JPS636167A - 内装材の防汚処理方法 - Google Patents

内装材の防汚処理方法

Info

Publication number
JPS636167A
JPS636167A JP14554686A JP14554686A JPS636167A JP S636167 A JPS636167 A JP S636167A JP 14554686 A JP14554686 A JP 14554686A JP 14554686 A JP14554686 A JP 14554686A JP S636167 A JPS636167 A JP S636167A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
treatment
antifouling
interior
fiber material
fiber
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP14554686A
Other languages
English (en)
Inventor
義征 住井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Japan Vilene Co Ltd
Original Assignee
Japan Vilene Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Japan Vilene Co Ltd filed Critical Japan Vilene Co Ltd
Priority to JP14554686A priority Critical patent/JPS636167A/ja
Publication of JPS636167A publication Critical patent/JPS636167A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Treatments For Attaching Organic Compounds To Fibrous Goods (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は内装材の防汚処理方法に関する。さらに詳しく
は本発明は少なくとも表面が繊維製素材からなる自動車
内装材の防汚処理方法に関する。
[従来の技術およびその問題点コ 自動車内装材などの内装材においては、その高級化に伴
ない、繊維製素材をその表面に有するものが多く使用さ
れてきている。ところが自動車の車内などには塵埃が浮
遊しており、これが繊維製素材に付着してt9れが生じ
やすいという問題があった。
このため、従来より繊維製素材にはパーフルオルアルキ
ル化合物を主q効成分とする加工剤を用いることにより
、汚れを防ぐという試みかなされており、その防lT;
効果は一応は認められるが、繊維製素材としてフェルト
や不織布などの3次元的な構造を宵するものを用いたば
あい、繊維製素材が窄埃を捕えやすくなるため、f9れ
を充分には防止できないので、その改良が望まれている
そこで本発明者はL記のような問題点を解決するべく鋭
意V[究を重ねた結果、少なくとも表面が繊維製素材か
らなる内装材の該繊維製累月の防汚性をさらに高めるこ
とができる処理方法を見出し、本発明を完成するに至っ
た。
[問題点を解決するための手段] すなわち、本発明は少なくとも表面が繊維製素材からな
る内装材の該繊維製素材を、第4級アンモニウム塩を主
有効成分とする帯電防止剤で処理したのち、パーフルオ
ロアルキル化合物を主有効成分とする防汚加工剤で処理
することを特徴とする内装材の防汚処理方法に関する。
[作用および実施例コ 本発明において使用される少なくとも表面が繊維製素材
からなる内装材としては、繊維製素材のみからなる内装
材や基材の一方表面に繊維製素材を設けてなる内装材が
あげられる。
前記繊維製素材としては、たとえばポリエステル繊維、
ポリエチレン繊維、ポリプロピレン繊維、ポリ塩化ビニ
ル繊維、ポリ塩化ビニリデン繊維、ポリアミド繊維、エ
チレン−酢酸ビニル共市合体謙維、レーヨン繊維、アセ
テート繊維などの半合成繊維、綿、羊毛などの天然繊維
からなる不織布、フェルト、織物、編物などがあげられ
る。上記繊維のなかでは、ポリエステル繊維は、とくに
耐候性、耐熱性などに優れているので、好適に使用しう
る。
なお、前記繊維製素材は裏面にバッキング処理を施した
ものでもよく、また表面にプリントを施したものであっ
てもよい。
前記基材としては、たとえばレジンフェルト、段ボール
、発泡プラスチックなどが使用される。
前記少なくとも表面が繊維製素材からなる内袋材は、上
記のように内装材自体が繊維製素材のものであってもよ
く、また基材の表面に繊維製素材が設けられたものであ
ってもよい。前記基材の表面に繊維製素材が設けられた
ものは、たとえば繊維製素材と基材を重ね合わせたのち
、該表皮材の」−面より、たとえば加熱プレスする手段
などにより融着せしめたり、バインダーなどを用いて接
着することによりえられる。
上記のようにして構成されてなる内装材は第4級アンモ
ニウム塩を主有効成分とする帯電防止剤で処理したのち
、パーフルオロアルキル化合物を主有効成分とする防汚
加工剤で処理される。
前記第4級アンモニウム塩を主有効成分とする帯電防止
剤としてはアルキルトリメチルアンモニウム塩、ジアル
キルジメチルアンモニウム塩、アルキルジメチルベンジ
ルアンモニウム塩、アルキルピリジニウム塩、アルキル
ピリジニウム塩、酸化エチレン基を含む第4級アンモニ
ウム塩、アミド基を含む第4級アンモニウム塩などを1
種または28以上を含有したものを用いることができる
が、これらのなかでもとくに第4級アンモニウム基を含
むアクリル酸エステル誘導体、アクリル酸アミド誘導体
、ビニルエーテル誘導体やメラミン・ホルマリン樹脂の
第4級アンモニウム塩などの第4級アンモニウム塩型の
誘導体は、永久帯電防止性を呈するので好適に使用され
る。
前記第4級アンモニウム塩を主有効成分とする帯電防止
剤の付着には、繊維製素材の種類、厚さや密度などによ
って異なるが、優れた帯電防止効果をうるためには通常
繊維重量に対して1〜lO重−%であるのが好ましい。
帯電防止剤の付着方法としては、繊維製素材に塗布、含
浸、吹付けなどによって付着させる方法などがあげられ
るが、たとえばアルカリなどの条件下で加熱して上記の
ような誘導体と繊維とを反応させ、永久帯電性を保持さ
せてもよい。
つぎに帯電防止処理が施された内装材は、パーフルオロ
アルキル基含有アクリレート、パーフルオロアルキル基
金aウレタン化合物などのパーフルオロアルキル化合物
を主有効成分とする防汚加工剤で処理されるが、かかる
防汚加工剤としては、たとえば1.1−シバイドロバ−
フルオロオクチルアクリレートを主釘効成分とするスコ
ッチガード(住友スリーエム■製、商品名)、メタクリ
ル酸メチル・アクリル酸パーフルオロアルキル共重合物
とアルキルアルコキシ−シランとを主有効成分とするス
タテキサン(Statexan)SP−A (バイエル
社製、商品名)、アサヒガード5A−10(旭硝子■製
、商品名)、デイックガードCP(大日本インキ化学工
業■製、商品名)などを用いることができる。なお、さ
らに防汚性を向上させたり、持続させるために架橋剤や
他の防汚加工剤を適宜添加して用いてもよい。
前記パーフルオロアルキル化合物を主有効成分とする防
汚加工剤の付着方法としては、繊維製素材に塗布、含浸
、吹付けなどによって付着させる方法などがあげられる
が、これらのいずれの方法によって付着させてもよい。
前記防汚加工剤の付着量は、繊維製素材の種類、厚さや
密度などによって異なるが、優れた防汚効果をうるため
には通常繊維重量に対して1〜l Offi 量96で
あるのが好ましい。
本発明の内装材の防汚処理方法によって防汚処理が施さ
れた内装材は、そのままあるいは補強、成形などの加工
が施されたのち、所定の形状に裁断され、自動車内装材
などに用いられる。
つぎに本発明の内装材の防汚処理方法を実施例に基づい
てさらに詳細に説明するが、本発明はもとより実施例の
みに限定されるものではない。
実施例1 繊維製素材としてポリエステル繊維からなるウェブにニ
ードリング(針密度300本/ cri 、針深さIO
+o+s)を施したのち、片面からアクリル樹脂エマル
ジョンを含浸し、ついで乾燥した不織布(目付200+
r/ゴ、ポリエステル繊維重量/アクリル樹脂重Q =
 85/ 15)を作製した。
つぎにこの不織布を第4級アンモニウム塩を主有効成分
とするArkostatAC(ヘキスト社製)70g/
f)(ウェット濃度、以下同様)および水酸化ナトリウ
ム5g/Nからなる帯電防止剤中に浸沼してピックアツ
プ量が100%となるように絞ったのち、温度120℃
で2分間乾燥した。
つぎにこの帯電防止剤が付着された内装材の帯電防Il
二剤付着面に5tatexan 5F−A  (バイエ
ル社製)80g/Ω、メチロールメラミン樹脂(Sum
itex Re5in M−3、住友化学工業■製) 
lOg/D、架橋用触媒(Sumitex Accel
erator X −80X住友化学工業■製)5g/
Nおよび変性シリカゲル(Syr+tharesin 
5−50 、バイエル社製)40g/Ωからなる防汚加
工剤中に浸漬してピ、ツクアップ量が200%となるよ
うに絞ったのち、温度lGO℃で2分間架橋処理を施し
た。
つぎに上記のようにして帯電防止処理および帯電防止処
理が施された内装材について、下記の方法にしたがって
汚染性テストを行なった。
その結果を第2表に示す。
(汚染性テスト) W、 1図に示されるような装置を用い、第1表に示さ
れる条件でサンプルにダストを付着せしめ、そのt9染
度を目視により下記判定基準にしたがって判定する。つ
ぎにサンプルに付着した汚れをたておよびよこ方向にそ
れぞれ20回ずつナイロンブラシで軽くこすって落とし
、汚れの残留状態を目視により下記判定基準にしたがっ
て判定する。
(判定基帛) 5級:汚れが認められない。
4級:汚れがわずかに認められる。
3級:汚れが明らかに認められる。
2級:lηれが著しい。
1級:19れが非常に著しい。
第1表 比較例1 実施例1において、帯電防止処理を施さなかったほかは
実施例1と同様にして内装材を作製し、その19染性を
調べた。その結果を第2表に示す。
比較例2 実施例1において、防汚加工処理を施さなかったほかは
実施例1と同様にして内装材を作製し、その汚染性を調
べた。その結果を第2表に示す。
比較例3 実施例1において、帯電防止処理と防汚加工処理の順序
を逆にしたほかは実施例1と同様にして内装材を作製し
、その汚染性を調べた。その結果を第2表に示す。
第    2    表 以上の結果より、第4級アンモニウム塩を主有効成分と
する帯電防止材およびパーフルオロアルキル化合物を主
有効成分とする防汚加工剤をそれぞれ単独で用いたばあ
いには充分な防汚性をうろことができず、また防汚加工
処理を施したのちに帯電防止処理を施したばあいでも同
様に充分な防汚性をうろことができないが、本発明の防
汚処理方法に基づいて防汚処理を施したばあい、優れた
防汚性をうろことができることがわかる。
[発明の効果] 本発明の内装材の防汚処理方法にしたがって処理された
内装材はきわめて防汚性に優れたものであり、塵埃が繊
維製素材に付着しにくく、またかりに塵埃が付着したば
あいであっても容易に除去することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は実施例の防汚性テストで用いた装置の概略図を
示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 少なくとも表面が繊維製素材からなる内装材の該繊
    維製素材を、第4級アンモニウム塩を主有効成分とする
    帯電防止剤で処理したのち、パーフルオロアルキル化合
    物を主有効成分とする防汚加工剤で処理することを特徴
    とする内装材の防汚処理方法。
JP14554686A 1986-06-21 1986-06-21 内装材の防汚処理方法 Pending JPS636167A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14554686A JPS636167A (ja) 1986-06-21 1986-06-21 内装材の防汚処理方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14554686A JPS636167A (ja) 1986-06-21 1986-06-21 内装材の防汚処理方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS636167A true JPS636167A (ja) 1988-01-12

Family

ID=15387681

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14554686A Pending JPS636167A (ja) 1986-06-21 1986-06-21 内装材の防汚処理方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS636167A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN1046866C (zh) * 1992-11-13 1999-12-01 大金工业株式会社 非水乳化型纤维表面处理剂组合物及其应用

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5751874A (en) * 1980-09-08 1982-03-26 Mitsubishi Burlington Anti-bacterial carpet and method
JPS58160140A (ja) * 1982-03-18 1983-09-22 セ−レン株式会社 制電性室内装飾用基布

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5751874A (en) * 1980-09-08 1982-03-26 Mitsubishi Burlington Anti-bacterial carpet and method
JPS58160140A (ja) * 1982-03-18 1983-09-22 セ−レン株式会社 制電性室内装飾用基布

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN1046866C (zh) * 1992-11-13 1999-12-01 大金工业株式会社 非水乳化型纤维表面处理剂组合物及其应用

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CA1225013A (en) Two-ply nonwoven fabric laminate
EP0247539B1 (en) Cellulosic nonwoven products of enhanced water and/or solvent resistance by pretreatment of the cellulosic fibers
US4588457A (en) Two-ply nonwoven fabric laminate
JPS59127750A (ja) フロツク加工品およびその製造方法
JPH05148759A (ja) 液体忌避処理及びバリア塗布を施した不織ウエブ
US3093502A (en) Nonwoven fabrics and methods of manufacturing the same
JPH01207478A (ja) テキスチャードスエード
JPH0756106B2 (ja) 混合不織布ディスケットライナ
JPS636167A (ja) 内装材の防汚処理方法
JP3128092B2 (ja) 不織布ワイパー及びその製造方法
JP4530389B2 (ja) 便座カバー
JPS6262991A (ja) スエ−ド調人工皮革の製造方法
US3616136A (en) Flocked fabrics
JPH04228346A (ja) 洗車設備用不織布製洗浄体
JPS58209330A (ja) ワイピングクロス
JP3133227B2 (ja) 制電耐久性の改善された撥水性ポリエステル繊維布帛及びその製造方法
JP7426877B2 (ja) ガラスラン用摺動テープ材
US9718087B1 (en) Treated applicator to increase performance
JPS58160140A (ja) 制電性室内装飾用基布
JPH0380914B2 (ja)
JPH05115403A (ja) 清掃用繊維集合体
GB939361A (en) Abrasive product
JPH04272280A (ja) 人工皮革用不織布
JPH09324350A (ja) 繊維成形体
JP3588893B2 (ja) リサイクル容易なベッドマット