JPS6358940A - 絶縁分離層の形成方法 - Google Patents

絶縁分離層の形成方法

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Publication number
JPS6358940A
JPS6358940A JP20450286A JP20450286A JPS6358940A JP S6358940 A JPS6358940 A JP S6358940A JP 20450286 A JP20450286 A JP 20450286A JP 20450286 A JP20450286 A JP 20450286A JP S6358940 A JPS6358940 A JP S6358940A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
layer
type silicon
groove
film
silicon substrate
Prior art date
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Pending
Application number
JP20450286A
Other languages
English (en)
Inventor
Sunao Nishioka
西岡 直
Hiroshi Koyama
浩 小山
Yoji Masuko
益子 洋治
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Publication of JPS6358940A publication Critical patent/JPS6358940A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は絶縁分離層の形成方法に関し、特にp形シリ
コン基板に設けられた溝の底部の所定部分に絶縁分離層
を形成する方法に関するものである。
f従来の技術] 第2A図〜第2D図は、従来の、p形シリコン基板に設
けられた溝の底部の所定部分に絶縁分離層を形成する方
法を示す工程断面図である。
この絶縁分離層の形成方法について説明すると、まず、
p形シリコン基板1に溝2を設ける。ここで、1aはp
形シリコン基板の表面、2aは溝2の底部を示している
(第2A図)。次に、溝2の表面およびp形シリコン基
板1の表面1aに、CVD法など反応ガスを用いる成膜
形成方法によって、たとえば窒化シリコン膜を形成し、
この後、周知の写真製版技術によって、溝2の底部2a
の絶縁分離層を形成しようとする部分20aのシリコン
窒化膜を選択的に除去して酸化阻止マスク3を形成する
(第2B図)。次に、酸化阻止マスク3と周知のシリコ
ン酸化方法のウェット酸化法とによって部分20aのp
形シリコン基板1を選択的に酸化して酸化シリコンから
なる絶縁分離層4を形成する(第2C図)。次に、周知
のエツチング技術によって酸化阻止マスク3を除去し、
このようにして溝2の底部2aの所定部分に絶縁分離層
4を形成している(第2D図)。
[発明が解決しようとする問題点〕 ところで、従来の、p形シリコン基板に設けられた溝の
底部の所定部分に絶縁分離層を形成する方法では、溝2
の深さが深い場合には、溝2の全表面に均一な膜厚の窒
化シリコン膜を形成することが困難であった。すなわち
、溝2の深さが深いと、溝2の表面において、窒化シリ
コン換を形成するための反応ガスの流れに淀みや渦を生
じ、窒化シリコン膜の膜厚が不均一になる。また、溝2
内部では、窒化シリコン膜に加わる熱的ストレスが複雑
な分布をするため、窒化シリコン膜にクラックが発生し
やすい。このため、窒化シリコン膜の薄くなりすぎたと
ころやクラックが発生したところでは、マスクとしての
機能を発揮できず、部分20aだけでなく不必要かつぎ
害な部分にも酸化シリコンからなる絶縁分離層が形成さ
れてしまうという欠点があった。
そして、この欠点は、深い溝構造によって半導体装置を
高集積化しようとする上での問題点となっていた。
この発明は上記のような間巧点を解消するためになされ
たもので、p形シリコン基板に設けられた溝の底部の所
定部分だけに確実かつ簡単に絶縁分離層を形成できる、
絶縁分離層の形成方法を得ることを目的とする。
[問題点を解決するための手段] この発明に係る絶縁分離層の形成方法は、溝が設けられ
たp形シリコン基板の表面に対して所定斜め方向からブ
ロトンをイオン注入して、溝の底部の絶縁分離層を形成
しようとする所定部分を除いてこの溝の表面にドナー層
を形成し、絶縁分離層を形成しようとする上記所定部分
のp形シリコン基板を陽極化成して多孔質シリコン膜を
形成し、多孔質シリコン膜およびこの多孔質シリコン膜
下部のp形シリコン基板を酸化して酸化シリコンからな
る絶縁分離層を形成し、熱処理によってドナー層をp形
シリコンに戻す方法である。
[作用〕 この発明においては、溝が設けられたp形シリコン基板
の表面に対して所定斜め方向からブロトンをイオン注入
してこの溝の表面にドナー層を形成する場合、p形シリ
コン基板の表面によってブロトンのイオン注入の一部が
遮られて溝の底部の一部分にドナー層が形成されない部
分ができる。
また、ドナー層は通電されない性質を有するので、これ
をマスク的に用いてp形シリコン基板を陽極化成する場
合、ドナー層のない部分は多孔質シリコン膜となる。
また、多孔質シリコン膜は、ドナー層よりも酸化速度が
大きいという性質がある。
また、ドナー層は熱処理によって元のp形シリコンに戻
る性質がある。
したがって、溝の底部のドナー層が形成されない部分を
陽極化成して多孔質シリコン膜に変え、酸化によって多
孔質シリコン膜およびこの多孔質シリコン膜下部のp形
シリコン基板を酸化シリコンからなる絶縁分離層にし、
熱処理でドナー層をp形シリコンに戻すことによって、
溝の底部の所定部分にシリコン酸化膜からなる絶縁分離
層を形成できる。
[実施例] 以下、この発明の実施例を図について説明する。
第1A図〜第1D図は、この発明の実施例である、p形
シリコン基板に設けられた溝の底部の所定部分に絶縁分
離層を形成する方法を示す工程断面図である。
この絶縁分離層の形成方法について説明すると、p形シ
リコン基板1に溝2を設けた後、p形シリコン基板1の
表面1aに対して右斜め方向および左斜め方向からブロ
トン5a、5bをイオン注入して?g 2の表面および
p形シリコン基板1の表面1aにドナー層6を形成する
。このとき、表面1aに対して適切な注入角θλ、θb
でブロトン5a、5bをイオン注入すると、表面1aに
よってブロトン5a、5bのイオン注入の一部が遮られ
て、ブロトン5a、5bのイオン注入が行なわれない部
分、すなわち、溝2の底部2aの一部分にドナー層6が
形成されない部分20aができる(第1A図)。次に、
ドナー層6をマスク的に用いてp形シリコン基板1を陽
極化成すると、ドナー層6は通電されない性質を有する
ので、ドナー層6が形成されていない部分20aのとこ
ろだけが陽極化成されて多孔質シリコン膜7が形成され
る。このとき、ドナー層6のある部分はそのままで残さ
れる(第1B図)。次に、第1B図のものを、たとえば
0.、H2Oを含む雰囲気で酸化温度1000℃のウェ
ット酸化を行なう。このとき、多孔質シリコン膜7はド
ナー層6よりも酸化速度が大きいので、多孔質シリコン
膜7はすぐすべて酸化シリコンに変わり、さらにこの多
孔質シリコン膜7下部のp形シリコン基板1も酸化シリ
コンに変わって絶縁分離層4が形成される。またこのと
きドナー層6表面に薄いシリコン酸化膜8が形成される
(第1C図)。次に、周知のシリコン酸化膜のエツチン
グ法によって薄いシリコン酸化膜8を除去し、この後、
たとえばs o o ’cで熱処理すると、ドナー層S
は熱処理によって元のp形シリコンに戻り、このように
して溝2の底部2aの所定部分に絶縁分離層4を形成す
る(第1D図)。
[発明の効果コ 以上のようにこの発明によれば、溝が設けられたp形シ
リコン基板の表面に対して所定斜め方向からブロトンを
イオン注入して、溝の底部の絶縁分離層を形成しようと
する所定部分を除いてこの溝の表面にドナー層を形成し
、絶縁分tI!層を形成しようとする上記所定部分のp
形シリコン基板を陽極化成して多孔質シリコン膜を形成
し、多孔質シリコン膜およびこの多孔質シリコン膜下部
のp形シリコン基板を酸化して酸化シリコンからなる絶
縁分離層を形成し、熱処理によってドナー層をp形シリ
コンに戻すので、従来のような不必要かつ有害な部分に
も酸化シリコンからなる絶縁分離層ができてしまう欠点
は発生せず、溝の底部の所定部分だけに確実に絶縁分離
層を形成できる。
また、この発明においては酸化阻止マスクを形成しない
ので、絶縁分離層の形成が簡単となる。
また、これらの効果は、溝の深さが深いほど顕著となる
から、溝構造による半導体装置の高集積化に極めて有効
である。
【図面の簡単な説明】
第1A図〜第1D図は、この発明の実施例である、p形
シリコン基板に設けられた溝の底部の所定部分に絶縁分
離層を形成する方法を示す工程断面図である。 第2A図〜第2D図は、従来の、p形シリコン基板に設
けられた溝の底部の所定部分に絶縁分離層を形成する方
法を示す工程断面図である。 図において、1はp形シリコン基板、1aは表面、2は
溝、2aは底部、20aは部分、4は絶縁分離層、5a
、5bはブロトン、6はドナー層、7は多孔質シリコン
膜、8は薄いシリコン酸化膜である。 なお、各図中同一符号は間−または相当部分を示す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 p形シリコン基板に設けられた溝の底部の所定部分に絶
    縁分離層を形成する方法であって、前記溝が設けられた
    前記p形シリコン基板の表面に対して所定斜め方向から
    ブロトンをイオン注入して、前記底部の前記絶縁分離層
    を形成しようとする前記所定部分を除いて該溝の表面に
    ドナー層を形成する工程と、 前記絶縁分離層を形成しようとする前記所定部分の前記
    p形シリコン基板を陽極化成して多孔質シリコン膜を形
    成する工程と、 前記多孔質シリコン膜および該多孔質シリコン膜下部の
    前記p形シリコン基板を酸化して酸化シリコンからなる
    前記分離絶縁層を形成する工程と、熱処理によって前記
    ドナー層をp形シリコンに戻す工程とを備えた絶縁分離
    層の形成方法。
JP20450286A 1986-08-29 1986-08-29 絶縁分離層の形成方法 Pending JPS6358940A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5228480A (en) * 1991-05-13 1993-07-20 Tsudakoma Kogyo Kabushiki Kaisha Pick finding apparatus for electric motor driven heald frames

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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