(ト)は上昇ストローク(チ)と同一
となる。
【0033】次いで、信号カム32は図6(C)の位置
から矢印ニが示した時計回り方向へ約220°回転さ
れ、同図(D)に示した元の位置に復帰して停止する。
これによって、昇降軸24は下降し、上型15と下型1
4は再度成形型11a内へ押し込まれて定量米飯Aを再
度上下両方向から圧迫し、成形米飯Bが成形される。図
示した実施の形態では、上型15と下型14で2回連続
して成形動作を行なうが、本発明はこれに限ることはな
く、2回以上連続して成形動作を行なうようにすること
ができる。
【0034】上記駆動軸31の上記した各回転角度及び
正転、逆転並びにインダクションモータ29の始動、停
止は、信号カム32をフォトマイクロセンサ38、39
で検知し、その検出信号を図示しない制御盤へ送信する
ことで行なわれる。
【0035】また、駆動軸31の回転方向及び回転角度
を、信号カム32によって説明したようにすると、イン
ダクションモータ29を正転、逆転、正転と3回回転す
るだけで良いから、同モータ29を正転、逆転、正転、
逆転というように4回回転するようにした場合に比べて
回転効率が良くなり、消費電力を少なくすることができ
る。
【0036】上記構成とした米飯成形装置では、上記し
たようにして定量米飯Aを所定形状、大きさに成形する
と、ターンテーブル2が一定角度回転される。この時、
下型14は、下型連続昇降機構40における上下動板4
9の先端部49c上から下型ガイドレール57の傾斜上
昇部57b、上部水平板部57a側へ順次回転移動され
ていくことによって、下型14は成形型11a内へ徐々
に押し上げられて上昇して行き、これによって図1に示
した如く、成形米飯Bはターンテーブル2上面へ押し出
されて脱型されるので、該成形米飯Bの取り出しを容易
に行なうことができる。
【0037】成形米飯Bが取り出されて空になった成形
型に挿入されている下型14は、下型ガイドレール57
の上部水平板部57aから傾斜下降部57cへ回転移動
されることで徐々に下降しながら米飯供給機構12の下
部まで移動されて停止し、シャッター12cが開いて米
飯供給機構12から一定量の米飯が上記成形型内に供給
される。
【0038】上記した動作を順次繰り返すことで間欠的
に成形米飯Bを成形することができる。
【0039】
【発明の効果】本発明に係る米飯成形装置は、以上説明
したように構成されているので、ターンテーブルの成形
型内に供給された定量米飯を、上型と下型とで、同時に
上下から連続して圧迫する、所謂成形動作を複数回行な
って成形するものであるから、上下両型による米飯の圧
縮力を小さくできて、かつ定形に崩れ難く成形でき、し
かも米飯が圧縮過多によって潰れ、固まることはないか
ら、恰も職人等が手で握るのと同様にソフトに成形でき
て食感や味の良い商品価値の高い成形米飯を効率よく成
形することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る米飯成形装置の一実施形態を示す
縦断正面図である。
【図2】同上装置を示す平面図である。
【図3】同上装置を示す米飯成形状態の一部断面した正
面図である。
【図4】同上装置の要部を示す一部断面した側面図であ
る。
【図5】同上装置のクランク機構と信号カムを示す正面
図である。
【図6】同上装置における信号カムの作動状態を示し、
(A)は上型が上昇限に、下型が下降限にある米飯成形
前の状態、(B)は上下両型によって米飯を圧縮した状
態、(C)は上下両型による米飯圧縮解除状態、(D)
は上下両型によって米飯を再度圧縮した状態の各正面図
である。
【図7】同上装置の上型と下型とによる米飯成形動作状
態を示し、(A)は上型の昇降動作、(B)は下型の昇
降動作の各説明図である。
【図8】成形米飯を例示した斜視図である。
【図9】従来の米飯成形装置の一部を示す断面図であ
る。
【図10】従来の他の米飯成形装置の一部を示す断面図
である。
【符号の説明】
2 ターンテーブル 11〜11e 成形型 12 米飯供給機構 14 下型 15 上型 24 昇降軸 31 駆動軸 32 信号カム 33 クランク機構 38、39 センサ 40 下型連続昇降機構 57 下型ガイドレール 57a 上部水平板部 57b 傾斜上昇部 57c 傾斜下降部 60 上型連続昇降機構 A 定量米飯 B 成形米飯

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 周方向へ一定の間隔をおいて複数の成形
    型を上下方向へ貫通して設けた間欠回転するターンテー
    ブルと、前記ターンテーブルの上方へ配置され、成形型
    内へ米飯を一定量ずつ供給する米飯供給機構と、前記タ
    ーンテーブルの各成形型内へ配置された下型と、米飯が
    供給された成形型の上方に配置された上型と、前記上型
    を複数回昇降動作する上型連続昇降機構と、前記下型を
    上型と同時に複数回昇降動作する下型連続昇降機構とを
    具備してなることを特徴とする米飯成形装置。
  2. 【請求項2】 周方向へ一定の間隔をおいて複数の成形
    型を上下方向へ貫通して設けた間欠回転するターンテー
    ブルと、前記ターンテーブルの上方へ配置され、成形型
    内へ米飯を一定量ずつ供給する米飯供給機構と、前記タ
    ーンテーブルの各成形型内へ配置した昇降動作する下型
    と、米飯が供給された成形型の上方に配置した、昇降動
    作する上型と、信号カムをセンサーにて検知して所定角
    度正転、逆転する駆動軸にクランク機構を介在して連結
    され、前記上型を複数回昇降動作する昇降軸を装備した
    上型連続昇降機構と、前記昇降軸により上下方向へ揺動
    され、前記下型を上型と同時に対向及び対称方向へ複数
    回昇降動作する下型連続昇降機構と、前記ターンテーブ
    ルの下部に配置され、上型、下型にて米飯を成形後、成
    形米飯を上方へ脱型すべく下型を上昇するための傾斜上
    昇部と、成形米飯脱型後、下型を下降するための傾斜下
    降部とを上部水平板部の周方向両端部に有する下型ガイ
    ドレールとを具備してなることを特徴とする米飯成形装
    置。
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