JPS635677A - 画像監視伝送方式 - Google Patents
画像監視伝送方式Info
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- JPS635677A JPS635677A JP14841386A JP14841386A JPS635677A JP S635677 A JPS635677 A JP S635677A JP 14841386 A JP14841386 A JP 14841386A JP 14841386 A JP14841386 A JP 14841386A JP S635677 A JPS635677 A JP S635677A
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- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims abstract description 48
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- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 6
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- 230000006835 compression Effects 0.000 description 3
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- 230000006870 function Effects 0.000 description 1
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- Closed-Circuit Television Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
本発明は、前画面や背景画面のような画面を基準画面と
して該画像フレームと現画像フレームとの差を求めて変
化のあった領域の画像のみを情報圧縮して狭帯域伝送す
る画像監視伝送方式に関するものである。
して該画像フレームと現画像フレームとの差を求めて変
化のあった領域の画像のみを情報圧縮して狭帯域伝送す
る画像監視伝送方式に関するものである。
前画面や背景画面のような画面を基準画面として該基準
画面の画像フレームと現画像フレームとの差を求めて変
化のあった領域の画像のみを情報圧縮して狭帯域伝送す
る従来の画像監視伝送方式は、変化検知の監視領域と画
像伝送領域とを区別せず、又画像センサとしての異常検
知機能と画像伝送としての変化ブロック伝送とを区別せ
ずそれぞれ同一視していた。 ところで画像センサを現実の場面で使用する場合、画像
伝送の対象となる画像伝送領域(−般には撮像カメラが
取り込んだ全画面)の−部を監視領域として設定し、監
視領域内の変化検知に対し警報を発するように監視領域
を限定したい場合が多い。しかるに画像伝送としての変
化ブロック伝送のための変化検知は、画像伝送領域全体
で行い、変化の閾値も、画像センサの場合より小さい場
合が多い。 従って従来のままの画像監視伝送方式では、画像センサ
として、画像監視頭載を狭くして変化検知の閾値を高く
すると、画像監視領域外の変化や閾値の小さな変化を変
化ブロックとして伝送できないので、画像センサと、単
なる画像伝送の効率アンプとが両立せず、不便な場合が
みられた。
画面の画像フレームと現画像フレームとの差を求めて変
化のあった領域の画像のみを情報圧縮して狭帯域伝送す
る従来の画像監視伝送方式は、変化検知の監視領域と画
像伝送領域とを区別せず、又画像センサとしての異常検
知機能と画像伝送としての変化ブロック伝送とを区別せ
ずそれぞれ同一視していた。 ところで画像センサを現実の場面で使用する場合、画像
伝送の対象となる画像伝送領域(−般には撮像カメラが
取り込んだ全画面)の−部を監視領域として設定し、監
視領域内の変化検知に対し警報を発するように監視領域
を限定したい場合が多い。しかるに画像伝送としての変
化ブロック伝送のための変化検知は、画像伝送領域全体
で行い、変化の閾値も、画像センサの場合より小さい場
合が多い。 従って従来のままの画像監視伝送方式では、画像センサ
として、画像監視頭載を狭くして変化検知の閾値を高く
すると、画像監視領域外の変化や閾値の小さな変化を変
化ブロックとして伝送できないので、画像センサと、単
なる画像伝送の効率アンプとが両立せず、不便な場合が
みられた。
本発明は上述の問題魚に鑑みて為されたもので、その目
的とするところは画像センサにより監視領域内の画像の
変化検知を行なうと共に、画像伝送のために画像伝送領
域内の変化検知を行なうことにより、画像センサ部の誤
報を防止すると共に、小さな変化も変化ブロックで伝送
することができる画像監視伝送方式を提供するjこある
。
的とするところは画像センサにより監視領域内の画像の
変化検知を行なうと共に、画像伝送のために画像伝送領
域内の変化検知を行なうことにより、画像センサ部の誤
報を防止すると共に、小さな変化も変化ブロックで伝送
することができる画像監視伝送方式を提供するjこある
。
本発明はl1fii!if面や背景画面のような画面を
基準画面として該画像7レームと現画像フレームとの差
を求めて変化のあった領域の画像のみを情報圧縮して狭
帯域伝送する画像監視伝送方式において、変化検知の監
視領域を設定し、該変化検知領域内で変化領域検出の閾
値で変化を判定する画像センサ部と、画像伝送領域を設
定し、画像伝送領域内の変化を画像センサ部とは異なっ
た領域あるいは閾値で検知する変化ブロック検知部とを
備え、画像センサ部の変化有りとする判定の有無に拘わ
らず、変化ブロック検知部で検知された画像伝送領域内
の変化のあった領域の画像のみを情報圧縮して狭帯域伝
送することを特徴とする。 以下本発明を実施例により説明する。 第1図は実施例1の送信機回路を示しており1、文数の
撮像カメラ11・・・はカメラ選択回路2により切り換
えられてA/Dコンバータ3に接続され、第2図に示す
画像伝送領域口全体を撮影した画像信号がデジタル変換
されるようになっている。このデジタル変換された画像
データは現画像フレームメモリ4に記憶されて変化画素
検出部5に取り込まれるようになっている。変化画素検
出部・5は現画像7レームと前画面や背景画面のような
画面からなる基準画面の画像フレームとの差の絶対値を
求め、更に各画素の差の大きさが所定の設定値R1より
大きな画素を変化画素とし、他を零画素として差を零と
するようになっている。そしてこの変化画素検出部5で
検出された変化画素のデータは画像センサ部6へ取り込
まれる。この画像センサ部6は設定した第2図の監視領
域イ内の変化画素の投影計算を行なって、このX軸とY
軸との投影の値と閾値Rx□RYAとを比較してこれら
閾値RXAI RYAを越える区間を求めて変化領域を
検知するものである。 警報処理回路7は画像センサ部6により変化領域が検知
され、その変化領域が設定値R3より大きいと判定され
ると、警報データを作成するものである。変化ブロック
検知部8は前記画像センサ部6での変化領域の検知の有
無に拘わらず、画像センサ部6を監視領域とは別に設定
した画像伝送領域内の変化画素の投影計算を行なって、
このX紬とY紬との投影の値と閾値RXB+ RYBと
を比較してこれら閾値RXBy RyBを越える区間を
求めて変化ブロック領域を検知するものである。 画像圧縮回路9は画像データを情報圧縮するためのもの
であり、符号化回路10は画像データ及び警報データを
符号化するだめの回路である。データ通信回路11は符
号化されたデータを自動ダイヤルで呼び出した受信機へ
電話回#X区を通じて伝送するものである。尚変化画素
検出部5は画像センサ部6と変化ブロック検知部8に夫
々対応して設けても良い。 次に本発明画像伝送方式の動作を犬に説明する。 まず第2図に示したように実施例では画像センサ部6は
部屋の扉への周囲に設定する監視頭載イ内のみを変化検
知し、その他の領域の変化は無視するものとする。−方
、画像の変化した領域(変化ブロック)のみを情報圧縮
して狭帯域伝送する変化ブロック伝送は第2図の全体で
設定された画像伝送領域口の内で変化のあった領域の情
報を圧縮伝送するものとする。この画像伝送領域口は現
画像7レームメモリ4の仕様により制限されたり、任意
に設定できるものであっても良い。 まず11図においてカメラ選択回路2で切り換えた撮像
カメラ1ビ・・の画像をA/Dコンバータ3で1画素当
たり6〜8ビツトにデイシイタル化し、現画像7レーム
メモリ4に256X256画素分書き込む。次に変化画
素検出部5の基準画比較回路5aは撮像カメラ11・・
・に夫々対応して付したカメラ番号データに応じて基準
側メモ1′J」2に記憶しである基準画面13.・・・
と現画像フレームメモリ4に記憶されている画像とを例
えば4画素毎に粗く比較する。つまり基準画面13+・
・・とじては現画像7レームメモリ4の記憶画像4画素
おきにサンプリングした現画像7レームメモリ4の記憶
画像の1/16の画像データカミ記憶されているものと
する。この基準画面131・・・の7レームと現画像7
レームとの差の絶対値を差画像メモリ5bに書き込む。 次に変化画素判定回路5cで、差画像メモ175bの各
画素に示される差の大きさが、ある設定値R1より大き
な画素を変化画素とし、他を零画素として差の大きさを
零とする。 後述の基準画面更新を行なった後に、画像センサ部6が
動作する場合には設定された監視領域イ内の差画像メモ
175b内の変化画素をX軸方向に留加算したX軸上の
投影と、Y軸方向に留加算したX軸上の投影を監視領域
内投影計算回路6aで求め投影メモリ6bに書き込む。 このX軸上の投影がある設定値RXAより大きな区間(
XA−1XAI)とX軸上の投影がある設定値RX^よ
り大きな区間(YAo、YAl)を求め(XAo、YA
o)−(XAl、YAl)で決まる矩形領域を変化領域
として変化頭載検出回路6Cで検出する。そして判定回
路6dにより検出された変化領域の大!さが、ある設定
値R3(−辺の長さあるいは面積等)よりも大島い場合
に変化有りと判定し、警報処理回路7°はこの判だに基
づいて警報データを出力し、符号化回路10により符号
化して受信機に伝送する。 第3図は画像センサ部6の変化領域の検知例で、第2図
の基準画面と@3図の現画像を監視頭載イ内で比較する
と第4図のように差画像メモリ5bに変化画素のみが正
値で、他の零画素は零が書き込まれる。画像センサ部6
の検知で監視領域イ内のX軸上の投影、X軸上の投影を
求め、上記設定値である閾値RXA% RYAより投影
の大終な区間(XAo、XAl)、(YAo、YAl)
より変化検知領域が矩形(X8゜、YAo) (XA
I、YAl)として求まる。このとき矩形の一辺の長さ
XAI XAO% YAI YAOがいずれも設定
値R3より大きい時変化有り判定して警報を出し、他は
変化なしとする。 第2図の基準画面と第5図の現画像とを比較した場合の
差画像は、第6図のようになり監視頭載イ内には変化画
素がないので、画像センサ部6は変化なしと判定する。 ここで基準画面をf52図のような背景画面に固定する
場合長い間に、日照の変化などによって徐々に背景が変
化してゆき、ある程度以上変化した場合に、背景画面の
変化を変化ブロック検知部8、ないしは画像センサ部6
が変化有りと判定して、以降、背景と原画面との差が、
日照変化のような環境変化によって変化有りと判定され
るので、基準画面となる背4に画面を更新する必要があ
る。 この基準画面更新を変化画素検出部5の中に設けた基準
側更新回路5dで常時性なう。この場合には、画像セン
サ検知部6で変化検知を行なうとすると、画像センサ部
6の動作のたびに基準画面を更新するので前側比較と称
する。 この前側比較の場合、画像センサ部6での変化検知のた
びに、現画像が第2図、第3図、第5図の順に変化する
とすると、第5図の現画像に対しては、第3図が基準画
面に対応するので差画像メモ+75bには、第8図のよ
うな変化画素が現れ、監視領域イ内の投影計算より変化
有りと判定される。尚第5図と第7図の現画像は同一で
ある。′さて上述のように画像センサ部6が変化検知で
変化有りと判定した場合も、あるい゛は画像センサ部6
の変化検知で変化無しと判定した場合でも、変化ブロッ
クの座標を求めるため変化ブロック検知部8での検知が
行なわれる。つまり従来は画像センサ部6が検出した変
化領域をそのまま変化ブロック伝送していたが、本発明
では画像センサ部6の変化検知とは別に変化ブロック検
知を行なうことを特徴としている。 変化ブロック検知部8の動作は、画像セ・ン与′部6の
監視INNビイは別に設定された画像伝送領域口内で、
差画像メモ1J5bの変化画素について、再度、X軸上
の投影とX軸上の投影を求める。 つまり変化ブロック検知部8において画像伝送領域口内
で画像伝送領域内投影計算回路8aにより投影計算し、
X軸上の投影とX軸上の投影とが投影メモリsb+=書
き込まれる。投影メモリ8bは、物理的には、画像セン
サ部6の投影メモリ6bと同じメモリで良い。この投影
に対して設定された閾値RX(1% RYBより大きな
区間(X n。、X o+ )(Y [1゜。 Y[I、)より、変化ブロック領域として矩形領域(X
8゜、YB0)−(XB3.YB、)を求める。この変
化ブロックが変化ブロック検出回路8Cで検出され、判
定回路8dで変化有りと判定されると変化ブロック内の
画像を圧縮して伝送する。 ここで第2図の基準画面と第3図の現画像とを比較して
、差画像を求めると第4図のようになるが、変化ブロッ
ク検知部8では、画像伝送領域口で第3図に示したよう
なX釉上の投影とX軸上の投影を求め、設定された閾値
RYB t RYBより投影が大きな区間(XBOIX
BI)(YBOIYr31)を求めて・矩形領域(Xn
o=YBo) (Xn2.Yak)を変化ブロック領
域として求める。実施例ではこの変化ブロック領域の上
下に、マージンを付加した大きめの矩形領域を変化ブロ
ックとして伝送させるようになっており、画像の濃淡差
の小さな変化画素についても、変化ブロック検知で欠け
ることが少なくなるように配慮している。 向背景画面の比較の場合では第2図と第5図とを比較す
ると差画像メモ1J5bの変化画素は第6図のようにな
り、画像センサ部6は変化なしとtq定するので警報は
発しないが、変化ブロック検知部8では第7図に示した
ような矩形li域(x、、、y8゜) (Xo+、Y
et)を変化ブロックとして求めるので、変化有りと判
定し、変化画素を囲む変化ブロックの画像を圧縮伝送し
、受信機で第2図の背景画面と変化ブロックとを合成し
第5図のような画像を復元する。 前置比較の場合には、第3図の前画面と第5図、あるい
は第7図の現画面と比較して、差画像メモリ5bに、第
8図のような変化画素を検出するので変化ブロック検知
部8で求めた投影は第7図と、画像センサ部6の監視領
域イ外の変化画素を囲む変化ブロック(XBo、Y2O
) (X[ll、YBl)を検出し、変化ありと判定
して、この変化ブロックの画像を圧縮伝送し、受信機で
は、第3図のような前画面の復元画像に対して、伝送さ
れた変化ブロックを合成し、第7図のような復元画像を
得る。 −般に画像センサ部6としての監視領域イは画像伝送領
域口より小さく、画像センサ部6で設定された閾値RX
A+RYAは変化ブロック伝送のための閾値RX1ll
RYOより大きな値になるので、画像センサ部6を検
知動作に最適に設定し、変化ブロック検知88を画像伝
送に最適に設定することができることになって、画像セ
ンサ郡6の誤報を少なくするととらに変化ブロック伝送
の伝送漏れも少なくすることができる。 尚背景画面比
較の場合の基準画面の更新について、実施例2では次の
ように行なう。 画像センサ部6で変化検知なしで、変化ブロック検知部
8でも変化検知をしない条件下で、−定時間ごとに背景
画面を全画面で伝送すると共に、基準画面を更新するこ
とと変化ブロック検知と変化ブロックの大きさが、限定
値以上の場合(この場合は、画像センサ部6も変化有り
と判定することもある。)に、全画面伝送と共に基準画
面を更新する。 第9図は背景画面比較のための基準画面更新の70−チ
ャートを示す。背景画面比較の場合には第1図の変化画
素検出部5の基準画面更新をやめて、第9図の70−チ
ャートに従って基準画面を更新するので、第7図の前画
面比較の場合と比べ第5図の背景画面比較の場合には、
背景に対して変化したブロックのみを伝送するので、伝
送ブロックの大きさが小さくなり、圧縮時間と伝送時間
が共に少なくなる。 背景画像が変化ブロック検知で検知できない程度の変化
がある場合、例えば侵入者などの変化に対し、画像の輝
度レベルが変化し、撮像カメラ1、・・・のデイン調整
やオートアイリスで背景の輝度が変化するので、侵入者
が人?たときに、変化ブロック検知部8で背景も含んだ
広い領域に変化有りと判定し、背景画面を更新する恐れ
があるので、ある−定時間、変化ブロック検知部8で変
化を検知しない場合には背景画面を更新し、この背景画
面を受信機に全画伝送しておく。このようにして、背!
画面に対して変化した侵入者等の変化物体のみを含むブ
ロックに切り出して伝送することができる。
基準画面として該画像7レームと現画像フレームとの差
を求めて変化のあった領域の画像のみを情報圧縮して狭
帯域伝送する画像監視伝送方式において、変化検知の監
視領域を設定し、該変化検知領域内で変化領域検出の閾
値で変化を判定する画像センサ部と、画像伝送領域を設
定し、画像伝送領域内の変化を画像センサ部とは異なっ
た領域あるいは閾値で検知する変化ブロック検知部とを
備え、画像センサ部の変化有りとする判定の有無に拘わ
らず、変化ブロック検知部で検知された画像伝送領域内
の変化のあった領域の画像のみを情報圧縮して狭帯域伝
送することを特徴とする。 以下本発明を実施例により説明する。 第1図は実施例1の送信機回路を示しており1、文数の
撮像カメラ11・・・はカメラ選択回路2により切り換
えられてA/Dコンバータ3に接続され、第2図に示す
画像伝送領域口全体を撮影した画像信号がデジタル変換
されるようになっている。このデジタル変換された画像
データは現画像フレームメモリ4に記憶されて変化画素
検出部5に取り込まれるようになっている。変化画素検
出部・5は現画像7レームと前画面や背景画面のような
画面からなる基準画面の画像フレームとの差の絶対値を
求め、更に各画素の差の大きさが所定の設定値R1より
大きな画素を変化画素とし、他を零画素として差を零と
するようになっている。そしてこの変化画素検出部5で
検出された変化画素のデータは画像センサ部6へ取り込
まれる。この画像センサ部6は設定した第2図の監視領
域イ内の変化画素の投影計算を行なって、このX軸とY
軸との投影の値と閾値Rx□RYAとを比較してこれら
閾値RXAI RYAを越える区間を求めて変化領域を
検知するものである。 警報処理回路7は画像センサ部6により変化領域が検知
され、その変化領域が設定値R3より大きいと判定され
ると、警報データを作成するものである。変化ブロック
検知部8は前記画像センサ部6での変化領域の検知の有
無に拘わらず、画像センサ部6を監視領域とは別に設定
した画像伝送領域内の変化画素の投影計算を行なって、
このX紬とY紬との投影の値と閾値RXB+ RYBと
を比較してこれら閾値RXBy RyBを越える区間を
求めて変化ブロック領域を検知するものである。 画像圧縮回路9は画像データを情報圧縮するためのもの
であり、符号化回路10は画像データ及び警報データを
符号化するだめの回路である。データ通信回路11は符
号化されたデータを自動ダイヤルで呼び出した受信機へ
電話回#X区を通じて伝送するものである。尚変化画素
検出部5は画像センサ部6と変化ブロック検知部8に夫
々対応して設けても良い。 次に本発明画像伝送方式の動作を犬に説明する。 まず第2図に示したように実施例では画像センサ部6は
部屋の扉への周囲に設定する監視頭載イ内のみを変化検
知し、その他の領域の変化は無視するものとする。−方
、画像の変化した領域(変化ブロック)のみを情報圧縮
して狭帯域伝送する変化ブロック伝送は第2図の全体で
設定された画像伝送領域口の内で変化のあった領域の情
報を圧縮伝送するものとする。この画像伝送領域口は現
画像7レームメモリ4の仕様により制限されたり、任意
に設定できるものであっても良い。 まず11図においてカメラ選択回路2で切り換えた撮像
カメラ1ビ・・の画像をA/Dコンバータ3で1画素当
たり6〜8ビツトにデイシイタル化し、現画像7レーム
メモリ4に256X256画素分書き込む。次に変化画
素検出部5の基準画比較回路5aは撮像カメラ11・・
・に夫々対応して付したカメラ番号データに応じて基準
側メモ1′J」2に記憶しである基準画面13.・・・
と現画像フレームメモリ4に記憶されている画像とを例
えば4画素毎に粗く比較する。つまり基準画面13+・
・・とじては現画像7レームメモリ4の記憶画像4画素
おきにサンプリングした現画像7レームメモリ4の記憶
画像の1/16の画像データカミ記憶されているものと
する。この基準画面131・・・の7レームと現画像7
レームとの差の絶対値を差画像メモリ5bに書き込む。 次に変化画素判定回路5cで、差画像メモ175bの各
画素に示される差の大きさが、ある設定値R1より大き
な画素を変化画素とし、他を零画素として差の大きさを
零とする。 後述の基準画面更新を行なった後に、画像センサ部6が
動作する場合には設定された監視領域イ内の差画像メモ
175b内の変化画素をX軸方向に留加算したX軸上の
投影と、Y軸方向に留加算したX軸上の投影を監視領域
内投影計算回路6aで求め投影メモリ6bに書き込む。 このX軸上の投影がある設定値RXAより大きな区間(
XA−1XAI)とX軸上の投影がある設定値RX^よ
り大きな区間(YAo、YAl)を求め(XAo、YA
o)−(XAl、YAl)で決まる矩形領域を変化領域
として変化頭載検出回路6Cで検出する。そして判定回
路6dにより検出された変化領域の大!さが、ある設定
値R3(−辺の長さあるいは面積等)よりも大島い場合
に変化有りと判定し、警報処理回路7°はこの判だに基
づいて警報データを出力し、符号化回路10により符号
化して受信機に伝送する。 第3図は画像センサ部6の変化領域の検知例で、第2図
の基準画面と@3図の現画像を監視頭載イ内で比較する
と第4図のように差画像メモリ5bに変化画素のみが正
値で、他の零画素は零が書き込まれる。画像センサ部6
の検知で監視領域イ内のX軸上の投影、X軸上の投影を
求め、上記設定値である閾値RXA% RYAより投影
の大終な区間(XAo、XAl)、(YAo、YAl)
より変化検知領域が矩形(X8゜、YAo) (XA
I、YAl)として求まる。このとき矩形の一辺の長さ
XAI XAO% YAI YAOがいずれも設定
値R3より大きい時変化有り判定して警報を出し、他は
変化なしとする。 第2図の基準画面と第5図の現画像とを比較した場合の
差画像は、第6図のようになり監視頭載イ内には変化画
素がないので、画像センサ部6は変化なしと判定する。 ここで基準画面をf52図のような背景画面に固定する
場合長い間に、日照の変化などによって徐々に背景が変
化してゆき、ある程度以上変化した場合に、背景画面の
変化を変化ブロック検知部8、ないしは画像センサ部6
が変化有りと判定して、以降、背景と原画面との差が、
日照変化のような環境変化によって変化有りと判定され
るので、基準画面となる背4に画面を更新する必要があ
る。 この基準画面更新を変化画素検出部5の中に設けた基準
側更新回路5dで常時性なう。この場合には、画像セン
サ検知部6で変化検知を行なうとすると、画像センサ部
6の動作のたびに基準画面を更新するので前側比較と称
する。 この前側比較の場合、画像センサ部6での変化検知のた
びに、現画像が第2図、第3図、第5図の順に変化する
とすると、第5図の現画像に対しては、第3図が基準画
面に対応するので差画像メモ+75bには、第8図のよ
うな変化画素が現れ、監視領域イ内の投影計算より変化
有りと判定される。尚第5図と第7図の現画像は同一で
ある。′さて上述のように画像センサ部6が変化検知で
変化有りと判定した場合も、あるい゛は画像センサ部6
の変化検知で変化無しと判定した場合でも、変化ブロッ
クの座標を求めるため変化ブロック検知部8での検知が
行なわれる。つまり従来は画像センサ部6が検出した変
化領域をそのまま変化ブロック伝送していたが、本発明
では画像センサ部6の変化検知とは別に変化ブロック検
知を行なうことを特徴としている。 変化ブロック検知部8の動作は、画像セ・ン与′部6の
監視INNビイは別に設定された画像伝送領域口内で、
差画像メモ1J5bの変化画素について、再度、X軸上
の投影とX軸上の投影を求める。 つまり変化ブロック検知部8において画像伝送領域口内
で画像伝送領域内投影計算回路8aにより投影計算し、
X軸上の投影とX軸上の投影とが投影メモリsb+=書
き込まれる。投影メモリ8bは、物理的には、画像セン
サ部6の投影メモリ6bと同じメモリで良い。この投影
に対して設定された閾値RX(1% RYBより大きな
区間(X n。、X o+ )(Y [1゜。 Y[I、)より、変化ブロック領域として矩形領域(X
8゜、YB0)−(XB3.YB、)を求める。この変
化ブロックが変化ブロック検出回路8Cで検出され、判
定回路8dで変化有りと判定されると変化ブロック内の
画像を圧縮して伝送する。 ここで第2図の基準画面と第3図の現画像とを比較して
、差画像を求めると第4図のようになるが、変化ブロッ
ク検知部8では、画像伝送領域口で第3図に示したよう
なX釉上の投影とX軸上の投影を求め、設定された閾値
RYB t RYBより投影が大きな区間(XBOIX
BI)(YBOIYr31)を求めて・矩形領域(Xn
o=YBo) (Xn2.Yak)を変化ブロック領
域として求める。実施例ではこの変化ブロック領域の上
下に、マージンを付加した大きめの矩形領域を変化ブロ
ックとして伝送させるようになっており、画像の濃淡差
の小さな変化画素についても、変化ブロック検知で欠け
ることが少なくなるように配慮している。 向背景画面の比較の場合では第2図と第5図とを比較す
ると差画像メモ1J5bの変化画素は第6図のようにな
り、画像センサ部6は変化なしとtq定するので警報は
発しないが、変化ブロック検知部8では第7図に示した
ような矩形li域(x、、、y8゜) (Xo+、Y
et)を変化ブロックとして求めるので、変化有りと判
定し、変化画素を囲む変化ブロックの画像を圧縮伝送し
、受信機で第2図の背景画面と変化ブロックとを合成し
第5図のような画像を復元する。 前置比較の場合には、第3図の前画面と第5図、あるい
は第7図の現画面と比較して、差画像メモリ5bに、第
8図のような変化画素を検出するので変化ブロック検知
部8で求めた投影は第7図と、画像センサ部6の監視領
域イ外の変化画素を囲む変化ブロック(XBo、Y2O
) (X[ll、YBl)を検出し、変化ありと判定
して、この変化ブロックの画像を圧縮伝送し、受信機で
は、第3図のような前画面の復元画像に対して、伝送さ
れた変化ブロックを合成し、第7図のような復元画像を
得る。 −般に画像センサ部6としての監視領域イは画像伝送領
域口より小さく、画像センサ部6で設定された閾値RX
A+RYAは変化ブロック伝送のための閾値RX1ll
RYOより大きな値になるので、画像センサ部6を検
知動作に最適に設定し、変化ブロック検知88を画像伝
送に最適に設定することができることになって、画像セ
ンサ郡6の誤報を少なくするととらに変化ブロック伝送
の伝送漏れも少なくすることができる。 尚背景画面比
較の場合の基準画面の更新について、実施例2では次の
ように行なう。 画像センサ部6で変化検知なしで、変化ブロック検知部
8でも変化検知をしない条件下で、−定時間ごとに背景
画面を全画面で伝送すると共に、基準画面を更新するこ
とと変化ブロック検知と変化ブロックの大きさが、限定
値以上の場合(この場合は、画像センサ部6も変化有り
と判定することもある。)に、全画面伝送と共に基準画
面を更新する。 第9図は背景画面比較のための基準画面更新の70−チ
ャートを示す。背景画面比較の場合には第1図の変化画
素検出部5の基準画面更新をやめて、第9図の70−チ
ャートに従って基準画面を更新するので、第7図の前画
面比較の場合と比べ第5図の背景画面比較の場合には、
背景に対して変化したブロックのみを伝送するので、伝
送ブロックの大きさが小さくなり、圧縮時間と伝送時間
が共に少なくなる。 背景画像が変化ブロック検知で検知できない程度の変化
がある場合、例えば侵入者などの変化に対し、画像の輝
度レベルが変化し、撮像カメラ1、・・・のデイン調整
やオートアイリスで背景の輝度が変化するので、侵入者
が人?たときに、変化ブロック検知部8で背景も含んだ
広い領域に変化有りと判定し、背景画面を更新する恐れ
があるので、ある−定時間、変化ブロック検知部8で変
化を検知しない場合には背景画面を更新し、この背景画
面を受信機に全画伝送しておく。このようにして、背!
画面に対して変化した侵入者等の変化物体のみを含むブ
ロックに切り出して伝送することができる。
本発明は上述のように構成し、画像センサ部と変化ブコ
ック検知部とが別の監視頭載、画像伝送領域で、別の投
影の大きさに封する閾値で変化の有無を判定するので、
画像センサ部の誤報や変化ブロック伝送の伝送漏れを小
さくできるという効果を奏する。
ック検知部とが別の監視頭載、画像伝送領域で、別の投
影の大きさに封する閾値で変化の有無を判定するので、
画像センサ部の誤報や変化ブロック伝送の伝送漏れを小
さくできるという効果を奏する。
第1図は本発明の実施例の回路構成図、第2図〜第8図
は同上の動作説明図、第9図は本発明の別の実施例の動
作説明用の70−チャートであり、1、・・・撮像カメ
ラ、5は変化画素検出部、6は画像センサ部、8は変化
ブロック検知部、9は画像圧縮回路、10は符号化回路
、11はデータ通信回路、4は現画像7レームメモリ、
12は基卒画メモリ、131・・・基準画面である。 代理人 弁理士 石 1)艮 七 第2図 第3図 第4図 フイ 第5図 7づ 0XBOXBI X− 第6図 ’JXso XBI X− 第8図 ○ XAOXAI X −
は同上の動作説明図、第9図は本発明の別の実施例の動
作説明用の70−チャートであり、1、・・・撮像カメ
ラ、5は変化画素検出部、6は画像センサ部、8は変化
ブロック検知部、9は画像圧縮回路、10は符号化回路
、11はデータ通信回路、4は現画像7レームメモリ、
12は基卒画メモリ、131・・・基準画面である。 代理人 弁理士 石 1)艮 七 第2図 第3図 第4図 フイ 第5図 7づ 0XBOXBI X− 第6図 ’JXso XBI X− 第8図 ○ XAOXAI X −
Claims (2)
- (1)前画面や背景画面のような画面を基準画面として
該画像フレームと現画像フレームとの差を求めて変化の
あった領域の画像のみを情報圧縮して狭帯域伝送する画
像監視伝送方式において、変化検知の監視領域を設定し
、該変化検知領域内で変化領域検出の閾値で変化を判定
する画像センサ部と、画像伝送領域を設定し、画像伝送
領域内の変化を画像センサ部とは異なった領域あるいは
閾値で検知する変化ブロック検知部とを備え、画像セン
サ部の変化有りとする判定の有無に拘わらず、変化ブロ
ック検知部で検知された画像伝送領域内の変化のあった
領域の画像のみを情報圧縮して狭帯域伝送することを特
徴とする画像監視伝送方式。 - (2)背景画面を基準画面とし、変化ブロック検知部で
変化なしと判定する時間が一定時間以上、続いた場合や
、変化ブロック検知部で検知した変化のあった領域の大
きさが、設定値以上の場合に基準側面を更新して背景画
面の全画面を情報圧縮して狭帯域伝送することを特徴と
する特許請求の範囲第1項記載の画像監視伝送方式。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14841386A JPS635677A (ja) | 1986-06-25 | 1986-06-25 | 画像監視伝送方式 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14841386A JPS635677A (ja) | 1986-06-25 | 1986-06-25 | 画像監視伝送方式 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS635677A true JPS635677A (ja) | 1988-01-11 |
Family
ID=15452237
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14841386A Pending JPS635677A (ja) | 1986-06-25 | 1986-06-25 | 画像監視伝送方式 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS635677A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000209570A (ja) * | 1999-01-20 | 2000-07-28 | Toshiba Corp | 移動物体監視装置 |
JP2007194452A (ja) * | 2006-01-20 | 2007-08-02 | Kenwood Corp | 電子機器の筐体構造 |
-
1986
- 1986-06-25 JP JP14841386A patent/JPS635677A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000209570A (ja) * | 1999-01-20 | 2000-07-28 | Toshiba Corp | 移動物体監視装置 |
JP2007194452A (ja) * | 2006-01-20 | 2007-08-02 | Kenwood Corp | 電子機器の筐体構造 |
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