JPS636124A - 改質カバリング糸とその製造法 - Google Patents

改質カバリング糸とその製造法

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JPS636124A
JPS636124A JP14921586A JP14921586A JPS636124A JP S636124 A JPS636124 A JP S636124A JP 14921586 A JP14921586 A JP 14921586A JP 14921586 A JP14921586 A JP 14921586A JP S636124 A JPS636124 A JP S636124A
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JP
Japan
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yarn
modified
covering
covering yarn
core
Prior art date
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Pending
Application number
JP14921586A
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English (en)
Inventor
中嶋 ▲よし▼夫
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NAKAJIMA ORIMONO KOGYO KK
Original Assignee
NAKAJIMA ORIMONO KOGYO KK
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Publication date
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  • Yarns And Mechanical Finishing Of Yarns Or Ropes (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (A)  *M業上の利用分野 本発明は、スパンデックス等の伸縮弾性糸を芯糸とし、
この芯糸にナイロン、ポリエステル。
アクリル等の合成繊維又はそれらの合成繊維加工糸を撚
回被覆してj4成されるカバリング糸に、史に擾れた斬
新な性能をもたせると共に(改質する)、そのような改
質カバリング糸の新規な製造法に関するものである。
(11)  従来の技術 スパンデックス等を芯糸としたカバリング糸は、その高
伸張性と優れた収縮弾性によって、l!j着性成性衣料
能を著しく高めた。しかしカバリング糸を使用した製品
e iN品(以下製品とのみ記す)の寸法不安定、洗濯
等による収縮、−立て作業の困難、編地品位に対する不
満、そして製品収率の低劣等数々の間層がある。
これらの問題点を抱えながら、カバリング糸業界は何ら
の対応策も改善案も提案されていない。
(0)  発明が解決しようとする問題点したがって1
本発明は前述の妬き欠点や問題が発生しない、所M改質
カバリング糸とその効果的な製造法を開発しようとする
ものである。
(D)  問題点を解決するための手段いまその解決手
段を、改質カバリング糸自体と、その改質カバリング糸
の製造法にわけて1図面音道いながら説明する。
(1)  改質カバリング糸 問題を解決する手段として、カバリング糸より除去又は
減殺すべき性状、或は附与すべき特性を種々実験研究し
た結果、次の3項目が改質の必須要件である。即ち (イ)徐々に進行する自然収縮を減殺する。
カバリング糸の芯糸となるスパンデックス糸は、非常に
−れた一同弾性回復をもっているが、伸長状態が長く経
続されると(ニーシトストレッチ)、仲々回復しがたく
なり、糸製造以来の累積された相当量のニーシトストレ
ッチは、多くの場合悪い影響中太8−な欠点をもたらす
ものである。
又このニーシトストレッチは回復(収縮)にも長期間を
要するので、エージングによって自然収縮を求める手法
を生産過程に組み込むことは不可能である。よって本発
明者はこの潜在化しているニーシトストレッチのエネル
ゼーを減殺乃至消滅せしめる研究を種々行った結果、完
全消滅にはいたらなかったが、生産過程に応用できるよ
うな極く短時間の熱処理で、その後に支障がない程度に
、この徐々に進行する自然収縮を減殺することができた
。熱処理温度は80〜200度0の範囲。
第1図■は室温で90日間放置徒の自然収縮の残存度を
測定し、比較したものである。/aは本発明改質カバリ
ング糸t/bはその僅力1に残存した自然収縮(収縮率
3%程度)である。これに対し、従来のカバリング糸2
aにおいては、その自然収縮2bが15〜20%もあり
、本発明の改質成果力;明瞭である。
(四)洗濯等によって生ずる急速収縮を減殺する・ 洗濯等における機械的処理、+5?、液の温度、乾燥温
度等の熱的影響によって、前述の潜在化しているニーシ
トストレッチは実相活性化し、急速に収縮するが、前述
の熱処理は、この急m収縮をも減殺する。
第1図(B) Id急速収縮を測定し比較したものであ
る。l&は改質カバリング糸で、/aはその急速収縮(
4%以内)である。2&は従来のカバリング糸で、2Q
はその急速収縮で20%もあり、急速収縮でもその減殺
効果顕着である。処理条件は40度Cの洗液中に20分
間浸漬。
(ハ) 被覆糸を芯糸に撚回することによって生ずるト
ルク(スナールの発生力)を減殺する。
被覆糸がナイロン、ポリエステル等の合成繊維であるか
ら、撚回によるトルシフが非常に強く、従ってスナール
の発生は鉦、力共に大である。しかしこれらの繊維は熱
処理によって割合簡単に撚止め効果が得られる蛤)ら、
カバリング糸のスナール発生も、前述の熱処理によって
減殺することかできた。
第1図(0)の/&は本発明改質カバリング糸の外形(
外観)拡大図である。即ち極めて平滑、均整、美麗な外
観である。これに反し、従来のカバリング糸の外形は2
aの如<、ms、ひけt、こぶ7等のスナールが発生し
、極めて醜悪な外観を呈している。図中3は芯糸、φは
被覆糸である。
このようにして1本発明のカバリング糸は同一条件の熱
処理によって充分満足しうる改質に成功した。
(2)  改質カバリング糸の製造法 同時、同一の熱処理によって、カバリング糸の3項目の
改質ができることは、前項(1)に述べた通りである。
よって熱処理による改質カバリング糸の製造法を種々研
究してきたが、本発明ではその内の一方法を出願するこ
とにした。
第2図は改質カバリング糸の製造を可能にした斬新なカ
バリング機の側面図である。即ち芯糸ボビンrより巻戻
されたスパンデックスの芯糸3は中空スピンドルデの中
腔を通って引き上げられる。ボビンIOは中空スピンド
ルタによって回転されるので、ボビン10に巻力iれた
被覆糸≠は芯糸3に撚回され、従来のカバリング糸2a
が此処(撚回点//)で構成される。本発明では、この
撚同点//と上方のテークアツプローラ−12,/λ′
との間にヒーター/3を設け、カバリング糸2aをこの
ヒーター13内を通過せしめて熱処理する。ヒーター温
度は80〜200度00範題内で、カバリング糸の種類
や改質の度合いに応じて。
適宜その温度を選択する。従来のカバリング糸2aはヒ
ーター13を通過すると、改質カバリング糸/aとなっ
て、テークアツプローラ−/2./2′を経て巻取ボビ
ンl≠に巻きとられる。この製造法は、−連成であるか
ら比較的簡単な装置(ヒーターの追加設置)ですみ、し
かも充分な改質効果が得られた。
(IC)作用 (&)カバリング糸の欠点である自然収縮や急速収縮は
潜在化しなニーシトストレッチが主要原因である。
殺する。
(C)又撚回によって生じたトルク(スナール発生力)
も熱処理によって減殺する。
以上が本発明改質カバリング糸及びその製造法の原理作
用である。
(1F)  発明の効果 本発明の実施によって2次のような効果がえ法安定性が
非常によくなった。
(b)  洗濯等によって製品の収縮や形層れが殆んど
なくなった。
(0)改質カバリング糸及びその製品の外観が非常にな
めらかで、美麗になった。
<i)weひげ、こぶ等のスナールがないため、−立て
等の作業が非常に容易となり、従って編機等の稼動率が
向上し、糸ロスも少なく、ローコスト化1合理化ができ
た。
(a)  不必要な伸長や過度の収縮力がないため、圧
迫感のない適度な密着性となり、ン7トな触感や侵れた
着用感は使用者より好評を得ている。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の改質カバリング糸と従来のカバリング
糸の性能比較図で、(A)は自然収縮の比較、(B)は
急速収縮の比較、(O)は外形(外観)の比較である。 第2図は本発明の改質カバリング糸の製造法を示した新
規なカバリング機の側面図である。 /aは改質カバリング糸、2aは従来のカバリング糸、
/bはl&の自然収縮、/’oは/aの急速収縮、2b
は2&の自然収縮、2olr12aの急速収縮、3は芯
糸、ダは被覆糸、jは節状スナール、6はひげ状スナー
ル、7はこぶ状スナール、tは芯糸3のボビン、9は中
空スピンドル、IOは被覆糸弘のボビン、/lは撚I点
、/2./2’はテークアツプローラ−113はヒータ
ー、lIIは巻取ボビン。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、(イ)徐々に進行する自然収縮を減殺する。 (ロ)洗濯等によつて生ずる急速収縮を減殺する。 (ハ)被覆糸を芯糸に撚回することによつて生ずるトル
    ク(スナールの発生力)を減殺する。 以上の如く減殺処理された、スパンデツクス等の弾性糸
    を芯糸とし、この芯糸に合成繊維原糸又はその加工糸を
    被覆糸として撚回した、改質カバリング糸 2、カバリング機にヒーターを設け、カバリング糸をこ
    のヒーターによつて熱処理して改質するようにした、前
    記第1の発明の改質カバリング糸の製造法
JP14921586A 1986-06-25 1986-06-25 改質カバリング糸とその製造法 Pending JPS636124A (ja)

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JP14921586A JPS636124A (ja) 1986-06-25 1986-06-25 改質カバリング糸とその製造法

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JP14921586A JPS636124A (ja) 1986-06-25 1986-06-25 改質カバリング糸とその製造法

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JPS636124A true JPS636124A (ja) 1988-01-12

Family

ID=15470362

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JP14921586A Pending JPS636124A (ja) 1986-06-25 1986-06-25 改質カバリング糸とその製造法

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JP (1) JPS636124A (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4980342A (ja) * 1972-12-04 1974-08-02
JPS58136842A (ja) * 1981-11-02 1983-08-15 エル・ペイエン・アンド・シ− 単層被覆弾性糸の製造方法

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4980342A (ja) * 1972-12-04 1974-08-02
JPS58136842A (ja) * 1981-11-02 1983-08-15 エル・ペイエン・アンド・シ− 単層被覆弾性糸の製造方法

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