JPS6352684B2 - - Google Patents

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JPS6352684B2
JPS6352684B2 JP55147948A JP14794880A JPS6352684B2 JP S6352684 B2 JPS6352684 B2 JP S6352684B2 JP 55147948 A JP55147948 A JP 55147948A JP 14794880 A JP14794880 A JP 14794880A JP S6352684 B2 JPS6352684 B2 JP S6352684B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
frequency
oscillation wave
sampling
periodic oscillation
periodic
Prior art date
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Expired
Application number
JP55147948A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5771097A (en
Inventor
Shinichi Inoe
Takashi Yasuga
Tooru Takahashi
Hisaharu Sojo
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yamato Scale Co Ltd
Original Assignee
Yamato Scale Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Yamato Scale Co Ltd filed Critical Yamato Scale Co Ltd
Priority to JP55147948A priority Critical patent/JPS5771097A/ja
Publication of JPS5771097A publication Critical patent/JPS5771097A/ja
Publication of JPS6352684B2 publication Critical patent/JPS6352684B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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  • Indication And Recording Devices For Special Purposes And Tariff Metering Devices (AREA)
  • Noise Elimination (AREA)
  • Arrangements For Transmission Of Measured Signals (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、定周期振動波が重畳されている電
気的アナログ信号から定周期振動波を除去する方
法に関する。
ロードセル等の検出器を用いて重量や力等を計
測した場合、その検出器の出力である電気的アナ
ログ信号には、電源ノイズや外部機械振動や計測
機の固有振動等に起因する定周期振動波が重畳さ
れることがある。従来、上記の定周期振動波を除
去して電気的アナログ信号の精度を高めるために
種々の方法が提案されているが、どの方法でも除
去に多くの時間、少なくとも定周期振動波の数周
期以上かかり高速で計測する事が必要な機器には
実施できなかつた。
この発明は、高速で定周期振動波をその基本周
波数の一周期分の遅れだけで確実に除去できる方
法を提供することを目的とする。
この発明は、定周期振動波が重畳された検出器
の出力を上記定周期振動波の基本周波数の整数倍
のサンプリング周波数でサンプリングする過程
と、上記サンプリング周波数の1周期分づつずら
せた上記定周期周波数の期本周波数の1周期分に
相当する上記各サンプリング値の平均値を順次算
出する過程とからなる。
この発明の原理を第1図に基いて説明する。
今、同図に示すように検出器の出力1には定周期
振動波が重畳されているとする。2は検出器の真
の出力で、これの値を30とする。この出力1をそ
の定周期振動波の周波数の基本周波数の周期の整
数分の1の周期t1,t2,t3,t4,t5,t6,t7,t8
でサンプリングすると、その値は40,50,30,
20,20,10,30,40となり、その平均値は30とな
り、真の出力が求められる。ところが出力1をそ
の定周期振動波の基本周波数の周期の整数分の1
とは異なる周期t1a,t2a,t3a,t4a,t5a,t6aで
サンプリングすると、その値は37,37,21,22,
16,38となりその平均値は約28.5となり、真の出
力は求められない。従つて、定周期振動波の整数
分の1の周期で、すなわち定周期振動波の整数倍
の周波数で、検出器の出力1をサンプリングし、
その値の1周期相当分の平均値を求めてやれば、
定周期振動波を除去することができる。
これを数式を用いて説明すると、今基本波の角
速度をωとし時間tにおけるn次の定周期振動波
を含む検出器の出力f(t)は、 f(t)aO/2+(a1sinωt+b1cosωt)+(a2sin2
ωt +b2cos2ωt)+……+(aosinnωt+bocosnωt) となる。これは f(t)=aO/2+C1cos(θ1+ωt)C2cos(θo+2
ωt) +C3(θ3+3ωt)+……+Cocos(θo+nωt) と書くことができる。ただし、 Cn=√2 o2 o、θo=tan-1bo/aoである。今、こ
れ が第3高調波まで含んでいるとすると、 f(t)=aO/2+C1cos(θ1+ωt)+C2cos
(θ2+2ωt)+C3cos(θ3+3ωt) となる。今、このf(t)を基本波の1周期につ
いてm回サンプリングするとすると、得られるサ
ンプリング値F〔TO+(m―1)T〕は F〔TO+(m―1)T〕=aO/2+C1cos〔θ1
+(m―1)δ〕 +C2cos〔θ2+2(m―1)δ〕+C3cos
〔θ3+3(m―1)δ〕 となる。ただし、mはサンプリング回数、δは
ωT(Tはサンプル時間々隔)、θ1,θ2,θ3は初期
位相角である。
この各サンプリング値をm=4として平均する
と、 δ=2π/4=π/2であるから、 1/44m=1 F〔TO+(m―1)T〕=aO/2×4/4+C1/44m=1 cos〔θ1+(m―1)π/2〕 +C2/44m=1 cos〔θ2+2(m―1)π/2〕+C3/44m=1 cos〔θ3+3(m―1)π/2〕 となるが、数式的にも説明できるが第2図からも
判るようにサンプリング値の合計値は0となるか
ら、1/44m=1 F〔TO+(m―1)T〕の平均値は aO/2、すなわち検出器の真の出力となる。よつて、 定周期振動波の整数倍の周波数で、検出器の出力
1をサンプリングし、その値の1周期相当分の平
均値を求めれば、定周期振動波を除去できる。
以下、この発明を第3図乃至第5図に示す3つ
の実施例に基いて説明する。第1の実施例は、第
3図に示すようにロードセルや差動変圧器のよう
な検出器5を有している。その出力は増幅器6で
増幅されてA/D変換器7に供給される。無論、
この出力は第1図に示すように定周期振動波が重
畳されたものである。8はサンプレート発振器
で、定周期振動波の整数倍の周波数のパルス信号
8aを発生する。このパルス信号8aが発生する
ごとに、すなわち時刻t1,t2,t3,t4,t5,t6,
t7,t8,t9,t10,…ごとに増幅器6の出力を
A/D変換器7でA/D変換し、記憶装置9に記
憶させていく。この記憶装置9は少なくとも定周
期振動波の1周期におけるA/D変換器7の出力
数(この実施例では8個)を記憶する容量を有し
ている。1周期分のデイジタル信号が記憶装置8
に記憶されると、すなわち時刻t8においてサンプ
ルレート発振器8はパルス信号8bを発生し、こ
れに基いて演算装置10は1周期分のデイジタル
信号の平均値を算出する。既に説明したように、
この平均値は増幅器6の出力から定周期振動波を
除去したものに相当する。このパルス信号8bは
パルス信号8aと同じ周波数で発生する。
時刻t9では新たに増幅器6の出力をサンプリン
グし、デイジタル化するが、これは時刻t1の記憶
値と入れ換えられ、時刻t2から時刻t9までを1周
期として新たな平均値が演算装置10で算出され
る。以下、同様にパルス信号8aが発生するたび
に最も古い記憶値と最も新しい記憶値が入れ換え
られ、そのたびにパルス信号8bによつて平均値
が算出される。
第2の実施例は例えば周波数が相対的に高い電
源ノイズと相対的に低い機械振動などのように2
つの相異なる定周期振動波が重畳されている検出
器5の出力からこれらを除去するためのもので、
第4図に示すようにパルス信号8a,8b、記憶
装置9及び演算装置10を用いて平均値を算出し
(無論、これら平均値から電源ノイズは除去され
ている。)、これら平均値を順次記憶装置11に記
憶させ、サンプルレート発振器8が発振している
機械振動の周波数の整数倍の周波数のパルス信号
8cを用いてパルス信号8cの1周期分づつずら
せた機械振動の周波数の一周期分に相当する記憶
装置11の記憶値の平均値を演算装置12におい
て順次算出して、機械振動を除去している。な
お、パルス信号8cは電源ノイズの周波数の整数
倍にならない場合もあるが、この場合演算装置1
2の出力は幾分誤差を含むが、電源ノイズのサン
プリング回数を多くすれば充分にその影響は除去
できる。
また電源ノイズが60Hzで、機械振動が6Hzとい
うように大きく離れている場合、演算装置12の
負担が大きくなるが、パルス信号8aの周波数を
例えば電源ノイズの周波数の3倍の180Hzとして
A/D変換器7でサンプリングを行ない、演算装
置10においてサンプリング値をパルス信号8a
の6周期づつずらせて電源ノイズの1周期分を順
次平均し、これらを記憶装置11に記憶させ、パ
ルス信号8cの周波数を30Hzとして演算装置12
でパルス信号8cの1周期分づつずらせて機械振
動の1周期分を順次算出すれば、電源ノイズと機
械振動とを除去できるうえに、演算装置12の負
担を軽くすることができる。
第3の実施例は、例えば定周期振動波である外
部振動の周波数が変化するものに有効なもので、
第5図に示すように振動検出器13によつて外部
振動の周波数を検出し、その周波数をフエーズド
ロツクドループ(PLL)回路等で構成した周波
数てい倍回路14でてい倍して、A/D変換器7
及び演算装置10に供給するようにした以外、第
1の実施例と同様に構成されている。同等部分に
は同一符号を付して、その説明を省略する。
この方法によれば、定周期振動波が重畳された
検出器の出力を定周期振動波の基本周波数の整数
倍のサンプリング周波数でサンプリングし、これ
らサンプリング値を上記サンプリング周波数の1
周期づつずらせた各上記定周期振動波の1周期ご
とに平均値を算出して、上記定周期振動波を除去
しているから、定周期振動波を除去した出力は、
定周期振動波の1周期分しか遅延せず従来の方法
と比較すると格段に速く定周期振動波を除去で
き、高速で計量することが必要な計量機に特に有
効である。
上記の実施例では、検出器5の出力が一定であ
るとして説明したが、時間の経過に従つて増加ま
たは減少するランプ出力についても同様に実施で
きる。また基本周波数の1周期分づつ平均した
が、2周期、3周期のような整数周期分づつ平均
してもよい。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明による方法によつて定周期振
動波を除去する検出器の出力の波形図、第2図は
定周期振動波の各成分を示す波形図、第3図はこ
の発明の方法の実施に用いる装置の第1の実施例
のブロツク図、第4図は同第2の実施例のブロツ
ク図、第5図は同第3の実施例のブロツク図であ
る。 5……検出器、7……A/D変換器、8……サ
ンプルレート発振器、9……記憶装置、10……
演算装置。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 定周期振動波が重畳されている検出器の出力
    を上記定周期振動波の基本周波数のほぼ整数倍の
    サンプリング周波数でサンプリングする過程と、
    上記サンプリング周波数の整数周期づつずらせた
    上記定周期振動波の基本周波数のほぼ整数周期分
    に相当する各上記サンプリング値の平均値を算出
    する過程とからなる定周期振動波除去方法。 2 少なくとも第1及び第2の定周期振動波が重
    畳されている検出器の出力を第1の定周期振動波
    の基本周波数のほぼ整数倍の第1のサンプリング
    周波数でサンプリングする過程と、第1のサンプ
    リング周波数の整数周期づつずらせた第1の定周
    期振動波の基本周波数のほぼ整数周期分に相当す
    る各上記サンプリング値の平均値を算出する過程
    と、第2の定周期振動波の基本周波数のほぼ整数
    倍の周波数である第2のサンプリング周波数の整
    数周期づつずらせた第2の定周期振動波の基本周
    波数のほぼ整数周期分に相当する各上記平均値の
    平均値を算出する過程とからなる定周期振動波の
    除去方法。
JP55147948A 1980-10-21 1980-10-21 Method of removing constant period vibration wave Granted JPS5771097A (en)

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