JPH0124338Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0124338Y2 JPH0124338Y2 JP1983000825U JP82583U JPH0124338Y2 JP H0124338 Y2 JPH0124338 Y2 JP H0124338Y2 JP 1983000825 U JP1983000825 U JP 1983000825U JP 82583 U JP82583 U JP 82583U JP H0124338 Y2 JPH0124338 Y2 JP H0124338Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- body case
- rotating body
- flywheel
- internal combustion
- combustion engine
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000002485 combustion reaction Methods 0.000 claims description 11
- 238000001816 cooling Methods 0.000 claims description 8
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 210000003746 feather Anatomy 0.000 description 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 1
- 238000005192 partition Methods 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
- 230000002787 reinforcement Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Motor Or Generator Frames (AREA)
- Motor Or Generator Cooling System (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は内燃機関で駆動される回転機械の回転
体ケースに関する。
体ケースに関する。
第1図は従来の内燃機関で駆動される回転機械
(この場合は発電機)を示す断面図である。図に
おいて、1は内燃機関のクランク軸と回転機械の
回転軸を一体とした軸であり、軸受2,3,4で
支持されているが、同軸1は一体でなくても適宜
分割して結合してもよく、また軸受2の省略も可
能である。フライホイール5は軸1に回転体6と
共にナツト7で締付けられている。8は回転体ケ
ース9の数個所に設けられた冷却空気取入口であ
る。また回転体ケース9と固定子16を介して図
示せぬボルト等で固定されたケース17の端面に
は冷却空気取入口10が数個所設けられている。
フライホイール5の両面には羽根11及び12を
有している。13は仕切板で適当な方法により回
転体ケース9に固定されている。14は羽根1
1,12に相対する位置に回転体ケース9の外周
に全周にわたつて設けられた排風口、15は導風
板である。
(この場合は発電機)を示す断面図である。図に
おいて、1は内燃機関のクランク軸と回転機械の
回転軸を一体とした軸であり、軸受2,3,4で
支持されているが、同軸1は一体でなくても適宜
分割して結合してもよく、また軸受2の省略も可
能である。フライホイール5は軸1に回転体6と
共にナツト7で締付けられている。8は回転体ケ
ース9の数個所に設けられた冷却空気取入口であ
る。また回転体ケース9と固定子16を介して図
示せぬボルト等で固定されたケース17の端面に
は冷却空気取入口10が数個所設けられている。
フライホイール5の両面には羽根11及び12を
有している。13は仕切板で適当な方法により回
転体ケース9に固定されている。14は羽根1
1,12に相対する位置に回転体ケース9の外周
に全周にわたつて設けられた排風口、15は導風
板である。
冷却空気取入口8より入つた空気はa,b,c
の矢印で示した順に流れシリンダを冷却する。ま
た回転機械の冷却は、羽根12が遠心フアンの作
用を行うため、空気を取入口10より吸引し、
a′,b′,c′のように流れることにより冷却する。
の矢印で示した順に流れシリンダを冷却する。ま
た回転機械の冷却は、羽根12が遠心フアンの作
用を行うため、空気を取入口10より吸引し、
a′,b′,c′のように流れることにより冷却する。
しかし上記のものには次の欠点がある。
回転体ケース9はクランクケース18にボルト
(図示せず)等により固定されると共に、導風板
15の下端を固定している。即ち、導風板15は
回転体ケース9とは別体となつていると共に、上
端をシリンダヘツド19に下端を回転体ケース9
に夫々ボルト等で固定されているため、部品点数
が多く、従つて組立工数が多い。また、導風板1
5の内面に冷却風を導くフイン20(2点鎖線で
示す)を追加すると、さらに上記の問題が大きく
なる。
(図示せず)等により固定されると共に、導風板
15の下端を固定している。即ち、導風板15は
回転体ケース9とは別体となつていると共に、上
端をシリンダヘツド19に下端を回転体ケース9
に夫々ボルト等で固定されているため、部品点数
が多く、従つて組立工数が多い。また、導風板1
5の内面に冷却風を導くフイン20(2点鎖線で
示す)を追加すると、さらに上記の問題が大きく
なる。
また、排風口14が回転体ケース9の上半分の
外周に形成されるので、雨水等が浸入する問題が
ある。
外周に形成されるので、雨水等が浸入する問題が
ある。
本考案の目的は上記欠点を排除した回転体ケー
スを提供することであり、その特徴とするところ
は、空冷内燃機関のクランク軸に羽根付きフライ
ホイールを介して結合され駆動される発電機等の
回転機械において、上記内燃機関に結合され羽根
付きフライホイール及び回転機械を囲繞する回転
体ケースと、同回転体ケースのフライホイール外
周部分の上部内側に突設され冷却風を内燃機関の
シリンダ側へ導くフインと、同回転体ケースのフ
ライホイール外周部分と回転機械外周部分の接続
部内周に突設された環状リブと、同環状リブの回
転機械側で回転体ケースの下半分に設けられた複
数個の空気取入れ用スリツトと、同空気取入れ用
スリツトの上方で回転体ケースの外側に水平方向
に形成されたリブとを設けたことである。
スを提供することであり、その特徴とするところ
は、空冷内燃機関のクランク軸に羽根付きフライ
ホイールを介して結合され駆動される発電機等の
回転機械において、上記内燃機関に結合され羽根
付きフライホイール及び回転機械を囲繞する回転
体ケースと、同回転体ケースのフライホイール外
周部分の上部内側に突設され冷却風を内燃機関の
シリンダ側へ導くフインと、同回転体ケースのフ
ライホイール外周部分と回転機械外周部分の接続
部内周に突設された環状リブと、同環状リブの回
転機械側で回転体ケースの下半分に設けられた複
数個の空気取入れ用スリツトと、同空気取入れ用
スリツトの上方で回転体ケースの外側に水平方向
に形成されたリブとを設けたことである。
本考案は発動発電機に適用できる。
以下図面を参照して本考案による実施例につき
説明する。
説明する。
第2図は本考案による1実施例の回転体ケース
を装備した機関の要部を示す断面図、第3図は第
2図の矢視図、第4図は第3図の−矢視断
面図、第5図は第3図のV−矢視断面図、第6
図は第2図の−矢視断面図である。
を装備した機関の要部を示す断面図、第3図は第
2図の矢視図、第4図は第3図の−矢視断
面図、第5図は第3図のV−矢視断面図、第6
図は第2図の−矢視断面図である。
図において、21はクランク軸で、クランクケ
ース22に軸受23を介して回転可能に支持され
ている。24はフライホイールで、クランク軸2
1にナツト25等で固定されている。26は連結
部材で、フランジ部26aはボルト27等により
フライホイール24の外側面に固定され、他端は
円錐部26bを経て外周がテーパ形状のテーパ軸
部26cを形成している。28は出力軸で、回転
体29と一体で、一端のテーパ状内周28aは連
結部材のテーパ軸部26cと嵌合すると共に、同
テーパ軸部26cに植込まれた植込みボルト30
が遊嵌する孔28bと、軸受31を支持する細径
部28cとから構成されている。植込みボルト3
0に座金32を介してナツト33を螺合するとと
もに、ケース34に軸受31を介することにより
出力軸28及び回転体29は回転可能に支持され
ている。ケース34は空気取入口(図示せず)を
外周面に有するカバー35がボス34aにボルト
36により着脱可能に取付けられると共に、固定
子37を介して植込みボルト38、ナツト39等
により回転体ケース40に固定されている。41
は回転体ケース40とケース34にまたがつてボ
ルト(図示せず)により固定されるカバーであ
る。
ース22に軸受23を介して回転可能に支持され
ている。24はフライホイールで、クランク軸2
1にナツト25等で固定されている。26は連結
部材で、フランジ部26aはボルト27等により
フライホイール24の外側面に固定され、他端は
円錐部26bを経て外周がテーパ形状のテーパ軸
部26cを形成している。28は出力軸で、回転
体29と一体で、一端のテーパ状内周28aは連
結部材のテーパ軸部26cと嵌合すると共に、同
テーパ軸部26cに植込まれた植込みボルト30
が遊嵌する孔28bと、軸受31を支持する細径
部28cとから構成されている。植込みボルト3
0に座金32を介してナツト33を螺合するとと
もに、ケース34に軸受31を介することにより
出力軸28及び回転体29は回転可能に支持され
ている。ケース34は空気取入口(図示せず)を
外周面に有するカバー35がボス34aにボルト
36により着脱可能に取付けられると共に、固定
子37を介して植込みボルト38、ナツト39等
により回転体ケース40に固定されている。41
は回転体ケース40とケース34にまたがつてボ
ルト(図示せず)により固定されるカバーであ
る。
回転体ケース40は、上方部40aはシリンダ
42を囲繞すべく延出して、フイン40b,40
c及びボス40dを内面に形成している。フイン
40b,40cはフライホイール24側から送ら
れた冷却風をシリンダ42側へ効率良く導くと共
に、ボス40dにはボルト43が遊嵌してシリン
ダ42側のボス42aに螺合する。シリンダ42
及びクランクケース22とはボルト43及び44
により固定されている。40eは回転体ケース4
0の中心線より下半分の外周に複数個形成された
空気取入れ用のスリツトである。スリツト40e
は所要吸入空気量との関係で個数、大きさは適宜
設定できると共に、設置位置も回転体ケース40
の中心線より下方であればよい。補強用リブ40
fは雨水等がスリツト40eへ浸入するのを防止
する。
42を囲繞すべく延出して、フイン40b,40
c及びボス40dを内面に形成している。フイン
40b,40cはフライホイール24側から送ら
れた冷却風をシリンダ42側へ効率良く導くと共
に、ボス40dにはボルト43が遊嵌してシリン
ダ42側のボス42aに螺合する。シリンダ42
及びクランクケース22とはボルト43及び44
により固定されている。40eは回転体ケース4
0の中心線より下半分の外周に複数個形成された
空気取入れ用のスリツトである。スリツト40e
は所要吸入空気量との関係で個数、大きさは適宜
設定できると共に、設置位置も回転体ケース40
の中心線より下方であればよい。補強用リブ40
fは雨水等がスリツト40eへ浸入するのを防止
する。
上記構成の場合の作用、効果について述べる。
導風部である上方部40aとフイン40b,4
0cを回転体ケース40と一体に成形することに
より、部品点数及び組立工数が低減すると共に、
装置全体がコンパクト化する。
0cを回転体ケース40と一体に成形することに
より、部品点数及び組立工数が低減すると共に、
装置全体がコンパクト化する。
また、空気取入れ用のスリツト40eを回転体
ケース40の中心線より下方の外周に設けたこと
により、雨水等の浸入は防止されることになる。
さらに、リブ40fにより回転体ケース40の上
半分の外周に沿つて落下する雨水等も遮断して雨
水等がスリツト40eへ浸入するのをより完全に
防止する。
ケース40の中心線より下方の外周に設けたこと
により、雨水等の浸入は防止されることになる。
さらに、リブ40fにより回転体ケース40の上
半分の外周に沿つて落下する雨水等も遮断して雨
水等がスリツト40eへ浸入するのをより完全に
防止する。
第1図は従来の内燃機関で駆動される回転機械
を示す断面図、第2図は本考案による1実施例の
回転体ケースを装備した機関の要部を示す断面
図、第3図は第2図の矢視図、第4図は第3図
の−矢視断面図、第5図は第3図の−矢
視断面図、第6図は第2図の−矢視断面図で
ある。 21……クランク軸、29……回転体、40…
…回転体ケース、40a……導風部、40e……
スリツト。
を示す断面図、第2図は本考案による1実施例の
回転体ケースを装備した機関の要部を示す断面
図、第3図は第2図の矢視図、第4図は第3図
の−矢視断面図、第5図は第3図の−矢
視断面図、第6図は第2図の−矢視断面図で
ある。 21……クランク軸、29……回転体、40…
…回転体ケース、40a……導風部、40e……
スリツト。
Claims (1)
- 空冷内燃機関のクランク軸に羽根付きフライホ
イールを介して結合され駆動される発電機等の回
転機械において、上記内燃機関に結合され羽根付
きフライホイール及び回転機械を囲繞する回転体
ケースと、同回転体ケースのフライホイール外周
部分の上部内側に突設され冷却風を内燃機関のシ
リンダ側へ導くフインと、同回転体ケースのフラ
イホイール外周部分と回転機械外周部分の接続部
内周に突設された環状リブと、同環状リブの回転
機械側で回転体ケースの下半分に穿設された複数
個の空気取入れ用スリツトと、同空気取入れ用ス
リツトの上方で回転体ケースの外側に水平方向に
形成されたリブとを設けたことを特徴とする内燃
機関で駆動される回転機械の回転体ケース。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP82583U JPS59107015U (ja) | 1983-01-10 | 1983-01-10 | 内燃機関で駆動される回転機械の回転体ケ−ス |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP82583U JPS59107015U (ja) | 1983-01-10 | 1983-01-10 | 内燃機関で駆動される回転機械の回転体ケ−ス |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59107015U JPS59107015U (ja) | 1984-07-19 |
JPH0124338Y2 true JPH0124338Y2 (ja) | 1989-07-24 |
Family
ID=30132565
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP82583U Granted JPS59107015U (ja) | 1983-01-10 | 1983-01-10 | 内燃機関で駆動される回転機械の回転体ケ−ス |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59107015U (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS53133011U (ja) * | 1977-03-29 | 1978-10-21 |
-
1983
- 1983-01-10 JP JP82583U patent/JPS59107015U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS59107015U (ja) | 1984-07-19 |
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