JPH06273191A - 変位検出装置 - Google Patents

変位検出装置

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JPH06273191A
JPH06273191A JP8402193A JP8402193A JPH06273191A JP H06273191 A JPH06273191 A JP H06273191A JP 8402193 A JP8402193 A JP 8402193A JP 8402193 A JP8402193 A JP 8402193A JP H06273191 A JPH06273191 A JP H06273191A
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JP
Japan
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sine wave
displacement
converter
detector
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JP8402193A
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English (en)
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Osamu Kawatoko
修 川床
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Mitutoyo Corp
Mitsutoyo Kiko Co Ltd
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Mitutoyo Corp
Mitsutoyo Kiko Co Ltd
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  • Measurement Of Length, Angles, Or The Like Using Electric Or Magnetic Means (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 脈流除去用の低域通過フィルタを不要とした
復調手段を用いて高速応答を可能とした変位検出装置を
提供することを目的とする。 【構成】 差動トランスまたは差動コイルを用いた変位
検出器12と、この変位検出器に供給される正弦波をデ
ィジタルデータに基づいて発生する正弦波発生部11
と、変位検出器12の出力信号をリファレンス電圧とし
て使用して、前記正弦波の基となるディジタルデータを
アナログデータに変換するD/A変換器16と、このD
/A変換器16の出力から順次前記正弦波の1/8周期
ずつ遅延した8個の信号を得る遅延回路17と、この遅
延回路17により得られる8個の信号を加算する加算器
18とを備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、差動トランスまたは差
動コイルを用いた変位検出装置に係り、特に復調回路に
D/A変換器と遅延回路を用いて高速動作を可能とした
変位検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】物体の表面性状を検出するために触針を
物体表面に接触させ、その触針の変位を差動トランスで
検出する変位検出装置が知られている。触針の変位で差
動トランスのコアを変位させると、2組の二次コイルに
誘起される起電力には触針変位に対応した差が生じる。
この起電力の差から触針変位を検出するのがこの検出装
置の原理である。
【0003】図8は、その様な変位検出装置の一例であ
る。差動トランスまたは差動コイル形式の変位検出器2
には、発振回路1により得られる互いに逆相の正弦波s
in(ωt),−sin(ωt)がその両端に供給され
る。検出器2の中点電圧は交流増幅器3で増幅される。
交流増幅器3の出力には、変位情報kにより振幅変調さ
れたk・sin(ωt)なる信号が得られる。この変位
情報kを抽出する復調回路として、同期整流回路4が用
いられている。同期整流回路4には、発振回路1から得
られる正弦波信号を波形整形回路5で整形した同期信号
が入力される。これにより、同期整流回路4からは直流
出力の変位情報kが得られる。同期整流回路4の出力に
は多くの脈流が含まれるため、これを除去すべく低域通
過フィルタ6が設けられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】図8の回路方式で直流
出力の脈流を効果的に除去するためには、低域通過フィ
ルタ6として、変位検出器2に供給される正弦波信号の
周波数より十分に低い(1/100程度の)カットオフ
周波数を持つものが必要となる。しかし、この様にカッ
トオフ周波数が低い低域通過フィルタを用いると、最終
出力信号の応答がこの低域通過フィルタの時定数に依存
することになり、検出器2の応答速度を十分に活かすこ
とができない。例えば、数kHz〜数10kHzの正弦
波を用いたとしても、低域通過フィルタ6の時定数のた
めに応答周波数は数10Hz〜数100Hzにまで低減
してしまう。
【0005】本発明は上記した事情を考慮してなされた
もので、脈流除去用の低域通過フィルタを不要とした復
調手段を用いて高速応答を可能とした変位検出装置を提
供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に係る変位検出装
置は、機械的変位に対応して起電力を発生する差動トラ
ンスまたは差動コイルを用いた変位検出器と、この変位
検出器に供給される正弦波をディジタルデータに基づい
て発生する正弦波発生手段と、前記変位検出器の出力信
号をリファレンス電圧として使用して前記正弦波の基と
なるディジタルデータをアナログデータに変換するD/
A変換器と、このD/A変換器の出力から順次前記正弦
波の1/2n (n≧3)周期ずつ遅延した2n 個の信号
を得る遅延手段と、この遅延手段により得られる2n
の信号を加算する加算器とを備えたことを特徴としてい
る。
【0007】
【作用】本発明による変位検出装置のD/A変換器を用
いた復調の原理は次の通りである。D/A変換器のデー
タ入力に変位検出器に供給される正弦波と同じ周期の正
弦波情報のディジタルデータを与え、リファレンス入力
に変位検出器からの出力信号を与えると、このD/A変
換器からは、振幅に変位情報を含む正弦波の2乗の波形
が得られる。この正弦波の2乗の波形から、変位検出器
に加えられる正弦波の1/4周期分の遅延を持たせて余
弦波の2乗の波形を得て、これらの正弦波の2乗の波形
と余弦波の2乗の波形を加算すると、変位情報に対応す
る直流出力を得ることができる。
【0008】しかし実際には、変位検出器の出力はきれ
いな正弦波にはならず、高調波成分を含む。したがって
上に述べた復調では、最終的な直流出力に変位検出器に
与えた基本波とその整数倍の周波数の脈流が現れる。変
位検出器のコアが中点から大きく変位している場合に
は、変位検出器の出力の2次以降の高調波成分は小さ
く、あまり問題はない。しかし、コアが中点付近に位置
しているときには、2次以降の高調波分が無視できなく
なる。通常システムのゲインを上げるために2次以降の
高調波も増幅されるから、これにより遅延,加算後の直
流出力に脈流が残ってしまう。
【0009】そこで本発明では、D/A変換器で正弦波
の2乗の波形を作った後に、遅延手段によって1/2n
(n≧3)周期ずつ順次位相が遅延した2n 個の信号を
得て、これら2n 個の信号を加算して直流出力を得る。
具体的には例えば、1/8周期ずつ順次位相が遅延した
8個の信号を得て、これら8個の信号を加算して直流出
力を得る。この時遅延および加算の処理部分は、基本波
から7倍の周波数までをカットできるくし形フィルタと
なる。これにより、脈流を低減した直流出力を得ること
ができ、正確な変位計測が可能になる。また本発明で
は、従来のように出力端子に大きな時定数を持つフィル
タを設ける必要がなくなり、高速の変位検出が可能にな
る。
【0010】
【実施例】以下、図面を参照しながら本発明の実施例を
説明する。図1は、本発明の一実施例に係る変位検出装
置の基本構成を示すブロック図である。正弦波発生部1
1は、互いに逆相の正弦波sin(ωt),−sin
(ωt)を発生するもので、これらが差動トランス型ま
たは差動コイル型の変位検出器12の両端に印加され
る。正弦波発生部11は、データ生成部14で生成され
る正弦波発生用のディジタルデータに基づいて、上述の
アナログ正弦波を発生する。データ生成部14は、発生
する正弦波の周波数より高い周波数で発振する発振器1
5の出力で動作して、検出に必要な周波数の正弦波デー
タを発生する。
【0011】変位検出器12の中点出力は交流増幅器1
3により増幅されて、これがリファレンス電圧としてD
/A変換器16に与えられる。D/A変換器16と後続
する遅延回路17および加算器18の部分は、復調回路
を構成している。D/A変換器16は、増幅器出力をリ
ファレンス電圧として、データ生成部14で得られる正
弦波データをD/A変換する。この正弦波データは、変
位検出器印加用の正弦波の基であるので、増幅器出力と
同一周波数,同一位相である。したがってD/A変換器
16の出力は、振幅に変位検出器12で得られる変位情
報を含む正弦波の2乗の関数となる。
【0012】遅延回路17は、D/A変換器16により
得られる出力信号から、順次1/8周期ずつ位相遅延し
た7個の信号(D/A変換器出力を含めると、8個の信
号)を得るものである。こうして得られた1/8周期ず
つ遅延した8個の信号は、加算器18により加算され
る。実際には加算結果は1/4分圧され、これにより、
測定すべき変位量に対応した直流出力が得られる。
【0013】この実施例の装置の復調動作を、式を用い
て説明すれば、次のようになる。変位検出器12に加え
られる正弦波をsin(ωt),−sin(ωt)と
し、変位検出器出力を交流増幅器13で増幅した出力を
k・sin(ωt)とする。kが測定すべき変位情報で
ある。D/A変換器16には、k・sin(ωt)をリ
ファレンス電圧として、データ入力に変位検出器12に
加える正弦波と同じ周期の正弦波に対応するディジタル
データが与えられるから、その出力V1は、次式のよう
に変位情報kを振幅とする正弦波の2乗の波形となる。
【0014】
【数1】V1=k・sin2 (ωt)
【0015】更にこの出力V1を遅延回路17によっ
て、原正弦波の1/8周期ずつ遅延させると、得られる
信号V2〜V8は、次式のようになる。
【0016】
【数2】V2=k・sin2 (ωt−π/4) V3=k・sin2 (ωt−π/2) =k・cos2 (ωt) V4=k・sin2 (ωt−3π/4) =k・cos2 (ωt−π/4) V5=k・sin2 (ωt−π) V6=k・sin2 (ωt−5π/4) V7=k・sin2 (ωt−3π/2) =k・cos2 (ωt−π) V8=k・sin2 (ωt−7π/4) =k・cos2 (ωt−5π/4)
【0017】こうして得られる信号V1 〜V8を加算し
て1/4にすると、出力信号V0は、次式のように変位
情報kの直流出力となる。
【0018】
【数3】 V0=(V1+V2+V3+V4+V5+V6+V7+V8)/4 =k/4・{sin2 (ωt)+cos2 (ωt) +sin2 (ωt−π/4)+cos2 (ωt−π/4) +sin2 (ωt−5π/4)+cos2 (ωt−5π/4)} =k
【0019】この実施例の回路構成による周波数応答
は、図5に示すようになる。これは基本波から7倍の周
波数までカットできるくし形フィルタ特性になってい
る。出力信号に残存する脈流は、基本波以上の周波数で
はほとんどが基本波の整数倍の周波数成分であるから、
この実施例によれば、特に変位検出器のコアが中央付近
にあるときに問題となる高調波が取り除かれて、正確な
変位量計測ができることになる。
【0020】前述のように、D/A変換器から得られる
正弦波の2乗の波形から、変位検出器に加えられる正弦
波の1/22 (=1/4)周期分の遅延を持たせて余弦
波の2乗の波形を得て、これらの正弦波の2乗の波形と
余弦波の2乗の波形を加算することで原理的に変位情報
に対応する直流出力を得ることができる。参考までにこ
の基本的な復調方式を用いた場合の周波数応答を図5に
対応させて示すと、図7に示すようになる。この方式で
は、入力波形が歪んでいる場合に、基本波やその3倍,
4倍の周波数の信号が現れるため、小さな脈流が残存す
るのである。
【0021】図2は、図1をより具体化した実施例の回
路構成である。この実施例では、データ生成部14が、
発振器15の出力を計数するカウンタ21と、その計数
出力でアクセスされる二つの読出し専用メモリ(RO
M)22,24とで構成されている。正弦波発生部11
は、ROM22の出力をアナログ信号に変換するD/A
変換器23と、得られたアナログ信号の高周波成分を除
去する低域通過フィルタ25と、このフィルタ出力を反
転させて逆相の信号を得る反転アンプ26とにより構成
されている。
【0022】発振器15は、変位検出器12に供給され
る正弦波の周波数(f0 とする)より十分に高い周波数
(fckとする)のシステムクロックを発生する。カウン
タ21はこのシステムクロックを計数しながら、ROM
22,24のアドレスをインクリメントする。ROM2
2,24には予め、システムクロック周波数を正弦波周
波数で割った数(fck/f0 )のアドレスに一連の正弦
波データが書き込まれている。従ってカウンタ21の出
力でアクセスされると、正弦波を発生させるに必要なデ
ータが順次出力されることになる。
【0023】D/A変換器23はROM22のディジタ
ル出力である正弦波データをアナログ電圧に変換して、
変位検出器12に供給する正弦波を発生する。D/A変
換器23の出力にはシステムクロックの高周波成分が乗
っているので、低域通過フィルタ25によりこれを除去
してきれいな正弦波波形を得ている。こうして得られた
正弦波は変位検出器12の一端に印加され、また反転ア
ンプ26を通して逆相の正弦波を得てこれが変位検出器
12の他端に印加される。
【0024】変位情報kを持つ増幅器出力をリファレン
ス電圧とするD/A変換器16は、ROM24の出力デ
ータをアナログ電圧に変換する。リファレンス電圧が正
弦波であり、データ入力電圧が同一位相,同一周波数の
正弦波データであれば、D/A変換器16の出力V1は
正弦波の2乗となる。但し実際には変位検出器12の入
出力間にはその特性上固有の位相差がある。従ってこの
位相差を補正するように、ROM24の正弦波データと
ROM22の正弦波データとの間には予め位相差を与え
ておく。
【0025】遅延回路17は、D/A変換器16の出力
に対して、8段の遅延要素を縦続接続して、1/8周期
ずつ順次遅延した8個の信号V1〜V8を得る。図1で
は、V1にはD/A変換器16の出力をそのまま用い
て、7段の遅延要素でV2〜V8を得ているが、8個の
信号の位相差が問題であるのでこれは本質的な相違では
ない。
【0026】遅延回路17は例えば、8段のサンプルホ
ールド回路を用いて構成することができる。その具体回
路例を2段分について図3に示す。サンプルホールド用
クロックとして、正弦波の周波数f0 の8倍の周波数8
×f0 が用いられる。INVはこのクロックを反転する
インバータである。初段のサンプルホールド回路31の
前半部は、アナログスイッチS1,コンデンサC1およ
びバッファB1からなり、スイッチS1のオン期間にア
ナログ入力即ちD/A変換器16の出力によりコンデン
サC1が充電される。このサンプルホールド回路31の
後半部は、アナログスイッチS2,コンデンサC2およ
びバッファB2からなり、スイッチS2のオン期間にバ
ッファB1の出力によりコンデンサC2が充電される。
続くサンプルホールド回路32も同様に、前半部はアナ
ログスイッチS3,コンデンサC3およびバッファB3
により構成され、後半部はアナログスイッチS4,コン
デンサC4およびバッファB4により構成されている。
【0027】初段のサンプルホールド回路31には、入
力に対して8×f0 のサンプリングクロックの1クロッ
ク分(f0 の1/8周期分)遅延した出力が得られ、2
段目のサンプルホールド回路32には更に1クロック分
遅延した出力が得られる。このようにして、原正弦波の
1/8周期ずつ順次遅延した8個の信号を得て、これら
を加算器18により加算する。これにより、変位情報k
に対応する直流出力V0が得られる。
【0028】加算器18から得られる変位情報kに対応
する直流出力V0には、周波数8×f0 のサンプルクロ
ックによる高周波成分が乗る。従ってこの実施例では、
加算器18の出力にこの高周波分を除去するために、カ
ットオフ周波数がf0 程度の低域通過フィルタ19が設
けられている。この実施例の復調回路部の動作波形を図
4に示す。
【0029】この実施例によれば、最終出力端子に低域
通過フィルタ19を設けているため、8×f0 なる周波
数成分はかなり低減される。例えば、低域通過フィルタ
19のコーナー周波数が基本波の半分とすると、−24
dBの減衰となる。図6は、低域通過フィルタ19を入
れたこの実施例の装置での周波数応答を、図5に対応さ
せて示す。基本波の8倍の周波数成分は、もともと次数
が高く脈流レベルが低いので、出力では十分問題になら
ないレベルとなる。従来例のような時定数の大きな低域
通過フィルタを用いる場合と異なり、高速性能を低下さ
せる事なく、変位検出器の全変位に渡って直流出力を得
ることができる。
【0030】実施例では、1/8周期ずつ遅延した8個
の信号の加算により直流出力を得ているが、一般に1/
n (n≧3)周期ずつ遅延した2n 個の信号の加算を
行うようにすることができる。実施例と同様の回路構成
法で例えば1/16周期ずつ遅延した16個の信号を得
ようとすると、遅延回路および加算回路部が複雑になる
が、この部分をディジタル的に処理すれば、それほどの
大規模化をもたらすことなく実現できる。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、差
動トランスや差動コイルを用いた変位検出装置におい
て、復調回路にD/A変換器と遅延回路を用い、D/A
変換器で正弦波の2乗の波形を作った後に、遅延手段に
よってその2乗波形の1/2n (n≧3)周期ずつ順次
位相が遅延した2n 個の信号を得て、これら2n 個の信
号を加算して直流出力を得るようにしており、これによ
り正確かつ高速の変位計測が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例に係る変位検出装置の構成
を示すブロック図である。
【図2】 図1の構成をより具体化した実施例の構成を
示すブロック図である。
【図3】 遅延回路の構成例を示す図である。
【図4】 実施例の復調回路部の動作波形図である。
【図5】 図1の基本構成の周波数応答を示す図であ
る。
【図6】 図2の実施例の周波数応答を示す図である。
【図7】 参考例の周波数応答を示す図である。
【図8】 従来の変位検出装置の構成を示す図である。
【符号の説明】
11…正弦波発生部、12…変位検出器、13…交流増
幅器、14…データ生成部、15…発振器、16…D/
A変換器、17…遅延回路、18…加算器、19…低域
通過フィルタ、21…カウンタ、22,24…ROM、
23…D/A変換器、25…低域通過フィルタ、26…
反転アンプ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 機械的変位に対応して起電力を発生する
    差動トランスまたは差動コイルを用いた変位検出器と、 この変位検出器に供給される正弦波をディジタルデータ
    に基づいて発生する正弦波発生手段と、 前記変位検出器の出力信号をリファレンス電圧として使
    用して、前記正弦波の基となるディジタルデータをアナ
    ログデータに変換するD/A変換器と、 このD/A変換器の出力から順次前記正弦波の1/2n
    (n≧3)周期ずつ遅延した2n 個の信号を得る遅延手
    段と、 この遅延手段により得られる2n 個の信号を加算する加
    算器と、を備えたことを特徴とする変位検出装置。
JP8402193A 1993-03-18 1993-03-18 変位検出装置 Pending JPH06273191A (ja)

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