JPS6355176A - セメント系床面用の防塵性被覆組成物 - Google Patents

セメント系床面用の防塵性被覆組成物

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JPS6355176A
JPS6355176A JP19904886A JP19904886A JPS6355176A JP S6355176 A JPS6355176 A JP S6355176A JP 19904886 A JP19904886 A JP 19904886A JP 19904886 A JP19904886 A JP 19904886A JP S6355176 A JPS6355176 A JP S6355176A
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JP
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parts
emulsifier
emulsion
coating composition
emulsion polymerization
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JP19904886A
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茨木 行光
二宮 善吾
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Dainippon Ink and Chemicals Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (発明の目的) (産業上の利用分野〉 本発明は倉庫等のモルタル、コンクリート等のセメント
系床面を被覆し、これらセメント系床面が直接輸送別器
等と接触した場合、表面が摩滅し粉塵となって飛散する
のを防止し、更にこれら床面の耐久性を向上させるため
に用いるセメント系床処理用共重合体エマルジョンに関
するものである。
(従来の技術及び問題点) 倉庫等のモルタル、コンクリート等のセメント系床面を
被覆処理するのは、製品や商品に対する塵による汚染を
防ぐためであり、又床面の耐久性を向上さVるためであ
る。
従来、この種床面用被覆剤としてはアクリル系又はアク
リル−スチレン系エマルジョンポリマー、溶剤系ではエ
ボキシャウレタンボリマーが使用されている。前記エマ
ルジョン系のものは被覆が簡便で耐水性、耐アルカリ性
等は一応の水準にあり問題とならないが、基材に対する
浸透性が大きく、三度塗り乃至玉磨塗りしないと十分な
防塵被膜が得られないと言う欠点を有する。また後者の
溶剤系のものは、省資源の面、塗布作業などに問題を有
することはいうまでもない。
(発明が解決しようとする問題点) 本発明者らは前記した従来技術の問題点に鑑み、鋭意検
問した結果、特定の乳化剤のもとで調製した乳化正合体
エマルジョンが、−度塗りで十分な防塵性被覆を形成す
ることを見い出し、本発明を完成するに至った。
(発明の構成〕 (問題点を解決するための手段) 本発明を概説すると、本発明は表面張力が高く乳化重合
に適する乳化剤系として、(A)アニオン系乳化剤とし
てポリオキシアルキレンスチリルフェニルエーテル硫酸
塩の0.5〜5重量部、(B)ノニオン系乳化剤として
ポリアルキレンスチリルフェニルエーテル又はボ1ノエ
チレングリコール・ポリプロピレングリコールブロック
ポリマーの0〜5重量部を、七ツマー100重量部に対
して1〜6重量部になるように前記アニオン系乳化剤単
独又は前記アニオン系乳化剤とノニオン系乳化剤を併用
使用して乳化重合せしめ、ガラス転移温度が20〜60
°Cの乳化重合体を主成分とすることを特徴とするエマ
ルジョン系のセメント系床面被覆材に関するものである
以下、本発明の構成について詳しく説明する。
本発明で乳化重合に際して使用される、(A)アニオン
系乳化剤としてのポリオキシアルキレンスチリルフェニ
ルエーテル硫酸塩としては、例えば硫酸アンモニウム塩
として市販されているニューコール7073F、ニュー
コール7233 F 、ニューコール7403F(日本
乳化剤■装)、ハイテノールNF−13(第−工業製薬
味装)等が、又硫酸ナトリウム塩としてはニューコール
7073N(日本乳化剤■製)等があげられる。
また、(B)ノニオン系乳化剤としてのポリオキシアル
キレンスチリルフェニルエーテルとしては、市販されて
いるニューコール714、ニューコール723(日本乳
化剤■製)、エマルゲンA−60,A−90,A−50
0(花王■製)、及びノイゲンEA−137、ノイゲン
EA−177(第−工業製薬味製)等がめげられる。又
ポリエチレングリコール・ポリプロピレングリコールブ
ロックポリマーとしては、プルロニックL−31,L−
44,L−61,L−62,L−64,F−68,P−
84,P−85,F−83(旭電化■製)、エパン41
0. 420. 450. 485゜610、 680
. 710. 720. 740. 750. 785
(第一工業製薬(…製)、エマルゲンPP−150,,
pp−230、PP−250、PP−290(花王■製
)、及びニューボールPE−64,PE−68,PE−
74゜PE−75,PE−78,PE−85,PE−8
8(三洋化成工業(体製)等が必げられる。
本発明で使用する乳化剤は、前記必須的乳化剤成分の他
に公知の反応性乳化剤として、ビニルスルホン酸ソーダ
、スチレンスルホン酸ソーダ、スルホン酸アルキル(メ
タ)アクリレート塩、アルキルアリルスルホサクシネー
ト塩なども使用することができる。
本発明においては、乳化重合に際して前記した如く乳化
剤として(A)単独、又は(A)(B)の併用使用を必
須とするが、その理由について説明する。
従来、乳化重合に際して一般的に使用されている乳化剤
としては、アニオン系乳化剤として、アルキルベンゼン
スルホン酸ソーダ、ラウリル硫酸ソーダ、ポリオキシエ
チレンアルキルフェノールエーテルスルホン酸塩、ポリ
オキシエチレンアルキルエーテルスルホン酸塩、及びア
ルキルジフェニルエーテルジスルホン酸塩などが、また
ノニオン系乳化剤としてポリオキシエチレンアルキルフ
ェノールエーテル、ポリオキシエチレンアルキルエーテ
ル、ポリオキシエチレン脂肪駿モノエステルなどが使用
されている。しかしながらこれらアニオン系乳化剤を単
独、又はこれらアニオン系乳化剤とノニオン系乳化剤を
併用使用して調製した乳化重合体エマルジョンをモルタ
ルやコンクリート等の床面に塗布した場合、−・度塗り
では浸透してしまい、床面に十分な被膜を形成せしめる
ことができず三度乃至玉磨塗りが必要である。これに対
し、本発明の前記した特定の乳化剤を使用する場合、セ
メント基材へのポリマーの浸透が少なくなり一度塗りで
床面に十分な被膜を形成せしめることが可能となる。
しかしながら、乳化剤の使用量の管理は極めて重要でお
り、乳化重合に際して七ツマ−の100重量部に対し、
乳化剤は1〜6重■部に管理される。
乳化剤使用量が前記の範囲よりも少いと、乳化重合時に
ゲル化物やブロックが発生し、目的とするエマルジョン
が得られず、逆に多いと耐水白化性等が低下し物性上の
問題を生じるので不適当である。
本発明において、前記乳化剤のもとて乳化重合して調製
する重合体の特性としては、ポリマーのガラス転位温度
(TCりが20〜60℃が最も好ましく、Tgが低くな
りすぎると塗装後被膜強度が弱く、耐水白化性等の物性
上の問題が発生し好ましくない。また逆に高くなりすぎ
ると被膜がもろくなったり造膜不良を生じたりするので
好ましくない。
前記したように、本発明は乳化重合体エマルジョンをベ
ースとしたセメント系床面用の防塵性被覆組成物を調製
するに必たり、特定の乳化剤を用いることに最大の特徴
を有するものである。
従って乳化重合に適用される七ツマー組成については特
に限定されるものではないが、コンクリート床面はアル
カリ性であるものの酸成分等の官能基を必要以上に多く
導入したものやビニルエステル類のうち酢酸ビニル系共
重合体は耐アルカリ性が悪いのでこのような七ツマー組
成は好ましくない。また、ハロゲン化ビニル化合物のう
ち塩化ビニル又は塩化ビニリンデン系共重合体は耐候性
が悪いので沼意する必要がある。
この様な観点から、特にアクリル系モノマーが好ましい
ものである。本発明で使用されるアクリル系モノマーと
は(メタ)アクリル酸系不飽和単量体を主モノマー組成
とするもので、例えばアクリル醒エチル、アクリル酸ブ
チル、アクリル酸fso−ブチル、アクリル酸2−エチ
ルヘキシル、アクリル酸イソノニル、アクリル酸ラウリ
ル、メタアクリル駿メチル、メタアクリル醒エチル、メ
タアクリル酸n−ブチル、メタアクリル酸is。
−ブチル、メタアクリル酸t−ブチル、メタアクリル酸
2−エチルヘキシル、メタアクリル酸ラウリル等の(メ
タ)アクリル酸の炭素数2〜12個のアルキルエステル
等があげられる。
本発明においては、前記アクリル系モノマーに対し以下
・に示されるような共重合性七ツマ−が適用される。
・ スチレン、ビニルトルエンなどの芳香族ビニル化合
物。
・ アクリロニトリル、N−ビニルピロリドンなどの含
窒素ビニル化合物。
・ アクリル酸、メタアクリル酸、クロトン酸などの不
飽和−塩基酸及びこれらの塩類。
・ イタコン酸、マレイン酸、フマル酸などの不飽和二
塩基酸及びこれらの半エステル、塩類。
・ アクリルアミド、N−メチロールアクリルアミド、
メタアクリルアミドなどの不飽和カルポルエステル。
・ グリシジルアクリレート、グリシジルメタアクリレ
ートなどの不飽和酸のグリシジルエステル。
・ ビニルスルホン酸、メタクリルスルホン酸、2−ス
ルホエチルメタクリレート、スチレンスルホン酸、アリ
ルスルホン酸、アルキルアリルスルホコハク酸などの不
飽和のスルホン酸及びその塩。
・ 内部架橋剤としてのビニルトリメトキシシラン、ビ
ニルトリエトキシシラン、ビニルトリス(β−メトキシ
エトキシ)シラン、γ−メタアクリルオキシプロピルト
リメトキシシランなどの分子内に重合性二重結合とアル
コキシシラン基を含有する単量体。
・ ジビニルベンゼン、エチレングリコールジメタクリ
レート、1,3−プチレンジメタクリレ−ト、トリエチ
レングリコールジメタアクリレート、トリメチロールプ
ロパントリメタクリレート、ジアリルフタレート、トリ
アリルシアヌレートなどの多価ビニル化合物(ジビニル
化合物、ジメタクリレート化合物、トリメタクリレート
化合物)、多価アリル化合物(ジアリル化合物、トリア
リル化合物)など。
これらは、1種または2種以上の混合物として用いられ
る。
前記アクリル系モノマーを必須としたアクリル系重合体
は、公知の乳化重合法により容易に製造される。即ち、
本発明になる前記したアニオン系乳化剤単独(八)、又
はアニオン系乳化剤とノニオン系乳化剤の併用系(A十
B)を使用し、熱分解触媒により高温反応又はレドック
ス触媒により低温反応により容易に乳化重合体エマルジ
ョンが得られる。
以上のようにして特定の乳化剤の存在下で調製された本
発明になる乳化重合体エマルジョンはそのままでセメン
ト系床面ヘハケ塗り、ロールコート、スプレー等の適宜
の塗装方法により被覆される。
本発明においては、前記した如く本発明になる乳化重合
体エマルジョンを、そのままセメント系床面へ適用して
も良いが、仙の添加剤をエマルジョンに配合して使用し
ても良いことはいうまでもないことでおる。例えば、乾
燥は常温で行われるため、被膜形成助剤としてエチレン
グリコール又はジエチレングリコールのアルキルエーテ
ル、酢酸エステル、フタル酸ジアルキル、アジピン酸ジ
アルキル、リン酸アルキルエステル、高級アルコール、
ベンジルアルコール等が必要に応じて添加される。又、
作業性、保存性の向上を計るため、消泡剤及び防腐剤も
必要に応じて添加される。
本発明の乳化剤を用いて調製したアクリル系の乳化重合
体エマルジョンで被覆処理されたセメント系床面は摩滅
が防止され、耐久性が付与されるだけでなく、製品及び
商品等の粉塵による汚染性を低下せしめることができる
(実施例) 以下、実施例をあげて本発明を更に詳しく説明するが、
本発明はこれら実施例にのみ限定されるものではない。
なお、例中において各成分の使用割合は、特に断りのな
い限り重量部を意味する。
実施例1 温度計、撹拌機、冷却器、滴下ロートを備えた1、5β
三ツロセパラブルフラスコに、水90部を仕込み、チッ
ソ置換後フラスコ内の温度を50°Cに調整した。これ
に七ツマ−の乳化用として、水30部にアニオン系乳化
剤のニューコール7073F(純分30%)の10部を
溶解したものに、七ツマ−としてブチルアクリレート4
0部、メチルメタアクリレート48.5部、アクリロニ
トリル10部、メタアクリル酸1部、ジビニルベンゼン
0.5部を加えて撹拌乳化したものの5%を仕込み、次
いで1%塩化第2銖水溶液を0.1部、3%過′fa酸
アンモン水溶液及び3%ピロ亜硫酸ソーダ水溶液を2部
加え発熱を確認後、残りの七ツマー乳化物及び触媒水溶
液の8部を、3時間かけて滴下する。更に3%過硫酸ア
ンモニウムを3部加え1時間熟成後、冷却した。その後
アンモニア水でp 1−18〜9に調整、更に水を加え
固形分40%のエマルジョンとした。これに造膜助剤と
してエチルカルピトール/トリブトキシホスフェート−
1/1を造膜温度をO′Cになる様に添加し、更に水を
加えて固形分を20%に調整し、これを試験片として豊
浦標準砂使用の1:3モルタル、7 X 7 X 2 
cmに成形、養生したちのく日本テストパネル社製)に
、10g/49Ciとなる様に塗装[シ常温で一日乾燥
し試料とした。
実施例2 アニオン系乳化剤としてニューコール7073Fの15
部を用いた他は、実施例1と同じ条件で乳化重合を行い
試料を作成した。
実施例3 アニオン系乳化剤としてニューコール7073 Fの5
部を用いた他は、実施例1と同じ条件で乳化重合を行い
試料を作成した。
実施例4 アニオン系乳化剤としてニューコール7073 Fの5
部、ノニオン系乳化剤としてエマルゲン△−90の1部
を用いた他は、実施例1と同じ条件で乳化重合を行い試
料を作成した。
実施例5 アニオン系乳化剤としてニューコール7073 Fの3
部、ノニオン系乳化剤としてエマルグンA−60の3部
プルロニックF68の2部を用いた他は、実施例1と同
じ条件で乳化重合を行い試料を作成した。
実施例6 2エチルへキシルアクリレ−1へ30部、メチルメタア
クリレート68.5部、イタコン酸1部、γ−メタアク
リルオキシプロピル1〜リメトキシシラン0.5部の七
ツマー組成で他は実施例1と同じ条件で乳化重合を行い
試料を作成した。
実施例7 スチレン20部、メチルメタアクリレート35部、アク
リロニトリル20部、2エチルへキシルアクリレート2
1.7部、メタアクリル酸3部、ジビニルベンゼン0.
3部の七ツマー組成で、乳化剤組成、乳化条件及び初期
仕込み水は実施例1と同じ条件で行った。フラスコ内の
温度を80℃に調整し、まず乳化上ツマ−の5%を仕込
み、次いで3%過′5ft酸アンモニウム水溶液を3部
加え発熱を確認後、残りモノマーの乳化物及び3%過硫
酸アンモニウム水溶液7部を3時間かけて滴下する。更
に3%過硫酸カリウム水溶液を3部加えて1時間熟成後
冷却しアンモニア水でpHを8〜9に調整、水を加えて
固形分40%のエマルジョンとした。次いで試料作成を
実施例1と同じ条件で行った。
比較例1 アニオン系乳化剤としてニューコール7073 Fを2
1部用いた他は、実施例1と同じ条件で乳化重合’2%
行い試料を作成した。
比較例2 アニオン系乳化剤としてニューコール7078 Fを3
部、ノニオン系乳化剤としてエマルゲンへ一90部を6
部用いた他は、実施例1と同じ条件で乳化重合を行い試
料を作成した。
比較例3 ブチルアクリレート55部、メチルメタアクリレート3
3.5部、アクリロニトリル10部、メタアクリル酸1
部、ジビニルベンゼン0.5部の七ツマー組成で他は、
実施例1と同じ条件で乳化重合を行い試料を作成した。
比較例4 アニオン系乳化剤としてハイテノールN−08(ポリオ
キシエチレンノニルフェノールエーテルスルホン酸アン
モニウム)3部を用いた他は、実施例1と同じ条件で乳
化重合し試料を作成した。
比較例5 アニオン系乳化剤としてハイテノールN−08の1部、
ノニオン系乳化剤としてエマルグンA−90の3部を用
いた他は、実施例1と同じ条件で乳化重合し試料を作成
した。
比較例6 アニオン系乳化剤としてニューコール7073 Fの1
0部、ノニオン系乳化剤としてエマルゲン920(ポリ
オキシエチレンノニルフェノールエーテル)の1部を用
いた他は、実施例1と同じ条件で乳化重合し試オ′」を
作成した。
比較例7 アニオン系乳化剤としてハイテノールN−08の2部、
ノニオン系乳化剤としてエマルゲン920の2部を用い
た他は、実施例1と同じ条件で乳化重合し試料を作成し
た。
比較例8 アニオン系乳化剤としてネオゲンR(アルキルベンゼン
スルホン酸ソーダ;純分60%)1.7部、ノニオン系
乳化剤としてエマルゲン920の2部を用いた他は、実
施例1と同じ条件で乳化重合し試料を作成した。
比較例9 アニオン系乳化剤としてハイテノールN−08の2.5
部、ノニオン系乳化剤としてエマルゲン920の1.5
部用いた他は、実施例9と同じ条件で乳化重合し試料を
作成した。
比較例10 ン0.5部のモノマー組成で他は、実施例1と同じ条件
で乳化重合を行い試料を作成した。
比較例11 ステ1220部、メチルメタアクリレート33部、アク
リロニトリル20部、2エチルへキシルアクリレート2
1.7部、メタアクリル酸5部、ジビニルベンゼン0.
3部の七ツマー組成で他は実施例7と同じ条件で乳化重
合を行い、試料を作成した。
・くモルタル面に形成された被覆の性能評価〉各種調製
した乳化重合体エマルジョンをモルタル試験片に適用、
被膜を形成し、各種の性能評価を行った。結果をまとめ
て第1表に示す。
以下余白 第1表 く試験方法及び判定方法〉 浸 透 性;塗装基板面の樹脂の浸透の有無を判定する
。浸透性なし◎〉O 〉△〉X浸透性大。
耐 水 性;試料を全温水に48時間浸漬して状態変化
を判定する。白化せず ◎〉○〉△〉X白化大。
耐アルカリ性;試料を2%NaOH水溶液に48時間浸
漬し状態変化を判定する。
変化せず◎>Q>△〉X溶解。
耐汚染性:空温で試料上に2.5X 2.5cmのカー
ボン紙をのせ、更にガーゼ 及びガラス板をのせ、加重を2 に!jで5分加えた後、カーボンに よる汚染性を判定する。汚染せ ず◎>Q>△〉×汚染外大。
〔発明の効果〕
本発明になる特定のアニオン系乳化剤、または特定のア
ニオン系乳化剤とノニオン系乳化剤の存在下で調製した
乳化重合体エマルジョンを主成分とするセメント系床面
用の被覆組成物は、非浸透性に優れるため一度塗りでも
防塵性に優れた被膜を形成させることができ、かつ耐汚
染性、耐水性、耐アルカリ性などの特性に優れた被膜を
形成することができる。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、アニオン系乳化剤としてポリオキシアルキレンスチ
    リルフェニルエーテル硫酸塩の0.5〜5部、ノニオン
    系乳化剤としてポリオキシアルキレンスチリルフェニル
    エーテル又はポリエチレングリコール・ポリプロピレン
    グリコールブロックコポリマーの0〜5部を、モノマー
    100重量部に対し1〜6重量部になるように前記アニ
    オン系乳化剤単独又は前記アニオン系乳化剤とノニオン
    系乳化剤を存在せしめ、乳化重合して調製した乳化重合
    体を主成分とすることを特徴とするセメント系床面用の
    防塵性被覆組成物。 2、乳化重合体のガラス転移温度が20〜60℃の範囲
    であることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載のセ
    メント系床面用の防塵性被覆組成物。 3、乳化重合体がアクリル系乳化重合体であることを特
    徴とする特許請求の範囲第1項または第2項記載のセメ
    ント系床面用の防塵性被覆組成物。
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