JPS63500387A - ポリフェニレンエ−テルと線状ポリエステルとの耐溶剤性の相溶性配合物 - Google Patents

ポリフェニレンエ−テルと線状ポリエステルとの耐溶剤性の相溶性配合物

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ポリフェニレンエーテルと線状ポリエステルとの耐溶剤性の相溶性配合物 この出願は、係属中の米国特許出願節761.712号C1985年8月2日出 願)および同第828.410号(1986年2月11日出願)の一部継続出願 である。
この発明は、耐衝撃性、耐溶剤性、引張強さおよび熱安定性にすぐれた新規な樹 脂組成物に関する。さらに詳しくは本発明はポリフェニレンエーテルと線状ポリ エステルを含有するすぐれた組成物に関する。
ポリフェニレンエーテルは、すぐれた加水分解安定性、寸法安定性、靭性、耐熱 性および誘電特性を特色とする広範に使用されている1群の熱可塑性エンジニア リング樹脂である。ポリフェニレンエーテルは多様な状況下で高温条件にも耐え る。ポリフェニレンエーテルを含む組成物の多くは、もろいので、エラストマー のような衝撃改質剤と配合して成形用組成物とすることが多い。
自動車部品のような物品の成形に使用されるのを妨げているポリフェニレンエー テルの欠点は、無極性溶剤、例えばガソリンに対する耐溶剤性が低いことである 。耐溶剤性を上げるためには、ポリフェニレンエーテルを、結晶化度が高く、従 って耐溶剤性が高い樹脂と配合するのが望ましい。このような樹脂の例に、ポリ (アルキレンジカルボキシレート)、特にポリ(アルキレンテレフタレート)を 含む線状ポリエステル類が挙げられる。しかし、この種の配合物では、しばしば 相分離や層剥離が生じる。これらの配合物はほとんど、不完全に分散された大き なポリフェニレンエーテル粒子を含み、2つの樹脂相間には何の相互作用もない 。このような配合物から成形した成形品は、その典型的な特色として、衝撃強さ が極めて低い。
本発明は、高度の耐衝撃性および耐溶剤性を有する重合体配合物を提供する。本 発明はまた、ポリフェニレンエーテルおよびポリ(アルキレンジカルボキシレー ト)を含有する相溶性のよい重合体配合物、ならびに自動車部品などの製造に用 いるのに適当な成形用樹脂組成物を提供する。
本発明は、ポリフェニレンエーテルおよびポリ(アルキレンジカルボキシレート )を1:1のような高い重量比あるいは状況によってはもっと高い重量比で含有 する新種の相溶性配合物およびその製造方法の発見に基づくものである。本発明 によれば、この樹脂組成物には、衝撃改質剤、および実質的な割合の芳香族ポリ カーボネート構造単位を含む相溶化剤も導入されている。
従って、一つの観点によれば、本発明は、下記の樹脂成分およびその何らかの反 応生成物を含有する、すなわち、すべての樹脂成分の重量に基づいたパーセント 割合で表示して、 (A)約10−45%の、少なくとも1種のポリフェニレンエーテルまたはこれ と少なくとも1種のポリスチレンとの配合物、 (B)10−45%の少なくとも1種のポリ(アルキレンジカルボキシレート) 、但し成分A対成分Bの重量比は1.2:1以下、 (C)約g259fliの少なくとも1種の、ポリフェニレンエーテルと相溶性 の、エラストマー性衝撃改質剤、および (D)約3−40%の、実質的な割合の芳香族ポリカーボネート単位を含有し、 重量平均分子量がポリスチレンに対してゲル浸透クロマトグラフィで測定して約 40,000以上である少なくとも1種の重合体またはこれとスチレン単独重合 体との配合物、を含む樹脂組成物に係わる。
これらの組成物中の成分のいずれかあるいはすべてが配合時に化学的に相互作用 するかは定かでない。したがって、本発明は上記成分およびその何らかの反応生 成物ならびに後述する他の必要に応じて用いられる成分を含む組成物を包含する 。
本発明において、成分Aのすべてまたは一部として用いられるポリフェニレンエ ーテル(ポリフェニレンオキシドとしても知られる)は、次式: の構造単位を複数個含有する。上記単位のそれぞれにおいて独立に、各Q1はそ れぞれ独立にハロゲン、第一または第二低級アルキル(すなわち、炭素原子数7 個以下のアルキル)、フェニル、ハロアルキル、アミノアルキル、炭化水素オキ シ、またはハロゲン原子と酸素原子の間に2個以上の炭素原子が介在するハロゲ ン化炭化水素オキシであり、そして各Q2はそれぞれ独立にQlについて定義し た通りの水素、ハロゲン、第一または第二低級アルキル、フェニル、ハロアルキ ル、炭化水素オキシまたはノ)ロゲン化炭化水素オキシである。適当な第一低級 アルキル基の例には、メチル、エチル、n−プロピル、n−ブチル、イソブチル 、n−アミル、イソアミル、2−メチルブチル、n−ヘキシル、2.3−ジメチ ルブチル、2−23−または4−メチルペンチルおよび対応するヘプチル基があ る。第二低級アルキル基の例には、イソプロピル、S−ブチルおよび3−ペンチ ルがある。いずれのアルキル基も枝分れよりは直鎖であるのが好ましい。大抵の 場合、各Q1がアルキルまたはフェニル、特にCアルキルで、各Q2が水素であ る。
■−14 適当なポリフェニレンエーテルが多数の特許に開示されている。
単独重合体および共重合体のポリフェニレンエーテルの両方が包含される。単独 重合体としては、例えば2.6−シメチルー1,4−フェニレンエーテル単位を 含有するものが適当である。適当な共重合体には、このような単位を(例えば> 2.3.6−)ジメチル−1,4−フエニレンエーテル単位と組み合わせて含有 するランダム共重合体がある。単独重合体は勿論、多くの適当なランダム共重合 体が特許文献に開示されている。
分子量、溶融粘度および/または衝撃強さのような特性を変性する成分を含有す るポリフェニレンエーテルも包含される。このような重合体は特許文献に記載さ れ、ポリフェニレンエーテルに周知の方法で、アクリロニトリルやビニル芳香族 化合物(例えばスチレン)のようなビニル単量体またはポリスチレンやエラスト マーのような重合体をグラフトすることによって形成できる。代表的な生成物は 、グラフトされた部分とグラフトされていない部分の両方を含有する。。他の適 当な重合体にカップリング型ポリフェニレンエーテルがあり、ここではカップリ ング剤を周知の方法で2つのポリフェニレンエーテル鎖のヒドロキシ基と反応さ せて、ヒドロキシ基とカップリング剤との反応生成物を含有する分子量のもっと 大きい重合体を生成する。具体的なカップリング剤には低分子量ポリカーボネー ト、キノン化合物、複素環式化合物およびホルマール化合物がある。
ポリフェニレンエーテルは一般に、ゲル透過クロマトグラフィで測定して、数平 均分子量が約3.000−40゜000の範囲にあり、また重量平均分子量が約 20.00o−go、oooの範囲にある。その固有粘度は、クロロホルム中2 5℃で測定して、はとんどの場合約0.15−0.6dl/gの範囲で、好まし くは0.25dl/g以上である。
ポリフェニレンエーテルは代表的には、少なくとも1種の対応するモノヒドロキ シ芳香族化合物の酸化カップリングによって製造される。特に有用で入手しやす いモノヒドロキシ芳香族化合物は2,6−キシレノール(各Qlがメチルで、各 Q2が水素である)−二のときの重合体はポリ(2,6−シメチルー1,4−フ ェニレンエーテル)として特定できる−および2,3.6−)リメチルフェノー ル(各Q1と1つのQlがメチルで、他方のQlが水素である)である。
酸化カップリングによるポリフェニレンエーテルの製造には多種類の触媒系が知 られている。触媒の選択には特に限定がなく、周知の触媒のどれを用いてもよい 。大抵の場合、触媒は少なくとも1種の重金属化合物、例えば銅、マンガンまた はコバルト化合物を、通常種々の他の材料と組み合わせて含有する。
第1群の好適な触媒系は、銅化合物を含有する触媒系からなる。このような触媒 は、例えば米国特許第3.306゜874号、第3,306,875号、第3, 914,266号および第4,028,341号に開示されている。これらの触 媒系は通常、第一または第二銅イオンと、ハロゲン(すなわち塩素、臭素または ヨウ素)イオンと、少なくとも1種のアミンとの組合せである。
第2の好適な一群はマンガン化合物を含有する触媒系からなる。これは一般に、 二価のマンガンをハロゲン、アルコキシドまたはフェノキシトのようなアニオン と組み合わせたアルカリ性の系である。大抵はマンガンが1種以上の錯形成およ び/またはキレート形成剤、例えばジアルキルアミン、アルカノールアミン、ア ルキレンジアミン、0−ヒドロキシ芳香族アルデヒド、0−ヒドロキシアゾ化合 物、ω−ヒドロキシオキシム(単量体および重合体型)、〇−ヒドロキシアリー ルオキシムおよびβ−ジケトンとの錯体として存在する。周知のコバルト含有触 媒系も有用である。
ポリフェニレンエーテルの製造に適当なマンガンおよびコバルト含有触媒系は、 多数の特許および刊行物に開示されているので、当業界で周知である。
本発明で使用できるポリフェニレンエーテルには、次式の末端基の少なくとも一 方を有する分子を含むものがある。
ここでQlおよびQlは前記定義の通り、各R1はそれぞれ独立に水素またはア ルキルで、但し両方のR1基中の炭素原子の総数は6以下であり、そして各R2 はそれぞれ独立に水素または第一01−18アルキル基である。各R1が水素で 、各R2がアルキル、特にメチルまたはn−ブチルであるのが好ましい。
式Hの末端基(以下「アミノアルキル末端基」)を含有する重合体は、特に銅ま たはマンガン含有触媒を用いるとき、酸化カップリング反応混合物の1成分とし て適当な第一または第二モノアミンを導入することによって得ることができる。
このようなアミン、特にジアルキルアミン、そして好ましくはジ−n−ブチルア ミンおよびジメチルアミンは、大抵は1個以上のQ1基上のα水素原子の1つを 置換することによって、ポリフェニレンエーテルに化学結合されることが多い。
主要な反応部位は重合体鎖の末端単位上のヒドロキシ基に隣接するQl基である 。その後の加工および/または配合中に、アミノアルキル末端基には、おそらく は次式: のキノンメチド型中間体をもたらす種々の反応が生じ、その結果しばしば衝撃強 さの向上や他の配合成分との相溶化を含めた多数の有利な効果が得られる。この 点については米国特許第4,054,553号、第4.092,294号、第4 ,477.649号、第4,477.651号および第4,517.341号を 参照されたい。これらの特許の開示内容を先行技術として挙げておく。
式■の4−ヒドロキシビフェニル末端基を有する重合体は、代表的には、次式: のジフェノキノン副生物が存在する反応混合物がら、特に銅−ハロゲン−第二ま たは第三アミン系内で得られる。この点については、先行技術として挙げておく 米国特許第4゜234.706号および第4,482,697号の開示内容が関 連しており、また前掲の米国特許第4,477.649号の開示内容も適切であ る。このタイプの反応混合物では、ジフェノキノンは最終的に重合体中に相当な 割合で、多くは末端基として組み込まれる。
上述した条件下で得られる多くのポリフェニレンエーテルでは、重合体分子のか なりの割合、代表的には重合体の約90重量%もの分子が式]および■の一方ま たは多くの場合両方の末端基を含有する。しがし、他の末端基が存在してもよく 、本発明は広義には、ポリフェニレンエーテルの末端基の分子構造に依存しない ことを理解すべきである。
上述したところから当業者には、本発明に意図されるポリフェニレンエーテルは 、構造単位の変更やそれに付随する化学的特徴の変化に拘わりなく、現在知られ ているポリフェニレンエーテルのすべてを包含することが明らかである。
相当な量の未中和アミノ窒素を含有するポリフェニレンエーテルを用いると、条 件によっては、得られる組成物の衝撃強さが低くなって望ましくないことがある 。その考えられる理由を以下に説明する。アミノ化合物には、アミノアルキル末 端基のほかに、ポリフェニレンエーテルヲ形成するのに用いた触媒中の痕跡量の アミン(特に第二アミン)が含まれる。
さらに、ポリフェニレンエーテル中のアミノ化合物の実質的な割合を除去するか 不活性化することにより、組成物の特性をしばしば幾つかの面で、特に衝撃強さ の面で改良できることを見出した。このように処理した重合体は、以下「不活性 化ポリフェニレンエーテル」と称することもある。これらの重合体は、未中和ア ミノ窒素を、含有するとしても、goopp閣以下の量、特に約200−800  ppmの範囲の量含有するのが好ましい。種々の不活性化法が開示されており 、そのうちのどれをいくつ用いてもよい。
その方法の一つでは、ポリフェニレンエーテルを、アミン化合物を中和すること のできる、カルボン酸、酸無水物またはエステル基を含む非揮発性化合物1種以 上と予備配合する。この方法は、加熱変形に強い本発明の組成物を製造したいと きに、特に有利である。具体的な酸、無水物およびエステルは、クエン酸、リン ゴ酸、アガリシン酸、コハク酸、コハク酸無水物、マレイン酸、マレイン酸無水 物、シトラコン酸、シトラコン酸無水物、イタコン酸、イタコン酸無水物、フマ ル酸、マレイン酸ジエチルおよびフマル酸メチルである。アミノ化合物との反応 性が比較的高いことから、遊離カルボン酸、特にフマル酸が通常もっとも有用で ある。
ポリフェニレンエーテルと酸または無水物との反応は、溶液中または好ましくは 溶融状態で、約230−390℃の範囲内の温度に加熱することによって行うこ とができる。
一般にポリフェニレンエーテル100部(重量)当り約0゜3−2.0部、好ま しくは約0.5−1.5部の酸または無水物を用いる。上記反応は押出機または 同様の装置で行うのが好都合である。
別の不活性化法は、上述した条件下で、真空ガス抜きしながらポリフェニレンエ ーテルを押出す方法である。この方法は、予備押出工程(時には好ましい)また は本発明の組成物の押出中のいずれかで、押出機のガス抜き口を約20Torr 以下の真空に引くことのできる真空ポンプにつなぐことによって行うことができ る。
これらの不活性化法は、アミノアルキル末端基が弐■で表わされるタイプのキノ ンメチドへ転換されることにより生じるアミンを含めて、重合体中のすべての痕 跡量の遊離アミン(主として第二アミン)を蒸発により除去または中和するのに 役立つと考えられる。アミン窒素含量が約6゜0ppII以下のポリフェニレン エーテルが本発明に特に有用であることを確かめた。しかし、本発明はいがなる 不活性化の理論にも左右されない。
酸または無水物との反応により、押出中の真空ガス抜きを併用して、不活性化ポ リフェニレンエーテルを製造する方法を、以下の実施例で具体的に示す。ここで の実施例中「部」はすべて重量基準である。
実 施 例 1 マレイン酸無水物1.43部と、数平均分子量が(ゲル透過クロマトグラフィで 測定して)約20.000で、固有粘度がクロロホルム中25℃で0.46dl /gであるポリ(2,6−シメチルー1.4−)ユニしンエーテル)100部と の混合物を、タンブラで15−30分間混練した後、20mm二軸スクリュ押出 機テ400rpa+ l;l:て約310−325℃の温度範囲で押出した。混 合物の供給速度は約524g/10分とした。押出機は押出中、真空ポンプで2 0Torr以下の圧力に真空ガス抜きした。生成物は所望通りの不活性化された ポリフェニレンエーテルであった。
実施例 2−5 マレイン酸無水物の代りに0.7.0.g、1.0および1.4部のフマル酸を 用い、約300−325℃の温度範囲で押出して、実施例1の手順を繰返した。
同様の生成物を得た。
実 施 例 6 フマル酸の代りに0.7部のクエン酸を用いて、実施例2の手順を繰返した。同 様の生成物を得た。
成分Aは少なくとも1種のポリスチレンも含有することができる。ここで用いる 用語「ポリスチレン」は、塊状重合、懸濁重合および乳化重合を含めて当業界で 周知の方法で製造され、次式: (式中のR3は水素、低級アルキルまたはハロゲンで、Zはビニル、ハロゲンま たは低級アルキルで、pは0−5である)の単量体から誘導された構造単位を2 5重量%以上含有する重合体を包含する。これらの樹脂には、スチレン、クロロ スチレンおよびビニルトルエンの単独重合体、スチレンと1種以上の単量体、例 えばアクリロニトリル、ブタジェン、α−メチルスチレン、エチルビニルベンゼ ン、ジビニルベンゼンおよびマレイン酸無水物とのランダム共重合体、並びにブ レンドおよびグラフトを含むゴム変性ポリスチレンがあり、ゴム変性ポリスチレ ンのゴムはポリブタジェン、または約98−70%のスチレンと約2−30%の ジエン単量体とのゴム状共重合体である。これらのゴム変性ポリスチレンには耐 衝撃性ポリスチレン、すなわちHIPSがある。
成分A中のポリスチレンの割合は、ポリフェニレンエーテルとポリスチレンがあ らゆる割合で混和性であるので、重要でない。成分Aは、ポリスチレンを含有す る場合、一般に約5−50重量%のポリスチレンを含有する。
成分Bは、少なくとも1種の線状ポリエステルである〇線状ポリエステルには、 熱可塑性ポリ(アルキレンジカルボキシレート)およびその脂環式類似物がある 。これらは代表的には次式: %式%() の構造単位を含有し、式中のR4は炭素原子数約2−10゜通例炭素原子数的2 −6の二価の飽和脂肪族または脂環式炭化水素基で、A1は炭素原子数約6−2 0の二価の芳香族基である。線状ポリエステルは、通常、少なくとも1種のジオ ール、例えばエチレングリコール、1,4−ブタンジオールまたは1,4−シク ロヘキサンジメタツールと少なくとも1種の芳香族ジカルボン酸、例えばイソフ タル酸またはテレフタル酸またはその低級アルキルエステルとの反応によって製 造される。ポリアルキレンテレフタレート、中でもポリエチレンおよびポリブチ レンテレフタレート、特に後者が好ましい。このようなポリエステルは当業界で 周知で、下記の米国特許に具体的に示されている。
2.465,319 3,047,5392.720,502 3.671.4 872.727.881 3,953.3942.822.34g 4,128 ,526ポリエステルには本発明の組成物が遭遇する高い押出および成形温度で 加水分解を受ける傾向があるので、成分Bとして用いるポリエステルが実質的に 水を含まないのが好ましい。
ポリエステルは一般に、数平均分子量が60重量%フェノールと40重量%1. 1.2.2−テトラクロロエタンの混合液中30℃での固有粘度(IV)で測定 して、約20.000−70,000の範囲にある。耐熱変形性が重要な因子で あるときには、ポリエステルの分子量が比較的高くなければならず、代表的には 約40,000より高くなければならない。
本発明の組成物にはポリ(アルキレンジカルボキシレート)とカーボネート単位 を含む重合体の両方が存在するので、エステル−カーボネート交換が起り、一方 または両方の重合体が劣化する可能性があり、特に高い成形温度ではその可能性 が大きい。従って、場合によっては、エステル−カーボネート交換を抑制する薬 剤を、代表的には全ポリエステルの約0.01−7.5重量%の量組成物中に導 入するのが好ましい。一般に、この交換抑制剤はポリエステルと予備配合するの が好ましい。これは、交換抑制剤を直接本発明の組成物に導入すると、組成物の 衝撃強さが大幅に低減するのがしばしば認められるためである。予備配合は、直 接配合によって行っても、また濃厚物、代表的にはポリエステルの約1−25重 量%との濃厚物をつくり、その濃厚物をポリエステルの残部に添加することによ って行ってもよい。
具体的な交換抑制剤は、米国特許第4.452.932号に開示されたヒドロキ シベンゾフェノンのようなヒドロキシ芳香族化合物;米国特許第4.452,9 33号に開示されたサリチル酸メチルのようなサリチル酸エステル化合物;およ び米国特許第4.532,290号に開示された燐酸二水素ナトリウムおよびカ リウムである。上記特許すべてのポリエステルに関する開示内容もここに先行技 術として挙げておく。
成分Cは、少なくとも1種の、ポリフェニレンエーテルと相溶性の、エラストマ ー性衝撃改質剤である。衝撃改質剤としては、種々のエラストマー性共重合体が 適当で、その具体例には、(例えば)スルホネートまたはホスホネート基で官能 化されているものあるいは官能化されていないものも含めたエチレン−プロピレ ン−ジエン重合体(EPDM);スチレンのようなアルケニル芳香族化合物と重 合性オレフィンまたはジエン、例えばブタジェン、イソプレン、クロロブレン、 エチレン、プロピレンおよびブチレンとのブロック共重合体;ならびに例えばポ リ(アルキルアクリレート)のコアがポリスチレンのシェルに相互浸透網状組織 を介して結合したコアーシェル型エラストマーがある。このようなコアーシェル 型エラストマーは、本出願人の所有する係属中の米国特許出願第811,800 号(1985年12月20日出願)に詳しく開示されている。
衝撃改質剤としては、アルケニル芳香族化合物とジエントノフ。ツク(代表的に はジブロック、トリブロックまたハラシアルテレブロック)共重合体が好ましい 。大抵の場合、少なくとも1つのブロックをスチレンから誘導し、少なくとも1 つの他のブロックをブタジェンおよびイソプレンの少なくとも一方から誘導する 。ポリスチレン末端ブロックとジエンから誘導した中間ブロックを有するトリプ ロッタ共重合体が特に好適である。共重合体中の脂肪族不飽和を選択的水素化に より(好ましくは)取除くか、低減するのが有利なことが多い。衝撃改質剤の重 量平均分子量は代表的には約40.000−300.000の範囲にある。
このタイプのブロック共重合体は、シェルやケミカル社(Shell CheI Ilcal Company)から商標名クラトン(KRATON)にて市販さ れており、クラトンD1101.G1650、G1651.G1652.G16 57およびG1702がある。
本発明によれば、成分AおよびBの配合物が不相溶性になる傾向を、組成物に成 分pを導入することにより克服する。成分りの必須成分は実質的な割合の芳香族 ポリカーボネート単位を含有する重合体である。
このタイプの重合体としては、芳香族ポリカーボネート単独重合体が好ましい。
このような単独重合体中の構造単位は一般に次式: %式% で表わされ、式中のA2は芳香族基である。適当なp、2Bとしては、m−フェ ニレン、p−フェニレン、4.4’ −ビフェニレン、2.2−ビス(4−フェ ニレン)プロパン〜2.2−ビス(3,5−ジメチル−4−フェニレン)プロパ ンおよび同様の基、例えば米国特許第4,217,438号に名称または式(一 般式または特定の式)で開示されたジヒドロキシ芳香族化合物に対応する基があ る。非炭化水素成分を含む基も包含される。これらの基はクロロ、ニトロ、アル コキシなどの置換基でも、チオ、スルホキシ、スルホン、エステル、アミド、エ ーテルおよびカルボニルのような連結基でもよい。しかし、大抵はすべてのA2 基が炭化水素基である。
A2基は次式: %式%() で表わされるものが好ましく、式中のA3およびA4はそれぞれ二価の単環芳香 族基であり、YはA3とA4とを1個または2個の原子で隔離する連結基である 。式■中の結合手はA3およびA4のYに対するメタまたはパラ位にあるのが普 通である。このようなA2基は、式HO−A3−Y−A4−0I(のビスフェノ ールから誘導されると考えることができる。以下でしばしばビスフェノールに言 及するが、ビスフェノール以外の適当な化合物から誘導されたA2基を用いるの も適当であることを理解しておくべきである。
式■において、A3およびA4Jiは非置換フェニレンまたはその置換誘導体と することができ、具体的な置換基(1個またはそれ以上)にはアルキル、アルケ ニル(例えば架橋可能かつグラフト可能な成分、例えばビニルおよびアリル)、 ハロ(特にクロロおよび/またはブロモ)、ニトロ、アルコキシなどがある。非 置換のフェニレン基が好適である。A3およびA4両方がp−フェニレンである のが好ましいが、両方がO−またはm−フエニ1ノンでも、片方が0−またはm −フェニレンで、他方がp−フェニレンでもよい。
連結基Yは1個または2個の原子、好ましくは1個の原子でA3とA4を隔離す る基である。これは大抵は炭化水素基、特に飽和基、例えばメチレン、シクロへ キシルメチレン、2− [2,2,11−ビシクロへブチルメチレン、エチレン 、2.2−プロピレン、1.1− (2,2−ジメチルプロピレン)、1.1− シクロヘキシレン、1.1−シクロベンタデシレン、1.1−シクロヘキシレン または2.2−アダマンチレン、特にgetl−アルキレン基である。
しかし、不飽和基およびすべてまたは一部が炭素および水素以外の原子からなる 基も包含される。このような基の例には、2,2−ジクロロエチリデン、カルボ ニル、チオおよびスルホンがある。入手しやすいのと本発明の目的に特に適当で あることから、式■の基としては、ビスフェノールAから誘導され、Yがインプ ロピリデンで、A3およびA4がそれぞれp−フェニレンである2、2−ビス( 4−フェニレン)プロパン基が好ましい。
ポリカーボネート単独重合体を製造する種々の方法が知られており、成分りを製 造するのにそのうちどれを用いてもよい。ホスゲンをビスフェノール化合物と反 応させる界面法およびその他の方法、ビスフェノール化合物をジアリールカーボ ネートと反応させるエステル交換法、そして環状ポリカーボネートオリゴマーを 線状ポリカーボネートに転換する方法が挙げられる。後者の方法は欧州特許出願 箱162.379号および本出願人の所有する係属中の米国特許出願第704. 122号(1985年2月22日出願)および同第723,672号(1985 年4月16日出願)に開示されている。
各種のコポリカーボネートも成分りとして有用である。
その−例は、少なくとも1種のジヒドロキシ芳香族化合物をホスゲンと少なくと も1種のジカルボン酸クロリド、特に塩化イソフタロイル、塩化テレフタロイル またはその両方の混合物と反応させて得られるタイプのポリエステル−ポリカー ボネートである。このようなポリエステル−ポリカーボネートは、式■の構造単 位およびこれと結合した次式: の単位を含有し、式中のA5は芳香族基、通常p−またはm−フェニレン基であ る。他の例に、例えば米国特許第3゜189.662号および第3.419.6 34号に開示されたシロキサン−カーボネートブロック共重合体や、米国特許第 4.374,223号および第4,436.876号のポリフェニレンエーテル −ポリカーボネートブロック共重合体があり、これらのブロック共重合体を用い ると、組成物の加熱変形温度がホモポリカーボネートを含有する組成物より著し く高くなることが多い。上掲の特許および特許出願のポリカーボネートおよびコ ポリカーボネートに関する開示内容をここに先行技術として挙げておく。
コポリカーボネートは、大抵の場合、約20重量%以上のカーボネート構造単位 を含有しなければならない。共重合単位がエステル単位以外であるときは、重合 体に約45%以上のカーボネート単位を含有させるのが好ましい。
ホモまたはコポリカーボネートの重量平均分子量は、衝撃強さを最高にするため には(ポリスチレンに対してゲル透過クロマトグラフィで測定して)約40,0 00以上とする必要がある。重量平均分子量は大抵約40,000−go、oo oの範囲、特に約50,000−80,000の範囲にある。しかし、成分りが 約80,000−200゜000の範囲の゛分子量を有する組成物は、後述する ように、しばしば極めて高い衝撃強さを示す。
大抵の場合、成分りはポリカーボネートまたはコポリカーボネートのみからなる 。すなわち、この重合体が不純物を除いては成分全体を占める。しかし、成分り として、ポリカーボネートまたはポリエステル−ポリカーボネートとスチレン単 独重合体、代表的には数平均分子量約50.000−250,000のスチレン 単独重合体との配合物を用いることも本発明の範囲内に入る。このような配合物 は一般に50%以上のポリカーボネートまたはポリエユテルーポリカーボネート を含有する。
本発明では種々のポリスチレンを成分A、CおよびDのすべてもしくは一部に用 いるのが可能である。しかし、特定に使用されるポリスチレンは個々に種々の点 で異なる。
成分A中のポリスチレンは単独重合体、ランダム共重合体またはゴム変性ポリス チレンであり、成分Cではブロックまたはコアーシェル共重合体がよく、そして 成分りには単独重合体を用いる。さらに、ポリスチレンは、成分AおよびDいず れかに含まれるのなら、通常その一方のみに存在する。
ポリエステル−芳香族ポリカーボネート配合物を、成分BおよびDの一部または すべての材料として用いることも本発明の範囲内に入る。後述するように、この ような配合物を用いると、成分の割合の融通が幾分増す。
特に、不活性化ポリフェニレンエーテルおよび比較的少量のポリカーボネートを 含有する組成物では、組成物中に(E)少なくとも1個のシアヌレートまたはイ ソシアヌレート成分を含有する化合物および複数個のエポキシド成分を含有する 化合物から選ばれる少なくとも1種の化合物も配合すると、衝撃強さおよび/ま たは耐熱変形性が向上することがしばしば認められる。具体的なシアヌレートお よびインシアヌレートは、塩化シアヌル、トリエチルシアヌレート、トリアリル シアヌレート、トリアリルイソシアヌレートおよびトリフェニルシアヌレートで ある。エポキシド化合物には、グリシジルアクリレートおよびグリシジルメタク リレートのような化合物の単独重合体ならびにその共重合体があり、共単量体と しては低級アルキルアクリレート、メチルメタクリレート、アクリロニトリルお よびスチレンが好ましい。エポキシ置換シアヌレートおよびイソシアヌレート、 例えばトリグリシジルイソシアヌレートも有用である。
種々の点で、本発明の組成物中の諸成分の割合は重要な考慮事項である。一般に 、成分AおよびBがそれぞれ上記組成物中に、全樹脂成分の約10−45%、好 ましくは約15−45%の全存在することが意図されている。さらに、成分A対 成分Bの重量比を1.2=1以下とすべきである。
成分Aの量がそれより多いと、組成物の衝撃強さが急激に低下するからである。
上記重量比を約0.7−1.Q: 1とするのが好ましい。
成分C1すなわちエラストマー性衝撃改質剤は、約8−25%、特に約10−2 0%の全含有させることができる。
成分Cの割合を少なくすると、加熱変形温度が高くなることが多いので、高い耐 熱変形性が望ましいときには成分Cのレベルを最小に抑える必要がある。
成分D1すなわち相溶化用重合体の割合に関しては、本発明では主に3つの実施 態様があるが、これらの実施態様以外の例も考慮されている。第1の実施態様に は、約10−40%の成分りを含有する組成物が含まれる。このような組成物で は、成分Aが不活性化されていないポリフェニレンエーテルであるのが代表的で ある。はとんどの例では、このような組成物中の成分Aのレベルを15−35% 、成分Bのレベルを15−35%、成分りのレベルを20−40%とするのが、 衝撃強さを最大にする上で好ましい。
成分Aが不活性化されておらず、成分BおよびDを全量または部分的にポリエス テル−芳香族ポリカーボネート配合物により供給する場合には、ある成分を上述 した割合の範囲外の割合で用いることにより所望の高い衝撃強さを得ることがし ばしば可能である。このことは少なくとも2つの点、すなわち成分Aに対して成 分Bを低い割合で用いる可能性と、成分りを40%より多く用いる可能性とで、 言える。従って本発明は、別の観点がらは、下記の成分およびその何らかの反応 生成物、すなわち成分Aとして約15−35%のポリフェニレンエーテル、約1 0−35%の成分B、約10−25%の成分C1および成分りとして約12−5 0%の少なくとも1種の芳香族ポリカーボネートを含有し、但し成分Bのすべて と成分りの約60%以上がポリ(アルキレンジカルボキシレート)−芳香族ポリ カーボネート配合物として供給され、成分A対成分Bの重量比が約1.8:1以 下、好ましくは約0.7−1.8:1である組成物である。
第2の実施態様では、成分Aが不活性化ポリフェニレンエーテルであり、成分A およびBの割合がそれぞれ30−45%である。成分りの割合は約3−10%で 、配合物にはさらに成分Eを、全成分A、B、CおよびDの100部当り約0. 1−3.0部、好ましくは約0.25部以上の全含有させることができる。この 実施態様は多くの場合、加熱変形温度が比較的高い点に特色がある。
単一配合操作で他の成分と配合することにより成分Eを導入することが、この第 2の実施態様の範囲内に含まれる。
しかし、成分Eを成分Bと予備混合する、代表的にはドライ混合と引続いての予 備押出により予備混合するのが好ましいことが多い。このような予備混合を行う と、おそらく後述するように分子量を増大することにより、成分Bの溶融粘度が 増加し、またしばしば本発明の組成物の衝撃強さも増加する。
第3の実施態様では、成分Aが不活性化ポリフェニレンエーテルであり、ポリカ ーボネートが約80.000−2oo、ooo、好ましくは約150,000− 200.000の範囲の重量平均分子量を有する。これらのポリカーボネートお よび他の成分が第2の実施態様におけると同じ割合で存在する組成物は一般に、 成分Eがなくても衝撃強さが高いことを特色としている。
本発明の組成物中の不活性化ポリフェニレンエーテルおよび成分Eの化学的な役 割は完全には理解されていないし、本発明の基礎として特に化学的理論に依拠す ることはない。
しかし、ポリフェニレンエーテル中にアミノ化合物がある最低の割合を超えて存 在すると、それが原因でポリカーボネートの分子量が低下すると考えられる。こ のようなアミノ化合物には、アミノアルキル末端基のほかに、ポリフェニレンエ ーテルの形成に用いた触媒中の痕跡量のアミン(特に第二アミン)が含まれる。
もしそうだとすると、このようなアミノ化合物の大部分の除去または中和により ポリカーボネートに高分子量が維持され、従ってポリカーボネートの相溶化剤と しての効果が最大になる環境がもたらされる。
本発明の組成物は、走査型電子顕微鏡によれば、ポリフェニレンエーテル(成分 A)の粒子が連続ポリエステル含有相中に分散されて実質的に成っていることが わかった。
上記粒子の寸法および形状は、組成物中のポリフェニレンエーテルの割合などの 要因とともに変化する。エラストマー性衝撃改質剤(成分C)ははソ完全に分散 相内に存在する。分散相粒子の寸法および形状および/またはその連続相への接 着の度合から、本組成物は層剥離や同じようなタイプの応力破損に極めて強い。
組成物に他の通常用いられる成分、例えば充填剤、難燃剤、顔料、染料、安定剤 、帯電防止剤、離型剤などを含有させることも、本発明の範囲内に含まれる。他 の樹脂成分を存在させることも意図されている。このようなものには、成分Bと 相溶性の衝撃改質剤、例えばブタジェン、スチレン、ブチルアクリレートおよび メチルメタクリレートのような単量体の種々のグラフトおよびコアーシェル共重 合体がある。本発明に使用する前に、この種の衝撃改質剤を成分Bと予備押出す るのが好ましいことが多い。この方法により、低温での延性の改良された組成物 を製造することができる。
他の樹脂成分として、成分A用の他の衝撃および加工改質剤、例えばオレフィン 共重合体も包含される。一般に、他の樹脂成分が存在する場合、その量は全樹脂 の約15%を超えない。
本発明の組成物の製造は、その成分を均質配合物の形成に適当な条件下で単に配 合することにより通常行われる。
このような条件にはしばしば、組成物に相当な剪断力を加えて粒度を減少させる スクリュ型または類似の押出機で便宜に行われる押出が含まれる。押出温度は通 常的100゜−325℃の範囲とする。
押出条件は、組成物の衝撃強さその他の特性に影響を与える。例えば、組成物を 2回以上押出して効果的な配合を確保すれば組成物の衝撃強さが向上することが ある。
別の実施態様では、材料導入用の供給口を2つ以上もち、一つの供給口が他の供 給口より下流にある単一押出機を使用する。成分Aまたはその製造用の反応物質 と成分Cの少なくとも一部を第1供給口から導入し、好ましくは約300−35 0℃の範囲の温度で押出す。押出機のこの部分を真空ガス抜きするのが好ましい 。
残りの成分を下流の供給口から導入し、押出しを続けるが、上記より低い温度で 押出しを続けて成分BおよびCの分解を抑えるのが好ましい。分解をさらに抑え るために、この時点で成分Cの一部を導入するのが有利である。この段階での代 表的な押出温度は約260−320℃の範囲になる。
本発明を具体的に示す下記の実施例においては、次の通りの配合成分を使用した 。
成分 A PPE−ポリ(2,6−シメチルー1,4−)ユニレンエーテル)、数平均分子 量約20,000、固有粘度0. 46dl/g (クロロホルム中25℃)。
約1000 ppmの窒素を含有することを確認。
実施例1など一表示した実施例の生成物。実施例2の生成物は約600 ppm の窒素を含有。
実施例2(など) −NVV−実施例2(など)の生成物に似ているが、真空ガ ス抜きではなく大気圧ガス抜きで製造した生成物。
PPE−VV−2軸スクリュ押出機で、約300−315℃の温度範囲内で、最 高圧力20Torrに真空ガス抜きして押出したPPE、438pp11の窒素 を含有。
成分 B PBT (50,000)およびPBT (25,000)−それぞれ数平均分 子量がゲル透過クロマトグラフィで測定して約50,000および25,000 であるポリ(ブチレンテレフタレート)。
PBT−ES−交換抑制剤としてNa )12 POaを含有するPBT (5 0,000) 、 NaH2PO4をポリエステルの一部と0,18重量%のレ ベルに予備配合し、その後20%のこのポリエステルを未処理のポリエステルと 配合した。
PET(28,000)およびPET (45,000)−それぞれ数平均分子 量が、フェノールと1.1゜2.2−テトラクロロエタンの3=2(重量)混合 液中30℃での固有粘度から測定して、約2111,000および45,000 であるポリ(エチレンテレフタレ5EBS −29,000の重量平均分子量を 有するポリスチレン末端ブロックと、116.000の重量平均分子量を有する 水素化ブタジェン中間ブロックとからなる市販のトリブロック共重合体。
5BS−SEBSに似ているが、水素化されていないブタジェン中間ブロックを 含むトリブロック共重合体。
5B(H) −重量平均分子量が約164,000゜ブタジェン対スチレン重量 比が約2;1で、ブタジェンブロックが水素化されているスチレン−ブタジェン ジブロック共重合体。
CS−ポリ(ブチルアクリレート)コアとポリスチレンシェルとが相互浸透網状 組織を介して連結されたコアーシェル重合体。
PC(43,000)、 PC(50,000)、PC(71,000) 、P C(192,000)−界面法で形成したそれぞれ重量平均分子量が約43,0 00.50,000.71,000および192,000であるビスフェノール Aホモポリカーボネート。
P C−Tra。8− ジフェニルカーボネートのエステル交換反応により形成 した、重量平均分子量が約37゜000であるビスフェノールAホモポリカーボ ネート。
5H−PC−界面法で形成した、重量平均分子量が約50.000である2、2 −ビス(3,5−ジメチル−4−ヒドロキシフェニル)プロパンポリカーボネー ト。
A11yl −P C−界面法で形成され、97.3モル%のビスフェノールA と2.7モル%の2,2−ビス(3−アリル−4−ヒドロキシフェニル)プロパ ンからなる、重量平均分子量約47,000のコポリカーボネート PPE−PC−2つのブロックが大体等しい分子量を有するブロックポリ(2, 6−シメチルー1,4−フェニレンエーテル)−ビスフェノールAポリカーボネ ート共重合体。
PE−PC−ビスフェノールAとホスゲンおよび塩化イソフタロイルと塩化テレ フタロイルの93ニア(重量)混合物との界面反応から製造され、78モル%の ポリエステル単位および22モル%のポリカーボネート単位を含み、重量平均分 子量が約50,000のポリエステル−ポリカーボネート。
PC−SIL−76%のビスフェノールAポリカーボネート単位と24%のポリ (ジメチルシロキサン)単位を含み、重量平均分子量が約50.000のブロッ ク共重合体。
PS−数平均分子量が約106,000、固有粘度がトルエン中25℃で0.8 0dl/gの市販のスチレン単独重合体。
成分 E TGIC−)リグリシジルイソシアヌレート。
GMA−固有粘度がクロロホルム中25℃で0.16のグリシジルメタクリレー ト単独重合体。
GMA−AA(15)およびGMA−AA (30)−グリシジルメタクリレー ト、メチルメタクリレートおよび低級アルキルアクリレートからなり、それぞれ 15重量26および30重量%のグリシジルメタクリレート単位を含有し、重量 平均分子量が約11,400および9.000である市販のターポリマー。
GMA−M−グリシジルメタクリレート(50重量%)とメチルメタクリレート からなり、重量平均分子量が約10.000の市販の共重合体。
GMA−S−グリシジルメタクリレート(50重量%)とスチレンからなり、重 量平均分子量が約11゜000の市販の共重合体。
GMA−S−M−グリシジルメタクリレート(50重量%)とスチレンとメチル メタクリレートからなり、重量平均分子量が約10.000の市販のターポリマ GMA−S−A (10A) 、GMA−5−A (10B)、GMA−5−A  (20) −グリシジルメタクリレートとスチレンとアクリロニトリルからな り、それぞれ10重量%、10重量%および20重量%のグリシジルメタクリレ ートを含有し、重量平均分子量が約8゜700.50,000および8.100 である市販のターポリマー。
実施例中のパーセント(%)および他の割合は重量基準で、全樹脂成分に基づく 。衝撃および引張値は英国単位で測定し、メートル単位に転換した。加熱変形温 度は、特記しない限り、0. 455MPaでの値である。
実施例 7−13 本発明による一連の組成物を製造するため、全成分をボールミルで172時間混 練し、二軸スクリュ押出機でスクリュ速度400 rpiにて120−287℃ で押出した。押出物を水中で急冷し、ペレットにした。次にベレットを試験片に 射出成形し、試験片をASTM方法D2s6に従ってノツチ付きアイゾツト#I !@強さについて評価した。(約105ジユール/mより大きい衝撃強さは通常 成形用組成物として適当であることの指標であり、約550より大きい値は特別 である。)一部の組成物はASTM方法D648に従って加熱変形温度について も試験した。アイゾツト試験材の破面を層剥離について検査したが、いずれも検 出されなかった。
関与パラメータと試験結果を第1表に記す。
第1表 実施例 7 g 9 10 1.1 12 1.3穀A: PPE 、 % 2 1. 27 25 25 21 21 21截L%: PBT(50,000) 29272525−− 29PF:r(28,000 ) −−−−29−−PET(45,000) −−−−−29−戯C,%: 5EBS 141.319− 1414−頗D: PC(50,000)、%  3833313136363Bアイゾツト衝撃強さ、ジュール/w 803 1 60 609 550 198 278 598実施例7の生成物の加熱変形温 度は106℃(1,1112MPaでは83℃)であった。
実施例 14 実施例7の配合物と同一組成の配合物の多重押出の効果および耐溶剤性を試験し た。1回の押出後、配合物のアイゾツト衝撃強さは454ジユ一ル/mであった 。2回目の押出を行うと衝撃強さが641ジユ一ル/mに増加した。
耐溶剤性試験では、衝撃強さ641ジユ一ル/mの試験片を応力をかけてガソリ ンに2日間浸漬した。すると衝撃強さは214ジユ一ル/mとなったが、この値 も十分に高い数字である。溶解や劣化の徴候は認められながった。
実施例 15−20 成分BおよびDとして他の樹脂を用いて実施例7の手順を繰返した。関与パラメ ータと結果を第■表に記す。いずれの試験片にも層剥離は認められなかつた。
第■表 実施例 15 16 17 18 19 208 A:PPE、% 2g 28 313134348 B: P肝−ヘ% 282831313434戯C:SE 田、% 191919191919IBD、%: PC(50,000) 25− 19− 12−PC(71,000) −25 −19−12アイゾツト衝撃強さ、ジュール/m 825 801 694 7 90 139 112加熱変形温度、”C111−−−127一実施例 21− 28 成分B、CおよびDとして他の樹脂を用いて実施例7の手順を繰返した。関与パ ラメータと結果を第■表に示す。
いずれの試験片にも層剥離は認められなかった。
第■表 実施例 21 22 23 24 25 2B 27 28穀A: PPE 、 % 21 21 21 28 21 3431 28穀B: PBT−器、%  29 29 29 2g 29 3431 28成分C: SE関、% 14  14 14 19 14 19 13 19穀り1%: PC(43,000) 3B −−−−−−−5H−PC−3818−−−−− PE−に −−−−25−−− PPE−に −−−−−122525 アイゾツト衝撃強さ、ジュール/m 176 278 182 449 251  117 784 732加熱変形温度、”C−−−−97150157149 特に実施例19と比較して実施例26−27、それに実施例15と比較して実施 例28を見ると、ブロックポリフェニレンエーテル−ポリカーボネートを含有す る組成物は、ホモポリカーボネートを含有する組成物と比べて、衝撃強さが同等 またはそれ以上である上、加熱変形温度ががなり高いことがわかる。
実施例 29−31 実施例7の手順に従って配合物を製造した。成分Bのすべてそして成分りのすべ てまたは一部を、39%のPBT−ES、49%のPC(50,000)、8. 5%の市販のブタジェン−スチレン−メチルメタクリレートグラフト共重合体お よび3.5%の種々の充填剤および安定剤を含有するポリエステル−ポリカーボ ネート配合物から供給した。
関与パラメータおよび結果を第■表に記す。いずれの試験片にも層剥離は認めら れなかった。
第■表 実施例 29 30 31 ポリエステル−ポリカーボネート配合物 64 32 50ポリカーボネート  − 3214 成分A%% 21.7 21.5 21.6成分阪% 25.8 12.7 2 0.0成分01% 14.5 14.3 14.4成分D1% 32.4 48 .7 39.8グラフト共重合体、% 5.B 2.8 4.4アイゾツト衝撃 強さ、ジュール/rn 481 529 534実施例 32−34 実施例7の手順に従って組成物を製造したが、本例では押出温度範囲を120− 260℃とした。これらの組成物において、成分Aは実施例1の生成物で、他の 成分は第7表に記載した通りである。
試験片を成形し、ノツチ付きアイゾツト衝撃強さ、加熱変形温度および引張特性 (ASTM方法D63g)について評価した。関与パラメータおよび結果を第7 表に記す。
第7表 成分A:実施例1、% 40 41.4 40成分B: PBT(50,00の 、% 40 41.4 40Bb C: SEB& % 12 9.1 12成 分D: PC(50,00の、% −8,18fAE: TGIC−phr − 0,50,8アイゾツト衝撃強さ、ジュール/m 107 168 267加熱 変形温度、”C−168158 降伏点引張強さ、MPa 44.9 − 46.0引張伸び、% 45 − 5 8 実施例 35 実施例34の組成物の試験片を、応力をかけてガソリンに3日間浸漬した。この 期間の終点でアイゾツト衝撃強さは155ジユール/ m s降伏点引張強さは 27.IMPa。
引張伸びは20%であった。同様の試験片を室温の水または沸点の水に3日間浸 漬したところ、そしてまた80℃で1週間エージングしたところ、重量および寸 法変化は1%よりずっと小さかった。
実施例 36−43 実施例32の手順に従って、実施例3の生成物およびその大気圧ガス抜き対応物 から組成物を製造した。関与パラメータおよび試験結果を第■表に記す。
実施例 44 実施例36の組成物の試験片を、応力をかけてガソリンに4日間浸漬した。この 期間の終点でアイゾツト衝撃強さは769ジユール/ m s降伏点引張強さは 33.9MPa。
引張伸びは144%であった。
実施例 45−48 実施例32の手順に従って、成分A、CおよびDを別の点で変えて組成物を製造 した。関与〕くラメータおよび試験結果を第■表に記す。
穀A、%: 実施例5 40 − −− PPE−VV −404040 穀B: PBT(50,000) 、% 40 40 40 40穀Cs %: 成分D1%: PC(50,000) 8 g −8 PC(192,000) −−8− 成分E: TGIC,phr O,80,5−0,5アイゾツト衝撃強さ、ジュ ール/11785 789 764 486加熱変形温度、’C−1137−一 実施例 49−51 実施例32の手順に従って、成分BおよびDとして下記の予備押出配合物を用い て組成物を製造した。
PBT (50,000) 69.55%PC(50,000) 15% PBT衝撃改質剤 15% 安定剤、交換抑制剤 0.45% PBT衝撃改質剤はrKM−330J 、すなわちローム・アンド拳ハース社( Rotv & Haas Company )から市販されているポリブチルア クリレート−ポリメチルメタクリレートコアーシェル重合体である。
実施例49−51についてのパラメータおよび試験結果を第■表に記す。
お)A、%: 実施例3 ae、e −− PPE−W −38,838,8 戯E1%、 3B、4 3B、4 36.4成分c: 5EPS%% 11.2  11.2 11.2戯D1%、 7.9 7.9 7.9 戯E: TGIC,phr O,40,4−KM−330,% 7.9 7.9  7.9アイゾツト衝撃強さ、ジュール/a 721 192 198実施例  52 上流と下流に2つの真空ガス抜き口および2つの装入口を有する二軸スクリュ押 出機を用いた。第1装入口に30部のPPE、14部の5EBSおよび少ない割 合の安定剤および顔料を装入した。これらの材料を約315−350℃の範囲の 温度および約150−205Torrの範囲の圧力で押出した。下流の装入口か ら46部のPBT (50,000)および10部のPC(71,000)を添 加し、押出しを260−315℃の範囲の温度および約635 Torrの圧力 で継続した。押出物は所望の生成物であった。
実施例 53−56 実施例32の手順に従って、成分りとして種々のポリカーボネートを用いて組成 物を製造した。関与パラメータおよび試験結果を第■表に記す。
第■表 頗A、 %: PPE−VV 40 − − 一 実施例2 − 40 40 40 1 B: PBT(50,000) 、% 40 40 40 40頗C: S E\% 12 12 12 12頗D:%: PC−Trans 8 8 8 − AIlyl−陀 −m−8 穀E:″TGIC,,phr −−0,5−アイゾツト衝撃強さ、ジュール1m  182 258 828 278実施例 57−67 実施例32の手順に従って、40%の実施例3の不活性化ポリフェニレンエーテ ル、40%のPBT(50,000) 、1296の5EBS、8%のPC(5 0,000)および成分Eとして種々の材料を含有する組成物を製造した。
成分Eの材料の種類と試験結果を第X表に記す。
第X表 アイゾツト 破断点 成 分 E 衝撃強さ 引張強さ 引張伸び実施例 種類 ff1(phr)  (ジュール/n) (MPa) (%)57 − − 219 38.8 45 58 T[l;ICO,887342,77859GMA 1.0 764 4 2.8 7180 GMA−AA(15) 1.0 657 41.7 506 1 G)tA−AA(30) 1.0 678 43.8 6862 CMA− 3−M 1.0 809 47.9 7963 GMA−9L、0 710 4 B、5 9864 GMA−M 1.0 587 48.2 8865 GMA −S−A(IOA) 1.0 B57 41.4 5366 GMA−8−A( IOB) 1.0 6g4 40.2 4967 0KA−9−A(20) 1 .0 G48 43.2 65第X表のデータから、本発明の組成物に成分Eの 各種材料を導入した結果として、衝撃強さが向上することがわかる。成分Eを含 有するこのような組成物は低温での衝撃強さも高い。例えば、実施例67の組成 物は一40℃でのアイゾツト衝撃強さが198ジユ一ル/mであった。
実施例 6g−70 実施例57−67の配合物と同様の配合物を、実施例2の生成物の代りにPPE −VVを用いて製造した。結果を第XI表に記す。
第 XI 表 69 GMA 1.0 680 70 GMA−M 1.0 660 実施例 71−75 これらの実施例は、ポリエステルを成分Eと予備配合することのポリエステル溶 融粘度への影響を示す。予備配合は、ドライ配合に続けて溶融押出しすることに より行った。
溶融粘度また数例ではメルトフローインデックス(溶融粘度に反比例する)を、 成分Eを添加せずに同様に押出した対照例と比較した。押出前のポリエステルの 溶融粘度は約7.500ポアズであった。
関与パラメータおよび試験結果を第X■表に記す。
対照例 −−5,90038,7 71TGICO,5419,000− 72TGIC1,0135,000− 73に14A 1.0 − 5.0 74 0KA−M 1.0 − 3.475 0KA−S−A(20) 1.0  − 4.5実施例 76−79 実施例32の手順に従って、40%の実施例2の不活性化ポリフェニレンエーテ ル、40%の実施例71−75+、:記載の通りにTGICと予備混合したポリ (ブチレンテレフタレート)、12%の5EBSおよび8%のPC(50゜00 0)を含有する組成物を製造した。これらの組成物と、未処理のポリ(ブチレン テレフタレート)かつ製造した対照例Iおよび■ならびにTGICを他の成分す べてとドライ配合した対照例■とを比較した。関与パラメータおよび試験結果を 第X■表に記す。
実施例 80 本例は、ポリフェニレンエーテルの窒素含量および分子量が衝撃強さに与える影 響を具体的に示す。実施例32の手順に従って、成分りとして界面法で製造した 2つの異なるビスフェノールAポリカーボネートを、成分Aとして官能化や真空 ガス抜きを行わない方法で製造した多数のポリフェニレンエーテルを用いて配合 物を製造した。成分BはPBT (50,000) 、成分Cは5EBSとした 。結果を第XrV表に記す。
第XIV表 ポリフェニレンエーテル ポリカーボネート アイゾツト衝撃固釘粘度(dl/ g) 窒素(ppm ) 分子量 強さくジュール1I11)0.48 102 0 50.000 200.40 11.15 1120 0.29 497 〃78 0.18 353 ” 22 0.53 578 〃57 0.4B 1020 71.000 260.40 1115 ” 2B 0.29 497 ” 115 0.18 353 〃22 0.53 576 〃285 窒素含Ek800ppm以下、固有粘度0.25dl/g以上のポリフェニレン エーテルを用いると、衝撃強さが比較的高くなることがわかる。
実施例 81 本例は、不活性化ポリフェニレンエーテルのフマル酸レベルが組成物の衝撃強さ に与える影響を示す。実施例32の手順を用いて、40%の種々のフマル酸で不 活性化したポリフェニレンエーテル、40%のPBT (50,000)、12 %の5EBS、896のPC(50,000)および場合により0.32phr のTGICから組成物を製造した。
組成物の衝撃強さを第XV表に記す。
第Xv表 衝撃強さ ポリフェニレンエーテル TGIC(ジュール/m)Ex、A なし 155 Ex、B なし 198 Ex、Cなし 294 Ex、A 有 700 Ex、B 有 774 Ex、C有 726 成分Eがない場合にはフマル酸のレベルが上がると衝撃強さが著しく増大するこ とが明らかである。成分Eが存在すると、必然的に衝撃強さが大幅に上昇するの で、フマル酸レベルの影響は目立たなくなる。
第X■表に示した重量比を有する組成物を、これらの成分をウェルナーーブレイ デラ−(Werner−Pfleiderer )二軸スクリュ押出機で配合、 押出すことにより製造した。
押出機には2つの段があった。PPE、ポリスチレンおよび半量の5EBSは、 均密な混合を確実にするため、押出機の供給口に供給した。この押出機の第1段 は約350−360℃の温度に設定し、溶融物に真空をかけた。PBT、PCお よび残りの5EBSを下流で、温度約240−250℃に設定した押出機の第2 段に供給した。この第2段では、高温に長時間さらされて成分が分解する可能性 を回避して、全成分の十分な剪断混合を行った。
押出物を水中で急冷し、ベレットにした。次にペレットを試験片に射出成形し、 試験片を加熱変形温度、チャンネル流れ、グイナタップ(Dynatup )衝 撃、ノツチ付きアイゾツト衝撃、引張降伏および引張伸びについて評価した。
試験結果を第XVI表に示す。
第XVI表 穀A1%: PPE 31.3 28J 28J ポリスチレン単独重合体a −9,4−成分B: PBT(50,000) 、 X 47.9 43.4 43.48 C: 5EBS、% 12.5 11. 3 11.3成分D: PC(71,000)、% 8.3 7.G 7.8特 性 加熱変形温度、”CI47 154 150チヤンネル流ね、Cff1 39. 4 53.3 48.3グイナタツプ衝撃、ジュール 室温 44.7 51.5 52.9 −29℃ 47.5 50.2 56.9ノツチ付きアイゾツト、ジュール/+ a 82g 862 851引張降伏、MPa 41.4 47.8 50.3 引張伸び、% 43 29 29 a シェル(Shell ) 203 、透明な結晶ポリスチレンb アメリカ ン・ヘキスト(American Hoechst) 1897、ゴム変性ポリ スチレン実施例 g 5−88 この一連の実施例では、実施例82−84について前述したのと同じ方法で配合 物を製造した。ポリフェニレンエーテル対ポリスチレン(アメリカン・ベキスト 189フ耐衝撃性ポリスチレン)の重量比を変えた。この一連の実施例で、成分 Bは45%のPBT (50,000) 、成分Cは12%の5EBS、そして 成分りは8%のPC(71゜000)とした。第X■表に、ポリフェニレンエー テルとポリスチレンをどのように変えたかを示し、物理的特性の試験結果を記す 。ポリフェニレンエーテルとポリスチレンの割合は広い範囲で変えることができ 、しかもなお多様な有用な熱可塑性生成物が得られることが明らかである。
第X■表 実施例 85 88 87 8g 対照組成 8A1%: PPE 35 30 25 20 0 HIPS 0 5 10 15 35 特性 加熱変形温度、”CI82 158 150 138 103チヤンネル流わ、 ctn 41.9 44.5 44.5 54.8 83.8ダイナタツプ衝撃 、ジュール 室温 50.2 47.5 54.2 50.2 17.6−29℃ 62.4  6B、4 54.2 47.5 −ノツチ付きアイゾツト、ジュール1I11 894 721 718 342 (19,4曲げ弾性率、GPa 1.85  1.90 1.91 1.85 1.70曲げ強さ、MPa 88.3 68. 9 G8.9 B4.8 49.6引張降伏、MPa 4B、2 49.0 4 5.5 48J 29.8引張伸び、% 33 30 43 38 8国際調査 報告 ANNEX To ’l’)!E !NTERNATIONAL 5EARCH REPORT ON

Claims (33)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.下記の樹脂成分およびその何らかの反応生成物を、すべての樹脂成分の重量 に基づいて、 (A)約10−45%の、少なくとも1種のポリフェニレンエーテルまたはこれ と少なくとも1種のポリスチレンとの配合物、 (B)約10−45%の少なくとも1種のポリ(アルキレンジカルボキシレート )、但し成分A対成分Bの重量比は1.2:1以下、 (C)約8−25%の少なくとも1種の、ポリフェニレンエーテルと相溶性の、 エラストマー性衝撃改質剤、および (D)約3−40%の、実質的な割合の芳香族ポリカーボネート単位を含有する 、重量平均分子量がポリスチレンに対してゲル透過クロマトグラフィで測定して 約40,000以上である少なくとも1種の重合体またはこれとスチレン単独重 合体との配合物、 のパーセント割合で含む樹脂組成物。
  2. 2.成分Aが上記ポリフェニレンエーテルと上記ポリスチレンの配合物である請 求の範囲第1項記載の組成物。
  3. 3.ポリフェニレンエーテルがポリ(2.6−ジメチル−1,4−フェニレンエ ーテル)である請求の範囲第2項記載の組成物。
  4. 4.ポリスチレンが単独重合体である請求の範囲第3項記載の組成物。
  5. 5.ポリスチレンがゴム変性ポリスチレンである請求の範囲第3項記載の組成物 。
  6. 6.成分Aがポリ(2,6−ジメチル−1,4−フェニレンエーテル)である請 求の範囲第2項記載の組成物。
  7. 7.成分AおよびBのそれぞれを約15−45%含有する請求の範囲第6項記載 の組成物。
  8. 8.成分Bがポリ(エチレンテレフタレート)またはポリ(ブチレンテレフタレ ート)で、成分Cが少なくとも1種のアルケニル芳香族化合物と少なくとも1種 のジエンとのブロック共重合体で、成分D中のポリカーボネート単位がビスフェ ノールAポリカーボネート単位である請求の範囲第6項記載の組成物。
  9. 9.成分Bが、数平均分子量約20,000−70,000の範囲にあるポリ( ブチレンテレフタレート)である請求の範囲第7項記載の組成物。
  10. 10.成分Cがトリブロック共重合体で、その末端ブロックがスチレンから誘導 され、中間ブロックがイソプレンおよびブタジエンの少なくとも一方から誘導さ れた請求の範囲第9項記載の組成物。
  11. 11.中間ブロック中の脂肪族不飽和が選択的水素化により除去されている請求 の範囲第10項記載の組成物。
  12. 12.成分Bがエステル−カーボネート交換を抑制する薬剤を含有する請求の範 囲第9項記載の組成物。
  13. 13.交換抑制剤が燐酸二水素ナトリウムである請求の範囲第12項記載の組成 物。
  14. 14.成分AおよびBの割合がそれぞれ約15−35%で、成分Cの割合が約1 0−20%で、成分Dの割合が約20−40%である請求の範囲第9項記載の組 成物。
  15. 15.成分Dが、重量平均分子量約40,000−80,000の範囲にあるポ リカーボネート単独重合体である請求の範囲第14項記載の組成物。
  16. 16.成分Dがポリエステル−ポリカーボネートである請求の範囲第14項記載 の組成物。
  17. 17.成分Dがポリ(2,6−ジメチル−1,4−フェニレンエーテル)−ポリ カーボネートブロック共重合体である請求の範囲第14項記載の組成物。
  18. 18.ポリフェニレンエーテルが800ppm以下の未中和アミノ窒素を含有し 、クロロホルム中25℃で測定して0.25以上の固有粘度を有し、成分Aおよ びBの割合がそれぞれ約30−45%で、成分Dの割合が約3−10%である請 求の範囲第9項記載の組成物。
  19. 19.成分Aがポリフェニレンエーテルで、このポリフェニレンエーテルがカル ボン酸基またはカルボン酸無水物基を含有する少なくとも1種の非揮発性化合物 との予備配合および真空ガス抜きを伴なう押出の少なくとも一方で不活性化され ている請求の範囲第18項記載の組成物。
  20. 20.成分Bがエステル−カーボネート交換を抑制する薬剤を含有する請求の範 囲第19項記載の組成物。
  21. 21.交換抑制剤が燐酸二水素ナトリウムである請求の範囲第20項記載の組成 物。
  22. 22.成分Dが重量平均分子量約80,000−200,000の範囲にあるポ リカーボネート単独重合体である請求の範囲第21項記載の組成物。
  23. 23.さらに(E)少なくとも1個のシアヌレートまたはイソシアヌレート成分 を含む化合物および複数個のエポキシド成分を含む化合物から選ばれる少なくと も1種の化合物が樹脂成分100部当り約0.1−1.0部の量で存在する請求 の範囲第21項記載の組成物。
  24. 24.成分Eがトリアリルシアヌレート、トリアリルイソシアヌレート、トリフ ェニルシアヌレートまたはトリグリシジルイソシアヌレートである請求の範囲第 23項記載の組成物。
  25. 25.成分Bがエステルーカーボネート交換を抑制する薬剤を含有する請求の範 囲第24項記載の組成物。
  26. 26.交換抑制剤が燐酸二水素ナトリウムである請求の範囲第25項記載の組成 物。
  27. 27.成分Dが重量平均分子量約40,000−80,000の範囲にあるポリ カーボネート単独重合体である請求の範囲第26項記載の組成物。
  28. 28.下記の成分およびその何らかの反応生成物を、すべての樹脂成分の重量に 基づいて、 (A)約15−35%の少なくとも1種のポリフェニレンエーテル、 (B)約10−35%の少なくとも1種のポリ(アルキレンジカルボキシレート )、 (C)約8−25%の少なくとも1種のポリフェニレンエーテルと相溶性の、エ ラストマー性衝撃改質剤および(D)約12−50%の少なくとも1種の芳香族 ポリカーボネート、 のパーセント割合で含み、但し成分Bのすべてと成分Dの約60%以上がポリ( アルキレンジカルボキシレート)一芳香族ポリカーボネート配合物として供給さ れ、成分A対成分Bの重量比が約1.8:1以下である、組成物。
  29. 29.成分Aがポリ(2,6−ジメチル−1,4−フェニレンエーテル)で、成 分Bがポリ(エチレンテレフタレート)またはポリ(ブチレンテレフタレート) で、成分Cが少なくとも1種のアルケニル芳香族化合物と少なくとも1種のジエ ンとのブロック共重合体で、成分DがビスフェノールAポリカーボネート単独重 合体である請求の範囲第28項記載の組成物。
  30. 30.成分Bが約20,000−70,000の範囲の数平均分子量を有するポ リ(ブチレンテレフタレート)で、成分Cがトリブロック共重合体で、その末端 ブロックがスチレンから誘導され、中間ブロックがイソプレンおよびブタジエン の少なくとも一方から誘導されかつ選択的に水素化されて脂肪族不飽和を除去さ れており、成分Dが約40,000−80,000の範囲の重量平均分子量を有 する請求の範囲第29項記載の組成物。
  31. 31.成分Bがエステル−カーボネート交換を抑制する薬剤を含有する請求の範 囲第30項記載の組成物。
  32. 32.交換抑制剤が燐酸二水素ナトリウムである請求の範囲第31項記載の組成 物。
  33. 33.約10−20%の成分Cおよび約20−40%の成分Dを含有し、成分A 対成分Bの重量比が約0.7−1.8:1である請求の範囲第32項記載の組成 物。
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