JPS6350412Y2 - - Google Patents

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JPS6350412Y2
JPS6350412Y2 JP82683U JP82683U JPS6350412Y2 JP S6350412 Y2 JPS6350412 Y2 JP S6350412Y2 JP 82683 U JP82683 U JP 82683U JP 82683 U JP82683 U JP 82683U JP S6350412 Y2 JPS6350412 Y2 JP S6350412Y2
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JP
Japan
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rotating body
body case
air
air intake
center line
Prior art date
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Expired
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JP82683U
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English (en)
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JPS59107016U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は内燃機関で駆動される回転機械の回転
体ケースに関する。
第1図は従来の内燃機関で駆動される回転機械
(この場合は発電機)を示す断面図である。図に
おいて、1は内燃機関のクランク軸と回転機械の
回転軸を一体とした軸であり、軸受2,3,4で
支持されているが、同軸1は一体でなくても適宜
分割して結合してもよく、また軸受2の省略も可
能である。フライホイール5は軸1に回転体6と
共にナツト7で締付けられている。8は回転体ケ
ース9の数個所に設けられた冷却空気取入口であ
る。また回転体ケース9と固定子16を介して図
示せぬボルト等で固定されたケース17の端面に
は冷却空気取入口10が数個所設けられている。
フライホイール5の両面には羽根11及び12を
有している。13は仕切板で適当な方法により回
転体ケース9に固定されている。14は羽根1
1,12に相対する位置に回転体ケース9の外周
に全周にわたつて設けられた排風口、15は導風
板である。
冷却空気取入口8より入つた空気はa,b,c
の矢印で示した順に流れシリンダを冷却する。ま
た回転機械の冷却は、羽根12が遠心フアンの作
用を行うため、空気を取入口10より吸引し、
a′,b′,c′のように流れることにより冷却する。
しかし上記のものには次の欠点がある。
回転体ケース9はクランクケース18にボルト
(図示せず)等により固定されると共に、導風板
15の下端を固定している。即ち、導風板15は
回転体ケース9とは別体となつていると共に、上
端をシリンダヘツド19に下端を回転体ケース9
に夫々ボルト等で固定されているため、部品点数
が多く、従つて組立工数が多い。また、導風板1
5の内面に冷却風を導くフイン20(2点鎖線で
示す)を追加すると、さらに上記の問題が大きく
なる。
また、排風口14が回転体ケース9の上半分の
外周に形成されるので、雨水等が浸入する問題が
ある。
本考案の目的は上記欠点を排除した回転体ケー
スを提供することであり、その特徴とするところ
は、空冷内燃機関のクランク軸に直結されて駆動
される発電機等の回転機械において、同回転機械
を装着する回転体ケースの上方部に機関のシリン
ダを囲繞する導風部を一体に形成し、同導風部の
内面にフインを突設すると共に上記回転体ケース
の水平中心線より下方外周に設けた空気取入口を
同空気取入口の放射状中心線より下方へ傾斜させ
て形成したことである。
本考案は発動発電機に適用できる。
以下図面を参照して本考案による実施例につき
説明する。
第2図は本考案による1実施例の回転体ケース
を装備した機関の要部を示す断面図、第3図は第
2図の矢視図、第4図は第3図の−矢視断
面図、第5図は第3図の−矢視断面図、第6
図は第2図の−矢視断面図である。
図において、21はクランク軸で、クランクケ
ース22に軸受23を介して回転可能に支持され
ている。24はフライホイールで、クランク軸2
1にナツト25等で固定されている。26は連結
部材で、フランジ部26aはボルト27等により
フライホイール24の外側面に固定され、他端は
円錐部26bを経て外周がテーパ形状のテーパ軸
部26cを形成している。28は出力軸で、回転
体29と一体で、一端のテーパ状内周28aは連
結部材のテーパ軸部26cと嵌合すると共に、同
テーパ軸部26cに植込まれた植込みボルト30
が遊嵌する孔288bと、軸受31を支持する細
径部28cとから構成されている。植込みボルト
30に座金32を介してナツト33を螺合すると
ともに、ケース34に軸受31を介することによ
り出力軸28及び回転体29は回転可能に支持さ
れている。ケース34は空気取入口(図示せず)
を外周面に有するカバー35がボス34aにボル
ト36により着脱可能に取付けられると共に、固
定子37を介して植込みボルト38、ナツト39
等により回転体ケース40に固定されている。4
1は回転体ケース40とケース34にまたがつて
ボルト(図示せず)により固定されるカバーであ
る。
回転体ケース40は、上方部40aはシリンダ
42を囲繞すべく延出して、フイン40b,40
c及びボス40dを内面に形成している。フイン
40b,40cはフライホイール24側から送ら
れた冷却風をシリンダ42側へ効率良く導くと共
に、ボス40dにはボルト43が遊嵌してシリン
ダ42側のボス42aに螺合する。シリンダ42
及びクランクケース22とはボルト43及び44
により固定されている。40eは回転体ケース4
0の水平中心線より下半分の外周に複数個形成さ
れた空気取入れ用のスリツトで、放射状中心線L
より下方へ傾斜して、傾斜角αは下方へ向つて漸
減する。スリツト40eは所要吸入空気量との関
係で個数、大きさは適宜設定できると共に、設定
位置も回転体ケース40の中心線より下方であれ
ばよい。補強用リブ40fは雨水等がスリツト4
0eへ浸入するのを防止すると共に、上半分から
流下する雨水等を積極的に流下させるべく傾斜し
ている。
上記構成の場合の作用、効果について述べる。
導風部である上方部40aとフイン40b,4
0cを回転体ケース40と一体に形成することに
より、部品点数及び組立工数が低減すると共に、
装置全体がコンパクト化する。
また、空気取入用のスリツト40eを回転体ケ
ース40の中心線より下方の外周に設けると共
に、放射状中心線Lより下方に傾斜させたことに
より、雨水等の浸入は防止されることになる。さ
らに、リブ40fにより回転体ケース40の上半
分の外周に沿つて落下する雨水等も遮断して雨水
等がスリツト40eへ浸入するのをより完全に防
止する。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の内燃機関で駆動される回転機械
を示す断面図、第2図は本考案による1実施例の
回転体ケースを装備した機関の要部を示す断面
図、第3図は第2図の矢視図、第4図は第3図
の−矢視断面図、第5図は第3図の−矢
視断面図、第6図は第2図の−矢視断面図で
ある。 21……クランク軸、29……回転体、40…
…回転体ケース、40a……導風部、40e……
スリツト。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 空冷内燃機関のクランク軸に直結されて駆動さ
    れる発電機等の回転機械において、同回転機械を
    装着する回転体ケースの上方部に機関のシリンダ
    を囲繞する導風部を一体に形成し、同導風部の内
    面にフインを突設すると共に、上記回転体ケース
    の水平中心線より下方外周に設けた空気取入口を
    同空気取入口の放射状中心線より下方へ傾斜させ
    て形成したことを特徴とする内燃機関で駆動され
    る回転機械の回転体ケース。
JP82683U 1983-01-10 1983-01-10 内燃機関で駆動される回転機械の回転体ケ−ス Granted JPS59107016U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP82683U JPS59107016U (ja) 1983-01-10 1983-01-10 内燃機関で駆動される回転機械の回転体ケ−ス

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP82683U JPS59107016U (ja) 1983-01-10 1983-01-10 内燃機関で駆動される回転機械の回転体ケ−ス

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59107016U JPS59107016U (ja) 1984-07-19
JPS6350412Y2 true JPS6350412Y2 (ja) 1988-12-26

Family

ID=30132566

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP82683U Granted JPS59107016U (ja) 1983-01-10 1983-01-10 内燃機関で駆動される回転機械の回転体ケ−ス

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JP (1) JPS59107016U (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS59107016U (ja) 1984-07-19

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