JPS635305A - 光フアイバケ−ブルの配線方法およびその装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は多心の光フアイバケーブルを加入者の散在す
る小ブロック（配線区間）に配線する方法およびこの配
線方法の実施に使用される装置に関し、特に光フアイバ
心線の余長収納機構に特徴のある配線方法およびその装
置に関するものである。

〔従来の技術〕

従来、光フアイバ心線の余長を収納する機構として、実
開昭６１−３０２７８号公報、実開昭６１−４４６０３
号公報、実開昭６１−４６５０６号公報、実開昭６１−
４６５０８号公報のものが知られている。これ等によれ
ばいずれも光フアイバー心線を基台に対して固定支持す
るものである。

〔発明が解決しようとする間穎点〕

前述のものにあっては、いずれも光フアイバ心線を基台
に対して固定支持するものであるため、ある特定の光フ
アイバ心線を取出して移動させ、これを他の位置に切替
る機能を備えていないので不便である。

〔間頴点を解決するための手段〕

この発明は、き線光ファイバケーブルと加入者の散在す
る小ブロック（配線区間）に布設される配線系光フアイ
バケーブルとの間の回線の切替が簡単に、しかも確実に
行なうことのできる光フアイバケーブルの配線方法およ
びその装置を提供することを目的とするものであり、一
方の多心光ファイバケーブルト他方の多心光フアイバケ
ーブルとの間に、少なくとも一枚のツバ板に円板状の胴
部が取付けられて成る全長収納具を複数枚、各々抜取り
自在に設置し、これ等の各余長収納具に范ファイバジャ
ンパ線を巻回せしめると共に、この一端を一方のケーブ
ルの各光ファイバに、他端を他方のケーブルの各光ファ
イバに各々コネクタを介して着脱自在に接続して回線を
形成することを要旨とするものである。

〔実施例〕

第１図〜第６図はこの発明の一実施例を示すものであっ
て、電話局Ａを出発したき線系の光フアイバケーブル例
えば１００心の光フアイバケーブル１はループ状に布設
され、再び電話局Ａに戻って来る。そしてこのケーブル
は途中、切替接続盤２によって加入者の散在する小ブロ
ック（配線区間）ごとに配線系ケーブルＢ１、Ｂ２．・
・・例えば２０心ずつのケーブルに分配される。

そして前記切替接続盤２は次のように構成されている。

すなわち、二組の側板３Ａ　、３Ａおよび３Ｂ　、３Ｂ
が床面に対して相対的に固定されている。各組の側板に
はメス型の光ファイバ用フネクタ４，４．・・・が、き
線ケーブル１の心線数に応じて、例えば１００個ずつ貫
通支持されている。そして一方の側板３Ａの外側におい
て入力側のき線ケーブル１の始端部の各光フアイバ心線
が前記コネクタ４，４．・・・に各々接続されており、
他方の側板３Ｂの外側において出力側のき線ケーブル１
の終端部の各光フアイバ心線が前記コネクタ４゜４、・
・・に接続されている。さらに各組の側板３Ａ。

３Ａおよび３Ｂ、３Ｂの間隙には第３図に示されるよう
な円板状の余長収納具５が少なくとも１００枚、それぞ
れ抜取り自在に積層されている。この余長収納具は二枚
の大径のツバ板５Ａ　、５Ａの間に小径の円板状の胴部
５Ｂが一体に固着されている。この胴部５Ｂの半径はこ
れに後述する光ファイバジャンパ線６を巻回したときの
許容最小半径以上になっている。

そして前記胴部５Ｂには一本の光７アイパソヤンパ線６
が充分な長さ、例えば一方の側板３Ａの最上段のコネク
タ４と他方の側板３Ａの最下段のコネクタ４との間の距
離以上の長さをもつ、て巻回されている。さらにこの巻
回されている各光ファイバジャンパ線乙の両端にはオス
型光ファイバコネクタ７が取付けられこれ等のコネクタ
が前記コネクタ４，４．・・・に着脱自在に接続されて
いる。

そしてまた、隣接する側板３Ａと３Ｂとの間隙には配線
区間に布設される配線系ケーブルＢ１゜Ｂ２．・・・が
配置され、これ等の入力端と出力側との端末が前記コネ
クタ４，４．・・・に接続されている。なお８は前記積
層されている余長収納具の支持棚である。

前述の例においては、余長収納具５は胴部５Ａの両面に
ツバ板５Ａ’＆固着するように構成されているが、余長
収納具５が垂直方向にかつ互に密接して積層される場合
には、上方のツバ板を省略することができる。また余長
収納具を積層する方向は切替接続盤の床面に対する占有
面積を考慮すれば垂直方向が望ましいが、水平方向に積
層することもできる。さらにまた、余長収納具の重量を
考慮して、多数の支持棚を設は多数のグループに分けて
積層してもよい。

〔作　用〕

前記余長収納具５に巻回されている光ファイバジャンパ
線乙のオス型光ファイバコネクタ７を各々所定のオス型
光ファイバコネクタに接続して回線を構成する。そして
配線区間において回線を変更する必要が生じた場合には
、その回線に対応する余長収納具５を取り出して光ファ
イバジャンパ線の端末のコネクタの接続位置を変化させ
る。

〔発明の効果〕

この発明によれば、接続される多心光フアイバケーブル
の間に少なくとも一枚のツバ板に円板状の胴部を固着し
て成る余長収納具を複数枚、各々抜取り自在に設置し、
これ等の余長収納具に光ファイバジャンパ線を巻回せし
めると共に、各光ファイバジャンパ線の一端を一方のケ
ーブルに、他端を他方のケーブルに各々コネクタを介し
て着脱自在に接続して回線を形成するように構成したの
で、回線の接続を変更する場合には、これに相当する余
長収納具を抜取り、光ファイバジャンパ線の両端のコネ
クタを確認して回線を容易に切替えることができる効果
がある。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明による配線状況を示す概略図、第２図
はこの発明方法の実施に使用される切替接続盤を示す正
面図、第６図はこの発明に使用される余長収納具を示す
斜視図である。 図において、１はき線光ファイ／Ｚケーブル、２は切替
接続盤、ろＡおよび６Ｂは側板、５は余長収納具、６は
光ファイバジャンパ線、７はコネクタ、８は支持棚、Ｂ
１およびＢ２は配線系光フアイバケーブルである。

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. （１）一方の多心光ファイバケーブルと他方の多心光フ
   アイバケーブルとの間に、少なくとも一枚のツバ板５Ａ
   に円板状の胴部５Ｂが取付けられて成る余長収納具５を
   複数枚各々抜取り自在に設置し、これ等の各余長収納具
   に光フアイバジャンパ線６を巻回せしめると共に、この
   一端を一方のケーブルの各光ファイバに、他端を他方の
   ケーブルの各光ファイバに各々コネクタを介して着脱自
   在に接続して回線を形成することを特徴とする光フアイ
   バケーブルの配線方法。
2. （２）多心のき線光ファイバケーブル１の中間に複数の
   配線系光フアイバケーブルＢ１、Ｂ２、・・・を配置し
   、前記き線光フアイバケーブルの始端と各配線系光ファ
   イバケーブルの始端との間およびき線光フアイバの終端
   と各配線系光ファイバケーブルの終端との間に、各々少
   なくとも一枚のツバ板５Ａに円板状の胴部５Ｂが取付け
   られて成る余長収納具５を少なくともき線光ファイバの
   心数に見合つた枚数だけ各々抜取り自在に積層し、さら
   にこれ等の余長収納具５、５、・・・には各々光フアイ
   バジャンパ線６を巻回せしめると共に各光ファイバジャ
   ンパ線の両端部をき線光ファイバケーブルおよび配線系
   光ファイバケーブルにコネクタを介して着脱自在に接続
   することを特徴とする光ファイバケーブルの配線方法。
3. （３）二組の側板３Ａ、３Ａおよび３Ｂ、３Ｂに多数の
   光ファイバコネクタ４、４、・・・が貫通支持され、各
   組の一方の側板３Ａおよび３Ｂには多心き線光ファイバ
   １の端部の光ファイバ心線が各々コネクタを介して接続
   され、他方の側板３Ａおよび３Ｂには多心配線系光フア
   イバケーブルＢ１、Ｂ２、・・・が各々コネクタを介し
   て接続され、さらに前記二組の側板３Ａ、３Ａおよび３
   Ｂ、３Ｂの間隙には、少なくとも一枚のツバ板５Ａに円
   板状の胴部５Ｂを取付けて成る余長収納具５が複数枚各
   々抜取り自在に積層され、かつこれ等の余長収納具５、
   ５、・・・には光フアイバジャンパ線６が巻回されると
   共に、これ等の光ファイバジャンパ線の両端をコネクタ
   を介して前記き線光フアイバケーブル１および配線系光
   ファイバケーブルに着脱自在に接続するように構成した
   光ファイバケーブルの配線装置。