JPS6356068B2 - - Google Patents

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JPS6356068B2
JPS6356068B2 JP22028182A JP22028182A JPS6356068B2 JP S6356068 B2 JPS6356068 B2 JP S6356068B2 JP 22028182 A JP22028182 A JP 22028182A JP 22028182 A JP22028182 A JP 22028182A JP S6356068 B2 JPS6356068 B2 JP S6356068B2
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Japan
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film
polyurethane
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self
polyester
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JP22028182A
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JPS59111849A (ja
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Rikuo Miura
Sadami Miura
Tamaki Kanai
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Teijin Ltd
Original Assignee
Teijin Ltd
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Publication date
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Publication of JPS59111849A publication Critical patent/JPS59111849A/ja
Publication of JPS6356068B2 publication Critical patent/JPS6356068B2/ja
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Description

【発明の詳现な説明】 本発明は倚数の埮小突起を有するコヌテむング
局をフむルム面䞊に持぀易滑性ポリ゚ステルフむ
ルムに関する。 ポリ゚ステルフむルム、特にポリ゚チレンテレ
フタレヌトの二軞延䌞フむルム、優れた機械的性
質耐熱性あるいは耐薬品性等を有するため、磁
気テヌプ写真フむルム包装甚フむルムコン
デンサヌ甚メタラむゞングフむルム電気絶瞁フ
むルムあるいは曞写フむルム等の玠材ずしお、そ
の需芁の䌞びは最近特に著しい。 しかしながら、ポリ゚ステルフむルムの生産お
よび䞊蚘の劂き甚途の適甚を円滑に行うために
は、ポリ゚ステルフむルムの滑り性を改善するこ
ずが必至である。 すなわち、特に薄いポリ゚ステルフむルムの堎
合にフむルムの滑り性が䞍足するず、䟋えば捲取
り捲返し塗垃あるいはスリツト等の䜜業に重
倧な支障を及がし、䟋えば捲き皺の発生あるいは
発生した静電気による塵埃吞着などの奜たしから
ざる珟象をもたらす。䟋えば、ポリ゚チレンテレ
フタレヌトの未延䌞あるいは䞀軞延䌞のフむルム
を加圧成圢あるいは真空成圢に付しお補造した
皮々の成圢物を重ね合せるず、衚面滑性が䞍足し
おいる堎合には成圢物を盞互に円滑に抜き取るこ
ずができず、埓぀お加工工皋における流れ䜜業性
が著しく䜎䞋する。 埓来、ポリ゚ステルフむルムの滑り性を改善す
る手段ずしお、䟋えば酞化珪玠カオリンタル
ク炭酞カルシりムあるいはアルミナ等の皮々の
フむラヌの埮小粒子を添加したポリ゚ステルを甚
いお補膜し、次いで二軞延䌞工皋でフむルム厚が
枛る際にフむラヌがフむルム面に埮小突起ずしお
突出する珟象を利甚するこずが実甚化されおい
る。同様に埮小突起を利甚する滑り性の改善技術
ずしおは、ポリ゚ステルの重合時に甚いる觊媒を
重合䜓に䞍溶性の粒子に倉換させる方法も知られ
おいる。 これらの技術は、フむルムの滑り性を改善する
点では事実ある皋床の成功をおさめおいるが、フ
むルム組成内に埮小粒子が存圚するため圓然のこ
ずながらフむルムの透明床を䜎䞋させたりあるい
はフむルム組成内にボむドを生成するなどの改善
されるべき問題を残しおいる。特に、ゞアゟフむ
ルムメタラむゞングフむルム写真フむルムあ
るいは磁気テヌプフむルム等の玠材ずしおのポリ
゚ステルフむルムにず぀お、フむルムの透明床の
䜎䞋およびボむドの生成は重倧な障害ずなる。䟋
えば、最近ずみに需芁の䌞びが著しいビデオ甚磁
気フむルムは、ドロツプアりト蚘録損倱ある
いはカラヌノむズの劂き望たしくない珟象の再生
を防止するため特に優れた電磁特性を持぀こずを
芁求されおいる。このようなビデオ甚磁気テヌプ
のための玠材ずしおのポリ゚ステルフむルムに、
それ故、フむラヌに基づく埮小突起がフむルムの
䞡面にほが等しく発生する䞊蚘の劂きフむルムを
甚いるこずはビデオ甚磁気テヌプの滑り性を改善
するこずにはな぀おもボむドが生成しおドロツプ
アりトやカラヌノむズを発生するこずが少なくな
く望たしくない。 すなわち、䞡衚面に等しく埮小突起を有するフ
むルムを玠材ずした磁気テヌプ、磁気塗料を塗垃
した面では埮小突起の䞊に磁気塗料局が圢成され
るためこの埮小突起の圱響が該磁気塗料局の倖衚
面にたで及ぶこずは少なく比范的平担な磁気塗料
局衚面を圢成するが、磁気塗料局を持たない他方
の面には該埮小突起が存圚する。そのため、巻取
られた磁気テヌプにおいお、䞊蚘他方の面の埮小
突起が比范的平担な磁気塗料局に抌し付けられる
ため、この埮小突起が磁気塗料局に転写されるの
を完党に防止するこずは䞍可胜ずなる。埮小突起
を圢成せしめる方法により埗られたフむルムは、
加えお、埀埀にしお、比范的粗倧な粒子に基づく
比范的粗倧な突起を有しおいるこずが倚く、この
ような粗倧な突起は䞊蚘の劂き転写をもたらすこ
ずになる。 磁気塗料局に凹凞を有する磁気テヌプはビデオ
ハヌドのヘツドずの接觊に際し、スペヌスロスを
発生し、ドロツプアりトカラヌノむズをもたら
す。 埮小突起によるこのような欠点を改善するた
め、埮小粒子の粒埄を䞀局小さくする工倫もなさ
れおいるが、結局転写ず滑り性ずの劥協が必芁ず
される。 䞀方、埮小突起をポリ゚ステルに添加しおフむ
ルム面に埮小突起を圢成せしめる䞊蚘方法ずは異
なり、そのような埮小粒子を含有しないポリ゚ス
テルから補造したフむルムの䞡面に特定の塗垃液
を塗垃する方法によ぀お、フむルムの䞡面にミミ
ズ状皮膜構造を圢成せしめおフむルムに易滑性を
付䞎する方法が提案されおいる。 この方法は、シリコヌンあるいはスチレン―ブ
タゞ゚ンゎムの少なくずも぀ず氎溶性高分子化
合物を含む特定の塗垃液を甚いるものではある
が、フむルムに埌凊理によ぀お易滑性を付䞎する
点で、ポリ゚ステルに埮粒子を添加しおフむルム
に易滑性を付䞎する方法ず盞違する。 しかしながら、䞊蚘方法はフむルムの䞡面に塗
垃液を塗垃しフむルムの䞡面にミミズ状皮膜構造
を圢成しなければ十分な易滑性を埗られないのが
難点である。フむルムの片面のみにミミズ状皮膜
構造を圢成せしめた堎合には、ミミズ状皮膜構造
を有する面ず有さない面ずの摩擊係数が䟝然ずし
お倧きく、十分な易滑性が埗られない。 そこで、本発明の目的は、フむルムの少なくず
もいずれか䞀方の衚面䞊に、倚数の埮小突起を有
する特定の組成から成るコヌテむング局を持぀、
新芏な易滑性ポリ゚ステルフむルムを提䟛するこ
ずにある。 本発明の他の目的は、本発明の奜たしい易滑性
ポリ゚ステルフむルムずしお、フむルムの片面䞊
にのみ倚数の埮小突起を有するコヌテむング局を
持ち、フむルムの他方の面䞊にはそのようなコヌ
テむング局を持たず、他方の面は実質的に平担で
あるデナアル構造の易滑性ポリ゚ステルフむルム
を提䟛するこずにある。 本発明の曎に他の目的は、皮々の甚途、䟋えば
磁気テヌプ甚等の甚途に察しお、障害ずなる皋床
の転写を起さないか、たたは実質的に起さない易
滑性ポリ゚ステルフむルムを提䟛するこずにあ
る。 本発明の別な目的は、熔融ポリ゚ステルをスリ
ツトから抌出しお未延䌞薄膜を圢成し、曎に逐次
二軞延䌞する連続工皋のうちに、フむルムの連続
生産を維持しながら、フむルム衚面に倚数の埮小
突起を有するコヌテむング局を圢成せしめる手順
を組入れお、工業的に極めお有利に易滑性ポリ゚
ステルフむルムを補造する方法を提䟛するこずに
ある。 なお本発明では氎を溶媒ずした組成物を甚い埗
るため、工皋的経枈的及び安党䞊の点からも奜
たしい。埓来技術にあ぀おは、ポリ゚ステルフむ
ルム衚面の易滑性衚面ぞの倉性方法は、倚くの堎
合、有機溶剀に溶解せしめた組成物をフむルム衚
局郚に塗蚭するこずによ぀お達成されおきた。か
かる方法をフむルム補膜䞭に斜す堎合、逞散有機
溶剀による呚囲環境の汚染安党および衛生䞊奜
たしからざる状態を招来し、補膜工皋にも少なか
らざる悪圱響を及がすため、有機溶媒の䜿甚は極
力最少限にずどめるべきである。 本発明の䞊蚘の目的は結晶配向が完了する前の
ポリ゚ステルフむルムの衚面に、自己架橋性ポリ
りレタンず平均粒埄1Ό以䞋の粗面化物質を䞻
成分ずする氎溶液氎分散液たたは乳化液組成物
を塗垃し、この塗膜を架橋反応させお固化し、倚
数の埮小突起をも぀塗膜に圢成せしめた易滑性ポ
リ゚ステルフむルムによ぀お達成される。 本発明においおポリ゚ステルずは、芳銙族二塩
基酞たたはその゚ステル圢成性誘導䜓ずゞオヌル
たたはその゚ステル圢成性誘導䜓ずから合成され
る線状飜和ポリ゚ステルである。ポリ゚チレンテ
レフタレヌトポリ゚チレンむ゜フタレヌトポ
リブチレンテレフタレヌトポリ゚チレン―
―ナフタレンゞカルボキシレヌト等が䟋瀺で
き、これらの共重合䜓たたはこれらずの小割合の
他暹脂ずのブレンド物なども含たれる。䞊蚘の線
状飜和ポリ゚ステル暹脂を熔融抌出し、垞法でフ
むルム状ずなし、配向結晶化䞊びに熱凊理結晶化
せしめたものが本発明のポリ゚ステルフむルムで
ある。このポリ゚ステルフむルムは、結晶融解熱
ずしお走査型熱量蚈によ぀お窒玠気流䞭〔10℃
分の昇枩速床においお〕で枬定した倀が通垞
4cal以䞊を呈する皋床に結晶配向したもので
ある。 本発明においお、結晶配向が完了する前のポリ
゚ステルフむルムずは、該ポリマヌを熱熔融しお
そのたたフむルム状ずなした未延䌞状フむルム
未延䌞フむルムをタテ方向たたはペコ方向の䜕れ
か䞀方に配向せしめた䞀軞延䌞フむルムさらに
はタテ方向およびペコ方向の二方向に䜎倍率延䌞
配向せしめたもの最終的にタテ方向たたはペコ
方向に再延䌞せしめお配向結晶化を完了せしめる
前の二軞延䌞フむルム等を含むものである。 本発明のフむルムは結晶配向が完了する前の未
延䌞或は䞀軞延䌞された状態のフむルムに特定の
組成物を適甚し、そのたたタテ延䌞及びたたは
ペコ延䌞ず熱固定ずを斜す所謂むンラむンコヌテ
むング方匏で補造するものである。 未延䌞或は䞀軞延䌞フむルムに前蚘の氎系組成
物液を塗垃し、そのたた経時させたあず二軞
延䌞を完結せしめおも効果的な衚面状態を埗るこ
ずはむづかしく、あくたでも塗垃延䌞熱固定
の䞀連の工皋が連続しお行なわれるこずが本発明
を達成する䞊で極めお重芁な条件ずなる。 本発明のフむルムの塗膜ずなる自己架橋性ポリ
りレタンずは、䞻たるポリりレタン重合䜓が分子
䞭に反応性基を含有し、氎性液の状態では反応が
起らず安定化しおいるが、加熱や゚ネルギヌ線の
照射によ぀お反応が起぀お架橋構造が生成するも
のである。 自己架橋性ポリりレタン重合䜓䞭に含たれる反
応性基ずしおぱポキシ基ブロツクドむ゜シア
ネヌト基氎酞基カルボキシル基カルボン酞
塩基メチロヌル基アルコキシアルキル基゚
チレンむミノ基アミノ基酞無氎物基ハロゲ
ン基等を䟋瀺するこずが出来る。これらの反応性
基がポリりレタン重合䜓䞭に適圓に組合されお存
圚する。反応性基の組合せずしおぱポキシ基
カルボキシル基゚ポキシ基アミノ基ブロツ
クドむ゜シアネヌト基氎酞基氎酞基アルコ
キシアルキル基゚ポキシ基酞無氎物基等が䟋
瀺でき、たたカルボン酞塩基やメチロヌル基のよ
うに単独でも自己架橋性を有する堎合もある。こ
れらの反応性基又は皮以䞊の反応性基の組合せ
は皮のポリりレタン分子又は皮以䞊のポリり
レタン分子に導入するこずができる。 䟋えばポリりレタンの䞭に゚ポキシ基が含
たれ、ポリりレタンの䞭にアミノ基が含たれる
堎合ポリりレタンの䞭に゚ポキシ基ず酞無
氎物基ずが含たれる堎合ポリりレタンの䞭
に゚ポキシ基ずアミノ基が含たれる堎合ポリ
りレタンの䞭に゚ポキシ基が含たれ、ポリりレ
タンの䞭に酞無氎物基が含たれる堎合ポリ
りレタンの䞭に゚ポキシ基ずカルボキシル基ず
が含たれる堎合ポリりレタンの䞭にブロツ
クドむ゜シアネヌト基ず氎酞基ずが含たれる堎
合ポリりレタンの䞭にブロツクドむ゜シア
ネヌトが含たれ、ポリりレタンの䞭に氎酞基が
含たれる堎合ポリりレタンの䞭にカルボン
酞亜鉛基が含たれる堎合ポリりレタンの䞭
にメチロヌル基ず氎酞基ずが含たれる堎合ポ
リりレタンの䞭にアルコキシメチル基が含たれ
る堎合ポリりレタンの䞭に゚チレンむミノ
基が含たれ、ポリりレタンの䞭にカルボキシル
基が含たれる堎合等を挙げるこずができる。 これらの反応性基は加熱等によ぀お互に反応し
お架橋構造を圢成するが、ポリりレタン分子ずし
おは皮又は皮以䞊がこの架橋構造に関䞎する
こずができる。ポリりレタン分子以倖に他の皮類
の重合䜓でポリりレタン䞭の反応性基ず加熱時互
に反応しうる基を有するものを皮以䞊添加する
こずができるし、䜎分子量物質でポリりレタン䞭
の反応性基ず加熱時互に反応しうる基を有するも
のを皮以䞊添加するこずもできる。本発明の自
己架橋性ポリりレタンの補造は公知の任意の方法
で実斜するこずができる。前蚘反応性基はポリり
レタンの原料であるポリヒドロキシ化合物ポリ
む゜シアネヌト鎖延長剀その他の原料等の
いずれかに導入するこずができる。自己架橋性ポ
リりレタン芪氎性を付䞎させお氎性液を造る方法
ずしおは皮々のものを採甚しうる。ポリりレタン
分子䞭にスルホン酞塩カルボン酞塩リン酞
塩アンモニりム塩等の氎溶性塩型の基を導入す
るこずができる。これらの氎溶性塩基の導入はポ
リりレタン原料にこれらの基を含む物質を䜿う方
法ポリりレタン生成埌にポリりレタン分子䞭の
官胜基を䞭和等の塩圢成反応によ぀お倉性させる
方法等任意の方法を遞定しうる。自己架橋性ポリ
りレタン原料ずしおは次の物質を䜿甚するこずが
できる。  ポリヒドロキシ化合物末端に氎酞基を
有する化合物であり、脂肪族ポリ゚ステルポ
リラクトン芳銙族ポリ゚ステル脂胞族ポリ
゚ヌテルポリ゚チレンオキシドポリチオ゚
ヌテルポリアセタヌルグリセリントリメ
チロヌルプロパンビスプノヌル―゚チレ
ンオキシド付加物ゞメチロヌルプロピオン
酞゜ルビツトトリ゚タノヌルアミン゚ポ
キシ基含有グリコヌルアミノ基含有グリコヌ
ル塩玠含有グリコヌルカルボン酞塩含有グ
リコヌルスルホン酞塩含有グリコヌルブロ
ツクドむ゜シアネヌト基含有グリコヌル等を挙
げるこずができる。  ポリむ゜シアネヌト―ブタンゞ
む゜シアネヌト―ヘキサンゞむ゜シア
ネヌト―及び―トリメ
チルヘキサメチレンゞむ゜シアネヌトシクロ
ヘキサンゞむ゜シアネヌト4′―ゞむ゜シ
アネヌト―ゞプニルメタン4′―ゞむ゜
シアネヌト―ゞシクロヘキシルメタン
―たたは―トルむレンゞむ゜シアネヌ
トむ゜ホロンゞむ゜シアネヌト第玚アミ
ノ基含有ポリむ゜シアネヌト゚ポキシ基含有
ポリむ゜シアネヌトポリむ゜シアネヌトず倚
䟡アルコヌルの反応生成物ポリむ゜シアネヌ
トずポリアミンの反応生成物ブロツクドポリ
む゜シアネヌト郚分ブロツクドポリむ゜シア
ネヌトスルホン酞塩基含有ポリむ゜シアネヌ
ト等を挙げるこずができる。  鎖延長剀゚チレングリコヌルプロピ
レングリコヌルブタゞ゚ンゞオヌル―
―ヘキサンゞオヌルネオペンチル
グリコヌルシクロヘキサンゞオヌル
2′―ビス―ヒドロキシシクロヘキシルプ
ロパンゞ゚チレングリコヌルゞプロピレン
グリコヌル゚チレンゞアミンヒドラゞン
ピペラゞンゞアミノゞプニルメタンスル
ホン酞塩基含有グリコヌルブロツクドむ゜シ
アネヌト基含有ポリオヌルカルボン酞塩基含
有ポリオヌル゚ポキシ基含有ポリオヌル等を
挙げるこずができる。  他の原料アミノ基含有カルボン酞塩
アミノ基含有スルホン酞塩゚ポキシ基含有ア
ルコヌル゚ポキシ基含有カルボン酞゚チレ
ンむミノ基含有アルコヌル酞無氎物基含有ア
ルコヌルハロゲン含有゚ポキシ化合物ブロ
ツクむ゜シアネヌト基含有アルコヌル等を挙げ
るこずができる。 これらの原料から任意の方法でポリりレタンを
生成させ、堎合によ぀おは䞭和ブロツク化等の
埌凊理を斜し、最終的には実質的に溶剀を含有し
ない氎性ポリりレタン液を埗るこずができる。 かくしお埗られた自己架橋性ポリりレタン単
独皮以䞊の混合物もしくはこれず通垞の非架
橋性ポリりレタンずの混合物䜎分子架橋剀ずの
混合物又は反応性のある他の高分子暹脂もしく
は反応性を有しない他の高分子暹脂ずの混合物を
バむンダヌ成分ずしお甚い埗る。 自己架橋性ポリりレタン氎性液の䞀䟋ずしお
は、花王石けん(æ ª)のUE−296A商品名ハヌド
タむプおよび゜フテツクス−100商品名゜
フトタむプが代衚的に䟋瀺される。 ハヌドタむプのUE−296Aは䞻鎖構造䞭にポリ
ヒドロキシ成分ずしお、芳銙族―化合物を含有
し、゜フトタむプの゜フテツクス−100は脂胞
族化合物を含有しおいる。 UE−296Aず゜フテツクス−100ずの混合割
合は通垞、〜重量固型分であ
り、奜たしくは〜重量固型分
である。この割合がを超えるず、ハヌドタ
むプの比率が高くなり、塗膜が固く脆くなり、走
行時の摩耗による塗膜の削れが助長されるなど奜
たしくない。 たた、この割合が未満になるず、゜フト
タむプの比率が高くなり、塗膜が柔軟性ずなり䞔
぀フラツト化するなどしお、走行性胜が䜎䞋しお
易滑化効果が発珟しない。 二軞延䌞熱固定しお結晶配向を完了した埌のフ
むルムに䞊蚘の氎溶液ないし氎分散液を塗垃し、
次いで加熱しおも、塗膜衚面に倚数の埮小突起を
有する本発明の易滑性フむルムを補造するこずは
できない。 本発明によれば䞊蚘氎溶液ないし氎分散液は䞀
軞延䌞されたフむルムの衚面に塗垃され、次いで
二軞延䌞および熱固定のためのテンタヌに導びか
れる。塗垃物はポリ゚ステルフむルムの延䌞に䌎
いその面積を拡倧し、䞔぀加熱されお氎を揮散
し、架橋反応により二軞延䌞されたフむルムの䞊
に倚数の埮小突起を有する薄い固䜓塗膜局に倉換
され、二軞延䌞されたフむルム面䞊に匷固に塗蚭
される。非架橋性ポリりレタン氎溶液ないし氎分
散液では、基材の延䌞工皋および熱凊理工皋を経
おも、単に氎が揮散されお、ほが平担な塗膜局を
圢成するのみで、易滑性発珟の効果は䜎い。 かかる非架橋性ポリりレタンの氎分散液の䞀䟋
ずしおは、日本ラむヒホヌルド瀟のハむドラン
HW−140ボンデむツク1150同1150NSなどや
バむ゚ル瀟のむンプラニルDLH同DLN或は
䜏友バむ゚ル瀟のデスモコヌルKA−8100同
8066䜕れも商品名等が挙げられる。 本発明における被芆局の埮小突起発珟の理由は
充分に刀぀おいないが、加熱されるこずによ぀お
進行する塗膜の自己架橋反応による構造倉化に基
づく自己架橋性ポリりレタン塗膜特有の効果ずポ
リ゚ステルフむルムの延䌞に䌎う面積拡倧に基づ
く塗膜の延䌞効果ずの盞乗効果によ぀お発珟する
ものず掚定される。 次に、本発明に䟛する自己架橋性ポリりレタン
氎性液氎溶液たたは分散液若しくは乳化液ず
混合させる粗面化物質ずしおは、ポリ゚チレン
ポリテトラフルオロ゚チレンポリビニリデンフ
ルオラむド若しくはポリアクリロニトリルベン
ゟグアナミン暹脂等の劂き有機質埮粉末たたは
シリカアルミナ二酞化チタンカオリンタ
ルクグラフアむト炭酞カルシりム長石二
硫化モリブデンカヌボンブラツクもしくは硫酞
バリナりム等の劂き無機質埮粉末等が挙げられ、
これらは乳化剀等を甚いお氎性分散液ずしたもの
であ぀おもよく、たた、埮粉末状でポリりレタン
氎性液に添加できるものであ぀おもよい。 この粗面化物質は平均粒埄1Ό以䞋の埮粒子
であり、奜たしくは平均粒埄0.005〜0.5Ό特に
奜たしくは0.01〜0.3Όである。たた、これらの
氎䞍溶性の固䜓物質は氎分散液䞭で沈降するのを
避けるため、比重がを超えるものは超埮粒子を
遞ぶべきである。 本発明における粗面化物質は自己架橋性ポリり
レタン塗膜自䜓の埮小突起の均䞀圢成を促進する
効果ず埮粉末自䜓による塗膜の補匷効果ずを奏
し、ポリ゚ステルフむルムに優れた易滑性効果を
賊䞎するこずにある。 本発明における䞻成分たる自己架橋性ポリりレ
タンず粗面化物質ずの混合割合は、自己架橋性ポ
リりレタン粗面化物質98〜4060固圢
分換算重量であり、奜たしくは95〜
8020重量比である。この割合が98を超
えるず、添加される粗面化物質のポリりレタン塗
膜䞭での埮现突起圢成物質ずしお突起均䞀圢成の
効果の枛少埮粉末自䜓ずしおの塗膜ぞの補匷効
果が枛少によりフむルムの易滑性が䜎枛しおした
う。 たた、この割合が4060未満になるず、粗面化
物質の比率が高くなり、被芆材ず基材ずの密着性
が䜎䞋したり、塗膜が脆くなるなどにより、埮小
突起が䜿甚時にフむルムに負荷される皋床の摩擊
力で砎壊され、被芆局が摩滅するこずから易滑化
効果の持続性が損われる。 りレタン系暹脂ず粗面化物質ずの混合は、氎分
散液の状態ずしお混合を行な぀おもよく、ポリり
レタン氎分散液の䞭に粉末状粗面化物質ず芁すれ
ば乳化剀ずを添加し、撹拌分散しおもよい。 次に、粗面化物質を含むポリりレタン氎分散液
の被芆組成物を、配向結晶化の過皋が完了する前
のポリ゚ステルフむルムの衚面に塗垃するに圓぀
おは、円滑に塗蚭できるようにするための予備凊
理ずしおフむルム衚面にコロナ攟電凊理を斜すか
又は組成物ず化孊的に䞍掻性な界面掻性剀を䜵甚
する。有効な界面掻性剀は組成物氎溶液の衚面匵
力を40dynecm以䞋に降䞋できるようなポリ゚
ステルフむルムぞの濡れを促進するものであり、
䟋えば、ポリオキシ゚チレンアルキルプニル゚
ヌテルポリオキシ゚チレン―脂肪酞゚ステル
゜ルビタン脂肪酞゚ステルグリセリン脂肪酞゚
ステル脂肪酞金属石鹞アルキル硫酞塩アル
キルスルホン酞塩アルキルスルホコハク酞塩
第玚アンモニりムクロラむドアルキルアミン
―塩酞塩等を挙げるこずができる。 本発明の組成物は、その寄䞎効果を消倱しない
限りにおいお、架橋剀架橋促進剀垯電防止
剀最滑剀玫倖線吞収剀暹脂類等の皮々の添
加剀を混合しお䜵甚するこずは差し支えない。た
た、迅速也燥や溶解性向䞊をはかるため、補膜工
皋での環境を著しく劚げない範囲で組成物氎性液
にアルコヌル゚ステル゚ヌテル系溶媒などを
远加するこずもできる。 本発明によれば、かくしお調敎された氎溶液た
たは分散液は結晶配向が完了する前の未延䌞たた
は䞀軞延䌞ポリ゚ステルフむルム衚面に塗垃され
る。その際の氎溶液たたは氎分散液の固圢分濃床
は、通垞50wt以䞋、奜たしくは20wt以䞋、
が適圓であり、粘床は200cps以䞋、奜たしくは
50cps以䞋、が適圓である。 これらの氎溶液たたは氎分散液は走行しおいる
フむルムm2圓り玄0.5〜玄20、奜たしくは玄
〜玄10の量が附着されるように適甚される。
換蚀すれば、最終的に埗られる二軞延䌞フむルム
においお、フむルムの䞀衚面にm2圓り玄0.001
〜玄、奜たしくは玄0.01〜玄0.5、より奜
たしくは玄0.03〜玄0.3の固型分が圢成される
量でフむルムに適甚される。 本発明によれば、䞊蚘氎溶液たたは氎分散液は
走行しおいる未延䌞たたは䞀軞延䌞フむルムに塗
垃される。二軞延䌞熱固定しお結晶配向を完了し
た埌のフむルムに、この氎溶液や氎分散液を塗垃
し、次いで加熱しおも、フむルム衚面に倚数の埮
现突起を有する易滑性フむルムを補造するこずは
できない。 本発明によれば、䞊蚘氎溶液たたは氎分散液
は、奜たしくは䞀軞延䌞フむルムが斜された盎埌
のフむルムに塗垃され、次いで二軞延䌞および熱
固定のためのテンタヌに導びかれる。 䞊蚘氎溶液たたは氎分散液は、本発明はよれば
未延䌞又は䞀軞延䌞フむルムの片面又は䞡面に適
甚され埗る。片面のみに塗垃されお埗られた本発
明の易滑性二軞延䌞フむルムは、䞀方の面が倚数
の埮小突起を有し他方の面が円滑であるデナアル
サヌプスdual surface構造を有し、磁気テ
ヌプ甚玠材ずしお特に奜適に䜿甚できる。 氎溶液ないし氎分散液の適甚は、それ自䜓公知
の技術手段䟋えばリバヌスコヌトボトムフむヌ
ド本リバヌスボトムフむヌド本リバヌス
本ロヌルリバヌスあるいはトツプフむヌド本
リバヌス等キスマむダヌコヌトグラビアコ
ヌトダむレクトグラビアあるいはオフセツトグ
ラビアスロツトダむコヌト又はカヌテンコヌ
ト等によ぀お行うこずができる。 本発明によれば、䞊蚘デナアルサヌプス構造
を有する本発明の易滑性フむルムは奜たしくは䞊
蚘氎溶液たたは氎分散液を、ニツプロヌラヌ矀を
離れた実質的に氎平に走る䞀軞延䌞フむルムの䞋
面からロヌルコヌタヌを甚いお塗垃する方法によ
り有利に補造するこずができる。 ポリ゚ステル衚面䞊に䞊蚘の劂き手段によ぀お
均䞀な厚さに塗垃された氎溶液や氎分散液は、未
固化の塗膜の状態でフむルムの延䌞に䌎いその面
積が拡倧されか぀加熱されお氎を揮散し、二軞延
䌞されたフむルム衚面䞊で倚数の埮小突起を有す
る薄い固䜓塗膜局に倉換され、二軞延䌞されたフ
むルム衚面に匷固に固着される。 本発明によれば、䞊蚘氎溶液ないし氎分散液は
基材の延䌞工皋および熱凊理工皋によ぀お、䞊蚘
の劂く、倚数の埮小突起を有する固䜓塗膜に倉換
される。 お、䞊蚘倚数の埮小突起の圢成には加熱が必芁
であり、䟋えば䞀軞延䌞フむルムに氎溶液や氎分
散液を適甚し、次いで加熱せずに颚也せしめた堎
合には、フむルムの被芆局に実質的に圢態保持性
を有する倚数の埮小突起を圢成せしめるこずはで
きないものである。 この加熱は奜たしくは玄100〜玄240℃の枩床で
玄〜玄20秒間行われる。 さらに、倚数の埮小突起を有する固䜓塗膜局の
圢成は、䟋えば延䌞倍率フむルムに適甚する氎
溶液や氎分散液の組成あるいは塗垃量等によ぀お
埮劙に圱響される。 本発明の易滑性二軞延䌞ポリ゚ステルフむルム
は、埌に実斜䟋においお具䜓的なデヌタを甚いお
説明するずおり、極めお優れた滑り性を有しおお
り、優れた滑り性が芁求される皮々の分野に特に
磁気テヌプの玠材ずしお奜適に甚いられる。 本明现曞における皮々の倀は䞋蚘のずおりにし
お枬定され、か぀定矩される。 (1) PV倀粗面化されたフむルムを東京粟密瀟
補觊針匏衚面粗さ蚈Surcom3Bを䜿甚しお
針の半埄2Ό荷重0.19rの条件䞋にフむルム
基準長2.6mmに぀いお基準長方向を50倍衚面粗
さ方向を䞇倍に拡倧しチダヌトを曞かせ断面
曲線から基準長さだけ抜きず぀た郚分の平均線
に平行な盎線のうち高い方から番目の谷底を
通るものを遞びこの盎線の間隔を瞊倍率で割
぀た倀をミクロン単䜍で衚わしおこのPV倀10
個の平均倀で衚わす。 (2) CLA倀 (1)ず同様の装眮でフむルム粗さ曲線を求めそ
の䞭心線の方向に枬定長さ基準長mmの
郚分を抜き取りこのぬきずり郚分の䞭心線を
軞瞊倍率の方向を軞ずしお粗さ曲線を
で衚わした時次の匏で䞎えられた倀を
Ό単䜍で衚わす。 RCLA∫0 Ldx この枬定は基準長を0.25mmずしお個枬定し
倀の倧きい方向から個陀倖し個の平均倀で
衚わす。 (3) 動摩擊係数走行性 第図はフむルム走行性を評䟡するための動
æ‘©æ“Šä¿‚æ•°ÎŒkを枬定する暡匏図である䜿甚装
眮日本自動制埡〓 JS101型。図面では
繰出しリヌルはテンシペンコントロヌラ
はフリヌロヌル
はテンシペン怜出機入口はクロムメツ
キ固定ピンmmφはテンシペン怜出
噚出口はガむドロヌラは捲取
りリヌルを倫々瀺す。 第回に瀺す劂く20℃60RH雰囲気䞋で、
易滑化をはか぀た凊理面が倖埄mmの固定ピン
に152180ラゞアンで接觊するようフむ
ルムを通し、毎秒33cmの速さで移動摩擊させ
る。そしお入口テンシペンが30ずなるよう
テンシペンコントロヌラヌを調敎した時の出
口テンシペンT2(10)を求め䞋匏で動摩擊係数Όk
を算出する。 ÎŒk0.868logT230 なお怜出するテヌプ長さは891ずした。 (4) 削れ性 その動摩擊係数を枬定しながら走行状態の良
吊を芳察し、同時に固定ピン䞊にフむルムが接
觊する時に䜕か堆積する物質があるかどうかを
芳察した。堆積物が党く認められなないものを
〇附着の圢跡のあるものを△倚いものを×
で衚瀺する。 (5) フむルム摩擊係数 東掋テスタヌ瀟補のスリツパリヌ枬定噚を䜿
甚し、塗蚭面ずポリ゚チレンテレフタレヌト
非凊理フむルムずの摩擊係数を枬定した。 比范䟋  25℃のオル゜クロロプノヌル䞭で枬定した極
限粘床数が0.62の無機質フむラヌを党く含たない
ポリ゚チレンテレフタレヌト結晶融解熱
9.8calを゚クストルヌダヌで口金から抌出
し、これを40℃に冷华したドラム䞊で静電印加を
行いながら厚さ152Όの抌し出しフむルムずし、
続いおこれを93℃に加熱した金属ロヌル䞊で長手
方向に3.6倍に延䌞した。 次いで、テンタヌ内に導き98℃の予熱ゟヌンを
通過せしめ、105℃で暪方向に3.9倍に延䌞し、曎
に225℃で6.3秒間熱固定を行い結晶配向を完結さ
せたあず゚ツゞをスリツトしながら、捲取テンシ
ペン9.8Kgの条件においお500mm巟で捲取りを行぀
た。最終的にフむルムは平均12.1Όの厚みを有
しおいた。 フむルム間盞互の滑りが悪いためフむルムロヌ
ルに皺が発生した。䞀床この皺が発生するず、そ
れが次々ず衚局郚ぞ䌝播集䞭しお、ロヌル端郚の
䞀方偎は固く、䞭倮郚が柔くなるず云぀た到底商
品圢態をなさない捲姿ずな぀た。 別に捲取テンシペンを極床におずし4.68Kgで捲
取぀たが端郚が䞍揃いずなる以倖に捲皺もみら
れ、完党なものが埗られなか぀た。このフむルム
を1/2むンチ巟にマむクロスリツトしようず詊み
たが、䞍可胜であ぀た。 埗られた結果を第衚に瀺した。 実斜䟋  自己架橋性ポリりレタンの30wt自己乳化液
〔花王石鹞(æ ª)補商品名UE−296Aハヌドタむ
プ〕53重量郚固型分ずしお、自己架橋性ポリ
りレタンの10wt自己乳化液〔花王石鹞(æ ª)補
商品名゜フテツクス−100゜フトタむプ〕35
重量郚固型分ずしお、コロむダルシリカの
19wt氎分散液平均粒埄40〜50mΌ10重量郹
固型分ずしお、およびポリオキシ゚チレンノニ
ルプニル゚ヌテル〔HLB12.8日本油脂(æ ª)
補商品名NS208.5〕重量郚を、最初ホモゞナ
むザヌで次いで超音波分散機で充分に混合しお塗
垃甚組成物を調補した。この塗垃甚組成物をむオ
ン亀換氎に皀釈溶解せしめ、党固型分濃床の
塗垃液ずした。 次いで、比范䟋のタテ延䌞が終了した䞀軞延
䌞フむルムがテンタヌに入る盎前の䜍眮で、この
フむルムの片面䞊に、䞊蚘の塗垃液を本のロヌ
ルから成るコヌタヌヘツドから均䞀に塗垃した。 塗垃液の塗垃量は䞊蚘䞀軞延䌞フむルムm2圓
り玄ずしたこの量は、䞋蚘の二軞延䌞フむ
ルムではm2圓り玄0.092に盞圓する。。片面
塗垃を斜した䞀軞延䌞フむルムをテンタヌ内に導
き98℃の予熱ゟヌンを通過せしめ、105℃で暪方
向に3.9倍に延䌞し、曎に225℃で6.3秒間熱固定
した塗垃液を塗垃されたフむルムが加熱を受け
た時間は合蚈で11秒間に盞圓する。 かくしお、二軞延䌞されたフむルムは9.8Kgの
テンシペンでしわの発生もなくしお捲取るこずが
できた。このフむルムを半むンチ巟にマむクロス
リツトし、500捲きのテヌプ52本を補造した。
この間、フむルムのスリツト化は䜕んらのトラブ
ルもなく良奜に行われた。 䞊蚘本発明フむルムの衚面特性、走行性を第
衚に瀺した。 比范列で埗られたフむルム塗垃液を塗垃さ
れおいないず比范的すれば明らかな通り、本発
明のフむルムは特に磁気テヌプ甚のベヌスフむル
ムずしお極めお優れた基本特性を有するこずが刀
぀た。 なお、凊理面をアルミニりム蒞着し、埮分干枉
顕埮鏡で400倍に拡倧しお芳察したずころ、倚数
の埮小突起や圢成されおいる事が確認できた。 比范䟋  比范䟋の補膜条件で埗られた二軞延䌞フむル
ムの片面に、実斜䟋ず同じ塗垃組成物をマむダ
ヌバヌを甚いお、玄m2り゚ツトず玄
m2り゚ツトになるように皮類コヌテむ
ングし、100℃で分間予備也燥し、次いでフむ
ルムを朚枠で呚囲を緊匵固定し、玄225℃の枩床
雰囲気䞋で10秒間熱凊理を斜した。このあず、塗
垃面偎にアルミニりム蒞着を斜しお、これを埮分
干枉顕埮鏡を甚いお400倍に拡倧し衚局を芳察し
たが、埮小突起状衚面が殆ど圢成されおおらず、
平担フむルム面が存圚するにすぎなか぀た。䞀
方、凊理面ず非凊理面のスリツパリヌは静摩擊係
数及び動摩擊係数ずも0.5〜0.6であり、塗垃の効
果は認められたものの、際立぀お良いずは䌝えな
いレベルであ぀た。 比范䟋  非架橋性ポリりレタンの40自己乳化液〔バむ
゚ル瀟補商品名むンプラニルDLH〕53重量郹
固型分ずしおコロむダルシリカ氎分散液〔平
均粒埄40〜50mΌ〕10重量郚固型分ずしおお
よびポリオキシ゚チレンノニルプニル゚ヌテル
〔日本油脂(æ ª)補商品名NS208.5〕重量郚を実
斜䟋ず同様にしお調敎し、党固型分濃床の
塗垃液ずした。 尚、䞀軞延䌞フむルムでの塗垃量も含め、実斜
䟋ず党く同様にしお、二軞延䌞フむルムを補造
した。 比范䟋ず同様な珟象がみられ、フむルム間盞
互の滑りが悪く、皺が発生した。曎に、シリカの
量を30重量郚固型分ずしおに増加させおみた
ずころ、捲取り性はやゝ改善されるものの、捲皺
の発生を回避するこずができず、1/2むンチ幅の
テヌブルの走行性テストも滑りが悪か぀た。 実斜䟋  自己架橋性ポリりレタンの3.0自己乳化液
〔花王石鹞(æ ª)補商品名UE−296A〕29重量郹
固型分ずしお自己架橋性ポリりレタンの
10wt自己乳化液〔花王石鹞(æ ª)補商品名゜フ
テツクス−100〕19重量郚固型分ずしおコ
ロむダルシリカ氎分散液平均粒埄12〜15mΌ
48重量郚固型分ずしおおよびポリオキシ゚
チレンノニルプニル゚ヌテル〔HLB12.8
日本油脂(æ ª)補商品名NS208.5〕重量郚を、実
斜䟋ず同様にしお調敎し、党固型分濃床の
塗垃液ずした。 尚、䞀軞延䌞フむルムでの塗垃量玄2.5m2
〔り゚ツト二軞延䌞フむルムで玄0.032m2ド
ラむに盞圓〕で塗垃する以倖は実斜䟋ず党く同
様にしお二軞延䌞フむルムを補造した。 実斜䟋ず同様に、良奜に捲取るこずができ、
スリツト化にも䜕のトラブルも発生しなか぀た。 本実斜䟋のフむルムの衚面特性及び走行性等を
第衚に瀺した。 実斜䟋  自己架橋性ポリりレタンの30自己乳化液〔花
王石鹞(æ ª)補商品名UE−296A〕51重量郚固型
分ずしお自己架橋性ポリりレタンの10wt自
己乳化液〔花王石鹞(æ ª)補商品名゜フテツクス
−100〕34重量郚固型分ずしおコロむダルシ
リカ氎分散液平均粒埄40〜50mΌ重量郚
固型分ずしおポリ゚チレンワツクス―゚マル
ゞペン融点玄110℃重量郚固型分ずし
おおよびポリオキシ゚チレンノニルプニル
゚ヌテル〔HLB12.8日本油脂(æ ª)補商品名
NS208.5〕重量郚を、実斜䟋ず同様にしお調
敎し、党固型分濃床の塗垃液ずした。 尚、䞀軞延䌞フむルムでの塗垃量を含め、実斜
䟋ず党く同様にしお、二軞延䌞フむルムを補造
したずころ良奜に捲取るこずができ、スリツト化
にも䜕のトラブルも発生しなか぀た。 この実斜䟋のフむルムの衚面特性及び走行性を
第衚に瀺した。 実斜䟋  自己架橋性ポリりレタンの30wt自己乳化液
〔花王石鹞(æ ª)補商品名UE−296A〕50重量郹
固型分ずしお氎溶性ポリオキシ化合物〔花王
石鹞(æ ª)補商品名UE−296B重量郚固型分
ずしお自己架橋性ポリりレタンの10wt自己
乳化液〔花王石鹞(æ ª)補商品名゜フテツクス−
100〕33重量郚固型分ずしお四北化ポリ゚チ
レン〔ダむキン工業(æ ª)補商品名ルブロン―
平均粒埄玄0.2ÎŒm〕10重量郚および非むオン
性界面掻性剀NS208.5〔日本油脂(æ ª)補商品名〕
重量郚を、実斜䟋ず同様にしお調敎し、党固
型分濃床16の塗垃液ずした。 次いで、比范䟋のタテ延䌞が終了した䞀軞延
䌞フむルムがテンタヌに至る盎前の䜍眮で、この
フむルムの片面䞊に、䞊蚘塗垃液を本のロヌル
から成るコヌタヌヘツドから均䞀に塗垃した。塗
垃量は䞀軞延䌞フむルムで玄m2〔り゚ツ
ト二軞延䌞フむルムで玄0.287m2ドラむに
盞圓する〕ずした。片面塗垃を受けた䞀軞延䌞フ
むルムをテンタヌ内に導き、98℃の予熱ゟヌンを
通過せしめ、105℃で暪方向に3.9倍に延䌞し、曎
に235℃で10秒間熱固定した塗垃液を塗垃され
たフむルムが加熱を受けた時間は合蚈で20秒間に
盞圓するずころ、良奜に捲取るこずができ、ス
リツト化にも加のトラブルも発生しなか぀た。こ
の実斜䟋の衚面特性及び走行性を等第衚に瀺し
た。 【衚】
【図面の簡単な説明】
図面はフむルムの走行性を詊隓する枬定噚の原
理を瀺す暡匏図である。図面においお、は繰出
しロヌル及びはテヌプのテンシペン怜出
噚は捲取ロヌルである。

Claims (1)

  1. 【特蚱請求の範囲】  ポリ゚ステルフむルムの衚面に平均粒埄が
    1Ό以䞋の粗面化物質が分散された自己架橋型
    ポリりレタン組成物よりなる塗膜が圢成されおな
    る易滑性ポリ゚ステルフむルム。  結晶配向が完了する前のポリ゚ステルフむル
    ムの衚面に、平均粒埄が1Ό以䞋の粗面化物質
    ず自己架橋型ポリりレタンずよりなる組成物の氎
    性液を塗垃し、該フむルムの衚面においお組成物
    を架橋反応せしめお、倚数の埮小突起をも぀塗膜
    を圢成せしめおなる特蚱請求の範囲第項蚘茉の
    易滑性ポリ゚ステルフむルム。
JP22028182A 1982-12-17 1982-12-17 易滑性ポリ゚ステルフむルム Granted JPS59111849A (ja)

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