JPS6356303A - 材料調質方法及びその装置 - Google Patents

材料調質方法及びその装置

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JPS6356303A
JPS6356303A JP19820786A JP19820786A JPS6356303A JP S6356303 A JPS6356303 A JP S6356303A JP 19820786 A JP19820786 A JP 19820786A JP 19820786 A JP19820786 A JP 19820786A JP S6356303 A JPS6356303 A JP S6356303A
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JP
Japan
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roll
rolls
roll group
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lower row
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JP19820786A
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English (en)
Inventor
Yoichiro Inoue
洋一郎 井上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
YUTANI KK
Kyodo Printing Co Ltd
Original Assignee
YUTANI KK
Kyodo Printing Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (発明の分野) 本発明は、金属薄板材料の調質を効果的に行うことのて
きる材料調質方法及びその装置に関する。
l庁$詰カン) 一般に、圧延ロール通過後の金属(鋼板)材料にはスト
レッチャーストレイン(降伏点伸)と称される金属表面
の荒れとして目視可能な不連続伸びが発生ずる。このス
トレッチャーストレインは、金属丸缶加工においては、
ダイヤモンドと称される表面性状不良を呈する。このた
め゛、従来から種々調質装置を用いて、ストレッチャー
ストレインを防止することが行なわれている。
(発明が解決しようとする問題点) 以下に、一般に使用されている調質装置の作用及びその
問題点について説明する。
第4図に示す応力歪線図において、金属圧延材料に引張
り荷重を加えた場合、降伏点伸び域Y。
Y2においては不連続伸びを呈し、ストレッチャースト
レインが発生し易い。又、塑性域Y2−A□においては
、比較的安定した伸びを呈する。
しかるに、金属材料に熱処理を施すと、時効硬化か促進
され、図中点線で示した応力歪曲線となる。この時、金
属材料内部に不純物が多く介在する場合、該不純物が金
属結晶界面に析出することにより、降伏点伸び域Y1−
Y2にて、ストレッチャーストレインか発生し易くなる
このようなストレッチャーストレインを防止するには、
第4図の応力歪線図において、降伏点に至らない所定の
予歪を加え、−旦荷重を除いた後、直ちに荷重を加えれ
ば、伸びは降伏点伸び域Y、−Y2を通過しないで塑性
域に入るため、ストレッチャーストレインは発生しない
このような効果を応用した従来の調質装置としては、圧
延伸び率が1〜2%程度で金属材料の粘靭性等の材質を
向−ヒさせるようにしたブリキTFS(Tin Fre
e St、eel)製造において仕上げ加工として行な
われるスキンパスや、縦方向に4木のローラを配して印
刷の施された枚葉材料の調質を行なうフレキサロール等
か知られている。
しかしながら、スキンバスにおいては印刷の施された枚
葉材料には不向きてあり、フレキサロールにおいては圧
延材料の板厚が変わると調質効果が著しく低下する等の
欠点がある。さらに、熱処理が施され時効硬化が促進さ
れたような加工適正の悪い材料の場合は、第4図に示す
ように、弾性域0−Y、の傾きが急になって降伏点応力
が増大する。又、金属材料中に不純物か多く介在する場
合は、熱処理により該不純物が析出してストレ・ンチャ
ーストレインが発生し、表面性状か悪くなる。これは、
降伏点伸び域がさらに長くなってしまい、前記金属材料
に予歪を加えた時点においてずでに降伏点伸び域Y3−
Y4を通過しストレッチャーストレインが発生しやすく
なっているために起るものであると思われる。
従って、金属材料が粗悪で、特に該材料に不純物か多く
介在している場合、ストレッチャーストレインが発生し
やすく、従来装置ては前述のような金属材料の調質を良
好に行うことがてきなかった。
そこで、本発明者は従来装置における前記問題点に鑑み
、さらに以上のような知見に基き本発明をなすに至った
ものである。
(発明の目的) 本発明は、前記問題点を解決するためになされたもので
、金属薄板材料、特に加工適性の悪い粗悪な金属薄板材
料の良好な調質効果を期待し得る材料調質方法及び装置
を提供することを目的とする。
(問題点を解決するための手段) 前記問題点は、本発明の圧延材料に継続して曲げ変形を
生ぜしめ、該曲げ変形の量を次第に増加させ、次いで次
第に減少させることを特徴とする材料調質方法により解
決することができ、又夫々互いに平行な回転軸を持つ複
数個のロールが該回転軸に直交する方向にt列ロールと
下列ロールを交互に配設するように上下列を構成してな
る上列ロール群と下列ロール群とを有し、該上列ロール
群と該下列ロール群との間隙か材料の入側から該両ロー
ル群の中央部近傍にかけて次第に減少し、かつ内談ロー
ル群の中央部近傍から材料の出側にかけて次第に増大す
るように前記上下列ロール群が配設されたことを特徴と
する材料調質方法及びその装置により解決することがで
きる。
(実施例) 以下、本発明に好適する実施例を図面に従って詳述する
第1図は本発明実施例装置の正面図、第2図は第1図の
A−A緑変部拡大断面図、第3図は下列ロール群と下列
ロール群間に材料を挿通したときの図である。
第1図及び第2図において、lOは調質機の台枠てあり
、該台枠io上には支持枠12a、+2bか一定の間隔
をあけて設けられている。これらの支持枠12a、12
b間にはそれぞれ互いに平行な回転軸を持つ複数個の圧
延ロール14a、14bが交互に近接して上列ロール群
16a及び下列ロール群16bを構成している。又、夫
々の圧延ロール14a、14bの一端は支持枠12bに
回転自在に支承され、かつ他端は支持枠12aに回転自
在に支承されるとともに各圧延ロール14a。
14bが夫々独立して駆動し得るように適当な連結手段
を介して駆動モータ24に接続されている。なお、18
はユニバーサルシステム部、20はプーリ、22はベル
トてあり、これらにより前記連結手段か構成されている
又、第2図の図示例は、下列ロール群16bか複数個の
圧延ロール14bを該ロール14bの回転軸に直交する
方向に直線状に配列して構成されたものであるか、下列
ロール群16bに対する−上列ロール1!′fl 6 
aの間隙は圧延材料Sの入側から−L下列ロール群16
a、16bの中央部近傍にかけて次第に小さくなってお
り、かつ該上下列ロール群16a、16bの中央部近傍
から圧延材料Sの出側にかけて次第に大きくなっており
、上列ロール群16aの回転軸に直交する縦断面形状か
あたかも船底の形状な早するものとなっている。前記中
央部近傍においては、下列の圧延ロール14aの下縁と
下列の圧延ロール14bの」−縁とがほぼ同一のレベル
となるように配設されている。
なお、下列ロール群16bと上列ロール群16aとの間
隙は薄板材料Sの厚み、材質等を始めとして調質条件に
応じて適宜後述する調整手段により調整される。
下列ロール群16bの下方には該下列ロール群16bの
各圧延ロール14bと夫々当接するように配設された複
数個の下列押えロール26bか設けられ、該押えロール
26bは台枠i −hの支持台28に付設された押えロ
ール受け30a、30bに回転自在に支承されている。
一方、上列ロール群16aの上方には該上列ロール群1
6aの各圧延ロール14aと夫々当接するように配設さ
れた複数個の−L列押えロール26aが設けられ、該押
えロール26aは押えロール受け30c、30dに回転
自在に支承され、該押えロール受け30c、30dは支
持枠12a。
12b間に横架されたロール支持ビーム32に固着され
、さらに該ロール支持ビーム32は昇降機構34a、3
4bにより支持枠12a、12b間にて一ヒ下方向に昇
降Off彪とされている。
したかつて調質圧延時においては材料Sの厚み、材質等
の圧延条件に応じて昇降機構34a。
34bを適宜調節することにより上列ロール群1、6 
aと下列ロールill 6bとの所要の間隔を得ること
かできる。
又、第2図の図示例は前述のように下列ロール群16b
を直線状のものとしであるが、該下列ロール群16bを
も前記上列ロール群16aの配列状態に対して対称的な
配列を有するようにすることもできる。
上列及び下列の各圧延ロール14a、14bの径は、材
料Sに加えられる圧下量に対する歪量を大きくするため
に該圧下量に対して各圧延ロール14a、14bにたわ
みが生じない程度、即ちロール及びギヤ加工可能な最小
径とするのが望ましい。又同様の理由で各圧延ロール1
4a、14bの夫々のロール間ピッチも各圧延ロール1
4a。
14bが独立して回転てきる程度、すなわち各圧延ロー
ル14a、]、4bか互いに接触しない程度に小さいも
のとするのが望ましい。このようにすると、調質圧延時
に材料Sに生じるそり上かりを防止てきるとともに該そ
りにかりにより圧延材料Sか各圧延ロール14a、14
bの夫々の間隙から外方に抜は出すことをも阻1トする
ことかてきさらに本実施例装置においては、枚葉材料を
も好適に調質圧延かてきるよう、適当な自動供給装置(
図示を省略)を併設することも可能である。
次に、以上の構成よりなる本実施例装置の作用を本実施
例方法の作用とあわせて第7図に基づき詳述する。
本実施例装置は前述の如く構成されているものであるか
ら送られる材料の板厚或いは調質条件に応じて上列ロー
ル群16aと下列ロール116bか適宜の間隙を有する
よう昇降機構34a、34bを調整してセットする。次
いで、該上下列ロール群16a、16b間に材料Sを挿
通ずると材料Sは上下列の各ロール14a、14bの回
転により継続的に矢印の方向に送られる。
なお、材料挿通時においては、上下列の各ロール群16
a、16b間の間隙か材料Sの入側において比較的大き
くとられてるため材料Sの挿通な容易かつ適確に行うこ
とがてきる。
材料の入側付近通過後においては、上列の各ロール14
aと下列の各ロール14bとが材料の進行方向に対して
前後交互に配設され、入側から上−ド列ロール群16a
、16bの中央部近傍にかけて材料Sの前進とともに上
下列ロール14a。
14bの間隙か次第に狭くなるため、材料SはIn下列
ロール14a、14bに次第に大きな荷重て、押圧され
継続的に曲げ変形を生しる。
この場合、材料Sには継続的に増大する歪量εか生し、
降伏点伸び域Y3−Y、を通過することなく塑性域Y4
  A2に入るから該材料Sにストレッチャーストレイ
ンか生しることはない。
次いで、」二下列ロール群16a、16bの中央部近傍
から出側にかけて材料Sの前進とともに−1−下列ロー
ル14a、14bの間隙が次第に大きくなり、材料Sは
次第に平坦度を回復しつつ良好な調質仕上がりを呈する
なお、前述のように本発明装置に枚葉材料の自動的な挿
入、引き出しを可能とする自動供給装置を併設すること
により枚葉材料の良好な調質も行うことができる。
なお、」−記実施例においては、下列ロール群16bを
直線状に配設しであるか、本発明はこれに限定されるも
のではなく、下列ロール群16bを上列ロール群16a
と対称的に同様の配列としてもよい。
(発明の効果) 以上説明したように、本発明によれば、従来良好な調質
什」二がりを期待てきなかった低品質の金属薄板材をも
好適に調質することかできる。
又、本発明においては枚葉材料の良好な調質をも可能と
するものであるが、枚葉材料の自動供給装置を併用する
ことにより、良好な調質仕上がりを有する枚葉材料を連
続的に得ることができる。
従って、本発明によれば金属薄板材の品質の良不良を問
わず、又、ロール材及び枚葉材料の別なく良好な調質仕
上がりが期待てき、材料コストの軽減を図ることか可能
である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る実施例装置の正面図、第2図は第
1図のA−A緑変部拡大断面図、第3図は第2図におけ
る上列ロール群と下列ロール群間に材料を挿通したとき
の図、第4図は従来装置を説明するための応力歪線図で
ある。 14a−・・L列圧延ロール 14b・・・下列圧延ロール 16a・・・上列圧延ロール群 16b・・・下列圧延ロール群 26 a−−−上列押えロール 26b・・・下列押えロール 代理人 方理十  山  下  穣  平第2図 第3図

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)圧延材料に継続して曲げ変形を生ぜしめる方法に
    おいて、該曲げ変形の量を次第に増加させ、次いで次第
    に減少させることを特徴とする材料調質方法。
  2. (2)夫々互いに平行な回転軸を持つ複数個のロールが
    該回転軸に直交する方向に上列ロールと下列ロールを交
    互に配設するように上下列を構成してなる上列ロール群
    と下列ロール群とを有し、該上列ロール群と該下列ロー
    ル群との間隔が材料の入側から該両ロール群の中央部近
    傍にかけて次第に減少し、かつ該両ロール群の中央部近
    傍から材料の出側にかけて次第に増大するように前記上
    下列ロール群が配設されたことを特徴とする材料調質装
    置。
  3. (3)前記下列ロール群が直線状に配設されてなること
    を特徴とする特許請求の範囲第2項記載の材料調質装置
  4. (4)前記各ロールの径は、材料調質圧延時において該
    ロールによりロール及びギヤ加工可能な最小径としたこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第2項又は第3項記載の
    材料調質装置。
  5. (5)前記各ロールが夫々独立して回転出来る程度の最
    小ロール間ピッチを有して前記各上下列ロール群を構成
    することを特徴とする特許請求の範囲第2項乃至第4項
    のいずれかに記載の材料調質装置。
  6. (6)前記各ロールが夫々独立して駆動できるよう該ロ
    ールの夫々に独立駆動手段を付設したことを特徴とする
    特許請求の範囲第2項乃至第5項のいずれかに記載の材
    料調質装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009160641A (ja) * 2008-01-10 2009-07-23 Nisshin Steel Co Ltd 金属帯のエッジ処理方法

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