JPS6357108B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6357108B2
JPS6357108B2 JP15664381A JP15664381A JPS6357108B2 JP S6357108 B2 JPS6357108 B2 JP S6357108B2 JP 15664381 A JP15664381 A JP 15664381A JP 15664381 A JP15664381 A JP 15664381A JP S6357108 B2 JPS6357108 B2 JP S6357108B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
grains
grain
water
chamber
wheat
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP15664381A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5858152A (ja
Inventor
Toshihiko Satake
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Satake Engineering Co Ltd
Original Assignee
Satake Engineering Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Satake Engineering Co Ltd filed Critical Satake Engineering Co Ltd
Priority to JP15664381A priority Critical patent/JPS5858152A/ja
Publication of JPS5858152A publication Critical patent/JPS5858152A/ja
Publication of JPS6357108B2 publication Critical patent/JPS6357108B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Adjustment And Processing Of Grains (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はハト麦精穀装置の改良に関する。
従来の麦類の精白は、ロール式脱機のロール
間隙で脱した麦粒を研削式精穀機によつて搗精
することを原則とするが、比較的に粒子径が大き
く、しかもその粒大が不揃いで、硬質外皮のハト
麦では、前記脱行程において、各粒子の受ける
圧力差に基因して脱斑を多発すると共に、強制
的な研削式精白作用によつて砕粒・損傷粒等を多
量に生じ、麦粒精品の品質を大幅に低下する欠点
を有するものであつた。
本発明は上述の諸欠点を解消するため、一対の
脱ロールから成る摩擦式脱室と、加速盤と脱
盤から成る衝撃式脱室および選別風路から成
る風選室を合理的に、かつ関連的に連結して特有
の脱選別装置を形成すると共に、該選別装置の
後行程に加水摩擦式精穀装置を設けることによ
り、脱ロールの弾力と回転速度差で生ずる摩擦
力によりハト麦の硬質外皮に亀裂面を生成し、ま
た加速盤の放射翼から射出して脱盤に激突させ
る衝撃力により前記亀裂面の硬質外皮から麦粒子
を脱出させて完全脱すると共に、風選室の風選
作用によつて脱物から脱整粒のみを確保し、
さらに該脱整粒に超微粒子の水を噴射して軟質
化すると共に、精白室の摩擦精白作用と粒々間の
琢磨作用によつて美麗な精白麦粒に確実に搗精す
るようにし、常に良質の精選ハト麦を円滑迅速に
量産する装置を開発して提供せんとするものであ
る。
本発明を実施例図について説明する。本装置は
脱選別装置Aと加水摩擦式精穀装置Bとによつ
て構成されており、前記脱選別装置Aは、摩擦
式脱室1と衝撃式脱室2および風選室3を関
連的に配置して一体的に形成してある。摩擦式脱
室1は上部に供給ホツパー4を、また下部に排
出口5を設けた箱形機枠6の内部に、一対の脱
ロール7,8をそれぞれ嵌装した主軸9と副軸1
0を対向状に軸架し、前記副軸10を常に主軸9
に対して平行を保ちながら遠近に移動する移動軸
となすと共に、脱ロール7,8間にハト麦が供
給されると、適宜な弾力と回転速度差による摩擦
力でその硬質外皮に亀裂面を生成するように形成
し、また衝撃式脱室2は、上部に供給口11
を、また下部に排出口12を設けた円筒状の機枠
13の内部に、多数の放射翼を有する加速盤14
をその中央位置に立設した回転軸15に軸着する
と共に、機枠13の内側に環状の弾性材から成る
脱盤16を装着し、前記加速盤14面にハト麦
が供給されると、該盤14の回転によつて硬質外
皮に亀裂面を生じた前記ハト麦を放射翼によつて
側方に射出すると共に、前記脱盤16の弾性面
に激突させて脱作用を行うように形成してあ
る。また風選室3は、上部に供給口17を、また
一側壁に給風窓18を設けた密閉状機枠19の内
部に、選別風路20を横設すると共に、該風路2
0の底壁に脱整粒を集収するための整粒受樋2
1と未熟粒を集収するための未熟粒受樋22をそ
れぞれ設け、前記選別風路20に流下した脱物
を、給風窓18から排風機23に流れる風によつ
て選別し、脱整粒を整粒受樋21に、また未熟
粒を未熟粒受樋22にそれぞれ選別して集収する
と共に、軽量の麦殻等を前記排風機23を介して
隣設したバツグフイルター24に排出するように
形成してある。そして前記摩擦式脱室1の供給
ホツパー4を側部位置に立設した昇降機25の吐
出口部に流下樋26によつて連結すると共に、該
脱室1の排出口5と衝撃式脱室2の供給口1
1を連結し、また該脱室2の排出口12と風選
室3の供給口17を連結すると共に、該風選室3
の整粒受樋21を隣設した昇降機27に連絡し、
前記受樋21に収集した脱整粒を後行程の加水
摩擦式精穀装置Bに流下樋28を介して供給する
ように形成してある。また、該精穀装置Bは、多
孔壁通風除糠精白筒29の内部に、摩擦式精白転
子30を通風給湿用管軸31に軸架して精白室3
2を形成し、精白室32には給米口33と排米口
34を設け、また精白転子30の通風溝孔35は
管軸31に多数設けた通風孔36に連通させ、管
軸31の給風孔37には超音波ノズル38を臨設
し、また多孔壁精白筒29の外周は吸風壁39に
よつて包囲しその吸風壁39の端部に排風機40
を連設する。そして前記ノズル38への送水管4
1に流量調節弁42を介装し、該管41にはフロ
ート弁43を設けた水槽44を所定水頭に設定し
て水圧安全装置となして水源に接続し、また前記
ノズル38には送風管45によつて圧縮空気が噴
射される。46は精白室の給米口33に設けた供
給ホツパーで、前記昇降機27に流下樋28によ
つて接続される。
上述の構成であるから、硬質外皮の原料ハト麦
を昇降機25を介して摩擦式脱室1の供給ホツ
パー4に供給して該装置を起動すると、ハト麦は
脱ロール7,8の間に流下し、各ロール7,8
の弾力と回転速度差による摩擦力でその硬質外皮
に亀裂面を生成して排出口5から下部の衝撃式脱
室2に排出される。衝撃式脱室2では、加速
盤14の回転によつて亀裂面を生じた前記麦粒を
その放射翼によつて側方に射出して周囲の脱盤
16の弾性面に激突させ、その衝撃力により亀裂
した硬質外皮から麦粒子を脱出させて完全脱
し、これらの脱物を排出口12から下部の風選
室3に排出し、また風選室3では、選別風路20
内を給風窓18から排風機23側に流れる風によ
つて風選別する。そして脱整粒を整粒受樋21
に、また未熟粒・砕粒を未熟粒受樋22にそれぞ
れ落下して集積し、軽量の麦殻等は選別風路20
の終端部から排風機23を介してバツグフイルタ
ー24に流出し、また前記整粒受樋21内の脱
整粒は昇降機27を介して次行程の加水摩擦式精
穀装置Bの供給ホツパー46に供給される。該精
穀装置Bでは、前記管軸31の回転によつて供給
ホツパー46の前記整粒は精白室32に流入し、
精白室32では、水槽44から超音波ノズル38
に流出する水が送風管45から流れる圧縮空気に
よつて超微粒子の水となつて管軸31の通風孔3
6および摩擦式精白転子30の溝孔35を介して
室32内を流動する前記整粒に噴射され、適量の
水分を添加して麦粒表面を軟質化した瞬間に麦粒
表面を剥離し、かつその刹那に通風により発生糠
粉を精白筒の精白室32外に排除しながら琢磨し
て粒面美麗な精白麦粒に搗精すると共に、該麦粒
は排米口34から機外に排除されて次行程に委ね
られる。
このように本発明のハト麦精穀装置は、原料ハ
ト麦を摩擦式脱室に設けた一対の脱ロール間
に供給して前記各ロールの適宜な弾力と回転速度
差によつて、その硬質外皮に亀裂面を生成してそ
のまた衝撃式脱室に流下し、該脱室に設けた
加速盤の放射翼の回転によつて前記ハト麦を射出
して周囲の脱盤に激突させ、その衝撃力によつ
て硬質外皮の内部から麦粒子を脱出して完全に脱
し、またその脱物を風選室に設けた選別風路
で風選して脱整粒のみを確保し、また該脱整
粒を後行程の加水摩擦式精穀装置に供給し、その
粒子面に超微粒子の水を噴射して軟質化すると共
に、強制力の少ない摩擦精白作用と粒々間の琢磨
作用を実施するので、美麗な精白麦粒に確実に搗
精でき、従来の脱ロールで脱したハト麦を研
削式精穀装置で精白した製品に生ずる脱斑およ
び砕粒・損傷粒を完全に防止でき、常に良質栄養
食品の精選ハト麦を確実に、かつ円滑迅速に量産
できる等の効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例図であり、本装置を一部
切開した側面図である。 1……摩擦式脱室、2……衝撃式脱室、3
……風選室、4……供給ホツパー、5……排出
口、6……箱形機枠、7……脱ロール、8……
脱ロール、9……主軸、10……副軸、11…
…供給口、12……排出口、13……機枠、14
……加速盤、15……回転軸、16……脱盤、
17……供給口、18……給風窓、19……密閉
状機枠、20……選別風路、21……整粒受樋、
22……未熟粒受樋、23……排風機、24……
バツグフイルター、25……昇降機、26……流
下樋、27……昇降機、28……流下樋、29…
…多孔壁通風除糠精白筒、30……摩擦式精白転
子、31……通風給湿用管軸、32……精白室、
33……給米口、34……排米口、35……通風
溝孔、36……通風孔、37……給風孔、38…
…超音波ノズル、39……吸風壁、40……排風
機、41……送水管、42……流量調節弁、43
……フロート弁、44……水槽、45……送風
管、46……供給ホツパー、A……脱選別装
置、B……加水摩擦式精穀装置。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 一対の脱ロールから成る摩擦式脱室の排
    出口を加速盤と脱盤から成る衝撃式脱室の供
    給口に連結すると共に、該衝撃式脱室の排出口
    を、選別風路から成る風選室の供給口に連結して
    一体的に脱選別装置を形成し、該脱選別装置
    の後行程に加水摩擦式精穀装置を設けたことを特
    徴とするハト麦精穀装置。
JP15664381A 1981-09-30 1981-09-30 ハト麦精穀装置 Granted JPS5858152A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15664381A JPS5858152A (ja) 1981-09-30 1981-09-30 ハト麦精穀装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15664381A JPS5858152A (ja) 1981-09-30 1981-09-30 ハト麦精穀装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5858152A JPS5858152A (ja) 1983-04-06
JPS6357108B2 true JPS6357108B2 (ja) 1988-11-10

Family

ID=15632141

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15664381A Granted JPS5858152A (ja) 1981-09-30 1981-09-30 ハト麦精穀装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5858152A (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60186562A (ja) * 1984-12-28 1985-09-24 Genten Kk 陸屋根や船舶デッキ用の化粧塗料の塗装面の下地保護方法
JPS6274458A (ja) * 1985-09-30 1987-04-06 株式会社 サタケ 製粉前処理装置
JPS6287250A (ja) * 1985-10-14 1987-04-21 株式会社 サタケ 小麦の製粉方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5858152A (ja) 1983-04-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0218012B2 (en) Wheat flouring pretreatment system and wheat flouring process and system therefor
CN105149035B (zh) 一种籼米加工方法及加工系统
US5115984A (en) Process of grinding grains
CA1063478A (en) Method of husking and drying cleaned grain and legumes and machine for carrying out the method
AU615073B2 (en) System for flouring wheat
EP0810031B1 (en) Pretreatment process in flour milling method
JP3624409B2 (ja) 竪型精穀機
CN109395803B (zh) 一种大米加工装置
JPH0775741A (ja) 研削式竪型精穀機の除糠用多孔性筒状体
JPH06277532A (ja) 研削式竪型精米機
CN105521848B (zh) 一种利用荞麦剥壳装置的荞麦脱壳工艺
JP2788050B2 (ja) 製粉方法及びその装置
JPS6357108B2 (ja)
US5145117A (en) Process of and system for flouring wheat
JPH04118055A (ja) 穀類の皮層の剥離装置および剥離方法
CN2179199Y (zh) 立式碾米机
JPH07102334B2 (ja) 湿式製粉方法及びその装置
CN214289399U (zh) 一种桂花风选用的气流控制装置
JPH08187439A (ja) 精麦方法及びその装置
JPH07114974B2 (ja) 麦の製粉装置
JPS6357109B2 (ja)
TWM619447U (zh) 堅果碾壓脫殼機
JPS58257A (ja) ハト麦精穀装置
CA1303451C (en) Dehusking grain
JPS6410260B2 (ja)