JPH04261825A - 易接着性ポリエステルフイルム及びその製造方法 - Google Patents

易接着性ポリエステルフイルム及びその製造方法

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JPH04261825A
JPH04261825A JP3042384A JP4238491A JPH04261825A JP H04261825 A JPH04261825 A JP H04261825A JP 3042384 A JP3042384 A JP 3042384A JP 4238491 A JP4238491 A JP 4238491A JP H04261825 A JPH04261825 A JP H04261825A
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JP
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polyester
polyester film
acid
film
polymer
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JP3042384A
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Teruo Matsunaga
松永 輝雄
Sadami Miura
三浦 定美
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Teijin Ltd
Original Assignee
Teijin Ltd
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Publication date
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  • Laminated Bodies (AREA)
  • Shaping By String And By Release Of Stress In Plastics And The Like (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は磁気記録媒体用平坦易接
着性ポリエステルフイルム及びその製造方法に関し、さ
らに詳しくは非常に平坦でかつ滑り性に優れ、しかも磁
性層の接着性に優れ、ビデオテープ,オーディオテープ
等の磁気記録媒体の基材として有用なポリエステルフイ
ルム及びその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】ポリエステルフイルム、特にポリエチレ
ンテレフタレートからなる二軸延伸フイルムは、優れた
機械的特性、耐熱性、耐薬品性、表面の平坦性等を有す
るために各種分野で使用されている。特にビデオテープ
、オーディオテープ等の磁気記録媒体の基材としての需
要の伸びは、近年、目覚しいものがある。
【0003】一般に、磁気記録媒体はポリエステルフイ
ルム等の非磁性体(ベースフイルム)上に、磁性粉末や
バインダーと称される樹脂結合剤、分散剤、潤滑剤等を
有機溶剤に分散・混練してなる磁性塗料を塗布乾燥して
記録層となる磁性層を形成することにより作製されてい
る。
【0004】しかるに、近年、特にビデオテープ等にみ
られるように、電磁気特性の向上、記録密度の向上のた
め、磁性粉末の微粒化、高充填化とともに磁性層表面の
平坦化がはかられつつある。
【0005】従来、磁気記録媒体にあってベースフイル
ムと磁性層との間の接着性を高めることにより、テープ
スリット時の歩留り向上、テープ走行時の耐久性改善等
に効果があることが知られているが、特に最近の磁性粉
末の高充填化の場合、磁性層のベースに対する接着性が
著しく悪くなることから、何らかの接着性改善策が必要
不可欠なものとなっている。
【0006】一方、電気特性向上のためには、さらに磁
性層表面の平坦化をはかる必要があるが、このためには
磁性層そのものの平坦化とともに、基材となるポリエス
テルフイルムの表面の平坦化が必須となっている。
【0007】しかしながら、このような平坦なフイルム
は、滑り性が劣ったり、捲き取り時の空気の逃げが悪い
等のため、例えば捲き取り、捲き返し、塗布、あるいは
スリット等の作業に重大な支障を及ぼし、例えば捲きじ
わの発生、ロール端面の不揃い、あるいは発生した静電
気による塵埃の吸着等の好ましからざる現象をもたらす
。このような現象はフイルムが薄くなる程顕著となり、
さらに巻き取りについてはフイルムが広巾、長尺になる
程顕著となる。
【0008】ところで、ポリエステルフイルムの接着性
を改善する方法として、物理処理例えばコロナ処理、紫
外線処理、プラズマ処理、EB処理あるいは火焔処理等
或は薬剤処理例えば、アルカリ、アミン水溶液、トリク
ロル酢酸フェノール類等の薬剤による処理が知られれて
いる。しかしながら、これらの方法は接着力の経時劣化
や薬剤の揮散による作業環境の汚染等の実用上不利な問
題がある。
【0009】もう一つの手段としては通常のポリエステ
ルフイルムの製膜工程以外のプロセスでフイルム表面に
易接着性塗剤を塗布してプライマー層を設ける方法が知
られている。しかし、この方法では、通常塗剤の溶剤と
して有機溶剤を用い、またコーティング雰囲気が十分に
クリーンであるとは言い難いので、塵埃の付着による磁
気記録媒体の表面欠陥の多発、あるいは有機溶剤による
環境の悪化等の安全、衛生上の問題がある。
【0010】そこで、このプライマー処理を水系塗剤を
用いてポリエステルの製膜工程中で行なえば、クリーン
な環境の中で塵埃の付着もなく、また水系溶媒のため爆
発の恐れや環境の悪化もなくフイルムの性能、経済面、
安全上の点で有利であることから、プライマーとして水
溶性あるいは水分散性のポリエステル系樹脂あるいはポ
リウレタン樹脂等を用いることが提案されている。
【0011】しかしながら、かかるプライマー用樹脂材
料にあっては、接着性を高めるために柔らかいものを使
用すると、プライマー層を有するフイルムは保管中の温
度や湿度の変化によってフイルム同士がブロッキング(
貼り付き)してしまうという欠点がある。またこのよう
なプライマーでは平坦ベースの滑り性、捲き取り等の取
扱い性を改善することは困難である。
【0012】この耐ブロッキング性、滑り性、取扱い性
を解決するため、多少接着性を犠牲にして、ヤング率の
高い樹脂を使用することも考えられるが、この場合には
プライマー層の表面平滑性が損われたり、磁気塗料の塗
布工程やカレンダー工程でプライマー層が削れるという
問題が生じ易い。
【0013】
【発明の目的】本発明の目的は、磁性層とベースフイル
ムとの接着性を改善するとともに、平坦なベースフイル
ムの滑り性、取扱い性を改良した磁気記録媒体用平坦易
接着性ポリエステルフイルムを提供することにある。
【0014】
【発明の構成】本発明は、かかる目的を達成するために
、次の構成からなる。 1.  中心線平均粗さ(Ra)が0.01μm以下で
かつ+点平均粗さ(Rz)が0.1μm以下であり、厚
みが20μm以下のポリエステルフイルムの少くとも片
面にガラス転移温度(Tg)が10℃以上のエステル・
アクリルコポリマーからなるプライマー層を設けている
ことを特徴とする磁気記録媒体用平坦易接着性ポリエス
テルフイルム。 2.  結晶配向が完了する前のポリエステルフイルム
の少くとも片面にガラス転移温度(Tg)が10℃以上
のエステル・アクリルコポリマーを含む水性プライマー
液を塗布し、次いで乾燥、延伸、熱処理を施して結晶配
向を完了させることを特徴とする上記1記載の磁気記録
媒体用平坦易接着性ポリエステルフイルムを製造する方
法。
【0015】本発明においてポリエステルとは、芳香族
二塩基酸またはそのエステル形成性誘導体とジオールま
たはそのエステル形成性誘導体とから合成される線状飽
和ポリエステルである。かかるポリエステルの具体例と
して、ポリエチレンテレフタレート、ポリエチレンイソ
フタレート、ポリブチレンテレフタレート、ポリ(1,
4−シクロヘキシレンジメチレンテレフタレート),ポ
リエチレン−2,6−ナフタレンジカルボキシレート等
が例示でき、これらの共重合体またはこれらと小割合の
他樹脂とのブレンド物なども含まれる。
【0016】かかる線状飽和ポリエステル樹脂を溶融押
出し、常法でフイルム状となし、配向結晶化及び熱処理
結晶化せしめたものが本発明のポリエステルフイルムで
ある。このポリエステルフイルムとしては、結晶融解熱
として走査型熱量計によって窒素気流中[10℃/分の
昇温速度において]で測定した値が通常4cal/g以
上を呈する程度に結晶配向したものが好ましい。
【0017】本発明において、結晶配向が完了する前の
ポリエステルフイルムとは、該ポリマーを熱溶融してそ
のままフイルム状となした未延伸状フイルム;未延伸フ
イルムを縦方向または横方向の何れか一方に配向せしめ
た一軸延伸フイルム;さらには縦方向および横方向の二
方向に低倍率延伸配向せしめたもの(最終的に縦方向ま
たは横方向に再延伸せしめて配向結晶化を完了せしめる
前の二軸延伸フイルム)等を含むものである。
【0018】本発明においてポリエステルフイルムは、
中心線平均粗さ(Ra)が0.01μm以下でかつ+点
平均粗(Rz)が0.1μm以下である必要がある。好
ましくは中心線平均粗さ(Ra)が、0.01〜0.0
01μmの範囲内でかつ+点平均粗さ(Ra)が0.1
〜0.01μmの範囲内にある。
【0019】このような表面粗さは、ポリエステル中に
微細フィラー例えば酸化ケイ素、カオリン、タルク、炭
酸カルシウム、アルミナ等を含有させ、この粒径、含有
量を調整することで達成できる。好ましいフィラーの粒
径は0.02〜1μmの範囲にある。特に0.02〜0
.2μmの小粒径フィラーと0.2〜1μmの大粒径フ
ィラーとを組合せることが好ましい。好ましい含有量は
0.005〜0.5重量%である。
【0020】本発明においてプライマー層を形成するエ
ステル・アクリルコポリマーは水性ポリマーであり、例
えば水性ポリエステル・ポリアクリルブロックポリマー
、幹ポリマーがポリエステルでありこれにポリアクリル
をグラフトさせた水性ポリエステル・ポリアクリルグラ
フトコポリマー、幹ポリマーがポリアクリルでありこれ
にポリエステルをグラフトさせた水性ポリアクリル・ポ
リエステルグラフトコポリマー等を挙げることができる
。これらの中幹ポリマーがポリエステルでありこれにポ
リアクリルをグラフトさせた水性ポリエステル・ポリア
クリルグラフトコポリマーが最も好ましい。
【0021】この水性ポリエステル・ポリアクリルグラ
フトコポリマーの幹ポリマーになるポリエステルは、多
塩基酸またはそのエステル形成性誘導体とポリオールま
たはそのエステル形成性誘導体とから合成される実質的
に線状のポリマーである。このポリマーの多塩基酸成分
としては、テレフタル酸,イソフタル酸,フタル酸,無
水フタル酸,2,6−ナフタレンジカルボン酸,1,4
−シクロヘキサンジカルボン酸,アジピン酸,セバシン
酸,トリメリット酸,ピロメリット酸,ダイマー酸等を
例示することができる。これら成分は二種以上を用いる
ことができる。更に、これら成分と共にマレイン酸,フ
マール酸,イタコン酸等の如き不飽和多塩基酸やp−ヒ
ドロキシ安息香酸,p−(β−ヒドロキシエトキシ)安
息香酸等の如きヒドロキシカルボン酸を小割合用いるこ
とができる。不飽和多塩基酸成分やヒドロキシカルボン
酸成分の割合は高々10モル%、好ましくは5モル%以
下である。
【0022】また、ポリオール成分としてはエチレング
リコール,1,4−ブタンジオール,ネオペンチルグリ
コール,ジエチレングリコール,ジプロピレングリコー
ル,1,6−ヘキサンジオール,1,4−シクロヘキサ
ンジメタノール,キシリレングリコール,ジメチロール
プロピオン酸,グリセリン,トリメチロールプロパン,
ポリ(エチレンオキシド)グリコール,ポリ(テトラメ
チレンオキシド)グリコール等を例示することができる
。これらは二種以上を用いることができる。
【0023】幹ポリマーは水性ポリエステルが好ましく
、例えば分子内に有機スルホン酸塩,カルボン酸塩,ジ
エチレングリコール,ポリエチレングリコール,ポリテ
トラメチレングリコール等の如き親水性基含有化合物を
共重合したものが水分散液を作るのに有利となり、好ま
しい。このカルボン酸塩の導入には、通常三官能以上の
カルボン酸を用いるが、このカルボン酸は重合の工程で
分岐が起り、ゲル化しやすいのでその共重合割合を小さ
くすることが望ましい。この点、スルホン酸塩,ジエチ
レングリコール,ポリアルキレンエーテルグリコール等
による親水基の導入はカルボン酸塩のときの問題が生ぜ
す、より有利である。
【0024】スルホン酸塩の基をポリエステル分子内に
導入するためには、例えば5−Naスルホイソフタル酸
,5−アンモニウムスルホイソフタル酸,4−Naスル
ホイソフタル酸,4−メチルアンモニウムスルホイソフ
タル酸,2−Naスルホテレフタル酸,5−Kスルホイ
ソフタル酸,4−Kスルホイソフタル酸,2−Kスルホ
テレフタル酸,Naスルホコハク酸等のスルホン酸アル
カリ金属塩系又はスルホン酸アミン塩系化合物等を用い
ることが好ましい。スルホン酸塩の基を有する多価カル
ボン酸又は多価アルコールは全多価カルボン酸成分又は
全多価アルコール成分中0.5〜20モル%、更には1
〜18モル%を占めることが好ましい。
【0025】また、カルボン酸塩基をポリエステル分子
内に導入するためには、例えば無水トリメリット酸,ト
リメリット酸,無水ピロメリット酸,ピロメリット酸,
トリメシン酸,シクロブタンテトラカルボン酸,ジメチ
ロールプロピオン酸等の化合物を用いることができる。 また、カルボン酸塩はカルボン酸をアミノ化合物,アン
モニア,アルカリ金属等で中和することによって得るこ
とができる。
【0026】親水基含有化合物をポリエステル分子内に
導入する場合には公知の種々な方法を採用することがで
きる。カルボン酸塩や有機スルホン酸塩の基を導入する
場合について更に説明すると、例えば■  分子内にカ
ルボン酸塩または有機スルホン酸塩の基を有する化合物
を出発原料の一成分としてポリエステルを合成する方法
、■  分子内にカルボン酸塩を3個以上有する化合物
を出発原料に一成分としてポリエステルを合成した後に
該ポリエステル中の遊離のカルボキシル基をアンモニア
,アミン,アルカリ金属化合物等で媒体中で中和させる
方法等の方法がある。
【0027】■の方法を更に説明すると、例えば無水ト
リメリット酸をポリエステル原料の一成分として用いて
側鎖に遊離のカルボキシル基を有するポリマーを造り、
反応終了後にアンモニア水を添加して中和し、水性ポリ
エステルを造ることができる。ポリエステルは溶融重合
法で製造することが好ましい。
【0028】水性ポリエステル・ポリアクリルグラフト
コポリマーの枝ポリマーはポリアクリルであり、該ポリ
アクリルの製造に用いるモノマーとしては例えばアルキ
ルアクリレート,アルキルメタクリレート(アルキル基
としてはメチル基,エチル基,n−プロピル基,イソプ
ロピル基,n−ブチル基,イソブチル基,t−ブチル基
,2−エチルヘキシル基,シクロヘキシル基,フェニル
基,ベンジル基,フェニルエチル基等):2−ヒドロキ
シエチルアクリレート,2−ヒドロキシエチルメタクリ
レート,2−ヒドロキシプロピルアクリレート,2−ヒ
ドロキシプロピルメタクリレート等のヒドロキシ含有モ
ノマー;アクリルアミド,メタクリルアミド,N−メチ
ルメタクリルアミド,N−メチルアクリルアミド,N−
メチロールアクリルアミド,N−メチロールメタクリル
アミド,N,N−ジメチロールアクリルアミド,N−メ
トキシメチルアクリルアミド,N−メトキシメチルメタ
クリルアミド,N−フェニルアクリルアミド等のアミド
基含有モノマー;N,N−ジエチルアミノエチルアクリ
レート,N,N−ジエチルアミノエチルメタクリレート
等のアミノ基含有モノマー;グリシジルアクリレート,
グリシジルメタクリレート等のエポキシ基含有モノマー
;アクリル酸,メタクリル酸及びそれらの塩(ナトリウ
ム塩,カリウム塩,アンモニウム塩)等のカルボキシル
基またはその塩を含有するモノマー等があげられる。こ
れらは他種モノマーと併用することができる。他種モノ
マーとしては例えばアリルグリシジルエーテル等のエポ
キシ基含有モノマー;スチレンスルホン酸,ビニルスル
ホン酸及びそれらの塩(ナトリウム塩,カリウム塩,ア
ンモニウム塩等)等のスルホン酸基又はその塩を含有す
るモノマー;クロトン酸,イタコン酸,マレイン酸,フ
マール酸及びそれらの塩(ナトリウム塩,カリウム塩,
アンモニウム塩等)等のカルボキシル基またはその塩を
含有するモノマー;無水マレイン酸,無水イタコン酸等
の酸無水物を含有するモノマー;ビニルイソシアネート
,アリルイソシアネート,スチレン,ビニルメチルエー
テル,ビニルエチルエーテル,ビニルトリスアルコキシ
シラン,アルキルマレイン酸モノエステル,アルキルフ
マール酸モノエステル,アクリロニトリル,メタクリロ
ニトリル,アルキルイタコン酸モノエステル,塩化ビニ
リデン,酢酸ビニル,塩化ビニル等が挙げられる。上述
のモノマーは一種もしくは二種以上を用いて共重合させ
ることができる。アクリル系重合体への親水性付与,水
性液の分散安定性,ポリエステルフイルムとの密着性等
の点から、水酸基,アミド基やカルボキシル基またはそ
の塩(ナトリウム塩,カリウム塩,アンモニウム塩等)
等の官能基を有するものが好ましい。
【0029】ポリアクリルをポリエステル(幹ポリマー
)にグラフトさせる方法は、公知のグラフト重合法を用
いることができる。大別して次の3つの方法があげられ
る。 (A) 幹ポリマーにラジカル,カチオン或いはアニオ
ン等の反応開始点を発生させ、アクリル系モノマーをグ
ラフト重合する方法。 (B) 幹ポリマーの存在下、該ポリマーへの連鎖移動
反応を利用して、アクリル系モノマーをグラフト重合す
る方法。 (C) 側鎖に官能基を有する幹ポリマーと末端に前記
官能基と反応する基を有する枝ポリマーとを反応させる
方法。
【0030】上記(A) の更に具体的方法としては、
例えば光,熱或いは放射線によって幹ポリマーにラジカ
ルを発生させてからモノマーをグラフト重合させるラジ
カル重合法;AlCl3 ,TiCl4 等の如き触媒
を用いて幹ポリマーにカチオン基を発生させ、或いは金
属Na,金属Li等を用いて幹ポリマーにアニオン基を
発生させてからモノマーをグラフト重合させるカチオン
重合或いはアニオン重合法等があげられる。
【0031】また、上記(B) の更に具体的方法とし
ては、例えばカルボキシル基や水酸基を側鎖に持ったポ
リエステルにグリシジルメタクリレート,2−ヒドロキ
シエチルアクリレート,アクリル酸等を反応させて該ポ
リエステルの側鎖に不飽和基を導入し、これとモノマー
とを重合させる方法;合成原料の一成分としてフマール
酸の如き不飽和化合物を用いてポリマー主鎖に不飽和基
を導入したポリエステルとアクリル系モノマーとを反応
させる方法等があげられる。
【0032】更にまた、上記(C) の具体的方法とし
ては、例えば側鎖に水素供与基例えば−OH,−SH,
−NH2 ,−COOH,−CONH2 等を有するポ
リエステル(幹ポリマー)と、片末端が水素受容基例え
【0033】
【化1】 等であるアクリル系重合体(枝ポリマー)とを反応させ
る方法;側鎖に水素受容基を有するポリエステル(幹ポ
リマー)と片末端が水素供与基であるアクリル系重合体
(枝ポリマー)とを反応させる方法等があげられる。こ
れ以外の官能基の組合せとしては、−COOHと−CO
Cl,−COOHと−OH,−COOHと−NH2 ,
−NH2 と−OH等の組合せが例示できる。
【0034】グラフトコポリマーにおける幹ポリマー(
ポリエステル)と枝ポリマーの割合は、重量比で、5:
95〜95:5、更には10:90〜90:10である
ことが好ましい。幹ポリマーの分子量は5,000〜2
0万、更には1万〜10万が好ましく、また枝ポリマー
の分子量は500〜5万、更には1,000〜1万が好
ましい。
【0035】次に、幹ポリマーがポリアクリルである水
性ポリアクリル・ポリエステルグラフトコポリマーのポ
リエステル及びアクリルポリマーの成分は、上述した水
性ポリエステル・ポリアクリルグラフトコポリマーと同
じものを用いることができる。かかるコポリマーはポリ
アクリルを幹ポリマーとし、これにポリエステルを枝ポ
リマーとしてグラフトさせることによって造ることがで
きるが、この製造法は特に限定されない。この製造法の
いくつかを例示すると、ポリエステル片末端に不飽和基
を導入し、アクリル系モノマーと共重合させる方法、ポ
リアクリルの側鎖にカルボキシル基,水酸基,メチロー
ル基等の官能基を導入し、一方片末端に上記官能基と反
応するエポキシ基,イソシアネート基,水酸基,メチロ
ール基等を導入したポリエステルを反応させる高分子反
応を用いる方法等がある。
【0036】このグラフトコポリマーにおける幹ポリマ
ー(ポリアクリル)の分子量は5,000〜20万、更
には1万〜10万が好ましく、また枝ポリマーの分子量
は500〜5万、更には1,000〜1万が好ましい。 幹ポリマーと枝ポリマーの割合は、重量比で、5:95
〜95:5、更には10:90〜90:10が好ましい
【0037】更に、水性ポリエステル・ポリアクリルブ
ロックコポリマーの各成分は上述した水性ポリアクリル
・ポリエステルグラフトコポリマーと同じものを用いる
ことができる。
【0038】かかるブロックコポリマーは公知の製法で
合成できる。例えば、ポリエステル両末端にアクリル系
不飽和基を導入し、これとポリアクリルとをブロック化
重合する方法、またポリアクリルの末端に高分子反応可
能な基(例えは、イソシアネート基,エポキシ基,水酸
基,カルボキシル基等)を導入し、これとポリエステル
末端の水酸基,カルボキシル基とを反応させて合成する
方法があり、更にまたポリオールとポリカルボン酸エス
テルとをエステル交換反応させた後250〜300℃の
温度下で常圧下で重縮合反応を開始し、最終的に真空下
でこの反応を進めて所定重合度のポリエステルを得、該
ポリエステルとポリアクリルとを有機溶剤に溶解後高分
子反応等でブロックコポリマー液を造る方法がある。ブ
ロックコポリマーにおけるポリアクリルの分子量は1,
000〜5万、更には2,000〜1万が好ましく、ま
たポリエステルの分子量は2,000〜5万、更には3
,000〜1万が好ましく、全体の分子量は5,000
〜20万が好ましい。上記ポリアクリルとポリエステル
との割合は、重合比で95:5〜5:95、更には80
:20〜20:80が好ましい。
【0039】これらのエステル・アクリルコポリマーは
ガラス転移温度(Tg)が10℃以上のものであり、さ
らに好ましくは20℃以上のものである。Tgが低すぎ
ると滑り性の改良効果が認められなくなり、耐ブロッキ
ング性の面でも劣る。
【0040】本発明におけるプライマー層は、エステル
・アクリルコポリマーを該層の形成成分として含有する
塗液、好ましくは水性液をポリエステルフイルムの上に
塗布し、乾燥させることで形成できる。塗液は水性液例
えば水溶液、水エマルジョン液等が好ましい。この水性
液は固形成分の分散安定化のために若干量の有機溶剤を
含有してもよい。この水性プライマー塗布液は水媒体中
にエステル・アクリルコポリマーを分散又は溶解させた
ものであるが、必要に応じて架橋剤,触媒,濡れ剤等を
加える。この濡れ剤としては、アニオン型,カチオン型
及びノニオン型の界面活性剤が挙げられる。かかる界面
滑性剤は、水性液の表面張力を40dyne/cm以下
にし、ポリエステルフイルムへの濡れを促進するものが
好ましい。例えば、ポリオキシエチレンアルキルフェニ
ルエーテル,ポリオキシエチレン−脂肪酸エステル,ソ
ルビタン脂肪酸エステル,グリセリン脂肪酸エステル,
脂肪酸金属石鹸,アルキルスルホン酸塩,第四級アミン
塩,ベタイン型界面活性剤が好ましく挙げられる。また
、本発明の目的を阻害しないかぎり、帯電防止剤,紫外
線吸収剤,顔料,有機フィラー,無機フィラー,潤滑剤
,ブロッキング防止剤等を併用してもよい。
【0041】このプライマー塗布液を塗工するのは、結
晶配向が完了する前のポリエステルフイルム、例えばポ
リエステルを溶融押出して、キャスティングした直後、
あるい縦または横のどちらか一方向に延伸を行った直後
のポリエステルフイルム表面に行うのが好ましい。通常
に行われる方法として、縦方向に延伸した一軸延伸ポリ
エステルフイルム上にプライマー層を塗布し、続いて加
熱しながら横延伸し、更に高温でフイルムを熱固定する
と共にプライマー層の固化を完了させる方法がある。ポ
リエステルフイルム上にプライマー層を塗工する方法と
しては、公知の方法が適用できる。例えばスプレーコー
ト法,エアーナイフ法,リバースコート法,キスコート
法,グラビヤコート法,マイヤーバー法,ロールブラッ
シュ法等が適用できる。適用される塗液の濃度はコーテ
ィング方法によって異なるが、一般には0.5〜50重
量%である。プライマー層の最終的な厚みは0.01〜
1μmであることが好ましい。
【0042】ポリエステルの配向結晶化条件、例えば延
伸、熱固定等の条件は、従来から当業界に蓄積された条
件で行なうことが出来る。
【0043】
【発明の効果】本発明のプライマー層を有するポリエス
テルは、磁気記録媒体の磁性層との接着性に優れ、さら
に平坦性に優れるため、8m/m ビデオ等の高級ホー
ムビデオテープ用、高い信頼性と高性能が要求される業
務用ビデオテープ用等の基材として好適に用いられる。 また、本発明のプライマー層を有するポリエステルフイ
ルムは、平坦であるにもかかわらず、滑り性、取扱い性
に優れており、ポリエステルフイルム製造時の捲き取り
、その後のスリット時の捲き取り性に優れており、又、
磁気塗料塗工時のコーターでの搬送性に優れている。
【0044】
【実施例】以下、実施例を挙げて本発明を更に説明する
。なお、例中の「部」は重量部を意味する。又フイルム
の各特性は次の方法で測定した。
【0045】1.磁気塗料接着性 強磁性メタル磁性粉                
    100部(BET値50m2 /gr) ポリウレタン樹脂(東洋紡UR8300)      
  8部塩ビ系共重合体(日本ゼオンMR110 ) 
   12部α−Al2 O3 (平均粒径0.20μ
m)    5部カーボンブラック(平均粒径25μm
)      2部ステアリン酸−n−ブチル    
              3部レシチン     
                         
    4部溶剤  MEK            
              130部トルエン   
                     130部
シクロヘキサノン                 
 60部上記の組成物を通常の方法により混練分散して
磁性塗料とした。次に硬化剤(日本ポリウレタン社コロ
ネートL)5部を添加し、ディスパーで撹拌した。平均
目開き1μmのフィルターで濾過した後ポリエステルフ
イルム上に塗布し、配向,乾燥,カレンダー処理を行な
った。 該サンプルを8m/m 巾にスリットし、磁性層の上に
スコッチテープ No.56(3M社製)を気泡の入ら
ないように粘着し、この上を荷重2kgの手動式荷重ロ
ールでならし密着させた後、ハクリ速度200m/m 
/分でハクリ強度を測定した。(ハクリ角度180°)
2.表面粗さ (1)中心線平均粗さ(Ra) JIS  B0601に準じ、(株)小坂研究所製の高
精度表面粗さ計SE−3FATを使用して、針の半径2
μm、荷重30mgで拡大倍率20万倍、カットオフ0
.08mmの条件下にチャートをかかせ、フイルム表面
粗さ曲線からその中心線の方向に測定長さLの部分を抜
き取り、この抜き取り部分の中心線をX軸,縦倍率の方
向をY軸として、粗さ曲線をY=f(x) で表わした
時、次の式で与えられた値をμm単位で表わす。
【0046】
【数1】 この測定は基準長を1.25mmとして4個測定し、平
均値で表わす。
【0047】(2)+点平均粗さ(Rz)JIS  B
0601に準じ、Raと同様の方法でチャートをかかせ
、断面曲線から基準長さだけ抜き取った部分において、
平均線に平行かつ、断面曲線を横切らない直線から縦倍
率の方向に測定した最高から5番目までの山頂の標高の
平均値と最深から5番目までの谷底の標高の平均値との
差の値をマイクロメートル(μm)で表わす。この測定
は基準長を1.25m/m として4個測定し、平均値
で表わす。
【0048】3.フイルム摩擦係数 ASTM  D1894−63に準じ、東洋テスター社
製のスリッパリー測定器を使用し、プライマー塗設面と
ポリエステルフイルム(非塗設面)との静摩擦係数(μ
s)を測定した。但し、スレッド板はガラス板とし、荷
重は1kgとした。
【0049】4.捲き取り性 二軸延伸機で製膜した巾4000m/m のポリエステ
ルフイルムロールをスリット機を使用して、1200m
/m 巾×10000m巻きのロール3本にスリットし
た。捲き上った製品のロールの表面状態、ロール端面を
観察しランク付けした。
【0050】○:端面ズレ・表面欠陥(しわ,突起等)
が見られない △:幾分端面ズレ・表面欠陥(しわ,突起等)が見られ
る ×:端面ズレ・表面欠陥がひどい。
【0051】5.耐ブロッキング性 ポリエステルフイルムのプライマー塗設面と裏面の非塗
設面とを重ね合わせてから10cm×15cm角に切り
、これを50℃×70%RHの雰囲気中で17hrs 
,6kg/cm2 の荷重をかけ、次いでこの10cm
巾の剥離強度を測定する。この時の剥離速度は100 
m/m/分である。
【0052】
【実施例1】酸成分がテレフタル酸(50モル%),イ
ソフタル酸(45モル%)及びトリメリット酸(5モル
%)からなり、グリコール成分がエチレングリコール(
80モル%)及びエチレングリコール(20モル%)か
らなるポリエステル(25℃のO−クロロフェノール中
で測定した固有粘度=0.28)3部にメチルメタクリ
レート(48モル%),エチルアクリレート(47モル
%)及び2−ヒドロエチルアクリレート(5モル%)の
アクリル系共重合体6部を高分子反応させて得たガラス
転位温度が52℃のグラフトポリマー9部をテトラヒド
ロフラン90部に溶解し、これにノニオン系界面滑性剤
[HLB12.8]1部を添加した。
【0053】この溶液に水490部を高速撹拌しながら
徐々に添加した後加熱蒸留し、テトラヒドロフランを脱
溶媒し、水性プライマー液を得た。
【0054】次に、平均粒子径が0.5μの炭酸カルシ
ウム0.03重量%を含有し、25℃のO−クロロフェ
ノール中で測定した固有粘度が0.65のポリエチレン
テレフタレートを20℃に維持した回転冷却ドラム上に
溶融押出して厚み140μmの未延伸フイルムを得、次
に機械軸方向に5.0倍延伸したのち、上記水性プライ
マー液をキスコート法にて一軸延伸フイルムの片面に塗
布した。このときの平均塗布量は固形分換算で30mg
/m2 であった。引続き105℃で横方向に3.9倍
延伸し、さらに210℃で熱処理し、厚み7.0μmの
プライマー被覆二軸配向ポリエステルフイルムを得た。
【0055】
【実施例2】酸成分がテレフタル酸(49モル%),イ
ソフタル酸(49モル%),5−ナトリウムスルホイソ
フタル酸(2モル%)からなり、グリコール成分がエチ
レングリコール(50モル%),ネオペンチルグリコー
ル(45モル%)及びトリメチロールプロパン(5モル
%)からなるポリエステル5.4部にメチルメタクリレ
ート(50モル%),エチルアクリレート(37モル%
),ブチルアクリレート(8モル%)及びアクリル酸(
5モル%)のアクリル系重合体3.6倍を高分子反応さ
せてガラス転位温度(Tg)が45℃のグラフトポリマ
ーを得た。
【0056】このグラフトポリマーを実施例1と全く同
様な方法で水性プライマー液にし、更にこのプライマー
液を用いる以外は実施例1と同じ方法でプライマー被覆
二軸配向ポリエステルフイルムを得た。
【0057】
【比較例1】比較のためにプライマー処理しない厚さ7
μmの二軸配向ポリエチレンテレフタレートフイルムを
用いて各種評価を行った。該フイルムの中心線平均粗さ
(Ra)は0.005μm及び+点平均粗さ(Rz)は
0.05μmであった。
【0058】
【比較例2】酸成分がテレフタル酸(49モル%),イ
ソフタル酸(49モル%)及び5−ナトリウムスルホイ
ソフタル酸(2モル%)からなり、グリコール成分がエ
チレングリコール(50モル%)及びネオペンチルグリ
コール(50モル%)からなるポリエステル9部を用い
て水性プライマー液を調製し、該プライマー液を用いる
以外は実施例1の方法と全く同様な方法でプライマー被
覆二軸配向ポリエステルフイルムを得た。
【0059】上記実施例及び比較例で得たポリエステル
フイルム,プライマー被覆二軸配向ポリエステルフイル
ムの性能を評価した。その結果を表1に示す。
【0060】
【表1】 表1から明らかな如く、本発明のプライマー被覆ポリエ
ステルフイルムは、接着性,平坦性,滑り性,取扱い性
,耐ブロッキング性共に優れている。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】中心線平均粗さ(Ra)が0.01μm以
    下でかつ+点平均粗さ(Rz)が0.1μm以下であり
    、厚みが20μm以下のポリエステルフイルムの少くと
    も片面にガラス転移温度(Tg)が10℃以上のエステ
    ル・アクリルコポリマーからなるプライマー層を設けて
    いることを特徴とする磁気記録媒体用平坦易接着性ポリ
    エステルフイルム。
  2. 【請求項2】エステル・アクリルコポリマーが、幹ポリ
    マーがポリエステルであり枝ポリマーがアクリル系重合
    体である水性エステル・アクリルグラフトコポリマーで
    ある請求項1記載の磁気記録媒体用平坦易接着性ポリエ
    ステルフイルム。
  3. 【請求項3】結晶配向が完了する前のポリエステルフイ
    ルムの少くとも片面にガラス転移温度(Tg)が10℃
    以上のエステル・アクリルコポリマーを含む水性プライ
    マー液を塗布し、次いで乾燥、延伸、熱処理を施して結
    晶配向を完了させることを特徴とする、請求項1記載の
    磁気記録媒体用平坦易接着性ポリエステルフイルムを製
    造する方法。
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