JPS6352188A - フオント格納方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、フォント格納方式に関するものであり、特に
フォントのビットマツプを効果的に格納するフォント格
納方式に関するものである。

（従来の技術） 従来のフォントの格納方式は、１個１個のフォント（文
字）を正方形のビット列により構成し、これらをフォン
トメモリに格納して使用していた。

この場合、文字の形状にかかわらず、全ての文字を、前
記正方形のビット列で構成していた。

例えば、第１図に示されている「山」、第３、第５図に
示されている「−」、「上」等の単純な文字に対しても
、画数の多い複雑な文字と同様に、１６ビツトｘ１６−
２５６ビツト（−３２バイト）の正方形のビット情報で
記憶させていた。

（発明が解決しようとする問題点） 上記した従来技術は、次のような問題点を有していた。

従来のフォント格納方式では、文字の形状にかかわらず
、全ての文字に対して同一の格納容量か必要であるため
、漢字のように何千語という大量の文字を格納するには
、大容量のフォントメモリを必要とするという問題があ
った。

本発明の目的は、前記した従来技術の問題点を除去し、
文字の形状的特徴を考慮に入れて文字データをフォント
メモリに格納することにより、該フォントメモリの容量
を低減し、ひいては装置のコストの低減を図ることにあ
る。

（問題点を解決するための手段および作用）前記の問題
点を解決するために、本発明は、文字パターンをフォン
トメモリから取出してプリントするプリンタのフォント
格納方式において、各文字パターンをその形状的特徴に
より、文字の余白部分を減少させるように１個又は複数
個の長方形状格納パターンに分割し、該長方形状格納パ
ターンの個数およびその対角線上の２頂点の座標を制御
情報とし、該長方形状格納パターン内の画情報をビット
情報とし、該制御情報とビット情報をフォントメモリに
格納するようにすることにより、該フォントメモリの容
量を大幅に削減するようにした点に特徴かある。

（実施例） 以下に、本発明の一実施例を、第１図を参照にして説明
する。

本実施例は「山」という漢字に関するものであり、該漢
字がもつ形状的特徴から二つの長方形Ａ。

Ｂに分割されている。すなわち、点ａｌ　　（７，１）
および点ａｚ　　＜Ｂ、Ｂ＞て形成される第１の長方形
Ａと、点ｂｌ　（１，９）および点す、（１４゜１４）
で形成される第２の長方形Ｂに分割されている。

本実施例によれば、該「山」という文字は、第２図に示
されているような制御情報１とビット情報２とで表わさ
れている。該制御情報１は、長方形の個数を表わす２ビ
ツトと、点ａｌ、ａ２゜ｂｌおよびｂ２の座標を表す各
８ビツトから形成されている。また、ビット情報２は各
長方形Ａ。

Ｂの中の画情報をあられす２ｘ８−１６ビツトと、１４
ｘ６−８４ビツトとて表わされている。ここに、前記長
方形の個数を表わす制御情報は、００か１個、０１か２
個、１０か３個、１１が４個を表わすものとする。

第２図に示された制御情報１とビット情報２とはフォン
トメモリに格納され、漢字「山」を表わすことになる。

本実施例によって、「山」という漢字を表わすのに必要
とされる容量は第１表に示されているように合計で１３
４ビツトになる。

第１表 これに対して該漢字を従来の方式で表わすと、１６ｘ１
６−２５６ビツトの容量か必要となる。

したがって、本実施例によれば、約４７．７％のメモリ
容量を削減することかできる。

次に本発明の第２実施例を第３図および第４図を参照し
て説明する。

この実施例は、「−」という漢数字を例にあげたもので
あり、−個の長方形Ｃが割当てられている。この長方形
Ｃの頂点Ｃ１およびＣ２の座標はそれぞ（１，６）およ
び（１４，！？）で表わされている。

したがって、本実施例は第４図に示されているように１
８ビツトの制御情報と４２ビツトのビット情報で表わさ
れ、合計で６０ビツトか必要になる。本実施例によれば
、従来方式に比べて、容量を約７６．６％削減すること
がてきる。

第５図は本発明の第３実施例を示す。この実施例は、「
上」という漢字を例に上げたものであり、２個の長方形
り、Ｈに分割されている。長方形りは頂点ｄｉおよびｄ
２を有し、それぞれは（７゜１）および（１２，１２）
の座標を有する。一方、長方形Ｅは頂点ｅ１およびｅ２
を有し、該頂点の座標はそれぞれ（１，１３）および（
１４，１４）で表わされる。

この実施例では制御情報として３４ビツト、ビット情報
として１００ビツトの容量を必要とする。

すなわち、合計で１３４ビツトのメモリ容量を必要とす
る。

したがって、本実施例によれば、第１実施例と同様に、
約４７．７％の容量削減を行ううことかできる。

以上、３個の文字を例に上げて本発明を説明したが、本
発明によれば、大多数の文字に対して、フォントメモリ
の容量を削減できる。このため、従来方式に比べて、大
幅にフォントメモリの容量を削減することかできる。

（発明の効果） 以上の説明から明かなように、本発明によれば、フォン
トメモリの容量を従来のものに比べて大幅に削減でき、
ひいては装置のコストを大きく低減できるという効果が
ある。

【図面の簡単な説明】

第１図、第３図および第５図それぞれ本発明の第１、第
２および第３実施例の漢字およびそれを分割する長方形
を示す図、第２図および第４図はそれぞれ、第１、第２
実施例の制御情報およびビット情報を示す図である。 １・・・・制御情報、２・・・・ビット情報代理人　弁
理士　平木通人　外１２ 第　　　１　　　ヌ 第　　　３　　　図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）文字パターンをフォントメモリから取出してプリ
   ントするプリンタのフォント格納方式において、各文字
   パターンをその形状的特徴により、文字の余白部分を減
   少させるように１個又は複数個の長方形状格納パターン
   に分割し、該長方形状格納パターンの個数およびその対
   角線上の２頂点の座標を制御情報とし、該長方形状格納
   パターン内の画情報をビット情報とし、該制御情報とビ
   ット情報をフォントメモリに格納するようにしたことを
   特徴とするフォント格納方式。