JPS6373293A - 文字パタ−ン変換方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、文字パターン変換方式に関するものであり、
特に、文字出力を行なう日本語プリンタにおいて、文字
パターン変換要求により文字発生器がシェードをもつ文
字パターンを出力する文字パターン変換方式に関するも
のである。

（従来の技術） 従来の日本語プリンタにおいては、シェードをもつ立体
感のある文字出力の要求があると、文字パターン記憶装
置にあらかじめ備えられているシェードをもった文字パ
ターンを引用して出力していた。

（発明が解決しようとする問題点） このため、シェードをもつ文字パターンを出力するため
には、各文字サイズ毎に、前記のような文字パターンを
記憶装置に備えておく必要があり、シェードをもった文
字パターンのデザインとその蓄積のための容量が必要に
なるという問題があった。

本発明の目的は、前記した従来技術の問題点を除去し、
種々のシェードをもつ文字パターンを文字パターン記憶
装置にもつことなく、容易にシェードをもった文字パタ
ーンを作ることができる文字パターン変換方式を提供す
ることにある。

（問題点を解決するための手段および作用）前記の問題
点を解決するために、本発明は、メモリに転送された文
字パターンから、シェードを付けられる側の輪郭を取り
出し、該輪郭を前記側の方向に任意長シフトさせ、次に
前記輪郭の角部および端部と、前記文字パターンの対応
個所とを結ぶ線上の点を求め、前記文字パターン、前記
シフトされた輪郭、ならびに前記角部および端部と文字
パターンの対応個所とを結ぶ線上の点の論理和を取るこ
とにより、前記文字パターンにシェードを付けるように
した点に特徴がある。

（実施例） 以下に、本発明を実施例を参照して説明する。

第６図は、本発明による文字パターン変換方式の概略の
構成を示す図で、１は元の文字パターンを記憶している
文字パターン記憶装置、２は該文字パターン記憶装置１
から文字パターンを読み出してシェードをもった文字パ
ターンに変換するデータ処理装置、３は該データ処理装
置２で得られたシェードをもった文字パターンを出力さ
せる日本語プリンタをそれぞれ示す。

第７図は前記データ処理装置２の構成の概略図を示し、
該データ処理装置２はＣＰＵ２ａと、メインメモリ２ｂ
とから主に構成されている。

メインメモリ２ｂには、前記文字パターン記憶装置１か
らメインメモリ２ｂのデータ領域に文字パターンの転送
を行ったり、あるいは該データ領域のデータをプリンタ
３へ転送するプログラム■と、前記文字パターン記憶装
置１から転送された来た文字パターンにシェードを付け
る等の文字パターン変換処理を行うプログラム■とが格
納されている。また、メインメモリ２ｂはデータ領域を
有し、このデータ領域は文字パターン変換処理のために
使用される。

次に、前記データ処理装置２で行われる本発明の文字パ
ターン変換方式の一実施例を第１図のフローチャートお
よび第２図を参照して説明する。

文字パターン変換要求があると、データ処理装置２はま
ず、文字パターン記憶装置１から、元になる文字パター
ンをそのデータ領域に読み込む（ステップＳｌ）。この
ときの文字パターンの一例を第２図（ａ）に示す。

なお、以下の説明を分り易くするために、前記データ領
域に第２図（ｂ）に示すような座標を設定する。図の■
の位置を（０，０）とし、右方向へＸ軸、下方向へｙ軸
をとる。例えば、■の位置の座標は（１０，４）となる
。

再び、第１図のフローチャートに戻って説明する。前記
ステップＳ１により、元になる文字パターン、例えば「
上」という漢字がデータ領域に読み込まれると、次に、
該文字パターンでオン（黒くなっている所）となってい
る座標を（ｘ、　　ｙ）として、（ｘ＋１．ｙ）あるい
は（ｘ、　　ｙ−１）がオフとなっているような点（白
になっている点）を求める（ステップＳ２）。第２図の
例では、この点は同図（Ｃ）に示されているような、前
記文字パターンの輪郭の一部を示す。

次に、この点を（Ｘ＋α、ｙ−α）（ただし、αは正の
数）だけシフトする（ステップＳ３）。

例えば、α−５とした場合には、第２図（ｄ）のように
なる。

次いで、第２図（ｄ）でオン（黒）となっている座標を
（ｘ、　　ｙ）として、（ｘ＋１．ｙ＋１）。

（ｘ、ｙ＋１）、（ｘ−１，ｙ＋１）、（ｘ＋１゜ｙ）
　、　　（ｘ−１，ｙ）　、　　（ｘ＋１．　　ｙ−１
）　。

（ｘ、　　ｙ−１）、および（ｘ−１，ｙ−１）の８つ
の点、すなわち、点（ｘ、　　ｙ）の周囲の８個の点で
、 （１）オンとなっている点が１個又は０個の点（ｘ、　
　ｙ）　・ （２）　　（ｘ−１，’ｙ）および（ｘ、ｙ＋１）が共
にオンとなっている点（Ｘ、　　Ｙ）、（３）　　（ｘ
、　　ｙ−１）および（ｘ＋１．ｙ）が共にオンとなっ
てい点（ｘ、　　ｙ）、 を求める（ステップＳ４）。上記の条件（１）を満す点
をＰｌ、条件（２）を満す点をＰｌおよび条件（３）を
満す点をＰ３とすると、これらの点は第２図（ｅ）に示
されているような前記輪郭の角部と端部を表すことにな
る。　・ 次に、上記の各点ｐｘ、ｐ２およびＰ３を（Ｘ−β、ｙ
＋β）（ただし、β−１，２，３゜・・・・・・、α−
１）の各点にシフトする（ステップＳ５）。このように
して得られた各点を描くと、第３図（ｆ）のようになる
。続いて、第３図（ａ）（ｄ）（ｆ）の論理和をとる（
ステップＳ６）。

そうすると、第３図（ｇ）に示されているようなシェー
ドをもつ文字パターンが得られる。

最後に、該シェードが付けられた文字パターンをプリン
タへ転送する（ステップＳ７）。

以上のように、本実施例の文字パターン変換方式によれ
ば、従来装置のようにシェードをもつ文字パターンを用
意しておかなくとも、簡単に作成することができる。

上記の実施例では、ステップＳ３におけるαを５に選択
したが、この値を変えてもよい。αの値を変えると、第
３図に示すように、シェードの長さを変えることができ
る。

また、前記ステップＳ２の条件、ステップＳ３゜Ｓ５の
α、βの符号を変えると、第３図のような右上方向への
シェードだけでなく、第４図に示されているように右下
、左上あるいは左下と任意の方向にシェードを伸ばすこ
とができる。

さらに、シェードを伸ばす角度も、第３図、第４図のよ
うな４５°に限られるものでなく、ステップＳ３の（Ｘ
＋α、ｙ−α）を（Ｘ＋α。

ｙ−γ）（ただし、α≠γ）とすることにより、第５図
のように任意の角度にすることができる。

（発明の効果） 本発明によれば、シェードのない文字パターンに自由に
シェードを付けることができるので、種々のシェードを
付けた文字パターンを文字パターン記憶装置の中に記憶
させておく必要がない。このため、文字パターン記憶装
置の容量を大幅に低減できる。

また、文字パターンに任意のシェードを付けることがで
き、文字の表示効果を高めることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例のフローチャート、第２図は
該実施例の文字パターン変換過程を示す説明図、第３．
４．５図はそれぞれ本発明の変形によって得られる文字
パターンを示す図、第６図は本発明のハード構成の概念
図、第７図は第６図のデータ処理装置のハード構成の概
略図を示す。 １・・・文字パターン記憶装置、２・・・データ処理装
置、３・・・プリンタ 代理人　弁理士　平木通人　外１名 第　　　ｌ　　ｆ２ Ｍ　２　図（五の３） 第　　５　　図 第　　６　図 第７図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）メモリに転送された文字パターンから、シェード
   を付けられる側の輪郭を取り出し、該輪郭を前記側の任
   意の方向に任意長シフトさせ、次に前記輪郭の角部およ
   び端部と、前記文字パターンの対応個所とを結ぶ線上の
   点を求め、前記文字パターン、前記シフトされた輪郭、
   ならびに前記シフトされた輪郭の角部および端部と文字
   パターンの対応個所を結ぶ線上の点の論理和を取ること
   により、前記文字パターンにシェードを付けるようにし
   たことを特徴とする文字パターン変換方式。