JPS6350721A - 光学式変位検出器 - Google Patents

光学式変位検出器

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JPS6350721A
JPS6350721A JP19418386A JP19418386A JPS6350721A JP S6350721 A JPS6350721 A JP S6350721A JP 19418386 A JP19418386 A JP 19418386A JP 19418386 A JP19418386 A JP 19418386A JP S6350721 A JPS6350721 A JP S6350721A
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pitch
displacement detector
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Mitsutoyo Kiko Co Ltd
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Mitsutoyo Kiko Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野] 本発明は、光学式変位検出器に係り、特に、二つの部材
の相対位置を、光学的な格子の形成されたメインスケー
ルと対応する光学的な格子を形成したインデックススケ
ールとの相対変位によって生ずる光電変操信号の変化か
ら検出づ“る光学式変位検出器の改良に関するものであ
る。
【従来の技術1 工作機械の工具の送り旦などを測定するために、第8図
に示す如く、相対移動する部材の一方に第1の格子16
を設けたメインスケール14を固定し、他方の部材に、
第2の格子20を設けたインデックススケール18、例
えば光mio及びコリメータレンズ12から構成される
照明手段及び例えば受光索子22から構成される充電変
換手段を有するスライダを固定して、第1の格子16と
第2の格子20との相対移動によって生ずる光量変化を
光電変換し、得られた信号を付属する計数回路でパルス
化して計数することにより変位量を測定する光学式変位
測定装置が普及している。 このような測定装置においては、例えばインデックスス
ケール18に設けられた第2の格子22は、第8図に示
した如く、位相0” 、90’ 、180°、270”
の区分けが施されており、プリアンプ24A、24Bで
差動増幅することによって、インデックススケール18
のX方向への変位に対応して、はぼA sinθ、AC
O3θで近似できる2相の検出信号が得られるようにさ
れている。 このような測定装置においては、加工技術の高度化と共
に、測定分解能をより細分化することが要求されており
、メインスケール14の第1の格子16の格子ピッチP
が小さくなりつつある。従来、格子ピッチPは20μm
程度であったが、最近は10μm以下の仕様が要求され
ている。 【発明が解決しようとする問題点) しかしながら、メインスケール14の第1の格子16の
格子ピッチPが小さくなると共に、次のような問題点が
生じてきた、 即ら、Iff IM i計上メインスケール14とイン
デックススケール18との間隔りの絶対値及びその許容
される変動幅はある程度以上である必要があるが、格子
ピッチPが小さい場合にその条件を満たすためには、光
′FA10からの照明光をできるだけ良好な平行光線と
するための、高精度で焦点距離の長いコリメータレンズ
12が必要である。従って、検出器が大型化してしまう
。 一方、高精度のコリメータレンズ12を用いることな(
間隔9を大きくできる検出器として、英国特許出願第4
4522/74号が提案されている。しかしながら、こ
の場合は三枚の格子が必要であることから、特に透過型
の検出器には適用が困難であるという間、頂点がある。 又、インデックススケール18に形成する第2の格子2
00格子ピツチ及び位相の区分けの問題もある。即ち、
第2の格子20は、第8図の例では4個に区分けされて
いるが、上下の区分けの偏差δの粘度を考察すると、第
1の格子16の格子ピッチが8μmの場合、第2の格子
20のピッチも8μmであるとすると、検出信号の位相
差として90°±10°の精度を得るには、微小な格子
ピッチで且つ偏差δは(2±0.2)μmに設定する必
要がある。従って、高度な加工技術が必要となり、イン
デックススケール18の歩留まりも悪化してコスト高を
招く。 【発明の目的】 本発明は、前記従来の問題点を解消するべくなされたも
ので、高精度で焦点距離の長いコリメータレンズを用い
る必要がなく、インデックススケールの加工も容易な光
学式変位検出器を提供することを目的とする。 [問題点を解決するための手段] 本発明は、光学式変位検出器において、コリメータレン
ズを介さずメインスケールを照明する拡散光源と、該拡
散光源からの間隔がUである位置に配置された、格子ピ
ッチPの第1の格子が形成されたメインスケールと、前
記第1の格子からの間隔がVである位置に配置された、
格子ピッチq−(υ+V )P/uの第2の格子が形成
されたインデックススケールと、前記両スケールが相対
移動したときの、拡散光源による第1の格子の形象と第
2の格子との重なり合いによる光量変化を光電変換する
受光素子とを含むことにより、前記目的を達成したもの
である。 又、本発明の実施態様は、前記拡散光源を点光源とした
ものである。 又、本発明の実施態様は、更に、前記点光源をレーザダ
イオードとしたものである。 又、本発明の他の実施態様は、前記点光源を、レーザダ
イオードの発光部前面に半球レンズを配置したものとし
たものである。 又、本発明の他の実施態様は、前記拡散光源を、第1の
格子の格子幅方向に配向された線光源としたものである
。 又、本発明の実施態様は、前記間隔■を、光学系の光の
感度スペクトルの平均値での波長をλとして、 v >unP2/ (λu −n p’ )(nはλt
J /P2以下の自然数)としたものである。 [作用] まず、本発明の検出原理を簡略に説明する。 第1図に示す如く、格子ピッチPの第1の格子16の前
に、間隔Uを隔てて拡散光源(例えば点光源)30を配
置する。すると、第1の格子16から間隔■を隔てた影
像面Sには、直観的には第1の格子16の拡大された影
が形成される。ところが実際には、回折の効果により影
の形状は様々に変化する。 簡単のため、第1の格子16の光の振幅透過率「 (×
)を次式で表し、p rinciples of  ○
ptiCs、  5th e+Iition(MAX 
 BORN  &  EMI L  WOL F 、 
Pergamon press、 1980)の第38
3頁にあるフレネル回折の理論を用いて、間隔Vの影像
面Sでの影像分布9 〈x)を計口した結果を以下に示
す。 f(x ) −1+cos  (2πx /P) = 
(1)ここで、拡散光源30の発光スペクトル及び受光
素子の波長感度を考慮した、この光学系にお1ノる光の
スペクトルの平均値における波長をλとおき、nを自然
rl!(1以上の整数)とする。 まず間隔Vが、次の(2)式で表されるvl(rl)と
ほぼ等しいとぎには、比例定数を除いて、次の(3)式
に示す関係が成立する。 ■夕v 1(n ) −u  (n −0,5) P2 /(λLl−(n−0,5)P2)−・−(2>g(×
)三91 (x ) 瓢4+cos[4πII  X /((u+v)P)]   ・・・・・・ (3)一方
、間隔Vが、次の(4)式で表される■2(n)にほぼ
等しいときには、比例定数を除いて、次の(5)式の関
係が成立する。 v hv 2 (n ) −unP’/(λu−nP2)  ・・−・−(4)9
(×)ヨ(+2 (X ) =1+ cos[2πu x /((u+v)P)]  ・・・・・・(5)(2)式
及び(3)式から、間隔UがV 1 (n )近傍の影
像面Sには、格子ピッチqが(U +V )P/(21
1>の第2の格子を配置することによって検出信号を得
ることができることがわかる。この影像は、直観的な影
像に対して格子ピッチが1/2であり、第1の格子16
が1ピッチP変位すると、検出信号は2ピッチ分変化す
るという大きな特徴がある。 一方、(4)式及び(5)式からは、間隔VがV 2 
(n )近傍の影像面Sには、格子ピッチqが(u +
v ) P/uの第2の格子を配置することにより、検
出信号を10ることがでさ−ることがわかる。 この影像は直観的な影像に対応するので、第1の格子1
6の1ピツチPの変位によって、検出信号ち1ピッチ分
変化する。 これまでは、拡散光源30、特に点光源として、発光部
が小さく且つ出力の大ぎなものがなかったこと、又、格
子ピッチPが大ぎい場合には必要性が少なかったことな
どによって、本発明に係るような検出器が深く検討され
たことはなかった。ところが、点光源として理想的であ
るレーザダイオードのコストダウン及び格子ピッチPの
微小化に伴う問題点の克服の必要性などの技術的背景の
変化によって、本願の発明者が検討した結果、助出(3
)式及び(5)式を導出し、前記のような検出器の実用
性を確認したものである。 本発明は、このような研究結果に基づいてなされたもの
で、第1の格子の格子ピッチをP、第2の格子の格子ビ
ツヂqを(u+v )P/u  <uは拡散光源と第1
の格子の間隔、■は第1の格子と第2の格子の間隔)と
し、前記第1の格子が形成されたメインスケールを、コ
リメータレンズを介することなく拡散光源で照明して、
第1(8子の影像と第2格子との重なり合いによる光量
変化を光電変換するようにしている。従って、高精度で
焦点距離の長いコリメータレンズを用いる必要がなく、
しかも、インデックススケールの加工が容易となる。 (実施例) 以下図面を参照して、本発明の実施例を詳細に説明する
。 本発明の第1実施例は、前出(4)式及び(5)式の関
係を用いたもので、第2図に示す如く、コリメータレン
ズを介さずメインスケール14を照明するレーザダイオ
ード32と、該レーザダイオード32かうの間隔がUで
ある位置に配置された、縦縞状目盛からなる格子ピッチ
Pの第1の格子16が形成されたメインスケール14と
、前記第1の格子16からの間隔がVである位置に配置
された、格子ピッチqの第2の格子20が形成されたイ
ンデックススケール18と、前記両スケール14.18
が相対移動したときの、レーザダイオード32による第
1の格子16の影像と第2の格子20との重なり合いに
よる光は変化を光電変換する、位相がそれぞれO’ 、
90” とされた2四の受光素子22A、22Bと、該
受光水子22A、22Bの出力をそれぞれ増幅するプリ
アンプ24Δ、24Bとから構成されている。 前記レーザダイオード32としては、発光部のサイズが
数μm角程度、波長λが約0.78μIllのレーザダ
イオード(例えば日立製作所のトIL−7801Eなど
)を用いることができる。 前記第1の格子16と第2の格子20の間隔■及び前記
第2の格子20の格子ピッチqは、次式の関係を満足す
るようにされている。 v yunP ’ / ’(λu −n P2)=−−
<6)q −(u +v ) P/u・・・・・・(7
)ここで、nは、λLl / P ’以下の自然数であ
る。 具体的には、n−30とし、U、Vを共に約4゜9nに
設定し、第1の格子の格子ピッチPを8μ泪とした場合
、第2の格子20の格子ピッチ(1は、(7)式の関係
から16μmでよい、最終的には、レーザダイオード3
2やインデックススケール18の位置を微調整して、良
好な信号が得られるようにすればよい。又、間隔■の変
動の許容値は、を勺±0.1P2/λである。 一方、位相のずれた信号を(qるために(Q差δを1ス
て区分された第2の格子20の偏差δについては、位相
差として90°±10°を(qるためには、16子ビツ
ヂqが16μmであるため、偏差δは(4±0.4)μ
mでよい。従って、従来の検出器に比べて、第2の格子
20は格子ピッチ、(q差共2倍となり、製作が容易に
なることがわかる。 又、メインスケール14が変位する場合の間隔U1Vの
変動によって生ずる第2の格子20のピッチqと影像の
ピッチとのずれによる影響は、受光索子22△、22B
のX方向の幅を小ざくすることで回避できる。 この実施例の構成では、メインスケール14がX方向に
変位することによって、プリアンプ24△、24Bから
は、ピッチt−Bμmの2相の検出信号が1;1られる
。即ち、t−Pである。 前記第1実施例においては、レーザダイオード32をそ
のまま点光源として使用していたが、点光源の種類はこ
れに限定されず、例えば第3図に示す第2実施例のよう
に、レーザダイオード32の発光部の前面に、直径が5
0Q uIll稈度の微小半球レンズ34を設りたもの
を使用することも可能である。この場合には、レーザダ
イオード32からの照明光の発散角が抑制されて、受光
効率が改善される。更に、点光源として、レーザダイオ
ードと発光ダイオードとの中間的形態にある高出力発光
ダイオードなどを使用することもできる。 次に本発明の第3実施例を詳細に説明する。 この第3実施例は、第4図に示す如く、拡散光源として
、第1の格子16の格子幅方向に配向された、例えばス
リット状発光ダイオードからなる線光源40を用いたも
のである。他の点については、受光索子22△、22B
、22C,22Dが位相0” 、180” 、900.
2700で4個段けられている点を除き、前記第1実施
例と同様であるので説明を省略する。 光源として一般の発光ダイオードを用いた場合、点光源
とするために発光部を単に小さくずろと発光出力が減少
して、プリアンプの増幅度を大きくしなければならずS
N比が悪化する。そのためこの第3実施例では、点光源
ではなく線光源として用いている。 前記線光源40としては、出願人が既に提案している、
第5図及び第6図に示すような、発光部112がスリッ
ト状の発光ダイオードを用いることができる。この発光
ダイオードは、例えばN型GaASの基板44に、幅〜
■が約50ulX長さしが約400μmのスリット状に
PIGa ASを拡散形成し、下面には電極膜46を、
上面には絶縁膜48を介して電極膜46な蒸着したもの
となっている。50はリード線である。このようなブ〉
光ダイオードはスリット状に発光するため、全体として
出力は減少せず、線光源として好適である。 このようにして、発光ダイオードのスリット状光光部4
2の長手方向をメインスケール14の第1の格子16の
格子幅方向に配向ずろことで、格子幅方向には線光源で
あっても、格子のX方向に(ユ点光源となり、実質的に
点光源として作用する。 なお、1)0記実施例においては、いずれも本発明が透
過型検出器に適応されていたが、本発明の通用範囲はこ
れに限定されす、例えば第7図に示す第4実施例の如く
、反則型の検出器にも同様に適用することができる。 又、前記実施例においては、本発明がいずれも、第2の
格子が区分して2個以上設けられた直線変位検出器に適
用されていたが、本発明の適用範囲はこれに限定されず
、第2の格子に区分のないモアレ墳方式の検出器や回転
度(つ検出器(ロータリエンコーダ)にも同様に適用す
ることができる。
【発明の効果】
以上説明したと、おり、本発明によれば、爪光J、つ又
は線光源をそのまま拡散光源として用いることができ、
高精j哀なコリメータレンズを用いる必要がない。又、
インデックススケールのピッチが従来よりも大きくでき
るため、インデックススケールの製造が容易となる等の
優れた効果を+iする。
【図面の簡単な説明】 第1図は、本発明の検出原理をシ1明するための線図、
第2図は、本発明に係る光学式変位検出器の第1実施例
の構成を説明するための(りi面図、第3図は、同じく
第2実施例の構成を説明するための要部断面図、第4図
は、同じく第3実施例の構成を説明するための斜視図、
第5図は、前記第3実b’&例で用いられている線光S
〕;:のB、X成を説明するための正面図、第6図は、
第5図のVl −Vl線に沿う横断面図、第7図は、本
発明の第4実旅例の構成を説明するための断面図、第8
図は、従来の光学式変位検出器の一例の構成を示す斜視
図である。 14・・・メインスケール、 16・・・第1の格子、 18・・・インデックススケール、 20・・・第2の格子、 22.22△、22B、22C122D・−・受光床イ
、 P、Q・・・格子ピッチ、 U、V・・・間隔、 30・・・拡散光源、 32・・・レーザダイオード、 34・・・半球レンズ、 40・・・線光源。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)コリメータレンズを介さずメインスケールを照明
    する拡散光源と、 該拡散光源からの間隔がuである位置に配置された、格
    子ピッチPの第1の格子が形成されたメインスケールと
    、 前記第1の格子からの間隔がvである位置に配置された
    、格子ピッチq=(u+v)P/uの第2の格子が形成
    されたインデックススケールと、前記両スケールが相対
    移動したときの、拡散光源による第1の格子の影像と第
    2の格子との重なり合いによる光量変化を光電変換する
    受光素子と、を含むことを特徴とする光学式変位検出器
  2. (2)前記拡散光源が、点光源とされている特許請求の
    範囲第1項記載の光学式変位検出器。
  3. (3)前記点光源が、レーザダイオードとされている特
    許請求の範囲第2項記載の光学式変位検出器。
  4. (4)前記点光源が、レーザダイオードの発光部前面に
    半球レンズを配置したものとされている特許請求の範囲
    第2項記載の光学式変位検出器。
  5. (5)前記拡散光源が、第1の格子の格子幅方向に配向
    された線光源とされている特許請求の範囲第1項記載の
    光学式変位検出器。
  6. (6)前記間隔vが、光学系の光の感度スペクトルの平
    均値での波長をλとして、 v≒unP^2/(λu−nP^2) (nはλu/P^2以下の自然数)とされている特許請
    求の範囲第1項記載の光学式変位検出器。
JP19418386A 1986-08-15 1986-08-20 光学式変位検出器 Granted JPS6350721A (ja)

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